JPH10307068A - ダイナモメータ - Google Patents

ダイナモメータ

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JPH10307068A
JPH10307068A JP9118013A JP11801397A JPH10307068A JP H10307068 A JPH10307068 A JP H10307068A JP 9118013 A JP9118013 A JP 9118013A JP 11801397 A JP11801397 A JP 11801397A JP H10307068 A JPH10307068 A JP H10307068A
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JP
Japan
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load cell
load
dynamometer
calibration
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP9118013A
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English (en)
Inventor
Hajime Takamori
肇 高森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH10307068A publication Critical patent/JPH10307068A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重錘の乗せ降ろしの重労働をなくすととも
に、スペースを小さくし、かつ圧縮時と引張時の検量を
行う。 【解決手段】 ダイナモメータ1のトルクアーム1cと
固定部5との間に計測用荷重計22を連結するととも
に、トルクアーム1cと固定部5との間に適当な隙間と
検量用荷重計31を介して油圧シリンダ9を連結し、検
量時油圧シリンダ9により検量用荷重計31に圧縮荷重
を加え、これによってトルクアーム1cを介して計測用
荷重計22に引張荷重を加え、両荷重計22,31の計
測値を比較して計測用荷重計22の検量を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シャシーダイナ
モメータなどにおいて用いられるダイナモメータ、特に
その検量装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のシャシーダイナモメータに
おけるダイナモメータの正面図を示し、1は固定部5上
に取り付けられたダイナモメータであり、その回転軸1
aが車両の車輪が載置されるローラ2の回転軸と連結さ
れている。1bはダイナモメータ1の揺動部であり、水
平方向に一対のトルクアーム1cが突出形成されてい
る。3は連結部材4を介して一方のトルクアーム1cと
固定部5との間に連結された荷重計(ロードセル)、6
は一方のトルクアーム1cに一端が取り付けられた検量
アームであり、その他端には重錘支持部7を介して重錘
8が吊り下げられている。
【0003】上記構成において、シャシーダイナモメー
タの運転時には検量アーム6等を取り外し、荷重計3は
トルクアーム1cに加わるトルク(荷重)を測定する。
又、荷重計3の検量時には検量アーム6、重錘支持部7
及び重錘8を取り付け、重錘8の重さと回転軸1aから
の距離により定まるトルクと荷重計3から得られるトル
クの測定値を比較し、この測定値が正確か否かを検量
し、また校正を行っている。しかしながら、重錘8は検
量時には重錘支持部7に乗せ、運転時には降ろす必要が
あり、しかも重量が大きく枚数も多く必要とすることか
ら、大変な重労働であった。
【0004】そこで、油圧シリンダを使用し、遠隔操作
で重錘8を乗せ降ろしすることが行われるようになっ
た。その例を図6(a),(b)により説明する。図6
(a),(b)は従来の他のダイナモメータの要部縦断
側面図及び要部縦断正面図を示し、それぞれ右半部は検
量100%の状態即ち全重錘8の重量がトルクアーム1
cにかかっている状態を示し、左半部は検量0%即ち運
転時の状態を示す。9は給排油用カプラ10を介して給
排油される油圧シリンダ、11は油圧シリンダ9により
そのピストン9aを介して上下動されるリフタ、12は
リフタ11に一体的に貫通された一対のピストンであ
り、その上動によりトルクアーム1cの端部に重錘支持
部7を介して支持された重錘8を上方から順次支持して
いく。13はピストン12の横振れを防止するピストン
ガイド、14は全体をおおうカバーである。荷重計3は
トルクアーム1cの途中部分と固定部5との間に連結部
材4を介して連結されている。
【0005】上記構成において、シャシーダイナモメー
タの運転時には油圧シリンダ9によりリフタ11及びピ
ストン12を上動させ、ピストン12に全重錘8を支持
させ、トルクアーム1cには重錘8の重量は加えないよ
うにし、この状態で荷重計3によりトルクアーム1cに
加わるトルクを検出する。次に、荷重計3の検量時に
は、リフタ11を下動させると下方の重錘8から順次ピ
ストン12の支持から離れ、重錘支持部7を介してトル
クアーム1cに支持されていく。従って、重錘8の合計
重量と重錘8までの距離により定まるトルクと荷重計3
から得られるトルク測定値を比較することにより、荷重
計3の検量を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7は4輪駆動式車両
のシャシーダイナモメータの平面図を示し、前輪が載置
される一対のローラ2aを回転軸2cにより連結すると
ともに、この回転軸2cを移動ベッド18上に載置され
た軸受17により回転自在に支持する。又、移動ベッド
19上に設けられたダイナモメータ1の回転軸1aを連
結軸16を介して回転軸2cと連結し、また一対のトル
クアーム1cと移動ベッド19との間にはそれぞれ図6
に示した重錘式リモート検量装置(荷重計3等も含
む。)15a,15bが設けられている。又、後輪が載
置される一対のローラ2bも回転軸2cにより連結さ
れ、回転軸2cは固定ベッド20上に設けられた軸受1
7により回転自在に支持される。又、固定ベッド21上
に設けられたダイナモメータ1の回転軸1aが連結軸1
6を介して回転軸2cと連結され、一対のトルクアーム
1cと固定ベッド21との間には荷重計3等を含む重錘
式リモート検量装置15c,15dが設けられる。
【0007】上記構成において、車両の前輪及び後輪を
それぞれローラ2a,2b上に載置して試験を行うが、
前輪と後輪間の距離Lは車種により相違し、これに合わ
せて移動ベッド18,19を移動させている。しかしな
がら、トルク測定は加速時と減速時に行うのが望まし
く、前輪,後輪において検量装置15もそれぞれ2個ず
つ設けていた。ところで、検量装置15は重錘式である
ため、スペースが大きくなり、ベッド19,21も大き
くなり、2個ずつ設けた場合、距離Lを小さくする際に
支障を生じた。このため、実際には加速側のみ、例えば
検量装置15a,15cのみ設けるようにしていた。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、重錘の乗せ降ろしの重労働を
なくすことができるとともに、加速時と減速時のトルク
の測定が可能であり、かつスペースを小さくすることが
できるダイナモメータを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るダイナモ
メータは、ダイナモメータの一方のトルクアームと固定
部との間に計測用荷重計を連結するとともに、ダイナモ
メータの一方又は他方のトルクアームと固定部との間に
適当な隙間と検量用荷重計を介してこの検量用荷重計に
対して引張又は圧縮荷重を加える荷重印加部を連結した
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施形態1 以下、この発明の実施の形態を図面とともに説明する。
図1(a),(b)は実施形態1によるダイナモメータ
の要部縦断正面図及び要部縦断側面図を示し、22は計
測用荷重計(ロードセル)であり、その一端はロッド2
3,ロッドエンド24,球面軸受25及びピン26を介
してダイナモメータ1のトルクアーム1cに回動自在に
連結され、計測用荷重計22の他端はロッドエンド2
7,球面軸受28,ピン29を介して固定部5に固定さ
れたピン固定台30に回動自在に連結される。
【0011】31は検量用荷重計(ロードセル)であ
り、その一端にはフローティングジョイント32及びロ
ッド33を介して連結部40が取り付けられ、連結部4
0に設けられた孔40aにトルクアーム1cに設けられ
た突出部1dが挿入される。検量用荷重計31の他端は
油圧シリンダ9のピストン9aに連結され、油圧シリン
ダ9は固定部5に固定される。34は検量用荷重計31
に取り付けられたフランジであり、一端がフランジ34
に取り付けられたガイド35は油圧シリンダ9の取付台
9a及び固定部5に移動自在に挿通されている。37は
固定部5に取付台38を介して取り付けられたリミット
スイッチであり、フランジ34に取り付けられたドッグ
36はリミットスイッチ37と係脱自在に係合する。3
9は各荷重計22,31及び油圧シリンダ9などをおお
うカバーである。なお、各荷重計22,31はダイナモ
メータ1の中心から同じ距離に設けられている。
【0012】上記構成において、計測用荷重計22の検
量時には油圧シリンダ9により検量用荷重計31を押し
上げると、トルクアーム1cには計測用荷重計22も連
結されているので、トルクアーム1cの上動が規制さ
れ、結果として検量用荷重計31には圧縮荷重が加えら
れ、同時に計測用荷重計22には引張荷重が加えられ
る。従って、各荷重計22,31の測定値を比較するこ
とにより計測用荷重計22の検量を行うことができる。
油圧シリンダ9の油圧をリリーフ弁等により変化させる
ことにより検量用荷重計31に加える圧縮荷重を変化さ
せることができ、複数の荷重点での検量を行うことがで
きる。又、油圧シリンダ9により検量用荷重計31を引
き下げると、計測用荷重計22には圧縮荷重が加えら
れ、同様にして検量を行うことができる。一方、計測用
荷重計22によるトルク測定時には、検量用荷重計31
がトルクアーム1cに連結されていると、支障を生じる
が、突出部1dと孔40aとの間に上下5cmずつの隙
間40bがあれば、両者は当接しないので、油圧シリン
ダ9により孔40aの位置を調節する。又、上下5cm
ずつの隙間のある位置をドッグ36とリミットスイッチ
37により検出することができる。
【0013】実施形態1においては、検量作業で重錘を
使用しないので、重労働から解放されるとともに、スペ
ースが小さくなり、シャシーダイナモメータにおいては
加速側及び減速側に検量装置を設けることができる。
又、重錘を用いないので、コストダウンが可能になると
ともに、その保管スペースも不要となる。さらに、計測
用荷重計22には引張荷重と圧縮荷重を加えることが可
能となり、シャシーダイナモメータにおいては加速時及
び減速時のトルクを一つの計測用荷重計22により計測
することができ、さらにスペースを小さくすることがで
きる。
【0014】実施形態2 図2(a),(b)はローラオーバハング式シャシーダ
イナモメータの平面図及び正面図を示し、ダイナモメー
タ1の両側にローラ2を連結している。一方のトルクア
ーム1cとベッド41との間には計測用荷重計22がロ
ッド23,ロッドエンド27及びピン固定台30等を介
して連結され、一方のトルクアーム1cと一体的に設け
られた検量アーム42にはギャップ付ナイフエッジ43
を介してベッド41との間にロッド33,検量用荷重計
31及び油圧シリンダ9が連結される。動作及び効果は
実施形態1と同様である。
【0015】実施形態3 図3は実施形態3によるダイナモメータの正面図を示
し、実施形態1,2では一方のトルクアーム1cと固定
部との間に各荷重計22,31を連結していたが、実施
形態3では一方のトルクアーム1cとベッド41との間
に計測用荷重計22を連結するとともに、他方のトルク
アーム1cとベッド41との間に検量用荷重計31及び
油圧シリンダ9を連結している。この場合、油圧シリン
ダ9により検量用荷重計31に圧縮荷重を加えると計測
用荷重計22にも圧縮荷重が加えられ、荷重計31に引
張荷重を加えると荷重計22にも引張荷重が加えられ
る。その他の構成、動作、効果は実施形態1,2と同様
である。
【0016】実施形態4 図4は実施形態4によるダイナモメータの要部正面図を
示し、検量用荷重計31の一端はロッド33を介してト
ルクアーム1cに回動自在に連結し、荷重計31の他端
にはねじ軸44を螺合し、ねじ軸44は固定部5上に設
けた軸受45により回転自在に支持されているととも
に、ねじ軸44にはかさ歯車46が取り付けられる。4
7は支持部48を介して固定部5に取り付けられたモー
タであり、モータ47の回転軸にもかさ歯車46と歯合
するかさ歯車49が取り付けられている。なお、トルク
アーム1cとロッド33との連結部にも適当な隙間が設
けられている。
【0017】上記構成において、モータ47を回転させ
ると、かさ歯車46,49を介してねじ軸44も回転
し、ねじ軸44と螺合した検量用荷重計31は上動又は
下動し、荷重計31には圧縮又は引張荷重が加わり、こ
れに応じて計測用荷重計22にも圧縮又は引張荷重が加
わる。その他の構成、効果等は上記各実施形態と同様で
ある。
【0018】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ダイナ
モメータの一方のトルクアームと固定部との間に計測用
荷重計を連結するとともに、一方又は他方のトルクアー
ムと固定部との間に適当な隙間を介して検量用荷重計及
び荷重印加部を連結しており、荷重印加部により検量用
荷重計に圧縮荷重を加えると計測用荷重計に引張又は圧
縮荷重が加えられ、引張荷重を印加すると圧縮又は引張
荷重が加えられる。従って、両荷重計の測定値を比較す
ることにより計測用荷重計の検量を行うことができる。
このため、重錘を使用する必要がなくなり、重労働が不
要になるとともに、コストダウンが可能となり、スペー
スを小さくすることができる。従って、加速用、減速用
の検量装置を設けることが容易であるとともに、計測用
荷重計には圧縮、引張の荷重を印加することができるの
で、一台で加速時及び減速時のトルクを測定することが
でき、これによってもスペースを小さくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態1によるダイナモメータの
要部縦断正面図及び要部縦断側面図である。
【図2】実施形態2によるオーバハング式シャシーダイ
ナモメータの平面図及び正面図である。
【図3】実施形態3によるダイナモメータの正面図であ
る。
【図4】実施形態4によるダイナモメータの要部正面図
である。
【図5】従来のダイナモメータの正面図である。
【図6】従来の他のダイナモメータの要部縦断側面図及
び要部縦断正面図である。
【図7】4輪駆動式車両のシャシーダイナモメータの平
面図を示す。
【符号の説明】
1…ダイナモメータ 1c…トルクアーム 1d…突出部 2…ローラ 5…固定部 9…油圧シリンダ 22…計測用荷重計 31…検量用荷重計 40…連結部 40a…孔 40b…隙間 42…検量アーム 43…ギャップ付ナイフエッジ 44…ねじ軸 47…モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転機器に連結されるダイナモメータに
    おいて、ダイナモメータの一方のトルクアームと固定部
    との間に連結された計測用荷重計と、ダイナモメータの
    一方又は他方のトルクアームと固定部との間に適当な隙
    間と検量用荷重計を介して連結され、この検量用荷重計
    に対して引張又は圧縮荷重を加える荷重印加部を備えた
    ことを特徴とするダイナモメータ。
JP9118013A 1997-05-08 1997-05-08 ダイナモメータ Pending JPH10307068A (ja)

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JP9118013A JPH10307068A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 ダイナモメータ

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JP9118013A JPH10307068A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 ダイナモメータ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008275498A (ja) * 2007-05-01 2008-11-13 A & D Co Ltd シャシーダイナモメータ
JP2011164012A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Ono Sokki Co Ltd タイヤ試験装置
CN102639981A (zh) * 2009-07-31 2012-08-15 堀场欧洲公司 具有用于校准测力装置的设备的试验台

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