JPH10304423A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JPH10304423A
JPH10304423A JP11138797A JP11138797A JPH10304423A JP H10304423 A JPH10304423 A JP H10304423A JP 11138797 A JP11138797 A JP 11138797A JP 11138797 A JP11138797 A JP 11138797A JP H10304423 A JPH10304423 A JP H10304423A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、利用者が必要とする情報サービス
データの着信を検出する着信検出機能と、その必要とす
る情報サービスデータの読み出し操作を容易かつ検索時
間を短縮する情報記憶管理機能とを備えた受信装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 ページャー1内のCPU106は、着信
処理に際して、通信サービスセンター3からページング
センター4、及び送信アンテナ5を介して定期的に送信
される情報サービスデータの中から、予めRAM114
内の報知制御情報メモリエリア(ICM)114aに設
定された「キーワード」で検索し、検出された情報メッ
セージデータを抽出して、情報メッセージメモリ114
cに転送して記憶管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線呼出し(以下
にページングと称する)システムに代表される情報通信
システムに適用される受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電話回線を使用した文字情報の送
受を行う通信システムとしては、無線ページングシステ
ムやホームバンキングシステムなどがある。そして、無
線ページングシステムにおける送信データフォーマット
としては、POCSAG方式がある。
【0003】しかしながら、近年の移動体通信技術の発
達に伴ってサービス利用料金の値下げや、ビジネスユー
スのみならずパーソナルユース、特に、若年層への普及
が進んだ結果、サービス加入者が増加して、十分なサー
ビスの提供が困難になっている。
【0004】このように、最近の急激な需要の増加や機
能の拡張に伴って、サービスも高度にする必要があり、
その結果、標準規格「RCR STD−43」で規定さ
れた高度ページング方式が導入されている。
【0005】まず、この高度ページング方式について以
下に簡単に説明する。この高度ページング方式に採用さ
れるデータ構成を図27に示す。図27において、Aは
1時間周期で送信されるサイクルデータ構成、Bは上記
サイクルデータ構成Aにおける1サイクルのフレームデ
ータ構成、Cは上記フレームデータ構成Bにおける1フ
レーム内のデータ構成、そして、Dは1フレームのブロ
ック構成を示している。サイクルデータ構成Aは、“N
o.0”から“No.14”までの番号が付けられた1
5個のサイクルよりなる。
【0006】又、フレームデータ構成Bは、“No.
0”から“No.127”までの番号が付けられた12
8個のフレームよりなり、これは4分周期で送信され
る。1フレームはデータ長が1.875秒あり、データ
構成Cにおいて、1フレームのデータの中はそのデータ
内容に応じて8つに区分されている。
【0007】これら8つのデータ内容はデータ構成C、
ブロック構成Dで示されるように、、先頭部より、同期
部1(S1)C1、フレーム情報(FI)C2、同期部
2(S2)C3からなる115ミリ秒で送信される同期
信号部D1と、ブロック情報(BI)C4、アドレスフ
ィールド(AF)C5、ベクトルフィールド(VF)C
6、メッセージフィールド(MF)C7、及びアイドル
ブロック(IB)C8の5種類のデータよりなり、1ブ
ロックにつき160ミリ秒で11ブロックで送信される
インターリーブブロック部D2とで構成される。
【0008】同期信号部Dの内、同期部1(S1)C1
は、2値FSK変調された1600BPSの112ビッ
トから構成され、当該フレームの受信タイミングや16
00BPSシンボルデータの受信タイミング、及びイン
ターリーブブロック部D2が、以下の4種類のフレーム
タイプのうちどのフレームタイプでインターリーブ送信
されるか、その送信形態を示すを情報が含まれている。
【0009】 1.2値FSK変調/1600BPS 2.2値FSK変調/3200BPS 3.4値FSK変調/3200BPS 3.4値FSK変調/6400BPS フレーム情報(FI)C2は、2値FSK変調された1
600BPSの32ビットで構成され、サイクルデータ
構成Aにおいて当該フレームが属するサイクルのサイク
ルNo.のデータ(4ビット)、そしてこのサイクルN
o.のサイクルにおいて、当該フレームが属するフレー
ムNo.のデータ(7ビット)、及び複数回送信表示、
及びその送信回数を規定する情報が格納される。
【0010】同期部2(S2)C3、及びブロック情報
(BI)C4からアイドルブロック(IB)C8までの
インターリーブブロック部D2は、上記同期部1(S
1)C1で規定されたフレームタイプで送信されるデー
タである。
【0011】同期部2(S2)C3は同期部1(S1)
C1で規定された変調方式及び伝送速度で送信されるイ
ンターリーブブロック部D2に対し、呼び出されたペー
ジャーが取り込めるようにタイミング情報を与えるブロ
ックである。
【0012】ブロック情報(BI)C4は、インターリ
ーブブロック部D2のブロック#0にある通常は1ワー
ドで構成されたデータであり、本フィールドが終了し、
後述のアドレスフィールド(AF)C5の開始点となる
ワード番号(2ビット)、及びベクトルフィールド(V
F)C6の開始点となるワード番号(6ビット)等の情
報等を格納するブロック情報1が格納される。又、シス
テムから定期的に送信されるブロック情報は2、3、又
は4ワードあり、サイマルキャストシステムID、そし
て、フレームNo.が0の時はカレンダー、実時間情
報、タイムゾーン、及びシステムメッセージが格納され
る。
【0013】アドレスフィールド(AF)C5は、発呼
先のページャーのアドレスデータを格納するフィールド
であり、ショートアドレス(32ビット)、又はロング
アドレス(64ビット)を格納する。
【0014】ベクトルフィールド(VF)C6は、アド
レスフィールド(AF)C5と対を成し、後述のメッセ
ージフィールド(MF)C7における自己メッセージデ
ータが開始されるワード番号、及び自己メッセージデー
タのデータ長を示すワード数、及び自己メッセージデー
タのデータ形態等の情報を格納するフィールドである。
【0015】メッセージフィールド(MF)C7は、ベ
クトルフィールド(VF)C6で規定された情報に応じ
たメッセージデータを格納するフィールドである。そし
て、アイドルブロック(IB)C8は、未使用ブロック
であり、ここには“1”又は“0”のパターンがセット
される。
【0016】また、図27に示した上述の信号フォーマ
ットは、それぞれa,b,c,dの4つの独立したフェ
ーズで時系列的に平行してインターリーブ送信される。
すなわち、STD−43方式を採用すれば、ページング
サービス会社はこの4つのフェーズを単独または2乃至
4つ使用することにより、内容の異なる1フレームのデ
ータを多重化して一度に送信することも可能である。
【0017】この高度ページング方式では、以上のデー
タ構成を利用して提供されるサービスとして、基本的な
ページングサービスの他にページング受信機(以下、ペ
ージャーという)のアドレス毎にセンター側設備から呼
に対してメッセージ番号を付加して送信し、又、センタ
ーでもメッセージを管理する「メッセージ通番サービ
ス」や、為替相場等種々の情報メッセージを受信するこ
とができる「情報サービス」等がある。
【0018】又、この高度ページング方式に対応するペ
ージャーを利用する加入者は、基本サービスと付加的な
これらのサービスを選択することができ、例えば、上記
「情報サービス」を選択した場合は、種々の情報提供会
社から種々の情報メッセージを受信することができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
POCSAG方式より比較的長いメッセージを送信でき
る上記高度ページング方式でページングセンターから情
報サービスを利用する利用者のページャーに情報サービ
スを送信する場合は、30分とか1時間毎に定期的に情
報サービスを送信するようになっており、ページャー側
では定期的に送信される情報サービスデータを逐次受信
し、内臓メモリに上書きして格納するのみで着信報知を
行なわず、利用者からのメモリ読み出しモード指示が入
力された時に、その格納した情報サービスデータを順次
表示するようにしていた。
【0020】しかし、上記メモリ読み出しモード指示に
より内蔵メモリに格納された情報サービスデータを順次
表示させるようにしていたため、利用者はその表示され
る情報サービスデータの内容を一々確認して必要とする
情報サービスデータを検索する必要があり、必要とする
情報サービスデータの読み出し操作に手間と時間がかか
るという問題もあった。
【0021】本発明の課題は、利用者が必要とする情報
サービスデータの読み出し操作を容易かつ検索時間を短
縮する情報記憶管理機能とを備えた受信装置を提供する
ことを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数種の情報からなる情報列を受信する受信手段と、こ
の受信手段により受信された情報列を記憶する第1の記
憶手段と、第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記
憶された情報列より、前記複数の情報のそれぞれに含ま
れる識別情報に基づいて特定の情報を検出する検出手段
と、この検出手段により検出された特定の情報を前記第
2の記憶手段に転送する転送手段と、を備えたことを特
徴としている。
【0023】この請求項1記載の発明の受信装置によれ
ば、受信手段により受信された複数の情報列を第1の記
憶手段に記憶し、検出手段が該情報列に含まれる識別情
報に基づいて特定の情報を検出すると、転送手段が、前
記受信された情報列から該識別情報が含まれる情報のみ
を第2の記憶手段に転送して記憶させる。
【0024】したがって、受信装置の利用者にとって必
要な特定の情報が着信したときに、その特定の情報を検
出して別に記憶することができ、当該特定の情報の読み
出しを容易にすることができる。
【0025】この場合、請求項2に記載する発明のよう
に、請求項1記載の受信装置において、前記第1の記憶
手段に記憶された情報列を表示する第1の表示手段と、
前記第2の記憶手段に記憶された特定の情報を表示する
第2の表示手段と、を更に備えることが有効である。
【0026】この請求項2記載の発明の受信装置によれ
ば、前記第1の記憶手段に記憶された情報列が第1の表
示手段に表示され、前記第2の記憶手段に記憶された特
定の情報が第2の表示手段に表示されるため、通常の着
信情報と、利用者が必要な特定の情報の各内容の確認を
容易にすることができる。
【0027】また、請求項3に記載する発明のように、
請求項1記載の受信装置において、表示手段と、前記第
1の記憶手段に記憶された情報列を前記表示手段に表示
させる第1の表示制御手段と、前記第2の記憶手段に記
憶された特定の情報を前記表示手段に表示させる第2の
表示制御手段と、を更に備えることが有効である。
【0028】この請求項3記載の発明の受信装置によれ
ば、第1の表示制御手段により前記第1の記憶手段に記
憶された情報列が表示手段に表示され、第2の表示制御
手段により前記第2の記憶手段に記憶された特定の情報
が表示手段に表示されるため、通常の着信情報と、利用
者が必要な特定の情報の各内容の確認を容易にする表示
制御を実行することができる。
【0029】また、請求項4に記載する発明のように、
請求項1記載の受信装置において、前記検出手段より検
出されるべき識別情報を複数記憶する第3の記憶手段を
更に備えることか有効である。
【0030】この請求項4記載の発明の受信装置によれ
ば、前記検出手段より検出されるべき識別情報が第3の
記憶手段に複数記憶されるため、受信装置の利用者にと
って必要な特定の情報を複数種類検出して記憶すること
ができる。
【0031】また、請求項5に記載する発明のように、
請求項4記載の受信装置において、前記第2の記憶手段
は、前記特定の情報を前記識別情報毎に複数記憶するこ
とが有効である。
【0032】この請求項5記載の発明の受信装置によれ
ば、前記第2の記憶手段では、前記特定の情報が前記識
別情報毎に複数記憶されるため、受信装置の利用者にと
って必要な特定の情報を種類別に記憶することができ、
その記憶した情報を種類別に読み出すことができる。
【0033】また、請求項6に記載する発明のように、
請求項1記載の受信装置において、前記識別情報は、キ
ーワードであることにより、特定の情報を読み出す際に
はキーワードを指定するだけで、受信装置の利用者にと
って必要な情報の読み出し指定をすことができ、利用者
の情報読み出し操作を簡便にすることができる。
【0034】また、請求項7に記載する発明のように、
請求項1記載の受信装置において、前記識別情報は、サ
ブアドレス情報であることにより、特定の情報を読み出
す際にはアドレス情報を指定するだけで、受信装置の利
用者にとって必要な情報の読み出し指定をすことがで
き、利用者の情報読み出し操作を簡便にすることができ
る。
【0035】請求項8記載の発明は、複数種の情報から
なる情報列を受信する受信手段と、この受信手段により
受信された情報列を記憶する第1の記憶手段と、第2の
記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された情報列よ
り、前記複数の情報のそれぞれに含まれる識別情報に基
づいて特定の情報を検出する検出手段と、この検出手段
により検出された特定の情報を前記第2の記憶手段に複
製する複製手段と、を備えたことを特徴としている。
【0036】この請求項8記載の受信装置によれば、受
信手段により受信された情報列を第1の記憶手段に記憶
し、検出手段が、この第1の記憶手段に記憶された情報
列より、前記複数の情報のそれぞれに含まれる識別情報
に基づいて特定の情報を検出すると、複製手段が、この
検出された特定の情報を第2の記憶手段に複製する。
【0037】したがって、受信装置の利用者にとって必
要な特定の情報が着信したときに、その特定の情報を検
出して別に複製して記憶することができ、当該特定の情
報の読み出しを容易にすることができる。
【0038】この場合、請求項9に記載する発明のよう
に、請求項8記載の受信装置において、前記第1の記憶
手段に記憶された情報列を表示する第1の表示手段と、
前記第2の記憶手段に記憶された特定の情報を表示する
第2の表示手段と、を更に備えることが有効である。
【0039】この請求項9記載の発明の受信装置によれ
ば、前記第1の記憶手段に記憶された情報列が第1の表
示手段に表示され、前記第2の記憶手段に記憶された特
定の情報が第2の表示手段に表示されるため、通常の着
信情報と、利用者が必要な特定の情報の各内容の確認を
容易にすることができる。
【0040】また、請求項10に記載する発明のよう
に、請求項8記載の受信装置において、表示手段と、前
記第1の記憶手段に記憶された情報列を前記表示手段に
表示させる第1の表示制御手段と、前記第2の記憶手段
に記憶された特定の情報を前記表示手段に表示させる第
2の表示制御手段と、を更に備えることが有効である。
この請求項10記載の発明の受信装置によれば、第1の
表示制御手段により前記第1の記憶手段に記憶された情
報列が表示手段に表示され、第2の表示制御手段により
前記第2の記憶手段に記憶された特定の情報が表示手段
に表示されるため、通常の着信情報と、利用者が必要な
特定の情報の各内容の確認を容易にする表示制御を実行
することができる。
【0041】また、請求項11に記載する発明のよう
に、請求項8記載の受信装置において、前記検出手段よ
り検出されるべき識別情報を複数記憶する第3の記憶手
段を更に備えることか有効である。
【0042】この請求項11記載の発明の受信装置によ
れば、前記検出手段より検出されるべき識別情報が第3
の記憶手段に複数記憶されるため、受信装置の利用者に
とって必要な特定の情報を複数種類検出して記憶するこ
とができる。
【0043】また、請求項12に記載する発明のよう
に、請求項11記載の受信装置において、 前記第2の
記憶手段は、前記特定の情報を前記識別情報毎に複数記
憶することが有効である。
【0044】この請求項12記載の発明の受信装置によ
れば、前記第2の記憶手段では、前記特定の情報が前記
識別情報毎に複数記憶されるため、受信装置の利用者に
とって必要な特定の情報を種類別に記憶することがで
き、その記憶した情報を種類別に読み出すことができ
る。
【0045】また、請求項13に記載する発明のよう
に、請求項8記載の受信装置において、前記識別情報
は、キーワードであることにより、特定の情報を読み出
す際にはキーワードを指定するだけで、受信装置の利用
者にとって必要な情報の読み出し指定をすことができ、
利用者の情報読み出し操作を簡便にすることができる。
【0046】また、請求項14に記載する発明のよう
に、請求項8記載の受信装置において、前記識別情報
は、サブアドレス情報であることにより、特定の情報を
読み出す際にはアドレス情報を指定するだけで、受信装
置の利用者にとって必要な情報の読み出し指定をすこと
ができ、利用者の情報読み出し操作を簡便にすることが
できる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1〜図26は、本発明の受
信装置を適用したページングシステムの一実施の形態を
示す図である。まず、構成を説明する。
【0048】図1は、本実施の形態のページングシステ
ムの概略構成を示す図である。当該システムにおいて、
1はページャーであり、2はページャー1の利用者であ
り、3は各種情報サービスを提供する情報サービスセン
ターであり、情報サービスセンター3は、専用回線6を
介してページングセンター4と接続されている。また、
ページングセンター4は、送信局アンテナ5と接続され
ている。
【0049】ページングセンター4は、情報サービスセ
ンター3から専用回線6を介して入力される各種情報サ
ービスデータ(番組名データ+サブタイトルデータ+情
報メッセージデータ+サブタイトルデータ+情報メッセ
ージデータ…で構成される)を、従来の図27に示した
RCR STD−43の送信データフォーマットにおい
て、メッセージフィールド(MF)C7にセットし、送
信アンテナ5から予め情報サービス契約を行っている利
用者2のページャー1に送信する。
【0050】このページングセンター4から送信される
メッセージフィールド(MF)C7にセットされた情報
サービスデータのイメージを図2に示す。この図2にお
いて、下線Aの「タウン情報」が番組名データ、下線B
の「立川市」がサブタイトルデータ、下線Cの「4/2
7(日)立川駅で、・・・・」が情報メッセージデータ
であり、これらの各データはスペース(又は、改行指定
コードでもよい)で区分けされている。なお、この図2
に示すデータ構成は、あくまでもイメージであり、実際
にはコード化され、インターリーブ処理されたデータが
メッセージフィールド(MF)C7にセットされてペー
ジャー1に送信される。
【0051】次いで、図1のページャー1の内部の回路
構成のブロック図を図3に示す。
【0052】同図において、ページャー1はアンテナ1
01、受信部102、デコーダー103、バッファメモ
リ104、デインターリーブ回路105、CPU10
6、音源情報用ROM107、表示制御情報用ROM1
08、ドライバ109、表示部110、キー入力部11
1、ID−ROM112、情報サービス用メモリ11
3、RAM114、ROM115、ドライバ116、ス
ピーカー117、LED1118及びバイブレータ11
9等により構成されている。
【0053】アンテナ101は、図1のページングセン
ター4により送信アンテナ5から上記図26に示したフ
ォーマットで送信されるデータを受信して受信部102
に出力する。
【0054】受信部102は、デコーダー103に接続
され、このデコーダー103からの制御信号に基づいて
駆動し、受信データの復調及び検波を行う。この受信部
103は、図26の同期部1(S1)C1を取り込むこ
とによって2値あるいは4値の変調方式に従ってシリア
ルのビットデータをデコーダー103に選択出力する。
【0055】デコーダー103は、受信部102から入
力される2値あるいは4値のシリアルのビットデータを
8ビットのパラレルデータに並び換えてバスBに出力す
る。また、デコーダー103は、CPU106による受
信されたアドレスフィールド(AF)C5のアドレスデ
ータと、ID−ROM112に登録されたアドレスデー
タとの照合の後、一致の際に出力される検出信号を受け
取ると、一致したアドレスデータが含まれるフレームの
ベクトルフィールド(VF)C6及びメッセージフィー
ルド(MF)C7の全データの継続受信を受信部102
に指示する機能を有している。
【0056】バッファメモリ104は、自己フレームに
おける最大1フレーム分(インターリーブブロック部D
2)をアイドルブロック(IB)C8検出による着信処
理終了までブロック単位で一時的に記憶し、後述するデ
インターリーブ回路105によるインターリーブ回復
や、CPU106による誤り訂正処理、アドレス照合の
際にワークエリアとして使用されるメモリである。
【0057】デインターリーブ回路105は、上記デコ
ーダー103より出力された2値あるいは4値の8ビッ
トの各パラレルビットデータについて、それぞれのフレ
ームパターンに応じて、フェーズ毎に分離して復元処理
し、バスラインBに出力する回路である。
【0058】CPU(Central Processing Unit )10
6は、ROM115に格納されている各種制御プログラ
ムに基づいて着信したビットデータを解析するととも
に、キー入力部111から入力される各種制御信号に応
じてページャー1内の各回路部を制御する。
【0059】また、CPU106は、後述する着信処理
に際して、情報サービスセンター3からページングセン
ター4、及び送信アンテナ5を介して定期的に送信され
る情報サービスデータの中から、予めRAM114内の
報知制御情報メモリエリア(ICM)114aに設定さ
れた「キーワード」が含まれる情報メッセージデータ、
及びこの情報メッセージデータのサブタイトルデータを
抽出して、そのキーワード毎に予め設定されたメロディ
番号のメロディ音で着信報知を行う。さらに、CPU1
06は、後述する着信処理に際して、抽出した情報メッ
セージデータ、サブタイトルデータ、及びファイル名が
存在しない場合は番組名データからなる情報サービスデ
ータを、その情報メッセージデータと同時に着信した
「ファイル名(番組名)」と対応付けてRAM114内
の情報メッセージメモリエリア(IM)114c内に格
納し、後述するメッセージ読み出しモード指定処理にお
いて、その設定したキーワード及びファイル名を一覧表
示し、この一覧表示において選択指示するだけで、所望
の情報サービスデータを読み出して表示部110に表示
させる。
【0060】さらにまた、CPU106は、後述する着
信処理に際して、図21〜図22に示す情報サービス設
定モード処理を実行して、所望の情報メッセージデータ
の着信を報知するためのキーワードの設定、又、その着
信処理において抽出された所望の情報メッセージデータ
を、サブタイトルデータ、番組名データ、着信日時デー
タとともに定型の表示形態で表示するための表示テンプ
レートの設定、及びその着信処理において所望の情報メ
ッセージデータを着信したことを通常報知とは異ならせ
て報知するためのメロディ音と対応するメロディ番号の
設定を利用者が任意に設定可能とする。
【0061】音源情報用ROM107は、図4に示すよ
うに、後述する報知制御情報メモリエリア(ICM)1
14aに設定されるメロディ番号とデジタル信号化され
たメロディデータとを対応づけて記憶したメロディ対応
テーブル(MT)107aと、着信報知の際にCPU1
06を制御するための報知制御プログラムメモリ107
bとを格納する。また、このメロディ対応テーブル(M
T)107aは、図5に示すように、各メロディデータ
の実際の格納アドレスを示すメロディ番号(00〜0
3)と、メロディデータとを対応付けて記憶している。
【0062】表示制御情報用ROM108は、図6に示
すように、着信した情報サービスデータに基づく番組名
データと表示内容(サブタイトルデータ、情報メッセー
ジデータ)とを表示させる際、その表示フォント(書
体)を定義するフォントテーブル(FT)108aと、
着信したこれらのデータに基づく番組名データ、及び表
示内容の表示形態を定義するテンプレートテーブル(T
T)108bと、実際にCPU106に対して表示制御
を行わせ、ドライバ109を駆動させるための表示制御
プログラムメモリ108cとを格納している。このフォ
ントテーブル(FT)108aは、図7に示すように、
番組名データ、及び表示内容のフォントを指定するため
のフォント番号と、そのフォント内容(明朝、ゴシッ
ク、ポップ等)とを対応付けて記憶している。テンプレ
ートテーブル(TT)108bは、図8に示すように、
番組名データ、サブタイトルデータ、情報メッセージデ
ータをそれぞれA、B、Cとして、着信日時データとと
もに表示させる際、その表示位置、及び背景処理を含む
表示制御方法(アニメーション、カラー表示等)を指定
するためのテーブル番号と、表示画面イメージ(実際に
はドライバ109を制御するための制御プログラム)と
を対応付けて記憶している。
【0063】ドライバ109は、CPU106から入力
される表示制御情報に基づいて、表示部110を駆動さ
せる表示駆動回路である。表示部110は、不図示の表
示バッファ、及びELバックライト等を備えた、例え
ば、ドットマトリクスの液晶パネル等で構成され、ドラ
イバ109により駆動制御されて液晶パネル上にメッセ
ージ等の情報を表示する。
【0064】キー入力部111は、例えば、負極が接地
された電源電池20の正極に接続され、電源のON/O
FF切り替え、各モードにおける諸設定の決定を検出す
るメインスイッチ1111、着信待ちモード、報知形態
設定モード等のモード切り替え操作あるいはリストの選
択操作を検出するカーソルキー1112、メッセージメ
モリ(MM)114bに格納されているメッセージデー
タに基づくメッセージの読み出し操作を検出するメモリ
キー1113、着信報知のリセット、モード状態の解除
を検出する解除キー1114、及び、数字、英字、ひら
がな、カタカナ、漢字、記号等の文字入力用に備えられ
た例えばQWERTY配列のキーボード1115からな
り、各キーの入力操作に応じた各種操作信号をCPU1
06に出力する。
【0065】ID−ROM112は、図9に示すよう
に、例えばページャー1に設定される自己フレームのフ
レームナンバーデータと、アドレスデータ(32bi
t)と、図26のデータ構成Cのベクトルフィールド
(VF)C6に設定されるv2、v1、v0、の3ビッ
トのベクトルタイプとを対応づけて記憶する。
【0066】例えば、図9に示すページャー1Aの場
合、フレームナンバーデータ‘10’、個別呼出用アド
レスデータ#Aについて3種類、フレームナンバーデー
タ‘32‘、情報サービス用アドレス#Xについて1種
類のアドレスを、呼出し時の設定内容に応じて記憶して
いる。
【0067】また、その個別呼出用アドレスデータ#A
の設定内容は、個種別をベクトルデータの設定の差異に
より通常3種類設定しており、詳細には、1stアドレ
スデータ(基本呼出し用)、2ndアドレスデータ(デ
ュアルコール用)、3rdアドレスデータ(通番サービ
ス用)が記憶される。また、これらの1st〜3rdア
ドレスは、NPページングサービス用(数字メッセー
ジ、フリーワード、定型句)のものである。
【0068】また、その情報サービス用アドレス#X
は、4thアドレス(情報サービスを受けるグループ呼
出用)用に設定されるものである。したがって、この4
thアドレスは、当該ページャー1Aの所有者がページ
ングセンター4で加入者が情報サービスを申し込むと、
ページャー1に書き込まれるものである。また、この4
thアドレスデータはIPページングサービス用であ
り、上記1st〜3rdアドレスとは異なり、漢字かな
等で構成された比較的データ量の多い文字情報を受信す
るためのものである。このためメッセージは2バイトで
1文字を指定するシフトJISコードを使用し、ベクト
ルタイプは16進/2進ベクトル(1,0,0)に設定
されている。
【0069】情報サービス用メモリ113は、図10に
示すように、3つの同じ記憶容量を持つメモリエリア1
131〜1133を1つにしたものであり、上記ページ
ングセンター4から図2に図示するような一連の情報サ
ービスデータを受信すると、その着信日時とともに記憶
し、メモリエリア1131〜1133全てに情報サービ
スデータが記憶されている場合、着信日時の古い情報サ
ービスデータが記憶されているメモリエリアに上書きし
て記憶される。したがって、読み出しモードで情報サー
ビスデータを見る場合、直近の3つの情報サービスデー
タを読み出して表示させることができる。
【0070】例えば、情報サービスデータを「97.0
3.31 18:00」に着信した場合は、図11に示
すように、この情報サービスデータを、この情報サービ
スデータの着信日時以前に着信した情報サービスデータ
を格納している情報サービス用メモリエリア1132
に、上書きしながら順次書き込まれる。
【0071】RAM(Random Access Memory)114
は、図12に示すように、報知制御情報メモリエリア
(ICM)114a、メッセージメモリエリア(MM)
114b、及び情報メッセージメモリエリア(IM)1
14cとで構成されている。この各メモリエリアのうち
報知制御情報メモリエリア(ICM)114aは、図1
3に示すように、着信した一連の情報サービスデータに
おいて、特定のキーワードが含まれている情報メッセー
ジデータを検出すると対応するメロディ番号で報知制御
するように、キーワード管理番号、キーワード、及びメ
ロディ番号を対応付けて記憶しており、この報知制御内
容の対応付けは、情報サービス設定モードにおいてユー
ザーが自由に設定が可能である。このキーワード管理番
号は情報メッセージメモリエリア(IM)114cにリ
ンクするものである。
【0072】メッセージメモリエリア(MM)114b
は、上記ID−ROM112に設定される1st〜3r
dアドレスで着信したNPページングサービスのメッセ
ージデータを格納する。
【0073】情報メッセージメモリエリア(IM)11
4cは、図14に示すように、キーワード管理番号とと
もにファイル名(番組名)、テンプレート番号、フォン
ト番号、表示内容(サブアドレス、及び情報メッセー
ジ)、着信日時の各データとを対応付けて格納してい
る。この情報メッセージメモリエリア(IM)114c
には、着信し、情報サービス用メモリ113に一連の情
報サービスデータが格納されると、この情報サービスデ
ータをキーワード検索し、キーワード条件に一致した情
報メッセージデータを検出すると、抽出され複製された
この情報メッセージデータと、この情報メッセージデー
タのサブタイトルデータと、番組名がファイル名として
登録されてない場合は番組名データとを格納する。
【0074】この情報メッセージメモリエリア(IM)
114cに格納される上記データのうちキーワード管理
番号は、上記RAM114内の報知制御情報メモリエリ
ア(ICM)114aで設定されたキーワード管理番号
とリンクしており、例えば、キーワード管理番号が「0
1」の場合は、キーワードは「フリーマーケット」であ
るので、情報サービス用メモリ113内に記憶された情
報サービスデータからキーワード「フリーマーケット」
が含まれる情報サービスデータを検索して、既に設定さ
れているファイル名と同じ番組名データについては、サ
ブタイトルデータと情報メッセージデータとを、また、
検索した結果、情報メッセージメモリエリア(IM)1
14cに設定されていないファイル名の番組名データで
サブタイトルデータと情報メッセージデータとを抽出、
複製した場合には、番組名データをも抽出、複製して転
送し、この番組名データのファイル名で新規ファイルを
作成し、デフォルトのテンプレート番号「00」とデフ
ォルトのフォント番号「00」とを設定して、この中に
サブタイトルデータと情報メッセージデータとを複製
し、転送して情報メッセージメモリエリア(IM)11
4cに記憶させる。
【0075】すなわち、キーワード検索によって転送さ
れたサブタイトルデータと情報メッセージデータとを、
番組名データをファイル名にして記憶管理することがで
き、また、キーワードサーチした結果、現存するファイ
ル名に格納できないサブタイトルデータと情報メッセー
ジデータとを転送する場合は、これらのデータの番組名
データをファイル名として新規に設定し、自動的にファ
イルを起こすことができる。
【0076】ROM(Read Only Memory)115は、表
示制御プログラムやその他各種プログラム等を格納する
不揮発性の記憶媒体である。
【0077】ドライバ116は、着信した上記情報サー
ビス内容に応じたメロディ音でスピーカー117を報音
させるとともに、着信時にLED118を点滅させ、バ
イブレーター119を振動させる。
【0078】次に、本実施の形態の動作を説明する。本
実施の形態では、情報サービスセンター3が専用回線
6、ページングセンター4、送信アンテナ5を介してペ
ージャー1に情報サービスデータを送信する。情報サー
ビスセンター6は、上記情報サービスデータを提供する
ため、情報サービスデータを、専用回線6を介してペー
ジングセンター4に送信する。
【0079】ページングセンター4では、情報サービス
センター3から受信した情報サービスデータからRCR
STD−43で規定された上記図27のデータ構成に
基づいてページャー1に送信する送信データが作成さ
れ、そのメッセージフィールド(MF)C7には一連の
情報サービスデータがセットされる。
【0080】上記情報サービスセンター3における情報
サービスデータのデータ送信処理によりページングセン
ター4から情報サービスデータを受信したページャー1
の着信処理について図15〜図16に示すフローチャー
トに基づいて説明する。
【0081】ページャー1内のCPU106は、電源ス
イッチの操作による電源投入後、各回路部の初期化設定
や制御データの設定を実行してフレームNo.0(時刻
補正情報が格納されているフレーム)、及び自己フレー
ムのフレームをサーチし(ステップA1)、フレーム同
期が取れると(ステップA2)、間欠受信待機状態に入
る(ステップA3)。そして、まずCPU106は、キ
ー入力部111におけるカーソルキー1112のキー操
作による読み出しモード入力の検出の有無をチェックす
る(ステップA4)。
【0082】すなわち、まず、着信処理では、上記情報
サービスセンター3から送信スケジュールによりページ
ングセンター4を介して送信される情報サービスデータ
の着信処理に際して、情報サービス用メモリ113内の
情報サービス用メモリエリア1131〜1133に格納
した情報サービスデータを読み出す読み出しモード指示
を検出したか否かがチェックされる。
【0083】この読み出しモード検出処理において読み
出しモード指示を検出しなければ、キー入力部111に
おけるカーソルキー1112、及びメインスイッチ11
11の各キー操作による情報サービス設定モードの選択
決定入力の検出の有無をチェックする(ステップA
5)。すなわち、上記図13に示したように、RAM1
14内の報知制御情報メモリエリア(ICM)114a
に記憶するキーワード管理番号と対応付けられたキーワ
ード、及びメロディ番号の設定を行う指示を検出したか
否かがチェックされる。
【0084】この情報サービス設定モード検出処理にお
いて情報サービス設定モード指示を検出しなければ、間
欠着信処理によりアンテナ101によりページングセン
ター4から送信アンテナ5を介して無線で送信される送
信データから自己フレームタイミングの有無を検出する
(ステップA6)。自己フレームの送信タイミングを検
出しなければ、ステップA3の間欠受信処理に戻り、自
己フレームの送信タイミングを検出すると、そのフレー
ムデータを取り込んで着信処理を開始する(ステップA
7)。そして、アンテナ101により受信された信号の
変調波が受信されて受信部102に出力され、更に検
波、復調して、デコーダー103に出力する。
【0085】デコーダー103は、受信部102より入
力された伝送速度に応じたシリアルデータを8bitの
パラレルデータに並び換えてバスBに出力する。この後
CPU106が、デコーダー103から出力される8b
itのパラレルデータを取り込み、ID−ROM112
に登録されたアドレスデータとアドレスフィールド(A
F)C5内のアドレスデータとを照合して、そのIDコ
ードに含まれるアドレスデータが自己のアドレスデータ
とが一致するか否かを検出する(ステップA8)。一致
しなければ、受信処理を打ち切って(ステップA9)、
ステップA3の処理に戻り、一致した際には、一致信号
を出力して、デコーダー103に対し、このフレーム内
のデータを全て受信するよう受信部102の受信動作を
継続させる。
【0086】続いて情報サービスセンター3からページ
ングセンター4及び送信アンテナ5を介して送信された
1フレームのデータを全て取り込む。そして、先に一致
を検出したアドレスデータが4thアドレスか否かを検
出する(ステップA10)。4thアドレスでなけれ
ば、取り込んだフレームデータに誤り訂正処理を施して
RAM114内のメッセージメモリエリア(MM)11
4bに格納し(ステップA11)、そのメッセージメモ
リエリア(MM)114bに格納した自己宛のメッセー
ジデータの内容を解析し、ドライバ116により駆動さ
れるスピーカー117の報知音、LED118の点滅、
あるいはバイブレータ119の振動により着信を報知す
るとともに、解析したメッセージを表示部110に表示
して(ステップA12)、ステップA3の間欠受信状態
へ戻る。
【0087】また、ステップA10において先に一致を
検出したアドレスデータが4thアドレスであれば誤り
訂正処理を施し、取り込んだ情報サービスデータを情報
サービス用メモリ113内の情報サービスメモリエリア
1131〜1133のうちの空きエリアに着信日時とと
もに、あるいは全てにデータが書き込まれていれば、当
該情報サービスデータと着信日時を着信日時の古い情報
サービスデータが記憶されているメモリエリアに上書き
して格納して(ステップA13)、図16のステップA
14の処理に移行する。
【0088】そしてステップA14において情報サービ
ス用メモリ13内の情報サービスメモリエリア1131
〜1133に格納された情報サービスデータからキーワ
ードが含まれる情報サービスデータの検索を開始する。
すなわち、上記RAM114内の報知制御情報メモリエ
リア(ICM)114aでキーワード管理番号とリンク
して設定されたキーワードを含む情報メッセージデータ
が情報サービスメモリエリア1131〜1133に格納
されているか否かを検索する。
【0089】例えば、上記図13に示した場合では、キ
ーワードは「フリーマーケット」であるので、情報サー
ビス用メモリ113内に記憶された情報サービスデータ
からキーワード「フリーマーケット」が含まれる情報サ
ービスデータを検索する。
【0090】又、報知制御情報メモリエリア(ICM)
114aにキーワードが複数設定されている場合は、検
索条件の複雑なもの、又はキーワードの字数が長いもの
から順次キーワード検索を行う。例えば、図13に示さ
れるように報知制御情報メモリエリア(ICM)114
aにキーワードとして「フリーマーケット」、「フリー
マーケット*TEL 」、「多摩西部」の3つが設定されて
いる場合は、 1.「フリーマーケット」*「TEL」 2.「フリーマーケット」 3.「多摩西部」 の順に着信した情報メッセージデータのキーワード検索
を行う。
【0091】そして、ステップA15において、キーワ
ードに該当する情報メッセージデータを検出しなけれ
ば、ステップA3の間欠受信状態へ戻り、キーワードに
該当する情報メッセージデータを検出すれば、ステップ
A16において、そのキーワードを含む情報メッセージ
データとこの情報メッセージデータのサブタイトルデー
タとを抽出する。
【0092】そして、抽出したこれらのデータに対応す
る番組名データと同じファイル名が情報メッセージメモ
リエリア(IM)114cに設定されているか否かを判
断する(ステップA17)。ファイル名が設定されてい
れば、ステップA13で抽出したこれらのデータを複製
するとともに、情報サービス用メモリ13内の情報サー
ビスメモリエリア113の今回着信した情報サービスデ
ータの着信日時データを対応するファイル名の情報メッ
セージメモリエリア(IM)114c内に転送して格納
する(ステップA18)。このステップA18の処理に
対応する情報メッセージメモリエリア(IM)114c
の記憶内容の具体例を図17に示す。この図17に示す
記憶内容は、図14に示す記憶内容から、番組名データ
「イベント情報」の情報サービスデータ着信した場合を
示すものであり、例えば、「フリーマーケット」*「T
EL」でキーワード検索した結果、「その他イベント
逸品ぞろい!?アンティーク物フリーマーケット5/5
に開催(TEL12-3456)」を検出し、キーワード管理番号
を参照してファイル名「イベント情報」が設定されてい
るため、着信した情報サービスデータの番組名データと
一致していると判断し、情報メッセージメモリエリア
(IM)114c内のファイル名「イベント情報」に、
複製した情報メッセージデータとこの情報メッセージデ
ータのサブタイトルデータとを転送した場合を示してい
る。
【0093】次いで、RAM114内の報知制御情報メ
モリエリア(ICM)114aの設定内容(図13)を
参照し、情報メッセージメモリエリア(IM)114c
に検索したキーワードのキーワード管理番号と対応して
設定されているテンプレート番号から、そのテンプレー
ト番号と対応する表示テンプレートを表示制御情報用R
OM108内のテンプレートテーブル(TT)108b
から読み出すとともに、そのキーワード管理番号に対応
するメロディ番号を報知制御情報メモリエリア(IC
M)114aから取得して、そのメロディ番号に対応す
るメロディデータを音源情報用ROM107内のメロデ
ィ対応テーブル(MT)107aから読み出す(ステッ
プA19)。
【0094】そして、その読み出したメロディデータと
音源情報用ROM107に格納された報知制御プログラ
ムメモリ107bによりドライバ116を制御してスピ
ーカー117からメロディ報知させるとともに、読み出
した表示テンプレートと表示制御情報用ROM108に
格納された表示制御プログラムメモリ108cによりド
ライバ109を制御して着信した情報サービスデータの
うち、番組名と情報メッセージメモリエリア(IM)1
14cに転送された、サブタイトル、及び情報メッセー
ジデータとを表示部110にデータ表示させる(ステッ
プA20)。
【0095】このステップA20の表示処理に対応して
表示部110に表示した各データの表示内容は図19に
示すようになる。すなわち、「フリーマーケット」*
「TEL」でキーワード検索した結果として、図17に
示した情報メッセージメモリエリア114cのファイル
名「イベント情報」の表示内容「その他イベント 逸品
ぞろい!?アンティーク物フリーマーケット5/5に開
催(TEL12-3456)」(サブタイトルデータ、及び情報メ
ッセージデータ)を、その設定されたテンプレート番号
「02」に対応する図8の3段目の表示テンプレート内
に、その設定されたフォント番号「02」に対応する図
7のフォント「ポップ」の書体で表示したものである。
【0096】また、ステップA17において抽出した情
報メッセージデータに対応するファイル名が情報メッセ
ージメモリエリア(IM)114cに設定されていなけ
れば、その抽出した情報メッセージデータの番組名デー
タをも情報メッセージメモリエリア(IM)114cに
抽出、複製、転送し、その番組名データにより新規ファ
イルを自動作成する(ステップA21、A22)。そし
て、デフォルトとして表示テンプレートをテンプレート
番号「00」、フォント番号「00(明朝)」にそれぞ
れ設定し(ステップA23)、その抽出した情報メッセ
ージデータ、サブタイトルデータ及び着信日時データを
作成したファイルに転送して記憶させる。
【0097】このステップA22、A23の各処理に対
応する情報メッセージメモリエリア(IM)114cの
記憶内容の具体例を図18に示す。この図18に示す記
憶内容は、図14に示す記憶内容から、番組名データ
「個人情報」の情報サービスデータ着信した場合を示す
ものである。この場合、例えば、情報サービスデータと
して番組名データ「個人情報」を着信し、「フリーマー
ケット」*「TEL」でキーワード検索して「譲ります
愛用のパソコンを日曜のフリーマーケットで売ります
!(TEL11-1111)」を検出するが、情報メッセージメモ
リエリア(IM)114cのファイル名に「個人情報」
が登録されていないので、情報サービス用メモリエリア
113より番組名データ「個人情報」を転送して、ファ
イル名「個人情報」を新規作成し、この新規ファイルの
中に「譲ります 愛用のパソコンを日曜のフリーマーケ
ットで売ります!(TEL11-1111)」を転送し、デフォル
トとしてテンプレート番号「00」及びフォント番号
「00」を設定した場合を示している。
【0098】次いで、その設定したデフォルトのテンプ
レート番号「00」により対応する表示テンプレートを
表示制御情報用ROM108内のテンプレートテーブル
(TT)108bから読み出すとともに、そのキーワー
ド管理番号に対応するメロディ番号を報知制御情報メモ
リエリア(ICM)114aから取得して、そのメロデ
ィ番号に対応するメロディデータを音源情報用ROM1
07内のメロディ対応テーブル(MT)107aから読
み出す。
【0099】そして、その読み出したメロディデータと
音源情報用ROM107に格納された報知制御プログラ
ムメモリ107bによりドライバ116を制御してスピ
ーカー117からメロディ報知させるとともに、読み出
した表示テンプレートと表示制御情報用ROM108に
格納された表示制御プログラムメモリ108cによりド
ライバ109を制御して複製され、情報メッセージメモ
リエリア(IM)114cに転送された、、番組名デー
タ、サブタイトルデータ、及び情報メッセージデータと
を表示部110にデータ表示させる(ステップA2
4)。
【0100】このステップA24の表示処理に対応して
表示部110に表示した各データの表示内容は図20に
示すようになる。すなわち、図18の情報メッセージメ
モリエリア114cに新規に設定されたファイル名「個
人情報」の表示内容「譲ります 愛用のパソコンを日曜
のフリーマーケットで売ります!(TEL11-1111)」(サ
ブタイトルデータ、及びメッセージデータ)を、その設
定されたテンプレート番号「00」に対応する図8の1
段目の表示テンプレート内に、その設定されたフォント
番号「00」に対応する図7のフォント「明朝」の書体
で表示したものである。
【0101】上記ステップA20、及びステップA24
の各処理を終了した後は、ステップA3の間欠受信状態
へ戻る。
【0102】以上のように、本実施の形態のページャー
1では図15、図16の着信処理を実行することによ
り、情報サービスセンター3からページングセンター
4、及び送信アンテナ5を介して定期的に送信される情
報サービスデータの中から、予めRAM114内の報知
制御情報メモリエリア(ICM)114aに設定された
キーワード検索によって、所望の情報メッセージデータ
が検出されて、サブタイトルデータとともに抽出、複製
された後、情報メッセージメモリエリア(IM)114
cに転送されて、着信した情報サービスデータの番組名
データと同一のファイル名で記憶管理されるため、利用
者が必要とする情報サービスデータの読み出し操作を容
易かつ検索時間を短縮することができる。
【0103】また、上記図15のステップA4の読み出
しモード検出処理において読み出しモード指示を検出す
れば、図21のステップB1以降の読み出しモード処理
に移行する。
【0104】読み出しモード指示が入力されると、ま
ず、読み出しメニューを表示部110に表示する(ステ
ップB1)。この読み出しメニューには、「着信メッセ
ージの表示」(メッセージメモリエリア(MM)114
bの読み出し)、「情報サービスの表示」(情報サービ
ス用メモリ113の読み出し)、及び「ファイル登録情
報の表示」(情報メッセージメモリエリア(IM)11
4cの読み出し)の3つのメニューが設定されているも
のとする。
【0105】この表示した読み出しメニューにおいて、
キー入力部111のカーソルキー1112、及びメイン
スイッチ1111の各キー操作により「着信メッセージ
の表示」が選択決定されたか(ステップB2)、「情報
サービスの表示」が選択決定されたか(ステップB
3)、「ファイル登録情報の表示」が選択決定されたか
(ステップB4)、をそれぞれ検出し、「ファイル登録
情報の表示」が選択決定されたことを検出すると、情報
メッセージメモリエリア(IM)114cに設定されて
いるデータを検索し(ステップB5)、まず、キーワー
ドが設定されているか否かをキーワード管理番号の設定
状況より判断する(ステップB6)。キーワードが設定
されていないと判断した場合、ステップB12の処理に
移行し、キーワードが設定されていると判断した場合は
さらにそのキーワードに基づいてファイル検索し(ステ
ップB7)、キーワードが複数設定されているか否かを
判断する(ステップB8)。
【0106】キーワードが複数設定されていないと判断
した場合は、ステップB12の処理に移行し、キーワー
ドが複数設定されていると判断した場合は、それらのキ
ーワードを表示部110に一覧表示する(ステップB
9)。そして、その一覧表示したキーワードに対してキ
ー入力部111におけるカーソルキー1112、及びメ
インスイッチ1111の各キー操作により特定のキーワ
ードが選択決定されたことを検出すると(ステップB1
0)、その選択決定されたキーワードを含む情報メッセ
ージデータが格納されたファイル名を情報メッセージメ
モリエリア(IM)114cから検索する(ステップB
11)。
【0107】そして、その検索の結果、ファイル名が複
数存在する場合は(ステップB12)、その複数のファ
イル名を表示部110に一覧表示する(ステップB1
3)。そして、その一覧表示したファイル名に対してキ
ー入力部111におけるカーソルキー1112、及びメ
インスイッチ1111の各キー操作により特定のファイ
ル名が選択決定されたことを検出すると(ステップB1
4)、その選択決定されたファイル名と対応して情報メ
ッセージメモリエリア(IM)114cに記憶された、
サブタイトルデータと、情報メッセージデータの文頭か
ら所定文字数だけピックアップされたデータとから作成
されたリストを表示部110に表示する(ステップB1
5)。
【0108】そして、その一覧表示したリストに対して
キー入力部111におけるカーソルキー1112、及び
メインスイッチ1111の各キー操作により特定のリス
トが選択決定されたことを検出すると(ステップB1
6)、対応するサブタイトルデータ、及び情報メッセー
ジデータとを情報メッセージメモリエリア(IM)11
4cから読み出して、ファイル名、着信日時データとと
もに表示部110に表示する(ステップB17)。そし
て、キー入力部111における解除キー1114のキー
操作を検出すると(ステップB18)、ステップA3の
間欠受信状態に戻る。
【0109】また、上記ステップB3において「情報サ
ービスの表示」が選択決定されたことを検出すると、図
22のステップB19の処理に移行し、情報サービス用
メモリ113内の情報サービスメモリエリア1131〜
1133に格納された情報サービスデータを検索する。
そして、その検索した情報サービスデータの内容を表示
部110に表示するが(ステップB20)、複数の情報
サービスデータが記憶されている場合は、直近の着信日
時の情報サービスデータから表示を開始し、キー入力部
111におけるメモリキー1113のキー操作に応じて
着信日時順に情報サービスデータを表示する。また、情
報サービスデータの表示の際、CPU106は、表示指
定された情報サービスデータにおいて、着信処理時にキ
ーワード検索され情報メッセージメモリ(IM)114
cに転送された情報メッセージデータ、及びこの情報メ
ッセージデータのサブタイトルデータが存在する場合
は、この情報メッセージデータ、及びこのサブタイトル
データを他の情報サービスデータと差別化して表示する
よう制御する。
【0110】図23は、読み出しモードで「情報サービ
スの表示」が選択され、情報サービス用メモリ1132
に格納された情報サービスデータの表示を選択したとき
の表示部110への表示例を示すものである。
【0111】この場合、CPU106は、情報サービス
用メモリ1132に格納された情報サービスデータの表
示を指定されると、この情報サービスデータにおいて、
既に情報メッセージメモリ(IM)114cに転送され
たサブタイトルデータ「福生市」、及び情報メッセージ
データ「4/13(日)市民会館で、フリーマーケット
開催!ふるってご参加ください。」を、情報メッセージ
メモリ(IM)114c内のファイル名「タウン情報」
のデータを検索することで検出し、既に転送済みである
ことを示すために、αで示すようにこれらのデータに下
線部を引き、これらのデータを強調して表示し、更に後
続のデータがあることをβのアイコンをを表示させるこ
とで、利用者に識別させる。
【0112】又、CPU106は、情報サービスデータ
の表示の指定を検出すると番組名データ、サブタイトル
データ、情報メッセージデータの各データの間のスペー
ス(空白)を指定するコードを検出し、各データを改行
して表示するよう制御する。そして、キー入力部111
における解除キー1114のキー操作を検出すると(ス
テップB21)、ステップA3の間欠受信状態に戻る。
【0113】また、上記ステップB2において「着信メ
ッセージの表示」が選択決定されたことを検出すると、
図22のステップB22の処理に移行し、メッセージメ
モリエリア(MM)114bに格納された着信メッセー
ジデータを検索する。そして、その検索した着信メッセ
ージデータの文頭からの所定字数分を抽出してリスト作
成し、表示部110に表示し(ステップB23)、キー
入力部111におけるカーソルキー1112、及びメイ
ンスイッチ1111の各キー操作により特定の着信メッ
セージデータが選択決定されたことを検出すると(ステ
ップB24)、その選択決定された着信メッセージデー
タをメッセージメモリエリア(MM)114bから読み
出して表示部110に表示する(ステップB25)。そ
して、キー入力部111における解除キー1114のキ
ー操作を検出すると(ステップB18)、ステップA3
の間欠受信状態に戻る。
【0114】尚、「情報サービスの表示」における、情
報メッセージメモリエリア(IM)114cへの転送済
データの差別化表示は、図23の表示例に限定されるも
のではなく、反転表示、点滅表示、他の書体で表示させ
る等、他の情報サービスデータと差別化できるものであ
れば何でもよい。
【0115】また、表示部110がカラー表示機能を有
するものであれば、表示色を他の情報サービスデータと
異ならせて表示させても良い。
【0116】更に、情報サービスデータの表示を指定さ
れた際、表示指定された情報サービスデータに、既に情
報メッセージメモリエリア(IM)114cに転送され
たデータがあることを検出した場合は、これらデータが
格納されるファイル名と対応づけて設定されているキー
ワード管理番号よりメロディ番号をサーチし、情報サー
ビスデータの表示と共にメロディ報知させても良い。
【0117】以上のように、本実施の形態のページャー
1では、上記着信処理において受信した情報サービスデ
ータにおいて、予めRAM114内の報知制御情報メモ
リエリア(ICM)114aに設定された「キーワー
ド」で検索されて、検出された情報メッセージデータ
は、この情報メッセージデータのサブタイトルデータと
ともに、その情報メッセージデータに設定された「ファ
イル名(番組名)」と対応付けてRAM114内の情報
メッセージメモリエリア(IM)114c内に複製、転
送するようにしたため、図21、図22のメッセージ読
み出しモード指定処理において、その一覧表示されるキ
ーワード及びファイル名を選択指示するだけで、所望の
データを直ちに読み出して表示させることができ、ひい
ては利用者から指示された情報サービスデータの読み出
し処理を容易にすることができる。
【0118】また、上記図15のステップA5の情報サ
ービス設定モード指定検出処理において情報サービス設
定モード指示を検出すれば、図24のステップC1以降
の情報サービス設定モード処理に移行する。
【0119】情報サービス設定モード指示が入力される
と、まず、情報サービスの設定内容を表示部110に一
覧表示する(ステップC1)。この情報サービスの設定
内容一覧としては、「キーワード設定」、「表示テンプ
レート設定」、及び「メロディ報知設定」の3つの設定
項目がある。そして、その一覧表示した情報サービスの
設定内容に対してキー入力部111におけるカーソルキ
ー1112、及びメインスイッチ1111の各キー操作
により特定の設定項目が選択決定されたことを検出する
と(ステップC2)、その選択された設定項目が「表示
テンプレート」か、「キーワード」か、「メロディ報
知」かを判別する(ステップC3)。
【0120】設定項目の「キーワード」が選択される
と、RAM114内の報知制御情報メモリエリア(IC
M)114aに格納された設定内容を読み出し(ステッ
プC4)、既にキーワードが設定されているか否かを検
索する(ステップC5)。キーワードが設定されていな
ければステップC13以降の処理に移行し、キーワード
が設定されていれば、「新規設定」か「変更設定」かの
入力指示メニューを表示部110に表示する(ステップ
C6)。そして、その入力指示メニューに対してキー入
力部111におけるカーソルキー1112、及びメイン
スイッチ1111の各キー操作により「新規設定」が選
択されたとを検出すると(ステップC7)、ステップC
13に移行して、キーワードの入力指示画面を表示部1
10に表示して、新規のキーワードの入力を促す。
【0121】キー入力部111におけるキーボード11
15のキー入力操作によりキーワード(のキーワードは
半角、全角、数字、英数字、ひらがな、カタカナ、漢
字、記号等なんでもよい)が入力され、そのキーワード
の入力終了を検出すると(ステップC14)、その入力
された新規のキーワードを報知制御情報メモリエリア
(ICM)114aに設定する(ステップC15)。
「設定完了」を表示部110に表示し(ステップC1
6)、キー入力部111における解除キー1114のキ
ー操作を検出すると(ステップC17)、上記ステップ
A3の間欠受信状態に戻る。
【0122】また、上記ステップC6の入力指示メニュ
ー表示に対してキー入力部111におけるカーソルキー
1112、及びメインスイッチ1111の各キー操作に
より「設定変更」が選択されたとを検出すると(ステッ
プC8)、キーワードを報知制御情報メモリエリア(I
CM)114aにキーワードが複数設定されているか否
かを検索する(ステップC9)。設定されているキーワ
ードが1つだけの場合は、そのキーワードを削除して
(ステップC12)、上記ステップC13以降のキーワ
ードの入力設定処理を実行して、キーワードの設定内容
を変更する。
【0123】また、キーワードが複数設定されている場
合は、そのキーワードを報知制御情報メモリエリア(I
CM)114aから読み出して表示部110に一覧表示
して(ステップC10)、変更するキーワードの選択を
促す。そして、そのキーワードの一覧表示に対してキー
入力部111におけるカーソルキー1112、及びメイ
ンスイッチ1111の各キー操作により変更対象のキー
ワードが選択されたことを検出すると(ステップC1
1)、そのキーワードを削除して(ステップC12)、
上記ステップC13以降の新規キーワードの入力設定処
理を実行して、キーワードの設定内容を変更する。
【0124】また、上記ステップC3の一覧表示した情
報サービスの設定内容に対してキー入力部111におけ
るカーソルキー1112、及びメインスイッチ1111
の各キー操作により設定項目の「表示テンプレート」が
選択決定されたことを検出すると、図25のステップD
1以降の表示テンプレート設定処理に移行する。
【0125】設定項目の「表示テンプレート」が選択さ
れると、RAM114内の情報メッセージメモリエリア
(IM)114cに格納された設定内容を検索して(ス
テップD1)、ファイルが設定されているか否かをチェ
ックする(ステップD2)。ファイルが設定されていな
ければステップD19以降の処理に移行し、ファイルが
設定されていれば、そのファイルのファイル名を情報メ
ッセージメモリエリア(IM)114cから読み出す
(ステップD3)。又、この読み出しの際、ファイルが
複数設定されているか否かを判別し(ステップD4)、
ファイルが複数設定されていなければステップD7以降
の処理に移行し、ファイルが複数設定されていれば、そ
れらのファイルのファイル名を情報メッセージメモリエ
リア(IM)114cから読み出して表示部110に一
覧表示する(ステップD5)。
【0126】そして、その一覧表示したファイル名に対
してキー入力部111におけるカーソルキー1112、
及びメインスイッチ1111の各キー操作により設定対
象のファイル名が選択されたことを検出すると(ステッ
プD6)、その選択された表度テンプレートに対して表
示テンプレートの設定の修正を行うか否かの指示表示を
表示部110に表示する(ステップD7)。
【0127】そして、その表示した修正指示に対してキ
ー入力部111におけるメインスイッチ1111のキー
操作により修正指示が決定されたことを検出すると(ス
テップD8)、表示制御情報用ROM108内のテンプ
レートテーブル(TT)108bに設定された表示テン
プレートのテンプレート番号を読み出して表示部110
の表示指示されたテンプレートの表示位置Cに表示する
とともに、情報メッセージメモリエリア114cに設定
されたファイル名を読み出して、表示指示されたテンプ
レートの表示位置Aに表示して(ステップD9)、設定
対象の表示テンプレートの選択を促す。
【0128】その表示した表示テンプレート、テンプレ
ート番号、及びファイル名に対してキー入力部111に
おけるカーソルキー1112、及びメインスイッチ11
11の各キー操作により設定対象のテンプレート番号が
選択決定されたことを検出すると(ステップD10)、
その選択されたテンプレート番号を情報メッセージメモ
リエリア(IM)114cに設定する(ステップD1
1)。
【0129】次いで、当該ファイル名に対するフォント
番号の変更指示表示を表示部110に表示して(ステッ
プD12)、その表示した変更指示に対してキー入力部
111におけるメインスイッチ1111のキー操作によ
り変更指示が決定されたことを検出すると(ステップD
13)、情報メッセージメモリエリア(IM)114c
に設定されたファイル名を読み出して、表示部110の
先に設定されたテンプレートの表示位置Cに表示すると
ともに、表示制御情報用ROM108内のフォントテー
ブル(FT)108aに設定されたフォント番号を読み
出して、先に設定されたテンプレートの表示位置Aに表
示して(ステップD14)、変更対象のフォント番号の
選択を促す。
【0130】このフォント番号の表示に対してキー入力
部111におけるカーソルキー1112、及びメインス
イッチ1111の各キー操作により変更対象のフォント
番号が選択されたことを検出すると(ステップD1
5)、その変更されたフォント番号を情報メッセージメ
モリエリア(IM)114cに設定する(ステップD1
6)。そして、「設定完了」を表示部110に表示し
(ステップD17)、キー入力部111における解除キ
ー1114のキー操作を検出すると(ステップD1
8)、ステップA3の間欠受信状態に戻る。
【0131】また、上記ステップD13の処理において
変更指示の決定がなければ、変更されたテンプレート番
号とファイル名とを情報メッセージメモリエリア(I
M)114cに設定し(ステップD16)、「設定完
了」を表示部110に表示し(ステップD17)、キー
入力部111における解除キー1114のキー操作を検
出すると(ステップD18)、ステップA3の間欠受信
状態に戻る。
【0132】また、上記ステップD2の処理において情
報メッセージメモリエリア(IM)114cにファイル
が設定されていなければ、ファイルが存在しないことを
表示部110に表示して(ステップD19)、ステップ
A3の間欠受信状態に戻る。また、上記ステップC3の
一覧表示した情報サービスの設定内容に対してキー入力
部111におけるカーソルキー1112、及びメインス
イッチ1111の各キー操作により設定項目の「メロデ
ィ報知」が選択決定されたことを検出すると、図26の
ステップE1以降のメロディ報知設定処理に移行する。
【0133】設定項目の「メロディ報知」が選択される
と、RAM114内の情報メッセージメモリエリア(I
M)114cに格納された設定内容を検索して(ステッ
プE1)、キーワードが設定されているか否かを検索す
る(ステップE2)。キーワードが設定されていなけれ
ばステップE14の処理に移行して、キーワードが存在
しないことを表示部110に表示して、ステップA3の
間欠受信状態に戻る。キーワードが設定されていれば、
報知制御情報メモリエリア(ICM)114aに設定さ
れているキーワードを読み出し(ステップE3)、その
キーワードが複数設定されているか否かをチェックする
(ステップE4)。
【0134】複数のキーワードが設定されていなければ
ステップE7以降の処理に移行し、複数のキーワードが
設定されていれば、そのキーワードを情報メッセージメ
モリエリア(IM)114cから読み出して表示部11
0に一覧表示する(ステップE5)。そして、その一覧
表示したキーワードに対してキー入力部111における
カーソルキー1112、及びメインスイッチ1111の
各キー操作により設定対象のキーワードが選択されたこ
とを検出すると(ステップE6)、その選択されたキー
ワードと対応するメロディ番号の変更指示表示を表示部
110に表示する(ステップE7)。この時、選択され
たキーワードと対応して設定されたキーワード管理番号
を情報メッセージメモリエリア(IM)114cから取
得し、その取得したキーワード管理番号とリンクして報
知制御情報メモリエリア(ICM)114aに設定され
ているメロディ番号を取得して、表示部110に表示す
るとともに、そのメロディ番号に対応するメロディデー
タを音源情報用ROM107内のメロディテーブル(M
T)107aから読み出して、そのメロディ音をスピー
カー117から報音させる。
【0135】そして、その表示した変更指示に対してキ
ー入力部111におけるメインスイッチ1111のキー
操作により変更指示が決定されたことを検出すると(ス
テップE8)、情報メッセージメモリエリア(IM)1
14cに設定されたキーワードとメロディ番号とを読み
出して表示部110に表示して(ステップE9)、変更
対象のメロディ番号の選択を促す。この時、キーワード
と対応して設定されたメロディ番号を表示するととも
に、そのメロディ番号に対応するメロディデータを音源
情報用ROM107内のメロディテーブル(MT)10
7aから読み出して、そのメロディ音をスピーカー11
7から報音させる。
【0136】その表示したキーワードとメロディ番号に
対してキー入力部111におけるカーソルキー111
2、及びメインスイッチ1111の各キー操作により設
定対象のキーワードとメロディ番号が選択決定されたこ
とを検出すると(ステップE10)、その選択されたメ
ロディ番号を報知制御情報メモリエリア(ICM)11
4aに設定する(ステップE11)。そして、「設定完
了」を表示部110に表示し(ステップE12)、キー
入力部111における解除キー1114のキー操作を検
出すると(ステップE13)、ステップA3の間欠受信
状態に戻る。
【0137】以上のように、本実施の形態のページャー
1では、図24〜図26に示した情報サービス設定モー
ド処理を実行することにより、上記着信処理において着
信を報知する情報サービスデータを識別するためのキー
ワードの設定、その着信処理において着信を報知する情
報サービスデータを表示するための表示テンプレートの
設定、及びその着信処理において着信を報知する情報サ
ービスデータを識別するためのメロディ音と対応するメ
ロディ番号の設定を利用者が任意に設定することができ
る。また、そのメロディ番号の設定に際しては、その設
定指示されたメロディ番号に対応するメロディ音を報知
するようにしたため、利用者は設定指示するメロディ番
号とメロディ音を確認しながら設定することができる。
【0138】したがって、本実施の形態のページャー1
では、情報サービスセンター3からページングセンター
4及び送信アンテナ5を介して送信される情報サービス
データから必要な情報サービスデータの着信報知をさせ
る際に、その情報サービスデータを抽出させるためのキ
ーワードと、その着信報知時の表示テンプレートと、そ
の着信報知時のメロディ音とを自由に設定変更すること
ができる。
【0139】なお、上記実施の形態では、情報サービス
データに含まれるキーワードを指定することにより、着
信報知させる情報サービスデータを抽出する場合を説明
したが、情報サービスデータに含まれるアドレス情報を
指定して着信報知させる情報サービスデータを抽出する
ことも可能である。
【0140】又、本発明は、実施の形態の一例として、
ページングシステムにおける情報サービスに適用するペ
ージャーを記載したが、この実施の形態に限定されず様
々なシステムに依存する受信装置に適用できる。
【0141】例えば、無線電話システム、及びPHSシ
ステムに適用され、データ伝送された情報を表示する機
能を備えた形態通信端末や、表示機能付きPHS端末、
又はFM信号を利用して音声情報とともに文字情報を放
送する放送システムに適用されている文字放送受信装置
でも良いし、テレターミナルシステム等のMCA無線デ
ータ通信システムに適用される無線通信端末でも本発明
は適用可能である。
【0142】
【効果】請求項1記載の発明の受信装置によれば、受信
装置の利用者にとって必要な特定の情報が着信したとき
に、その特定の情報を検出して別に記憶することがで
き、当該特定の情報の読み出しを容易にすることができ
る。
【0143】請求項2記載の発明の受信装置によれば、
前記第1の記憶手段に記憶された情報列が第1の表示手
段に表示され、前記第2の記憶手段に記憶された特定の
情報が第2の表示手段に表示されるため、通常の着信情
報と、利用者が必要な特定の情報の各内容の確認を容易
にすることができる。
【0144】請求項3記載の発明の受信装置によれば、
第1の表示制御手段により前記第1の記憶手段に記憶さ
れた情報列が表示手段に表示され、第2の表示制御手段
により前記第2の記憶手段に記憶された特定の情報が表
示手段に表示されるため、通常の着信情報と、利用者が
必要な特定の情報の各内容の確認を容易にする表示制御
を実行することができる。
【0145】請求項4記載の発明の受信装置によれば、
前記検出手段より検出されるべき識別情報が第3の記憶
手段に複数記憶されるため、受信装置の利用者にとって
必要な特定の情報を複数種類検出することができる。
【0146】請求項5記載の発明の受信装置によれば、
前記第2の記憶手段では、前記特定の情報が前記識別情
報毎に複数記憶されるため、受信装置の利用者にとって
必要な特定の情報を種類別に記憶することができ、その
記憶した情報を種類別に読み出すことができる。
【0147】請求項6記載の発明の受信装置によれば、
前記識別情報は、キーワードであることにより、情報を
読み出す際にはキーワードを指定するだけで、受信装置
の利用者にとって必要な情報の読み出し指定をすことが
でき、利用者の情報読み出し操作を簡便にすることがで
きる。
【0148】請求項7記載の発明の受信装置によれば、
前記識別情報は、サブアドレス情報であることにより、
情報を読み出す際にはアドレス情報を指定するだけで、
受信装置の利用者にとって必要な情報の読み出し指定を
すことができ、利用者の情報読み出し操作を簡便にする
ことができる。
【0149】請求項8記載の発明の受信装置によれば、
受信装置の利用者にとって必要な特定の情報が着信した
ときに、その特定の情報を検出して別に複製して記憶す
ることができ、当該特定の情報の読み出しを容易にする
ことができる。
【0150】請求項9記載の発明の受信装置によれば、
前記第1の記憶手段に記憶された情報列が第1の表示手
段に表示され、前記第2の記憶手段に記憶された特定の
情報が第2の表示手段に表示されるため、通常の着信情
報と、利用者が必要な特定の情報の各内容の確認を容易
にすることができる。
【0151】請求項10記載の発明の受信装置によれ
ば、第1の表示制御手段により前記第1の記憶手段に記
憶された情報列が表示手段に表示され、第2の表示制御
手段により前記第2の記憶手段に記憶された特定の情報
が表示手段に表示されるため、通常の着信情報と、利用
者が必要な特定の情報の各内容の確認を容易にする表示
制御を実行することができる。
【0152】請求項11記載の発明の受信装置によれ
ば、前記検出手段より検出されるべき識別情報が第3の
記憶手段に複数記憶されるため、受信装置の利用者にと
って必要な特定の情報を複数種類検出して記憶すること
ができる。
【0153】請求項12記載の発明の受信装置によれ
ば、前記第2の記憶手段では、前記特定の情報が前記識
別情報毎に複数記憶されるため、受信装置の利用者にと
って必要な特定の情報を種類別に記憶することができ、
その記憶した情報を種類別に読み出すことができる。
【0154】請求項13記載の発明の受信装置によれ
ば、前記識別情報は、キーワードであることにより、特
定の情報を読み出す際にはキーワードを指定するだけ
で、受信装置の利用者にとって必要な情報の読み出し指
定をすことができ、利用者の情報読み出し操作を簡便に
することができる。
【0155】請求項14記載の発明の受信装置によれ
ば、前記識別情報は、サブアドレス情報であることによ
り、特定の情報を読み出す際にはアドレス情報を指定す
るだけで、受信装置の利用者にとって必要な情報の読み
出し指定をすことができ、利用者の情報読み出し操作を
簡便にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受信装置を適用した一実施の形態のペ
ージングシステムの全体構成を示す図である。
【図2】図1のページングセンター4からページャー1
に送信されるメッセージフィールド(MF)C7にセッ
トされた情報サービスデータのイメージ例を示す図であ
る。
【図3】図1のページャー1内部の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図3の音源情報用ROM107内のメモリ構成
を示す図である。
【図5】図4のメロディ対応テーブル(MT)107a
内に記憶される情報を示す図である。
【図6】図3の表示制御情報用ROM108内のメモリ
構成を示す図である。
【図7】図6のフォントテーブル(TF)108a内に
記憶される情報を示す図である。
【図8】図6のテンプレートテーブル(TT)108b
内に記憶される情報を示す図である。
【図9】図3のID−ROM112内に記憶される情報
を示す図である。
【図10】図3の情報サービス用メモリ113内のメモ
リ構成を示す図である。
【図11】図2のメッセージフィールド(MF)C7に
セットされた情報サービスデータが図10の情報サービ
ス用メモリエリア1132に格納された状態を示す図で
ある。
【図12】図3のRAM114内のメモリ構成を示す図
である。
【図13】図12の報知制御情報メモリエリア(IC
M)114a内に記憶される情報を示す図である。
【図14】図12の情報メッセージメモリエリア(I
M)114c内に記憶される情報を示す図である。
【図15】図3のページャー1により実行される着信処
理の一部を示すフローチャートである。
【図16】図15に続く着信処理の一部を示すフローチ
ャートである。
【図17】図16のステップA18の処理においてRA
M114内の情報メッセージメモリエリア(IM)11
4cに格納された情報メッセージデータの具体例を示す
図である。
【図18】図16のステップA22、A23の各処理に
おいてRAM114内の情報メッセージメモリエリア
(IM)114cに格納及び設定された情報メッセージ
データの具体例を示す図である。
【図19】図16のステップA20において表示部11
0に表示された情報メッセージデータの具体例を示す図
である。
【図20】図16のステップA24において表示部11
0に表示された情報メッセージデータの具体例を示す図
である。
【図21】図15の着信処理においてメッセージ読み出
しモードが指示された際に実行される読み出しモード処
理の一部を示すフローチャートである。
【図22】図21に続く読み出しモード処理を示すフロ
ーチャートである。
【図23】図22のステップB20において、表示部1
10に表示された情報サービス用メモリ1132の情報
サービスデータの具体例を示す図である。
【図24】図15の着信処理において情報サービス設定
モードが指示された際に実行される情報サービス設定モ
ード処理の一部を示すフローチャートである。
【図25】図24の情報サービス設定モード処理におい
て表示テンプレート設定が選択された際に実行される表
示テンプレート設定処理を示すフローチャートである。
【図26】図24の情報サービス設定モード処理におい
てメロディ報知設定が選択された際に実行される報知メ
ロディ設定処理を示すフローチャートである。
【図27】従来の高度ページングシステムの標準規格
「RCR STD−43」で規定されたデータ構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 ページャー 101 アンテナ 102 受信部 103 デコーダー 104 バッファメモリ 105 デインターリーブ回路 106 CPU 107 音源情報用ROM 107a メロディ対応テーブル(MT) 107b 報知制御プログラムメモリ 108 表示制御情報用ROM 108a フォントテーブル(FT) 108b テンプレートテーブル(TT) 108c 表示制御プログラムメモリ 109 ドライバ 110 表示部 111 キー入力部 1111 メインスイッチ 1112 カーソルキー 1113 メモリキー 1114 解除キー 1115 キーボード 112 ID−ROM 113 情報サービス用メモリ 1131〜1133 情報サービスメモリエリア 114 RAM 114a 報知制御情報メモリエリア(ICM) 114b メッセージメモリエリア(MM) 114c 情報メッセージメモリエリア(IC) 115 ROM 116 ドライバ 117 スピーカー 118 LED 119 バイブレーター

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種の情報からなる情報列を受信する受
    信手段と、 この受信手段により受信された情報列を記憶する第1の
    記憶手段と、 第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された情報列より、前記複数
    の情報のそれぞれに含まれる識別情報に基づいて特定の
    情報を検出する検出手段と、 この検出手段により検出された特定の情報を前記第2の
    記憶手段に転送する転送手段と、 を備えたことを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】前記第1の記憶手段に記憶された情報列を
    表示する第1の表示手段と、 前記第2の記憶手段に記憶された特定の情報を表示する
    第2の表示手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の受信装
    置。
  3. 【請求項3】表示手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された情報列を前記表示手段
    に表示させる第1の表示制御手段と、 前記第2の記憶手段に記憶された特定の情報を前記表示
    手段に表示させる第2の表示制御手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の受信装
    置。
  4. 【請求項4】前記検出手段より検出されるべき識別情報
    を複数記憶する第3の記憶手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の受信装置。
  5. 【請求項5】前記第2の記憶手段は、前記特定の情報を
    前記識別情報毎に複数記憶することを特徴とする請求項
    4記載の受信装置。
  6. 【請求項6】前記識別情報は、キーワードであることを
    特徴とする請求項1記載の受信装置。
  7. 【請求項7】前記識別情報は、サブアドレス情報である
    ことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  8. 【請求項8】複数種の情報からなる情報列を受信する受
    信手段と、 この受信手段により受信された情報列を記憶する第1の
    記憶手段と、 第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された情報列より、前記複数
    の情報のそれぞれに含まれる識別情報に基づいて特定の
    情報を検出する検出手段と、 この検出手段により検出された特定の情報を前記第2の
    記憶手段に複製する複製手段と、 を備えたことを特徴とする受信装置。
  9. 【請求項9】前記第1の記憶手段に記憶された情報列を
    表示する第1の表示手段と、 前記第2の記憶手段に記憶された特定の情報を表示する
    第2の表示手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項8記載の受信装
    置。
  10. 【請求項10】表示手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された情報列を前記表示手段
    に表示させる第1の表示制御手段と、 前記第2の記憶手段に記憶された特定の情報を前記表示
    手段に表示させる第2の表示制御手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項8記載の受信装
    置。
  11. 【請求項11】前記検出手段より検出されるべき識別情
    報を複数記憶する第3の記憶手段を備えたことを特徴と
    する請求項8記載の受信装置。
  12. 【請求項12】前記第2の記憶手段は、前記特定の情報
    を前記識別情報毎に複数記憶することを特徴とする請求
    項11記載の受信装置。
  13. 【請求項13】前記識別情報は、キーワードであること
    を特徴とする請求項8記載の受信装置。
  14. 【請求項14】前記識別情報は、サブアドレス情報であ
    ることを特徴とする請求項8記載の受信装置。
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JP2001054170A (ja) * 1999-08-12 2001-02-23 Toshiba Corp 移動無線端末装置

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