JPH10305323A - 電子部品構成体のプレス加工方法 - Google Patents
電子部品構成体のプレス加工方法Info
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- JPH10305323A JPH10305323A JP9117837A JP11783797A JPH10305323A JP H10305323 A JPH10305323 A JP H10305323A JP 9117837 A JP9117837 A JP 9117837A JP 11783797 A JP11783797 A JP 11783797A JP H10305323 A JPH10305323 A JP H10305323A
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- JP
- Japan
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- press working
- terminal row
- electronic component
- progressive press
- regular intervals
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子部品構成体用の部材への打抜き力による
切断後の変形を補正、修正し、部材使用率の優れた電子
部品構成体のプレス加工方法を提供することを目的とす
るものである。 【解決手段】 金属材などの打抜き部材に、パイロット
孔3やスイッチ用の端子4,5を定間隔に配列し形成し
てなる端子列2、その側帯の一端側が開放で他端が継ぎ
材1で継続した連続体に、順送りプレス加工などにより
形成する際、継ぎ材1の所定箇所に定間隔で凹部溝状の
圧印加工6を行う方法としたものであり、部材の打抜き
力による切断後の変形を防止することが可能となる。
切断後の変形を補正、修正し、部材使用率の優れた電子
部品構成体のプレス加工方法を提供することを目的とす
るものである。 【解決手段】 金属材などの打抜き部材に、パイロット
孔3やスイッチ用の端子4,5を定間隔に配列し形成し
てなる端子列2、その側帯の一端側が開放で他端が継ぎ
材1で継続した連続体に、順送りプレス加工などにより
形成する際、継ぎ材1の所定箇所に定間隔で凹部溝状の
圧印加工6を行う方法としたものであり、部材の打抜き
力による切断後の変形を防止することが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器に使用する
集積回路のリードフレームや、各種スイッチの樹脂成形
の必要な端子などの電子部品構成体のプレス加工方法に
関するものである。
集積回路のリードフレームや、各種スイッチの樹脂成形
の必要な端子などの電子部品構成体のプレス加工方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品構成体のプレス加工方法
について、図面を用いて説明する。
について、図面を用いて説明する。
【0003】電子部品構成体として、例えばスイッチ用
の端子は図12の要部平面図に示すように、多数個のス
イッチ用の端子が順送りプレス加工などにより形成され
る。
の端子は図12の要部平面図に示すように、多数個のス
イッチ用の端子が順送りプレス加工などにより形成され
る。
【0004】すなわち、複数の所定間隔で配設したパイ
ロット孔23と、同間隔で多数個のスイッチ用の端子2
4,25が継ぎ材21で継続して連続体になったスイッ
チ用の端子列22が、金属材でなる帯板状の部材をプレ
ス加工などにより打抜き加工されて形成される。
ロット孔23と、同間隔で多数個のスイッチ用の端子2
4,25が継ぎ材21で継続して連続体になったスイッ
チ用の端子列22が、金属材でなる帯板状の部材をプレ
ス加工などにより打抜き加工されて形成される。
【0005】スイッチ用の端子列22は側帯の上端側が
切断され開口部のある連続体ではなく、側帯の下端側が
継ぎ材21により継続した連続体としているため、順送
りプレス加工などで打抜く際、帯板状の部材への打抜き
力のアンバランスが発生する。
切断され開口部のある連続体ではなく、側帯の下端側が
継ぎ材21により継続した連続体としているため、順送
りプレス加工などで打抜く際、帯板状の部材への打抜き
力のアンバランスが発生する。
【0006】そのため、順送りプレス加工などの工程中
や、さらに最終工程でスイッチ用の端子列22より端子
24,25の個片に切断し分離されると、開放側の側帯
の上端側に広がりを発生し、図13に示すように、打ち
抜き力の影響を受けて扇形状などに変形することがあっ
た。
や、さらに最終工程でスイッチ用の端子列22より端子
24,25の個片に切断し分離されると、開放側の側帯
の上端側に広がりを発生し、図13に示すように、打ち
抜き力の影響を受けて扇形状などに変形することがあっ
た。
【0007】このスイッチ用の端子列22の扇形状の変
形などを防止するため、例えば図14に示すように、パ
イロット孔23,23aを設けたスイッチ用の端子列2
2の側帯の上端側と下端側、すなわち両側帯に継ぎ材2
1,21aを設けて継続させた連続体として開放面をな
くし、順送りプレス加工などの工程中の打抜きアンバラ
ンスを防止する方法がとられていた。
形などを防止するため、例えば図14に示すように、パ
イロット孔23,23aを設けたスイッチ用の端子列2
2の側帯の上端側と下端側、すなわち両側帯に継ぎ材2
1,21aを設けて継続させた連続体として開放面をな
くし、順送りプレス加工などの工程中の打抜きアンバラ
ンスを防止する方法がとられていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の方法では、扇形状の変形を防止するために打抜き用部
材の総部材に占める不要部材の割合が多くなる。すなわ
ち部材使用率が良くなくて、電子部品の構成体のコスト
ダウンを妨げるという課題を有していた。
の方法では、扇形状の変形を防止するために打抜き用部
材の総部材に占める不要部材の割合が多くなる。すなわ
ち部材使用率が良くなくて、電子部品の構成体のコスト
ダウンを妨げるという課題を有していた。
【0009】本発明は前記従来の課題を解決しようとす
るものであり、電子部品構成体用の部材への打抜き力に
よる切断後の変形を補正、修正し、部材使用率の優れた
電子部品構成体のプレス加工方法を提供することを目的
とするものである。
るものであり、電子部品構成体用の部材への打抜き力に
よる切断後の変形を補正、修正し、部材使用率の優れた
電子部品構成体のプレス加工方法を提供することを目的
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明による電子部品構成体のプレス加工方法は、打
抜き部材に電子部品の構成体を定間隔に配列形成し、そ
の側帯の一端側が開放で他端側が継ぎ材で継続して連続
体とする順送りプレス加工などをする際、継ぎ材の所定
個所に凹部溝状の圧印加工を行う方法としたものであ
り、電子部品構成体用の部材の打抜き力による切断後の
変形を防止することが可能となる。
に本発明による電子部品構成体のプレス加工方法は、打
抜き部材に電子部品の構成体を定間隔に配列形成し、そ
の側帯の一端側が開放で他端側が継ぎ材で継続して連続
体とする順送りプレス加工などをする際、継ぎ材の所定
個所に凹部溝状の圧印加工を行う方法としたものであ
り、電子部品構成体用の部材の打抜き力による切断後の
変形を防止することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、帯板状の部材に、電子部品構成体を定間隔で配列
し、継ぎ材で継続した連続体を順送りプレス加工などに
より形成する際、前記継ぎ材に凹部溝状の加工を行う電
子部品構成体のプレス加工方法としたものであり、部材
の変形、蛇行を防止するという作用を有する。
は、帯板状の部材に、電子部品構成体を定間隔で配列
し、継ぎ材で継続した連続体を順送りプレス加工などに
より形成する際、前記継ぎ材に凹部溝状の加工を行う電
子部品構成体のプレス加工方法としたものであり、部材
の変形、蛇行を防止するという作用を有する。
【0012】請求項2に記載の発明は、順送りプレス加
工の工程中に、継ぎ材の所定個所に定間隔で凹部溝状の
圧印加工を行う請求項1に記載の電子部品構成体のプレ
ス加工方法としたものであり、順送りプレス加工が安定
で円滑になるという作用を有する。
工の工程中に、継ぎ材の所定個所に定間隔で凹部溝状の
圧印加工を行う請求項1に記載の電子部品構成体のプレ
ス加工方法としたものであり、順送りプレス加工が安定
で円滑になるという作用を有する。
【0013】請求項3に記載の発明は、順送りプレス加
工後に樹脂成形加工を行い、その後継ぎ材の所定個所に
定間隔で凹部溝状の圧印加工を行う請求項1に記載の電
子部品構成体のプレス加工方法としたものであり、樹脂
成形による成形列などの変形を防止するという作用を有
する。
工後に樹脂成形加工を行い、その後継ぎ材の所定個所に
定間隔で凹部溝状の圧印加工を行う請求項1に記載の電
子部品構成体のプレス加工方法としたものであり、樹脂
成形による成形列などの変形を防止するという作用を有
する。
【0014】請求項4に記載の発明は、順送りプレス加
工後に続いて別の組立工程などによる加工前に、継ぎ材
の所定個所に定間隔で凹部溝状の圧印加工を行う請求項
1に記載の電子部品構成体のプレス加工方法としたもの
であり、別個の加工工程などが安定し円滑になるという
作用を有する。
工後に続いて別の組立工程などによる加工前に、継ぎ材
の所定個所に定間隔で凹部溝状の圧印加工を行う請求項
1に記載の電子部品構成体のプレス加工方法としたもの
であり、別個の加工工程などが安定し円滑になるという
作用を有する。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、スイ
ッチ用の端子を例に図面を用いて説明する。
ッチ用の端子を例に図面を用いて説明する。
【0016】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態におけるスイッチ用端子列の要部平面図、図2
(a),(b)は同加工部分の拡大要部斜視図、図3は
同金型による加工の要部断面図である。
態におけるスイッチ用端子列の要部平面図、図2
(a),(b)は同加工部分の拡大要部斜視図、図3は
同金型による加工の要部断面図である。
【0017】図1〜図3において、2はスイッチ用の端
子列であり、鉄、黄銅、リン青銅などの金属材でなる帯
板状の部材を順送りプレス加工などにより形成する。
子列であり、鉄、黄銅、リン青銅などの金属材でなる帯
板状の部材を順送りプレス加工などにより形成する。
【0018】3は定間隔に複数設けたスイッチ用の端子
列2を規制ガイドし、搬送するためのパイロット孔であ
り、4,5は同じく定間隔で配列された複数のスイッチ
用の端子、1は個々の端子4,5を連接し継続して連続
体とする側帯の片端側に配置した継ぎ材、そして6は凹
部溝状の圧印部であり、パイロット孔3の円周から継ぎ
材1の端面間に設けている。
列2を規制ガイドし、搬送するためのパイロット孔であ
り、4,5は同じく定間隔で配列された複数のスイッチ
用の端子、1は個々の端子4,5を連接し継続して連続
体とする側帯の片端側に配置した継ぎ材、そして6は凹
部溝状の圧印部であり、パイロット孔3の円周から継ぎ
材1の端面間に設けている。
【0019】8は圧印部6を形成する上下移動自在な圧
印加工パンチ、7は同じく圧印加工バンチ8と対向した
圧印加工ダイであり、前記順送りプレス加工を行う機構
内あるいは隣接して設置されている。
印加工パンチ、7は同じく圧印加工バンチ8と対向した
圧印加工ダイであり、前記順送りプレス加工を行う機構
内あるいは隣接して設置されている。
【0020】次に動作について説明する。まず、順送り
プレス加工などにより部材を端子4,5やパイロット孔
3、継ぎ材1でなるスイッチ用の端子列2を形成する。
プレス加工などにより部材を端子4,5やパイロット孔
3、継ぎ材1でなるスイッチ用の端子列2を形成する。
【0021】そのプレス加工後に、図3に示すように圧
印加工パンチ8と圧印加工ダイ7による金型に端子列2
を投入して、パイロット孔3の円周から継ぎ材1の端面
までに凹部溝状の圧印部6を、圧印加工パンチ8を矢印
方向に移動動作させて形成する。
印加工パンチ8と圧印加工ダイ7による金型に端子列2
を投入して、パイロット孔3の円周から継ぎ材1の端面
までに凹部溝状の圧印部6を、圧印加工パンチ8を矢印
方向に移動動作させて形成する。
【0022】その圧印部6の凹部溝の形状は、幅が部材
の厚みの50〜200%、深さが同じく5〜10%とし
ている。
の厚みの50〜200%、深さが同じく5〜10%とし
ている。
【0023】端子列2の継ぎ材1の無い側帯は端子4,
5のプレス加工による残留応力により伸長して扇形状の
変形を発生しようとするが、圧印部6をパイロット孔3
と連接してかつ同じ定間隔にプレス加工して設けること
により、そのプレス加工の応力により前記残留応力をキ
ャンセルすることになり、その定間隔寸法をほとんど変
化させることなく、継ぎ材1を応力あるいは伸長させる
ことによる補正、修正がなされて、打抜き力のアンバラ
ンスによる端子列2の扇形状の変形、蛇行をなくすので
ある。
5のプレス加工による残留応力により伸長して扇形状の
変形を発生しようとするが、圧印部6をパイロット孔3
と連接してかつ同じ定間隔にプレス加工して設けること
により、そのプレス加工の応力により前記残留応力をキ
ャンセルすることになり、その定間隔寸法をほとんど変
化させることなく、継ぎ材1を応力あるいは伸長させる
ことによる補正、修正がなされて、打抜き力のアンバラ
ンスによる端子列2の扇形状の変形、蛇行をなくすので
ある。
【0024】(実施の形態2)図4は他の実施の形態に
おけるスイッチ用端子列の要部平面図、図5(a),
(b)は同加工部分の拡大要部斜視図、図6は同金型に
よる加工の要部断面図である。
おけるスイッチ用端子列の要部平面図、図5(a),
(b)は同加工部分の拡大要部斜視図、図6は同金型に
よる加工の要部断面図である。
【0025】図4〜図6において前記実施の形態1で説
明したものと同じく、1は継ぎ材、2はスイッチ用の端
子列、3はパイロット孔、4,5は端子、そして6aは
圧印部であり、8aは圧印加工パンチ、7aは圧印加工
ダイである。
明したものと同じく、1は継ぎ材、2はスイッチ用の端
子列、3はパイロット孔、4,5は端子、そして6aは
圧印部であり、8aは圧印加工パンチ、7aは圧印加工
ダイである。
【0026】次に動作について説明する。まず、順送り
プレス加工などにより部材を端子4,5やパイロット孔
3、継ぎ材1でなるスイッチ用の端子列2を、部材を矢
印方向に移送して順送り工程の各ステージにより形成し
ていく。
プレス加工などにより部材を端子4,5やパイロット孔
3、継ぎ材1でなるスイッチ用の端子列2を、部材を矢
印方向に移送して順送り工程の各ステージにより形成し
ていく。
【0027】そして、図4に示すように所定形状の最終
切断工程(イ)の前のステージ(ロ)にて、図6に示す
金型により圧印加工を行い、前記実施の形態1と同形状
で同じ個所に凹部溝状の圧印部6aを形成するのであ
る。
切断工程(イ)の前のステージ(ロ)にて、図6に示す
金型により圧印加工を行い、前記実施の形態1と同形状
で同じ個所に凹部溝状の圧印部6aを形成するのであ
る。
【0028】圧印部6aを順送りプレス加工中に設ける
ことにより、前記とほぼ同じ働きで部材の扇形状の変
形、蛇行を補正、修正して順送りプレス加工の安定動作
と、生産性向上を図るのである。
ことにより、前記とほぼ同じ働きで部材の扇形状の変
形、蛇行を補正、修正して順送りプレス加工の安定動作
と、生産性向上を図るのである。
【0029】(実施の形態3)図7(a),(b)は他
の実施の形態における樹脂成形加工付きスイッチ用端子
列の要部平面図および同加工部分の拡大要部斜視図、図
8は同金型による加工の要部断面図である。
の実施の形態における樹脂成形加工付きスイッチ用端子
列の要部平面図および同加工部分の拡大要部斜視図、図
8は同金型による加工の要部断面図である。
【0030】図7,図8において前記実施の形態1で説
明したものと同じく、1は継ぎ材、2はスイッチ用の端
子列、3はパイロット孔、4,5は端子、6bは圧印部
であり、8bは圧印加工パンチ、7bは圧印加工ダイで
ある。
明したものと同じく、1は継ぎ材、2はスイッチ用の端
子列、3はパイロット孔、4,5は端子、6bは圧印部
であり、8bは圧印加工パンチ、7bは圧印加工ダイで
ある。
【0031】そして、1aは端子列2の本体部である端
子4,5間を継続して連続体とする継ぎ材であり、9は
ポリアミドやエポキシなどの樹脂材で端子4,5を成形
加工した外装本体、そして10は樹脂材の注入用のラン
ナー、11は同ゲートである。
子4,5間を継続して連続体とする継ぎ材であり、9は
ポリアミドやエポキシなどの樹脂材で端子4,5を成形
加工した外装本体、そして10は樹脂材の注入用のラン
ナー、11は同ゲートである。
【0032】次に動作について説明する。まず、順送り
プレス加工などにより部材を端子4,5やパイロット孔
3、継ぎ材1,1aでなるスイッチ用の端子列2を形成
する。
プレス加工などにより部材を端子4,5やパイロット孔
3、継ぎ材1,1aでなるスイッチ用の端子列2を形成
する。
【0033】続いて樹脂成形金型(図示せず)により、
端子4,5を樹脂成形加工して外装本体9を形成する。
その後、図7(b)に示すように継ぎ材1aのパイロッ
ト孔3の位置から外装本体9よりの個所に、前記と同じ
形状の圧印部6bを図8に示す金型により圧印加工を行
うのである。
端子4,5を樹脂成形加工して外装本体9を形成する。
その後、図7(b)に示すように継ぎ材1aのパイロッ
ト孔3の位置から外装本体9よりの個所に、前記と同じ
形状の圧印部6bを図8に示す金型により圧印加工を行
うのである。
【0034】圧印部6bの圧印加工を行うことにより、
外装本体9の樹脂成形加工によるランナー10などの収
縮により発生する残留応力による端子列の扇形状の変
形、蛇行を前記とほぼ同じ働きでなくすことができるの
である。
外装本体9の樹脂成形加工によるランナー10などの収
縮により発生する残留応力による端子列の扇形状の変
形、蛇行を前記とほぼ同じ働きでなくすことができるの
である。
【0035】(実施の形態4)図9は他の実施の形態に
おけるスイッチ用端子列の要部平面図、図10(a),
(b)は同加工部分の拡大要部斜視図、図11は同金型
による加工の要部断面図である。
おけるスイッチ用端子列の要部平面図、図10(a),
(b)は同加工部分の拡大要部斜視図、図11は同金型
による加工の要部断面図である。
【0036】図9〜図11において前記実施の形態1で
説明したものと同じく、1は継ぎ材、2はスイッチ用の
端子列、3はパイロット孔、5は端子、6cは圧印部、
8cは圧印加工パンチ、7cは圧印加工ダイであり、4
aは切断分離した端子である。
説明したものと同じく、1は継ぎ材、2はスイッチ用の
端子列、3はパイロット孔、5は端子、6cは圧印部、
8cは圧印加工パンチ、7cは圧印加工ダイであり、4
aは切断分離した端子である。
【0037】次に動作について説明する。まず、順送り
プレス加工などにより部材を端子5やパイロット孔3、
継ぎ材1でなるスイッチ用の端子列2を形成する。
プレス加工などにより部材を端子5やパイロット孔3、
継ぎ材1でなるスイッチ用の端子列2を形成する。
【0038】そして図9に示すように、端子4aの個片
切断などの2次加工を組立工程などで行う際、図11に
示す金型により図10に示す圧印加工を行い、前記実施
の形態1と同形状で同じ個所に凹部溝状の圧印部6cを
形成するのである。
切断などの2次加工を組立工程などで行う際、図11に
示す金型により図10に示す圧印加工を行い、前記実施
の形態1と同形状で同じ個所に凹部溝状の圧印部6cを
形成するのである。
【0039】圧印部6cを設けることにより、組立工程
などにおける一方向へのストレスや応力により発生する
端子列2、すなわち部材の扇形状の変形、蛇行を前記と
ほぼ同じ働きによりなくすことができるのである。
などにおける一方向へのストレスや応力により発生する
端子列2、すなわち部材の扇形状の変形、蛇行を前記と
ほぼ同じ働きによりなくすことができるのである。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明による電子部品構成
体のプレス加工方法は、所定個所に圧印加工を行うこと
により、部材の定間隔寸法の変化をほとんど起こさず、
部材の変形、蛇行をなくすことができる。
体のプレス加工方法は、所定個所に圧印加工を行うこと
により、部材の定間隔寸法の変化をほとんど起こさず、
部材の変形、蛇行をなくすことができる。
【0041】圧印加工工程は容易に順送りプレスなどの
機構に組込むことができ、順送りプレス加工中にプレス
加工による変形、蛇行を補正や修正することができ、順
送りプレス加工工程中のトラブルが減少し安定生産が可
能となる。
機構に組込むことができ、順送りプレス加工中にプレス
加工による変形、蛇行を補正や修正することができ、順
送りプレス加工工程中のトラブルが減少し安定生産が可
能となる。
【0042】樹脂成形加工工程におけるランナーなどの
収縮により発生する部材の変形、蛇行を補正、修正する
ことができ、また、別個の組立工程における一方向への
ストレスや応力により発生する部材の変形、蛇行を補
正、修正することができる。
収縮により発生する部材の変形、蛇行を補正、修正する
ことができ、また、別個の組立工程における一方向への
ストレスや応力により発生する部材の変形、蛇行を補
正、修正することができる。
【0043】すなわち、電子部品構成体の材料使用率向
上と品質の向上および安定が図れ、順送りプレス加工金
型などのメンテナンス性の向上、順送りプレス加工工程
の生産性を向上することができるなどの効果を有する。
上と品質の向上および安定が図れ、順送りプレス加工金
型などのメンテナンス性の向上、順送りプレス加工工程
の生産性を向上することができるなどの効果を有する。
【図1】本発明の実施の形態におけるスイッチ用端子列
の要部平面図
の要部平面図
【図2】(a),(b)は同加工部分の拡大要部斜視図
【図3】同金型による加工の要部断面図
【図4】他の実施の形態におけるスイッチ用端子列の要
部平面図
部平面図
【図5】(a),(b)は同加工部分の拡大要部斜視図
【図6】同金型による加工の要部断面図
【図7】(a),(b)は他の実施の形態における樹脂
成形加工付きスイッチ用端子列の要部平面図および同加
工部分の拡大要部斜視図
成形加工付きスイッチ用端子列の要部平面図および同加
工部分の拡大要部斜視図
【図8】同金型による加工の要部断面図
【図9】他の実施の形態におけるスイッチ用端子列の要
部平面図
部平面図
【図10】(a),(b)は同加工部分の拡大要部斜視
図
図
【図11】同金型による加工の要部断面図
【図12】従来におけるスイッチ用端子列の要部平面図
【図13】同扇形状変形のスイッチ用端子列の要部平面
図
図
【図14】同変形防止対策をしたスイッチ用端子列の要
部平面図
部平面図
1,1a 継ぎ材 2 端子列 3 パイロット孔 4,4a,5 端子 6,6a,6b,6c 圧印部 7,7a,7b,7c 圧印加工ダイ 8,8a,8b,8c 圧印加工パンチ 9 外装本体 10 ランナー 11 ゲート
Claims (4)
- 【請求項1】 帯板状の部材に、電子部品構成体を定間
隔で配列し、継ぎ材で継続した連続体を順送りプレス加
工などにより形成する際、前記継ぎ材に凹部溝状の加工
を行う電子部品構成体のプレス加工方法。 - 【請求項2】 順送りプレス加工の工程中に、継ぎ材の
所定個所に定間隔で凹部溝状の圧印加工を行う請求項1
に記載の電子部品構成体のプレス加工方法。 - 【請求項3】 順送りプレス加工後に樹脂成形加工を行
い、その後継ぎ材の所定個所に定間隔で凹部溝状の圧印
加工を行う請求項1に記載の電子部品構成体のプレス加
工方法。 - 【請求項4】 順送りプレス加工後に続いて別の組立工
程などによる加工前に、継ぎ材の所定個所に定間隔で凹
部溝状の圧印加工を行う請求項1に記載の電子部品構成
体のプレス加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9117837A JPH10305323A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 電子部品構成体のプレス加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9117837A JPH10305323A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 電子部品構成体のプレス加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10305323A true JPH10305323A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14721492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9117837A Pending JPH10305323A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 電子部品構成体のプレス加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10305323A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100663954B1 (ko) | 2006-02-28 | 2007-01-03 | 한국단자공업 주식회사 | 터미널 스트립 성형장치의 다이 및 펀치 이동구조 |
WO2022179565A1 (zh) * | 2021-02-24 | 2022-09-01 | 深圳市林全科技有限公司 | 一种端子压着机冲压机头 |
-
1997
- 1997-05-08 JP JP9117837A patent/JPH10305323A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100663954B1 (ko) | 2006-02-28 | 2007-01-03 | 한국단자공업 주식회사 | 터미널 스트립 성형장치의 다이 및 펀치 이동구조 |
WO2022179565A1 (zh) * | 2021-02-24 | 2022-09-01 | 深圳市林全科技有限公司 | 一种端子压着机冲压机头 |
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