JPH10306506A - 接合用建物ユニットおよびユニット式建物 - Google Patents

接合用建物ユニットおよびユニット式建物

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JPH10306506A
JPH10306506A JP11556297A JP11556297A JPH10306506A JP H10306506 A JPH10306506 A JP H10306506A JP 11556297 A JP11556297 A JP 11556297A JP 11556297 A JP11556297 A JP 11556297A JP H10306506 A JPH10306506 A JP H10306506A
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building
unit
building unit
beams
joining
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JP11556297A
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Katsuyuki Chihara
勝幸 千原
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】平面視で長辺方向の長さが異なる建物ユニット
を短辺方向に並設しても充分な剛性を確保できる接合用
建物ユニットおよびユニット式建物を提供する。 【解決手段】直方体形状の骨組み17を備えた建物ユニ
ット5と、直方体形状の骨組み16を有しかつ平面視で
建物ユニット5よりも長辺方向の長さが長い接合用建物
ユニット3とを短辺方向に隣接配置して接合用建物ユニ
ット3の長辺方向端部を建物ユニット5から突出させ
る。接合用建物ユニット3の骨組み16には、建物ユニ
ット5の角部との接合部分を通って梁12A間に架け渡
されかつその骨組み16の上面を二つの区画22A,2
2Bに分割する中間梁21と、各区画22A,22Bの
形状を維持するための補強材23,24とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、四本の柱の上端間
および下端間を梁で連結した直方体形状の骨組みを有す
る接合用建物ユニットおよびこの接合用建物ユニットを
備えたユニット式建物に関し、詳しくは、平面視で長辺
方向の長さが異なる建物ユニットの接合を可能にする接
合用建物ユニットおよびユニット式建物に関する。
【0002】
【背景技術】近年、工業化率を高めて建設現場での施工
期間を短縮するために、複数の建物ユニットを予め工場
で製造し、これらを建設現場で組み合わせて建物を構築
するユニット工法が用いられている。建物ユニットは、
一般に、四本の柱の上端間および下端間を梁で連結した
直方体形状の骨組みを有している。
【0003】このような建物ユニットを用いたユニット
式建物では、平面視で等しい長さの建物ユニット同士の
接合、つまり柱同士の結合を原則としている。このた
め、ユニット式建物に突出部を形成する場合には、図6
に示すように、平面視で等しい長さの建物ユニット9
1,92を短辺方向に並設し、突出部となる部分に小型
建物ユニット93を配置していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、小型建物ユニ
ット93を採用すると建物ユニットの数が増えるため、
建設現場での作業が増大するという問題があった。この
ような問題を解消するために、図7に示すように、長辺
方向の長さの異なる建物ユニット91,94を短辺方向
に並設することが考えられる。この方法では、水平力F
が建物ユニット94の梁95の中間部分に伝達されるた
め、この梁95が中間部分で大きな水平荷重を受けるこ
とになって充分な剛性を確保できないという問題が生じ
る。
【0005】本発明の目的は、平面視で長辺方向の長さ
が異なる建物ユニットを短辺方向に並べて隣接配置して
も充分な剛性を確保できる接合用建物ユニットおよびユ
ニット式建物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、図面を参照し
て説明すると、四本の柱11の上端間および下端間を梁
12A,13,14,15で連結した直方体形状の骨組
み16を有する接合用建物ユニット3,30であって、
骨組みには、互いに対向する梁間に架け渡されかつ当該
骨組みの上面および下面の少なくともいずれか一方を二
つの区画22A,22Bに分割する中間梁21と、この
中間梁によって分割された各区角の形状を維持するため
の補強材23,24,31,32とが設けられているこ
とを特徴とする。
【0007】一方、本発明は、四本の柱11の上端間お
よび下端間を梁12B,13,15で連結した直方体形
状の骨組み17を備えた建物ユニット5と、四本の柱1
1の上端間および下端間を梁12A,13,14,15
で連結した直方体形状の骨組み16を有しかつ平面視で
建物ユニットよりも長辺方向の長さが長い接合用建物ユ
ニット3,30とを備えたユニット式建物1であって、
建物ユニットおよび接合用建物ユニットは、当該接合用
建物ユニットの長辺方向端部が建物ユニットから突出す
るように短辺方向に並設され、接合用建物ユニットの骨
組みには、前記建物ユニットの角部との接合部分を通っ
て梁間に架け渡されかつ当該骨組みの上面および下面の
少なくともいずれか一方を二つの区画22A,22Bに
分割する中間梁21と、この中間梁によって分割された
各区画の形状を維持するための補強材23,24,3
1,32とが設けられていることを特徴とする。
【0008】本発明では、接合用建物ユニットの梁間に
中間梁が架設されているため、一方の梁の中間部分で受
ける水平力が中間梁を介して他方の梁に伝達されるよう
になるとともに、中間梁によって分割された二つの区画
は補強材によってその形状が維持されるので、各区画に
水平構面が形成されるから変形を防止できる。従って、
接合用建物ユニットの梁の中間部分で受ける水平力をそ
の骨組み全体で受けられるようになり、水平力が梁の中
間部分に集中することがなくなるから、充分な剛性を確
保できる。そして、平面視で接合用建物ユニットよりも
長辺方向の長さが短い建物ユニットを短辺方向に隣接配
置した場合、建物ユニットの角部との接合部分に大きな
水平荷重がかかるので、この接合部分を通るように中間
梁を架設することで、水平力を効率よく分散させること
ができるから、水平力の集中に耐え得る優れた剛性を確
保できる。
【0009】前述した補強材は、各区画で梁間に架設さ
れたブレース23,24であってもよい。ブレースを採
用すれば、接合用建物ユニットを構成する造作材等の邪
魔になることなく少ないスペースで簡単に取り付けられ
る。
【0010】或いは、補強材は、各区画を覆うように骨
組みに取り付けた構造用面材であってもよく、例えば、
WB(WaferBoard)、OWB(Orient
edWaferBoard)、OSB(Oriente
d StrandBoard)、パーティクルボード等
を用いることができるが、補強材は、各区画をそれぞれ
覆うように骨組みに取り付けられた合板31,32であ
ることが好ましい。すなわち、合板であれば、入手や加
工が容易なので、接合用建物ユニットの生産性を損なう
ことがない。また、合板は靭性があるので、補強用の部
材として極めて有効な材料であり、剛性の高い接合用建
物ユニットの形成が可能となる。
【0011】さらに、前述した梁は、四本の柱の上端間
を連結する溝形鋼からなる上梁と、四本の柱の下端間を
連結する下梁とからなり、中間梁は、接合用建物ユニッ
トの対向する一対の上梁間に架設され、合板は、対向す
る一対の上梁の内側面間に架設されていることが好まし
い。このようにすれば、合板によって接合用建物ユニッ
トの骨組みの上面が覆われることがなくなって骨組みの
上面が露出するので、その上に他の建物ユニットを結合
する場合や屋根を取り付ける場合等に合板が邪魔になる
ことがなく、他の建物ユニット等を確実かつ容易に結合
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
〔第一実施形態〕以下、本発明の第一実施形態を図面に
基づいて説明する。図1には、本実施形態のユニット式
建物1が示されている。ユニット式建物1は、基礎2上
に配置された複数の直方体形状の建物ユニット3,4,
5,6,7からなる建物躯体8と、この建物躯体8の上
に設けられた屋根9とを有して構成されている。建物躯
体8は、基礎2の上に載置される接合用建物ユニット3
および五つの一階建物ユニット4,5と、これらの接合
用建物ユニット3および一階建物ユニット4,5の上に
載置された六つの二階建物ユニット6,7とを備えてい
る。
【0013】上下に積層された一階建物ユニット4およ
び二階建物ユニット6と、上下に積層された一階建物ユ
ニット5および二階建物ユニット7とは、平面視で長辺
方向の長さが互いに異なる2種類の建物ユニットであ
る。一階建物ユニット4および二階建物ユニット6より
も長辺方向の長さが短い一階建物ユニット5は、図2の
一階部分配置図にも示すように、接合用建物ユニット3
を挟んで短辺方向に二つ並設され、これらの一階建物ユ
ニット5および接合用建物ユニット3の上には、一階建
物ユニット5と同じ長辺方向の長さを有する二階建物ユ
ニット6が短辺方向に三つ並設されている。接合用建物
ユニット3は、長い方の一階建物ユニット4および二階
建物ユニット6と同じ長辺方向の長さを有し、二つの一
階建物ユニット5と短辺方向に隣接配置されている。こ
れにより、接合用建物ユニット3の長辺方向端部は、両
側の一階建物ユニット5およびその上の二階建物ユニッ
ト6から突出している。
【0014】このように積層配列された建物ユニット3
〜7は、それぞれ四本の柱11と、これらの四本の柱1
1の上端間を連結する長辺上梁12A,12Bおよび短
辺上梁13と、四本の柱11の下端間を連結する長辺下
梁14および短辺下梁15(図3に接合用建物ユニット
3についてのみ図示)とを含む直方体形状の骨組み1
6,17を備えている。これらの上梁12A,12B,
13および下梁14,15は、図3に示すように、断面
コ字状の溝形鋼からなるものであり、互いの凹溝が骨組
み16,17の内側になる向きで結合されている。これ
らの骨組み16,17には、それぞれ図示しない床面材
や壁材等の造作材が組み付けられる。なお、長辺方向の
長さの長い建物ユニット3,4,6の骨組み16の各長
辺上梁12Aおよび各長辺下梁14は、これらの建物ユ
ニット3,4,6よりも長辺方向の長さの短い建物ユニ
ット5,7の骨組み17の各長辺上梁12Bおよび長辺
下梁(図示省略)よりも長く形成されている。
【0015】接合用建物ユニット3の長辺上梁12A間
には、図3にも示すように、その長辺上梁12Aと直交
する方向に中間梁21が架け渡されている。この中間梁
21は、各長辺上梁12Aにおいて、隣接する一階建物
ユニット5の角部と接合される部分、つまり一階建物ユ
ニット5の柱11との接合部分を通るように架設されて
いる。
【0016】このような中間梁21によって骨組み16
の上面は二つの区画22A,22Bに分割され、各区画
22A,22Bには、その形状を維持するための補強材
としてのブレース23,24がそれぞれ設けられてい
る。これらの二組のブレース23,24は、各区画22
A,22Bにおいて長辺上梁12A間にX状に架け渡さ
れている。
【0017】このようなユニット式建物1では、水平力
Fは、建物ユニット5の柱11が当接する接合用建物ユ
ニット3の長辺上梁12Aに作用し、中間梁21を介し
て反対側の長辺上梁12Aに伝達され、反対側の建物ユ
ニット5に伝達される。このとき、接合用建物ユニット
3の骨組み16の上面の各区画22A,22Bの形状
は、それぞれブレース23,24によって維持されるの
で、接合用建物ユニット3が変形することはない。ま
た、接合用建物ユニット3の骨組み16の下面、つまり
柱11の下端は基礎2に固定されているので、水平力F
に充分耐えることができる。
【0018】このような本実施形態によれば、以下のよ
うな効果がある。すなわち、接合用建物ユニット3の長
辺上梁12A間に中間梁21が架設されているため、一
方の長辺上梁12Aの中間部分で受ける水平力Fが中間
梁21を介して他方の長辺上梁12Aに伝達されるよう
になるとともに、中間梁21によって分割された二つの
区画22A,22Bはブレース23,24によってその
形状が維持されるので、各区画22A,22Bに水平構
面が形成されるから変形を防止できる。従って、接合用
建物ユニット2の長辺上梁12Aの中間部分で受ける水
平力Fをその骨組み16全体で受けられるようになり、
水平力Fが長辺上梁12Aの中間部分に集中することが
なくなるから、充分な剛性を確保できる。
【0019】そして、平面視で接合用建物ユニット3よ
りも長辺方向の長さが短い一階建物ユニット5の角部と
の接合部分を通るように中間梁21を架設したため、水
平力Fを効率よく分散させることができるから、水平力
Fの集中に耐え得る優れた剛性を確保できる。
【0020】また、補強材として各区画22A,22B
にブレース23,24を架設したので、接合用建物ユニ
ット3を構成する造作材等の邪魔になることなく少ない
スペースで簡単に取り付けられる。
【0021】〔第二実施形態〕次に、本発明の第二実施
形態について説明する。図4および図5に示す本実施形
態の接合用建物ユニット30は、前記第一実施形態の接
合用建物ユニット3のブレース23,24を合板31,
32としたものであり、図1〜図3と同一部分には同一
符号を付して詳しい説明は省略し、以下には異なる部分
のみを詳述する。一対の長辺上梁12Aの各内側面であ
る凹溝121間には複数の小梁33が架設され、これら
の小梁33の下面には天井面材34が張られている。ま
た、これらの小梁33の上面には、中間梁21によって
分割された各区画22A,22Bをそれぞれ覆うように
補強材としての合板31,32が取り付けられ、これに
より、各区画22A,22Bの形状を維持できるように
なっている。このように合板31,32を小梁33の上
面に設置したことにより、合板31,32は長辺上梁1
2Aの各凹溝121間に架設されるため、骨組み16の
上面は露出したままにされている。
【0022】このような本実施形態によれば、前記第一
実施形態と同様な作用、効果を奏することができる他、
以下のような効果がある。すなわち、補強材として入手
や加工が容易な合板31,32を採用したため、接合用
建物ユニット30の生産性を損なうことがなくなる。ま
た、合板31,32は靭性があるので、補強用の部材と
して極めて有効な材料であり、剛性の高い接合用建物ユ
ニット30の形成が可能となる。
【0023】さらに、合板31,32は、接合用建物ユ
ニット30の対向する一対の長辺上梁12A,12Bの
凹溝121間に架設されているので、合板31,32に
よって接合用建物ユニット30の骨組み16の上面が覆
われることがない。従って、接合用建物ユニット30の
柱11の上端面を露出させることができるから、その上
に二階建物ユニット7を結合するときに、つまり、上下
に配置される柱11同士を結合するときに合板31,3
2が邪魔になることがなく、確実かつ容易に接合用建物
ユニット30と二階建物ユニット7とを連結できる。
【0024】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形なども本発明に含まれ
る。前記各実施形態では、中間梁21を長辺上梁12A
間に架設して各区画22A,22Bにブレース23,2
4或いは合板31,32を取り付けたが、中間梁を長辺
下梁間に架設してそれにより分割された各区画にブレー
ス或いは合板を取り付けてもよく、或いは、長辺上梁間
および長辺下梁間の両方にそれぞれ中間梁を架設して各
区画にブレース或いは合板を取り付けてもよい。
【0025】また、補強材としてのブレースおよび合板
は組み合わせて用いてもよく、例えば、一方の区画にブ
レースを設けて他方の区画に合板を取り付けてもよく、
さらには、一つの区画でブレースと合板とを併用しても
よい。
【0026】前記各実施形態では、補強材としてブレー
ス23,24或いは合板31,32を用いたが、各区画
の形状を維持できるものであれば、補強材の種類はとく
に限定されない。例えば、前記第二実施形態の合板3
1,32の代わりに、WB、OWB、OSB、パーティ
クルボード等の構造面材を用いてもよい。そして、前記
各実施形態では、接合用建物ユニット3,30を一階部
分に配置したが、二階部分に配置してもよく、その設置
位置は任意である。
【0027】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
接合用建物ユニットの梁間に中間梁を架設したため、一
方の梁の中間部分で受ける水平力が中間梁を介して他方
の梁に伝達されるようになるとともに、中間梁によって
分割された二つの区画は補強材によってその形状が維持
されるので、各区画に水平構面が形成されるから変形を
防止できる。従って、接合用建物ユニットの梁の中間部
分で受ける水平力をその骨組み全体で受けられるように
なり、水平力が梁の中間部分に集中することがなくなる
から、充分な剛性を確保できる。そして、平面視で接合
用建物ユニットよりも長辺方向の長さが短い建物ユニッ
トを短辺方向に隣接配置した場合、建物ユニットの角部
との接合部分に大きな水平荷重がかかるので、この接合
部分を通るように中間梁を架設することで、水平力を効
率よく分散させることができるから、水平力の集中に耐
え得る優れた剛性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態のユニット式建物を示す
斜視図。
【図2】前記第一実施形態のユニット式建物の一階部分
を示す平面図。
【図3】前記第一実施形態の接合用建物ユニットを示す
斜視図。
【図4】本発明の第二実施形態の接合用建物ユニットを
一部破断して示す斜視図。
【図5】図4のV−V線断面図。
【図6】従来のユニット式建物における建物ユニットの
配置を示す平面図。
【図7】従来のユニット式建物における他の建物ユニッ
トの配置を示す平面図。
【符号の説明】
1 ユニット式建物 3,30 接合用建物ユニット 4,5 一階建物ユニット 6,7 二階建物ユニット 11 柱 12A,12B 長辺上梁 13 短辺上梁 14 長辺下梁 15 短辺下梁 16,17 骨組み 21 中間梁 23,24 ブレース(補強材) 31,32 合板(補強材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四本の柱の上端間および下端間を梁で連
    結した直方体形状の骨組みを有する接合用建物ユニット
    であって、 前記骨組みには、互いに対向する前記梁間に架け渡され
    かつ当該骨組みの上面および下面の少なくともいずれか
    一方を二つの区画に分割する中間梁と、この中間梁によ
    って分割された各区角の形状を維持するための補強材と
    が設けられていることを特徴とする接合用建物ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 四本の柱の上端間および下端間を梁で連
    結した直方体形状の骨組みを備えた建物ユニットと、 四本の柱の上端間および下端間を梁で連結した直方体形
    状の骨組みを有しかつ平面視で前記建物ユニットよりも
    長辺方向の長さが長い接合用建物ユニットとを備えたユ
    ニット式建物であって、 前記建物ユニットおよび接合用建物ユニットは、当該接
    合用建物ユニットの長辺方向端部が前記建物ユニットか
    ら突出するように短辺方向に並設され、 前記接合用建物ユニットの骨組みには、前記建物ユニッ
    トの角部との接合部分を通って前記梁間に架け渡されか
    つ当該骨組みの上面および下面の少なくともいずれか一
    方を二つの区画に分割する中間梁と、この中間梁によっ
    て分割された各区画の形状を維持するための補強材とが
    設けられていることを特徴とするユニット式建物。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載したユニット式建物にお
    いて、前記補強材は、前記各区画で前記梁間に架設され
    たブレースであることを特徴とするユニット式建物。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載したユニット式建物にお
    いて、前記補強材は、前記各区画をそれぞれ覆うように
    前記骨組みに取り付けられた合板であることを特徴とす
    るユニット式建物。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載したユニット式建物にお
    いて、 前記梁は、前記四本の柱の上端間を連結する溝形鋼から
    なる上梁と、前記四本の柱の下端間を連結する下梁とか
    らなり、 前記中間梁は、前記接合用建物ユニットの対向する一対
    の上梁間に架設され、 前記合板は、前記対向する一対の上梁の内側面間に架設
    されていることを特徴とするユニット式建物。
JP11556297A 1997-05-06 1997-05-06 接合用建物ユニットおよびユニット式建物 Withdrawn JPH10306506A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002227306A (ja) * 2001-01-31 2002-08-14 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物

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