JP2017066673A - 便器装置 - Google Patents
便器装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017066673A JP2017066673A JP2015191737A JP2015191737A JP2017066673A JP 2017066673 A JP2017066673 A JP 2017066673A JP 2015191737 A JP2015191737 A JP 2015191737A JP 2015191737 A JP2015191737 A JP 2015191737A JP 2017066673 A JP2017066673 A JP 2017066673A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank device
- pedestal
- tank
- toilet
- port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
Description
特許文献1に示すような従来の便器装置においては、タンク装置と、タンク装置を固定するタンク装置固定台座との間の流路の接続部分を排水パッキンにより適切にシールするため、タンク装置を上方からタンク装置固定台座上に取付けて、タンク装置とタンク装置固定台座との間に排水パッキンを取付ける方法が採用されていた。
このように構成された本発明においては、タンク装置の底部をタンク装置固定台座ユニット上で、キャビネットパネルの正面側に形成された取付口からキャビネットパネル後方の所定の着座位置まで前後方向にスライドさせることができ、タンク装置の底部が所定の着座位置に到達した状態で、台座凸部と嵌合する凹部、又は台座凹部と嵌合する凸部の組合せのいずれかの構造により、タンク装置の底部がタンク装置固定台座ユニット上に沈み込むように下降され、排水パッキンを下方に押圧することとなるので、排水パッキンのめくれを防止することができ、排水パッキンのめくれによる漏水の発生を防止することができる。従って、比較的狭い施工スペースであっても、便器後部のキャビネットパネル内に隠蔽された状態で配置されるタンク装置を、キャビネットパネルの正面側に形成された取付口からタンク装置固定台座ユニットに取付けることができると共に、取付けの際の排水パッキンのめくれを防止することができ、タンク装置の底部が、タンク装置の排水口と接続流路との接合部分の外側を排水パッキンによりシールした状態で、タンク装置固定台座ユニットに取付けられることができる。
このように構成された本発明においては、台座凸部と嵌合する凹部、又は台座凹部と嵌合する凸部の組合せのいずれかの構造を、キャビネットパネルの正面側に形成された取付口から容易に目視することができるため、タンク装置の前記底部をタンク装置固定台座ユニット上で、所定の着座位置まで容易にスライドさせることができ、タンク装置の底部を、タンク装置固定台座ユニットに容易に取付けることができる。
このように構成された本発明においては、タンク装置の底部を接続継手の台座凸部の上で、キャビネットパネルの正面側に形成された取付口からキャビネットパネル後方の所定の着座位置まで前後方向にスライドさせることができ、タンク装置の底部が所定の着座位置に到達した状態で、台座凸部と嵌合する凹部の構造により、タンク装置の底部が接続継手上に沈み込むように下降され、排水パッキンを下方に押圧することとなるので、排水パッキンのめくれを防止することができ、排水パッキンのめくれによる漏水の発生を防止することができる。従って、比較的狭い施工スペースであっても、便器後部のキャビネットパネル内に隠蔽された状態で配置されるタンク装置を、キャビネットパネルの正面側に形成された取付口からタンク装置固定台座ユニットの接続継手上に取付けることができると共に、取付けの際の排水パッキンのめくれを防止することができ、タンク装置の底部が、タンク装置の排水口と接続流路との接合部分の外側を排水パッキンによりシールした状態で、タンク装置固定台座ユニットに取付けられることができる。また、タンク装置の底部の排水口と、接続流路を有する接続継手との位置合わせを容易に行うことができる。
このように構成された本発明においては、施工取付け時に、タンク装置の底部の排水口が排水パッキンよりも下方まで突出しており、且つ排水口が底部から突出する長さは、接続継手の台座凸部が接続継手から上方に突出する長さと、タンク装置の底部のリブが底部から下方に突出する長さとの和より小さい長さである。よって、タンク装置をスライドさせて取付けるときに、排水口が接続継手と接触しないように構成されている。また、排水口は排水パッキンよりも下方まで突出しているので、排水パッキンが接続継手と接触することを防止することができ、スライド動作中の排水パッキンのめくれを防止することができ、排水パッキンのめくれによる漏水の発生を防止することができる。
このように構成された本発明においては、タンク装置の底部が、台座凸部及び凹部の組又は台座凹部及び凸部の組のいずれかの2組以上の嵌合構造、すなわち2箇所以上の嵌合構造により、より強固にタンク装置固定台座ユニットに取付けられることができる。
このように構成された本発明においては、タンク装置を、その固定部材をガイド口の開口内に通した状態で前後方向にガイドすることができるため、タンク装置を、タンク装置固定台座ユニット上で所定の着座位置まで容易に前後方向にスライドさせることができる。
このように構成された本発明においては、施工者が目視することが難しいキャビネットパネルの奥側において、垂下壁の前面を前記タンク装置固定台座ユニットに当接させた状態とし、タンク装置の底部を前記タンク装置固定台座ユニット上で所定の着座位置に容易且つ正確に位置決めすることができる。
図1は、本発明の一実施形態による便器装置のタンク装置を便器後部のキャビネットパネル内に配置している状態を、キャビネットパネルの取付口を開けた状態で正面から見た正面図であり、図2は本発明の一実施形態による便器装置のタンク装置を便器後部のキャビネットパネル内に隠蔽された状態で配置している状態を、便器装置及びキャビネットパネルの右側側方から見た側面図であり、図3は本発明の一実施形態による便器装置のタンク装置の底部及びタンク装置固定台座ユニットの分解斜視図であり、図4は本発明の一実施形態による便器装置のタンク装置の底部を斜め下方から見た斜視図であり、図5は本発明の一実施形態による便器装置のタンク装置をタンク装置固定台座ユニット上にスライドするように取付ける動作を開始した直後の様子を、タンク装置の斜め下方から見た斜視図である。
以下、本発明の実施形態における説明において、後述する便器装置1を使用する使用者側(便器装置1を使用するために便器装置1の前に立っている使用者側)から見て手前側を前方側(正面側)とし、使用者から見て奥側を後方側(背面側)とし、便器装置1を前方から見て右側を右側とし、前方から見て左側を左側として説明している。
なお、便器装置1の便器本体12については、洗い落し式の水洗大便器に限られず、サイホン作用を利用してボウル部内の汚物を吸い込んで排水トラップ管路(図示せず)から一気に外部に排出する、いわゆる、サイホン式便器等、種々の形態の水洗大便器を適用可能である。
なお、本実施形態の便器装置1においては、一例として、便器本体12の背面側がキャビネットパネル2に設置された、いわゆる、壁掛け式の水洗大便器の形態について説明するが、このような形態に限られず、便器本体12の底部が床に設置された、いわゆる、床置き式の水洗大便器のような形態であってもよい。
タンク装置4は、便器本体12の後方上方且つキャビネットパネル2の裏側に配置されている。タンク装置4は、水道等の給水源に接続され、且つ便器本体12へ供給する洗浄水を貯水するようになっている。タンク装置4の底部20には、排水口部22が形成されている。タンク装置4は、使用者が壁面等に設けられた操作スイッチ(図示せず)を操作することにより、電気的に内部の装置が駆動され、ジェットポンプ作用により吐水される洗浄水を排水口部22から下方に流出させ、給水管24を経て便器本体12の後方側の導水路(図示せず)に供給されるようになっている。
なお、便器本体12へ洗浄水を供給する洗浄水源としては、本実施形態で示したジェットポンプ式の給水装置に限定されず、重力給水式の貯水タンクのようなタンク式のものや、水道水の給水圧を直接利用した水道直圧式のものや、フラッシュバルブ式のものや、ポンプの補圧を利用して洗浄水を供給するものであってもよい。
なお、本実施形態においては、タンク装置4の底部20の排水口23の外周に締結部材32が取付けられている状態で、タンク装置4の底部20の排水口部22を構成している。締結部材32は、排水口23の下端よりもさらに下部まで筒状の流路(排水口部22の流路)を形成している。
タンク装置固定台座ユニット36の接続継手42は、その上面の平坦面42bから上方に突出した台座凸部42cを備えている。なお、又は、接続継手42は、その上面が下方にくぼまされた台座凹部を備えていてもよい。
さらに、タンク装置4の底部20の取付固定部26は、接続継手42の台座凸部42cと嵌合する凹部26aを備えている。なお、又は、取付固定部26は、接続継手42の下方にくぼまされた台座凹部と嵌合する凸部、を備えていてもよい。
本発明においては、台座凸部42cと、この台座凸部42cと嵌合する凹部26aとの組み合わせにより、凹部26aが台座凸部42cと嵌合することによりタンク装置4の底部20が下降し、排水パッキン34がめくれないように、排水パッキン34を垂直方向に均等に押しつぶすことができる。また、台座凹部と、この台座凹部と嵌合する凸部の組合せによっても、凸部が台座凹部と嵌合することによりタンク装置4の底部20が下降し、排水パッキン34を垂直方向に均等に押しつぶすことができる。
このように、所定の着座位置でのみタンク装置4の底部20が下降するためには、タンク装置4の底部20が所定の着座位置に到達した状態で、台座凸部42c及び凹部26aが、互いに対向した位置に配置される必要がある。従って、台座凸部42c及び凹部26aは組を構成している。このように、タンク装置4の底部20が所定の着座位置に到達した状態で、少なくとも2組以上の複数の組の台座凸部42c及び凹部26aの組が、互いに対向した位置に配置されるように設けられている。同様に、タンク装置4の底部20が所定の着座位置に到達した状態で、少なくとも2組以上の複数の組の台座凹部及び凸部の組が、互いに対向した位置に配置されるように設けられている。
このように台座凸部及び凹部の組又は台座凹部及び凸部の組が2組以上の嵌合構造、すなわち2箇所以上の嵌合構造を形成することにより、タンク装置の底部が、より強固にタンク装置固定台座ユニットに取付けられることができる。また、取付け後に、取付固定部26と接続継手42との間で配置のずれが生じることを防止することができる。また、施工者が取付固定部26と接続継手42との互いの位置関係を正確に取付けることができる。
取付固定部26は、前方部分において、凹部26aを備えている。取付固定部26は、高さ方向に所定の長さ(幅)を有しており、この凹部26aが、取付固定部26の下向きの内側底面26bから長さL1だけ下方に突出した部分を下端26cとし、これより上方側に凹むような円筒形状の空間を形成している。別の言い方によれば、凹部26aは、円筒形状の台座凸部42cを内部に受け入れることができるような円筒形状の内側空間を形成するような凹部26aとして形成されている。凹部26aは、「Ω」オメガ字形状のように、一部が前端において開口されているような内側空間を形成していてもよい。なお、凹部26aは、例えば、U字形状、円筒形状のような台座凸部を受け入れることができるような他の形状に形成されていてもよい。
図3乃至図5に示すように、凹部26aの下端26cは、上述のように取付固定部26の内側底面よりも下方側に形成されている。逆に、凹部26aの上端26dは、取付固定部26の内側底面26bよりも上方側に形成されている。
リブ28は、取付固定部26の中央近傍(例えば、タンク装置4の前後方向中央近傍の固定ボルト46近傍の位置))から前部の凹部26aまで、前後方向に延びるように形成されている。また、リブ28は、取付固定部26の中央近傍から前部の凹部26aまで、同じ所定の高さ(内側底面26bから下端26cまでの長さL1)に形成されている。
図5は本発明の一実施形態による便器装置のタンク装置をタンク装置固定台座ユニット上にスライドするように取付ける動作を開始した直後の様子を、タンク装置の斜め下方から見た斜視図であり、図6は本発明の一実施形態による便器装置のタンク装置をタンク装置固定台座ユニット上にスライドするように取付ける動作を開始した直後の様子を、タンク装置の正面側から見た正面図であり、図7は図6のVII−VII線に沿って見た断面図であり、図8は本発明の一実施形態による便器装置のタンク装置をタンク装置固定台座ユニット上にスライドするように取付ける動作において、垂下壁が接続継手の後端に到達し且つ凹部26aが台座凸部42cと嵌合して沈み込むように下降できる位置に到達した状態の様子を、タンク装置の正面側から見た正面図であり、図9は図8のIX−IX線に沿って見た断面図であり、図10は本発明の一実施形態による便器装置のタンク装置をタンク装置固定台座ユニット上にスライドするように取付ける動作において、取付固定部の凹部が台座凸部と嵌合して沈み込むように下降した状態を、タンク装置の正面側から見た正面図であり、図11は図10のXI−XI線に沿って見た断面図であり、図12は本発明の一実施形態による便器装置のタンク装置をタンク装置固定台座ユニット上にスライドするように取付ける動作において、台座凸部上をリブが後方に滑るように移動しながらスライドされ、凹部が台座凸部上に至る様子を拡大して示している部分拡大図である。
図5乃至図7に示すように、具体的には、タンク装置4の底部20の取付固定部26のリブ28をタンク装置固定台座ユニット36の接続継手42の台座凸部42c上に載せるように配置し、図1に示すようなキャビネットパネル2の正面側に形成された取付口2aから、キャビネットパネル2後方の所定の着座位置まで、図2の矢印A1に示すように、取付固定部26が取付けられた状態のタンク装置4を前後方向にスライドさせることができる。
凹部26aが台座凸部42cと嵌合して沈み込むように下降できる位置、すなわちタンク装置4の底部20の所定の着座位置に到達すると、タンク装置4の底部20の下降が開始できるようになる。
取付固定部26のリブ28は、取付固定部26の内側底面26bから長さL1だけ下方に突出している。また、接続継手42の台座凸部42cは、接続継手42の上面の平坦面42bから長さL2だけ上方に突出している。従って、取付固定部26の内側底面26bから接続継手42の平坦面42bまでの長さがL1+L2の長さになっている。ここで、排水パッキン34は、取付固定部26の内側底面26bから長さL3だけ下方に突出している。さらに、排水口部22(締結部材32)は、取付固定部26の内側底面26bから長さL4だけ下方に突出している。ここで、L3の長さはL1+L2の長さよりも短く、L4の長さはL1+L2の長さよりも短くなっている。締結部材32は、排水パッキン34よりもやや下方まで延びるように形成されているので、L3よりもL4の方が長く形成されている。
従って、台座凸部42c(凹部26a)上をリブ28がスライドしている最中において、排水パッキン34及び排水口部22のいずれも接続継手42の平坦面42bに接触することがない。従って、排水パッキン34が平坦面42bに接触し、横方向の力を受けてめくれることを防ぐことができる。
従って、比較的狭い施工スペースにおいて、タンク装置4をキャビネットパネル2の正面側に形成された取付口2aから後方にスライドするように取付ける場合においても、タンク装置4の排水口部22と接続流路38との接合部分の周りをシールする排水パッキン34がめくれないように適切に配置することができる。よって、タンク装置4の底部20が、タンク装置4の排水口部22と接続流路38との接合部分の外側を排水パッキンにより水密にシールした状態で、タンク装置固定台座ユニット36に取付けられることができる。
従って、比較的狭い施工スペースであっても、便器後部のキャビネットパネル2内に隠蔽された状態で配置されるタンク装置4を、キャビネットパネル2の正面側に形成された取付口2aからタンク装置固定台座ユニット36に取付けることができると共に、取付けの際の排水パッキン34のめくれを防止することができ、タンク装置4の底部20が、タンク装置4の排水口部22と接続流路38との接合部分の外側を排水パッキン34によりシールした状態で、タンク装置固定台座ユニット36に取付けられることができる。
2 キャビネットパネル
2a 取付口
3 配管
4 タンク装置
6 壁面
8 キャビネット
10 頂面パネル
12 便器本体
12a 後部
14 給水口部
16 架台
18 便器固定ボルト
20 底部
22 排水口部
23 排水口
24 給水管
26 取付固定部
26a 凹部
26b 内側底面
26c 下端
26d 上端
26e 垂下壁
28 リブ
29 防止リブ
30 円形開口部分
32 締結部材
32a 外周部分
34 排水パッキン
36 タンク装置固定台座ユニット
38 接続流路
40 給水管
42 接続継手
42a 板状部分
42b 平坦面
42c 台座凸部
42d 後端面
44 タンク支持部材
44a 下部
46 固定ボルト
47 ナット
48 ガイド口
A1 矢印
Claims (7)
- 便器後部のキャビネットパネル内に隠蔽された状態で配置されるタンク装置を備えた便器装置であって、
後部に給水口を有し且つこの給水口から供給された洗浄水により汚物を排出する便器本体と、
前記便器本体へ供給する洗浄水を貯水するタンク装置と、
前記タンク装置の底部の排水口の外側に環状に設けられる排水パッキンと、
前記タンク装置の底部を着座するタンク装置固定台座ユニットであって、前記タンク装置の前記底部の前記排水口と接続される接続流路を形成している前記タンク装置固定台座ユニットと、
前記タンク装置固定台座ユニットの下部と前記便器本体の前記給水口とを接続する給水管とを有し、
前記タンク装置固定台座ユニットは、上方に突出した台座凸部又は下方にくぼまされた台座凹部を備え、
前記タンク装置の前記底部は、前記上方に突出した台座凸部と嵌合する凹部、又は前記下方にくぼまされた台座凹部と嵌合する凸部、を備え、
前記タンク装置の前記底部又は前記タンク装置固定台座ユニットは、前記タンク装置の前記底部を前記タンク装置固定台座ユニット上で、前記キャビネットパネルの正面側に形成された取付口から前記キャビネットパネル後方の所定の着座位置まで前後方向にスライドさせることができるリブを備え、
前記タンク装置の前記底部が所定の着座位置に到達した状態で、前記台座凸部と嵌合する前記凹部、又は前記台座凹部と嵌合する前記凸部の組合せのいずれかの構造により、前記タンク装置の前記底部が前記タンク装置固定台座ユニット上に沈み込むように下降され、前記排水パッキンを下方に押圧することとなり、前記タンク装置の前記底部が、前記タンク装置の前記排水口と前記接続流路との接合部分の外側を前記排水パッキンによりシールした状態で、前記タンク装置固定台座ユニットに取付けられることを特徴とする便器装置。 - 前記タンク装置固定台座ユニットは、前方部分において、前記台座凸部又は前記台座凹部を備え、
前記タンク装置の前記底部は、前方部分において、前記台座凸部と嵌合する前記凹部、又は前記台座凹部と嵌合する前記凸部、を備えている、請求項1に記載の便器装置。 - 前記タンク装置固定台座ユニットは、
前記タンク装置の前記底部の前記排水口と前記給水管とを接続する前記接続流路を形成している接続継手と、
前記タンク装置及び前記接続継手を支持するタンク支持部材と、
を備え、
前記接続継手が、上方に突出した前記台座凸部を備え、
前記タンク装置の前記底部の前記リブを前記接続継手の前記台座凸部の上で、前記キャビネットパネルの正面側に形成された取付口から前記キャビネットパネル後方の所定の着座位置まで前後方向にスライドさせることができ、前記タンク装置の前記底部が所定の着座位置に到達した状態で、前記台座凸部と嵌合する前記凹部の構造により、前記タンク装置の前記底部が前記接続継手上に沈み込むように下降され、前記排水パッキンを下方に押圧することとなり、前記タンク装置の前記底部が、前記タンク装置の前記排水口と前記接続流路との接合部分の外側を前記排水パッキンによりシールした状態で、前記接続継手に取付けられる請求項1又は2に記載の便器装置。 - 前記タンク装置の前記底部は、前記タンク装置の前記底部を前記接続継手の前記台座凸部上で、前記キャビネットパネルの正面側に形成された取付口から前記キャビネットパネル後方の所定の着座位置まで前後方向にスライドさせることができるように、下方に突出するリブを備え、
前記タンク装置の前記底部の前記排水口は、前記タンク装置をスライドさせて取付けるために前記排水口の外側に前記排水パッキンが取付けられている状態において、前記排水パッキンよりも下方まで突出するような長さを有するように形成され、
前記タンク装置の前記底部の前記排水口が前記底部から突出する長さは、前記接続継手の前記台座凸部が前記接続継手から上方に突出する長さと、前記タンク装置の前記底部の前記リブが前記底部から下方に突出する長さとの和より小さい長さとされている請求項3に記載の便器装置。 - 前記台座凸部及び前記凹部の組、又は前記台座凹部及び前記凸部の組が少なくとも2組以上設けられている請求項1乃至4の何れか1項に記載の便器装置。
- 前記タンク支持部材は、前記タンク装置を固定する固定部材を開口内に通した状態で前後方向にガイドすることができるガイド口を形成している請求項1乃至5の何れか1項に記載の便器装置。
- 前記タンク装置の前記底部は、後端部において、垂下壁を備え、前記垂下壁の前面を前記タンク装置固定台座ユニットに当接させた状態で前記タンク装置の底部を前記タンク装置固定台座ユニット上で所定の着座位置に位置決めすることができる請求項1乃至6の何れか1項に記載の便器装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015191737A JP6579373B2 (ja) | 2015-09-29 | 2015-09-29 | 便器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015191737A JP6579373B2 (ja) | 2015-09-29 | 2015-09-29 | 便器装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017066673A true JP2017066673A (ja) | 2017-04-06 |
JP6579373B2 JP6579373B2 (ja) | 2019-09-25 |
Family
ID=58491895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015191737A Active JP6579373B2 (ja) | 2015-09-29 | 2015-09-29 | 便器装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6579373B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019190191A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 株式会社Lixil | 大便器ユニット |
JP2019190250A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 株式会社Lixil | 便器装置 |
CN113756403A (zh) * | 2020-06-02 | 2021-12-07 | Toto株式会社 | 冲水大便器 |
JP7483566B2 (ja) | 2020-09-07 | 2024-05-15 | 株式会社Lixil | 汚物排出装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2653363A1 (de) * | 1976-11-24 | 1978-06-01 | Chloride Group Ltd | Wasserklosett |
JPH057760U (ja) * | 1991-07-12 | 1993-02-02 | 株式会社イナツクス | ロータンク |
JPH10183725A (ja) * | 1996-10-31 | 1998-07-14 | Toto Ltd | トイレ用収納体及びその組立方法 |
JPH1161935A (ja) * | 1997-08-25 | 1999-03-05 | Inax Corp | カバーボックスの設置構造 |
JP2004285670A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Toto Ltd | 水洗便器 |
JP2015001081A (ja) * | 2013-06-14 | 2015-01-05 | Toto株式会社 | 便器装置 |
-
2015
- 2015-09-29 JP JP2015191737A patent/JP6579373B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2653363A1 (de) * | 1976-11-24 | 1978-06-01 | Chloride Group Ltd | Wasserklosett |
JPH057760U (ja) * | 1991-07-12 | 1993-02-02 | 株式会社イナツクス | ロータンク |
JPH10183725A (ja) * | 1996-10-31 | 1998-07-14 | Toto Ltd | トイレ用収納体及びその組立方法 |
JPH1161935A (ja) * | 1997-08-25 | 1999-03-05 | Inax Corp | カバーボックスの設置構造 |
JP2004285670A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Toto Ltd | 水洗便器 |
JP2015001081A (ja) * | 2013-06-14 | 2015-01-05 | Toto株式会社 | 便器装置 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019190191A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 株式会社Lixil | 大便器ユニット |
JP2019190250A (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 株式会社Lixil | 便器装置 |
CN113756403A (zh) * | 2020-06-02 | 2021-12-07 | Toto株式会社 | 冲水大便器 |
JP2021188411A (ja) * | 2020-06-02 | 2021-12-13 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
JP7193785B2 (ja) | 2020-06-02 | 2022-12-21 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
JP7483566B2 (ja) | 2020-09-07 | 2024-05-15 | 株式会社Lixil | 汚物排出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6579373B2 (ja) | 2019-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2019203870B2 (en) | Toilet pan body and its method of manufacturing | |
JP6579373B2 (ja) | 便器装置 | |
WO2001040589A1 (fr) | Toilette sans reservoir, toilette a chasse d'eau de type occidental, dispositif de lavage de parties privees et raccord pour toilette a chasse d'eau | |
US10151091B2 (en) | Toilet apparatus | |
US20240093476A1 (en) | Toilet with non-vitreous flush engine | |
JP2014173390A (ja) | 便器設置構造 | |
JP6649080B2 (ja) | 手洗い吐水管の接続構造 | |
JP2010031570A (ja) | 水洗大便器と手洗い器の排水接続構造 | |
KR101243894B1 (ko) | 위생기의 트랩과 오배수관의 연결구조 | |
JP6982278B2 (ja) | 水洗大便器装置 | |
JP2011111780A (ja) | 排水構造 | |
JP6351065B2 (ja) | 排水ソケット | |
JP6712404B2 (ja) | 水洗大便器装置 | |
JP7179258B2 (ja) | ボウルユニット | |
JP5685729B2 (ja) | 手洗器 | |
JP5013947B2 (ja) | 便器固定装置 | |
JP2019005058A (ja) | 汚物流しユニット | |
EP2963196A1 (en) | Drain device with a non-circular inlet hole. | |
JP2000234374A5 (ja) | ||
JP4429637B2 (ja) | 洗い場付浴槽の配管構造 | |
JP2010111996A (ja) | トイレユニット | |
JP2005068785A (ja) | 洗い場付浴槽の配管固定構造 | |
JP6659207B2 (ja) | 水洗式便器 | |
JP6259980B2 (ja) | 排水装置 | |
JP2016108773A (ja) | 水栓装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170427 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180914 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190722 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190801 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190814 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6579373 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |