JP2860943B2 - 給湯用ヘッダー - Google Patents
給湯用ヘッダーInfo
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/24—Pipe joints or couplings
- B29L2031/246—T-joints
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は給湯器等の熱源機器から、温水を使用場所に
分配するための給湯用ヘッダーに関するものである。
分配するための給湯用ヘッダーに関するものである。
第3図は給湯配管系を示す配管図である。図におい
て、1はヘッダーで、給湯器等の熱源機器2から供給さ
れる温水を分配して、台所の蛇口3、洗面所の蛇口4、
浴室の蛇口5等に分配するようになっている。熱源機器
2は給水管6から供給される水を、ガス管7から供給さ
れるガスの燃焼により加熱し、給湯主管8からヘッダー
1に供給するようになっている。
て、1はヘッダーで、給湯器等の熱源機器2から供給さ
れる温水を分配して、台所の蛇口3、洗面所の蛇口4、
浴室の蛇口5等に分配するようになっている。熱源機器
2は給水管6から供給される水を、ガス管7から供給さ
れるガスの燃焼により加熱し、給湯主管8からヘッダー
1に供給するようになっている。
ヘッダー1は金属により中空状に形成され、1個の入
口側受口11および複数の同径の出口側受口12a、12b、12
c、12d…が設けられている。入口側受口11は給湯主管8
に、出口側受口12a、12b、12c、12d…は分岐管13a、13
b、13c、13d…にそれぞれねじ等の固着手段により接続
している。分岐管13a…は口径が蛇口3、4、5にそれ
ぞれの容量に応じた温水を供給するような分岐管になっ
ている。
口側受口11および複数の同径の出口側受口12a、12b、12
c、12d…が設けられている。入口側受口11は給湯主管8
に、出口側受口12a、12b、12c、12d…は分岐管13a、13
b、13c、13d…にそれぞれねじ等の固着手段により接続
している。分岐管13a…は口径が蛇口3、4、5にそれ
ぞれの容量に応じた温水を供給するような分岐管になっ
ている。
しかしながら従来のヘッダー1は金属により成形され
ているため、腐食しやすく、重質であるとともに、プラ
スチック配管との接続が困難であり、大量生産に適して
いないという問題点があった。
ているため、腐食しやすく、重質であるとともに、プラ
スチック配管との接続が困難であり、大量生産に適して
いないという問題点があった。
本発明の目的は、上記問題点を解決するため、軽量で
耐食性があり、プラスチック配管との接続が容易で、大
量生産に適した給湯用ヘッダーを提供することである。
耐食性があり、プラスチック配管との接続が容易で、大
量生産に適した給湯用ヘッダーを提供することである。
本発明は、表層または全体が熱可塑性樹脂からなる被
接続配管に溶着継手により接続されて、熱源機器からの
温水を分配するための給湯用ヘッダーであって、 架橋熱可塑性樹脂層により中空状に成形されたヘッダ
ー本体と、 架橋熱可塑性樹脂層によりヘッダー本体と一体成形さ
れた管状の入口側受口および複数の出口側受口と、 この受口の少なくとも一つが、架橋熱可塑性樹脂層の
外周部に一体的に積層された非架橋熱可塑性樹脂層を備
え、 管状の非架橋熱可塑性樹脂層を射出成形型内の前記受
口の外周部に対応する位置にインサートした状態で、架
橋性熱可塑性樹脂を射出して積層一体化した後、架橋性
熱可塑性樹脂を架橋させて架橋熱可塑性樹脂層が形成さ
れていることを特徴とする給湯用ヘッダーである。
接続配管に溶着継手により接続されて、熱源機器からの
温水を分配するための給湯用ヘッダーであって、 架橋熱可塑性樹脂層により中空状に成形されたヘッダ
ー本体と、 架橋熱可塑性樹脂層によりヘッダー本体と一体成形さ
れた管状の入口側受口および複数の出口側受口と、 この受口の少なくとも一つが、架橋熱可塑性樹脂層の
外周部に一体的に積層された非架橋熱可塑性樹脂層を備
え、 管状の非架橋熱可塑性樹脂層を射出成形型内の前記受
口の外周部に対応する位置にインサートした状態で、架
橋性熱可塑性樹脂を射出して積層一体化した後、架橋性
熱可塑性樹脂を架橋させて架橋熱可塑性樹脂層が形成さ
れていることを特徴とする給湯用ヘッダーである。
本発明では、架橋熱可塑性樹脂層と非架橋熱可塑性樹
脂層とは隣接して一体化している。架橋熱可塑性樹脂は
融着性を有しないため、架橋後の架橋熱可塑性樹脂と非
架橋熱可塑性樹脂を射出成形等により成形しても、それ
ぞれの層は分離して一体化しないが、未架橋の架橋性熱
可塑性樹脂と非架橋熱可塑性樹脂とを加熱成形して一体
化し、その後架橋性熱可塑性樹脂を架橋させると、架橋
熱可塑性樹脂と非架橋熱可塑性樹脂が一体化した積層体
が得られる。本発明ではこのように架橋熱可塑性樹脂層
と非架橋熱可塑性樹脂層が一体化した積層体を使用す
る。
脂層とは隣接して一体化している。架橋熱可塑性樹脂は
融着性を有しないため、架橋後の架橋熱可塑性樹脂と非
架橋熱可塑性樹脂を射出成形等により成形しても、それ
ぞれの層は分離して一体化しないが、未架橋の架橋性熱
可塑性樹脂と非架橋熱可塑性樹脂とを加熱成形して一体
化し、その後架橋性熱可塑性樹脂を架橋させると、架橋
熱可塑性樹脂と非架橋熱可塑性樹脂が一体化した積層体
が得られる。本発明ではこのように架橋熱可塑性樹脂層
と非架橋熱可塑性樹脂層が一体化した積層体を使用す
る。
架橋熱可塑性樹脂は、熱可塑性樹脂の分子間架橋によ
り立体構造となったものであり、シラン架橋熱可塑性樹
脂、ジビニルベンゼン架橋熱可塑性樹脂などの架橋剤に
より架橋したもののほか、有機過酸化物、放射線等によ
り直接架橋したものでもよい。
り立体構造となったものであり、シラン架橋熱可塑性樹
脂、ジビニルベンゼン架橋熱可塑性樹脂などの架橋剤に
より架橋したもののほか、有機過酸化物、放射線等によ
り直接架橋したものでもよい。
非架橋熱可塑性樹脂は一般に熱可塑性樹脂として使用
されている架橋性を有しない熱可塑性樹脂である。
されている架橋性を有しない熱可塑性樹脂である。
本発明に係わる熱可塑性樹脂としてはポリオレフィン
を例示でき、ポリオレフィンとしては、炭素数2〜20、
好ましくは2〜12のα−オレフィンの単独または共重合
体があげられる。好ましいα−オレフィンとしては、エ
チレン、プロピレン、ブテン−1、4−メチルペンテン
−1などがあげられる。
を例示でき、ポリオレフィンとしては、炭素数2〜20、
好ましくは2〜12のα−オレフィンの単独または共重合
体があげられる。好ましいα−オレフィンとしては、エ
チレン、プロピレン、ブテン−1、4−メチルペンテン
−1などがあげられる。
一部の受口に非架橋熱可塑性樹脂層を形成する場合、
他の受口には通常の配管との接続部材を取付けることが
できる。接続部材としては、ねじ等の接続端末への接続
部を一端に有する金属管などが使用できる。接続部材と
架橋熱可塑性樹脂層との固着は、変性熱可塑性樹脂等の
接着性材料により接着するのが好ましい。接着性材料は
接続部材と架橋熱可塑性樹脂層との間に介在させるのが
好ましいが、架橋熱可塑性樹脂層に分散していてもよ
い。
他の受口には通常の配管との接続部材を取付けることが
できる。接続部材としては、ねじ等の接続端末への接続
部を一端に有する金属管などが使用できる。接続部材と
架橋熱可塑性樹脂層との固着は、変性熱可塑性樹脂等の
接着性材料により接着するのが好ましい。接着性材料は
接続部材と架橋熱可塑性樹脂層との間に介在させるのが
好ましいが、架橋熱可塑性樹脂層に分散していてもよ
い。
変性熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィンをアクリ
ル酸、マイレン酸などの不飽和カルボン酸;無水マイレ
ン酸などの不飽和カルボン酸無水物;不飽和カルボン酸
のアミド;グリシジルメタクリレートなどの不飽和エポ
キシド等の変性モノマーグラフト共重合することによっ
て変性したものがある。変性熱可塑性樹脂中の変性モノ
マーの含有量は変性熱可塑性樹脂に対し0.001ないし5
重量%であることが望ましい。
ル酸、マイレン酸などの不飽和カルボン酸;無水マイレ
ン酸などの不飽和カルボン酸無水物;不飽和カルボン酸
のアミド;グリシジルメタクリレートなどの不飽和エポ
キシド等の変性モノマーグラフト共重合することによっ
て変性したものがある。変性熱可塑性樹脂中の変性モノ
マーの含有量は変性熱可塑性樹脂に対し0.001ないし5
重量%であることが望ましい。
本発明の給湯用ヘッダーは、管状の非架橋熱可塑性樹
脂層を、射出成形型内の前記受口の外周部に対応する位
置にインサートした状態で、架橋性熱可塑性樹脂を射出
して積層一体化した後、架橋性熱可塑性樹脂層を架橋さ
せて架橋熱可塑性樹脂層を形成することにより製造され
る。接続部材を取付ける場合は、後から取付けてもよい
が、変性熱可塑性樹脂等の接着性材料をコーティングし
た接続部材をインサートして射出成形することもでき
る。この場合、接着性材料は非架橋熱可塑性樹脂層にコ
ーティングせず、射出する架橋性熱可塑性樹脂中に分散
させておいてもよい。
脂層を、射出成形型内の前記受口の外周部に対応する位
置にインサートした状態で、架橋性熱可塑性樹脂を射出
して積層一体化した後、架橋性熱可塑性樹脂層を架橋さ
せて架橋熱可塑性樹脂層を形成することにより製造され
る。接続部材を取付ける場合は、後から取付けてもよい
が、変性熱可塑性樹脂等の接着性材料をコーティングし
た接続部材をインサートして射出成形することもでき
る。この場合、接着性材料は非架橋熱可塑性樹脂層にコ
ーティングせず、射出する架橋性熱可塑性樹脂中に分散
させておいてもよい。
こうして製造された給湯用ヘッダーは、熱源機器から
の給湯主管を入口側受口に接続し、各蛇口等への分岐管
を出口側受口に接続して使用する。このとき接続部材を
取付けた場合は、被接続配管の接続端末に接続部材を接
続する。熱可塑性樹脂チューブ等のプラスチック製の被
接続配管を接続する場合は、これらの被接続配管を入口
側または出口側受口と突合せ、その突合せ部付近をエレ
クトロフュージョン継手等の溶着継手で覆って溶着によ
り接合することができる。この場合溶着継手を変えるだ
けで、異なる口径の接続配管に接続することができ、こ
れにより受口ごとに給湯の分配量を変えることができ
る。
の給湯主管を入口側受口に接続し、各蛇口等への分岐管
を出口側受口に接続して使用する。このとき接続部材を
取付けた場合は、被接続配管の接続端末に接続部材を接
続する。熱可塑性樹脂チューブ等のプラスチック製の被
接続配管を接続する場合は、これらの被接続配管を入口
側または出口側受口と突合せ、その突合せ部付近をエレ
クトロフュージョン継手等の溶着継手で覆って溶着によ
り接合することができる。この場合溶着継手を変えるだ
けで、異なる口径の接続配管に接続することができ、こ
れにより受口ごとに給湯の分配量を変えることができ
る。
エレクトロフュージョン継手で接合する場合は、エレ
クトロフュージョン継手の非架橋熱可塑性樹脂層がヘッ
ダーおよび非接合配管の非架橋熱可塑性樹脂層と接する
ように取付け、エレクトロフュージョン継手の非架橋熱
可塑性樹脂層に設けられた電熱線に通電すると、非架橋
熱可塑性樹脂層が溶融して被接続配管に一体的に融着す
る。これによりヘッダーと被接続配管とを漏洩防止状態
で確実に接続することができる。
クトロフュージョン継手の非架橋熱可塑性樹脂層がヘッ
ダーおよび非接合配管の非架橋熱可塑性樹脂層と接する
ように取付け、エレクトロフュージョン継手の非架橋熱
可塑性樹脂層に設けられた電熱線に通電すると、非架橋
熱可塑性樹脂層が溶融して被接続配管に一体的に融着す
る。これによりヘッダーと被接続配管とを漏洩防止状態
で確実に接続することができる。
被接続配管としては表層または全体が熱可塑性樹脂、
特に相溶性を有する樹脂からなるものが好ましく、非架
橋の熱可塑性樹脂からなるものは特に優れた融着性を示
す。
特に相溶性を有する樹脂からなるものが好ましく、非架
橋の熱可塑性樹脂からなるものは特に優れた融着性を示
す。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。第1図
および第2図は別の実施例の給湯用ヘッダーの一部を断
面で示す正面図である。
および第2図は別の実施例の給湯用ヘッダーの一部を断
面で示す正面図である。
ヘッダー1は、中空状のヘッダー本体1aと、管状の入
口側受口11および複数の出口側受口12a、12b、12c、12d
の架橋ポリオレフィン層21とが架橋ポリオレフィンによ
り一体成形されている。入口側受口11はヘッダー1の一
端側に開口し、出口側受口12a…はこれと直角方向に開
口するように列状に設けられている。
口側受口11および複数の出口側受口12a、12b、12c、12d
の架橋ポリオレフィン層21とが架橋ポリオレフィンによ
り一体成形されている。入口側受口11はヘッダー1の一
端側に開口し、出口側受口12a…はこれと直角方向に開
口するように列状に設けられている。
受口11、12a…のうち、第1図ではすべての受口、第
2図では出口側受口12a…12bは、ヘッダー本体1aと一体
成形された管状の架橋ポリオレフィン層21の外周部に、
管状の非架橋ポリオレフィン層22が架橋ポリオレフィン
層21と一体化するように積層されている。第2図の入口
側受口11には接続部材26が取付けられている。
2図では出口側受口12a…12bは、ヘッダー本体1aと一体
成形された管状の架橋ポリオレフィン層21の外周部に、
管状の非架橋ポリオレフィン層22が架橋ポリオレフィン
層21と一体化するように積層されている。第2図の入口
側受口11には接続部材26が取付けられている。
接続部材26は金属管からなり、挿入部26aの反対側の
突出部26bには接続部としてのねじ部27が形成され、中
間部には六角形のスパナ掛け28が形成されている。変性
ポリオレフィン層29は接続部材26の挿入部26aと架橋ポ
リオレフィン層21間の全周にわたって介在し、両者を接
着している。
突出部26bには接続部としてのねじ部27が形成され、中
間部には六角形のスパナ掛け28が形成されている。変性
ポリオレフィン層29は接続部材26の挿入部26aと架橋ポ
リオレフィン層21間の全周にわたって介在し、両者を接
着している。
上記のヘッダー1は、管状の架橋ポリオレフィン層22
を射出成形型の入口側または出口側受口11、12a…の外
周部に対応する位置にインサートした状態で、ポリオレ
フィン中に架橋剤、架橋助剤等を含む架橋性ポリオレフ
ィンを射出して積層一体化した後、上記架橋性ポリオレ
フィン層を架橋させて架橋ポリオレフィン層21を形成す
ることにより製造される。接続部材26は後で取付ける
か、あるいは外表面に変性ポリオレフィン層29をコーテ
ィングした接続部材26の挿入部26aをインサートして射
出成形する。
を射出成形型の入口側または出口側受口11、12a…の外
周部に対応する位置にインサートした状態で、ポリオレ
フィン中に架橋剤、架橋助剤等を含む架橋性ポリオレフ
ィンを射出して積層一体化した後、上記架橋性ポリオレ
フィン層を架橋させて架橋ポリオレフィン層21を形成す
ることにより製造される。接続部材26は後で取付ける
か、あるいは外表面に変性ポリオレフィン層29をコーテ
ィングした接続部材26の挿入部26aをインサートして射
出成形する。
こうして製造されたヘッダー1は、熱源機器2からの
給湯主管8を入口側受口11に接続し、各蛇口3、4、5
等への分岐管13a、13b、13c、13dを出口側受口12a、12
b、12c、12dに接続して使用する。このとき第2図のよ
うに接続部材26を取付けた場合は、被接続配管である給
湯主管8の接続端末に接続部材26を接続する。ポリオレ
フィンチューブ等のプラスチック製の被接続配管である
第2図の分岐管13a、13b、13c、13d、ならびに第1図の
給湯主管8および各分岐管13a…を、各受口11、12a…に
接続する場合は、これらの被接続配管を入口側または出
口側受口11、12a…と突合せ、その突合せ部付近をエレ
クトロフュージョン継手等の溶着継手で覆って溶着によ
り接合することができる。
給湯主管8を入口側受口11に接続し、各蛇口3、4、5
等への分岐管13a、13b、13c、13dを出口側受口12a、12
b、12c、12dに接続して使用する。このとき第2図のよ
うに接続部材26を取付けた場合は、被接続配管である給
湯主管8の接続端末に接続部材26を接続する。ポリオレ
フィンチューブ等のプラスチック製の被接続配管である
第2図の分岐管13a、13b、13c、13d、ならびに第1図の
給湯主管8および各分岐管13a…を、各受口11、12a…に
接続する場合は、これらの被接続配管を入口側または出
口側受口11、12a…と突合せ、その突合せ部付近をエレ
クトロフュージョン継手等の溶着継手で覆って溶着によ
り接合することができる。
第1図では、エレクトロフュージョン継手31を用いる
場合の出口側受口12aについて、鎖線で図示している。
被接続配管である給湯主管8および分岐管13a…等は、
受口11、12a…に対応して、管状の架橋ポリオレフィン
層21aの外周部に管状の非架橋ポリオレフィン層22aが一
体的に積層され、それぞれの層が突合せ部30で対向する
ようになっている。
場合の出口側受口12aについて、鎖線で図示している。
被接続配管である給湯主管8および分岐管13a…等は、
受口11、12a…に対応して、管状の架橋ポリオレフィン
層21aの外周部に管状の非架橋ポリオレフィン層22aが一
体的に積層され、それぞれの層が突合せ部30で対向する
ようになっている。
エレクトロフュージョン継手31は、継手本体を形成す
る管状の架橋ポリオレフィン層21bと、この架橋ポリオ
レフィン層21bの内側の被接合体である受口11、12a…に
接する位置に、架橋ポリオレフィン層21bと一体的に形
成された非架橋ポリオレフィン層22b、22cと、この非架
橋ポリオレフィン層22b、22cの内部、外表面、または内
表面に設けられた電熱線23とを有している。
る管状の架橋ポリオレフィン層21bと、この架橋ポリオ
レフィン層21bの内側の被接合体である受口11、12a…に
接する位置に、架橋ポリオレフィン層21bと一体的に形
成された非架橋ポリオレフィン層22b、22cと、この非架
橋ポリオレフィン層22b、22cの内部、外表面、または内
表面に設けられた電熱線23とを有している。
上記のエレクトロフュージョン継手31を被接合体であ
る受口11、12a…および給湯主管8または分岐管13a…の
突合せ部30に、非架橋ポリオレフィン層22b、22cが、被
接合体である受口11、12a…および給湯主管8または分
岐管13a…の非架橋ポリオレフィン層22、22aと接するよ
うに取付け、電熱線23に通電すると、非架橋ポリオレフ
ィン層22、22a、22b、22cが溶融して一体的に融着す
る。これによりヘッダー1の受口11、12a…と被接続配
管である給湯主管8、分岐管13a…とを漏洩防止状態で
確実に接続することができる。
る受口11、12a…および給湯主管8または分岐管13a…の
突合せ部30に、非架橋ポリオレフィン層22b、22cが、被
接合体である受口11、12a…および給湯主管8または分
岐管13a…の非架橋ポリオレフィン層22、22aと接するよ
うに取付け、電熱線23に通電すると、非架橋ポリオレフ
ィン層22、22a、22b、22cが溶融して一体的に融着す
る。これによりヘッダー1の受口11、12a…と被接続配
管である給湯主管8、分岐管13a…とを漏洩防止状態で
確実に接続することができる。
接続部材26による接合は被接続配管が金属管の場合に
適し、エレクトロフュージョン継手31による接合はプラ
スチック管の場合に適しているので、それぞれに対応し
て配置することができる。
適し、エレクトロフュージョン継手31による接合はプラ
スチック管の場合に適しているので、それぞれに対応し
て配置することができる。
上記のヘッダー1は、架橋ポリオレフィン層21が耐熱
強度を負担するので、給湯管の接続に用いても形状保持
性に優れる。一方架橋ポリオレフィン層21が接続部材26
および非架橋ポリオレフィン層22と一体化した状態で、
非架橋ポリオレフィン層22が被接続配管に融着して一体
化するため、シール性に優れ、給湯管に用いても長期に
わたってシール性を保持する。
強度を負担するので、給湯管の接続に用いても形状保持
性に優れる。一方架橋ポリオレフィン層21が接続部材26
および非架橋ポリオレフィン層22と一体化した状態で、
非架橋ポリオレフィン層22が被接続配管に融着して一体
化するため、シール性に優れ、給湯管に用いても長期に
わたってシール性を保持する。
なお、上記実施例では、入口側受口11に他の接続部材
26を設けたが、出口側受口12a…の一部に設けてもよ
い。また接続部材26としては、ねじ以外の接合手段を有
するものでもよい。
26を設けたが、出口側受口12a…の一部に設けてもよ
い。また接続部材26としては、ねじ以外の接合手段を有
するものでもよい。
本発明によれば、架橋熱可塑性樹脂からなるヘッダー
本体に設けられる入口側受口および複数の出口側受口の
外周部に対応する位置に管状の非架橋熱可塑性樹脂層を
インサートして射出成形によりヘッダーを形成し、架橋
により一体的に架橋熱可塑性樹脂層を形成したので、複
雑な形状のヘッダーの受口の外周部に非架橋熱可塑性樹
脂層を一体的に形成することができ、このため耐熱強度
およびシール性に優れ、軽量で耐食性があり、かつ溶着
継手による被接続プラスチック配管との接続が容易であ
るとともに、溶着継手を変えることにより異なる口径の
接続配管に接続することが可能であり、大量生産に適し
た給湯用ヘッダーが得られるという効果がある。
本体に設けられる入口側受口および複数の出口側受口の
外周部に対応する位置に管状の非架橋熱可塑性樹脂層を
インサートして射出成形によりヘッダーを形成し、架橋
により一体的に架橋熱可塑性樹脂層を形成したので、複
雑な形状のヘッダーの受口の外周部に非架橋熱可塑性樹
脂層を一体的に形成することができ、このため耐熱強度
およびシール性に優れ、軽量で耐食性があり、かつ溶着
継手による被接続プラスチック配管との接続が容易であ
るとともに、溶着継手を変えることにより異なる口径の
接続配管に接続することが可能であり、大量生産に適し
た給湯用ヘッダーが得られるという効果がある。
第1図および第2図は別の実施例の給湯用ヘッダーの一
部を断面で示す正面図、第3図は給湯配管系の配管図で
ある。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、1はヘ
ッダー、2は熱源機器、3、4、5は蛇口、8は給湯主
管、11は入口側受口、12a…は出口側受口、13a…は分岐
管、21、21a…は架橋ポリオレフィン層、22、22a…は非
架橋ポリオレフィン層、23は電熱線、31はエレクトロフ
ュージョン継手である。
部を断面で示す正面図、第3図は給湯配管系の配管図で
ある。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、1はヘ
ッダー、2は熱源機器、3、4、5は蛇口、8は給湯主
管、11は入口側受口、12a…は出口側受口、13a…は分岐
管、21、21a…は架橋ポリオレフィン層、22、22a…は非
架橋ポリオレフィン層、23は電熱線、31はエレクトロフ
ュージョン継手である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 寛之 大阪府大阪市中央区平野町4丁目1番2 号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 中芝 明雄 大阪府大阪市中央区平野町4丁目1番2 号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 長谷 文夫 山口県玖珂郡和木町和木6丁目1番2号 三井石油化学工業株式会社内 (72)発明者 水戸 和憲 山口県玖珂郡和木町和木6丁目1番2号 三井石油化学工業株式会社内 (72)発明者 柴渕 利夫 大阪府大阪市住之江区南加賀屋2丁目10 番16号 新和産業株式会社内 (72)発明者 中岡 幹夫 大阪府大阪市住之江区南加賀屋2丁目10 番16号 新和産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−163089(JP,A) 特開 昭53−96062(JP,A) 実開 昭59−110493(JP,U) 実開 昭54−175612(JP,U) 仏国特許公開2606487(FR,A1)
Claims (1)
- 【請求項1】表層または全体が熱可塑性樹脂からなる被
接続配管に溶着継手により接続されて、熱源機器からの
温水を分配するための給湯用ヘッダーであって、 架橋熱可塑性樹脂層により中空状に成形されたヘッダー
本体と、 架橋熱可塑性樹脂層によりヘッダー本体と一体成形され
た管状の入口側受口および複数の出口側受口と、 この受口の少なくとも一つが、架橋熱可塑性樹脂層の外
周部に一体的に積層された非架橋熱可塑性樹脂層を備
え、 管状の非架橋熱可塑性樹脂層を射出成形型内の前記受口
の外周部に対応する位置にインサートした状態で、架橋
性熱可塑性樹脂を射出して積層一体化した後、架橋性熱
可塑性樹脂を架橋させて架橋熱可塑性樹脂層が形成され
ていることを特徴とする給湯用ヘッダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1072338A JP2860943B2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 給湯用ヘッダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1072338A JP2860943B2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 給湯用ヘッダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02253085A JPH02253085A (ja) | 1990-10-11 |
JP2860943B2 true JP2860943B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=13486409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1072338A Expired - Fee Related JP2860943B2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 給湯用ヘッダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2860943B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IL101297A (en) * | 1992-03-19 | 1993-07-31 | Plasson Maagan Michael Ind Ltd | Adaptor for use with electrofusion fittings |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2606487A1 (fr) | 1986-11-07 | 1988-05-13 | Silix | Tubes a base de resine polyolefinique pour la realisation de canalisations, manchons pour leur assemblage et procede pour leur fabrication |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6222712Y2 (ja) * | 1978-05-31 | 1987-06-09 | ||
JPS59110493U (ja) * | 1983-01-17 | 1984-07-25 | 三菱電線工業株式会社 | ヘツダ−管 |
-
1989
- 1989-03-24 JP JP1072338A patent/JP2860943B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2606487A1 (fr) | 1986-11-07 | 1988-05-13 | Silix | Tubes a base de resine polyolefinique pour la realisation de canalisations, manchons pour leur assemblage et procede pour leur fabrication |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02253085A (ja) | 1990-10-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |