JPH10306068A - 明色を示すイソシアナートの製造方法 - Google Patents

明色を示すイソシアナートの製造方法

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JPH10306068A
JPH10306068A JP10070194A JP7019498A JPH10306068A JP H10306068 A JPH10306068 A JP H10306068A JP 10070194 A JP10070194 A JP 10070194A JP 7019498 A JP7019498 A JP 7019498A JP H10306068 A JPH10306068 A JP H10306068A
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amine
inorganic solid
solid substance
isocyanate
treatment
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JP10070194A
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Rupert Dr Kraus
ルペルト、クラウス
Martin Dr Reif
マルティン、ライフ
Bernd Dr Bruchmann
ベルント、ブルーフマン
Helmut Dr Tesch
ヘルムート、テシュ
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BASF SE
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/70Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the isocyanates or isothiocyanates used
    • C08G18/72Polyisocyanates or polyisothiocyanates
    • C08G18/74Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic
    • C08G18/76Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic aromatic
    • C08G18/7657Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic aromatic containing two or more aromatic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C263/00Preparation of derivatives of isocyanic acid
    • C07C263/10Preparation of derivatives of isocyanic acid by reaction of amines with carbonyl halides, e.g. with phosgene

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 明色を呈するイソシアナート、ことに粗MD
Iを製造するために、製造処理に不都合をもたらすこと
なく、しかも着色、変色を効果的に明色化し得る方法を
開発し、提供すること。 【解決手段】 原材料アミンをルイス酸および/または
ブレンステッド酸センタ(中心)を有する無機固体状物
質で処理し、次いでこのようにして処理されたアミンを
ホスゲン化すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、明色を示す、イソシアナート、
ことにジフェニルメタンジイソシアナート系列のポリイ
ソシアナートに関する。
【0002】イソシアナートは、ポリウレタン製造用の
原材料であって、通常、対応するアミンをホスゲンと反
応させることにより製造される。極めて広範に使用され
るイソシアナートは、ジフェニルメタンイソシアナート
(MDI)およびその高級同族体(一般に粗MDIとし
て知られている)である。
【0003】
【従来技術】ジフェニルメタンジアミンとポリフェニレ
ンポリメチレンポリアミン(MDA)の混合物である出
発材料アミンの故に、またMDAをホスゲンと反応さ
せ、溶媒を分離し、MDI単量体を蒸留除去した後に反
応混合物を後処理するMDI製造方法の故に、得られる
粗MDIは暗色を示し、これは帯黄変色を示すポリウレ
タン材料をもたらす原因となる。このような変色は、品
質的欠陥とされ、従って明色の粗MDIをもたらすため
の種々の試みがなされて来ている。
【0004】すなわち、米国特許5364598号明細
書には、ホスゲン化反応後に、低温でホスゲンを分離
し、残留イソシアナートをHClガスで処理して、一般
的に変色前駆物質と称されている変色の原因を成す化合
物を分離することを特徴とするMDI製造方法が記載さ
れている。
【0005】欧州特願公開581100号公報には、ホ
スゲン化反応後、溶媒分離前に、反応混合物に化学的還
元剤を添加する方法が記載されている。
【0006】MDIの着色を低減させないしは明色化す
るための他の可能性は、ホスゲン化された粗生成物への
添加剤の添加である。米国特許4465639号明細書
にはホスゲン化反応後の生成物への水の添加が、欧州特
願公開538500号公報にはカルボン酸の添加が、欧
州特願公開445602号公報にはアルカノールの添加
が、欧州特願公開467125号公報にはポリエーテル
の添加がそれぞれ記載されている。しかしながら、これ
らの方法は、いずれも反応に好ましくない二次的反応を
伴う欠点を有する。
【0007】また後処理後の最終生成物MDIの処理方
法も公知である。欧州特願公開133538号公報には
抽出によるイソシアナートの精製が、欧州特願公開56
1225号公報および欧州特願公開676391号公報
には、変色ないし着色の明色化のためのMDIの水素添
加後処理が記載されており、また欧州特願公開6763
91号公報は、特定の水素添加触媒を開示している。し
かしながら、これらの諸方法は、いずれもイソシアナー
トの不完全な明色化をもたらすに止まる。
【0008】MDIを明色化するさらに他の可能性は、
原材料として使用されるMDAの処理である。欧州特願
公開446781号公報は、ホスゲン化前におけるMD
Aの塩酸による処理を提案している。しかしながら、こ
の処理による効果は、極めて軽微に止まる、欧州特願公
開446781号公報には、MDAの水素添加処理によ
る明色MDIの製造方法が記載されている。しかしなが
ら、この水素添加の劇的な処理条件は、障害的な二次的
反応を生起させる。
【0009】さらにMDA製造方法の条件を変えること
も可能であるが、この場合、MDAの他の特性に変化を
もたらすべき二次的反応を抑制することは不可能であ
る。
【0010】
【解決されるべき課題】そこで、この分野の技術的課題
ないし、本発明の目的とするところは、明色を呈するイ
ソシアナート、ことに粗MDIを製造するために、製造
処理に不都合をもたらすことなく、しかも着色、変色を
効果的に明色化し得る方法を開発し、提供することであ
る。
【0011】
【課題解決手段】しかるに、この目的ないし課題は、原
材料アミンをルイス酸および/またはブレンステッド酸
中心(点)を有する無機固体状物質で処理し、次いでこ
のようにして処理されたアミンをホスゲン化することに
より達成され得ることが、本発明者らにより見出され
た。
【0012】すなわち、本発明により対応するアミンを
ホスゲンと反応させることにより明色を示すイソシアナ
ートを製造する方法であって、上記アミンを、ホスゲン
と反応させる前に、ルイス酸および/またはブレンステ
ッド酸中心を有する無機固体状物質で処理することを特
徴とする方法が提供される。
【0013】ルイス酸および/またはブレンステッド酸
中心を有する無機固体状物質としては、ことに大きい内
表面積を有し、従って液状アミンもしくはアミン溶液と
の良好な接触をもたらし得る化合物を使用するのが好ま
しい。従って、人工的に変性された天然の、または合成
の酸化物および/または珪酸塩、ことに珪酸アルミニウ
ムを使用するのが好ましい。
【0014】このような物質の例としては、活性化酸化
アルミニウム、活性化シリカ、活性化シリカゲルが挙げ
られる。ことに好ましいのは、活性化珪酸塩、ことにゼ
オライト、ベントナイト、カオリナイト、モンモリロナ
イトのような珪酸アルミニウムである。極めて好ましい
のはモンモリロナイト(モンモリロン石)タイプの活性
化材料である。
【0015】活性化は熱的にまたは化学的に行われ得
る。化学的活性化は、例えばInd.Eng.Che
m.Res.1995、1440−1448における
P.クマールらの「エボリューション、オブ、ポロスィ
ティ、アンド、サーフェス、アシディティ、イン、モン
モリロナイト、クレイ、オン、アシッド、アクチベイシ
ョン」と題する報文に記載されている。
【0016】本発明方法において使用される処理用物質
は、天然の産出形態そのままのみでなく、むしろ人工的
に変性された形態、例えばサイエンス235(198
7)1473におけるP.ラスロの報文「ケミカル、リ
アクションズ、オン、クレイ」に記載されているように
酸もしくは金属イオンにより化学的処理された材料が有
利に使用され得る。本発明方法において、無機固体状物
質の粒度および形態は、特に重要ではないが、処理後に
アミンから容易に分離され得る巨視的形態の物質である
のが望ましい。一般的に、無機物質の粒度が小さい程、
明色化作用が良好であるが、分離は困難であり、またそ
の逆も真である。分離は、通常、液相から固相を除去す
る周知、慣用の方法、例えば濾過処理、遠心処理、傾し
ゃ処理による。
【0017】無機固体状物質は、単独で、または混合物
として使用され得る。混合物として使用される場合、少
なくともその1成分はモンモリロナイトであるのが有利
である。
【0018】原則的に、無機固体状物質の代わりに、ル
イス酸および/またはブレンステッド酸中心を有する高
分子有機物質を使用することもできる。しかしながら、
有機化合物は、本発明の目的とする作用を果たし得な
い。アミンおよび/または溶媒との好ましくない相互作
用を排除できないからである。
【0019】本発明方法により無機固体状物質で処理さ
れるべきアミンは、ホスゲンと反応してイソシアナート
を形成し得るものであれば、原則としてどの有機アミン
でもよい。この処理は、ことに芳香族アミン、特にジフ
ェニルメタンジアミン(MDA)およびその高級同族体
の場合に有利である。ポリフェニレンポリメチレンポリ
イソシアナート(粗MDI)が、ことに強いもしくは暗
色の変色ないし着色を呈し易いからである。
【0020】アミンの処理はアミンと処理剤としての無
機固体状物質との充分な接触を確保するために、液相で
行うべきである。アミンの組成によってアミン溶液を使
用するのが有利な場合もある。この場合に使用される溶
媒としては、アミンに対して不活性のすべての溶媒、例
えばエチルアセタート、ブチルアセタートのようなエス
テル、t−ブチルメチルエーテルのようなエーテル、プ
ロパノン、ブタノン、シクロヘキサノンのようなケトン
が使用され得る。しかしながら、有利に使用されるの
は、不活性の芳香族または脂肪族炭化水素またはハロゲ
ン化炭化水素、例えばクロロベンゼン、o−ジクロロベ
ンゼン、トルエン、キシレン、アルキルベンゼン、アル
キルナフタレンであって、これらは、次のホスゲン化処
理に使用するのに適当であって、アミンおよびこれから
形成されるイソシアナートが共に溶解され、しかもアミ
ン処理およびホスゲン化反応において分解されることが
ない。
【0021】本発明方法は、無機固体状物質をアミンも
しくはアミン溶液中に浮懸させ、処理終了後、固液分離
することにより行われる。ただし、固体状物質を固定床
とし、アミンもしくはアミン溶液がこれを流過するよう
にして処理することも可能である。
【0022】上述第1の方法は、通常、バッチ式で行わ
れ、混合容器として、例えば攪拌反応器が使用され、攪
拌により固体状物質がアミンに作用し終わったならば、
上述したように分離する。
【0023】固体床処理法は、一般的にカラムないし流
動導管中において連続的に行われる。
【0024】本発明方法におけるアミンの無機固体状物
質による処理は、−10から100℃、ことに10から
50℃の温度、0.1から200バール、ことに0.1
から10バールの圧力下において行われる。無機固体状
物質の使用量は、アミン量に対して0.1から30重量
%、ことに0.5から15重量%であり、処理時間は、
1秒から5時間、ことに1分から1時間である。この処
理時間は、ことに処理されるべきアミンのタイプおよび
使用されるべき無機固体状物質の処理有効性に応じて著
しく相違するが、事前の比較実験により簡単に決定され
得る。
【0025】溶媒は、本発明による処理後、分離、除去
され得るが、これは必ずしも必要ではない。イソシアナ
ートを製造する場合、アミンは一般にアミン溶液として
使用されるので、処理剤としての無機固体状物質を分離
した後、そのままホスゲン化反応に給送され得る。
【0026】本発明方法で処理されたアミンは、何の支
障もなく、イソシアナート製造のための反応に附され、
未処理アミンから製造されるイソシアナートに比べて著
しく明色ないし淡色のイソシアナートを形成し得る。
【0027】本発明による処理方法は、ジフェニルメタ
ンジイソシアナートおよびその高級同族体である「粗M
DI」との混合物の製造に特に有利に使用され得る。ア
ミンとして使用される2環および多環MDA混合物(こ
れは塩酸の存在下、公知法によりアニリンとホルムアル
デヒドを縮合させて製造される)は、MDAを反応させ
てMDIを形成する際に、暗色ないし濃色に変色、着色
させる種々の化合物を含有する。本発明方法で処理する
ことにより、粗MDIの問題の色は著しく改善され、明
色化される。この粗MDIから、明色の、換言すれば色
の薄いポリウレタンが得られる。
【0028】本発明方法は簡単に実施されることがで
き、既存のイソシアナート製造プラントにおいて容易に
採用され得る。著しく穏和な処理のために、アミンに二
次的反応をもたらさず、従ってこれから形成されるイソ
シアナートの品質には全く損傷を与えない。また処理終
了後、無機固体状物質は、実際上定量的にアミンから分
離され得る。
【0029】分離除去後の無機固体状物質は、公知の方
法で再生され、再使用されるか、あるいは廃棄され得
る。
【0030】以下の実施例により、本発明をさらに具体
的に説明する。
【0031】実施例1−6 各実施例において、アニリンとホルムアルデヒドの酸縮
合から得られた中性化、無水MDA150gを30ミリ
リットルのトルエンに溶解させた。下表1に掲記される
各無機物質20gをこれに添加し、混合液を10から3
0分間にわたって攪拌した。次いで、無機物質を加圧濾
過器により、3バールの窒素ゲージ圧で濾別し、澄明濾
液から減圧下において溶媒のトルエンを除去した。この
ように処理した各MDA100gを、それぞれ1リット
ルのモノクロロベンゼンに溶解させ、6リットル容積の
攪拌反応器中において、50−80℃、大気圧下で、
1.3リットルのモノクロロベンゼンに溶解させた20
0gのホスゲンと反応させ、カルバモイルクロリドを形
成した。反応混合物の温度を2時間にわたって120℃
まで上げ、この間にイソシアナートを形成した。残存ホ
スゲンと、残存モノクロロベンゼンの大部分を相次いで
除去し、次いで10ミリバール、120℃で残部のモノ
クロロベンゼンを除去した。次いで反応混合物を排出
し、これを回転エバポレータにより10ミリバール、1
80℃で45分間、後処理に附した。
【0032】このようにして得られたMDI試料のNC
O含有分をDIN53185で測定し、EHC(as
ily ydorolyzable hlorin
e)、易加水分解性塩素値をASTM D 4667−
87で、DHC(ifficultly ydro
lyzable hlorine)難加水分解性塩素
値をASTM D 4663−87でそれぞれ測定し
た。
【0033】さらに沃素カラーナンバーをDIN616
2により測定した。このために、試料をモノクロロベン
ゼンで1:5に希釈し、これをHllige社のコンパ
レータ装置を使用して、沃素カラーナンバーに対応する
カラーディスクとの比較により計測し、さらに,Dok
tor Lange社のフォトメータを使用して、測光
カラーナンバーを沃素カラーナンバーモードで測定し、
これら測定結果を下表1に示す。
【0034】
【表1】 C 対比例 ICN 沃素カラ−ナンバ− CN 測光カラ−ナンバ− *) コンパレ−タによる測定 **) 測光器による測定
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルント、ブルーフマン ドイツ、67251、フラインスハイム、バー ンホーフシュトラーセ、58 (72)発明者 ヘルムート、テシュ ドイツ、67127、レーデルスハイム−グロ ナウ、イム、シュリットヴェーク、9

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対応するアミンをホスゲンと反応させる
    ことにより明色を示すイソシアナートを製造する方法で
    あって、上記アミンを、ホスゲンと反応させる前に、ル
    イス酸および/またはブレンステッド酸中心を有する無
    機固体状物質で処理することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 使用される上記無機固体状物質が、人工
    的変性した天然または合成酸化物および/または珪酸塩
    であることを特徴とする、請求項(1)の製造方法。
  3. 【請求項3】 使用される上記無機固体状物質が、珪酸
    アルミニウムであることを特徴とする、請求項(1)の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 使用される上記無機固体状物質が、モン
    モリロナイトであることを特徴とする、請求項(1)の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 使用される上記無機固体状物質が、化学
    的に、かつ/もしくは熱的に活性化されることを特徴と
    する、請求項(1)の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記活性化が、無機固体状物質を酸およ
    び/または金属イオンで処理することにより行われるこ
    とを特徴とする、請求項(1)の製造方法。
  7. 【請求項7】 使用される上記アミンが、ジフェニルメ
    チルジアミンおよびその高級同族体であることを特徴と
    する、請求項(1)の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記処理が、−10から100℃の温
    度、0.1から200バールの圧力下に行われることを
    特徴とする、請求項(1)の製造方法。
  9. 【請求項9】 上記処理が、10から50℃の温度、
    0.1から10バールの圧力下に行われることを特徴と
    する、請求項(1)の製造方法。
  10. 【請求項10】 上記アミンが、無機固体状物質による
    処理のために、有機溶媒中に溶解されることを特徴とす
    る請求項(1)の製造方法。
  11. 【請求項11】 対応するアミンを請求項(1)の処理
    に附し、処理後に無機固体状物質を分離し、この無機固
    体状物質分離後にアミンをホスゲンと反応させて対応す
    るイソシアナートを形成することを特徴とする、明色を
    示すイソシアナートの製造方法。
  12. 【請求項12】 アミンをホスゲンと反応させる前に、
    このアミンを請求項(1)の処理に附することにより製
    造された明色を示すイソシアナート。
  13. 【請求項13】 請求項(12)のイソシアナートを使
    用して製造されたポリイソシアナート。
JP10070194A 1997-03-19 1998-03-19 明色を示すイソシアナートの製造方法 Pending JPH10306068A (ja)

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DE19711447A DE19711447A1 (de) 1997-03-19 1997-03-19 Verfahren zur Herstellung von Isocyanaten mit heller Farbe

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