JPH10307651A - プロセッサ電源制御装置 - Google Patents

プロセッサ電源制御装置

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JPH10307651A
JPH10307651A JP9132777A JP13277797A JPH10307651A JP H10307651 A JPH10307651 A JP H10307651A JP 9132777 A JP9132777 A JP 9132777A JP 13277797 A JP13277797 A JP 13277797A JP H10307651 A JPH10307651 A JP H10307651A
Authority
JP
Japan
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processor
voltage
identification information
cpu
voltage conversion
Prior art date
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Pending
Application number
JP9132777A
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English (en)
Inventor
Kenichi Kataki
賢一 片木
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセッサへの供給電圧を変更する場合に、
低コストでかつ確実に変更処理を行うことのできる装置
を得る。 【解決手段】 CPU10は、CPU10自身の識別情
報を格納する識別用レジスタ11を備える。電圧変換装
置20は、CPU10の識別情報に対応した値が書き込
まれるレジスタを備えた電圧変換制御回路22と、CP
U内部電源bを出力するレギュレータ21とを備える。
CPU10に設けられたプロセッサ識別情報通知手段1
2は、システム立ち上げ時、最初に、識別用レジスタ1
1の識別情報を読み出し、この識別情報に対応した値を
電圧変換制御回路22のレジスタに書き込む。電圧変換
制御回路22は、書き込まれた値に対応したRGT制御
信号cを出力する。レギュレータ21は、このRGT制
御信号cを受け取ると、その値に対応した電圧でCPU
内部電源bを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセッサへの供
給電圧を制御するプロセッサ電源制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、計算機システムでは、中央演算
処理装置への電源供給を他のモジュールとは独立に行っ
ている。図2は、従来の中央演算処理装置への電源供給
装置の構成図である図において、1は中央演算処理装置
(CPU)、2は電圧変換装置(VRM)、3は電圧変
換装置2において実際に電圧変換を行うレギュレータ
(RGT)である。また、図中、aは、計算機システム
全体の電源(システム電源)、bは、CPU1のみが使
用するCPU内部動作用電源(CPU内部電源)であ
る。
【0003】一般に、計算機システムでは、CPU1の
発熱を抑えるため、CPU内部電源bの電圧値VCPU
を、システム電源aの電圧値VCCに比べて低い電圧値
にしている。図3は、このような電源電圧の関係を示す
説明図である。
【0004】また、近年、CPU1の内部動作周波数f
を上昇させるために、CPU内部電源bの電圧値VCP
Uを高くすることが行われている。図4は、CPU内部
動作周波数とCPU内部電源の関係を示す説明図であ
る。図4中、VCPUAは内部動作周波数fがfA時の
動作に必要な電圧値、以下、VCPUB,VCPUC,
VCPUDは、内部動作周波数fが、それぞれfB,f
C,fD時の動作に必要な電圧値を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電圧供給装置では、図4に示すように、CPU1の
内部動作周波数fを変化させるためにCPU内部電源b
の電圧値VCPUを変化させる場合は、電圧変換装置2
そのものを交換または変更する必要がある。
【0006】このような事情により、CPU1の内部動
作周波数f変更時には、電圧変換装置2の交換もしくは
変更によりコストがかかるといった問題や、誤った電圧
変換装置2の交換もしくは変更作業を行ってしまう恐れ
もあり、このような場合は、所望するCPU1の動作が
得られないといった問題があった。
【0007】上記の点から、CPUへの供給電圧を変更
する場合に、低コストでかつ確実に行うことのできるプ
ロセッサ電源制御装置の実現が望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するため次の構成を採用する。 〈請求項1の構成〉プロセッサ自身の識別情報を格納す
る識別用レジスタを備えたプロセッサに対して電源供給
制御を行うプロセッサ電源制御装置であって、識別情報
に対応した値が書き込まれた場合は、書き込み値に応じ
た電圧制御信号を送出する電圧変換回路と、電圧変換回
路からの電圧制御信号に基づき、プロセッサへの供給電
圧を決定し、この電圧で電源供給を行うレギュレータ
と、プロセッサ起動時に、識別用レジスタの識別情報を
読み込み、この識別情報に対応した値を電圧変換回路に
書き込むプロセッサ識別情報通知手段とを備えたことを
特徴とするプロセッサ電源制御装置である。
【0009】〈請求項1の説明〉請求項1の発明は、プ
ロセッサ自身が備える識別情報を、プロセッサ起動時
に、そのプロセッサに電源供給を行う装置に与えること
により、プロセッサへの供給電圧を自動的に決定するよ
うにしたものである。ここで、プロセッサ自身の識別情
報とは、例えばそのプロセッサがどのようなプロセッサ
であるかを示す種別情報や内部動作周波数情報等であ
る。また、プロセッサとは、プログラムを実行して処理
を行うものであれば、どのようなプロセッサであっても
よい。
【0010】プロセッサ識別情報通知手段は、プロセッ
サ起動時に識別用レジスタの識別情報を読み込み、この
情報に対応した値を電圧変換制御回路に書き込む。電圧
変換制御回路は、書き込まれた値に対応した値の電圧制
御信号をレギュレータに与える。レギュレータは、電圧
変換制御回路からの電圧制御信号に応じた電圧をプロセ
ッサに供給する。このような動作により、プロセッサへ
の供給電圧変更時の誤りを防止でき、かつ、変更に必要
なコストをなくすことができる。
【0011】〈請求項2の構成〉請求項1において、プ
ロセッサ自身の識別情報は、プロセッサ内部動作周波数
の情報であることを特徴とするプロセッサ電源制御装置
である。
【0012】〈請求項2の説明〉請求項2の発明では、
レギュレータから供給されるプロセッサへの電源電圧
は、プロセッサ自身の内部動作周波数に対応して変化す
る。従って、プロセッサの内部動作周波数変更時の誤り
を防止できると共に、変更に必要なコストをなくすこと
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。 《具体例》 〈構成〉図1は本発明のプロセッサ電源制御装置の具体
例を示す構成図である。図の装置は、プロセッサである
中央演算処理装置(以下、CPUという)10と、電圧
変換装置(VRM)20からなる。CPU10は、プロ
セッサ自身の識別情報を格納する識別用レジスタ11
と、プロセッサ起動時に、識別用レジスタ11の識別情
報を読み込み、電圧変換装置20に書き込むプロセッサ
識別情報通知手段12を備えている。ここで、プロセッ
サ自身の識別情報とは、少なくともそのプロセッサの種
別情報および動作周波数情報を含んでいる。
【0014】電圧変換装置20は、システム電源aを入
力とし、CPU10に対してCPU内部電源bを出力す
る装置であり、レギュレータ21と、電圧変換制御回路
22を備えている。レギュレータ21は、電圧変換制御
回路22からのRGT制御信号(電圧制御信号)cに基
づき、供給されるシステム電源aをCPU内部電源bと
して出力する電圧変換部である。電圧変換制御回路22
は、内部に、プロセッサ識別情報通知手段12によっ
て、電源変換制御回路用書き込み値が書き込まれるレジ
スタを有し、このレジスタに書き込まれた値に基づき、
レギュレータ21へのRGT制御信号cを出力する機能
部である。
【0015】〈動作〉図5は、プロセッサ電源制御装置
の動作を説明するフローチャートである。計算機システ
ムの電源が投入されると、電圧変換装置20にシステム
電源aが供給され、電圧変換装置20は、CPU10に
対してCPU内部電源bを供給する(ステップS1)。
ここで、電圧変換装置20におけるレギュレータ21に
は、電圧変換制御回路22からのRGT制御信号cが入
力されていないため、予め決められた電圧をデフォルト
値としてCPU内部電源bを出力する。
【0016】CPU10では、電源が投入されたことに
より、システム立ち上げを行うが、この最初の処理に
て、プロセッサ識別情報通知手段12は識別用レジスタ
11の識別情報を読み出し(ステップS2)、この識別
情報に応じた電圧変換制御回路用書き込み値を、CPU
10からのI/O命令により、電圧変換制御回路22に
書き込む(ステップS3)。尚、この場合のCPU10
の内部動作周波数は、そのCPU10に設定されている
値ではないが、プロセッサ識別情報通知手段12は、供
給されているデフォルト電源電圧にて電圧変換制御回路
22への書き込み動作が可能なように構成されている。
【0017】電圧変換制御回路22では、電圧変換制御
回路用書き込み値に基づき、RGT制御信号cを出力し
(ステップS4)、レギュレータ21は、このRGT制
御信号cに基づき、設定されたCPU内部電源bを出力
する(ステップS5)。そして、CPU10は、供給さ
れたCPU内部電源bにより所定のCPU内部動作周波
数で動作を行う。
【0018】尚、CPU内部電源bの電圧は、CPU1
0の内部動作周波数の上昇に対応して高くするよう制御
されるが、システムによっては、CPU10の内部動作
周波数の上昇に伴う温度上昇を避けるため、内部動作周
波数の上昇に応じて供給する電源電圧を下げる場合もあ
る。このような場合は、プロセッサ識別情報通知手段1
2が、電圧変換制御回路用書き込み値を対応した値とす
るか、あるいは、電圧変換制御回路22が、電圧変換制
御回路用書き込み値の上昇に応じて低くなるようなRG
T制御信号cを出力することにより実現することができ
る。
【0019】〈効果〉以上のように、上記具体例によれ
ば、CPU1に備えられているCPU自身の識別情報を
利用し、この識別情報に対応した値をシステム立ち上げ
時に電圧変換装置20の電圧変換制御回路22に書き込
み、この書き込み値に基づき、レギュレータ21がCP
U内部電源bの電圧を決定して出力するようにしたの
で、CPU1の内部動作周波数変更時の誤りを防止でき
ると共に、変更に必要なコストをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロセッサ電源制御装置の具体例を示
す構成図である。
【図2】従来の中央演算処理装置への電源供給装置の構
成図である
【図3】システム電源とCPU内部動作電源との関係を
示す説明図である。
【図4】CPU内部動作周波数とCPU内部動作電源と
の関係を示す説明図である。
【図5】本発明のプロセッサ電源制御装置の動作を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
10 CPU(プロセッサ) 11 識別用レジスタ 12 プロセッサ識別情報通知手段 20 電圧変換装置 21 レギュレータ 22 電圧変換制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサ自身の識別情報を格納する識
    別用レジスタを備えたプロセッサに対して電源供給制御
    を行うプロセッサ電源制御装置であって、 前記識別情報に対応した値が書き込まれた場合は、当該
    書き込み値に応じた電圧制御信号を送出する電圧変換回
    路と、 前記電圧変換回路からの電圧制御信号に基づき、前記プ
    ロセッサへの供給電圧を決定し、この電圧で電源供給を
    行うレギュレータと、 前記プロセッサ起動時に、前記識別用レジスタの識別情
    報を読み込み、当該識別情報に対応した値を前記電圧変
    換回路に書き込むプロセッサ識別情報通知手段とを備え
    たことを特徴とするプロセッサ電源制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 プロセッサ自身の識別情報は、プロセッサ内部動作周波
    数の情報であることを特徴とするプロセッサ電源制御装
    置。
JP9132777A 1997-05-07 1997-05-07 プロセッサ電源制御装置 Pending JPH10307651A (ja)

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JP9132777A JPH10307651A (ja) 1997-05-07 1997-05-07 プロセッサ電源制御装置

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JP9132777A JPH10307651A (ja) 1997-05-07 1997-05-07 プロセッサ電源制御装置

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JPH10307651A true JPH10307651A (ja) 1998-11-17

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ID=15089316

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JP9132777A Pending JPH10307651A (ja) 1997-05-07 1997-05-07 プロセッサ電源制御装置

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JP (1) JPH10307651A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7366928B2 (en) 2003-06-12 2008-04-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Voltage regulation control unit for determining a percent voltage regulation of a CPU core voltage based on a spec signal from the CPU

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7366928B2 (en) 2003-06-12 2008-04-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Voltage regulation control unit for determining a percent voltage regulation of a CPU core voltage based on a spec signal from the CPU

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