JPH10305233A - 自動精米装置 - Google Patents

自動精米装置

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JPH10305233A
JPH10305233A JP11721497A JP11721497A JPH10305233A JP H10305233 A JPH10305233 A JP H10305233A JP 11721497 A JP11721497 A JP 11721497A JP 11721497 A JP11721497 A JP 11721497A JP H10305233 A JPH10305233 A JP H10305233A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理する米粒が籾あるいは玄米の何れの場合
であっても、精米機の処理能力に見合った最適量を供給
して、白米が熱を持ったり砕米が生じることがなく好適
に精米処理することができる自動精米装置を得る。 【解決手段】 自動精米装置10では、供給ホッパ14
内のスクリューコンベヤ15は、駆動モータ40によっ
て駆動して米粒を搬送する。ラインカラーセンサ42等
の穀物判別手段は、籾Mか玄米Gかを判別することがで
き、この判別結果に基づいて、制御装置50が駆動モー
タ40を、籾Mの場合には高速(73rpm)で玄米G
の場合には低速(43rpm)で駆動させる。これによ
り、供給ホッパ14に籾Mが投入された場合と玄米Gが
投入された場合とで、最終的に精米機22に供給される
玄米量が同一になるようにすることができる。したがっ
て、精米機22に最適量の玄米Gを供給して好適に精米
処理することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は投入された籾または
玄米を精米処理する自動精米装置に関する。
【0002】
【従来の技術】精米装置のうち、コインやプリペイドカ
ードに応じて作動し、供給ホッパ内に投入された米粒
(籾または玄米)を白米に処理する自動精米装置が知ら
れている。
【0003】このような従来の自動精米装置では、機体
の内部に籾摺機及び精米機が配置されており、精米機は
石抜き機を介して籾摺機に連結されている。一方、機体
の前面壁には米粒が投入される供給ホツパが配置されて
いる。この供給ホツパには、米粒搬送用のスクリューコ
ンベヤが設けられており、投入された米粒を機体の内部
へ搬送できる。さらに、供給ホツパ(スクリューコンベ
ヤ)は、機体の内部において昇降機に連結されている。
昇降機の米粒搬送出口には切替え弁が設けられている。
この切替え弁は、処理する米粒が籾あるいは玄米である
かを選択することにより作動して、昇降機によって搬送
した米粒を籾摺機または石抜き機(すなわち、精米機)
の何れかへ供給できるようになっている。
【0004】またさらに、機体の前面壁には、コイン投
入部及びカード挿入部が設けられており、コインを投入
できると共にカードが挿入できる。コインを投入後ある
いはプリペイドカードを挿入後に運転スイツチを操作す
ると、投入されたコインまたは挿入されたプリペイドカ
ードに応じて自動精米装置が作動する。
【0005】この自動精米装置を利用する際には、供給
ホツパへ米粒を投入すると共に、コインを投入しまたは
プリペイドカードを挿入し、次いで、穀物選択ボタンを
選択操作することによって、処理する(供給ホッパへ投
入した)米粒が籾か玄米かを選択する。さらに、運転ス
イツチを操作すると、投入された米粒が供給ホツパのス
クリューコンベヤによって機体の内部へ搬送されて昇降
機に供給される。昇降機では、選択された米粒の種別
(籾か玄米か)に応じて切替え弁が切り替わり、籾の場
合はそのまま籾摺機へ供給されて籾摺り処理された後
に、石抜き機を介して精米機に送り込まれ、精米機で精
米処理され白米となって取り出される。一方、処理する
(供給ホッパへ投入した)米粒が玄米の場合には、昇降
機から籾摺機へ供給されることなく、直接石抜き機を介
して精米機へ供給され、同様に精米処理され白米となっ
て取り出される。
【0006】このように、従来の自動精米装置は、投入
された籾または玄米を自動的に精米処理して白米にでき
る。
【0007】ところで、このような籾または玄米を自動
的に精米処理して白米にできる自動精米装置では、前述
した如く穀物選択ボタンを選択することで(すなわち、
供給ホツパへ投入した米粒が籾であるか玄米であるかに
応じて)、その後の処理の工程が異なって実施される
が、供給ホッパに設けられたスクリューコンベヤの回転
速度は、籾または玄米の何れの穀物選択ボタンを選択し
ても同じであった。このため、籾が供給ホッパに投入さ
れた場合と玄米が投入された場合とで、精米機に供給さ
れる玄米量が異なり、精米機本来の性能を十分に発揮で
きない場合があった。
【0008】すなわち、例えば、スクリューコンベヤに
よる玄米の搬送量を精米機の処理能力に対応させて設定
しておくと、玄米を選択して運転した場合には、スクリ
ューコンベヤによって約300kg/hrの玄米が搬送
されると、これがそのまま精米機に供給され、精米機の
処理能力300kg/hrとほぼ同じ量が供給されるこ
とになり、精米機の性能を十分に発揮できる。しかしな
がらこの場合、籾を選択して運転した場合には、スクリ
ューコンベヤによって搬送される量が玄米に比べて約2
割(重量比)減少され、さらに、籾摺機で籾殻を脱ぷす
るために更に2割減少し、結果的に精米機に供給される
玄米量は約190kg/hr程度まで落ち込んでしま
う。
【0009】このように精米機に供給される玄米量が処
理能力に見合った適切量よりも少ないと、流入玄米によ
る押圧力(搗精力)が弱くなり、その分精米機内で長時
間に渡って搗精作用を受けることになるため、白米が熱
を持ったり、砕粒が多くなる等の不具合が生じてしま
う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、処理する米粒が籾あるいは玄米の何れの場合であ
っても、精米機の処理能力に見合った最適量を供給し
て、白米が熱を持ったり砕粒が生じることがなく好適に
精米処理することができる自動精米装置を得ることが目
的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の自
動精米装置は、籾または玄米が投入されると共に投入さ
れた籾または玄米をスクリューコンベヤによって搬送す
る供給ホッパと、供給された籾を籾摺り処理する籾摺機
と、供給された玄米を精米処理する精米機と、を有し、
前記供給ホッパに投入された籾または玄米を自動的に精
米処理する自動精米装置であって、前記供給ホッパに投
入された穀物が籾か玄米かを判別する穀物判別手段と、
前記供給ホッパのスクリューコンベヤの回転速度を、前
記穀物判別手段の判別結果に基づいて籾の場合には高速
にし玄米の場合は低速にする制御手段と、を備えたこと
を特徴としている。
【0012】請求項1記載の自動精米装置では、供給ホ
ツパへ投入された籾または玄米は、供給ホツパのスクリ
ューコンベヤによって機体の内部へ搬送される。次い
で、籾の場合は籾摺機へ供給されて籾摺り処理され、玄
米となり、精米機に送り込まれて精米処理され、白米と
なって取り出される。スクリューコンベヤによって機体
の内部へ搬送される米粒が玄米の場合は、直接精米機に
送り込まれて精米処理され、白米となって取り出され
る。
【0013】ここで、供給ホツパのスクリューコンベヤ
が作動する際には、供給ホッパに投入された米粒が籾か
玄米かが穀物判別手段によって判別される。さらに、こ
の穀物判別手段による判別結果に基づいて、制御手段に
より、供給ホッパのスクリューコンベヤの回転速度が籾
の場合には高速に設定され、玄米の場合には低速に設定
される。したがって、スクリューコンベヤによる籾の搬
送量は、玄米の搬送量に比べて多くなる。
【0014】これにより、籾が供給ホッパに投入された
場合と玄米が投入された場合とで、最終的に精米機に供
給される玄米量を同一にすることが可能になる。すなわ
ち、処理する米粒が籾あるいは玄米の何れの場合であっ
ても、精米機に供給される玄米量を処理能力に見合った
適切量に設定することができ、精米機の処理能力に見合
った最適量を供給して、白米が熱を持ったり砕粒が生じ
ることがなく好適に精米処理することができる。
【0015】なお、穀物判別手段としては、供給ホッパ
(スクリュウコンベヤの上方)に設けられたラインカラ
ーセンサ等の「籾/玄米・識別センサ」によって構成す
ることができる。この場合には、この「籾/玄米・識別
センサ」による検出結果(籾か玄米か)に基づいて、ス
クリューコンベヤの回転速度が設定されるように構成す
ることができる。またさらに、穀物判別手段としては、
操作盤に設けられた「籾/玄米・設定ボタン」によって
構成することができ、この「籾/玄米・設定ボタン」の
操作によりスクリューコンベヤの回転速度が設定される
ようにすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1には本発明の実施の形態に係
る自動精米装置10の概略全体構成図が示されている。
【0017】自動精米装置10は、機体12の前面壁1
3を境にして機械室12Aと操作室12Bに区画されて
いる。操作室12Bには、米粒(籾Mまたは玄米G)が
投入される供給ホッパ14が設けられている。供給ホッ
パ14の底部には、米粒搬送用のスクリューコンベヤ1
5が内蔵されている。このスクリューコンベヤ15は駆
動モータ40によって回転駆動され、投入された米粒を
機体12の機械室12Aへ搬送することができる。この
駆動モータ40は、後述する制御装置50に接続されて
おり、制御装置50によって回転制御される。この場
合、駆動モータ40は2つの回転速度を設定されており
(本実施の形態においては、43rpm及び73rp
m)、何れかの回転速度で駆動されるようになってい
る。
【0018】スクリューコンベヤ15の端部直上には、
穀物判別手段としてのラインカラーセンサ42が設けら
れている。ラインカラーセンサ42は、供給ホッパ14
に投入された(スクリューコンベヤ15によって搬送さ
れる)米粒の種別が籾Mであるか、あるいは玄米Gであ
るかを判別することができる。このラインカラーセンサ
42は、同様に制御装置50に接続されている。
【0019】スクリューコンベヤ15の米粒搬送方向終
端部は、機体12の機械室12Aに配置された昇降機1
6に連結されている。昇降機16は、供給ホッパ14へ
投入されスクリューコンベヤ15によって供給された米
粒を機体12の上部へ持ち上げ搬送できる。また、昇降
機16の放出口には、切替弁44が設けられている。こ
の切替弁44も同様に制御装置50に接続されている。
【0020】機体12内部の昇降機16の側方には、脱
ぷ部としての籾摺機18が配置されている。籾摺機18
は、一対のゴムロール機構を備えたロール式とされてお
り、米粒(籾M)の脱ぷ処理ができる。なおこの脱ぷ部
は、他の型式のもの例えば、高速回転羽を備えた衝撃式
の遠心脱ぷ機であっても差し支えない。
【0021】籾摺機18の側方には石抜き機20が配置
されており、籾摺機18の排出口18Aに対応してい
る。このため、籾摺機18を経由した後の玄米Gは石抜
き機20へ供給されるようになっている。
【0022】なお、これらの籾摺機18及び石抜き機2
0は、適宜の樋等によってそれぞれ独立して昇降機16
の切替弁44に連通されており、切替弁44が切替え作
動することにより、昇降機16からそれぞれ直接に米粒
が供給されるようになっている。
【0023】また、機械室12Aの昇降機16の側方
(図1では下方)には、精米部としての精米機22が配
置されており、石抜き機20を経由後の玄米Gが供給さ
れるようになっている。精米機22は、精白ロールを備
えた縦型円筒摩擦式とされており、玄米Gの精米処理が
できる。なおこの精米部は、他の型式のもの例えば、横
型円筒式のものであっても差し支えない。
【0024】精米機22の側方には糠回収機24が配置
されており、精米処理の際に発生する米糠を回収し袋2
5に集積できる。
【0025】また、精米機22の放出口22Aに対応し
た機体12の操作室12Bには、集積タンク26が配置
されており、精米処理後の白米Hを袋27に集積でき
る。
【0026】一方、機体12の前面壁13の供給ホッパ
14の上方には操作パネル28が配置されている。図2
に示す如く、操作パネル28にはコイン投入部30及び
カード挿入部32が設けられている。
【0027】コイン投入部30では、操作パネル28に
開口する投入口34が設けられており、所定のコイン
(例えば、100円硬貨)が投入できる。一方、カード
挿入部32では、操作パネル28に開口する挿入口35
が設けられており、所定のカード(例えば、所謂クロー
ズド型のプリペイドカード)が挿入できる。
【0028】コイン投入部30の側方の操作パネル28
には、運転スイツチとしての白度選択スイッチ36が設
けられており、制御装置50に接続されている。
【0029】図3には制御装置50の概略構成が示され
ている。制御装置50では、入力インタフエース52に
前述した白度選択スイッチ36及びラインカラーセンサ
42が接続されると共に、コインセンサ54及びカード
センサ56が接続されている。一方、出力インタフエー
ス58には、スクリューコンベヤ15の駆動モータ4
0、昇降機16、籾摺機18、石抜き機20、精米機2
2の各駆動モータ、切替弁44、精米機22の白度設定
モータ60がそれぞれ接続されている。また、CPU6
2は、予め記憶された制御ルーチンのプログラムに従っ
て前記各部品を制御する。
【0030】次に本実施の形態の作用を説明する。上記
構成の自動精米装置10を利用する際には、コインをコ
イン投入部30の投入口34へ投入するか、カードをカ
ード挿入部32へ挿入する。さらに、供給ホッパ14へ
籾Mあるいは玄米Gを投入する。次いで、白度選択スイ
ッチ36が操作されると、スクリューコンベヤ15の駆
動モータ40、昇降機16、籾摺機18、石抜き機2
0、精米機22の各駆動モータ、精米機22の白度設定
モータ23が作動されて運転が開始される。
【0031】運転が開始されると、供給ホツパ14へ投
入された籾Mあるいは玄米Gは、供給ホツパ14のスク
リューコンベヤ15によって機体の内部へ搬送される。
ここで、スクリューコンベヤ15によって籾Mあるいは
玄米Gが搬送されると、これがラインカラーセンサ42
によって検出され、搬送された米粒が籾Mであるか、あ
るいは玄米Gであるかが判別される。
【0032】このラインカラーセンサ42の判別結果に
基づいて、制御装置50により切替弁44が切替え作動
されると共に、供給ホッパ14のスクリューコンベヤ1
5の回転速度が設定される。
【0033】例えば、仮に、搬送された米粒が籾Mであ
る場合には、スクリューコンベヤ15の回転速度が高速
(本実施の形態においては、73rpm)に設定されて
駆動され、籾Mが昇降機16へと搬送される。さらに、
昇降機16によって持ち上げ搬送された籾Mは、切替弁
44から籾摺機18へ送り込まれ、籾摺機18によって
籾摺り処理(脱ぷ処理)されて玄米Gとなり、さらに石
抜き機20へ供給される。
【0034】一方、搬送された米粒が玄米Gである場合
には、スクリューコンベヤ15の回転速度が低速(本実
施の形態においては、43rpm)に設定されて駆動さ
れ、玄米Gが昇降機16へと搬送される。さらに、昇降
機16によって持ち上げ搬送された玄米Gは、切替弁4
4から直接に石抜き機20へ供給される。
【0035】さらに、石抜き機20を通過した玄米G
は、精米機22へ供給される。精米機22では、供給さ
れた玄米Gの精米処理が行われた後に、精米処理後の白
米Hが集積タンク26へ排出されて袋27に集積され
る。
【0036】このように、自動精米装置10では、運転
が開始される際、すなわち供給ホッパ14のスクリュー
コンベヤ15が作動する際には、供給ホッパ14に投入
された米粒が籾Mであるか、あるいは玄米Gであるかが
ラインカラーセンサ42によって判別され、さらに、こ
のラインカラーセンサ42による判別結果に基づいて、
制御装置50により、スクリューコンベヤ15(駆動モ
ータ40)の回転速度が籾Mの場合には高速に設定さ
れ、玄米Gの場合には低速に設定される。したがって、
スクリューコンベヤ15による籾Mの搬送量は、玄米G
の搬送量に比べて多くなる。
【0037】これにより、籾Mが供給ホッパ14に投入
された場合と玄米Gが投入された場合とで、最終的に精
米機22に供給される玄米Gの量が同一になるようにす
ることが可能になる。すなわち、処理する米粒が籾Mあ
るいは玄米Gの何れの場合であっても、精米機22に供
給される玄米Gの量を処理能力に見合った適切量に設定
することができる。したがって、精米機22の処理能力
に見合った最適量を供給して、精米処理後の白米Hが熱
を持ったり砕粒が生じることがなく好適に精米処理する
ことができる。
【0038】なお、本実施の形態においては、穀物判別
手段としてラインカラーセンサ42を設け、このライン
カラーセンサ42によって米粒が籾Mであるか玄米Gで
あるかを判別する構成としたが、穀物判別手段としては
これに限らず、他の構成であってもよい。
【0039】例えば、操作パネル28に「籾/玄米・設
定ボタン」を設け、この「籾/玄米・設定ボタン」の操
作によりスクリューコンベヤ15(駆動モータ40)の
回転速度が設定され、また切替弁44の切替え作動がな
されるように構成することができる。
【0040】また、本実施の形態においては、昇降機1
6の放出口に切替弁44を設け、ラインカラーセンサ4
2による判別結果に基づいて切替弁44を切替え作動さ
せ、玄米Gの場合には籾摺機18を通過させることなく
直接に石抜き機20へ供給される構成としたが、この切
替弁44は必須のものではなく、これを省略し、処理す
る米粒が籾Mあるいは玄米Gの何れの場合であっても籾
摺機18を通過させるように構成してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る自動精米
装置は、処理する米粒が籾あるいは玄米の何れの場合で
あっても、精米機の処理能力に見合った最適量を供給し
て、白米が熱を持ったり砕粒が生じることがなく好適に
精米処理することができるという優れた効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自動精米装置の概略
全体構成図である。
【図2】コイン投入部及びカード挿入部を示す操作パネ
ルの正面図である。
【図3】制御装置の構成図である。
【符号の説明】
10 自動精米装置 14 供給ホッパ 15 スクリューコンベヤ 16 昇降機 18 籾摺機 22 精米機 40 駆動モータ 42 ラインカラーセンサ(穀物判別手段) 50 制御装置(制御手段) M 籾 G 玄米 H 白米

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 籾または玄米が投入されると共に投入さ
    れた籾または玄米をスクリューコンベヤによって搬送す
    る供給ホッパと、供給された籾を籾摺り処理する籾摺機
    と、供給された玄米を精米処理する精米機と、を有し、
    前記供給ホッパに投入された籾または玄米を自動的に精
    米処理する自動精米装置であって、 前記供給ホッパに投入された穀物が籾か玄米かを判別す
    る穀物判別手段と、 前記供給ホッパのスクリューコンベヤの回転速度を、前
    記穀物判別手段の判別結果に基づいて籾の場合には高速
    にし玄米の場合は低速にする制御手段と、 を備えたことを特徴とする自動精米装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106391177A (zh) * 2016-11-17 2017-02-15 余庆县大凉山米业有限责任公司 一种减少碎米的大米加工工艺

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