JP2000087828A - エンジン - Google Patents
エンジンInfo
- Publication number
- JP2000087828A JP2000087828A JP10258662A JP25866298A JP2000087828A JP 2000087828 A JP2000087828 A JP 2000087828A JP 10258662 A JP10258662 A JP 10258662A JP 25866298 A JP25866298 A JP 25866298A JP 2000087828 A JP2000087828 A JP 2000087828A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injector
- gasket
- nozzle tip
- diameter
- cylinder head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】インジェクタの回転方向の位置決めを正確に行
うことが可能なインジェクタの回り止め機構を備えるエ
ンジンを得る。 【解決手段】エンジン10を構成するシリンダヘッド1
2には、ガスケット70およびワッシャ68を介してイ
ンジェクタ20が取り付けられる。このインジェクタ2
0の回り止め機構は、ノズルチップリテーナ56の段付
部62に形成された切欠部66と、該切欠部66と接す
るガスケット70の倒立部74a、74bと、該倒立部
74a、74bに設けられた耳状部78と、該耳状部7
8が装着されるシリンダヘッド12のインジェクタホル
ダ30に形成された凹部98とによって構成される。
うことが可能なインジェクタの回り止め機構を備えるエ
ンジンを得る。 【解決手段】エンジン10を構成するシリンダヘッド1
2には、ガスケット70およびワッシャ68を介してイ
ンジェクタ20が取り付けられる。このインジェクタ2
0の回り止め機構は、ノズルチップリテーナ56の段付
部62に形成された切欠部66と、該切欠部66と接す
るガスケット70の倒立部74a、74bと、該倒立部
74a、74bに設けられた耳状部78と、該耳状部7
8が装着されるシリンダヘッド12のインジェクタホル
ダ30に形成された凹部98とによって構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料を噴射するた
めのインジェクタを備えたエンジンに関し、詳細には、
前記インジェクタの回り止め機構の構造に特徴を有する
エンジンに関する。
めのインジェクタを備えたエンジンに関し、詳細には、
前記インジェクタの回り止め機構の構造に特徴を有する
エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンは、ピストンの移動に
よる負圧によって燃料(キャブレターによって霧状にさ
れた燃料)を誘い出す方式と、インジェクタによって燃
料を噴射させるフューエル・インジェクション方式とが
ある。また、後者のフューエル・インジェクション方式
には、吸気ポートに燃料を噴射する方式や燃料を直接燃
焼室に噴射させる方式がある。
よる負圧によって燃料(キャブレターによって霧状にさ
れた燃料)を誘い出す方式と、インジェクタによって燃
料を噴射させるフューエル・インジェクション方式とが
ある。また、後者のフューエル・インジェクション方式
には、吸気ポートに燃料を噴射する方式や燃料を直接燃
焼室に噴射させる方式がある。
【0003】このフューエル・インジェクション方式
は、多気筒エンジンへの燃料の正確な分配と、吸気抵抗
の改善という点で注目され、開発・実用化が進められて
いる。
は、多気筒エンジンへの燃料の正確な分配と、吸気抵抗
の改善という点で注目され、開発・実用化が進められて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したフ
ューエル・インジェクション方式のエンジンを構成する
インジェクタにおいて、燃料の噴射方向が偏向するよう
に構成されている場合、該インジェクタを取り付ける際
に回転方向の位置決めを正確に行い、前記燃料が所定の
方向に噴射されるように構成する必要がある。
ューエル・インジェクション方式のエンジンを構成する
インジェクタにおいて、燃料の噴射方向が偏向するよう
に構成されている場合、該インジェクタを取り付ける際
に回転方向の位置決めを正確に行い、前記燃料が所定の
方向に噴射されるように構成する必要がある。
【0005】また、インジェクタには、該インジェクタ
に駆動用電流を供給するためのケーブルが接続されるコ
ネクタ(カプラ)が取り付けられている。このコネクタ
は、該コネクタにケーブルを接続する作業を容易化する
ために、所定の位置に位置決めされていることが望まし
い。従って、このためにも、インジェクタを取り付ける
際に回転方向の位置決めを正確に行う必要がある。
に駆動用電流を供給するためのケーブルが接続されるコ
ネクタ(カプラ)が取り付けられている。このコネクタ
は、該コネクタにケーブルを接続する作業を容易化する
ために、所定の位置に位置決めされていることが望まし
い。従って、このためにも、インジェクタを取り付ける
際に回転方向の位置決めを正確に行う必要がある。
【0006】従来、インジェクタの回転方向の位置決め
は、該インジェクタが取り付けられる、例えば、シリン
ダヘッドに設けられたピンを前記インジェクタに設けら
れた切欠部に挟んで保持することによって行われていた
(実公平6−14075号公報参照)。
は、該インジェクタが取り付けられる、例えば、シリン
ダヘッドに設けられたピンを前記インジェクタに設けら
れた切欠部に挟んで保持することによって行われていた
(実公平6−14075号公報参照)。
【0007】しかしながら、このように構成した場合、
インジェクタを取り付ける際に前記ピンに大きな力が加
わり、該ピンに変形が生じてしまい、インジェクタの回
転方向の位置決めを正確に行うことができないおそれが
ある。
インジェクタを取り付ける際に前記ピンに大きな力が加
わり、該ピンに変形が生じてしまい、インジェクタの回
転方向の位置決めを正確に行うことができないおそれが
ある。
【0008】また、切欠部およびピンをインジェクタや
シリンダヘッドに設ける必要があるため、加工コストが
上昇するという問題があった。
シリンダヘッドに設ける必要があるため、加工コストが
上昇するという問題があった。
【0009】本発明は、前記の不都合を克服するために
なされたものであり、インジェクタの回転方向の位置決
めを正確に行うことが可能なインジェクタの回り止め機
構を備えるエンジンを提供することを目的とする。
なされたものであり、インジェクタの回転方向の位置決
めを正確に行うことが可能なインジェクタの回り止め機
構を備えるエンジンを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、インジ
ェクタ本体を構成するノズルチップリテーナに回転が規
制された状態で取り付けられるガスケットには、径方向
に突出した突出部が設けられている。そして、インジェ
クタ本体は、前記突出部がシリンダヘッドに設けられる
取付孔に連通する凹部に装着された状態で、ノズルボデ
ィリテーナによって該取付孔に押しつけられ、前記シリ
ンダヘッドに取り付けられるように構成されている(請
求項1記載の発明)。
ェクタ本体を構成するノズルチップリテーナに回転が規
制された状態で取り付けられるガスケットには、径方向
に突出した突出部が設けられている。そして、インジェ
クタ本体は、前記突出部がシリンダヘッドに設けられる
取付孔に連通する凹部に装着された状態で、ノズルボデ
ィリテーナによって該取付孔に押しつけられ、前記シリ
ンダヘッドに取り付けられるように構成されている(請
求項1記載の発明)。
【0011】このように構成することによって、インジ
ェクタ本体をシリンダヘッドに取り付ける際に該インジ
ェクタ本体が回転することを防止し、ノズルチップから
の燃料の噴射方向および前記インジェクタ本体に設けら
れるカプラの位置決めを正確に行うことができる。
ェクタ本体をシリンダヘッドに取り付ける際に該インジ
ェクタ本体が回転することを防止し、ノズルチップから
の燃料の噴射方向および前記インジェクタ本体に設けら
れるカプラの位置決めを正確に行うことができる。
【0012】また、ガスケットは、回り止め部がノズル
チップリテーナの取付部を切り欠いて形成された切欠部
に押し当てられて接することによって、前記ノズルチッ
プリテーナに対する回転が規制される。そして、前記ガ
スケットの突出部は該ガスケットにおける回り止め部に
設けられている(請求項2記載の発明)。この場合、切
欠部としてノズルチップリテーナが切り欠かれた空間に
よって前記突出部がオフセットされ、前記ガスケット、
さらには、インジェクタのコンパクト化が実現される。
チップリテーナの取付部を切り欠いて形成された切欠部
に押し当てられて接することによって、前記ノズルチッ
プリテーナに対する回転が規制される。そして、前記ガ
スケットの突出部は該ガスケットにおける回り止め部に
設けられている(請求項2記載の発明)。この場合、切
欠部としてノズルチップリテーナが切り欠かれた空間に
よって前記突出部がオフセットされ、前記ガスケット、
さらには、インジェクタのコンパクト化が実現される。
【0013】さらに、前記取付部の上部側に設けられた
環状溝に、前記ガスケットに設けられた爪部がはめ合わ
されるように構成することによって、前記インジェクタ
本体を前記シリンダヘッドに取り付ける作業、または、
前記シリンダヘッドから取り外す作業中に、前記ガスケ
ットが前記インジェクタ本体から脱落することを防止す
ることができる(請求項3記載の発明)。従って、前記
取り付け作業または取り外し作業が容易となる。
環状溝に、前記ガスケットに設けられた爪部がはめ合わ
されるように構成することによって、前記インジェクタ
本体を前記シリンダヘッドに取り付ける作業、または、
前記シリンダヘッドから取り外す作業中に、前記ガスケ
ットが前記インジェクタ本体から脱落することを防止す
ることができる(請求項3記載の発明)。従って、前記
取り付け作業または取り外し作業が容易となる。
【0014】さらにまた、前記ガスケットと前記大径部
との間に介在されるリング状のワッシャを、その内径が
前記取付部の径よりも大径で、かつ、前記突出部を含め
た前記ガスケットの径よりも小径となるように構成する
ことにより、前記ワッシャが前記突出部によって保持さ
れ、インジェクタ本体から脱落することが防止される
(請求項4記載の発明)。従って、インジェクタ本体の
シリンダヘッドに対する取り付け作業、または、取り外
し作業がさらに容易となる。
との間に介在されるリング状のワッシャを、その内径が
前記取付部の径よりも大径で、かつ、前記突出部を含め
た前記ガスケットの径よりも小径となるように構成する
ことにより、前記ワッシャが前記突出部によって保持さ
れ、インジェクタ本体から脱落することが防止される
(請求項4記載の発明)。従って、インジェクタ本体の
シリンダヘッドに対する取り付け作業、または、取り外
し作業がさらに容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係るエンジンについて好
適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下
詳細に説明する。
適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下
詳細に説明する。
【0016】図1に、本実施の形態に係るエンジン10
の要部を示す。このエンジン10は、複数のシリンダ
(燃焼室)を備えるシリンダブロック(図示せず)に結
合されるシリンダヘッド12と、該シリンダヘッド12
に、例えば、ボルト締めによって取り付けられるシリン
ダヘッドカバー14とを有する。また、シリンダヘッド
12とシリンダヘッドカバー14との間には、図1中に
2点鎖線で示す複数(例えば、2本)のカム軸16およ
び18(吸気弁駆動用カム軸16および排気弁駆動用カ
ム軸18)が配置される。そして、これらカム軸16お
よび18の間において、後述する凹部(燃焼室)24の
中央上方にインジェクタ20が配置されている。この場
合、エンジン10は、いわゆるセンターインジェクショ
ン方式の直噴エンジンの構成を有する。
の要部を示す。このエンジン10は、複数のシリンダ
(燃焼室)を備えるシリンダブロック(図示せず)に結
合されるシリンダヘッド12と、該シリンダヘッド12
に、例えば、ボルト締めによって取り付けられるシリン
ダヘッドカバー14とを有する。また、シリンダヘッド
12とシリンダヘッドカバー14との間には、図1中に
2点鎖線で示す複数(例えば、2本)のカム軸16およ
び18(吸気弁駆動用カム軸16および排気弁駆動用カ
ム軸18)が配置される。そして、これらカム軸16お
よび18の間において、後述する凹部(燃焼室)24の
中央上方にインジェクタ20が配置されている。この場
合、エンジン10は、いわゆるセンターインジェクショ
ン方式の直噴エンジンの構成を有する。
【0017】シリンダヘッド12には、上部に各カム軸
16および18を収容するための空間(収容空間)22
が形成され、下面に、例えば、ペントルーフ型の燃焼室
を区画するための凹部(以下、便宜的に燃焼室と記
す。)24が形成されている。また、シリンダヘッド1
2には、その側面から燃焼室24に達する吸気孔26と
排気孔28が形成され、前記燃焼室24から収容空間2
2にかけて、インジェクタホルダ(取付孔)30が該シ
リンダヘッド12と一体的に形成されている。このイン
ジェクタホルダ30の上部側には、インジェクタ20が
収容されるパイプ32が圧入され、ほぼ鉛直方向に保持
される。さらに、シリンダヘッド12には、その排気孔
28側の側面から燃焼室24にかけて、点火プラグ(図
示せず)が収容保持される点火プラグホルダ34が該シ
リンダヘッド12と一体的に形成されている。
16および18を収容するための空間(収容空間)22
が形成され、下面に、例えば、ペントルーフ型の燃焼室
を区画するための凹部(以下、便宜的に燃焼室と記
す。)24が形成されている。また、シリンダヘッド1
2には、その側面から燃焼室24に達する吸気孔26と
排気孔28が形成され、前記燃焼室24から収容空間2
2にかけて、インジェクタホルダ(取付孔)30が該シ
リンダヘッド12と一体的に形成されている。このイン
ジェクタホルダ30の上部側には、インジェクタ20が
収容されるパイプ32が圧入され、ほぼ鉛直方向に保持
される。さらに、シリンダヘッド12には、その排気孔
28側の側面から燃焼室24にかけて、点火プラグ(図
示せず)が収容保持される点火プラグホルダ34が該シ
リンダヘッド12と一体的に形成されている。
【0018】シリンダヘッド12の上部側には、各カム
軸16および18を回転自在に保持するためのカムホル
ダ36が、例えば、ボルト締めによって取り付けられ、
さらに、このカムホルダ36を覆うように前記シリンダ
ヘッドカバー14が取り付けられる。カムホルダ36と
パイプ32との接点、シリンダヘッド12とシリンダヘ
ッドカバー14との接点には、それぞれオイルシールが
施されている。
軸16および18を回転自在に保持するためのカムホル
ダ36が、例えば、ボルト締めによって取り付けられ、
さらに、このカムホルダ36を覆うように前記シリンダ
ヘッドカバー14が取り付けられる。カムホルダ36と
パイプ32との接点、シリンダヘッド12とシリンダヘ
ッドカバー14との接点には、それぞれオイルシールが
施されている。
【0019】シリンダヘッドカバー14の上部には、各
カム軸16および18に沿ってそれぞれ並行して延在す
る突部38および40が形成されている。そして、これ
ら突部38および40の間に空間42が形成される。
カム軸16および18に沿ってそれぞれ並行して延在す
る突部38および40が形成されている。そして、これ
ら突部38および40の間に空間42が形成される。
【0020】前記空間42に臨むシリンダヘッドカバー
14の上面には、孔部44が形成されている。この孔部
44は前記パイプ32と連通しており、これら孔部44
およびパイプ32を挿通してインジェクタ20が取り付
けられる。
14の上面には、孔部44が形成されている。この孔部
44は前記パイプ32と連通しており、これら孔部44
およびパイプ32を挿通してインジェクタ20が取り付
けられる。
【0021】このインジェクタ20は、図2に示すよう
に、燃料を噴射するノズルチップ50と、該ノズルチッ
プ50が先端部に固定される円柱状のノズルボディ52
とを有する。このノズルボディ52の内部には図示しな
い電磁バルブが設けられており、この電磁バルブによっ
て燃料供給通路がオンオフされ、ノズルチップ50から
燃料が噴射される。この燃料は、ノズルボディ52の上
端に取り付けられた燃料通路部材53を介して該ノズル
ボディ52内に導かれる(図1参照)。また、ノズルボ
ディ52には、前記電磁バルブに駆動用電流を供給する
ための図示しないケーブルが接続されるコネクタ(カプ
ラ)54が取り付けられている。
に、燃料を噴射するノズルチップ50と、該ノズルチッ
プ50が先端部に固定される円柱状のノズルボディ52
とを有する。このノズルボディ52の内部には図示しな
い電磁バルブが設けられており、この電磁バルブによっ
て燃料供給通路がオンオフされ、ノズルチップ50から
燃料が噴射される。この燃料は、ノズルボディ52の上
端に取り付けられた燃料通路部材53を介して該ノズル
ボディ52内に導かれる(図1参照)。また、ノズルボ
ディ52には、前記電磁バルブに駆動用電流を供給する
ための図示しないケーブルが接続されるコネクタ(カプ
ラ)54が取り付けられている。
【0022】ノズルチップ50とノズルボディ52との
結合部分には、ノズルチップリテーナ56が固定されて
いる。このノズルチップリテーナ56は、図2に示すよ
うに、前記ノズルチップ50およびノズルボディ52の
径よりも大なる大径部58を有し、この大径部58の上
部側にはフランジ部60が形成される。
結合部分には、ノズルチップリテーナ56が固定されて
いる。このノズルチップリテーナ56は、図2に示すよ
うに、前記ノズルチップ50およびノズルボディ52の
径よりも大なる大径部58を有し、この大径部58の上
部側にはフランジ部60が形成される。
【0023】これらノズルチップ50、ノズルボディ5
2およびノズルチップリテーナ56によって、インジェ
クタ本体61が構成される。
2およびノズルチップリテーナ56によって、インジェ
クタ本体61が構成される。
【0024】図2および図3に示すように、ノズルチッ
プリテーナ56の下部側には、ノズルチップ50の径よ
りも大径で、かつ、大径部58の径よりも小径な段付部
(取付部)62が設けられる。この段付部62と大径部
58との境界部分には環状の溝(環状溝)64が形成さ
れ、また、前記段付部62の側面には切欠部66が形成
される。そして、この段付部62には、ワッシャ68を
介してガスケット70が取り付けられる(図3参照)。
プリテーナ56の下部側には、ノズルチップ50の径よ
りも大径で、かつ、大径部58の径よりも小径な段付部
(取付部)62が設けられる。この段付部62と大径部
58との境界部分には環状の溝(環状溝)64が形成さ
れ、また、前記段付部62の側面には切欠部66が形成
される。そして、この段付部62には、ワッシャ68を
介してガスケット70が取り付けられる(図3参照)。
【0025】前記ガスケット70は金属材料(例えば、
ステンレス鋼)で形成されており、略円盤状の基板72
と、該基板72の両端から上方向に立ち上がるように一
体的に形成された一対の平板状の倒立部(回り止め部)
74a、74bとを有する。前記基板72の平面形状
は、段付部62の下面の平面形状と略同一である。そし
て、前記倒立部74a、74bは、前記基板72におけ
る段付部62の切欠部66に対応する位置に設けられ
る。
ステンレス鋼)で形成されており、略円盤状の基板72
と、該基板72の両端から上方向に立ち上がるように一
体的に形成された一対の平板状の倒立部(回り止め部)
74a、74bとを有する。前記基板72の平面形状
は、段付部62の下面の平面形状と略同一である。そし
て、前記倒立部74a、74bは、前記基板72におけ
る段付部62の切欠部66に対応する位置に設けられ
る。
【0026】倒立部74a、74bの上端には、互いに
対向するように内方向に折り曲げられた爪部76が設け
られる。また、倒立部74a、74bには、それぞれ外
方向(径方向)に突出する耳状部(突出部)78が設け
られる。この耳状部78は、各倒立部74a、74bの
両側端部に一体的に設けられた帯状の部材を湾曲させな
がらそれぞれ外方向に折り曲げ、先端が互いに接触する
ように押し当てることによって形成される。
対向するように内方向に折り曲げられた爪部76が設け
られる。また、倒立部74a、74bには、それぞれ外
方向(径方向)に突出する耳状部(突出部)78が設け
られる。この耳状部78は、各倒立部74a、74bの
両側端部に一体的に設けられた帯状の部材を湾曲させな
がらそれぞれ外方向に折り曲げ、先端が互いに接触する
ように押し当てることによって形成される。
【0027】また、基板72の略中央には、ノズルチッ
プ50の径よりもわずかに大径な孔部80が形成されて
いる。さらに、前記孔部80の周縁部には、前記基板7
2における前記孔部80側が下に凸となるように段部8
1が形成されている。この段部81はバネ、ワッシャ等
の弾性部材と同様の機能を有する。
プ50の径よりもわずかに大径な孔部80が形成されて
いる。さらに、前記孔部80の周縁部には、前記基板7
2における前記孔部80側が下に凸となるように段部8
1が形成されている。この段部81はバネ、ワッシャ等
の弾性部材と同様の機能を有する。
【0028】前記ガスケット70を製造する際には、ま
ず、板状の材料から該ガスケット70を展開した形状を
打ち抜く(図4参照)。このとき、打ち抜きと同時に前
記段部81を形成するようにしてもよく、または、後の
工程においてプレス加工等によって形成するようにして
もよい。次に、図4中に点線で示す部分を折り曲げるこ
とによって、前記倒立部74a、74b、前記爪部76
および前記耳状部78を形成する。
ず、板状の材料から該ガスケット70を展開した形状を
打ち抜く(図4参照)。このとき、打ち抜きと同時に前
記段部81を形成するようにしてもよく、または、後の
工程においてプレス加工等によって形成するようにして
もよい。次に、図4中に点線で示す部分を折り曲げるこ
とによって、前記倒立部74a、74b、前記爪部76
および前記耳状部78を形成する。
【0029】このように、倒立部74a、74b、爪部
76および耳状部78は一体的に構成されているため、
ガスケット70として材料から打ち抜かれる面積が小さ
くなる。従って、ガスケット70の製造コストが低廉と
なる。
76および耳状部78は一体的に構成されているため、
ガスケット70として材料から打ち抜かれる面積が小さ
くなる。従って、ガスケット70の製造コストが低廉と
なる。
【0030】図2および図3に示すように、前記ワッシ
ャ68はリング状に形成されており、その孔部の内径は
ノズルチップリテーナ56の段付部62の径よりも大径
で、かつ、耳状部78を含めた前記ガスケット70の径
よりも小径である。また、前記ワッシャ68の外径は、
前記ノズルチップリテーナ56の大径部58の径よりも
小径である。
ャ68はリング状に形成されており、その孔部の内径は
ノズルチップリテーナ56の段付部62の径よりも大径
で、かつ、耳状部78を含めた前記ガスケット70の径
よりも小径である。また、前記ワッシャ68の外径は、
前記ノズルチップリテーナ56の大径部58の径よりも
小径である。
【0031】そして、ガスケット70を段付部62に取
り付ける際には、まず、ワッシャ68をノズルチップリ
テーナ56の大径部58の底面に押し当て、次いで、孔
部80にノズルチップ50を挿通させながら前記ガスケ
ット70を前記段付部62に対して押し込む。この場
合、倒立部74a、74bが切欠部66に接するように
する。そして、爪部76が溝64にはめ合わされること
によって、ガスケット70が段付部62に装着される。
このとき、ワッシャ68はガスケット70の耳状部78
上に保持される。なお、ガスケット70を取り外す場合
には、前記とは逆の作業が行われる。
り付ける際には、まず、ワッシャ68をノズルチップリ
テーナ56の大径部58の底面に押し当て、次いで、孔
部80にノズルチップ50を挿通させながら前記ガスケ
ット70を前記段付部62に対して押し込む。この場
合、倒立部74a、74bが切欠部66に接するように
する。そして、爪部76が溝64にはめ合わされること
によって、ガスケット70が段付部62に装着される。
このとき、ワッシャ68はガスケット70の耳状部78
上に保持される。なお、ガスケット70を取り外す場合
には、前記とは逆の作業が行われる。
【0032】図1に示すように、インジェクタ20は、
パイプ32に収容され、内部にノズルボディ52が挿通
可能な略円筒状のノズルボディリテーナ82を有する。
図2に示すように、このノズルボディリテーナ82の下
部側の外周面には雄ねじ部84がねじ切り加工されてお
り、この雄ねじ部84をインジェクタホルダ30の下部
内周面にねじ切り加工された雌ねじ部86(図3参照)
にねじ込むことによって、前記ノズルボディリテーナ8
2が前記インジェクタホルダ30に固定される。ノズル
ボディリテーナ82のインジェクタホルダ30への着脱
作業は、図1に示すように、前記ノズルボディリテーナ
82の上部側に形成された、例えば、六角ボルト部分8
8を専用工具90を使ってねじ回すことにより行うこと
ができる。
パイプ32に収容され、内部にノズルボディ52が挿通
可能な略円筒状のノズルボディリテーナ82を有する。
図2に示すように、このノズルボディリテーナ82の下
部側の外周面には雄ねじ部84がねじ切り加工されてお
り、この雄ねじ部84をインジェクタホルダ30の下部
内周面にねじ切り加工された雌ねじ部86(図3参照)
にねじ込むことによって、前記ノズルボディリテーナ8
2が前記インジェクタホルダ30に固定される。ノズル
ボディリテーナ82のインジェクタホルダ30への着脱
作業は、図1に示すように、前記ノズルボディリテーナ
82の上部側に形成された、例えば、六角ボルト部分8
8を専用工具90を使ってねじ回すことにより行うこと
ができる。
【0033】この場合、ノズルチップリテーナ56のフ
ランジ部60に前記ノズルボディリテーナ82の下端が
接し、前記ノズルチップリテーナ56をインジェクタホ
ルダ30の底部に押しつけることによって、インジェク
タ本体61が前記インジェクタホルダ30に取り付けら
れる。
ランジ部60に前記ノズルボディリテーナ82の下端が
接し、前記ノズルチップリテーナ56をインジェクタホ
ルダ30の底部に押しつけることによって、インジェク
タ本体61が前記インジェクタホルダ30に取り付けら
れる。
【0034】図3に示すように、前記インジェクタホル
ダ30の底部には、周縁に沿って、前記ノズルチップリ
テーナ56の大径部58の底面が押し当てられる段部9
2が形成されている。そして、この段部92の内側には
窪み部94が形成され、この窪み部94に前記ガスケッ
ト70が装着された段付部62が挿入される。インジェ
クタホルダ30における前記窪み部94の底面の略中心
部分には、燃焼室24に通じ、ノズルチップ50が挿通
可能な孔96が形成されている。
ダ30の底部には、周縁に沿って、前記ノズルチップリ
テーナ56の大径部58の底面が押し当てられる段部9
2が形成されている。そして、この段部92の内側には
窪み部94が形成され、この窪み部94に前記ガスケッ
ト70が装着された段付部62が挿入される。インジェ
クタホルダ30における前記窪み部94の底面の略中心
部分には、燃焼室24に通じ、ノズルチップ50が挿通
可能な孔96が形成されている。
【0035】また、前記窪み部94の内周面には、イン
ジェクタホルダ30の底部における段部92となる部分
を、ガスケット70に設けられた耳状部78に対応した
形状に切り欠いて形成された凹部98が設けられる。こ
の凹部98に前記耳状部78が装着されることによっ
て、前記ガスケット70、並びに該ガスケット70が装
着されたインジェクタ本体61のシリンダヘッド12に
対する回転が規制される。この場合、ノズルボディ52
に設けられたコネクタ54や、ノズルチップ50からの
燃料の噴射方向の位置決めがなされる。
ジェクタホルダ30の底部における段部92となる部分
を、ガスケット70に設けられた耳状部78に対応した
形状に切り欠いて形成された凹部98が設けられる。こ
の凹部98に前記耳状部78が装着されることによっ
て、前記ガスケット70、並びに該ガスケット70が装
着されたインジェクタ本体61のシリンダヘッド12に
対する回転が規制される。この場合、ノズルボディ52
に設けられたコネクタ54や、ノズルチップ50からの
燃料の噴射方向の位置決めがなされる。
【0036】すなわち、段付部62、ガスケット70お
よびインジェクタホルダ30における、特に、切欠部6
6、倒立部74a、74b、耳状部78および凹部98
によって、インジェクタ20の回り止め機構が構成され
る。
よびインジェクタホルダ30における、特に、切欠部6
6、倒立部74a、74b、耳状部78および凹部98
によって、インジェクタ20の回り止め機構が構成され
る。
【0037】次に、本実施の形態に係るエンジン10に
インジェクタ20を取り付ける作業について説明する。
インジェクタ20を取り付ける作業について説明する。
【0038】まず、シリンダヘッド12の収容空間22
に2本のカム軸16および18が組み付けられ、インジ
ェクタホルダ30内にパイプ32が圧入される(図1参
照)。次いで、前記シリンダヘッド12の上面開口を塞
ぐようにカムホルダ36が被された後、ボルト締めによ
って前記シリンダヘッド12に固定される。
に2本のカム軸16および18が組み付けられ、インジ
ェクタホルダ30内にパイプ32が圧入される(図1参
照)。次いで、前記シリンダヘッド12の上面開口を塞
ぐようにカムホルダ36が被された後、ボルト締めによ
って前記シリンダヘッド12に固定される。
【0039】その後、シリンダヘッド12上に、前記カ
ムホルダ36を覆うようにシリンダヘッドカバー14を
載置した後、該シリンダヘッドカバー14をボルト締め
によって前記シリンダヘッド12に固定する。
ムホルダ36を覆うようにシリンダヘッドカバー14を
載置した後、該シリンダヘッドカバー14をボルト締め
によって前記シリンダヘッド12に固定する。
【0040】次に、ノズルチップリテーナ56にワッシ
ャ68を介してガスケット70を取り付け、ノズルボデ
ィ52にノズルボディリテーナ82を被せる(図2参
照)。そして、インジェクタ本体61およびノズルボデ
ィリテーナ82をパイプ32内に挿入し、ガスケット7
0が取り付けられたノズルチップリテーナ56をインジ
ェクタホルダ30に装着する。このとき、凹部98に耳
状部78がはめ合わされる(図1および図3参照)。
ャ68を介してガスケット70を取り付け、ノズルボデ
ィ52にノズルボディリテーナ82を被せる(図2参
照)。そして、インジェクタ本体61およびノズルボデ
ィリテーナ82をパイプ32内に挿入し、ガスケット7
0が取り付けられたノズルチップリテーナ56をインジ
ェクタホルダ30に装着する。このとき、凹部98に耳
状部78がはめ合わされる(図1および図3参照)。
【0041】その後、専用工具90を使用してノズルボ
ディリテーナ82の六角ボルト部分88をねじ回しし
て、該ノズルボディリテーナ82の雄ねじ部84をイン
ジェクタホルダ30の下部内周面に設けられた雌ねじ部
86にねじ込む。このとき、ノズルボディリテーナ82
を軽くねじ込んで仮止めの状態にしておく。
ディリテーナ82の六角ボルト部分88をねじ回しし
て、該ノズルボディリテーナ82の雄ねじ部84をイン
ジェクタホルダ30の下部内周面に設けられた雌ねじ部
86にねじ込む。このとき、ノズルボディリテーナ82
を軽くねじ込んで仮止めの状態にしておく。
【0042】次に、ノズルボディ52の上端に燃料通路
部材53を接続し、ノズルボディリテーナ82を完全に
ねじ込むことによって本固定を行う。その後、ノズルボ
ディ52内の電磁バルブ(図示せず)に駆動用電流を供
給するためのケーブル(図示せず)をコネクタ54に接
続することにより、インジェクタ20の取り付け作業が
終了する。なお、インジェクタ20を取り外す場合に
は、前記とは逆の作業が行われる。
部材53を接続し、ノズルボディリテーナ82を完全に
ねじ込むことによって本固定を行う。その後、ノズルボ
ディ52内の電磁バルブ(図示せず)に駆動用電流を供
給するためのケーブル(図示せず)をコネクタ54に接
続することにより、インジェクタ20の取り付け作業が
終了する。なお、インジェクタ20を取り外す場合に
は、前記とは逆の作業が行われる。
【0043】このように、本実施の形態に係るエンジン
10においては、インジェクタ20を取り付ける際に一
般的に用いられるガスケット70を用いて前記インジェ
クタ20のシリンダヘッド12に対する回り止め機構が
構成される。このため、前記回り止め機構を安価に構成
することが可能である。
10においては、インジェクタ20を取り付ける際に一
般的に用いられるガスケット70を用いて前記インジェ
クタ20のシリンダヘッド12に対する回り止め機構が
構成される。このため、前記回り止め機構を安価に構成
することが可能である。
【0044】具体的には、ノズルチップリテーナ56の
段付部62に設けられた切欠部66にガスケット70に
設けられた倒立部74a、74bが押し当てられること
によって、前記ガスケット70の前記ノズルチップリテ
ーナ56に対する回転が規制される。また、インジェク
タホルダ30の底部に形成された凹部98にガスケット
70の前記倒立部74a、74bに設けられた耳状部7
8が装着されることによって、前記ガスケット70のシ
リンダヘッド12に対する回転が規制される。この場
合、簡易な構造によって前記回り止め機構を構成するこ
とができるとともに、前記耳状部78は切欠部66が形
成される空間によってオフセットされるため、前記回り
止め機構の省スペース化が実現される。
段付部62に設けられた切欠部66にガスケット70に
設けられた倒立部74a、74bが押し当てられること
によって、前記ガスケット70の前記ノズルチップリテ
ーナ56に対する回転が規制される。また、インジェク
タホルダ30の底部に形成された凹部98にガスケット
70の前記倒立部74a、74bに設けられた耳状部7
8が装着されることによって、前記ガスケット70のシ
リンダヘッド12に対する回転が規制される。この場
合、簡易な構造によって前記回り止め機構を構成するこ
とができるとともに、前記耳状部78は切欠部66が形
成される空間によってオフセットされるため、前記回り
止め機構の省スペース化が実現される。
【0045】また、ガスケット70は、爪部76をノズ
ルチップリテーナ56に形成された溝64にはめ合わせ
ることによって前記ノズルチップリテーナ56に装着さ
れるため、該ノズルチップリテーナ56からの脱落が防
止される。従って、インジェクタ20をシリンダヘッド
12に取り付ける作業または前記シリンダヘッド12か
ら取り外す作業が容易となる。しかも、ワッシャ68は
ガスケット70の耳状部78に保持されることによって
脱落が防止されるため、前記作業がさらに容易となる。
ルチップリテーナ56に形成された溝64にはめ合わせ
ることによって前記ノズルチップリテーナ56に装着さ
れるため、該ノズルチップリテーナ56からの脱落が防
止される。従って、インジェクタ20をシリンダヘッド
12に取り付ける作業または前記シリンダヘッド12か
ら取り外す作業が容易となる。しかも、ワッシャ68は
ガスケット70の耳状部78に保持されることによって
脱落が防止されるため、前記作業がさらに容易となる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、インジェクタ本体を構
成するノズルチップリテーナに回転が規制された状態で
取り付けられるガスケットには、径方向に突出した突出
部が設けられている。そして、インジェクタ本体は、前
記突出部がシリンダヘッドに設けられる取付孔に連通す
る凹部に装着された状態で、ノズルボディリテーナによ
って該取付孔に押しつけられ、前記シリンダヘッドに取
り付けられるように構成されている。
成するノズルチップリテーナに回転が規制された状態で
取り付けられるガスケットには、径方向に突出した突出
部が設けられている。そして、インジェクタ本体は、前
記突出部がシリンダヘッドに設けられる取付孔に連通す
る凹部に装着された状態で、ノズルボディリテーナによ
って該取付孔に押しつけられ、前記シリンダヘッドに取
り付けられるように構成されている。
【0047】このように構成することによって、インジ
ェクタ本体をシリンダヘッドに取り付ける際に該インジ
ェクタ本体が回転することを防止し、ノズルチップから
の燃料の噴射方向および前記インジェクタ本体に設けら
れるカプラの位置決めを正確に行うことができる。
ェクタ本体をシリンダヘッドに取り付ける際に該インジ
ェクタ本体が回転することを防止し、ノズルチップから
の燃料の噴射方向および前記インジェクタ本体に設けら
れるカプラの位置決めを正確に行うことができる。
【0048】また、ガスケットは、回り止め部がノズル
チップリテーナの取付部を切り欠いて形成された切欠部
に押し当てられて接することによって、前記ノズルチッ
プリテーナに対する回転が規制される。そして、前記ガ
スケットの突出部は該ガスケットにおける回り止め部に
設けられている。この場合、切欠部としてノズルチップ
リテーナが切り欠かれた空間によって前記突出部がオフ
セットされ、前記ガスケット、さらには、インジェクタ
のコンパクト化が実現される。
チップリテーナの取付部を切り欠いて形成された切欠部
に押し当てられて接することによって、前記ノズルチッ
プリテーナに対する回転が規制される。そして、前記ガ
スケットの突出部は該ガスケットにおける回り止め部に
設けられている。この場合、切欠部としてノズルチップ
リテーナが切り欠かれた空間によって前記突出部がオフ
セットされ、前記ガスケット、さらには、インジェクタ
のコンパクト化が実現される。
【0049】さらに、前記取付部の上部側に設けられた
環状溝に、前記ガスケットに設けられた爪部がはめ合わ
されるように構成することによって、前記インジェクタ
本体を前記シリンダヘッドに取り付ける作業、または、
前記シリンダヘッドから取り外す作業中に、前記ガスケ
ットが前記インジェクタ本体から脱落することを防止す
ることができる。従って、前記取り付け作業または取り
外し作業が容易となる。
環状溝に、前記ガスケットに設けられた爪部がはめ合わ
されるように構成することによって、前記インジェクタ
本体を前記シリンダヘッドに取り付ける作業、または、
前記シリンダヘッドから取り外す作業中に、前記ガスケ
ットが前記インジェクタ本体から脱落することを防止す
ることができる。従って、前記取り付け作業または取り
外し作業が容易となる。
【0050】さらにまた、前記ガスケットと前記大径部
との間に介在されるリング状のワッシャを、その内径が
前記取付部の径よりも大径で、かつ、前記突出部を含め
た前記ガスケットの径よりも小径となるように構成する
ことによって、前記ワッシャが前記突出部によって保持
され、インジェクタ本体から脱落することが防止され
る。従って、インジェクタ本体のシリンダヘッドに対す
る取り付け作業、または、取り外し作業がさらに容易と
なる。
との間に介在されるリング状のワッシャを、その内径が
前記取付部の径よりも大径で、かつ、前記突出部を含め
た前記ガスケットの径よりも小径となるように構成する
ことによって、前記ワッシャが前記突出部によって保持
され、インジェクタ本体から脱落することが防止され
る。従って、インジェクタ本体のシリンダヘッドに対す
る取り付け作業、または、取り外し作業がさらに容易と
なる。
【図1】本発明の実施の形態に係るエンジンの要部断面
図である。
図である。
【図2】前記エンジンに取り付けられるインジェクタを
示す一部切欠側面図である。
示す一部切欠側面図である。
【図3】前記インジェクタのシリンダヘッドへの取り付
け構造を示す分解斜視図である。
け構造を示す分解斜視図である。
【図4】前記インジェクタを構成するガスケットの平面
図である。
図である。
10…エンジン 12…シリンダヘッ
ド 20…インジェクタ 30…インジェクタ
ホルダ(取付孔) 32…パイプ 50…ノズルチップ 52…ノズルボディ 54…コネクタ(カ
プラ) 56…ノズルチップリテーナ 58…大径部 61…インジェクタ本体 62…段付部(取付
部) 64…溝 66…切欠部 68…ワッシャ 70…ガスケット 74a、74b…倒立部(回り止め部) 76…爪部 78…耳状部(突出
部) 82…ノズルボディリテーナ 84…雄ねじ部 86…雌ねじ部 98…凹部
ド 20…インジェクタ 30…インジェクタ
ホルダ(取付孔) 32…パイプ 50…ノズルチップ 52…ノズルボディ 54…コネクタ(カ
プラ) 56…ノズルチップリテーナ 58…大径部 61…インジェクタ本体 62…段付部(取付
部) 64…溝 66…切欠部 68…ワッシャ 70…ガスケット 74a、74b…倒立部(回り止め部) 76…爪部 78…耳状部(突出
部) 82…ノズルボディリテーナ 84…雄ねじ部 86…雌ねじ部 98…凹部
Claims (4)
- 【請求項1】シリンダヘッドに設けられたインジェクタ
を備えるエンジンにおいて、 前記インジェクタはインジェクタ本体を有し、 前記インジェクタ本体は、前記インジェクタの先端部を
構成し、燃料を噴射するためのノズルチップと、 前記ノズルチップが固定されるノズルボディと、 少なくとも一部が前記ノズルボディおよび前記ノズルチ
ップよりも大なる大径部を有し、前記ノズルボディと前
記ノズルチップとの結合部分に設けられるノズルチップ
リテーナとを備え、 また、前記インジェクタは、前記ノズルチップリテーナ
に回転が規制された状態で取り付けられるガスケットを
備え、該ガスケットには、径方向に突出した突出部が設
けられ、 さらに、前記インジェクタは、外周面に雄ねじ部が形成
されたノズルボディリテーナを有し、 前記シリンダヘッドには、内周面に雌ねじ部を有する取
付孔と、該取付孔と連通する凹部が設けられ、 前記ノズルボディリテーナは、前記雄ねじ部を前記雌ね
じ部にねじ込むことによって前記取付孔に取り付けられ
るとともに、前記ガスケットが取り付けられた前記ノズ
ルチップリテーナを前記取付孔に押しつけて固定し、 前記突出部は前記凹部にはめ合わされることによって、
前記ガスケットの前記取付孔に対する回転を規制すると
ともに、前記インジェクタ本体の前記取付孔に対する回
転を規制することを特徴とするエンジン。 - 【請求項2】請求項1記載のエンジンにおいて、 前記ノズルチップリテーナは、前記大径部よりも小径
で、かつ、前記ノズルチップよりも大径な、前記ガスケ
ットを取り付けるための取付部を有し、 前記取付部は、外周面の少なくとも一部が切り欠かれて
形成された切欠部を備え、 前記ガスケットは、前記切欠部に押し当てられて接する
ことによって該ガスケットの前記取付部に対する回転を
規制する回り止め部を備え、 前記突出部は、前記回り止め部に設けられることを特徴
とするエンジン。 - 【請求項3】請求項2記載のエンジンにおいて、 前記取付部の上部側には環状溝が設けられ、 前記ガスケットは、前記環状溝にはめ合わされる爪部を
有することを特徴とするエンジン。 - 【請求項4】請求項2または3記載のエンジンにおい
て、 前記ガスケットと前記大径部との間にはリング状のワッ
シャが介在され、このワッシャの内径は前記取付部の径
よりも大径で、かつ、前記突出部を含めた前記ガスケッ
トの径よりも小径であることを特徴とするエンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10258662A JP2000087828A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10258662A JP2000087828A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | エンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000087828A true JP2000087828A (ja) | 2000-03-28 |
Family
ID=17323366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10258662A Pending JP2000087828A (ja) | 1998-09-11 | 1998-09-11 | エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000087828A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002079636A1 (de) * | 2001-03-29 | 2002-10-10 | Robert Bosch Gmbh | Einspritzventil |
| JP2004060610A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Honda Motor Co Ltd | 空気燃料噴射式エンジン |
| EP2664781A1 (de) * | 2012-05-15 | 2013-11-20 | MAN Diesel & Turbo SE | Kraftstoffeinspritzdüse |
-
1998
- 1998-09-11 JP JP10258662A patent/JP2000087828A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002079636A1 (de) * | 2001-03-29 | 2002-10-10 | Robert Bosch Gmbh | Einspritzventil |
| US7036754B2 (en) * | 2001-03-29 | 2006-05-02 | Robert Bosch Gmbh | Injection valve |
| JP2004060610A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Honda Motor Co Ltd | 空気燃料噴射式エンジン |
| EP2664781A1 (de) * | 2012-05-15 | 2013-11-20 | MAN Diesel & Turbo SE | Kraftstoffeinspritzdüse |
| JP2013238237A (ja) * | 2012-05-15 | 2013-11-28 | Man Diesel & Turbo Se | 燃料噴射ノズル |
| CN103423054A (zh) * | 2012-05-15 | 2013-12-04 | 曼柴油机和涡轮机欧洲股份公司 | 燃料喷射嘴 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR20020079347A (ko) | 유량제어밸브의 커플링 구조체 | |
| US20030213472A1 (en) | Fuel injection apparatus for internal combustion engine | |
| CZ298138B6 (cs) | Upevnovací zarízení | |
| US7213578B2 (en) | Structure and fixing member for mounting fuel injection valve | |
| KR100323948B1 (ko) | 직접분사식엔진용연료인젝터고정장치 | |
| JP2000087828A (ja) | エンジン | |
| US6199526B1 (en) | Retainer for rocker arm coupling in an internal combustion engine | |
| JP2002310040A (ja) | 噴射ノズルの取付け構造 | |
| JPH09144629A (ja) | エンジンのインジェクタ取付構造 | |
| US6553969B1 (en) | Device for assembling and dismantling a fuel injection valve | |
| JPH08261114A (ja) | 内燃機関の燃料噴射ノズル支持装置 | |
| JP2000249024A (ja) | エンジン用燃料噴射弁の取付け構造 | |
| JP2013036371A (ja) | 直噴式内燃機関 | |
| JP2872381B2 (ja) | エンジンのシリンダヘッド | |
| JP2007192133A (ja) | 内燃機関の点火プラグ取付装置 | |
| JP3835046B2 (ja) | エンジンのプラグ取り付け構造 | |
| JP3922042B2 (ja) | エンジンの燃料噴射弁組立体およびその組み付け方法 | |
| JPH0627342Y2 (ja) | エンジンのバルブガイドシール交換用工具 | |
| US6880529B2 (en) | Positioning element | |
| KR100527700B1 (ko) | 차량의 인젝터 고정용 클램프 어셈블리 | |
| JPS62197608A (ja) | 内燃機関用の油圧式弁スキマ補償部材のための内部部材 | |
| JP2589793Y2 (ja) | 燃料噴射ノズルのクランプ装置 | |
| JP3009795B2 (ja) | 内燃機関の燃料供給配管構造 | |
| JP2005036715A (ja) | エンジンにおけるシール確認構造 | |
| JPH087042Y2 (ja) | 耐摩耗性チップの取付け構造 |