JPH10305149A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH10305149A
JPH10305149A JP12960498A JP12960498A JPH10305149A JP H10305149 A JPH10305149 A JP H10305149A JP 12960498 A JP12960498 A JP 12960498A JP 12960498 A JP12960498 A JP 12960498A JP H10305149 A JPH10305149 A JP H10305149A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 始動入賞玉検出器の配線と入賞個数検出器の
配線の接続作業において誤配線をなくすことができる弾
球遊技機を提供する。 【解決手段】 始動入賞玉検出器の配線の色(茶・赤・
橙)と入賞個数検出器の配線の色(青)とが異なるよう
にしたので、色によって始動入賞玉検出器の配線である
のか入賞個数検出器の配線であるのかが区別でき、誤配
線を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、始動入賞口へ打玉
が入賞したことを条件として特定遊技状態が発生し、そ
の特定遊技状態となったときに可変入賞球装置を少なく
とも一定個数の入賞玉が発生するまで開放するように制
御する制御回路を備えた弾球遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、始動入賞口へ打玉が入賞
したことを条件として特定遊技状態が発生し、その特定
遊技状態となったときに可変入賞球装置を少なくとも一
定個数の入賞玉が発生するまで開放するようにマイクロ
コンピュータを含む制御回路で制御して、より複雑な遊
技を楽しむ弾球遊技機が市場に提供されている。このよ
うな弾球遊技機にあっては、始動入賞口に関連して設け
られる始動入賞玉検出器からの配線や可変入賞球装置に
関連して設けられる入賞個数検出器からの配線及びその
他の電気部品からの配線を制御回路が形成される制御基
板とを直接接続するのではなく、例えば、遊技盤の裏
面、又は遊技盤の裏面に固着される入賞玉集合カバー体
の裏面に固着される中継端子基板を介してそれぞれが接
続されるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、遊技盤や前
面枠に多く電気的装置が設けられる場合には、その配線
も必然的に多くなり、このため、その配線の先端に設け
られるコネクタと中継基板に設けられる接続端子の接続
作業の際には、熟練者でも誤配線をする場合があった。
特に、特定遊技状態を発生せしめる弾球遊技機において
は、始動入賞口に設けられる始動入賞玉検出器からの配
線と可変入賞球装置に関連して設けられる入賞個数検出
器からの配線は、どのような種類の弾球遊技機にも設け
られるため、始動入賞玉検出器からの配線と入賞個数検
出器からの配線との接続は、誤配線が許されないもので
ある。この発明は、上記した事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、始動入賞玉検出器の配線
と入賞個数検出器の配線の接続作業において誤配線をな
くすことができる弾球遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、始動入賞口へ打玉が入賞し
たことを条件として特定遊技状態を発生せしめ、その特
定遊技状態となったときに可変入賞球装置を少なくとも
一定個数の入賞玉が発生するまで開放するように制御す
る制御回路を備えた弾球遊技機において、前記始動入賞
口へ入賞した打玉を検出する始動入賞玉検出器の配線と
前記可変入賞球装置へ入賞した一定個数の打玉を検出す
る入賞個数検出器の配線とを異なる色の配線としたこと
を特徴とするものである。
【0005】上記のように構成することにより、始動入
賞玉検出器の配線の色と入賞個数検出器の配線の色とが
異なるようにしたので、色によって始動入賞玉検出器の
配線であるのか入賞個数検出器の配線であるのかが区別
でき、誤配線を防止することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。まず、図5及び図6に基
づいて、実施形態に係る弾球遊技機について説明する。
図5及び図6は、弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊
技機を示し、図5は、その正面図であり、図6は、その
背面概略図である。
【0007】図5において、パチンコ遊技機1の額縁状
に形成された前面枠2の開口には、扉保持枠3が周設さ
れ、該扉保持枠3の一側にガラス板4a,4b(図4参
照)を収納するガラス扉枠4および前面扉板5が開閉自
在に枢着される。前記前面枠2の裏面には、遊技盤10
及び図示しない発射レール等を取り付ける遊技盤保持枠
26(図6参照)が固着される。前記前面扉板5には、
打球供給皿6が取り付けられている。打球供給皿6は、
後述する景品玉払出装置36から排出された景品玉を貯
溜し、且つ貯溜されたパチンコ玉を1個宛打球発射レー
ルに誘導するように構成されている。また、打球供給皿
6の上流側の下方の空間内に音声発生装置としてのスピ
ーカー7が収納されている。このスピーカー7は、特定
遊技状態になったときや、後述する始動入賞口14a〜
14cや特定入賞口56等に入賞玉が発生したときに、
遊技の雰囲気を盛り上げるための効果音を発生するため
のものである。
【0008】前記前面枠2の下部には、パチンコ玉を遊
技盤10の遊技領域12に打ち出す操作ハンドル8と、
余剰の景品玉を貯溜する余剰玉受皿9とが取り付けられ
ている。そして、上記操作ハンドル8に対応するように
前記前面枠2の下部裏面には、打球発射装置40が固着
される。この打球発射装置40は、取付基板41上に、
一定速度で回転する打球モータ42と、該打球モータ4
2の回転軸に固定される回転カム43と、該回転カム4
3と係合することにより往復回動して打玉を弾発する打
球杆44と、該打球杆44の下端と係合して図示しない
打球供給装置の玉送り片を動作せしめる玉送り摺動杆4
5とから成る。
【0009】前記遊技盤10の表面には、打玉を遊技領
域12に導く誘導レール11、図示しない多数の障害
釘、各種の入賞球装置等が設けられている。より詳しく
説明すると、遊技盤10の遊技領域12には、主遊技装
置としての可変入賞球装置50、副遊技装置としての始
動入賞装置13、風車ランプ装置16a,16b、遊技
効果表示装置21a,21b、入賞口18a,18b、
19a,19b、風車20、及びアウト口25等がそれ
ぞれ配設される。
【0010】前記主遊技装置としての可変入賞球装置5
0は、図7にその詳細を示すように、遊技盤10に取付
けられる取付基板51を有し、その取付基板51の中央
に長方形状の入賞領域52が形成されている。入賞領域
52の中央左右には、一対の可動部材53a,53bが
回動軸65a,65bによって回動自在に軸支され、こ
の可動部材53a,53bが入賞領域52へ打玉を受け
入れ易い第1の状態と打玉を受け入れない第2の状態と
に変化自在に構成されている。すなわち、可動部材53
a,53bは、後述する電気的駆動源であるソレノイド
66a,66bによって開閉制御されるものである。ま
た、入賞領域52の内部には、上部誘導板54a,54
bと振分け装置55とが配置されている。
【0011】振分け装置55は、電気的駆動源である後
述する駆動モータ70によって中央部分で上下に口を開
けるように駆動され、その駆動されたときに上部誘導板
54a,54bで誘導された入賞玉の一部がその口の中
に入って後述する特定入賞口56に誘導されるようにな
っている。また、上部誘導板54a,54bに誘導され
た入賞玉は、後方に導かれるようになっている。
【0012】更に、入賞領域52の下方には、上記可動
部材53a,53bによって受け入れられた打玉の一部
が入賞する入賞口が複数設けられ、その中央が特定入賞
口56とされ、その左右が通常入賞口57a,57bと
される。特定入賞口56には、特定入賞玉検出器74
(図1参照)が一体的に設けられる。
【0013】更に、可変入賞球装置50の上部には、前
面装飾板58が突設して設けられ、その前面装飾板58
の上部後面に入賞口59が形成され、その前面に後述す
る特定遊技状態となって所定の開閉サイクルを行ってい
るときに、その開閉サイクルの繰返し回数を表示する継
続回数表示器60や、特別遊技状態である旨を報知する
遊技効果LED61が設けられている。また、取付基板
51の中央左右が横方向に延設されるように形成される
が、その延設部に1回の開閉サイクル中に可変入賞球装
置50に入賞した入賞玉数を表示する入賞個数表示器6
2a,62bが設けられるとともに、特別遊技状態であ
る旨を報知する遊技効果ランプ64a,64bが設けら
れている。この遊技効果ランプ64a,64bの前面に
は、着色した透光性材料で形成された装飾レンズカバー
63a,63bが貼着されている。
【0014】一方、可変入賞球装置50の背面は、図1
に示すような構造となっている。すなわち、前記可動部
材53a,53bの回動軸65a,65bの後端には、
作動部材68a,68bが係合しており、この作動部材
68a,68bにソレノイド66a,66bのプランジ
ャ67a,67bが連結されている。そして、作動部材
68a,68bに連結された復帰スプリング69a,6
9bによって常に可動部材53a,53bが閉じる方向
へ付勢され、ソレノイド66a,66bが励磁されたと
きにプランジャ67a,67bを吸引して回動軸65
a,65bを回動し、可動部材53a,53bを開成さ
せる。また、ソレノイド66a,66bの前方には、前
記振分け装置55を駆動する駆動モータ70が配置さ
れ、この駆動モータ70とソレノイド66a,66bと
の間に中継端子基板71が取付けられている。
【0015】そして、この中継端子基板71に設けられ
るコネクタ群72に前記ソレノイド66a,66b、駆
動モータ70、継続回数表示器60、遊技効果LED6
1、入賞個数表示器62a,62b、及び遊技効果ラン
プ64a,64bからの配線が一旦接続され、そのコネ
クタ群72のうちの外部端子に後述する中継端子基板9
0の主遊技装置コネクタ群91と接続する配線73が接
続される。
【0016】なお、可変入賞球装置50の可動部材53
a,53bは、ソレノイド66a,66bによって開閉
制御されるものであるが、横方向に摺動されるものであ
ってもよいし、あるいは、遊技盤10の表面に対して垂
直方向に開閉する開閉板で構成しても良い。
【0017】上記した構成からなる可変入賞球装置50
においては、始動入賞口14a〜14cに打玉が入賞す
ると、始動入賞口14a〜14cに関連して設けられた
後述する始動入賞玉検出器75a〜75cの検出出力に
応答して前記可変入賞球装置50の可動部材53a,5
3bを所定の第1の規制条件に基づいて相対的に短い時
間間隔で開閉動作させるようになっている。すなわち、
始動入賞口14a〜14cに打玉が入賞することによっ
て、可動部材53a,53bが1回又は2回開閉動作を
行うように駆動制御される。そして、この開閉動作中に
可動部材53a,53bによって導かれた入賞玉が可変
入賞球装置50内に設けられた前記特定入賞口56に入
賞して特定入賞玉検出器74をONしたときには、いわ
ゆる特定遊技状態となり、可動部材53a,53bの相
対的に短い時間間隔の開閉動作を18回行うか、あるい
は18回の開閉動作中に後述する入賞個数検出器87が
10個の入賞玉を計数するまで開閉動作を行い(以下、
開閉サイクルという)、更に、18回の開閉動作中に再
度特定入賞口56に入賞玉が入賞して特定入賞玉検出器
74をONさせると、その入賞した時点で開閉動作を直
ちに停止し、次の開閉サイクルに移行する。ただし、こ
の開閉サイクルの繰り返しは、入賞玉が特定入賞口56
に入賞することを条件として、最高8回に設定される。
また、特定遊技状態になると、副遊技装置としての前記
遊技効果表示装置21a,21bの遊技効果ランプ22
a,22b及び前記前面枠2の上部に設けられた枠表示
装置23の枠ランプ24が点滅してその旨を遊技者に報
知するようになっている。なお、この実施形態において
は、上記した特定入賞玉検出器74及び入賞個数検出器
87も副遊技装置を構成し、それらの配線が中継端子基
板90の副遊技装置コネクタ93e,93fにそれぞれ
接続される。
【0018】遊技領域12に設けられる主遊技装置とし
ての可変入賞球装置50の構造及び動作は上記の通りで
あるが、遊技領域12には、副遊技装置としての始動入
賞装置13、風車ランプ装置16a,16b、遊技効果
表示装置21a,21bや、単なる入賞口18a,18
b、チューリップ式入賞口19a,19b、及び風車2
0等が設けられている。副遊技装置としては、後述する
制御基板ボックス46に収納される制御基板に形成され
る制御回路によって制御される電気的部品を備えたもの
であり、前記始動入賞装置13は、複数の始動入賞口1
4a〜14cを有するとともに、該始動入賞口14a〜
14cに一体的に設けられる始動入賞玉検出器75a〜
75c(図1参照)と、始動入賞口14a〜14cとの
間に設置される表示ランプ15とを備えている。表示ラ
ンプ15は、図1に示すようにランプ基板76に設けら
れ、それぞれのランプ基板76が電気的に接続されて接
続端子77から配線79によって後述する中継端子基板
90の副遊技装置コネクタ93gに接続される。また、
始動入賞玉検出器75a〜75cから延びる配線78も
中継端子基板90の副遊技装置コネクタ93hに接続さ
れる。なお、表示ランプ15は、始動入賞口14a〜1
4cに打玉が入賞したときや、特定遊技状態となったと
きに点灯、あるいは点滅してその旨を報知するようにな
っている。
【0019】また、副遊技装置としての風車ランプ装置
16a,16bは、表示ランプ17a,17bを含み、
その配線が中継端子基板90の副遊技装置コネクタ93
dに接続される。この表示ランプ17a,17bも特定
遊技状態のときに点灯、あるいは点滅してその旨を報知
する。更に、副遊技装置としての遊技効果表示装置21
a,21bは、遊技効果ランプ22a,22bを含み、
その配線が中継端子基板90の副遊技装置コネクタ93
bに接続される。この遊技効果ランプ22a,22bも
特定遊技状態となったときに点灯、あるいは点滅してそ
の旨を報知する。また、上記した表示ランプ17a,1
7b、遊技効果ランプ22a,22bと同じ機能を有す
る枠ランプ24を備えた枠表示装置23が遊技盤10で
はなく、前記前面枠2の上部に設けられている。この枠
表示装置23も副遊技装置であり、その配線が中継端子
基板90の副遊技装置コネクタ93aにコネクタ95を
介して接続される。
【0020】上記で説明した各種の入賞口に入らなかっ
た打玉は、誘導レール11の最下部に設けられたアウト
口25に取り込まれる。
【0021】次に、図6に基づいてパチンコ遊技機1の
背面について説明する。図6において、前記遊技盤10
は、取付具27によって遊技盤保持枠26に着脱自在に
固定されている。この遊技盤10の裏面には、前記の各
入賞口の裏面を覆うように入賞玉集合カバー体80a,
80bが取り付けられている。この入賞玉集合カバー体
80a,80bについては、後に詳述する。
【0022】一方、遊技盤10の裏面全体を覆うように
機構板28が開閉自在に設けられている。この機構板2
8には、図6において、一点鎖線で示すように、その前
面側に入賞玉を処理するための入賞玉処理機構が形成さ
れ、その後面側に景品玉を払出すための景品玉払出機構
が形成されている。入賞玉処理機構は、前記入賞玉集合
カバー体80a,80bに誘導されて左右に落下した入
賞玉や前記可変入賞球装置50内に入賞した入賞玉を受
けて、一側に集合せしめる入賞玉集合樋29と、該集合
樋29によって集められた入賞玉を1個づつ処理する入
賞玉処理器30と、該入賞玉処理器30から排出される
入賞玉を受けて、図示しない自動杆を作動させて後述す
る景品玉払出装置36を作動させるための入賞玉払出通
路31等から成る。また、機構板28の前面側には、前
記アウト口25から排出されるアウト玉を誘導するアウ
ト玉払出通路32も形成されている。
【0023】一方、景品玉払出機構は、図示しない補給
機構から補給される景品玉を貯溜する景品玉タンク33
と、該景品玉タンク33に貯溜されている景品玉を二列
に整列させて流下させる景品玉整列樋34と、該整列樋
34からの景品玉の流下方向を180度変化させるとと
もにその玉圧を弱める屈曲樋35と、該屈曲樋35から
の景品玉を所定個数(13個)受け入れて、1つの入賞
玉に対応してその所定個数の景品玉を払出す景品玉払出
装置36と、該景品玉払出装置36から払出された景品
玉を図示しない景品玉排出通路を介して前記打球供給皿
6に払出すための連通口37(前記遊技盤保持枠26の
下方部分である支持板部に形成される)と、前記前面枠
2の裏面に固定される接続樋38を介して前記余剰玉受
皿9に払い出すための図示しない余剰玉通路とから成
る。
【0024】また、機構板28のほぼ中央には、前記入
賞玉集合カバー体80a,80bよりもやや小さい窓開
口39が開設され、前記可変入賞球装置50の後方突出
部が後方へ突き出るようにしている。更に、機構板28
の裏面には、制御基板を収納する制御基板ボックス46
が着脱自在に取り付けられ、この制御基板には、前記可
変入賞球装置50等の動作を制御すべくマイクロコンピ
ュータを含む制御回路が構成されている。そして、制御
基板からの延びる配線47の先端に固着されるコネクタ
47a〜47cが後述する中継端子基板90の制御基板
コネクタ群92の制御基板コネクタ92a〜92cに接
続されるようになっている。
【0025】ところで、前記遊技盤10の裏面に固着さ
れる入賞玉集合カバー体80a,80bには、この実施
形態の要部である中継端子基板90が設けられている
が、この構成について図1を参照して説明すると、入賞
玉集合カバー体80a,80bは、上下2つに分割形成
され、その中央には、前記可変入賞球装置50の後部突
出部分を突出させる開口81が形成されている。また、
入賞玉集合カバー体80a,80bのそれぞれには、遊
技盤10に取付けるための取付片82a,82b、83
a,83bが設けられるとともに、上部の入賞玉集合カ
バー体80aの取付片82a,82bには、前記遊技効
果表示装置21a,21bの遊技効果ランプ22a,2
2bが取付られるようになっている。また、その外周に
沿って、遊技効果ランプ22a,22bから延びる配線
が収納される配線処理溝を構成する配線処理溝形成部材
84a,84bが突設されている。また、下方の入賞玉
集合カバー体80bにも配線を処理するための配線処理
部材85aや配線係止片85bが形成されている。
【0026】一方、入賞玉集合カバー体80a,80b
の前面には、遊技盤10に設けられる入賞口から入賞し
た入賞玉を誘導する誘導径路86a〜86cが形成され
るが、入賞玉集合カバー体80a,80bの中央下部の
誘導径路86cには、入賞個数検出器87が設けられ
て、可変入賞球装置50の可動部材53a,53bによ
って受け入れられた入賞玉を検出するようになってい
る。
【0027】また、上部の入賞玉集合カバー体80aの
裏面には、この実施形態の要部である中継端子基板90
が取り付けられている。すなわち、入賞玉集合カバー体
80aの一側には、図4に示すように取付部88が突設
され、該取付部88にビスで中継端子基板90を固定す
るようになっている。このように突出した取付部88に
中継端子基板90を取付けるようにしたのは、中継端子
基板90にハンダ付けされるコネクタ群91〜93の後
面に突出するピンを収納するように取付空間89を形成
するためである。これにより、中継端子基板90をスム
ーズに取付けることができる。なお、下部の入賞玉集合
カバー体80bには、やや大きな中継端子基板90でも
安定して取付けることができるように、中継端子基板9
0の裏面を支持する突起88aが形成され、また、上部
の入賞玉集合カバー体80aには、中継端子基板90の
上端と当接する位置決め突片88bが突設されて、中継
端子基板90の取付作業が行い易いようにしている。
【0028】上記のようにして取付けられる中継端子基
板90の構造について図2ないし図4を参照して説明す
ると、中継端子基板90のほぼ中央には、主遊技装置と
しての可変入賞球装置50からの配線73が接続される
主遊技装置コネクタ群91が植立される。図示の実施形
態では、主遊技装置コネクタ群91として、4つの主遊
技装置コネクタ91a〜91dが上下2列に配列され
る。また、主遊技装置コネクタ群91の外側上下には、
前記制御基板ボックス46に収納される制御基板からの
配線47が接続される制御基板コネクタ群92が植立さ
れる。図示の実施形態では、制御基板コネクタ群92と
して、3つの制御基板コネクタ92a〜92cが主遊技
装置コネクタ群91の上下に配列される。更に、制御基
板コネクタ群92の外側上下には、前記した副遊技装置
からの配線がそれぞれ接続される副遊技装置コネクタ群
93が植立される。図示の実施形態では、8つの副遊技
装置コネクタ93a〜93hが制御基板コネクタ群92
の上下に4個づつ配列される。なお、前記した説明の中
では、副遊技装置コネクタ群93の中で副遊技装置コネ
クタ93cについての説明をしていないが、この副遊技
装置コネクタ93cは、特定遊技状態(大当りともい
う)となったときに、遊技場に設置される管理コンピュ
ータ、又はパチンコ島台の上部に設置されるトップラン
プに信号を送るための大当り情報出力線96に接続され
るようになっている。
【0029】上記したコネクタ群のうち中継端子基板9
0の内側に配列される主遊技装置コネクタ群91と制御
基板コネクタ群92とは、図4に示すように、その差込
みピンが中継端子基板90と直交するように植立され、
副遊技装置コネクタ群93は、その差込みピンが中継端
子基板90と平行となるように植立されている。このよ
うに植立することにより、それぞれの配線の接続作業を
行い易くしている。また、副遊技装置コネクタ群93の
近傍には、その接続コネクタに接続される副遊技装置の
種別と配線の色を示す情報が印刷され、誤配線を起こさ
ないように配慮されている。なお、色の情報としてコネ
クタ自体に着色しても良い。
【0030】また、上記した効果を奏する構成以外に、
本実施形態における中継端子基板90には、制御基板コ
ネクタ群92と主遊技装置コネクタ群91及び副遊技装
置コネクタ群93とを電気的に接続するように接続ライ
ン94がプリント配線されている。しかして、この実施
形態においては、3つの制御基板コネクタ92a〜92
cのうち、上部一側に設けられる制御基板コネクタ92
aに上部に位置する副遊技装置コネクタ93a〜93d
と上部一側に位置する主遊技装置コネクタ91a、及び
下部他側に位置する主遊技装置コネクタ91dが接続す
るように配線され、上部他側に設けられる制御基板コネ
クタ92bに上部他側に位置する主遊技装置コネクタ9
1bが接続され、下部に設けられる制御基板コネクタ9
2cに下部に位置する主遊技装置コネクタ91c,91
dと下部に位置する副遊技装置コネクタ93e〜93h
が接続されている。このため、相互の接続ライン94が
制御基板コネクタ92aと主遊技装置コネクタ91dと
を接続する接続ライン94を除いて最短距離で接続され
ている。
【0031】これに対して、従来の中継端子板90にお
いては、図8に示すように、制御基板からの配線が接続
される制御基板コネクタ群92の上下外側に主遊技装置
(例えば、可変入賞球装置50)からの配線を接続する
主遊技装置コネクタ群91が配列され、さらに主遊技装
置コネクタ群91の上下外側、すなわち中継端子基板9
0の上下端部に副遊技装置からの配線が接続される副遊
技装置コネクタ群93が配置されていたので、制御基板
からの配線を制御基板コネクタ群92に接続しようとす
る際に、主遊技装置から主遊技装置コネクタ群91に接
続されている配線が邪魔となって、その配線をかき分け
ながら接続しなければならず、接続しずらいという欠点
があった。そこで、これを解決するために図9に示すよ
うに、同種類のコネクタ群を集合せしめて、例えば、中
央に主遊技装置コネクタ群91を配置し、下方に制御基
板コネクタ群92を配置し、上方に副遊技装置コネクタ
群93を配置するような構造が考えられる。しかしなが
ら、このような配置構造であると、制御基板コネクタ群
92と副遊技装置コネクタ群93とを接続する接続ライ
ン(パターン配線)94を制御基板コネクタ群92と主
遊技装置コネクタ群91とを接続する接続ライン94を
迂回して形成する必要があるため、中継端子基板90自
体が大型化するという欠点が生ずる。
【0032】しかしながら、本実施形態における中継端
子基板90は、前述したように構成されるので、主遊技
装置としての可変入賞球装置50からの配線73を主遊
技装置コネクタ群91に接続した状態においても、制御
基板コネクタ群92がその外側に配列されているので、
図8に示す従来の中継基板90に比べて制御基板からの
配線47を制御基板コネクタ群92に接続する作業が極
めて容易に行えるとともに、制御回路によって制御され
る主遊技装置及び副遊技装置が接続される主遊技装置コ
ネクタ群91及び副遊技装置コネクタ群93が制御基板
が接続される制御基板コネクタ群92を挟むように配置
されるので、図9に示すものに比べて中継端子基板90
にプリント配線される接続ライン94が最短の距離で構
成することができ、このため、中継端子基板90自体を
小型化することができる。
【0033】なお、上記した実施形態においては、中継
端子基板90上に主遊技装置コネクタ群91、制御基板
コネクタ群92、及び副遊技装置コネクタ群93とがそ
れぞれ2列となるものを示したが、制御回路によって制
御される主遊技装置の電気的部品、及び副遊技装置の電
気的部品が少ない場合には、1列となる場合がある。こ
のような場合でも、制御基板コネクタ92を挟むように
主遊技装置コネクタ91及び副遊技装置コネクタ93を
配置すれば良い。
【0034】また、上記した実施形態においては、主遊
技装置として可変入賞球装置50を例示したが、これに
限らず、例えば、可変表示装置や内部に電気的部品が配
置された入賞球装置であってもよい。更に、中継端子基
板90を入賞玉集合カバー体80aの裏面ではなく、遊
技盤10の裏面又は機構板28の裏面に取付けてもよ
い。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明に係る弾球遊技機においては、始動入賞玉検
出器の配線の色と入賞個数検出器の配線の色とが異なる
ようにしたので、色によって始動入賞玉検出器の配線で
あるのか入賞個数検出器の配線であるのかが区別でき、
誤配線を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る中継端子基板が取付けられる入
賞玉集合カバー体を含む遊技盤裏面の背面概略図であ
る。
【図2】入賞玉集合カバー体の要部拡大図である。
【図3】中継端子基板の正面図である。
【図4】中継端子基板を取付けた状態を示す断面図であ
る。
【図5】実施形態に係る中継端子基板が適用される弾球
遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の正面図である。
【図6】パチンコ遊技機の背面概略図である。
【図7】主遊技装置としての可変入賞球装置の正面図で
ある。
【図8】従来の主遊技装置と中継端子基板との関係を示
す部分背面図である。
【図9】従来の中継端子基板の正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機(弾球遊技機) 46 制御基板ボックス 50 可変入賞球装置(主遊技装置) 90 中継端子基板 91 主遊技装置コネクタ群(主遊技装置接続端子) 92 制御基板コネクタ群(制御基板接続端子) 93 副遊技装置コネクタ群(副遊技装置接続端子) 副遊技装置として、 13 始動入賞装置 16a,16b 風車ランプ装置 21a,21b 遊技効果表示装置 23 枠表示装置 74 特定入賞玉検出器 87 入賞個数検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始動入賞口へ打玉が入賞したことを条件
    として特定遊技状態を発生せしめ、その特定遊技状態と
    なったときに可変入賞球装置を少なくとも一定個数の入
    賞玉が発生するまで開放するように制御する制御回路を
    備えた弾球遊技機において、 前記始動入賞口へ入賞した打玉を検出する始動入賞玉検
    出器の配線と前記可変入賞球装置へ入賞した一定個数の
    打玉を検出する入賞個数検出器の配線とを異なる色の配
    線としたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記始動入賞玉検出器の配線と前記入賞
    個数検出器の配線とは、中継端子基板を介して前記制御
    回路に接続されていることを特徴とする請求項1記載の
    弾球遊技機。
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