JPH10306479A - 水栓取付構造 - Google Patents

水栓取付構造

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JPH10306479A
JPH10306479A JP12507597A JP12507597A JPH10306479A JP H10306479 A JPH10306479 A JP H10306479A JP 12507597 A JP12507597 A JP 12507597A JP 12507597 A JP12507597 A JP 12507597A JP H10306479 A JPH10306479 A JP H10306479A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ケース付きの水栓を壁面に取り付けるに際し
て、壁面とケースとの間から水がケース内部に浸入して
水垢等の汚れがケース内部に溜り、その汚れた水がケー
ス外に流出して水栓周りの美観を低下させるのを防止す
る。 【解決手段】水栓本体12を覆うケース14を備えた吐
水口42付きの水栓10を、壁面等縦向きの取付面に取
り付けるに際して、背面の外周部に沿って予めパッキン
48が取り付けられて成るバックプレート46を、取付
面にパッキン48が接触する状態で固定手段52により
固定して、パッキン48によりバックプレート46と取
付面との間を水密にシールする。そして水栓本体12を
内部に収容する状態でケース14をシール手段によるシ
ールの下にバックプレート46に脱着可能に組み付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は水栓取付構造に関
し、詳しくは水栓本体を覆うカバーを備えた吐水口付き
の水栓を壁面等の縦向きの取付面に取り付けるための取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
水栓本体を覆うケースを備えた吐水口付きの水栓におい
て、これを縦向きの取付面、代表的には壁面に取り付け
るに際して、水栓本体を内部に収容した状態でケースを
壁面に当接させ、水栓本体若しくはケースを壁面に固定
手段で固定するといったことが行われていた。
【0003】而して従来にあっては、ケースと壁面との
間に特別のシールを施さないか、又はケースの外周部に
沿ってケースと壁面との間にコーキングを施し、両者の
間を水密にシールすることが行われている。
【0004】しかしながら前者の場合には、例えば水栓
を浴室内に設置した場合において、吐水口からの跳ね水
や浴室内の水分が壁面を伝ってケース内部に浸入してし
まい、これによりケース内部に水垢等が溜って、その汚
れた水がやがてケース内部からケース外部に流出し、水
栓周りの壁面や床面,カウンター面等を汚してしまうと
いった問題が生ずる。
【0005】一方後者の場合には、上記のような問題は
特に生じないものの、水栓の設置に際してコーキングを
打つ作業が必要で、しかもこのコーキング作業は作業性
の悪い面倒な作業であり、加えてこのようにコーキング
を施した場合には水栓周りの美観が損なわれるととも
に、メンテナンスに際してケースを取り外すときに一旦
コーキングを除去することが必要となる上に、ケースを
再び壁面に取り付ける際に改めてコーキングを打ち直す
ことが必要であり、メンテナンス作業が面倒で手間がか
かるといった問題を生ずる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の水栓取付構造はこ
のような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1の水栓取付構造は、水栓本体を覆うケー
スを備えた吐水口付きの水栓を壁面等縦向きの取付面に
取り付けるための水栓取付構造であって、バックプレー
トを、前記取付面に固定し、前記水栓本体を内部に収容
する状態で前記ケースをシール手段によるシールの下に
該バックプレートに脱着可能に組み付けたことを特徴と
する。
【0007】請求項2の水栓取付構造は、水栓本体を覆
うケースを備えた吐水口付きの水栓を、壁面等縦向きの
取付面に取り付けるための水栓取付構造であって、背面
の外周部に沿って予めパッキンが取り付けられて成るバ
ックプレートを、前記取付面に該パッキンが接触する状
態で固定手段により固定して、該パッキンにより該バッ
クプレートと該取付面との間を水密にシールするととも
に、前記水栓本体を内部に収容する状態で前記ケースを
シール手段によるシールの下に該バックプレートに脱着
可能に組み付けたことを特徴とする。
【0008】請求項3の水栓取付構造は、請求項1,2
の何れかにおいて、前記シール手段が、前記バックプレ
ートの上辺及び左右両側辺に沿って連続的に形成された
嵌合突条又は嵌合溝と、前記ケースの後側の上辺及び左
右両側辺に沿って連続的に形成され、該嵌合突条又は嵌
合溝に対して嵌合する嵌合溝又は嵌合突条とから成って
いることを特徴とする。
【0009】請求項4の水栓取付構造は、請求項3にお
いて、前記バックプレート側の嵌合突条又は嵌合溝は、
前記取付面と実質上平行且つ外向き方向に拡がる形態で
形成されており、更に前記ケース側の対応する嵌合溝又
は嵌合突条は、該バックプレート側の嵌合突条又は嵌合
溝に対応した内向き形態で形成されていることを特徴と
する。
【0010】請求項5の水栓取付構造は、請求項4にお
いて、前記嵌合突条の上下方向所定部位に、前記ケース
を最終組付位置よりも一定距離浮き上がった位置に仮支
持するための係止突起が設けられる一方、該ケースにお
ける前記嵌合溝には、最終組付位置において該係止突起
を係入させ、該係止突起と協働して該ケースを抜止めす
る係止凹部が設けられていることを特徴とする。
【0011】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の水栓取
付構造は、バックプレートを壁面等縦の取付面に固定し
た上、そのバックプレートに対して、水栓本体を覆うケ
ースを脱着可能に組み付けるようになしたもので、この
水栓取付構造の場合、ケースがバックプレートを介して
壁面等の取付面に固定されるため、吐水口からの跳ね水
等壁面を伝って流下した水がケース内部に浸入するのが
良好に防止される。
【0012】従ってケース内部への水の浸入によってケ
ース内部に水垢等の汚れが溜ったり、その汚れがやがて
ケース外部に滲み出して水栓周りの美観を損ねるなどの
問題を解決することができる。尚、この請求項1の水栓
取付構造において、上記バックプレートとケースとの間
も水密にシールされているため、それらバックプレート
とケースとの間の隙間からの水の浸入も有効に防止でき
る。
【0013】またこの請求項1の水栓取付構造によれ
ば、ケースと取付面との間を水密にシールするためのコ
ーキングを施す必要がないので、ケースの脱着を伴う水
栓のメンテナンス作業を簡単に行うことができるし、ま
たそのコーキングに起因する水栓取付部周りの美観の低
下を回避することができる。
【0014】更にこの水栓取付構造によれば、バックプ
レートを共通部品として異なる種類の水栓本体及びカバ
ーを壁面等取付面に取り付けることができ、水栓を種々
選択できる利点が得られる。
【0015】本発明においては上記バックプレートの背
面の外周部に沿って予めパッキンを取り付けておき、バ
ックプレートを取付面に固定する際、そのパッキンを取
付面に接触させる状態で固定手段にて固定するようにな
すのが望ましい(請求項2)。このようにすればバック
プレートと取付面との間の隙間をバックプレート背面に
取り付けてあるパッキンにて水密にシールでき、ケース
内への水の浸入を更に確実に防止することができる。
【0016】本発明において上記バックプレートとケー
スとの間のシール手段がバックプレートの上辺及び左右
両側辺に沿って連続的に形成した嵌合突条若しくは嵌合
溝と、対応するケースの後側の上辺及び左右両側辺に沿
って連続的に形成した嵌合溝若しくは嵌合突条とで構成
することができる(請求項3)。
【0017】この請求項3の水栓取付構造によればシー
ル手段を簡単に構成することができるとともに、バック
プレートとケースとをそれら嵌合突条,嵌合溝において
嵌合させるだけでバックプレートとケースとの間を同時
に簡単に水密にシール状態となすことができる。
【0018】本発明において、上記バックプレート側の
嵌合突条又は嵌合溝を、壁面等取付面と実質上平行且つ
外向き方向に拡がる形態で形成し、またケース側の対応
する嵌合溝又は嵌合突条を、そのバックプレート側の嵌
合突条又は嵌合溝に対応した内向き形態で形成すること
ができる(請求項4)。
【0019】このようにした場合、ケースをバックプレ
ートに対して相対的に上側から下向きにスライド移動さ
せることで、それらバックプレートとケースとに形成し
た嵌合突条と嵌合溝とを嵌合状態とすることができ、か
かるケースをバックプレートを介して簡単に取付面に取
り付けることができるとともに、バックプレートとケー
スとの間を同時に水密にシール状態となすことができ
る。
【0020】或いはまた、ケースを取り外す際にこれを
上方にスライド移動させるだけで、簡単にケースをバッ
クプレートから分離することができる。従ってこの取付
構造によれば、ケースの脱着を伴う水栓のメンテナンス
作業を極めて簡単に行うことができる。
【0021】請求項5の水栓取付構造は、嵌合突条の上
下方向所定部位に、ケースを最終組付位置よりも一定距
離浮き上がった位置に仮支持する係止突起を設ける一
方、嵌合溝の側には、最終組付位置において係止突起を
係入させ、これと協働してケースを上方に抜止めする係
止凹部を設けたもので、この水栓取付構造によれば、水
栓を床面やカウンター面等水平な面上に載置状態で据え
付ける場合に、ケース内部において水栓本体から延び出
した給水用又は給湯用の供給管の下端部を、その水平な
面上に露出する状態で設けてある給水用又は給湯用の配
管端部に対して接続する作業を簡単に行うことができ
る。
【0022】ケースを最終組付位置、即ち床面やカウン
ター面等水平な面上に直接載置した状態としてしまう
と、その内部の供給管の下端部を給水管,給湯管の端部
に対して接続する作業を行えなくなってしまうが、この
請求項4の取付構造の場合、係止突起の仮支持作用によ
ってケースを床面等から一定距離浮き上がった位置に仮
支持した状態とすることができるため、その状態におい
てケース内部の供給管の下端部を給水管,給湯管等の配
管端部に容易に接続することができる。而してその状態
でケースを最終組付位置まで下降させることで、水栓を
最終の取付状態となすことができる。
【0023】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は水栓本体を覆うカバー
を備えた吐水口付きの水栓で、12はその水栓本体、1
4は水栓本体12を覆う形態のケースである。ここで水
栓本体12は吐水・止水機能部16と、その上側の湯,
水の混合機能部18とを備えている。
【0024】而してこの水栓本体12、詳しくは吐水・
止水機能部16からは、水栓本体12に対して水と湯と
を供給するためのフレキシブル管から成る一対の供給管
20が下向きに延び出しており、その下端部が、図3に
示しているように水栓据置面としての床面(又はカウン
ター面)21上に突出状態で予め設けてある給水用,給
湯用の配管端部22に接続されるようになっている。
【0025】ここで供給管20と配管端部22との接続
はクイックジョイント方式の接続構造とされている。図
3はその接続構造を具体的に示したものである。同図に
示しているように供給管20には、フランジ24と嵌入
部26とが形成されていてその嵌入部26の外周面上に
シール部材としてのOリング28が装着される一方、配
管端部22の側にはフランジ24とこれに続く環状溝3
0が形成され、供給管20の嵌入部26が配管端部22
の内部に嵌入されて一対のフランジ24が重ね合わさ
れ、その状態でそれら供給管20と配管端部22とが弾
性クリップ32によって連結されるようになっている。
【0026】弾性クリップ32は金属板ばね材を略リン
グ状に曲げ形成したもので、リング状部34と嵌込開口
36と、その嵌込開口36に続いてハの字状に開いた形
態のガイド部38と、幅方向中間部に形成された係入溝
40とを備えている。
【0027】この図3に示す接続方式の場合、嵌込開口
36を通じて弾性クリップ32を供給管20と配管端部
22とにまたがるように弾性的に嵌め合わせ、そして互
いに重ね合せ状態にある一対のフランジ24を弾性クリ
ップ32の係入溝40内部に係入させることで、供給管
20と配管端部22とを連結する。
【0028】本例の水栓10は、図1に示しているよう
にケース14の前部において下向きの吐水口42を備え
ている。尚、44は水栓の操作部である。
【0029】図1において、46はバックプレートであ
って背面の外周部に沿って、詳しくは上辺部と左右両側
辺部に沿って、予め所定形状に成形され且つ形状保持能
力を有するゴムパッキン等の弾性パッキン48が取り付
けられている。バックプレート46は、この弾性パッキ
ン48を縦向きの取付面、本例では壁面49(図2参
照)に対して当接させる状態で、固定穴50において固
定手段としてのビス52により壁面49に固定されるよ
うになっている。
【0030】バックプレート46は、壁面49から離れ
る方向に起立する起立壁54が上辺部及び左右両側辺部
に沿って形成されており、更にその先端部において外向
きに拡がる形態の鍔状の嵌合突条56が上辺及び左右両
側辺に沿って連続的に形成されている。尚、バックプレ
ート46はその下端が上記床面21にほぼ接する状態で
壁面49に固定される。
【0031】上記嵌合突条56には、上下方向中間部位
において左右両側方に突出する係止突起58が一体に形
成されている。この係止突起58は、後に詳述するよう
にケース14を床面21から一定距離浮き上がった位置
に仮支持するためのものである。
【0032】上記ケース14は、後面及び下面が開放さ
れた形態のものであり、そして後側の上辺及び左右両側
辺に沿って、前記バックプレート46側の嵌合突条56
に対応した、内向きの嵌合溝62が連続的に形成されて
いる。この嵌合溝62は下端が開放形状をなしている。
【0033】この嵌合溝62においても、上下方向中間
部位に前記バックプレート46側の係止突起58に対応
した形状の係止凹部64が形成されている。この係止凹
部64は、最終組付状態において係止突起58を内部に
係入させる位置に形成されている。この係止凹部64
は、係止突起58と協働してケース14が上方に抜け出
すのを防止する作用をなす。
【0034】尚、ケース14の下端面には床面21に当
接してシール作用をなすシール部材65がその下面外周
部に沿って取り付けられている。但しこのシール部材6
5は省略することも可能である。
【0035】本例の水栓取付構造では、先ずバックプレ
ート46を床面21上において壁面49にビス52にて
固定する。このとき予めバックプレート46の外周部に
沿って取り付けてある弾性パッキン48を壁面49に当
接させた状態とし、その弾性パッキン48によって、バ
ックプレート46と壁面49との間の隙間を水密にシー
ルすることができる。
【0036】従って吐水口42からの跳ね水や浴室内等
の水分が壁面49を伝って流下した場合にも、その流下
水がバックプレート46の取付穴50等を通じてケース
14内部に浸入するのが防止される。
【0037】さて、このようにしてバックプレート46
を壁面49に固定したら、次にケース14を、その内部
に水栓本体12を収容した状態でバックプレート46に
対して組み付ける。
【0038】その組付けは、ただ単にケース14の後側
周部に形成した嵌合溝62の下端開口を、バックプレー
ト46の嵌合突条56に嵌め合わせ、その状態でケース
14を下向きにスライド移動させることで簡単に行うこ
とができる。
【0039】尚その際、供給管20の下端部と床面21
から突出した配管端部22とを接続する作業が必要とな
る。その際、ケース14をいきなり最終組付位置、即ち
その下端が床面21に当接する位置まで下向きにスライ
ド移動させてしまうと、供給管20と配管端部22との
接続作業が行えなくなってしまう。従って供給管20と
配管端部22とを接続する際には、ケース14を床面2
1から一定距離浮き上がった位置に一時的に保持してお
くことが必要となる。
【0040】ここにおいて本例の水栓取付構造では、図
4に示しているようにバックプレート46に設けた係止
突起58がケース14の下端に引掛かって、ケース14
を一時的に仮支持した状態となるため、供給管20と配
管端部22とを、ケース14を一定距離床面21から浮
き上がった状態に保持しつつ接続作業することができ
る。
【0041】而してその接続作業が終わったところでケ
ース14を更に下向きに押し下げると、最終組付位置に
おいて係止突起58がケース14側の係止凹部64内部
に係入した状態となり、ここにおいてケース14がバッ
クプレート46に対して抜け防止(上方への抜け防止)
される。
【0042】本例の水栓取付構造の場合、ケース14が
バックプレート46を介して壁面49に取り付けられる
ため、更にはバックプレート46と壁面49との間の隙
間は弾性パッキン48にて水密にシールされているた
め、吐水口42からの跳ね水や、例えば浴室内部の水分
等が壁面49を伝って流下した場合においても、その流
下水がケース14内部に浸入するのが良好に防止され
る。
【0043】加えてバックプレート46とケース14と
の間も嵌合突条56と嵌合溝62との嵌合作用に基づい
て水密にシールされているため、それらバックプレート
46とケース14との間からケース14内部に水が浸入
するのも良好に防止される。
【0044】従ってケース14内部への水の浸入によっ
て、ケース14内部に水垢等の汚れが溜ったり、その汚
れがやがてケース14内部から外部に滲み出して、水栓
周りの美観を損ねるなどの問題を解決することができ
る。
【0045】また本例の水栓取付構造によれば、ケース
14と壁面49との間にコーキングを施してシールを行
う必要がないので、ケース14の脱着を伴う水栓10の
メンテナンスを簡単に行うことができるし、またそのコ
ーキングに起因する水栓取付部周りの美観の低下を回避
することができる。
【0046】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一実施例である。例えば上例ではバックプレート
46の側に嵌合突条56を、またケース14の側に嵌合
溝62を形成しているが、これとは逆にバックプレート
46の側に嵌合溝を、またケース14の側に嵌合突条を
設けることも可能である。
【0047】更にその場合において、ケース14の側に
ケース14を一時的に仮支持するための係止突起58
を、またバックプレート46の側に係止凹部64を形成
するといったことも可能であるなど、本発明はその主旨
を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である水栓取付構造の分解斜
視図である。
【図2】同実施例の水栓取付構造の要部平面断面図であ
る。
【図3】図1における配管接続部の要部詳細図である。
【図4】同実施例の水栓取付構造における取付手順の要
部工程の説明図である。
【符号の説明】
10 水栓 12 水栓本体 14 ケース 20 供給管 21 床面(カウンター面)(水栓据置面) 22 配管端部 42 吐水口 46 バックプレート 48 弾性パッキン 49 壁面 50 取付穴 52 ビス(固定手段) 56 嵌合突条 58 係止突起 62 嵌合溝 64 係止凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓本体を覆うケースを備えた吐水口付
    きの水栓を壁面等縦向きの取付面に取り付けるための水
    栓取付構造であってバックプレートを、前記取付面に固
    定し、前記水栓本体を内部に収容する状態で前記ケース
    をシール手段によるシールの下に該バックプレートに脱
    着可能に組み付けたことを特徴とする水栓取付構造。
  2. 【請求項2】 水栓本体を覆うケースを備えた吐水口付
    きの水栓を壁面等縦向きの取付面に取り付けるための水
    栓取付構造であって背面の外周部に沿って予めパッキン
    が取り付けられて成るバックプレートを、前記取付面に
    該パッキンが接触する状態で固定手段により固定して、
    該パッキンにより該バックプレートと該取付面との間を
    水密にシールするとともに、前記水栓本体を内部に収容
    する状態で前記ケースをシール手段によるシールの下に
    該バックプレートに脱着可能に組み付けたことを特徴と
    する水栓取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記シ
    ール手段が、前記バックプレートの上辺及び左右両側辺
    に沿って連続的に形成された嵌合突条又は嵌合溝と、前
    記ケースの後側の上辺及び左右両側辺に沿って連続的に
    形成され、該嵌合突条又は嵌合溝に対して嵌合する嵌合
    溝又は嵌合突条とから成っていることを特徴とする水栓
    取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記バックプレート
    側の嵌合突条又は嵌合溝は、前記取付面と実質上平行且
    つ外向き方向に拡がる形態で形成されており、更に前記
    ケース側の対応する嵌合溝又は嵌合突条は、該バックプ
    レート側の嵌合突条又は嵌合溝に対応した内向き形態で
    形成されていることを特徴とする水栓取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記嵌合突条の上下
    方向所定部位に、前記ケースを最終組付位置よりも一定
    距離浮き上がった位置に仮支持するための係止突起が設
    けられる一方、該ケースにおける前記嵌合溝には、最終
    組付位置において該係止突起を係入させ、該係止突起と
    協働して該ケースを抜止めする係止凹部が設けられてい
    ることを特徴とする水栓取付構造。
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