JPH1030528A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JPH1030528A
JPH1030528A JP18921396A JP18921396A JPH1030528A JP H1030528 A JPH1030528 A JP H1030528A JP 18921396 A JP18921396 A JP 18921396A JP 18921396 A JP18921396 A JP 18921396A JP H1030528 A JPH1030528 A JP H1030528A
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JP
Japan
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injector
engine head
screw
fuel
fuel injection
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JP18921396A
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Hiroatsu Yamada
浩敦 山田
Masanori Sugiyama
雅則 杉山
Chishiro Takayama
千城 高山
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Denso Corp
Toyota Motor Corp
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Denso Corp
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付け作業を容易に行う燃料噴射装置を提供
する。 【解決手段】 ストッパ40は環状に形成され、径方向
外側に突出する凸部41を有している。位置決め溝3a
はインジェクタ10の取付方向と平行に延びている。こ
の位置決め溝3a内に凸部41を挿入することにより、
インジェクタ10の両回転方向で凸部41は位置決め溝
3aに係止される。したがって、インジェクタ10の取
付け作業および燃料配管50の接続作業時においてイン
ジェクタ10の回転が規定されるので作業が容易にな
る。また、燃料配管50接続時のねじり力が磁気回路構
成部材および噴射量調量部材に働かないので、インジェ
クタ10の噴射特性を保持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料噴射装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンの気筒内に直接燃料
噴射を行う筒内直噴エンジンでは、燃料噴射方向が所定
方向になるように電磁制御式のインジェクタの回転方向
の位置決めをすることが一般的である。しかしながら、
エンジンヘッドに直接インジェクタをねじ締めする構造
では、インジェクタの所望の回転位置においてエンジン
ヘッドへのインジェクタの締付力を最適にすることは困
難である。
【0003】これに対し、例えばインジェクタの外周に
軸方向に移動自在なリテーニングナットを嵌挿し、工具
等でインジェクタを掴んだ状態でエンジンヘッドにリテ
ーニングナットをねじ締めして軸方向にインジェクタの
径方向に突出するフランジ部を付勢することにより、イ
ンジェクタを回転させることなくエンジンヘッドにイン
ジェクタを取付ける構造が知られている。この構造で
は、インジェクタの回転位置を保持したままエンジンヘ
ッドへのインジェクタの締付力を最適にすることができ
る。(山海堂より昭和63年6月15日発行の「ディー
ゼル燃料噴射」において、P.159の図4.108
(C) に開示されている。) このようにインジェクタを回転させることなくエンジン
ヘッドにインジェクタを取付ける燃料噴射装置では、噴
孔と反対側の軸方向端部に燃料配管を接続する所謂トッ
プフィード型のインジェクタをリテーニングナットを用
いてエンジンヘッドに取付けた後、継手に取付けた燃料
配管をリテーニングナット等によりインジェクタに直接
ねじ締めして接続する場合、インジェクタの回転方向へ
の動きを規制するとともに、インジェクタの磁気回路を
構成する部材や噴射量調量部材にねじり力が働かないよ
うに配管接続部近傍を工具等で掴んでインジェクタに燃
料配管を接続しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たようなインジェクタを回転させずにエンジンヘッドに
取付ける構造では、エンジンヘッドとリテーニングナッ
トとでフランジ部を挟んでインジェクタを取付けたり、
特にエンジンヘッドに取付けたインジェクタに燃料配管
をリテーニングナット等により取付ける場合、大きな回
転力がインジェクタに加わるので、インジェクタの回転
位置を保持するために工具等でインジェクタを強固に掴
んで回転位置を保持しながら作業を行う必要があり、作
業が煩雑である。
【0005】また、燃料配管のインジェクタへの接続は
リテーニングナットとインジェクタとが直接ねじ結合す
るためにインジェクタに大きな回転力が加わるので、工
具でインジェクタを掴んでいてもインジェクタの回転位
置がずれやすい。さらに、リテーニングナットを締付け
る際にインジェクタが回転すると、インジェクタがエン
ジンヘッドに押圧されている部分とリテーニングナット
とのねじ結合部分との間にねじり力が働き、ねじり力が
働く間に収容されているインジェクタの磁気回路を構成
する部材や噴射量調量部材が変形したりする。その結
果、固定コアと可動コアとの間のエアギャップが変化
したり、可動部材の摺動性が悪化したり、部材同士
の固定強度が低下したりするという問題が発生し、イン
ジェクタの噴射特性が変化してしまう。
【0006】本発明の目的は、燃料噴射装置の組付作業
を容易にすることにある。本発明の他の目的は、燃料配
管接続時にインジェクタにねじり力が加わってもインジ
ェクタの噴射特性を変化させない燃料噴射装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1または
2記載の燃料噴射装置によると、エンジンヘッドへのイ
ンジェクタの取付けや、インジェクタに燃料配管を接続
するとき、エンジンヘッドに回転規制部材を係止させる
ことによりインジェクタの少なくとも一方向への回転が
規制されるので、燃料噴射装置の組付作業を容易に行う
ことができる。さらに、インジェクタの回転位置が保持
されるので、インジェクタの燃料噴射方向を所定方向に
設定可能である。
【0008】本発明の請求項3記載の燃料噴射装置によ
ると、燃料配管を接続する際の接続部材のねじ締め力が
回転規制部材よりもインジェクタの反接続部材側に伝わ
らない。したがって、前記反接続部材側のインジェクタ
を構成する部材が接続部材の締付け力により変形するこ
とを防止できる。本発明の請求項4記載の燃料噴射装置
によると、燃料配管を接続する際に接続部材とのねじ結
合部と回転規制部材との間にしかねじり力が働かない。
したがって、インジェクタの磁気回路を構成する部材や
噴射量調量部材が変形しないので、インジェクタの噴射
特性が変化しない。
【0009】本発明の請求項5記載の燃料噴射装置によ
ると、筒状部材がエンジンヘッドとねじ結合することに
より、インジェクタを回転させることなくエンジンヘッ
ドにインジェクタを取付けることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
実施例について説明する。本発明の一実施例による燃料
噴射装置を図1および図2に示す。図1に示す燃料噴射
装置のインジェクタ10は、ノズルボディ20の先端に
形成した噴孔90から噴射する燃料の噴射時期および燃
料噴射量を制御する電磁制御式のインジェクタである。
インジェクタ10は、電磁駆動部としてのコイル70を
収容し、このコイル70に発生する磁力により弁部材と
してのニードル弁80を往復駆動している。
【0011】インジェクタ10のハウジング11とノズ
ルボディ20とはリテーニングナット21により下記の
如く結合されている。ノズルボディ20はリテーニング
ナット21内およびハウジング11内で自由に回転でき
るように挿入されており、ノズルボディ20の軸方向端
面20aは、リテーニングナット21の端面21aと当
接している。一方、リテーニングナット21はハウジン
グ11とねじ結合している。
【0012】ニードル弁80はノズルボディ20に往復
移動可能に収容されている。ニードル弁80がノズルボ
ディ20の内壁に形成された弁座から離座することによ
り、ノズルボディ20の先端に形成された噴孔90から
燃料が噴射される。噴孔90はインジェクタ10の軸に
対して所定角度をもって形成されている。インジェクタ
10の軸に対して所定角度をもって噴孔90を形成した
のは、エンジンの気筒内に燃料を直接噴射する本実施例
のような筒内直噴エンジンにおいて、混合気の濃度分布
を図示しない点火プラグの周囲は濃く、その他の部分は
薄くなるように燃料噴射させる、いわゆる成層燃焼させ
るためである。この成層燃焼を成立させるためには気筒
内の混合濃度分布を最適に制御することが必要なため、
前述したようにインジェクタ10の軸に対して所定角を
もって噴孔90を形成し、この噴孔90から噴射される
燃料噴霧が気筒内の所定方向に噴射されるようにインジ
ェクタ10の回転方向の位置決めをする必要がある。
【0013】図2に示すように、回転規制部材としての
ストッパ40は環状に形成され、固定コア30と溶接、
ろう付け等で固定されている。ストッパ40は固定コア
30と一体に成形することも可能である。ストッパ40
の周方向の所定位置には凹部としての位置決め溝3aに
挿入される凸部41が形成されている。また、ストッパ
40の凸部の突出方向と直交する径方向の両端に切欠4
0aが形成されており、この切欠40aを挟持すること
によりインジェクタ10を掴みやすくなっている。
【0014】エンジンヘッド1の一部には、取付穴2が
形成される部分より一段高くなった凸部3が形成されて
おり、この凸部3の側壁に位置決め溝3aが形成されて
いる。位置決め溝3aはインジェクタ10の取付方向と
平行に延びている。この位置決め溝3a内に凸部41を
挿入することにより、インジェクタ10の両回転方向で
凸部41は位置決め溝3aに係止され、インジェクタ1
0の回転方向の位置決めがなされる。したがって、イン
ジェクタ10の燃料噴射方向が規定される。
【0015】コネクタ42はハウジング11および固定
コア30に樹脂モールドされており、コネクタ42に取
付けられた受電ピン43はコイル70と電気的に接続
し、コイル70に電力を供給している。図1に示す燃料
配管50は配管継手51に固定され、接続部材としての
リテーニングナット52がインジェクタ10とねじ結合
することにより噴孔90と反対側の軸方向端部で固定コ
ア30の燃料吸入側開口部に配管継手51が押圧されて
いる。この燃料配管50からインジェクタ10内に導入
された燃料が、噴孔90から噴射される。
【0016】取付手段としてのシリンダスクリュウ60
は円筒状に形成されており、ハウジング11とリテーニ
ングナット21との間に軸方向に僅かにクリアランスを
形成してインジェクタ10の外周に回転自在に嵌挿され
ている。シリンダスクリュウ60は外周壁に形成された
雄ねじ部60aが取付穴2の内壁に形成された雌ねじ部
2aとねじ結合する。
【0017】シリンダスクリュウ60は、エンジンヘッ
ド1とねじ結合することにより図1の下方にリテーニン
グナット21を付勢してエンジンヘッド1にインジェク
タ10を取付け、エンジンヘッド1とのねじ結合をゆる
めることにより図1の上方にハウジング11を付勢して
エンジンヘッド1からインジェクタ10を取外す。つま
り、シリンダスクリュウ60は、インジェクタ10の軸
方向の反対方向でリテーニングナット21およびハウジ
ング11とそれぞれ当接可能である。
【0018】ワッシャ12は取付穴2の段部2bに載置
されており、エンジンヘッド1にシリンダスクリュウ6
0をねじ結合すると、シリンダスクリュウ60の締付力
によりリテーニングナット21がワッシャ12に押し付
けられる。次に、インジェクタ10および燃料配管50
の取付け、取外しについて説明する。
【0019】1.インジェクタ10の取付け (1) エンジンヘッド1の取付穴2の段部2bにワッシャ
12を載置し、インジェクタ10にシリンダスクリュウ
60を嵌挿した状態で、位置決め溝3aにストッパ40
の凸部41を案内させながら取付穴2にインジェクタ1
0を挿入する。エンジンヘッド1にシリンダスクリュウ
60をねじ締めしていない状態では、リテーニングナッ
ト21はワッシャ12に当接していない。
【0020】シリンダスクリュウ60をねじ締めする
際、工具等でストッパ40の切欠40aを掴んでインジ
ェクタ10の傾きを防止してもよい。この場合、凸部4
1が凹部3aに係止され、インジェクタ10の締付け側
への回転が規制されるので、インジェクタ10が傾かな
い程度に工具等でインジェクタ10を掴んでいればよ
く、作業が容易になる。
【0021】(2) シリンダスクリュウ60をエンジンヘ
ッド1とのねじ結合方向に回転することにより、シリン
ダスクリュウ60とともにインジェクタ10が取付穴2
に向けて挿入されていき、やがてリテーニングナット2
1がワッシャ12に当接する。 (3) さらにシリンダスクリュウ60をねじ締めすると、
シリンダスクリュウ60の噴孔側端部がリテーニングナ
ット21に当接する。これ以後、シリンダスクリュウ6
0をねじ締めすることによりインジェクタ10がエンジ
ンヘッド1に押圧され、エンジンヘッド1に強固に取付
けられる。シリンダスクリュウ60をねじ締めしている
際、凸部41は位置決め溝3aに回転方向で係止されて
いる。
【0022】シリンダスクリュウ60とエンジンヘッド
1とがねじ結合し、インジェクタ10はその締付力によ
りシリンダスクリュウ60からエンジンヘッド1に押圧
されているので、シリンダスクリュウ60の回転方向へ
の締付力は直接インジェクタ10に働かない。また、シ
リンダスクリュウ60とリテーニングナット21との当
接部には滑り材として環状の薄板が挿入されているの
で、リテーニングナット21と当接した状態でシリンダ
スクリュウ60をねじ締めしても、シリンダスクリュウ
60がこの薄板上を滑ることによりシリンダスクリュウ
60の回転力が直接リテーニングナット21、つまりイ
ンジェクタ10に伝達されないようにしている。
【0023】このように、シリンダスクリュウ60でイ
ンジェクタ10をエンジンヘッド1に取付ける際、シリ
ンダスクリュウ60とリテーニングナット21との当接
部と、凸部41と位置決め溝3aとの当接部との間にシ
リンダスクリュウ60とエンジンヘッド1との回転方向
のねじ結合力が直接働かないので、この両当接部の間に
収容される磁気回路を形成する部材、および弁部材を付
勢するスプリングの付勢力を調整する噴射量調整部材と
してのアジャスティングパイプ等に働くねじり力が低減
される。したがって、エアギャップまたは弁部材の付勢
力の変化、可動部材の摺動性の悪化、インジェクタ10
の各部材同士の固定部の強度劣化等によるインジェクタ
10の噴射時期および噴射量、つまりインジェクタ10
の噴射特性が変更されることなく保持できる。
【0024】2.燃料配管50の取付け エンジンヘッド1にインジェクタ10を取付けた後、イ
ンジェクタ10に燃料配管50を接続する。燃料配管5
0の先端には配管継手51が固定され、リテーニングナ
ット52とインジェクタ10とがねじ結合することによ
り配管継手51とインジェクタ10とを接続する。リテ
ーニングナット52とインジェクタ10とは直接ねじ結
合するので、ねじ結合後半のリテーニングナット52の
回転方向への締付力は直接インジェクタ10に働く。
【0025】しかしながら、凸部41が位置決め溝3a
に回転方向で係止されているので、リテーニングナット
52の回転方向への締付力はストッパ40よりも噴孔側
のインジェクタ10には働かない。したがって、ストッ
パ40よりも噴孔側のインジェクタ10に収容される磁
気回路を形成する部材、アジャスティングパイプ等にね
じり力が働かない。したがって、エアギャップまたは弁
部材の付勢力の変化、可動部材の摺動性の悪化、インジ
ェクタ10の各部材同士の固定部の強度劣化等によるイ
ンジェクタ10の噴射時期および噴射量、つまりインジ
ェクタ10の噴射特性が変更されることなく保持でき
る。
【0026】3.燃料配管50およびインジェクタ10
の取外し インジェクタ10から燃料配管50を取外す際にも、エ
ンジンヘッド1からインジェクタ10を取外す際にも、
インジェクタ10の取付け時および燃料配管50の接続
時とは反対の回転側で凸部41が凹部3aに係止され、
インジェクタ10の回転が規制される。したがって、取
付け時と同様に取外し作業を容易に行うことができる。
【0027】さらに、インジェクタ10の取付け時およ
び燃料配管50の接続時と同様に、インジェクタ10に
収容される磁気回路を形成する部材、アジャスティング
パイプ等にねじり力が働かない。したがって、エアギャ
ップまたは弁部材の付勢力の変化、可動部材の摺動性の
悪化、インジェクタ10の各部材同士の固定部の強度劣
化等によるインジェクタ10の噴射時期および噴射量、
つまりインジェクタ10の噴射特性が変更されることな
く保持できる。したがって、取り外したインジェクタ1
0を再利用できる。
【0028】以上説明した本発明の実施例では、インジ
ェクタ10の両回転方向で凸部41が位置決め溝3aに
係止されたが、スクリュウナット60およびリテーニン
グナット52の締付け側だけで凸部41が位置決め溝3
aに係止される構成にすることも可能である。また本実
施例では、インジェクタ側に凸部、エンジンヘッド側に
凹部を形成してインジェクタの回転を規制したが、イン
ジェクタ側に凹部、エンジンヘッド側に凸部を形成して
も良い。
【0029】また本実施例では、スクリュウナット60
とエンジンヘッド1とのねじ結合をゆるめることにより
スクリュウナット60がハウジング11を付勢し、エン
ジンヘッド1からインジェクタ10を取外したが、スク
リュウナット60とエンジンヘッド1とのねじ結合をゆ
るめるとエンジンヘッド1からスクリュウナット60だ
けが抜け出る構成にしてもよい。この場合、工具等でイ
ンジェクタ10を掴むことによりインジェクタ10をエ
ンジンヘッド1から取外す。
【0030】また本実施例では、シリンダスクリュウ6
0とエンジンヘッド1とがねじ結合するときの締付力で
エンジンヘッド1にインジェクタ10を取付けたが、イ
ンジェクタ10に嵌挿した筒状部材をインジェクタ10
に係止させ、この筒状部材を他の手段でエンジンヘッド
1への取付け方向に付勢し、エンジンヘッド1にインジ
ェクタ10を取付けることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による燃料噴射装置を示す縦
断面図である。
【図2】本実施例のストッパを含む横断面図である。
【符号の説明】
1 エンジンヘッド 10 インジェクタ 11 ハウジング 21 リテーニングナット 40 ストッパ(回転規制部材) 50 燃料配管 52 リテーニングナット(接続部材) 60 シリンダスクリュウ(取付手段、筒状
部材)
フロントページの続き (72)発明者 高山 千城 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンヘッドに電磁制御式のインジェ
    クタを取付け、燃料配管から導入された燃料を前記イン
    ジェクタの噴孔からエンジンに噴射する燃料噴射装置で
    あって、 前記インジェクタを回転させることなく前記エンジンヘ
    ッドに前記インジェクタを取付け可能な取付手段を備
    え、 前記エンジンヘッドに係止されることにより前記インジ
    ェクタの少なくとも一方向への回転を規制する回転規制
    部材を前記インジェクタに設けることを特徴とする燃料
    噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記回転規制部材は凸部を有し、前記エ
    ンジンヘッドに設けられた凹部に前記凸部が係止される
    ことにより前記インジェクタの少なくとも一方向への回
    転を規制することを特徴とする請求項1記載の燃料噴射
    装置。
  3. 【請求項3】 前記噴孔と反対側の軸方向端部で前記イ
    ンジェクタとねじ結合することにより前記インジェクタ
    に前記燃料配管を接続する接続部材を備え、前記回転規
    制部材は、前記接続部材のねじ締め方向への前記インジ
    ェクタの回転を規制することを特徴とする請求項1また
    は2記載の燃料噴射装置。
  4. 【請求項4】 前記回転規制部材は、前記接続部材との
    ねじ結合部と、前記インジェクタの磁気回路を構成する
    部材または噴射量調量部材との間に位置していることを
    特徴とする請求項3記載の燃料噴射装置。
  5. 【請求項5】 前記取付手段は前記インジェクタに嵌挿
    され前記エンジンヘッドとねじ結合可能な筒状部材を有
    し、前記筒状部材が前記エンジンヘッドとねじ結合する
    ことにより前記エンジンヘッドに前記インジェクタを付
    勢し、前記インジェクタが前記エンジンヘッドに取付け
    られることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記
    載の燃料噴射装置。
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