JPH10305206A - ごみ焼却炉の集塵装置の温度制御方法 - Google Patents

ごみ焼却炉の集塵装置の温度制御方法

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JPH10305206A
JPH10305206A JP9239290A JP23929097A JPH10305206A JP H10305206 A JPH10305206 A JP H10305206A JP 9239290 A JP9239290 A JP 9239290A JP 23929097 A JP23929097 A JP 23929097A JP H10305206 A JPH10305206 A JP H10305206A
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JP
Japan
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exhaust gas
dust collector
gas temperature
temperature
inlet
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JP9239290A
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English (en)
Inventor
Satoshi Fujii
聡 藤井
Manabu Kuroda
学 黒田
Yuichi Nogami
祐一 野上
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集塵装置入口の排ガス温度を常に適正範囲に
保つことが可能なごみ焼却炉の集塵装置の温度制御方法
を提供する。 【解決手段】 ボイラを有する焼却炉の排ガスを排ガス
冷却装置および集塵装置で順次処理するごみ焼却炉の集
塵装置の温度制御方法において、集塵装置入口の排ガス
温度14を計測するとともに、焼却炉1の排ガス温度1
6もしくは排ガス流量19又はボイラ4の蒸気発生量1
7を計測し、これらの計測結果の変動に応じて集塵装置
入口の排ガス温度設定値13を変更し、排ガス温度設定
値13に基づき排ガス冷却装置2の水噴霧量12を操作
して集塵装置入口の排ガス温度を制御することを特徴と
するごみ焼却炉の集塵装置の温度制御方法。さらに、集
塵装置入口における排ガス温度の計測結果と排ガス温度
設定値13の偏差に基づくフィードバック制御を行い、
水噴霧量12を操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ごみ焼却炉の排ガ
ス冷却装置の温度制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】都市ごみ用のごみ焼却炉は、社会生活に
おいて排出される様々な廃棄物を処理するという重要な
役割を担っている。近年、廃棄物であるごみの焼却処理
によって発生する排ガス中のダイオキシン類を低減する
ことが、重要な課題となっている。そのため、ダイオキ
シン類の発生と相関が高いと言われているCO濃度を低
減する燃焼運転として、下記のような各要素を管理する
運転がよいとされている。 炉出口で800℃以上の排ガス温度を維持する。 高温状態で排ガスの長い滞留時間を確保する。 煙道において排ガスが十分撹拌される。
【0003】また、排ガスの集塵装置は、排ガス中の灰
等のダストを取り除くことを目的として運転され、集塵
装置の入口排ガス温度は250℃前後に維持されてい
る。しかし、集塵装置の入口排ガス温度を160〜20
0℃程度で運転すれば、排ガス中のダイオキシン類が集
塵装置で除去できることから、これまでよりも低い温度
となるように集塵装置が運転されている。
【0004】例えば、特開平4−288405号公報に
は、ダイオキシン類と相関が高いと言われているCO濃
度を焼却炉出口もしくは集塵装置出口で測定し、この測
定値に基づいて、集塵装置入口温度を制御する方法が提
案されている。
【0005】図11は、従来技術におけるごみ焼却炉の
集塵装置の温度制御方法を示したブロック図である。図
中、2は排ガス冷却設備、9は集塵装置入口温度制御手
段、10はフィードバック制御手段、12は水噴霧量設
定信号、13は集塵装置入口排ガス温度設定値信号、1
4は集塵装置入口排ガス温度信号をそれぞれ示す。この
技術では、図に示すように、集塵装置入口の排ガス温度
14を測定し、その温度が一定となるようなフィードバ
ック制御が、フィードバック制御手段10により施され
ている。
【0006】ごみ焼却炉の集塵装置の温度制御方法とし
ては、その他にもいくつかの方法が提案されている。例
えば、特開平5−66009号公報には、ごみ焼却炉等
の排ガスの減温方法(冷却方法)が提案されている。そ
の内容は、水又は消石灰スラリを噴霧して排ガスを減温
(冷却)するガス減温塔において、その出口(集塵装置
入口)で排ガスの温度と流量を測定し、排ガス温度の測
定値により水等の噴霧量を調整して、排ガスの温度を制
御するというものである。
【0007】また、特開平6−129212号公報に
は、排ガスをガス急冷装置内で大量の冷却水を噴霧し、
急冷後の大量に水蒸気を含む排ガスから熱エネルギを回
収する方法が提案されている。この方法は、排ガス温度
を急冷することで、ダイオキシン等の生成反応の温度域
を瞬間的に通過させて、ダイオキシン等の生成を防止し
ている。また、排ガスからの熱エネルギの回収は、熱電
素子により電気エネルギの形で回収している。
【0008】その他、特開平7−246312号公報に
は、冷却塔に電解アルカリ水を供給して、排ガスの温度
を低下させる方法が提案されている。この方法は、電解
装置で水を電気分解して得られた電解アルカリ水を用い
て、排ガス中の塩酸等の有害物を中和することにより、
消石灰等のアルカリ剤の使用量が低減できるという方法
である。
【0009】ごみ焼却炉のガス冷却装置の水噴霧制御装
置の一例として、特開平3−75407号公報には、排
ガス温度が所定温度となるように排ガス温度のフィード
バック制御と焼却炉内の燃焼状態検出によるフィードフ
ォワード制御を組み合わせたガス冷却装置の噴霧水制御
装置が提案されている。その内容は、排ガス温度のフィ
ードバック制御に加えて、焼却炉の燃焼状態検出手段と
して、炉内の明るさ、炉内酸素濃度、工業用テレビカメ
ラの画像処理による焼却物の落下状態、焼却物の重量、
排ガス流量、炉内圧力のいづれか1つもしくは複数を組
み合わせてフィードフォワード制御することで排ガス温
度を一定に保ち、湿灰トラブル、燃焼への悪影響を防止
している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ごみ焼却炉の燃焼排ガ
ス中には、ダイオキシン類以外にSOx、HClx等の
有害成分が含まれている。集塵装置をこれまでよりも低
い160〜200℃程度で運転していると、これらの有
害成分が原因で、集塵装置や配管等の設備を腐食させる
可能性が高くなる。これは、排ガス温度を低い状態で運
転しているため、例えば、排ガス中の水分が設備に結露
し、SOxの一部が化学反応を起こして生成した硫酸や
HClが結露した水に溶け込むためである。
【0011】したがって、設備腐食の観点からはなるべ
く高温で集塵装置が運転されることが望まれる。しか
し、排ガス中のダイオキシン類の排出抑制の観点では、
集塵装置を低温で運転する必要がある。
【0012】特開平4−288405号公報記載の技術
では、ダイオキシン類発生をCO濃度を測定することで
推定していたが、CO濃度を安定、確実に測定するため
には、排ガスのダスト等を取り除いた後に分析計等で測
定する必要がある。したがって、炉内で発生したCOを
検出するまでの時間遅れが大きくなり、燃焼状態の変化
等のダイオキシン類が発生するタイミングを逃してしま
う可能性がある。
【0013】通常、排ガス冷却装置の水噴霧量は、集塵
装置入口の排ガス温度を一定に保つように操作されてい
る。しかし、ごみの燃焼変化に応じて、排ガス冷却装置
の入口温度は変動し、この変動が集塵装置入口の排ガス
温度を一定に制御するための外乱となる。このため、集
塵装置入口の排ガス温度を測定してその温度自体を制御
するフィードバック制御では、排ガス温度を十分に制御
することが困難である。
【0014】その結果、フィードバック制御を行ってい
る場合、炉内の燃焼変動によっては、集塵装置入口の排
ガス温度が設定温度よりも低くなる可能性がある。排ガ
ス温度が低い状態が続くと、燃焼状態の変動によっては
排ガス温度が露点温度を下回る可能性があり、排ガス中
の水分が結露して前述のように設備の腐食を促進させる
可能性がある。
【0015】特開平5−66009号公報記載の方法で
も、排ガスの温度と流量を測定しているのはガス減温塔
の出口(集塵装置入口)であり、フィードバック制御で
ある。特開平6−129212号公報記載の方法では、
排ガス温度等の測定については特に記載されていない。
また、特開平7−246312号公報記載の方法では、
排ガス温度等の測定については記載されておらず、さら
に冷却塔で排ガス温度をどの程度の温度に低下させるの
かについても記載されていない。
【0016】特開平3−75407号公報記載の噴霧水
量制御装置では、フィードフォワード要素の具体的な構
成が記載されていない。また、炉内の燃焼状態を検出す
る手段として、炉内酸素濃度、排ガス流量を集塵装置前
の排ガスで検出すると、排ガス中のダストの影響で安定
に検出できない。また、燃焼状態に係わらず集塵装置入
口の排ガス温度を所定の温度に維持しているため、効果
的に排ガス中のダイオキシン類を抑制することができな
い。
【0017】本発明は、上述の問題点を解決し、集塵装
置入口の排ガス温度を常に適正範囲に保つことが可能な
ごみ焼却炉の集塵装置の温度制御方法を提供する。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ボイ
ラを有する焼却炉の排ガスを排ガス冷却装置および集塵
装置で順次処理するごみ焼却炉の集塵装置の温度制御方
法において、集塵装置入口の排ガス温度を計測するとと
もに、焼却炉の排ガス温度もしくは排ガス流量又はボイ
ラの蒸気発生量を計測し、これらの計測結果の変動に応
じて集塵装置入口の排ガス温度設定値を変更し、この排
ガス温度設定値に基づき排ガス冷却装置の水噴霧量を操
作して集塵装置入口の排ガス温度を制御することを特徴
とするごみ焼却炉の集塵装置の温度制御方法である。
【0019】この発明では、焼却炉の排ガス温度および
蒸気発生量を測定している。これらの量は燃焼変動を反
映している量であり、これらの信号を制御系に組み込
み、集塵装置入口の排ガス温度設定値を決定しているの
で、焼却炉の燃焼変動に速やかに対応して集塵装置入口
の排ガス温度を制御することができる。焼却炉の排ガス
温度の測定位置としては、排ガス冷却装置の上流側にあ
るボイラ出口、あるいは炉出口のいずれかとするのが便
利である。
【0020】なお、ボイラの蒸気発生量は、排ガス温度
と直接関係ないように見えるが、ごみ焼却炉の燃焼量
(発熱量)とは密接な関係がある。焼却炉の排ガスが持
つ熱量と排ガス温度とは対応するので、ボイラの蒸気発
生量を排ガス温度の代わりに用いることが可能である。
【0021】また、排ガス温度と排ガス流量を併用しこ
れらの積の形として用いれば、ごみ焼却炉の燃焼量(発
熱量)の変化を捉えることができる。排ガスが持つ熱量
は、排ガス冷却装置で除去すべき熱量を決定するので、
水噴霧量も決まってくる。従って、排ガス温度と排ガス
流量を用いることにより、集塵装置入口の排ガス温度を
的確に制御することが可能となる。
【0022】設備の腐食防止とダイオキシン類の抑制を
同時に満足させるためには,ダイオキシン類が発生して
いると予想されるときには、集塵装置入口の排ガス温度
を下げる必要がある。一方、燃焼が安定しダイオキシン
類が発生していないときには、高温で運転することによ
り、設備の腐食を防止できる。
【0023】この発明では、燃焼変動を事前に制御系に
取り込むことで、排ガス冷却装置の水噴霧量を早めに操
作できるので、燃焼変動があっても集塵装置入口の排ガ
ス温度の変動を、少なく抑えることが可能となる。その
結果、排ガス温度の低下による設備の腐食を防ぐことが
実現できる。またこれにより、集塵装置入口の排ガス温
度を低温で運転することができるので、集塵装置にてダ
イオキシン類を捕捉することが容易となり、大気中への
放出を防止できる。
【0024】また、この発明では、炉出口排ガス温度あ
るいは蒸気発生量の信号を用いているので、後述のよう
に、CO濃度を測定する場合よりも燃焼状態の変化を早
く検出できる。その結果、ダイオキシン類が発生する可
能性があることを、早く確実に予想することができる。
【0025】請求項2の発明は、集塵装置入口における
排ガス温度の計測結果と排ガス温度設定値の偏差に基づ
くフィードバック制御を行い、排ガス冷却装置の水噴霧
量を操作することを特徴とする請求項1記載のごみ焼却
炉の集塵装置の温度制御方法である。
【0026】この発明では、集塵装置入口の排ガス温度
設定値に基づいて排ガス冷却装置の水噴霧量を操作する
際、集塵装置入口の排ガス温度設定値と実際の計測結果
の差(排ガス温度設定値に対する偏差)によりフィード
バック制御を行う。その結果、排ガス冷却装置の水噴霧
量は、冷却装置を出る排ガス温度が排ガス温度設定値に
追従するように制御される。その結果、請求項1の説明
と同じ効果が得られる。
【0027】請求項3の発明は、集塵装置入口の排ガス
温度設定値に基づいたフィードフォワード制御手段を付
加して、排ガス冷却装置の水噴霧量を操作することを特
徴とする請求項2記載のごみ焼却炉の集塵装置の温度制
御方法である。
【0028】この発明では、集塵装置入口の排ガス温度
設定値そのものに基づくフィードフォワード制御手段を
用いているので、温度設定値の変更に速やかに対応して
排ガス冷却装置の水噴霧量を操作することができる。そ
の結果、排ガス冷却装置の出側の排ガス温度、即ち集塵
装置入口の排ガス温度を、その設定値の変更に速やかに
追従させることができる。
【0029】請求項4の発明は、焼却炉の排ガス温度も
しくは排ガス流量又は蒸気発生量に基づいたフィードフ
ォワード制御手段を付加して、排ガス冷却装置の水噴霧
量を操作することを特徴とする請求項2記載のごみ焼却
炉の集塵装置の温度制御方法である。
【0030】この発明では、燃焼変動を反映している量
を事前に制御系に組み込む方法として、焼却炉の排ガス
温度、排ガス流量、ボイラの蒸気発生量によるフィード
フォワード制御を用いている。排ガス冷却装置に入って
くるのは焼却炉から出た排ガスであることから、この測
定値によるフィードフォワード制御を排ガス冷却装置の
操作に用いることは有効である。この焼却炉の排ガス温
度を用いて水噴霧量を操作することにより、排ガス冷却
装置の出側の排ガス温度、即ち集塵装置入口の排ガス温
度を的確に制御することが可能となる。
【0031】また、排ガス温度と排ガス流量を併用しこ
れらの積の形として用いればごみ焼却炉の燃焼量(発熱
量)の変化を捉えることができる。排ガスが持つ熱量
は、排ガス冷却装置で除去すべき熱量を決定するので、
水噴霧量も決まってくる。従って、排ガス温度と排ガス
流量を用いることにより、集塵装置入口の排ガス温度を
的確に制御することが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は、発明の実施の形態の1例
を示す模式図である。図中、1はごみ焼却炉、2は排ガ
ス冷却設備、3は集塵装置、4はボイラ、5は蒸気流量
計、6は炉出口温度計、8は集塵装置入口温度計、9は
集塵装置入口温度制御手段、12は水噴霧量設定信号、
14は集塵装置入口排ガス温度信号、16は炉出口の排
ガス温度信号、17は蒸気発生量信号、19は排ガス流
量信号、20は排ガス流量計をそれぞれ示す。
【0033】まず、ごみ焼却炉1における燃焼挙動につ
いて説明する。ごみ焼却炉1から排出された高温の排ガ
スは、ボイラ4にて熱交換された後に、排ガス冷却設備
2に導かれ排ガス冷却設備内での水噴霧によって冷却さ
れる。排ガス冷却設備で冷却された排ガスは、集塵装置
3において灰やダスト等が除去される。
【0034】図7は、排ガス冷却装置2の上流側にある
炉出口の排ガス温度(信号)16と別途測定した排ガス
中のCO濃度の時間推移を表す図である。炉出口の排ガ
ス温度16は、CO濃度が上昇する前に低下を開始して
いる。
【0035】図8は、蒸気発生量17とCO濃度の時間
推移を表す図である。蒸気発生量17は、CO濃度が上
昇する前に低下を開始している。このように、炉出口排
ガス温度あるいは蒸気発生量の信号16、17を用いれ
ば、CO濃度よりも早く燃焼状態の変化を捕らえること
ができる。
【0036】図9は、炉出口の排ガス温度16と集塵装
置3の入口のダイオキシン濃度の関係を示す図である。
図9に示すように,炉出口の排ガス温度16が低いほど
集塵装置入口ダイオキシン濃度は高い。
【0037】図10は、炉出口排ガス温度16と蒸気発
生量17の関係を示す図である。図10に示すように、
炉出口排ガス温度16と蒸気発生量17の相関は高いこ
とがわかる。その結果、炉出口排ガス温度16と同様
に、蒸気発生量17が下がると集塵装置3の入口のダイ
オキシン濃度は高くなる。
【0038】したがって、炉出口排ガス温度16もしく
は蒸気発生量17を計測し、これらの値が下降傾向にあ
ればダイオキシン濃度が高くなる可能性が高いので、集
塵装置入口の排ガス温度14が低くなるように運転す
る。集塵装置入口の排ガス温度を低くすることにより、
排ガス中のダイオキシン類も除去される。これとは逆
に、炉出口排ガス温度16もしくは蒸気発生量17が安
定していれば、燃焼が安定しダイオキシン濃度も低いと
予想されるので、集塵装置入口の排ガス温度を高くする
ことができる。
【0039】次に、集塵装置入口温度の制御方法につい
て説明する。集塵装置入口温度制御手段9は、集塵装置
入口温度計8および炉出口温度計6もしくは排ガス流量
計19、又は蒸気流量計5の信号を周期的に計測する。
集塵装置入口温度制御手段9には、例えば、コンピュー
タが使用されている。
【0040】集塵装置入口温度制御手段9は、炉出口排
ガス温度16もしくは蒸気発生量17が安定していれ
ば、集塵装置入口の排ガス温度14が高い状態となるよ
うに、排ガス冷却装置2の水噴霧量12を操作する。一
方、集塵装置入口温度制御手段9は、炉出口排ガス温度
16もしくは蒸気発生量17が下降傾向にあれば、集塵
装置入口の排ガス温度14が低くなるように、排ガス冷
却装置2の水噴霧量12を操作する。
【0041】図2は、発明の制御手段の実施の形態の1
例を示すブロック図である。図中、10はフィードバッ
ク制御手段、13は集塵装置入口排ガス温度設定設定信
号、18は排ガス温度設定手段をそれぞれ示し、その他
の符号は図1に同じである。
【0042】この図に示すように、集塵装置入口温度制
御手段9は、集塵装置入口排ガス温度設定手段18と、
フィードバック制御手段10から構成される。集塵装置
入口排ガス温度設定手段18は、炉出口の排ガス温度信
号16もしくは排ガス流量計19、又は蒸気発生量17
に基づき、集塵装置入口排ガス温度設定信号13を出力
する。フィードバック制御手段10は、集塵装置入口排
ガス温度設定信号13と集塵装置入口排ガス温度信号1
4の偏差に基づき、水噴霧量設定信号12を出力する。
水噴霧量設定信号12は、集塵装置入口温度制御手段9
の出力として、排ガス冷却設備2に送られる。
【0043】この制御手段において、集塵装置入口排ガ
ス温度設定手段18の入力として、炉出口の排ガス温度
信号16を用いた場合の制御方法について説明する。
【0044】図5は、炉出口の排ガス温度信号16に対
する集塵装置入口の排ガス温度設定信号13の1例を示
す図である。集塵装置入口排ガス温度設定手段18は、
集塵装置入口排ガス温度設定信号13(図中Tset
を、図5に示すように、炉出口の排ガス温度16(図中
1 )が低くなった場合には低い値に、炉出口の排ガス
温度16が高くなった場合には高い値に設定する。
【0045】フィードバック制御手段10は、集塵装置
入口排ガス温度設定信号13と集塵装置入口排ガス温度
信号14の偏差を入力とするPID制御系を(1)式の
ように構成する。 ufb=(100/PB)(1+1/Tis+Tds)(Tset−Tbf) (1)
【0046】ただし、ufbはフィードバック制御の出力
値、Tset は集塵装置入口排ガス温度設定値、Tbfは集
塵装置入口排ガス温度、PBは比例ゲイン、Tiは積分時
間、Tdは微分時間を表す制御パラメータ、sはラプラ
ス演算子である。また、(Ts et −Tbf)は集塵装置入
口排ガス温度の偏差である。
【0047】次に、集塵装置入口排ガス温度設定手段1
8の入力として、炉出口排ガス温度信号16の代わり
に、蒸気発生量信号17を入力とした場合について説明
する。ここで、フィードバック制御手段10については
前述に同じである。
【0048】図6は、蒸気発生量信号17に対する集塵
装置入口排ガス温度設定信号13の1例を示す図であ
る。集塵装置入口排ガス温度設定手段18は、集塵装置
入口排ガス温度設定信号13(図中Tset )を、図6に
示すように、蒸気発生量17(図中F)が少なくなった
場合には低い値に、蒸気発生量17が多くなった場合に
は高い値に設定する。
【0049】次に、集塵装置入口排ガス温度設定手段1
8の入力として、炉出口排ガス温度信号16と排ガス流
量信号19を入力とした場合について説明する。ここ
で、フィードバック制御手段10については前述と同じ
である。
【0050】図12は、炉出口排ガス温度信号16と排
ガス流量信号19の積で表された排ガスの熱量に対する
集塵装置入口排ガス温度設定信号13の1例を示す図で
ある。集塵装置入口排ガス温度設定手段18は、集塵装
置入口排ガス温度設定信号13(図中Tset)を、図1
2に示すように、排ガスの熱量(図中T1*V)が少なく
なった場合には、低い値に排ガスの熱量が多くなった場
合には高い値を設定する。
【0051】図3は、発明の制御手段の実施の形態の別
の1例を示すブロック図である。図中、11はフィード
フォワード制御手段を示し、その他の符号は図2に同じ
である。この例は、図2の例と同様、炉出口の排ガス温
度信号16もしくは排ガス流量信号19、又は蒸気発生
量17に基づいた集塵装置入口の排ガス温度設定手段1
8、および集塵装置入口排ガス温度信号14と集塵装置
入口排ガス温度設定信号13の偏差に基づくフィードバ
ック制御手段10を備えている。
【0052】この例ではさらに、集塵装置入口排ガス温
度設定信号13に基づくフィードフォワード制御手段1
1を備えており、この出力信号とフィードバック制御手
段10の出力信号を加えた信号が、集塵装置入口温度制
御手段9から、水噴霧量設定信号12として排ガス冷却
設備2に送られる。
【0053】この制御手段において、集塵装置入口の排
ガス温度設定手段18の入力として、炉出口の排ガス温
度信号16を用いた場合の制御方法について説明する。
【0054】この場合、集塵装置入口排ガス温度設定手
段18は、集塵装置入口排ガス温度設定信号13を、前
述(図5)と同様、炉出口の排ガス温度16が低くなっ
た場合には低い値に、炉出口の排ガス温度16が高くな
った場合には高い値に設定する。なお、フィードバック
制御手段10については前述に同じである。
【0055】フィードフォワード制御手段11は、集塵
装置入口排ガス温度設定信号13を入力とし、(2)式
で表される演算処理を行う。 uff1={Kf1/(Tf1s+1)}Tset (2)
【0056】ただし、uff1はフィードフォワード制御
の出力値、Tset は集塵装置入口排ガス温度設定値、T
f1、Kf1は調整パラメータであり、1/(Tf1s+1)
は1次遅れフィルタを構成する。
【0057】排ガス冷却装置2の水噴霧量信号12をu
とすると、これはフィードバックとフィードフォワード
制御の出力値の和であり、(3)式のようになる。 u=ufb+uff1 (3)
【0058】次に、集塵装置入口の排ガス温度設定手段
18において、排ガス温度信号16の代わりに、蒸気発
生量信号17を入力とした場合について説明する。
【0059】この場合、集塵装置入口の排ガス温度設定
手段18は、集塵装置入口排ガス温度設定信号13を、
前述と同様(図6)、蒸気発生量17が少なくなった場
合には低い値に、蒸気発生量17が多くなった場合には
高い値に設定する。なお、フィードバック制御手段10
については前述に同じである。
【0060】フィードフォワード制御手段11は、集塵
装置入口排ガス温度設定信号13を入力とし、(4)式
で表される演算処理を行う。 uff2={Kf2/(Tf2s+1)}Tset (4)
【0061】ただし、uff2はフィードフォワード制御
の出力値、Tset は集塵装置入口排ガス温度設定値、T
f2、Kf2は調整パラメータである。また、1/(Tf2
+1)は1次遅れフィルタを構成する。
【0062】排ガス冷却装置2の水噴霧量信号12をu
とすると、これはフィードバックとフィードフォワード
制御の出力値の和であり、(5)式のようになる。 u=ufb+uff2 (5)
【0063】次に、集塵装置入口の排ガス温度設定手段
18において、蒸気発生量信号17の代わりに、炉出口
の排ガス温度信号16と排ガス流量信号19を入力とし
た場合について説明する。
【0064】この場合、集塵装置入口の排ガス温度設定
手段18は、集塵装置入口排ガス温度設定信号13を前
述と同様(図12)、炉出口の排ガス温度信号16と排
ガス流量信号19の積が小さくなった場合には低い値
に、炉出口の排ガス温度信号16と排ガス流量信号19
の積が大きくなった場合には高い値に設定する。なお、
フィードバック制御手段10については前述に同じであ
る。
【0065】フィードフォワード制御手段11は、集塵
装置入口排ガス温度設定信号13を入力とし、(10)
式で表される演算処理を行う。 uff5={Kf5/(Tf5s+1)}Tset (10)
【0066】ただし、uff5はフィードフォワード制御
の出力値、Tsetは集塵装置入口排ガス温度設定値、T
f5、Kf5は調整パラメータである。また、1/(Tf5
+1)は1次遅れフィルタを構成する。
【0067】排ガス冷却装置2の水噴霧量信号12をu
とすると、これはフィードバックとフィードフォワード
制御の出力値の和であり、(11)式のようになる。 u=ufb+uff5 (11)
【0068】図4は、発明の制御手段の実施の形態のさ
らに別の1例を示すブロック図である。図中、11はフ
ィードフォワード制御手段を示し、その他の符号は図2
に同じである。この例では、図2に示す実施の形態に加
えて、さらに、炉出口の排ガス温度信号16もしくは排
ガス流量信号19又は蒸気発生量17に基づくフィード
フォワード制御手段11を備えており、この出力信号と
フィードバック制御手段10の出力信号を加えた信号
が、集塵装置入口温度制御手段9から、水噴霧量設定信
号12として排ガス冷却設備2に送られる。これは、図
3において、フィードバック制御手段10の入力信号と
して、炉出口の排ガス温度信号16もしくは排ガス流量
信号19又は蒸気発生量17を用いたものである。
【0069】この制御手段において、集塵装置入口の排
ガス温度設定手段18の入力として、炉出口の排ガス温
度信号16を用いた場合の制御方法について説明する。
【0070】この場合、集塵装置入口排ガス温度設定手
段18は、集塵装置入口排ガス温度設定信号13を、前
述(図5)と同様、炉出口の排ガス温度16が低くなっ
た場合には低い値に、炉出口の排ガス温度16が高くな
った場合には高い値に設定する。なお、フィードバック
制御手段10については前述に同じである。
【0071】フィードフォワード制御手段11は、炉出
口排ガス温度信号16を入力とし、(6)式で表される
演算処理を行う。 uff3={Kf3/(Tf3s+1)}T1 (6)
【0072】ただし、uff3はフィードフォワード制御
の出力値、T1 は炉出口の排ガス温度、Tf3、Kf3は調
整パラメータである。また、1/(Tf3s+1)は1次
遅れフィルタを構成する。
【0073】排ガス冷却装置2の水噴霧量信号12をu
とすると、これはフィードバックとフィードフォワード
制御の出力値の和であり、(7)式のようになる。 u=ufb+uff3 (7)
【0074】次に、フィードフォワード制御手段11に
おいて、排ガス温度信号16の代わりに、蒸気発生量信
号17を入力とした場合について説明する。
【0075】この場合、集塵装置入口の排ガス温度設定
手段18は、集塵装置入口排ガス温度設定信号13を、
前述と同様(図6)、蒸気発生量17が少なくなった場
合には低い値に、蒸気発生量17が多くなった場合には
高い値に設定する。なお、フィードバック制御手段10
については前述に同じである。
【0076】フィードフォワード制御手段11は、蒸気
発生量信号17を入力とし、(8)式で表される演算処
理を行う。 uff4 ={Kf4/(Tf4s+1)}F (8)
【0077】ただし、uff4 はフィードフォワード制御
の出力値、Fは蒸気発生量、Tf4、Kf4は調整パラメー
タである。また、分母の(Tf4s+1)はFのノイズを
除去する1次遅れフィルタを構成する。
【0078】排ガス冷却装置2の水噴霧量信号12をu
とすると、これはフィードバックとフィードフォワード
制御の出力値の和であり、(9)式のようになる。 u=ufb+uff4 (9)
【0079】次に、フォードフォワード信号11におい
て、蒸気発生量信号17の代わりに、炉出口の排ガス温
度信号16と排ガス流量信号19の積を入力信号とした
場合について説明する。
【0080】この場合、集塵装置入口の排ガス温度設定
手段18は、集塵装置入口排ガス温度設定信号13を前
述と同様(図12)、炉出口の排ガス温度信号16と排
ガス流量信号19の積が小さくなった場合には低い値
に、炉出口の排ガス温度信号16と排ガス流量信号19
の積が大きくなった場合には高い値に設定する。なお、
フィードバック制御手段10については前述に同じであ
る。
【0081】フィードフォワード制御手段11は、炉出
口の排ガス温度信号16と排ガス流量信号19の積を入
力とし、(12)式で表される演算処理を行う。 uff6={Kf6/(Tf6s+1)}T1*V (12)
【0082】ただし、uff6はフィードフォワード制御
の出力値、T1は炉出口の排ガス温度、Vは排ガス流
量、Tf6、Kf6は調整パラメータである。また、分母の
(Tf6s+1)はT1*Vのノイズを除去する1次遅れフ
ィルタを構成する。
【0083】排ガス冷却装置2の水噴霧量信号12をu
とすると、これはフィードバックとフィードフォワード
制御の出力値の和であり、(13)式のようになる。 u=ufb+uff6 (13)
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、排ガス冷却装置の水噴
霧量を制御するために、集塵装置入口の排ガス温度の測
定とともに、燃焼変動を反映している量である焼却炉の
排ガス温度もしくは排ガス流量又はボイラの蒸気発生量
を測定して制御を行っている。これらの信号を制御系に
組み込んで集塵装置入口の排ガス温度設定値を決定する
ことにより、焼却炉の燃焼変動に速やかに対応して、集
塵装置入口の排ガス温度を制御することができる。さら
に、焼却炉の排ガス適切に制御することで、設備の腐食
を抑制し、排ガス中のダイオキシン類等の有害成分発生
を抑制することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態の1例を示す模式図である。
【図2】発明の制御手段の実施の形態の1例を示すブロ
ック図である。
【図3】発明の制御手段の実施の形態の別の1例を示す
ブロック図である。
【図4】発明の制御手段の実施の形態のさらに別の1例
を示すブロック図である。
【図5】炉出口の排ガス温度信号に対する集塵装置入口
の排ガス温度設定信号の1例を示す図である。
【図6】蒸気発生量信号に対する集塵装置入口の排ガス
温度設定信号の1例を示す図である。
【図7】炉出口の排ガス温度とCO濃度の時間推移を表
す図である。
【図8】蒸気発生量とCO濃度の時間推移を表す図であ
る。
【図9】炉出口の排ガス温度と集塵装置の入口のダイオ
キシン濃度の関係を示す図である。
【図10】炉出口排ガス温度と蒸気発生量の関係を示す
図である。
【図11】従来技術におけるごみ焼却炉の集塵装置の温
度制御方法を示したブロック図である。
【図12】炉出口排ガス温度信号と排ガス流量信号の積
に対する集塵装置入口の排ガス温度設定信号の1例を示
す図である。
【符号の説明】
1 ごみ焼却炉 2 排ガス冷却設備 3 集塵装置 4 ボイラ 5 蒸気流量計 6 炉出口温度計 8 集塵装置入口温度計 9 集塵装置入口温度制御手段 10 フィードバック制御手段 11 フィードフォワード制御手段 12 水噴霧量設定信号 13 集塵装置入口排ガス温度設定値信号 14 集塵装置入口排ガス温度信号 16 炉出口の排ガス温度信号 17 蒸気発生量信号 18 排ガス温度設定手段 19 排ガス流量信号 20 排ガス流量計

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラを有する焼却炉の排ガスを排ガス
    冷却装置および集塵装置で順次処理するごみ焼却炉の集
    塵装置の温度制御方法において、集塵装置入口の排ガス
    温度を計測するとともに、焼却炉の排ガス温度もしくは
    排ガス流量又はボイラの蒸気発生量を計測し、これらの
    計測結果の変動に応じて集塵装置入口の排ガス温度設定
    値を変更し、この排ガス温度設定値に基づき排ガス冷却
    装置の水噴霧量を操作して集塵装置入口の排ガス温度を
    制御することを特徴とするごみ焼却炉の集塵装置の温度
    制御方法。
  2. 【請求項2】 集塵装置入口における排ガス温度の計測
    結果と排ガス温度設定値の偏差に基づくフィードバック
    制御を行い、排ガス冷却装置の水噴霧量を操作すること
    を特徴とする請求項1記載のごみ焼却炉の集塵装置の温
    度制御方法。
  3. 【請求項3】 集塵装置入口の排ガス温度設定値に基づ
    いたフィードフォワード制御手段を付加して、排ガス冷
    却装置の水噴霧量を操作することを特徴とする請求項2
    記載のごみ焼却炉の集塵装置の温度制御方法。
  4. 【請求項4】 焼却炉の排ガス温度もしくは排ガス流量
    又は蒸気発生量に基づいたフィードフォワード制御手段
    を付加して、排ガス冷却装置の水噴霧量を操作すること
    を特徴とする請求項2記載のごみ焼却炉の集塵装置の温
    度制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002132302A (ja) * 2000-10-24 2002-05-10 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd プロセス制御方法及び装置
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JP2013174438A (ja) * 2013-06-12 2013-09-05 Nippon Steel & Sumikin Engineering Co Ltd 温度調節システム

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