JP2805080B2 - 弾球遊技機の中継端子基板 - Google Patents

弾球遊技機の中継端子基板

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JP2805080B2
JP2805080B2 JP1123468A JP12346889A JP2805080B2 JP 2805080 B2 JP2805080 B2 JP 2805080B2 JP 1123468 A JP1123468 A JP 1123468A JP 12346889 A JP12346889 A JP 12346889A JP 2805080 B2 JP2805080 B2 JP 2805080B2
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詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、複数の接続端子が設けられる弾球遊技機
の中継端子基板に関するものである。
【従来の技術】 近年、例えば、遊技盤に設けられる可変表示装置、可
変入賞球装置等の電気的部品を含んだ主遊技装置や遊技
盤及び前面枠に設けられる入賞装置、表示(ランプ)装
置、音声装置等の電気的部品を含んだ副遊技装置をマイ
クロコンピュータを含む制御回路で制御して、より複雑
な遊技を楽しむ弾球遊技機が市場に提供されている。こ
のような弾球遊技機にあっては、電気的部品を含んだ電
気的装置と上記制御回路が形成される制御基板とを直接
配線で接続するのではなく、例えば、遊技盤の裏面、又
は遊技盤の裏面に固着される入賞玉集合カバー体の裏面
に固着される中継端子基板を介してそれぞれが接続され
るようになっていた。
【発明が解決しようとする課題】
しかして、遊技盤や前面枠に多く電気的装置が設けら
れる場合には、その配線も必然的に多くなり、このた
め、その配線の先端に設けられるコネクタと中継基板に
設けられる接続端子の接続作業の際には、熟練者でも誤
配線をする場合があった。この発明は、上記した事情に
鑑みなされたもので、その目的とするところは、誤配線
を確実になくすことができる弾球遊技機の中継端子基板
を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、この発明に係る弾球
遊技機の中継端子基板は複数の接続端子の近傍に、各接
続端子に接続される電気的装置から延びる配線の色を示
す情報を表示したことを特徴とするものである。
【作用】
複数の接続端子の近傍に、各接続端子に接続される電
気的装置に使用されている配線の色を示す情報が表示さ
れているので、色情報が表示されている接続端子に当該
色情報と同じ色の配線を接続すれば良いので、誤配線を
確実に防止することができる。
【実施例】
以下、図面を参照して、この発明の実施例について説
明する。 まず、第5図及び第6図に基づいて、実施例に係る弾
球遊技機について説明する。第5図及び第6図は、弾球
遊技機の一例としてのパチンコ遊技機を示し、第5図
は、その正面図であり、第6図は、その背面概略図であ
る。第5図において、パチンコ遊技機1の額縁状に形成
された前面枠2の開口には、扉保持枠3が周設され、該
扉保持枠3の一側にガラス板4a,4b(第4図参照)を収
納するガラス扉枠4および前面扉板5が開閉自在に枢着
される。前記前面枠2の裏面には、遊技盤10及び図示し
ない発射レール等を取り付ける遊技盤保持枠26(第6図
参照)が固着される。前記前面扉板5には、打球供給皿
6が取り付けられている。打球供給皿6は、後述する景
品玉払出装置36から排出された景品玉を貯溜し、且貯溜
されたパチンコ玉を1個宛打球発射レールに誘導するよ
うに構成されている。また、打球供給皿6の上流側の下
方の空間内に音声発生装置としてのスピーカー7が収納
されている。このスピーカー7は、特定遊技状態になっ
たときや、後述する始動入賞口14a〜14cや特定入賞口56
等に入賞玉が発生したときに、遊技の雰囲気を盛り上げ
るための効果音を発生するためのものである。 前記前面枠2の下部には、パチンコ玉を遊技盤10の遊
技領域12に打ち出す操作ハンドル8と、余剰の景品玉を
貯溜する余剰玉受皿9とが取り付けられている。そし
て、上記操作ハンドル8に対応するように前記前面枠2
の下部裏面には、打球発射装置40が固着される。この打
球発射装置40は、取付基板41上に、一定速度で回転する
打球モータ42と、該打球モータ42の回転軸に固定される
回転カム43と、該回転カム43と係合することにより往復
回動して打球を弾発する打球杆44と、該打球杆44の下端
と係合して図示しない打球供給装置の玉送り片を動作せ
しめる玉送り摺動杆45とから成る。 前記遊技盤10の表面には、打玉を遊技領域12に導く誘
導レール11、図示しない多数の障害釘、各種の入賞球装
置等が設けられている。より詳しく説明すると、遊技盤
10の遊技領域12には、主遊技装置としての可変入賞球装
置50、副遊技装置としての始動入賞装置13、風車ランプ
装置16a,16b、遊技効果表示装置21a,21b、入賞口18a,18
b、19a,19b、風車20、及びアウト口25等がそれぞれ配設
される。 前記主遊技装置としての可変入賞球装置50は、第7図
にその詳細を示すように、遊技盤10に取付けられる取付
基板51を有し、その取付基板51の中央に長方形状の入賞
領域52が形成されている。入賞領域52の中央左右には、
一対の可動部材53a,53bが回動軸65a,65bによって回動自
在に軸支され、この回動部材53a,53bが入賞領域52へ打
玉を受け入れ易い第1の状態と打玉を受け入れない第2
の状態とに変化自在に構成されている。すなわち、可動
部材53a,53bは、後述する電気的駆動源であるソレノイ
ド66a,66bによって開閉制御されるものである。また、
入賞領域52の内部には、上部誘導板54a,54bと振分け装
置55とが配置されている。 振分け装置55は、電気的駆動源である後述する駆動モ
ータ70によって中央部分で上下に口を開けるように駆動
され、その駆動されたときに上部誘導板54a,54bで誘導
された入賞玉の一部がその口の中に入って後述する特定
入賞口56に誘導されるようになっている。また、上部誘
導板54a,54bに誘導された入賞玉は、後方に導かれるよ
うになっている。 更に、入賞領域52の下方には、上記可動部材53a,53b
によって受け入れられた打玉の一部が入賞する入賞口が
複数設けられ、その中央が特定入賞口56とされ、その左
右が通常入賞口57a,57bとされる。特定入賞口56には、
特定入賞玉検出器74(第1図参照)が一体的に設けられ
る。 更に、可変入賞球装置50の上部には、前面装飾板58が
突設して設けられ、その前面装飾板58の上部後面に入賞
口59が形成され、その前面に後述する特定遊技状態とな
って所定の開閉サイクルを行っているときに、その開閉
サイクルの繰返し回数を表示する継続回数表示器60や、
特別遊技状態である旨を報知する遊技効果LED61が設け
られている。また、取付基板51の中央左右が横方向に延
設されるように形成されるが、その延設部に1回の開閉
サイクル中に可変入賞球装置50に入賞した入賞玉数を表
示する入賞個数表示器62a,62bが設けられるとともに、
特別遊技状態である旨を報知する遊技効果ランプ64a,64
bが設けられている。この遊技効果ランプ64a,64bの前面
には、着色した透光性材料で形成された装飾レンズカバ
ー63a,63bが貼着されている。 一方、可変入賞球装置50の背面は、第1図に示すよう
な構造となっている。すなわち、前記可動部材53a,53b
の回動軸65a,65bの後端には、作動部材68a,68bが係合し
ており、この作動部材68a,68bにソレノイド66a,66bのプ
ランジャ67a,67bが連結されている。そして、作動部材6
8a,68bに連結された復帰スプリング69a,69bによって常
に可動部材53a,53bが閉じる方向へ付勢され、ソレノイ
ド66a,66bが励磁されたときにプランジャ67a,67bを吸引
して回動軸65a,65bを回動し、可動部材53a,53bを開成さ
せる。また、ソレノイド66a,66bの前方には、前記振分
け装置55を駆動する駆動モータ70が配置され、この駆動
モータ70とソレノイド66a,66bとの間に中継端子基板71
が取付けられている。 そして、この中継端子基板71に設けられるコネクタ群
72に前記ソレノイド66a,66b、駆動モータ70、継続回数
表示器60、遊技効果LED61、入賞個数表示器62a,62b、及
び遊技効果ランプ64a,64bからの配線が一旦接続され、
そのコネクタ群のうちの外部端子に後述する中継端子基
板90の主遊技装置コネクタ群91と接続する配線73が接続
される。 なお、可変入賞球装置50の可動部材53a,53bは、ソレ
ノイド66a,66bによって開閉制御されるものであるが、
横方向に摺動されるものであってもよいし、あるいは、
遊技盤10の表面に対して垂直方向に開閉する開閉板で構
成しても良い。 上記した構成からなる可変入賞球装置50においては、
始動入賞口14a〜14cに打玉が入賞すると、始動入賞口14
a〜14cに関連して設けられた後述する始動入賞玉検出器
75a〜75cの検出出力に応答して前記可変入賞球装置50の
可動部材53a,53bを所定の第1の規制条件に基づいて相
対的に短い時間間隔で開閉動作させるようになってい
る。すなわち、始動入賞口14a〜14cに打玉が入賞するこ
とによって、可動部材53a,53bが1回又は2回開閉動作
を行うように駆動制御される。そして、この開閉動作中
に可動部材53a,53bによって導かれた入賞玉が可変入賞
球装置50内に設けられた前記特定入賞口56に入賞して特
定入賞玉検出器74をONしたときには、いわゆる特定遊技
状態となり、可動部材53a,53bの相対的に短い時間間隔
の開閉動作を18回行うか、あるいは18回の開閉動作中に
後述する入賞個数検出器87が10個の入賞玉を計数するま
で開閉動作を行い(以下、開閉サイクルという)、更
に、18回の開閉動作中に再度特定入賞口56に入賞玉が入
賞して特定入賞玉検出器74をONさせると、その入賞した
時点で開閉動作を直ちに停止し、次の開閉サイクルに移
行する。ただし、この開閉サイクルの繰り返しは、入賞
玉が特定入賞口56に入賞することを条件として、最高8
回に設定される。また、特定遊技状態になると、副遊技
装置としての前記遊技効果表示装置21a,21bの遊技効果
ランプ22a,22b及び前記前面枠2の上部に設けられた枠
表示装置23の枠ランプ24が点滅してその旨を遊技者に報
知するようになっている。なお、この実施例において
は、上記した特定入賞玉検出器74及び入賞個数検出器87
も副遊技装置を構成し、それらの配線が中継端子基板90
の副遊技装置コネクタ93e,93fにそれぞれ接続される。 遊技領域12に設けられる主遊技装置としての可変入賞
球装置50の構造及び動作は上記の通りであるが、遊技領
域12には、副遊技装置としての始動入賞装置13、風車ラ
ンプ装置16a,16b、遊技効果表示装置21a,21bや、単なる
入賞口18a,18b、チューリップ式入賞口19a,19b、及び風
車20等が設けられている。副遊技装置としては、後述す
る制御基板ボックス46に収納される制御基板に形成され
る制御回路によって制御される電気的部品を備えたもの
であり、前記始動入賞装置13は、複数の始動入賞口14a
〜14cを有するとともに、該始動入賞口14a〜14cに一体
的に設けられる始動入賞玉検出器75a〜75c(第1図参
照)と、始動入賞口14a〜14cとの間に設置される表示ラ
ンプ15とを備えている。表示ランプ15は、第1図に示す
ようにランプ基板76に設けられ、それぞれのランプ基板
76が電気的に接続されて接続端子77から配線79によって
後述する中継端子基板90の副遊技装置コネクタ93gに接
続される。また、始動入賞玉検出器75a〜75cから延びる
配線78も中継端子基板90の副遊技装置コネクタ93hに接
続される。なお、表示ランプ15は、始動入賞口14a〜14c
に打玉が入賞したときや、特定遊技状態となったときに
点灯、あるいは点滅してその旨を報知するようになって
いる。 また、副遊技装置としての風車ランプ装置16a,16b
は、表示ランプ17a,17bを含み、その配線が中継端子基
板90の副遊技装置コネクタ93dに接続される。この表示
ランプ17a,17bも特定遊技状態のときに点灯、あるいは
点滅してその旨を報知する。更に、副遊技装置としての
遊技効果表示装置21a,21bは、遊技効果コネクタ93bに接
続される。この遊技効果ランプ22a,22bも特定遊技状態
となったときに点灯、あるいは点滅してその旨を報知す
る。また、上記した表示ランプ17a,17b、遊技効果ラン
プ22a,22bと同じ機能を有する枠ランプ24を備えた枠表
示装置23が遊技盤10ではなく、前記前面枠2の上部に設
けられている。この枠表示装置23も副遊技装置であり、
その配線が中継端子基板90の副遊技装置コネクタ93aに
コネクタ95を介して接続される。 上記で説明した各種の入賞口に入らなかった打玉は、
誘導レール11の最下部に設けられたアウト口25に取り込
まれる。 次に、第6図に基づいてパチンコ遊技機1の背面につ
いて説明する。第6図において、前記遊技盤10は、取付
具27によって遊技盤保持枠26に着脱自在に固定されてい
る。この遊技盤10の裏面には、前記の各入賞口の裏面を
覆うように入賞玉集合カバー体80a,80bが取り付けられ
ている。この入賞玉集合カバー体80a,80bについては、
後に詳述する。 一方、遊技盤10の裏面全体を覆うように機構板28が開
閉自在に設けられている。この機構板28には、第6図に
おいて、一点鎖線で示すように、その前面側に入賞玉を
処理するための入賞玉処理機構が形成され、その後面側
に景品玉を払出すための景品玉払出機構が形成されてい
る。入賞玉処理機構は、前記入賞玉集合カバー体80a,80
bに誘導されて左右に落下した入賞玉や前記可変入賞球
装置50内に入賞した入賞玉を受けて、一側に集合せしめ
る入賞玉集合樋29と、該集合樋29によって集められた入
賞玉を1個づつ処理する入賞玉処理器30と、該入賞玉処
理器30から排出される入賞玉を受けて、図示しない自動
杆を作動させて後述する景品玉払出装置36を作動させる
ための入賞玉払出通路31等から成る。また、機構板28の
前面側には、前記アウト口25から排出されるアウト玉を
誘導するアウト玉払出通路32も形成されている。 一方、景品玉払出機構は、図示しない補給機構から補
給される景品玉を貯溜する景品玉タンク33と、該景品玉
タンク33に貯溜されている景品玉を二列に整列させて流
下させる景品玉整列樋34と、該整列樋34からの景品玉の
流下方向を180度変化させるとともにその玉圧を弱める
屈曲樋35と、該屈曲樋35からの景品玉を所定個数(13
個)受け入れて、1つの入賞玉に対応してその所定個数
の景品玉を払出す景品玉払出装置36と、該景品玉払出装
置36から払出された景品玉を図示しない景品玉排出通路
を介して前記打球供給皿6に払出すための連通口37(前
記遊技盤保持枠26の下方部分である支持板部に形成され
る)と、前記前面枠2の裏面に固定される接続樋38を介
して前記余剰玉受皿9に払い出すための図示しない余剰
玉通路とから成る。 また、機構板28のほぼ中央には、前記入賞玉集合カバ
ー体80a,80bよりもやや小さい窓開口39が開設され、前
記可変入賞球装置50の後方突出部が後方へ突き出るよう
にしている。更に、機構板28の裏面には、制御基板を収
納する制御基板ボックス46が着脱自在に取り付けられ、
この制御基板には、前記可変入賞球装置50等の動作を制
御すべくマイクロコンピュータを含む制御回路が構成さ
れている。そして、制御基板からの延びる配線47の先端
に固着されるコネクタ47a〜47cが後述する中継端子基板
90の制御基板コネクタ群92の制御基板コネクタ92a〜92c
に接続されるようになっている。 ところで、前記遊技盤10の裏面に固着される入賞玉集
合カバー体80a,80bには、この実施例の要部である中継
端子基板90が設けられているが、この構成について第1
図を参照して説明すると、入賞玉集合カバー体80a,80b
は、上下2つに分割形成され、その中央には、前記可変
入賞球装置50の後部突出部分を突出させる開口81が形成
されている。また、入賞玉集合カバー体80a,80bのそれ
ぞれには、遊技盤10に取付けるための取付片82a,82b、8
3a,83bが設けられるとともに、上部の入賞玉集合カバー
体80aの取付片82a,82bには、前記遊技効果表示装置21a,
21bの遊技効果ランプ22a,22bが取付られるようになって
いる。また、その外周に沿って、遊技効果ランプ22a,22
bから延びる配線が収納される配線処理溝を構成する配
線処理溝形成部材84a,84bが突設されている。また、下
方の入賞玉集合カバー体80bにも配線を処理するための
配線処理部材85aや配線係止片85bが形成されている。 一方、入賞玉集合カバー体80a,80bの前面には、遊技
盤10に設けられる入賞口から入賞した入賞玉を誘導する
誘導径路86a〜86cが形成されるが、入賞玉集合カバー体
80a,80bの中央下部の誘導径路86cには、入賞個数検出器
87が設けられて、可変入賞球装置50の可動部材53a,53b
によって受け入れられた入賞玉を検出するようになって
いる。 また、上部の入賞玉集合カバー体80aの裏面には、こ
の実施例の要部である中継端子基板90が取り付けられて
いる。すなわち、入賞玉集合カバー体80aの一側には、
第4図に示すように取付部88が突設され、該取付部88に
ビスで中継端子基板90を固定するようになっている。こ
のように突出した取付部88に中継端子基板90を取付ける
ようにしたのは、中継端子基板90にハンダ付けされるコ
ネクタ群91〜93の後面に突出するピンを収納するように
取付空間89を形成するためである。これにより、中継端
子基板90をスムーズに取付けることができる。なお、下
部の入賞玉集合カバー体80bには、やや大きな中継端子
基板90でも安定して取付けることができるように、中継
端子基板90の裏面を支持する突起88aが形成され、ま
た、上部の入賞玉集合カバー体80aには、中継端子基板9
0の上端と当接する位置決め突片88bが突設されて、中継
端子基板90の取付作業が行い易いようにしている。 上記のようにして取付けられる中継端子基板90の構造
について第2図ないし第4図を参照して説明すると、中
継端子基板90のほぼ中央には、主遊技装置としての可変
入賞球装置50からの配線73が接続される主遊技装置コネ
クタ群91が植立される。図示の実施例では、主遊技装置
コネクタ群91として、4つの主遊技装置コネクタ91a〜9
1dが上下2列に配列される。また、主遊技装置コネクタ
群91の外側上下には、前記制御基板ボックス46に収納さ
れる制御基板からの配線47が接続される制御基板コネク
タ群92が植立される。図示の実施例では、制御基板コネ
クタ群92として、3つの制御基板コネクタ92a〜92cが主
遊技装置コネクタ群91の上下に配列される。更に、制御
基板コネクタ群92の外側上下には、前記した副遊技装置
からの配線がそれぞれ接続される副遊技装置コネクタ群
93が植立される。図示の実施例では、8つの副遊技装置
コネクタ93a〜93hが制御基板コネクタ群92の上下に4個
づつ配列される。なお、前記した説明の中では、副遊技
装置コネクタ群93の中で副遊技装置コネクタ93cについ
ての説明をしていないが、この副遊技装置コネクタ93c
は、特定遊技状態(大当りともいう)となったときに、
遊技場に設置される管理コンピュータ、又はパチンコ島
台の上部に設置されるトップランプに信号を送るための
大当り情報出力線96に接続されるようになっている。 上記したコネクタ群のうち中継端子基板90の内側に配
列される主遊技装置コネクタ群91と制御基板コネクタ群
92とは、第4図に示すように、その差込みピンが中継端
子基板90と直交するように植立され、副遊技装置コネク
タ群93は、その差込みピンが中継端子基板90と平行とな
るように植立されている。このように植立することによ
り、それぞれの配線の接続作業を行い易くしている。ま
た、副遊技装置コネクタ群93の近傍には、その接続コネ
クタに接続される副遊技装置の種別と配線の色を示す情
報が印刷され、誤配線を起こさないように配慮されてい
る。なお、色の情報としてコネクタ自体に着色しても良
い。 また、上記した効果を奏する構成以外に、本実施例に
おける中継端子基板90には、制御基板コネクタ群92と主
遊技装置コネクタ群91及び副遊技装置コネクタ群93とを
電気的に接続するように接続ライン94がプリント配線さ
れている。しかして、この実施例においては、3つの制
御基板コネクタ92a〜92cのうち、上部一側に設けられる
制御基板コネクタ92aに上部に位置する副遊技装置コネ
クタ93a〜93dと上部一側に位置する主遊技装置コネクタ
91a、及び下部他側に位置する主遊技装置コネクタ91dが
接続するように配線され、上部他側に設けられる制御基
板コネクタ92bに上部他側に位置する主遊技装置コネク
タ91bが接続され、下部に設けられる制御基板コネクタ9
2cに下部に位置する主遊技装置コネクタ91c,91dと下部
に位置する副遊技装置コネクタ93e〜93hが接続されてい
る。このため、相互の接続ライン94が制御基板コネクタ
92aと主遊技装置コネクタ91dとを接続する接続ライン94
を除いて最短距離で接続されている。 これに対して、従来の中継端子板90においては、第8
図に示すように、制御基板からの配線が接続される制御
基板コネクタ群92の上下外側に主遊技装置(例えば、可
変入賞球装置50)からの配線を接続する主遊技装置コネ
クタ群91が配列され、さらに主遊技装置コネクタ群91の
上下外側、すなわち中継端子基板90の上下端部に副遊技
装置からの配線が接続される副遊技装置コネクタ群93が
配置されていたので、制御基板からの配線を制御基板コ
ネクタ群92に接続しようとする際に、主遊技装置から主
遊技装置コネクタ群91に接続されている配線が邪魔とな
って、その配線をかき分けながら接続しなければなら
ず、接続しずらいという欠点があった。そこで、これを
解決するために第9図に示すように、同種類のコネクタ
群を集合せしめて、例えば、中央に主遊技装置コネクタ
群91を配置し、下方に制御基板コネクタ群92を配置し、
上方に副遊技装置コネクタ群93を配置するような構造が
考えられる。しかしながら、このような配置構造である
と、制御基板コネクタ群92と副遊技装置コネクタ群93と
を接続する接続ライン(パターン配線)94を制御基板コ
ネクタ群92と主遊技装置コネクタ群91とを接続する接続
ライン94を迂回して形成する必要があるため、中継端子
基板90自体が大型化するという欠点が生ずる。 しかしながら、本実施例における中継端子基板90は、
前述したように構成されるので、主遊技装置としての可
変入賞球装置50からの配線73を主遊技装置コネクタ群91
に接続した状態においても、制御基板コネクタ群92がそ
の外側に配列されているので、第8図に示す従来の中継
基板90に比べて制御基板からの配線47を制御基板コネク
タ群92に接続する作業が極めて容易に行えるとともに、
制御回路によって制御される主遊技装置及び副遊技装置
が接続される主遊技装置コネクタ群91及び副遊技装置コ
ネクタ群93が制御基板が接続される制御基板コネクタ群
92を挟むように配置されるので、第9図に示すものに比
べて中継端子基板90にプリント配線される接続ライン94
が最短の距離で構成することができ、このため、中継端
子基板90自体を小型化することができる。 なお、上記した実施例においては、中継端子基板90上
に主遊技装置コネクタ群91、制御基板コネクタ群92、及
び副遊技装置コネクタ群93とがそれぞれ2列となるもの
を示したが、制御回路によって制御される主遊技装置の
電気的部品、及び副遊技装置の電気的部品が少ない場合
には、1列となる場合がある。このような場合でも、制
御基板コネクタ92を挟むように主遊技装置コネクタ91及
び副遊技装置コネクタ93を配置すれば良い。 また、上記した実施例においては、主遊技装置として
可変入賞球装置50を例示したが、これに限らず、例え
ば、可変表示装置や内部に電気的部品が配置された入賞
球装置であってもよい。更に、中継端子基板90を入賞玉
集合カバー体80aの裏面ではなく、遊技盤10の裏面又は
機構板28の裏面に取付けてもよい。
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、この発明
に係る弾球遊技機の中継端子基板は、複数の接続端子の
近傍に、各接続端子に接続される電気的装置に使用され
ている配線の色を示す情報が表示されているので、色情
報が表示されている接続端子に当該色情報と同じ色の配
線を接続すれば良いので、誤配線を確実に防止すること
ができる。 また、接続端子としてのコネクタの差込みピンが中継
端子基板と平行となるように実装されることにより、電
気的装置から延びる配線の接続作業が行い易いという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例に係る中継端子基板が取付けられる入
賞玉集合カバー体を含む遊技盤裏面の背面概略図、第2
図は、その要部拡大図、第3図は、中継端子基板の正面
図、第4図は、中継端子基板を取付けた状態を示す断面
図、第5図は、実施例に係る中継端子基板が適用される
弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の正面図、第
6図は、パチンコ遊技機の背面概略図、第7図は、主遊
技装置としての可変入賞球装置の正面図、第8図は、従
来の主遊技装置と中継端子基板との関係を示す部分背面
図、第9図は、従来の中継端子基板の正面図である。 1……パチンコ遊技機(弾球遊技機) 46……制御基板ボックス 50……可変入賞球装置(主遊技装置) 90……中継端子基板 91……主遊技装置コネクタ群(主遊技装置接続端子) 92……制御基板コネクタ群(制御基板接続端子) 93……副遊技装置コネクタ群(副遊技装置接続端子) 副遊技装置として、 13……始動入賞装置 16a,16b……風車ランプ装置 21a,21b……遊技効果表示装置 23……枠表示装置 74……特定入賞玉検出器 87……入賞個数検出器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の接続端子が設けられる中継端子基板
    において、 前記複数の接続端子の近傍に、各接続端子に接続される
    電気的装置から延びる配線の色を示す情報を表示したこ
    とを特徴とする弾球遊技機の中継端子基板。
  2. 【請求項2】前記複数の接続端子は、コネクタであり、
    該コネクタの差込みピンが中継端子基板と平行となるよ
    うに実装されていることを特徴とする請求項1記載の弾
    球遊技機の中継端子基板。
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