JPH10305596A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH10305596A
JPH10305596A JP11805897A JP11805897A JPH10305596A JP H10305596 A JPH10305596 A JP H10305596A JP 11805897 A JP11805897 A JP 11805897A JP 11805897 A JP11805897 A JP 11805897A JP H10305596 A JPH10305596 A JP H10305596A
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JP
Japan
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maintenance
ink
cartridge
recording apparatus
ink jet
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Application number
JP11805897A
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English (en)
Inventor
Shuzo Matsumoto
修三 松本
Mitsuyoshi Fujii
光美 藤井
Taeko Murai
妙子 村井
Yoshihisa Ota
善久 太田
Tomoaki Nakano
智昭 中野
Hideyuki Makita
秀行 牧田
Shinichi Tsunoda
慎一 角田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンス液を使用した操作が煩わしい。 【解決手段】 メンテナンス用カートリッジ装着センサ
78からのメンテナンス用カートリッジ60が装着され
たことを示す検知信号が入力されたときには、キャッピ
ング動作、吸引動作、ワイピング動作等のメンテナンス
液を使用した一連の維持回復動作を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録装置
に関し、特にメンテナンス液を保有するカートリッジを
装着可能なインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットヘッドを用いて画像を記
録するプリンタ、ファクシミリ、コピー等のインクジェ
ット記録装置は、インク滴を吐出するための複数のノズ
ル(インク吐出口)と、各ノズルに対応して設けた電気
機械変換素子や電気熱変換体などのアクチュエータ素子
とを備えたインクジェットヘッドを記録ヘッドに用い
て、記録信号に応じてノズルからインク滴を記録媒体
(インク滴が付着するもの)に吐出することによって画
像を記録する。そのため、記録ヘッドの吐出面に紙カ
ス、ホコリ、あるいはインクが付着するなどして吐出口
が目詰まりを起こすと、インク滴を吐出できなくなった
り、吐出されたインク滴の方向が曲ってしまって画像品
質が低下することになる。
【0003】そこで、一般に、インクジェット記録装置
においては、記録ヘッドに付着した異物を除去したり、
目詰りを起こした記録ヘッドの動作を回復させるため
に、ヘッドの信頼性を維持回復する維持回復機構を備え
るようにしている(例えば、特公平7−50204号公
報、特開平7−47679号公報、特開平7−1010
85号公報、特開平7−13207号公報、特開平7−
137268号公報、特開平7−17196号公報、特
開平7−81085号公報等参照)。
【0004】さらに、極度に記録ヘッドのダメージが大
きい場合には、このような信頼性維持回復機構による回
復動作のみでは十分でないため、洗浄液を記録ヘッド内
に通じたり、ノズル周辺を流洗するようにしたインクジ
ェット記録装置が知られている。
【0005】このようなインクジェット記録装置として
は、例えば、交換可能なインク容器を備えてインク容器
の代わりに洗浄液容器を装着できるようにしたもの(特
開昭53−97429号公報)、洗浄液供給系とインク
供給系とを備えて電源が切れたときに供給系を自動的に
切替えるようにしたもの(特開昭55−93464号公
報)、予め設定した条件に達したときにインクに変えて
洗浄液を通じるようにしたもの(特開昭58−7117
0号公報)、インクタンク、洗浄液タンク及び廃液タン
クを同一のタンク容器内に収納し、洗浄液を通じるよう
にしたもの(特開昭59−127767号公報)などが
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような洗浄液を用いるインクジェット記録装置にあっ
ては、洗浄液の使用時に実施する維持回復のための装置
の操作など、使用者の操作が煩わしくなることが多く、
洗浄液を用いた最適の維持回復動作を行うことが困難で
ある。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、洗浄液を使用した維持回復動作を自動的に行うこ
とができるインクジェット記録装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1のインクジェット記録装置は、メンテナン
ス液を保有したメンテナンス用カートリッジと、インク
を保有したインクカートリッジとを交換して着脱可能な
インクジェット記録装置において、前記メンテナンス用
カートリッジが装着されたことを検出する検出手段を備
えた構成とした。
【0009】請求項2のインクジェット記録装置は、上
記請求項1のインクジェット記録装置において、前記検
出手段の検出結果に基づいて一連の維持回復動作を行わ
せるメンテナンス手段を備えた構成とした。
【0010】請求項3のインクジェット記録装置は、上
記請求項2のインクジェット記録装置において、前記メ
ンテナンス手段は予め設定した複数の維持回復動作の内
から記録ヘッドの状態に応じた1つの維持回復動作を行
わせる構成とした。
【0011】請求項4のインクジェット記録装置は、上
記請求項1乃至3のいずれかのインクジェット記録装置
において、前記メンテナンス用カートリッジに保有する
メンテナンス液量が前記インクカートリッジに保有する
インク量よりも少ない構成とした。
【0012】請求項5のインクジェット記録装置は、上
記請求項2乃至4のいずれかのインクジェット記録装置
において、前記メンテナンス用カートリッジに保有する
実質的に全量のメンテナンス液を1回の維持回復動作で
使用する構成とした。
【0013】請求項6のインクジェット記録装置は、上
記請求項2乃至4のいずれかのインクジェット記録装置
において、前記メンテナンス用カートリッジに使用回数
を記録する手段を備えた構成とした。
【0014】請求項7のインクジェット記録装置は、上
記請求項1乃至6のいずれかのインクジェット記録装置
において、前記インクカートリッジ装着時に複数のイン
ク充填動作の内から前記メンテナンス液による信頼性回
復動作を行ったか否かに基づいて1つのインク充填動作
を選択する構成とした。
【0015】請求項8のインクジェット記録装置は、メ
ンテナンス液とインクを共に保有したインクカートリッ
ジを着脱可能なインクジェット記録装置において、前記
インクカートリッジが装着されたことを検出する検出手
段と、この検出手段の検出結果に応じて前記メンテナン
ス液を使用した信頼性回復動作を行った後にインク充填
動作に移行する構成とした。
【0016】請求項9のインクジェット記録装置は、上
記請求項1乃至8のいずれかのインクジェット記録装置
において、記録ヘッドがライン型記録ヘッドである構成
とした。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1は本発明に係るインクジ
ェット記録装置の機構部の概略要部正面図、図2は同記
録装置のインクカートリッジと記録ヘッドの連結状態を
説明する要部拡大図、図3は同記録装置のキャップによ
る記録ヘッドのキャッピング状態を説明する要部拡大
図、図4はインクカートリッジの正断面図、図5は同イ
ンクカートリッジの平面図、図6はメンテナンス用カー
トリッジの正断面図、図7は同メンテナンス用カートリ
ッジの平面図である。
【0018】このインクジェット記録装置の機構部は、
両側の側板1,2間にガイドロッド3を横架すると共
に、図示しないガイド板を横架して、キャリッジ5の一
端部をガイドロッド3に摺動自在に嵌装保持し、他端部
を上記図示しないガイド板に摺動可能に載置して、キャ
リッジ5を主走査方向(図中の矢示方向)に移動可能と
している。
【0019】このキャリッジ5の下面側には、それぞれ
イエロー(Y)インク、マゼンタ(M)インク、シアン
(C)インク、ブラック(Bk)インクをそれぞれ吐出
するインクジェットヘッドからなる4個の記録ヘッド6
を、その吐出面(ノズル面)を下方に向けて搭載し、ま
たキャリッジ5の上面側には4個の記録ヘッド6に各々
インクを供給するための各色のインク供給体である4個
のインクカートリッジ7を交換可能に搭載している。
【0020】このキャリッジ5は、図示しない主走査モ
ータで回転される駆動プーリ8と従動プーリ9との間に
張装したタイミングベルト10に連結して、主走査モー
タを駆動制御することによってキャリッジ5、即ち4個
の記録ヘッド6が主走査方向(矢示方向)に移動される
ようにしている。
【0021】また、側板1,2をつなぐ底板11上にサ
ブフレーム12,13を立設し、このサブフレーム1
2,13間に記録紙14を副走査方向に送るためのプラ
テンローラ15を回転自在に保持している。そして、サ
ブフレーム13側方に副走査モータ16を配設し、この
副走査モータ16の回転をプラテンローラ15に伝達す
るために、副走査モータ16の回転軸に固定したギヤ1
7とプラテンローラ15の軸に固定したギヤ18とを備
えている。
【0022】ここで、記録ヘッド6は、図2に示すよう
に液室形成部材21によってインク液室22とインク滴
を吐出する吐出口23とを形成し、インク液室22内の
インクを記録信号に応じて加圧するエネルギー発生素子
24、例えば圧電素子等の電気機械変換素子や電気熱変
換素子などを配設したものであり、エネルギー発生素子
24を駆動することによってインク液室22内のインク
が加圧されて吐出口23からインク滴が吐出される。こ
の記録ヘッド6にはインクカートリッジ7が交換可能に
装着でき、インクカートリッジ7からのインクをフィル
タ25、液室形成部材21で形成したインク供給口26
及びインク供給路27を介してインク液室22内に供給
する。
【0023】図1に戻って、側板1とサブフレーム12
との間には、記録ヘッド6の信頼性を維持、回復するた
めの維持回復機構(以下、「サブシステム」という。)
31を配置している。このサブシステム31は、各記録
ヘッド6の吐出面をキャッピングする4個のキャップ3
2をホルダ33で保持し、このホルダ33をリンク部材
34で揺動可能に保持して、キャリッジ5の主走査方向
の移動でホルダ33に設けた係合部35にキャリッジ5
が当接することで、ホルダ33がリフトアップしてキャ
ップ32で記録ヘッド6をキャッピングするようにして
いる。
【0024】ここで、キャップ32には、図3に示すよ
うに底面には吸引孔を形成してそれぞれ吸引チューブ3
6を介して吸引ポンプ37に接続すると共に、大気開放
口を形成して、大気開放チューブ38及び大気開放バル
ブ39を介して大気に連通している。なお、吸引ポンプ
37は吸引した廃液をドレインチューブ等を介して図示
しない廃液貯留槽に排出する。
【0025】さらに、このサブシステム31は、記録ヘ
ッド6の吐出面をワイピングする繊維部材、発泡部材或
いはゴム等の弾性部材からなるワイピング手段であるワ
イパブレード41を揺動可能に配設したブレード42に
取付けている。このブレードアーム42は図示しない駆
動手段によって揺動される。
【0026】次に、インクカートリッジ7について図4
及び図5を参照して説明すると、このインクカートリッ
ジ7は、ケース本体51内にインクを保持した多孔質体
であるフォーム体52を収納し、ケース本体51の底面
には先端が内部に臨む2本の残量検知ピン53を設けて
いる。また、ケース本体51上には上蓋54を取付け
て、この上蓋54には大気との連通穴55を設け、更に
ケース本体51の底部には記録ヘッド6にインクを供給
するためのインク供給穴56を形成して、このインク供
給穴56は未使用時にはシール部材57でシールしてい
る。
【0027】このインクジェット記録装置には上述した
インクカートリッジ7と交換して図6及び図7に示すよ
うなメンテナンス用カートリッジ60を着脱自在に装着
することができる。このメンテナンス用カートリッジ6
0は、ケース本体61内にメンテナンス液を保有し、こ
のケース本体61上には上蓋64を取付けて、この上蓋
64には大気との連通穴65を設け、更にケース本体6
1の底部には記録ヘッド6にメンテナンス液を供給する
ためのメンテナンス液供給穴66を形成して、このメン
テナンス液供給穴66は未使用時にはシール部材67で
シールしている。
【0028】このメンテナンス用カートリッジ60に保
有するメンテナンス液としては、使用するインクが水性
インクの場合、水をベースにした液が好ましい。例え
ば、50%以上の純粋にジエチレングリコール/グリセ
リン等の湿潤剤やアルコール、界面活性剤、防腐剤等を
添加して構成することができる。或いは、微量のアルコ
ール、界面活性剤、防腐剤等以外は99%以上を純粋に
した構成のものを使用することができる。
【0029】また、このメンテナンス用カートリッジ6
0はインクカートリッジ7よりも小容量にして、メンテ
ナンス用カートリッジ60に保有するメンテナンス液量
はインクカートリッジ7に保有するインク量よりも少な
くしている。例えば、インクカートリッジ7に保有する
インク量は通常数10cc程度であるが、メンテナンス
用カートリッジ60に保有するメンテナンス液量は数c
c程度で足りる。さらに、このメンテナンス用カートリ
ッジ60に保有するメンテナンス液量は1回の維持回復
動作で実質的に全量を使い切る程度の量にしている。
【0030】すなわち、メンテナンス液もインクと同様
に出荷時の形態では長期間の保存には十分に耐えられる
ものの、開封後に各種の不安定な環境下に置かれたり、
不用意な操作によって劣化したりゴミ等が混入するおそ
れがある。そこで、メンテナンス用カートリッジは1回
の使用で使い切れるメンテナンス液量を保有する容量に
設定し、或いは、後述するようにインクジェット記録装
置側において、1回の使用でメンテナンス用カートリッ
ジのメンテナンス液の略全量を使い切る動作を行うよう
にすることで、メンテナンス液の効率的な利用ができ
る。
【0031】次に、このインクジェット記録装置におけ
るメンテナンスの制御に係わる部分について図8を参照
して説明する。主制御部71は、このインクジェット記
録装置全体の制御を司ると共に本発明に係るメンテナン
ス時の動作を制御する部分を兼ねており、CPU、RO
M、RAM等からなるマイクロコンピュータ及び入出力
ポート並びにバッファ類で構成している。
【0032】主走査モータ駆動回路72は、主走査モー
タ73を回転駆動してキャリッジ5を主走査させる。サ
ブシステム駆動回路74は、吸引ポンプ37を駆動する
例えばパルスモータ等のポンプ駆動手段75を駆動して
吸引ポンプ37を作動させ、大気開放バルブ39を駆動
してインク吸引/大気開放を切替させ、ブレードアーム
駆動手段76を駆動してワイパブレード41をワイピン
グ位置へ移動し、ワイピング位置から退避させる。
【0033】また、主制御部71は、インクカートリッ
ジ7が装着されたことを検知するインクカートリッジ装
着センサ77からの検知信号と、メンテナンス用カート
リッジ60が装着されたことを検知するメンテナンス用
カートリッジ装着センサ78からの検知信号を入力す
る。このインクカートリッジ装着センサ77は、インク
カートリッジ7の有無を検知する機械的、光学的或いは
電気的な手段で構成することができる。例えば、インク
カートリッジ装着センサ77が装着されたときに作動す
るマイクロスイッチ、フォトセンサ、或いは、インクカ
ートリッジ7に一般に設けられるインクニアーエンド又
はインクエンド検知用の電極を用いた検知回路で構成す
ることができる。同様に、メンテナンス用カートリッジ
装着センサ78も機械的、光学的或いは電気的な手段で
構成することができる。
【0034】次に、このように構成したインクジェット
記録装置の作用について図9以降も参照して説明する。
主制御部71はメンテナンス用カートリッジ装着センサ
78からのメンテナンス用カートリッジ60が装着され
たことを示す検知信号が入力されると、主走査モータ5
2を駆動制御してキャリッジ5をサブシステム31側に
移動させ、これによってキャリッジ5とキャップホルダ
33の係合部35が係合してキャップホルダ33がリフ
トアップし、図3に示すようにキャップ32によって記
録ヘッド6の吐出面がキャッピングされる。
【0035】その後、吸引動作を行って記録ヘッド6内
の液体をキャップ32内に吸引する。この吸引動作で
は、大気開放バルブ39を閉じて、ポンプ駆動手段75
を駆動制御して吸引ポンプ37を作動させることによっ
て、図3に示すように記録ヘッド6のインク液室22か
ら吐出口23を介してインクがキャップ32内に吸引さ
れ、これに伴ってメンテナンス用カートリッジ60から
インク供給路27を通じてメンテナンス液がインク液室
22内に供給され、さらに吸引を行なうことでメンテナ
ンス液が吸引ポンプ37から図示しない廃液貯留槽に排
出される。
【0036】また、大気開放バルブ39を開いてキャッ
プ32内を大気開放した後、吸引ポンプ37を作動させ
ることによって、キャップ32内に排出されたインクや
メンテナンス液は吸引ポンプ37で吸引されて図示しな
い廃液貯留槽に排出される。
【0037】その後、キャリッジ5をワイピング位置へ
移動して記録ヘッド6の吐出面をワイピングして、吐出
面に付着している残存インクやメンテナンス液を除去す
る。このワイピング動作は、ブレードアーム42を揺動
させてワイパブレード41をワイピング可能位置へ上昇
させた状態で、キャリッジ5を移動させることによっ
て、ワイパブレード41が記録ヘッド6の吐出面に接触
してインクやメンテナンス液を除去する。
【0038】このような吸引動作及びワイピング動作を
順次予め所定回数行なった後、上述したと同様にして、
吸引動作を行なって記録ヘッド6内にメンテナンス液を
吸引し、次いでキャップ32内のメンテナンス液を吸引
排出し、更にワイピング動作を行なってメンテナンス終
了とする。なお、この状態ではインク供給路27、イン
ク液室22及び吐出口23等にメンテナンス液が残存し
ている。
【0039】このように、メンテナンス液を保有したメ
ンテナンス用カートリッジと、インクを保有したインク
カートリッジとを交換して着脱可能とし、メンテナンス
用カートリッジが装着されたことを検出する検出手段を
備えることによって、メンテナンス用カートリッジを装
着するだけで自動的に一連の維持回復動作を行なわせる
ことが可能になり、使用者を煩わせることなく記録ヘッ
ドの信頼性を維持する等の記録装置の管理を行なうこと
ができるようになる。
【0040】そして、メンテナンス用カートリッジが装
着されたことを検出する検出手段の検出結果に基づいて
一連の維持回復動作を行わせるメンテナンス手段を備え
ることによって、メンテナンス用カートリッジを装着す
るだけで自動的に一連の維持回復動作が行なわれ、使用
者を煩わせることなく記録ヘッドの信頼性を維持する等
の記録装置の管理を行なうことができる。
【0041】次に、本発明の第2実施例について図10
を参照して説明する。この実施例においては、制御部7
1はメンテナンス用カートリッジ装着センサ78からの
メンテナンス用カートリッジ60が装着されたことを示
す検知信号が入力されると、記録ヘッド6の状態を識別
する。記録ヘッドの状態としては、ヘッドの積算駆動回
数、前回の記録動作からの経過時間、前回のメンテナン
ス動作からの経過時間等に基づいて識別する。これらの
回数、経過時間等はカウント手段やタイマ手段を用いて
計測することができ、また、常時定期的に行なっている
ものを使用しても良いし、メンテナンス用カートリッジ
の装着してメンテナンス動作を行なった後の計測結果を
使用してもよい。
【0042】そして、この記録ヘッド6の状態の識別結
果に基づいて、例えばヘッド状態が不良であればメンテ
ナンス動作モード1を実行し、普通であればメンテナン
ス動作モード2を実行し、普通でもない、すなわち良で
あればメンテナンス動作モード3を実行する。
【0043】すなわち、記録ヘッドの状態に応じて必要
とされる維持回復動作の程度は異なるので、キャップ動
作、ポンプ動作、ワイピング動作、エネルギー発生手段
の駆動動作等の一連の維持回復動作について、各動作の
実行の有無、回数、順序等をヘッド状態に応じて予め定
めた複数の動作モードを設定しておき、識別した記録ヘ
ッドの状態に応じた適切なメンテナンス動作(維持回復
動作)を行なうようにしている。
【0044】このように予め設定した複数の維持回復動
作の内から記録ヘッドの状態に応じた1つの維持回復動
作を行わせるようにすることで、要求に応じた範囲で維
持回復動作の動作時間を最適に短縮化することができ、
過剰な維持回復動作をせず、装置の消耗をできる限り抑
制することができる。
【0045】次に、本発明の第3実施例について図11
及び図12を参照して説明する。この実施例において、
制御部はメンテナンス用カートリッジ装着センサ78か
らのメンテナンス用カートリッジが装着されたことを示
す検知信号が入力されると、当該メンテナンス用カート
リッジが使用済みか否かを判別して、使用済みであれば
使用済みであることを警告し、使用済みでなければ、所
定のメンテナンス動作(維持回復動作)を行なう。
【0046】ここで、メンテナンス用カートリッジが使
用済みか否かは、メンテナンス用カートリッジを装着す
ることで機械的、或いは電気的な変化、例えば部材の変
形・切断、電気的抵抗の切断等をカートリッジに与え、
その機械的、或いは電気的な変化が与えられているか否
かを検出することで判別できる。
【0047】図12はこのようなメンテナンス用カート
リッジの一例を説明するカートリッジの底面図である。
このカートリッジ80のケース本体81の底面部には反
射部材82を設け、この反射部材82の内側に凹部81
aを形成して、装着時にキャリッジ側の設けた突起部
(この突起部が、使用済みを記録する手段となる。)に
よって破られるようにし、装着直前に反射部材82の有
無をキャリッジ側の反射型フォトセンサで検知できるよ
うにしたものである。
【0048】このようにメンテナンス用カートリッジに
当該カートリッジが使用済みであることを記録すること
によって、劣化したメンテナンス液を使用したメンテナ
ンス動作が行なわれることを防止でき、装置やヘッドの
トラブルを防止できる。
【0049】次に、本発明の第4実施例について図13
を参照して説明する。この実施例においては、制御部は
インクカートリッジが装着されたときにメンテナンス済
みフラグをチェックして、インクカートリッジ装着前に
メンテナンス動作を行なったか否かを判別し、メンテナ
ンス済みであれば、インク充填モード1を実行し、メン
テナンス済みでなければ、インク充填モード2を実行し
た後、メンテナンス済みフラグをオフ状態にする。
【0050】すなわち、メンテナンス液によるヘッドの
維持回復動作を行なった後には通常のインク充填よりも
容易にインクの充填を行なうことができるので、メンテ
ナンス液によるヘッドの維持回復動作を行なった後のイ
ンク充填か否かに応じてインク充填動作の内容を異なら
しめている。なお、インク充填動作は、キャピング、イ
ンク吸引、大気解放によるキャップ内インク排出、ワイ
ピング動作の組合わせによって行なうことができる。
【0051】このようにインクカートリッジ装着時に複
数のインク充填動作の内からメンテナンス液による信頼
性回復動作を行ったか否かに基づいて1つのインク充填
動作を選択するようにしたので、インク充填の際に過剰
なインクの廃棄を減少させることが可能になり、インク
充填時間を短縮することができる。
【0052】次に、本発明の第5実施例について図14
を参照して説明する。この実施例のインクジェット記録
装置においては、メンテナンス液とインクを共に保有し
たインクカートリッジを着脱可能とし、メンテナンス液
供給系とインク供給系とを切換える手段を備えている。
【0053】そして、インクカートリッジが装着された
ことを検出したときには、供給系をメンテナンス液供給
系に切換え、メンテナンス液を使用したメンテナンス動
作(維持回復動作)を行なった後、インク充填動作に移
行して、記録ヘッドにインクカートリッジからのインク
を充填する。
【0054】このようにすれば、インクカートリッジを
交換するごとにメンテナンス液を使用した維持回復動作
が行なわれるので、インクカートリッジの交換のたびに
記録装置の維持管理を行なうことができる。
【0055】なお、上記実施例においては、記録ヘッド
をキャリッジに搭載して主走査を行なって記録するシリ
アル型インクジェット記録装置について説明している
が、記録ヘッドとして記録媒体の記録領域の略全幅にわ
たって吐出口を複数配設したフルラインタイプの記録ヘ
ッドを用いるライン型インクジェット記録装置にも同様
に適用でき、特に、維持管理の難しいライン型インクジ
ェット記録装置に適用することで極めて顕著な効果を奏
する。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のインク
ジェット記録装置によれば、メンテナンス液を保有した
メンテナンス用カートリッジと、インクを保有したイン
クカートリッジとを交換して着脱可能で、メンテナンス
用カートリッジが装着されたことを検出する検出手段を
備えているので、メンテナンス用カートリッジを装着す
るだけで自動的に一連の維持回復動作を行なわせること
が可能になり、使用者を煩わせることなく記録ヘッドの
信頼性を維持する等の記録装置の管理を行なうことがで
きるようになる。
【0057】請求項2のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1のインクジェット記録装置において、
検出手段の検出結果に基づいて一連の維持回復動作を行
わせるメンテナンス手段を備えているので、メンテナン
ス用カートリッジを装着するだけで自動的に一連の維持
回復動作が行なわれ、使用者を煩わせることなく記録ヘ
ッドの信頼性を維持する等の記録装置の管理を行なうこ
とができる。
【0058】請求項3のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項2のインクジェット記録装置において、
予め設定した複数の維持回復動作の内から記録ヘッドの
状態に応じた1つの維持回復動作を行わせるようにした
ので、維持回復動作の信頼性が向上すると共に、メンテ
ナンス液を使用した維持回復動作の動作時間を最適に短
縮でき、装置の消耗を低減することができる。
【0059】請求項4のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1乃至3のいずれかのインクジェット記
録装置において、メンテナンス用カートリッジに保有す
るメンテナンス液量がインクカートリッジに保有するイ
ンク量よりも少ない構成としたので、メンテナンス液を
無駄に廃棄することがなく、メンテナンス液の維持管理
も容易になる。
【0060】請求項5のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項2乃至4のいずれかのインクジェット記
録装置において、メンテナンス用カートリッジに保有す
る実質的に全量のメンテナンス液を1回の維持回復動作
で使用するようにしたので、メンテナンス液を無駄に廃
棄することがなく、メンテナンス液の維持管理も容易に
なる。
【0061】請求項6のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項2乃至4のいずれかのインクジェット記
録装置において、メンテナンス用カートリッジに使用回
数を記録する手段を備えたので、使用済みメンテナンス
液を使用した信頼性回復動作を行なうことを防止でき
る。
【0062】請求項7のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1乃至6のいずれかのインクジェット記
録装置において、インクカートリッジ装着時に複数のイ
ンク充填動作の内からメンテナンス液による信頼性回復
動作を行ったか否かに基づいて1つのインク充填動作を
選択するようにしたので、インク充填の信頼性が向上す
ると共に、インク充填の動作時間の短縮を図れ、インク
の過剰廃棄を低減できる。
【0063】請求項8のインクジェット記録装置によれ
ば、メンテナンス液とインクを共に保有したインクカー
トリッジを着脱可能とし、インクカートリッジが装着さ
れたときにメンテナンス液を使用した信頼性回復動作を
行った後にインク充填動作に行なうようにしたので、使
用者を煩わせることなく、インクカートリッジ交換の度
に定期的にメンテナンス液を使用した信頼性の維持回復
動作を行なうことができる。
【0064】請求項9のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1乃至8のいずれかのインクジェット記
録装置において、記録ヘッドがライン型記録ヘッドであ
る構成としたので、特に維持管理が困難なライン型記録
装置の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェット記録装置の機構部
の概略要部正面図
【図2】同記録装置のインクカートリッジと記録ヘッド
の連結状態を説明する要部拡大図
【図3】同記録装置のキャップによる記録ヘッドのキャ
ッピング状態を説明する要部拡大図
【図4】インクカートリッジの正断面図
【図5】同インクカートリッジの平面図
【図6】メンテナンス用カートリッジの正断面図
【図7】同メンテナンス用カートリッジの平面図
【図8】同記録装置の制御部を示す要部ブロック図
【図9】同制御部が行なうメンテナンス液を使用した維
持回復動作の一例を説明する概略フロー図
【図10】本発明の第2実施例を説明する概略フロー図
【図11】本発明の第3実施例を説明する概略フロー図
【図12】(a)は同実施例に適用するメンテナンス用
カートリッジの一例を説明する底面図、(b)は同カー
トリッジの略断面図
【図13】本発明の第4実施例を説明する概略フロー図
【図14】本発明の第5実施例を説明する概略フロー図
【符号の説明】
3…ガイドロッド、5…キャリッジ、6…記録ヘッド、
7…インクカートリッジ、22…インク液室、23…吐
出口、27…フォーム体、31…信頼性維持回復機構、
32…キャップ、37…吸引ポンプ、41…ワイパブレ
ード、60…メンテナンス用カートリッジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 善久 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 中野 智昭 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 牧田 秀行 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 角田 慎一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メンテナンス液を保有したメンテナンス
    用カートリッジと、インクを保有したインクカートリッ
    ジとを交換して着脱可能なインクジェット記録装置にお
    いて、前記メンテナンス用カートリッジが装着されたこ
    とを検出する検出手段を備えたことを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェット記録装
    置において、前記検出手段の検出結果に基づいて一連の
    維持回復動作を行わせるメンテナンス手段を備えたこと
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のインクジェット記録装
    置において、前記メンテナンス手段は予め設定した複数
    の維持回復動作の内から記録ヘッドの状態に応じた1つ
    の維持回復動作を行わせることを特徴とするインクジェ
    ット記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置において、前記メンテナンス用カー
    トリッジに保有するメンテナンス液量が前記インクカー
    トリッジに保有するインク量よりも少ないことを特徴と
    するインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置において、前記メンテナンス用カー
    トリッジに保有する実質的に全量のメンテナンス液を1
    回の維持回復動作で使用することを特徴とするインクジ
    ェット記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至4のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置において、前記メンテナンス用カー
    トリッジに使用済みを記録する手段を備えたことを特徴
    とするインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置において、前記インクカートリッジ
    装着時に複数のインク充填動作の内から前記メンテナン
    ス液による信頼性回復動作を行ったか否かに基づいて1
    つのインク充填動作を選択することを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 メンテナンス液とインクを共に保有した
    インクカートリッジを着脱可能なインクジェット記録装
    置において、前記インクカートリッジが装着されたこと
    を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に応じ
    て前記メンテナンス液を使用した信頼性回復動作を行っ
    た後にインク充填動作に移行することを特徴とするイン
    クジェット記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置において、記録ヘッドがライン型記
    録ヘッドであることを特徴とするインクジェット記録装
    置。
JP11805897A 1997-05-08 1997-05-08 インクジェット記録装置 Pending JPH10305596A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002292904A (ja) * 2001-04-03 2002-10-09 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置および同装置における印刷制御の報知方法並びにメンテナンス制御方法
JP2018202729A (ja) * 2017-06-02 2018-12-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 供給液タンクユニットおよびそれを備えたインクジェット記録装置

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