JPH099319A - 無線呼び出しを用いた情報サービス提供方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】無線呼び出しを用いた情報サービス提供方式に
関し、サービス種別の異なる情報を一括して伝送し、受
信側において選択して、必要なものだけを受信できるよ
うにすることを目的とする。 【構成】無線送信局から情報内容を識別するための情報
コードをそれぞれ挿入した複数のメッセージを一括して
伝送する。一方、各受信機に、サービスレジスタ３０８
を設けて、サービスアドレスを設定し、情報コードレジ
スタ３０７を設けて、情報コードを設定する。そして、
第１の比較器３０９で、受信電文のアドレスと、設定さ
れたサービスアドレスとを比較して、一致を検出したと
き、第２の比較器３１０で、受信電文のメッセージにお
ける情報コードと、設定された情報コードとを比較し
て、一致を検出したとき、一致した情報コードを挿入さ
れたメッセージを選択することによって、所要のメッセ
ージを選択的に受信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、無線呼び出しを用いた
情報サービス提供方式に関し、特に、災害発生時等にお
いて、無線呼び出しを用いて効率的に情報を伝達する方
式に関するものである。

【０００２】無線呼び出しを用いた情報サービス提供方
式は、ポケットベルを用い、無線呼び出しによって、加
入者の携帯する装置において、情報を画面表示するもの
であって、既に広く用いられており、高速ポケベル，Ｆ
Ｍポケベル等、より高度な機能をもつものも出現してい
る。

【０００３】このような無線呼び出しを用いた情報サー
ビス提供方式においては、サービス種別の異なる情報を
一括して伝送し、受信側において選択して、必要なもの
だけを受信できるようにすることが必要である。

【０００４】

【従来の技術】従来、高速ポケベル，ＦＭポケベル等に
よる情報サービス提供方式においては、ユーザはサービ
スごとに加入契約を行なって、契約したサービスの情報
だけを利用できるようにする方式がとられていた。

【０００５】この場合、ユーザは、提供されたサービス
のうちから、必要な情報のみを選別して受信することは
できなかった。また、提供を受ける情報の追加や変更等
を行ないたい場合でも、サービスメニューを書き替える
機能を有しないため、このような追加，変更は不可能で
あった。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】このように、従来の無
線呼び出しを用いた情報サービス提供方式では、端末側
で受信する情報の選別が不可能であったため、伝送され
る情報量が増加した場合、必要のない情報まで受信する
ことになるとともに、受信した情報のなかから、必要な
情報を探し出すために、時間がかかることになるという
問題があった。

【０００７】また、従来の方式では、サービス番号を用
いて、必要なサービスを選択して受信する方式を取ろう
とする場合でも、サービス番号とサービス内容との対照
情報を検索する手段がないため、ユーザはこのような情
報を記憶していないと、所望の情報を受信できないこと
になるという問題があった。

【０００８】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、無線呼び出しによって伝
送される電文のメッセージ内に、情報の内容を識別する
ためのコードを挿入し、端末側に、このようなコードを
判別する機能を備えることによって、所望の情報サービ
スのみを選別して、受信できるようにしようとするもの
である。

【０００９】また本発明は、端末側にサービスメニュー
の参照画面を設け、その内容の書き替えを無線回線を介
して自動的に行なうことができるようにして、サービス
メニューの変更を容易に行なえるようにするとともに、
書き込まれた内容を表示して参照できるようにすること
を目的としている。

【００１０】

【課題を解決するための手段】

(1) 無線送信局からサービスアドレスを指定して無線呼
び出しを行なうことによって、受信機にこのサービスア
ドレスに対応する種類の情報サービスの電文を伝送する
情報サービス提供システムにおいて、無線送信局から情
報内容を識別するための情報コードをそれぞれ挿入した
複数のメッセージを一括して伝送するとともに、受信機
に、サービスアドレスを設定するサービスレジスタ３０
８と、情報コードを設定する情報コードレジスタ３０７
とを備え、第１の比較器３０９において、受信した電文
のアドレスと設定されたサービスアドレスとを比較し
て、一致を検出したとき、第２の比較器３１０におい
て、受信した電文のメッセージにおける情報コードと、
設定された情報コードとを比較して、一致を検出したと
き、この一致した情報コードを挿入されたメッセージを
選択することによって、所要のメッセージを選択的に受
信する。

【００１１】(2) (1) の場合に、各受信機に、サービス
番号およびキーワードを入力するキー３０５と、このサ
ービス番号をサービスアドレスに変換し、このキーワー
ドを情報コードに変換する変換装置３０６とを設ける。

【００１２】(3) (2) の場合に、受信機が、受信機内に
設定されている情報コードとの一致を検出されたメッセ
ージを蓄積する電文メッセージメモリ３１１と、キー３
０５から入力されたキーワードを変換装置３０６におい
て変換した情報コードによって、電文メッセージメモリ
３１１の内容を検索する検索制御装置３１２とを備え、
キーワードによって、所要のメッセージを検索する。

【００１３】(4) (1) の場合に、切り替えスイッチ５０
１を備え、第１の比較器３０９および第２の比較器３１
０における一致検出時、受信機において、ランプ３１４
の点滅，スピーカ５０２の鳴動およびランプ３１４の点
滅とスピーカ５０２の鳴動のいずれかのモードを選択し
て報知する。

【００１４】(5) (1) の場合に、受信機が、サービスメ
ニューのアドレスを格納するキーワードレジスタ６０１
と、無線送信局から送信されたサービスメニューを格納
するキーワードメモリ６０２とを備え、第１の比較器３
０９において、無線送信局から受信したサービスメニュ
ーの電文における、サービスメニューのアドレスと、キ
ーワードレジスタ６０１のアドレスとが一致したとき、
受信したサービスメニューをキーワードメモリ６０２に
設定することによって、情報サービス番号とキーワード
とからなるサービスメニューを書き替える。

【００１５】(6) (5) の場合に、キーワードメモリ６０
２の内容を参照するキーワード参照キー６０３と、情報
を可視的に表示するディスプレイ３１３とを備え、キー
ワード参照キー６０３の操作に応じて、キーワードメモ
リ６０２に蓄積されている情報サービス番号とキーワー
ドとを読みだして、ディスプレイ３１３において表示す
る。

【００１６】

【作用】

(1) 送信側において、電文のメッセージ内に情報内容を
識別するコードを挿入して伝送する。受信機側では、サ
ービス番号およびキーワード参照画面によって、所望の
電文のサービス番号およびキーワードを確認して、これ
を例えばキー３０５からなる入力手段によって入力する
と、これらは、変換装置３０６によって、サービス番号
はサービスアドレスに、キーワードは情報コードに、そ
れぞれ変換されて、サービスレジスタ３０８と情報コー
ドレジスタ３０７に設定される。

【００１７】送信された電文について、比較器（Ａ）３
０９によって、電文アドレスと、自アドレスおよびサー
ビスアドレスとを比較する。電文アドレスが自アドレス
と一致した場合は、通常の無線呼び出しと判断して、ス
ピーカを鳴動させるとともに、ディスプレイ３１３上に
メッセージを表示する。

【００１８】電文アドレスがサービスアドレスと一致し
た場合は、さらに比較器（Ｂ）３１０によって、電文メ
ッセージの情報コードと、設定された情報コードとを比
較して、これが一致した場合は、本発明の無線呼び出し
と判断して、ランプ３１４を点滅させるとともに、ディ
スプレイ３１３上にメッセージを表示する。

【００１９】従って、所望の電文のサービス番号や、キ
ーワードを入力することによって、情報サービスの中か
ら、所望の情報だけを受信することができ、スピーカの
鳴動や、受信機の振動以外の手段で、受信を表示するこ
とができる。

【００２０】(2) 無線送信局が、受信機側のサービスメ
ニューの書き替えを行なう場合は、電文のアドレスにサ
ービスメニューのアドレスを設定して送信する。受信機
は、このアドレスをキーワードレジスタ６０１の値と比
較して、一致した場合は、送信されてきたサービスメニ
ューをキーワードメモリ６０２に格納する。このように
して、無線送信による、サービスメニューの書き替えを
実現できる。

【００２１】(3) 受信機において、入力手段から、キー
ワードによって検索指示を入力すると、変換装置３０６
によって、このキーワードは情報コードに変換される。
検索制御装置３１２を介して、この情報コードを持つメ
ッセージを電文メッセージメモリ３１１から検索して、
ディスプレイ３１３上に表示する。従って、キーワード
による、蓄積電文メッセージの検索を実現できる。

【００２２】

【実施例】以下、図１ないし図７に基づいて、本発明方
式の実施例を詳細に説明する。

【００２３】図１は、本発明の一実施例の全体構成を示
したものである。図１において、１０１は無線送信局で
あって、Ａ地区とＢ地区に対して、それぞれ無線信号に
よって電文を送信する。１０２は受信機であって、いず
れかの地区において、無線送信局１０１から自局に向け
て送られた電波を受信した場合には、ランプの点滅また
はスピーカの鳴動によって、受信を報知するとともに、
受信した電文のメッセージをディスプレイ上に表示す
る。

【００２４】図２は、電文の構成を示したものであっ
て、図１において、無線送信局１０１から送出される電
文の構成例を示している。図中において、２０１はアド
レスであって、呼び出し対象となる受信機１０２のアド
レス、または情報サービスの種類を示すサービスアドレ
スである。２０２はメッセージであって、受信機１０２
によって受信される情報である。２０３は情報コードで
あって、受信機のディスプレイ上に表示される情報を示
すコードである。

【００２５】図３は、受信機の構成例を示したものであ
って、図１における受信機１０２の構成例を示してい
る。３０１は受信装置であって、無線送信局１０１から
送出された電文を受信する。３０２は電文アドレスレジ
スタであって、受信した電文のアドレスを一時的に格納
する。３０３は電文メッセージレジスタであって、受信
した電文のメッセージを一時的に格納する。３０４は自
アドレスレジスタであって、受信機１０２のアドレスを
保持する。このアドレスは、通常、ポケベル呼び出し時
に使用するものである。３０７は情報コードレジスタで
あって、情報コードを一時的に格納するものである。３
０８はサービスレジスタであって、サービスアドレスを
一時的に格納するものである。

【００２６】３０９は比較器（Ａ）であって、電文アド
レスレジスタ３０２に設定されたアドレスと、自アドレ
スレジスタ３０４に保持された受信機１０２のアドレ
ス、またはサービスレジスタ３０８に格納されたサービ
スアドレスとが一致するか否かを比較するものである。
３１０は比較器（Ｂ）であって、比較器（Ａ）において
一致が検出されたとき、電文メッセージレジスタ３０３
に格納されたメッセージの情報コードと、情報コードレ
ジスタ３０７に格納された情報コードとが一致するか否
かを比較するものである。

【００２７】３１１は電文メッセージメモリであって、
比較器（Ｂ）３１０において比較結果、一致が検出され
たとき、電文メッセージ内の該当部分を格納する。３１
３はディスプレイであって、電文メッセージ内の該当部
分を表示する。３１４はランプであって、点滅によって
電文メッセージの着信を報知する。

【００２８】３０５はキーであって、サービス番号，キ
ーワードおよび検索指示を入力するものである。３０６
は変換装置であって、キー３０５から入力されたサービ
ス番号，キーワードを、該当するアドレス，情報コード
に変換する。前述の情報コードレジスタ３０７には、キ
ーワードを変換した情報コードが一時的に格納される。
またサービスレジスタ３０８には、サービス番号を変換
したアドレスが設定される。３１２は検索制御装置であ
って、キーワードおよび検索指示に基づき、電文メッセ
ージメモリ３１１内のメッセージから、該当する情報コ
ードを持つメッセージの部分を検索して、ディスプレイ
３１３上に表示する。

【００２９】図４は、本発明方式における情報提供サー
ビス受信の流れを示したものである。最初、受信機１０
２を持つ各利用者が、受信したい情報サービスのサービ
ス番号を、キー３０５から入力することによって指定す
る（ステップ４０１）。受信機１０２では、予め設定さ
れている変換装置３０６によって、キー３０５から入力
されたサービス番号を、該当するアドレスに変換して
（ステップ４０２）、このアドレスを空きサービスレジ
スタ３０８に設定する（ステップ４０３）。

【００３０】次に、各利用者が、指定した情報サービス
中で、受信したい情報のキーワードを、キー３０５から
入力すると（ステップ４０４）、入力されたキーワード
は変換装置３０６によって該当する情報コードに変換さ
れ（ステップ４０５）、空き情報コードレジスタ３０７
に設定される（ステップ４０６）。

【００３１】受信装置３０１は、送信装置１０１からの
電文を待ち受け、電文を受信すると（ステップ４０
７）、電文内のアドレスを電文アドレスレジスタ３０２
にセットし、メッセージを電文メッセージレジスタ３０
３にセットする（ステップ４０８）。

【００３２】比較器（Ａ）３０９において、電文アドレ
スレジスタ３０２の内容と、サービスレジスタ３０８に
格納されているサービスアドレスとを比較して、一致し
たとき、電文メッセージレジスタ３０３における電文の
メッセージを、比較器（Ｂ）３１０にセットする（ステ
ップ４０９）。

【００３３】比較器（Ｂ）３１０において、電文メッセ
ージ内の情報コードと、情報コードレジスタ３０７にお
ける情報コードとを比較して、一致したとき、ランプ３
１４を点滅するとともに、電文メッセージ内の該当箇所
を電文メッセージメモリ３１１に格納して、これをディ
スプレイ３１３上に表示する（ステップ４１０）。

【００３４】このようにすることによって、情報提供サ
ービスにおいて、利用者によって予め設定されたキーワ
ードを持つ情報のみを、指定した情報サービス中から選
択して、表示し、蓄積することが可能となる。

【００３５】図５は、防災情報サービスメニューの一例
を示したものであって、サービス名と、情報サービス番
号と、キーワードとの対応を示している。以下、防災情
報提供の例を用いて、実際の制御の流れを説明する。

【００３６】例えば、図５に示された、Ａ地区の火災情
報を受信したい場合には、利用者は、情報サービス番号
９９９およびキーワードＡ地区をキー３０５から入力す
る。入力された情報サービス番号およびキーワードは、
予め定められているアドレス（例えば１２３４−５６７
８）と、情報コード（例えは００１）に変換され、アド
レスはサービスレジスタ３０８に、情報コードは情報コ
ードレジスタ３０７に格納される。

【００３７】一方、無線送信局は、火災情報を送信する
場合、電文のアドレスに、このアドレス１２３４−５６
７８を設定し、さらに電文のメッセージ中に、情報コー
ドと、それが情報コードであることを示す記号（例え
ば、メッセージがＡ地区に関するものであれば※００
１；ここで※は００１が情報コードであることを示す記
号である）を挿入して、電文を送信する。

【００３８】受信端末においては、受信した電文が、ア
ドレス１２３４−５６７８を持つものであるか否かを、
比較器（Ａ）３０９において、サービスレジスタ３０８
に格納されているサービスアドレスと比較することによ
って判断する。アドレス１２３４−５６７８を持つ電文
であれば、さらに比較器（Ｂ）３１０において、メッセ
ージの情報コードについて、情報コードレジスタ３０７
内の情報コードと比較する。

【００３９】比較結果、電文のメッセージ内に、情報コ
ードと※００１を含んでいる箇所があれば、比較器
（Ｂ）３１０は、ランプ３１４を点滅して表示するとと
もに、該当箇所を電文メッセージメモリ３１１内に格納
して、ディスプレイ３１３上に表示する。

【００４０】図６は、電文着信時のランプ点滅を説明す
るものであって、図３の場合と同じものを同じ番号で示
し、５０１は切り替えスイッチ、５０２はスピーカであ
る。

【００４１】図６において、切り替えスイッチ５０１
は、サービスレジスタ３０８に設定されたサービスアド
レスと、情報コードレジスタ３０７に設定された情報コ
ードとに合致するメッセージを受信した場合、すなわ
ち、所望の情報を受信した場合、ランプ３１４を点滅
する、スピーカ５０２を鳴動させる、ランプ３１４
を点滅し、かつスピーカ５０２を鳴動させる、の３通り
のモードを切り替えるスイッチである。

【００４２】受信した電文のアドレスが、自アドレスレ
ジスタ３０４内に設定されている受信機のアドレスと一
致した場合、比較器（Ａ）３０９は、通常の無線呼び出
しと判断し、スピーカ５０２を鳴動させる。受信した電
文のアドレスが、サービスレジスタ３０８内に設定され
ているサービスアドレスと一致した場合、比較器（Ｂ）
３１０は、電文メッセージレジスタ３０３内のメッセー
ジの情報コードと、情報コードレジスタ３０７内の情報
コードとを比較して、一致した場合は、上述の〜の
いずれかの方法によって、必要な情報の着信を利用者に
報知する。

【００４３】図７は、キーワード参照およびサービスメ
ニュー書き替えを説明するものであって、図３の場合と
同じものを同じ番号で示し、６０１はキーワードレジス
タ、６０２はキーワードメモリ、６０３はキーワード参
照キーである。サービスメニューは、情報サービス番号
と、キーワードとからなっている。

【００４４】キーワードレジスタ６０１は、予め定めら
れたサービスメニューのアドレスを格納するものであ
る。キーワードメモリ６０２は、随時、変更が行なわれ
る情報サービス番号およびキーワードのメニューを格納
するものである。キーワード参照キー６０３は、キーワ
ードメモリ６０２内のサービスメニューを画面に呼び出
す際に使用されるキーである。

【００４５】無線送信局１０１が、サービスメニューの
書き替えを行なおうとする場合、予め定められたサービ
スメニューのアドレスを電文のアドレスに設定して、サ
ービスメニューを送信する。受信機は、比較器（Ａ）３
０９によって、電文アドレスレジスタ３０２内の情報
と、キーワードレジスタ６０１内の情報とを比較して、
一致したとき、電文メッセージレジスタ３０３内の情
報、すなわち、サービスメニューをキーワードメモリ６
０２内に格納することによって、サービスメニューの書
き替えが自動的に実行される。

【００４６】利用者が、サービスメニューを参照しよう
とする場合は、キーワード参照キー６０３を押下するこ
とによって、キーワードメモリ６０２内のサービスメニ
ューが、ディスプレイ３１３上に表示される。

【００４７】以下、図３を用いて、キーワードによる、
必要な情報の検索を説明する。利用者は、キー３０５に
よって、検索したいキーワードを入力することによっ
て、検索指示を行なう。ただしこの場合のキーワード
は、サービスメニューに含まれている、予め定められた
キーワードである。

【００４８】変換装置３０６は、このキーワードを予め
定められた情報コードに変換して、情報コードレジスタ
３０７に格納する。検索制御装置３１２は、検索指示を
受けたとき、電文メッセージメモリ３１１に格納されて
いる一または複数のメッセージの情報コードと、情報コ
ードレジスタ３０７の情報コードとを比較して、情報コ
ードが一致するメッセージがある場合、これをディスプ
レイ３１３上に表示する。

【００４９】

【発明の効果】以上説明したように本発明の無線呼び出
しを用いた情報サービス提供方式によれば、情報提供サ
ービスの利用者は、自分が必要とする情報のみを受信す
ることができるとともに、さらに検索機能を備えている
ので、効率的な情報利用を実現することができる。特
に、高速ポケベル，ＦＭポケベル等のように、大量の情
報を伝達できるポケットベルシステムの場合、多くの情
報中から必要な情報を容易に選択できるようにすること
の有用性は、極めて大きい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の全体構成を示す図である。

【図２】電文の構成を示す図である。

【図３】受信機の構成例を示す図である。

【図４】本発明方式における情報提供サービス受信の流
れを示す図である。

【図５】防災情報サービスメニューの一例を示す図であ
る。

【図６】電文着信時のランプ点滅を説明する図である。

【図７】キーワード参照およびサービスメニュー書き替
えを説明する図である。

【符号の説明】

３０５ キー ３０６ 変換装置 ３０７ 情報コードレジスタ ３０８ サービスレジスタ ３０９ 比較器（Ａ） ３１０ 比較器（Ｂ） ３１１ 電文メッセージメモリ ３１２ 検索制御装置 ３１３ ディスプレイ ３１４ ランプ ５０１ 切り替えスイッチ ５０２ スピーカ ６０１ キーワードレジスタ ６０２ キーワードメモリ ６０３ キーワード参照キー

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 無線送信局からサービスアドレスを指定
   して無線呼び出しを行なうことによって、受信機に該サ
   ービスアドレスに対応する種類の情報サービスの電文を
   伝送する情報サービス提供システムにおいて、 該無線送信局から情報内容を識別するための情報コード
   をそれぞれ挿入した複数のメッセージを一括して伝送す
   るとともに、 該受信機に、サービスアドレスを設定するサービスレジ
   スタと、情報コードを設定する情報コードレジスタとを
   備え、第１の比較器において、受信した電文のアドレス
   と該設定されたサービスアドレスとを比較して、一致を
   検出したとき、第２の比較器において、受信した電文の
   メッセージにおける情報コードと、前記設定された情報
   コードとを比較して、一致を検出したとき、該一致した
   情報コードを挿入されたメッセージを選択することによ
   って、所要のメッセージを選択的に受信することを特徴
   とする無線呼び出しを用いた情報サービス提供方式。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の無線呼び出しを用いた
   情報サービス提供方式において、各受信機に、サービス
   番号およびキーワードを入力するキーと、該サービス番
   号を前記サービスアドレスに変換し、該キーワードを前
   記情報コードに変換する変換装置とを備えたことを特徴
   とする無線呼び出しを用いた情報サービス提供方式。
3. 【請求項３】 前記受信機が、該受信機内に設定されて
   いる情報コードとの一致を検出されたメッセージを蓄積
   する電文メッセージメモリと、前記キーから入力された
   キーワードを前記変換装置において変換した情報コード
   によって該電文メッセージメモリの内容を検索する検索
   制御装置とを備え、キーワードによって、所要のメッセ
   ージを検索することを特徴とする請求項２に記載の無線
   呼び出しを用いた情報サービス提供方式。
4. 【請求項４】 請求項１に記載の無線呼び出しを用いた
   情報サービス提供方式において、切り替えスイッチを備
   え、前記第１の比較器および第２の比較器における一致
   検出時、該受信機において、ランプの点滅，スピーカの
   鳴動，ランプの点滅とスピーカの鳴動のいずれかのモー
   ドを選択して報知することを特徴とする無線呼び出しを
   用いた情報サービス提供方式。
5. 【請求項５】 前記受信機が、サービスメニューのアド
   レスを格納するキーワードレジスタと、前記無線送信局
   から送信されたサービスメニューを格納するキーワード
   メモリとを備え、前記第１の比較器において、前記無線
   送信局から受信したサービスメニューの電文におけるサ
   ービスメニューのアドレスと、該キーワードレジスタの
   アドレスとが一致したとき、該受信したサービスメニュ
   ーを前記キーワードメモリに設定することによって、情
   報サービス番号とキーワードとからなるサービスメニュ
   ーを書き替えることを特徴とする請求項１に記載の無線
   呼び出しを用いた情報サービス提供方式。
6. 【請求項６】 請求項５に記載の無線呼び出しを用いた
   情報サービス提供方式において、前記キーワードメモリ
   の内容を参照するキーワード参照キーと、情報を可視的
   に表示するディスプレイとを備え、該キーワード参照キ
   ーの操作に応じて、該キーワードメモリに蓄積されてい
   る情報サービス番号とキーワードとを読みだして該ディ
   スプレイにおいて表示することを特徴とする無線呼び出
   しを用いた情報サービス提供方式。