JP3797782B2 - メッセージ受信機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自己宛のメッセージを無線受信して記憶格納するメッセージ受信機に関し、特に、受信したメッセージをタイトルに従って自動的に分類して記憶格納する際に、使用者が不要なタイトルのメッセージについては記憶格納を行わないようにしたメッセージ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ページャ等のメッセージ受信機を用いた無線選択呼出通信システムは、数字情報のみならず平仮名や漢字等の文字情報をも送信可能になり、単に個人宛てにメッセージを送るだけでなく、情報提供会社が提供するニュース、株価、天気等の各種情報をも送信可能となっている。このような無線選択呼出通信システムにおいて、上記提供された天気情報等は共通の呼出番号(群呼出番号)宛てに無線送信され、この群呼出番号をもつ複数のメッセージ受信機が上記情報を受信して表示する情報提供サービスが行われている。
【0003】
このような情報提供サービスを行うために、例えば特公平5−35933号公報には、2つのコードのうちの1つを個別選択呼出サービスに使用し、他の1つを情報提供サービスに使用する発明が開示されている。
しかしながら、この発明にあっては、メッセージ受信機は情報提供会社からの各種サービス情報を受信しても、当該サービス情報(情報メッセージ)は個人宛ての通常の個別メッセージと同じメモリエリアに格納するため、格納された情報メッセージのうちの特定の情報メッセージだけを表示出力させて見たい時でも、個人宛ての個別メッセージと情報メッセージとが混在して表示されてしまい、目的を達成するためには受信者が表示切替操作を繰り返し行わなければならず、極めて使い勝手が悪いという問題があった。
【0004】
このような問題点を解決するために、例えば特開平8−19027号公報には、利用者がキー操作によりメッセージメモリに記憶されている任意のメッセージを読み出して、フォーマット及びファイル名を任意に設定してフォーマットメッセージメモリに登録可能とし、これによって、利用者が自由に受信メッセージを分類して保存させることができるようにしてファイル管理を容易化し、また、受信メッセージを登録したフォーマットデータに基づいて自動的に分類して保存することができるメッセージデータ受信機が開示されている。
【0005】
しかしながら、このメッセージデータ受信機にあっては、メッセージメモリに記憶されているメッセージを読み出してフォーマット及びファイル名をフォーマットメッセージメモリに予め登録しておかなければ、受信メッセージを自動的に分類して保存することができず、相変わらず利用者は分類のための煩雑な操作を行わなければならないという問題があった。
また、受信したメッセージがサービス情報に係る情報メッセージであっても、フォーマット及びファイル名が登録されていないと、個人宛ての通常の個別メッセージを格納するメモリエリアに記憶されるため、個別メッセージを記憶するためのメモリ容量が減少し、多くの情報メッセージを記憶保持してしまう場合には、個別メッセージを受信しても記憶表示させることができない事態も生じてしまうという問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、上記のようなサービス情報に係る情報メッセージは個別メッセージに比して多種多様で頻繁に送信されるが、実際の使用状況を勘案してみると、送信されてくる情報メッセージの内の全ての種類を常に利用者が必要とするわけではなく、個々の利用者或いは時や場合に応じて、必要とする情報メッセージの種類が異なるものである。
しかしながら、従来のメッセージ受信機にあっては、自己宛の群呼出番号が一致している限り、これら全ての情報メッセージを受信してメモリに記憶格納することとなるため、利用者が必要としない情報メッセージまでの記憶格納して、必要なメッセージを記憶するためのメモリ容量が減少してしまうという問題があった。
【0007】
本発明は上記従来の事情に鑑みなされたもので、情報メッセージをタイトル情報に基づいて種類毎に管理し、更に、不要な種類の情報メッセージはそのタイトル情報によって記憶格納しないようにして、メモリ容量を有効に活用することができるメッセージ受信機を提供することを目的とする。
なお、本発明の更なる具体的な目的は、以下の説明において記載するところである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るメッセージ受信機は、例えばページャにおいて実施され、個別選択呼出番号と少なくとも1つの群呼出番号とを無線受信して、受信した個別選択呼出番号或いは群呼出番号が自己に割り当てられた呼出番号と一致した場合に、当該個別選択呼出番号或いは当該群呼出番号に対応して受信したメッセージを記憶手段に格納するとともに表示器に表示する。
そして、本発明では特に、共通情報提供サービスの群呼出に係る情報メッセージを取捨選択するために、情報メッセージの記憶手段への格納可否を規定する格納可否情報を入力手段から受け付けて、当該格納可否情報をタイトル情報毎に書き換え可能に格納条件記憶手段に保持しており、群呼出番号に対応して無線受信した情報メッセージのタイトル情報が格納を禁止されている場合には、当該情報メッセージを破棄して記憶手段に格納しないようにしている。これにより、利用者が不要とする種類の情報メッセージは、格納可否情報の設定に応じて記憶格納しないようにして、メモリ容量の無駄な消費を防止する。
【0009】
また、本発明に係るメッセージ受信機では、記憶手段はタイトル情報格納エリアと情報メッセージ格納エリアとが形成されて、情報メッセージのタイトル情報部分はタイトル情報格納エリアに格納され、情報メッセージのメッセージ内容部分は情報メッセージエリアに格納される構成となっており、格納手段が受信した情報メッセージをそのタイトル情報に基づいて各格納エリアに自動的に分類して格納する。そして、格納条件記憶手段はタイトル格納エリア中の格納禁止フラグを保持するエリア部分から構成されて、格納可否情報はタイトル格納エリアにタイトル情報毎に設定される格納禁止フラグであり、格納手段は、当該格納禁止フラグが設定されたタイトル情報については情報メッセージの格納を行わない。
【0010】
また、本発明に係るメッセージ受信機では、格納禁止フラグが設定されたタイトル情報に対応する情報メッセージエリアを記憶手段から削除する手段を有しており、不要とされたタイトル情報に係るメモリ容量を開放して、メモリの有効利用を促進する。
また、本発明に係るメッセージ受信機では、タイトル情報がタイトルとサブタイトルで構成され、格納可否情報はタイトル毎或いはサブタイトル毎に設定保持される。これにより、不要とする情報メッセージの種類をきめ細かに設定することができ、メモリの有効利用をより一層効果的に行うことができる。
【0011】
また、本発明に係るメッセージ受信機は、メッセージの受信格納機能だけを有した装置として構成し、受信した情報メッセージを別個な表示装置で表示出力するようにしてもよいが、記憶手段に格納される情報メッセージを表示出力するメッセージ表示手段を有して構成すれば、受信したメッセージを利用者が手軽に表示出力させることができる。
また、本発明に係るメッセージ受信機では、格納条件保持手段に保持された格納可否情報をタイトル情報に対応付けて表示出力する格納条件表示手段を有しており、これによって、利用者はタイトル情報毎の格納可否情報の設定を表示を目視確認しながら容易且つ確実に行うことができる。
【0012】
本発明は、好ましい態様として、個別選択呼出番号と群呼出番号とを無線受信して、受信した個別選択呼出番号或いは群呼出番号が自己に割り当てられた呼出番号と一致した場合に、当該個別選択呼出番号或いは当該群呼出番号に対応して受信したメッセージを記憶手段に格納し、表示器に表示する携帯可能なページャ等のメッセージ受信機として実施され、記憶手段は、個別選択呼出番号に対応して受信したメッセージを記憶するメッセージ格納エリアと、群呼出番号に対応して受信した情報メッセージを記憶する受信情報格納エリアとに分割されている。そして、受信手段で、群呼出番号及び情報メッセージ及び情報メッセージのタイトル情報を含む無線信号を受信すると、受信した群呼出番号と呼出番号記憶手段が記憶する自己の群呼出番号とを呼出番号比較手段が比較し、この結果、両者が一致した場合に、タイトル抽出手段が受信信号からタイトル情報を抽出する。そして、格納条件記憶手段に記憶された格納可否情報に基づいて抽出されたタイトル情報が格納許可されているかを格納判断手段が判断し、この結果、抽出されたタイトル情報について格納が許可されている場合にのみ受信信号から情報メッセージを抽出して、抽出されたタイトル情報と当該情報メッセージとを記憶手段の受信情報格納エリアに記憶させる。これにより、個別選択呼出に係るメッセージ格納容量を確保し、更に、群呼出に係るメッセージの格納容量を有効活用し、個別選択呼出と群呼出とに支障のないように記憶手段の限られたメモリ容量を活用する。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係るメッセージ受信機を、ページャ(或いは、表示機能付選択呼出受信機)として用いた無線選択呼出通信システムの一実施形態を用いて詳しく説明する。
本例の無線選択呼出通信システムは、図1に示すように、情報提供会社1、電話機2、電話網3、中央局4、基地局5A、5B、・・・、5N、ページャ6A、6B、・・・6Nで構成されている。
このシステム構成において、情報提供会社1が作成した情報メッセージまたは電話機2或いは別の入力装置(図示せず、例えば携帯電話、パーソナルコンピュータ等)からの個別呼出のための通常のメッセージが電話網3を介して中央局4に送信される。
【0014】
中央局4は上記の情報メッセージやメッセージの送信相手の呼出番号及びメッセージ信号を無線通信システムに適したプロトコルに変換して複数の基地局5A〜5Nへ送信する。なお、無線通信システムに適したプロトコルとしては、例えばPOCSAG(Post Office Code Standardization Advisory Group)、NTT方式、RCR STD−42Aに規定されているFLEX−TD RADIOPAGING SYSTEM(以下FLEX−TDとする)等のプロトコルがあるが本発明は他の形式にも利用することができる。
【0015】
基地局5A〜5Nは上記のように変換されたデータを予め決められたデータ伝送速度(例えばFLEX−TDでは、1600bps(ビット毎秒)、3200bps或いは6400bps)の無線信号で複数のページャ6A〜6Nに送信する。ページャ6A〜6Nは上記の無線信号を受信して、この無線信号中に自己に割り当てられた呼出番号と一致する信号を検出した時に、呼出報知及び受信したメッセージ内容の表示を行う。
【0016】
次に、図2を用いて基地局5A〜5Nから送信される無線信号のフレームフォーマットの一例を説明する。同図に示すように、送信フレームフォーマットは、同期部20、ブロック情報(BI)21、アドレスフィールド(AF)22、ベクトルフィールド(VF)23、メッセージフィールド(MF)24で構成される。
同期部20は、「1」と「0」とのパターンで構成され、ページャ6A〜6Nに対して同期のタイミングを与える信号である。ブロック情報21は、フレーム及びシステム構成の情報を含み、アドレスフィールド22の起点、ベクトルフィールド23の起点、トラフィックが次のフレームへ続くことを示す情報等からなるフィールドである。アドレスフィールド22は、特定のページャを呼び出す個別呼出番号または情報提供会社1からの情報を共通して受信することができるページャを特定するための群呼出番号が1つ以上格納されるフィールドである。ベクトルフィールド22は、上記の個別呼出番号或いは群呼出番号に対応するメッセージ或いは情報メッセージが次に続くメッセージフィールド24のどの位置に格納されているかの情報、そのメッセージ内容の長さを示す情報、メッセージ内容が文字、メッセージ内容が英数字、メッセージ内容が16進/2進であることを示す等のメッセージのタイプを示す情報等が格納されるフィールドである。メッセージフィールド23は、個別呼出番号或いは群呼出番号に対応するメッセージ或いは情報メッセージが格納されるフィールドである。
【0017】
次に、ページャに情報提供会社1からの共通情報を提供するための群呼出番号がアドレスフィールド22に格納された場合の、メッセージフィールド24のフォーマットの一例を図3を用いて説明する。
図3(a)に示すように、メッセージフィールド24は、識別子241、信号種別242、メッセージ通番243、情報フラグ244、情報タイトルフィールド245、情報メッセージ本文フィールド246で構成される。
識別子241は当該メッセージフィールド24が後述するタイトル情報を含んでいるか否かを区別するためのものであり、信号種別242はこのメッセージフィールド24が情報提供会社1からの情報を提供するための情報メッセージであることを示すものであり、メッセージ通番243は情報メッセージの送信毎に付けられる通し番号である。
【0018】
情報フラグ244は、後述するように情報提供を行うためのメッセージフィールド24のフォーマット種別及びその働きを示すものである。情報タイトルフィールド245には後述するように情報提供会社1等が作成した情報メッセージの分類及び保存に用いられるタイトル情報が挿入され、情報メッセージ本文フィールド246には情報提供会社1等が作成した情報メッセージ本文(文字等で記述されたメッセージの内容)が挿入される。
【0019】
更に、図3(b)に示すように、情報タイトルフィールド245は、タイトルのコード番号(以下、N1とする)とタイトル(すなわち、タイトルの内容)、サブタイトル1のコード番号(以下、N2とする)とサブタイトル1、サブタイトル2のコード番号(以下、N3とする)とサブタイトル2を挿入するフィールドで構成されている。なお、N1、N2、N3はそれぞれのタイトル、サブタイトルに付与されるコード番号であり、タイトル及びサブタイトルは本文内容の見出しのような文字列である。この情報タイトルは図6に示すように自動的に情報メッセージを分類して保存するために用いられるものである。
【0020】
なお、個別呼出用の通常のメッセージの場合には、信号種別242によって情報メッセージとは異なる通常のメッセージであることが示され、また、情報メッセージ本文フィールド246には呼出者が作成したメッセージ内容が挿入される。また、このような通常のメッセージは、ページャ6A〜6Nで情報メッセージとは異なるものとして取り扱われ、後述するように通常メッセージ格納用に確保されたメモリエリアに記憶される。
【0021】
次に、図4を参照して、本例において情報メッセージのメッセージフィールド24に適用されるフォーマット例を説明する。本例においては3種類のフォーマットがあり、図4(a)〜(b)に示すように、識別子241、信号種別242、メッセージ通番243、情報フラグ244は各フォーマットに共通して用いられる。
図4(a)に示すフォーマットは、タイトル、サブタイトル1、サブタイトル2とそれぞれのコード番号(N1〜N3)及び情報本文フィールド246で構成されており(以下、フォーマット1とする)、通常用いられるフォーマットである。図4(b)に示すフォーマットは、タイトルのみを送信する場合に用いられるフォーマットであり(以下、フォーマット2とする)、タイトルのみの作成、タイトルの変更、タイトルの削除等に用いられる。図4(c)に示すフォーマットは、上記図4(a)で送信されたフォーマットと同一のタイトル、サブタイトル1及びサブタイトル2の情報メッセージを送信するときに、タイトル情報としてタイトル、サブタイトル1及びサブタイトル2の内容部分は省略してそれらのコード番号(N1〜N3)のみを情報メッセージ本文246と送信するフォーマットであり(以下、フォーマット3とする)、これによって送信データ量を削減するものである。なお、上記した各フォーマットにおいて、サブタイトル1、2及びN1、N2がフォーマットに含まれていない場合にには、情報メッセージ本文246が左側へつめられる。
【0022】
このような3種のフォーマット1〜3をページャ6A〜6Nが識別するために、上述した情報フラグ244が用いられる。この情報フラグ244の構成と働きを表1に示す。具体的には、情報フラグ244には5つの働きがあり、情報フラグ244が「A」のときにはフォーマット1を示し、「B」のときにはフォーマット2を示し、「C」のときにはフォーマット2であって更にページャが受信しているタイトル、サブタイトル1、2の変更を示し、「D」のときにはフォーマット2であって更にページャが受信しているタイトル、サブタイトル1、2及びこれに対応して記憶している情報メッセージ本文の削除を示し、「E」ときにはフォーマット3を示す。
【0023】
【表1】
Figure 0003797782
【0024】
図5は、本例のページャ(表示機能付選択呼出受信機)の一実施例を示すブロック図である。本例におけるページャ6A〜6Nにおいて、60は無線信号を受信するアンテナ、61は基地局5A〜5Nから送信された上記如きのフレームフォーマットの無線信号をアンテナ60を介して受信する受信部、62は受信した信号を復号するデコーダ部、63は予め割り当てられた自己の呼出番号及び情報メッセージを受信するために割り当てられた群呼出番号及び受信すべきフレームの番号を記憶するID−ROM、64は各機能部を制御するための各種プログラムが格納されているROM、65は受信したメッセージを格納するためのRAM、66は制御部72からの入力信号に基づいて表示部67を駆動する表示駆動回路、67はメッセージ等を表示するLCD等の表示部、68は呼出があったことを光により報知するためのLED、69は呼出があったことを音により報知するためのスピーカ等の鳴音部、70は呼出があったことを振動により報知するためのバイブレータ等の振動部、71はメッセージの読出しや呼出動作の停止更にはタイトル情報毎に格納可否情報の入力等を利用者が行うための操作部である。
【0025】
ここで、本例の通信システムは、メッセージ等のデータを複数のフレームで重複して送信するダイバーシチ的な形式としていることから、ID−ROM63には受信すべきフレームの番号が記憶されて、当該フレームの番号に基づいて各ページャ6A〜6Nは自己に該当するフレームを受信処理する。なお、本発明はこのような形式の通信システムに限らず、他の種々な形式の通信システムにおいても実現できることは勿論である。
【0026】
また、このページャには上記の各機能部61〜71を統括制御する制御部72が備えられている。
この制御部72には、受信した信号のアドレスとID−ROM63に記憶されている呼出番号或いは群呼出番号との比較を行うID比較手段73、受信した信号が個別呼出番号と一致した場合に次に続く個別メッセージを抽出する通常メッセージ抽出手段74、受信した信号が群呼出番号に一致した場合に次に続く情報メッセージを分類して保存するためのタイトル情報を抽出してこの抽出タイトル情報と受信情報格納エリア81に格納されているタイトル情報及び格納可否情報(本例では、格納禁止フラグ)とを比較するタイトル情報抽出手段75、比較結果に応じて情報メッセージを格納するフォルダを受信情報格納エリア81に作成して抽出したタイトル情報や情報メッセージを受信情報格納エリア81に格納するフォルダ作成手段76、格納が禁止されている場合に情報メッセージを含んだ受信信号を破棄する情報メッセージ破棄手段77と、受信した信号が群呼出番号と一致し且つ格納が許可されている場合に当該受信信号から情報メッセージを抽出する情報メッセージ抽出手段78と、操作部71から入力された格納可否情報を後述するように受信情報格納エリア81内の所定のエリア部分に設定する禁止フラグ設定手段79と、が備えられている。
【0027】
更に、上記RAM65は、個別呼出番号に一致したメッセージ及びタイトル情報が付されない形式で送信される情報メッセージを保存するための通常メッセージ格納エリア80と、タイトル情報が付された情報メッセージをタイトルに従って分類して保存するための受信情報格納エリア81とに分割されている。このため、これらエリア80、81は独立してメモリ容量が確保され、通常のメッセージ等を格納するための容量と、タイトルで分類した情報メッセージを格納するための容量とが、互いの消費容量に影響されることなく確保され、例えば、極めて多くの情報メッセージを受信情報格納エリア81に格納したとしても、通常メッセージ格納エリア80はこれに影響されることなく、通常の個別呼出メッセージを保存することができる。
なお、本例では、同一のメモリフィールドに2つのエリアを分割して形成しているが、これらエリアを互いに異なるメモリ装置によって構成してもよい。また、上記のように2つのエリアを分割するのが好ましいが、本発明の他の目的からすれば、このようにエリアを分割することは必須ではない。
【0028】
次に、図6を参照して、情報メッセージを階層的に分類して保存する時のメモリ格納概念を説明する。ここでは、群呼出番号に引き続く情報メッセージの内容がニュース情報と天気情報との2つを例にして説明する。
上述した群呼出信号で呼出されたページャは、受信した情報メッセージを保存するにあたり、メッセージフィールド24に挿入されているタイトル、サブタイトル1、2に従って分類を行い、これらに対応する格納エリアであるフォルダを作成して保存を行う。
【0029】
まず、ニュースに関する情報の場合について説明すると、上述した情報メッセージに付随しているタイトルの“ニュース”及びタイトル番号“NO.1”に対応するフォルダが作成され、このタイトルを詳細に分類するためのサブタイトル1の“日本”とこの番号“NO.1”、“世界”とこの番号“NO.2”、“芸能”とこの番号“NO.3”、“スポーツ”とこの番号“NO.4”を抽出してそれぞれに対応するフォルダが作成される。サブタイトル1の“日本”“世界”については更に詳細分類するサブタイトル2の“政治”とこの番号“NO.1”、“経済”とこの番号 “NO.2”に対応するフォルダが作成される。また、サブタイトル1の“スポーツ”についても同様にサブタイトル2の“野球”とこの番号“NO.1”、“サッカー”とこの番号“NO.2”、“ゴルフ”とこの番号“NO.3”に対応するフォルダが作成される。
【0030】
次に、天気に関する情報の場合について説明すると、ニュース情報と同様に、まず、タイトルの“天気”とこのタイトル番号“NO.2”に対応するタイトルフォルダを作成する。このタイトルを詳細に分類するためのサブタイトル1の“北海道”とこの番号“NO.1”、“東北”とこの番号“NO.2”、“関東”とこの番号“NO.3”にそれぞれ対応するサブタイトルフォルダが作成される。また、サブフォルダ1の“関東”については更に詳細に分類するために、サブフォルダ2の“東京”とこの番号“NO.1”、“千葉”とこの番号“NO.2”、“神奈川”とこの番号“NO.3”、“埼玉”とこの番号“NO.4”のそれぞれに対応するサブタイトルフォルダが作成される。このようにタイトル、サブタイトル1或いはサブタイトル2によって分類し、作成されたフォルダには、それぞれのタイトル、サブタイトル1、2に属する情報メッセージが保存される。
【0031】
このようにして本例では、タイトルを基にして、タイトルの下に複数のサブタイトル1、更にサブアドレス1の下に複数のサブタイトル2に分類してこれらのタイトル、サブタイトル1、2に対応する情報メッセージを格納するフォルダ(格納エリア)を作成することにより、情報メッセージ本文を自動的に階層的に分類して保存することができる。
【0032】
図7及び図8には、図5に示した情報メッセージを格納するための受信情報格納エリア81の構成を示してある。受信情報格納エリア81は、図7に示すようなタイトル情報格納エリアと、図8に示すような情報メッセージ格納エリアとで構成される。
図7に示すように、タイトル情報格納エリアは、メモリ番号と、タイトル情報が何階層に位置するかを示す階層情報を格納するエリアと、タイトル情報に対応する情報メッセージの格納禁止を示す格納禁止フラグを設定するエリアと、タイトル及びサブタイトル1、2のコード番号を格納するためのエリア(N1、N2、N3のコード番号3桁を合わせて情報コードとする)と、当該コードのタイトルを格納するためのエリアとで構成される。
【0033】
なお、本例では、格納禁止フラグが”0”の場合には、当該タイトル情報に対応する情報メッセージを情報メッセージ格納エリアに格納することを示し、格納禁止フラグが”1”の場合には、当該タイトル情報に対応する情報メッセージを格納せずに破棄することを示している。
ここで、図5に示した構成には含まれていないが、本発明において、格納禁止フラグが設定されたタイトル情報に対応する情報メッセージエリア部分をRAM65から削除する手段を制御部72に設けててもよい。
【0034】
このタイトル情報格納エリアに、例えば、タイトルが”ニュース”でありタイトル番号N1が”NO.1”のタイトル情報が保存される場合には、空きエリア(ここでは、メモリ番号1とする)に第1階層を示す”1”、情報コード(N1、N2、N3)は、N1にコード番号”1”、N2、N3、には、コード番号に使用されていない例えば”0”が加えられ、N1に”1”、N2に”0”、N3に”0”及びタイトル情報に”ニュース”が格納され、格納禁止フラグは、ニュースに関する情報メッセージを情報メッセージ格納エリアに格納することを示す”0”が設定されている。
また、サブタイトル1が”芸能”でサブタイトル番号が”3”の情報については、メモリ番号8の欄で、階層エリアに第2の階層を示す”2”、情報コードは、N1にはこのサブタイトル”芸能”が属するタイトル”ニュース”のコード番号”1”、N2には”芸能”のコード番号”3”、N3には”0”及びタイトル情報には”芸能”が格納され、格納禁止フラグは、芸能に関する情報メッセージを情報メッセージ格納エリアに格納しないことを示す”1”が設定されている。
【0035】
また、サブタイトル2が”埼玉”でサブタイトル番号が”4”の情報については、メモリ番号20の欄で、第3の階層を示す”3”、情報コードとして”埼玉”が属するタイトル(天気)のコード番号”2”(N1)と、サブタイトル1(関東)のコード番号”3”(N2)及び”埼玉”のコード番号”4”が格納され、タイトル情報に”埼玉”が格納され、格納禁止フラグは、ニュースに関する情報メッセージを情報メッセージ格納エリアに格納することを示す”0”が設定されている。
このような構成とすることで、タイトルとサブタイトル1、2とを属性をもたせて階層化して管理することができ、後の読出処理等において容易に目的の情報を捜し出すことができる。更に、利用者が操作部71から設定操作を行うことにより格納禁止フラグら書き換えられ、これによって、タイトル、サブタイトルといった階層毎の細かな種類で、利用者は必要としないタイトル情報に関する情報メッセージをメモリ65に格納しないように任意に設定することができる。
【0036】
また、図8に示すように、情報メッセージ格納エリアは、上記のN1、N2、N3のコード番号3桁を合わせた情報コードを格納するためのエリアと、各情報コード毎のフォルダを区別する番号を格納するためのエリアと、受信した情報メッセージの内容部分を格納する情報メッセージエリアで構成される。なお、上記した禁止フラグの設定に伴う削除処理はコード番号3桁を合わせた情報コードを格納するためのエリア毎に行われ、これによって、タイトル、サブタイトルといった階層毎の細かな種類で不要な情報メッセージ格納に浪費されるメモリ容量を削減することができる。
【0037】
この情報メッセージ格納エリアに格納される情報メッセージは、上記情報コードに対応する情報メッセージが格納され、例えば、コード番号が「141」の情報メッセージ格納エリアには、第3階層で管理される情報コード「111」に一致するニュース情報で”スポーツ”に関連するもののうちの”野球”に関連する情報メッセージが保存される。
なお、図7に示したタイトル情報格納エリアの格納禁止フラグ”1”が設定されているタイトル情報(例えば、”サッカー”、”北海道”)については、情報メッセージの格納を行わないため、上記のような情報メッセージを格納するエリアは確保されない。
このような構成とすることによりタイトル、サブタイトル1、2で階層化して分類された情報メッセージを保存することができ、後の読出処理等において容易に目的の情報を捜し出すことができる。更に、利用者が不要とする情報メッセージのためのエリアを省いて、メモリ容量の浪費を回避することができる。
【0038】
なお、本例のようにタイトル情報と情報メッセージの内容部分とをそれぞれのエリアに分けて階層構造で管理するようにすれば、タイトル情報格納エリアをインデックス的に用いて目的の情報を容易に捜し出し、対応する情報を情報メッセージ格納エリアから容易に特定して読み出すことができる。但し、タイトル情報に基づいて情報メッセージを分類して管理できる態様であれば、上記のようにタイトル情報と情報メッセージの内容部分とをそれぞれのエリアに分けて階層構造で管理することまでは本発明において必須ではなく、他の種々な態様とすることができる。
【0039】
図9には、上記したページャにおける情報メッセージの格納禁止フラグの設定処理の一例を示し、図10には、当該設定操作に際して表示部67に表示される画面の一例を示す。
まず、操作部71よりタイトル情報の表示指示が入力されると、制御部72が図7に示すタイトル情報(具体的には、図10(a)に示すように最上位階層の”ニュース”及び”天気”)を受信情報エリア81から読み出して、表示部67にタイトル情報を表示する(ステップS1)。次に、操作部71の選択動作に応じて、制御部72が、表示駆動回路66に表示したタイトル情報の内の選択されたタイトルを図10に示すように網掛け表示させ(ステップS2)、更に、操作部71の入力指示が、選択されているタイトル情報に対応する情報メッセージの格納を禁止するためのものか、格納を許容するためのものかを判断する(ステップS3)。なお、操作部71の選択動作に応じて、表示されるタイトル情報は図10(a)に示すように下位階層のサブタイトルへと切り替えることができる。
【0040】
情報メッセージの格納を禁止するための入力指示である場合には、禁止フラグ設定手段79がタイトル情報格納エリアに格納禁止フラグ”1”を設定し(ステップS4)、情報メッセージの格納を許可するための入力指示である場合には、禁止フラグ設定手段79がタイトル情報格納エリアに格納禁止フラグ”0”を設定する(ステップS5)。具体的には、格納禁止フラグ”1”を設定した場合には、図10(b)に示すように天気の「東北」に関する情報メッセージを「禁止」する表示が表示部67になされ、また、格納禁止フラグ”0”を設定した場合には、図10(c)に示すように天気の「北海道」に関する情報メッセージを「受信」する表示が表示部67になされる。
【0041】
なお、このような格納禁止フラグの設定は操作部71の操作に応じて反転し、格納禁止の設定及びその解除が利用者によって任意になされ、その設定状態が図10に示すように表示部67に表示出力される。
そして、このような格納禁止の設定及びその解除は利用者がタイトル情報を選択して繰り返し行うことができ(ステップS6)、この結果、各タイトル情報毎に格納禁止フラグが利用者の操作に応じて設定される。
【0042】
図11及び図12には、上記したページャにおける受信処理動作の一例を示してある。
まず、図11において、受信部61がID−ROM63に記憶されている自己の呼出番号が含まれるフレームを受信すると(ステップS10)、受信したフレームのアドレスフィールド22の呼出番号とID−ROM63に記憶されている個別呼出番号との比較をID比較手段73で行い(ステップS11)、比較の結果、両者が一致しない場合には後述する図12のA以降の処理を行う。一方、両者が一致した場合には、続くベクトルフィールド23を参照してメッセージがあるか否かの判断を制御部72で行う(ステップS12)。メッセージが存在する場合には、受信したメッセージを通常メッセージ抽出手段74により抽出して、通常メッセージ格納エリア80に記憶するとともに(ステップS13)、表示駆動回路66を制御して表示部67に当該メッセージの表示を行い(ステップS14)、更に、LED68、鳴音部69あるいは振動部70により呼出があったことの報知動作を行う(ステップS15)。なお、ステップS12でメッセージが存在しないときは、呼出があったことのみをLED、鳴音部あるいは振動部により報知する(ステップS15)。
【0043】
上記したように受信呼出番号と自己の個別呼出番号とが一致しない場合には(ステップS11)、図12に示す処理が行われる。
まず、受信呼出番号とID−ROM63に記憶されている群呼出番号との比較をID比較手段73が行い(ステップS16)、両者が一致しない場合には、図11のBへ進んで受信動作を終了する。一方、両者が一致した場合には、タイトル情報抽出手段75が受信信号からタイトル情報の抽出を行い、抽出したタイトル情報と図7のタイトル情報格納エリアに格納されている情報タイトルとの比較を行い(ステップS17)、比較の結果、一致しない場合には新規タイトルであるためタイトル情報格納エリアに受信タイトルを格納する(ステップS18)。そして、この受信信号中にメッセージが存在するか否かを情報メッセージ抽出手段78が行い(ステップS19)、情報メッセージが存在しない場合には、、図11のBへ進んで受信動作を終了する。一方、情報メッセージが存在した場合には、フォルダ作成手段76が情報メッセージ格納エリア81に新たにフォルダを作成するとともに情報メッセージ抽出手段78が受信信号中でタイトル情報の後に続く情報メッセージを抽出して、当該フォルダに記憶する(ステップS22)。
【0044】
一方、受信タイトル情報と格納タイトル情報とが一致した場合には(ステップS17)、この一致したタイトル情報が情報メッセージを格納することが禁止されたものであるか否かを格納禁止フラグに基づいて制御部72が判断し(ステップS20)、格納禁止タイトルの場合には、情報メッセージを含む受信信号を情報メッセージ破棄手段77が破棄する(ステップS21)。一方、受信タイトルが格納禁止タイトルでない場合には、受信信号中のタイトル情報の後に続く情報メッセージを情報メッセージ抽出手段78により抽出して、情報メッセージ格納エリア81に記憶するとともに(ステップS22)、表示駆動回路66を制御して表示部67に当該メッセージの表示を行い(ステップS23)、更に、LED68、鳴音部69あるいは振動部70により呼出があったことの報知動作を行い(ステップS24)、図11のBへ進み受信動作を終了する。
【0045】
なお、上記の説明ではフラグ形式の格納可否情報を示したが、例えば、メモリに格納を禁止するタイトル情報或いは格納を許可するタイトル情報を格納しておくようにし、当該タイトル情報と受信タイトル情報との一致を判断して、受信した情報メッセージを破棄或いは格納するようにしてもよい。
また、上記の説明では本発明をページャに適用した例を示したが、本発明はページャに限らず、情報を受信する機能を持つ、例えば、パーソナルコンピュータ、ラジオ受信機、携帯電話機等といった種々な形態で実施することもできる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、情報メッセージの種別を当該情報メッセージに付加されているタイトル情報で判別し、利用者の要否に応じてタイトル情報毎情報タイトルの格納或いは破棄を設定できるようにしたため、不必要な情報タイトルの格納によるメモリ容量の浪費を利用者の使用状況に応じて効果的に抑えることができ、メモリ容量の有効活用を実現することができる。特に、個別呼出も併用するメッセージ受信機にあっては、個別呼出のメッセージを格納するためのメモリ容量が圧迫されず、個別メッセージと情報メッセージとの格納を限られたメモリ容量において支障なく実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る選択呼出通信システムの構成を示す図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る送出フレームの構成を説明する図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係るメッセージフィールドの構成を説明する図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係るメッセージフィールドに挿入される情報メッセージの構成を説明する図である。
【図5】 本発明の一実施形態に係るページャの構成を示す図である。
【図6】 本発明の一実施形態に係る情報メッセージの階層化概念を説明する図である。
【図7】 本発明の一実施形態に係るタイトル情報格納エリアの構成を説明する図である。
【図8】 本発明の一実施形態に係る情報メッセージ格納エリアの構成を説明する図である。
【図9】 本発明一実施形態に係るページャの格納禁止タイトル設定処理の一例を示すフローチャートである。
【図10】 格納禁止タイトル設定時の画面表示を示す図である。
【図11】 本発明一実施形態に係るページャの受信処理の一例を示すフローチャートである。
【図12】 本発明一実施形態に係るページャの受信処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・情報提供会社、 4・・・中央局、 5A〜5N・・・基地局、
6A〜6N・・・ページャ、 24・・・メッセージフィールド、
61・・・受信部、 63・・・ID−ROM、 65・・・RAM、
67・・・表示部、 71・・・操作部、 73・・・ID比較手段、
74・・・通常メッセージ抽出手段、 75・・・タイトル情報抽出手段、
76・・・フォルダ作成手段、 77・・・情報メッセージ破棄手段、
78・・・情報メッセージ抽出手段、 79・・・禁止フラグ設定手段、
80・・・通常メッセージ格納エリア、 81・・・受信情報格納エリア、

Claims (7)

  1. 情報メッセージとタイトル情報とタイトル情報を特定するコード番号を格納する記憶手段を有し、メッセージ受信機に共通な情報メッセージを提供するための群呼出番号を無線受信すると、当該群呼出番号に対応して無線受信した情報メッセージを前記記憶手段に格納するメッセージ受信機であって
    前記記憶手段に格納される情報メッセージやタイトル情報を表示出力する表示手段を有し、
    利用者により入力を行う入力手段を有し、
    前記入力手段によりタイトル情報の表示指示が入力されると前記記憶手段に格納されたタイトル情報を表示し、当該表示したタイトル情報について、情報メッセージの格納の可否を規定する格納可否情報を前記入力手段から受け付けて、当該格納可否情報をタイトル情報毎に書き換え可能に格納条件記憶手段に保持し、
    タイトル情報を特定するコード番号が付加された情報メッセージを無線受信したときに、前記格納可否情報に基づいて、無線受信した情報メッセージに付加された前記コード番号により特定されるタイトル情報が格納を禁止されている場合には、当該情報メッセージを破棄して前記記憶手段に格納しないようにし、
    タイトル情報を特定するコード番号及び当該タイトル情報を含む信号を受信したときに、当該受信信号に含まれるタイトル情報と前記記憶手段に格納されたタイトル情報とが一致するか否かを比較し、一致しない場合には前記受信信号に含まれるタイトル情報及び当該タイトル情報を特定するコード番号を前記記憶手段に格納することを特徴とするメッセージ受信機。
  2. 請求項1に記載のメッセージ受信機において、
    受信した情報メッセージをそのタイトル情報に基づいて分類して前記記憶手段に格納する格納手段を有し、
    前記記憶手段はタイトル情報格納エリアと情報メッセージ格納エリアとが形成されて、格納手段により、情報メッセージのタイトル情報部分はタイトル情報格納エリアに格納され、情報メッセージのメッセージ内容部分は情報メッセージ格納エリアに格納される構成となっており、
    前記格納可否情報はタイトル情報格納エリアにタイトル情報毎に設定される格納禁止フラグであって、前記格納条件記憶手段は当該タイトル情報格納エリア中の格納禁止フラグを保持するエリア部分から構成されていることを特徴とするメッセージ受信機。
  3. 請求項2に記載のメッセージ受信機において、
    格納禁止フラグが設定されたタイトル情報に対応する情報メッセージ格納エリアを前記記憶手段から削除する手段を有することを特徴とするメッセージ受信機。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のメッセージ受信機において、
    前記タイトル情報がタイトルとサブタイトルで構成され、前記格納可否情報はタイトル毎或いはサブタイトル毎に設定保持されることを特徴とするメッセージ受信機。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のメッセージ受信機において、
    前記表示手段は、前記入力手段により入力される指示に応じて、タイトル情報とそれに対応する格納可否情報の設定状態を表示する、
    ことを特徴とするメッセージ受信機。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のメッセージ受信機において、
    前記格納条件記憶手段に保持された格納可否情報をタイトル情報に対応付けて表示出力する格納条件表示手段を有することを特徴とするメッセージ受信機。
  7. 情報メッセージとタイトル情報とタイトル情報を特定するコード番号を格納する記憶手段を有し、個別選択呼出番号と群呼出番号とを無線受信して、受信した個別選択呼出番号或いは群呼出番号が自己に割り当てられた呼出番号と一致した場合に、当該個別選択呼出番号或いは当該群呼出番号に対応して受信した情報メッセージを前記記憶手段に格納し、表示器に表示する携帯可能なメッセージ受信機であって
    前記記憶手段は、個別選択呼出番号に対応して受信した情報メッセージを記憶するメッセージ格納エリアと、群呼出番号に対応して受信した情報メッセージを記憶する受信情報格納エリアとに分割されており、当該受信情報格納エリアはタイトル情報及び当該タイトル情報を特定するコード番号を格納するタイトル情報格納エリアと情報メッセージを格納する情報メッセージ格納エリアを有しており、更に、
    メッセージ受信機に共通な情報メッセージを提供するための群呼出番号及び情報メッセージ及び情報メッセージのタイトル情報を特定するコード番号を含む無線信号を受信する受信手段と、
    自己に割り当てられた群呼出番号を記憶する呼出番号記憶手段と、
    受信した情報メッセージの格納の可否を規定する格納可否情報をタイトル情報毎に書き換え可能に記憶する格納条件記憶手段と、
    前記受信手段で受信した群呼出番号と前記呼出番号記憶手段が記憶する自己の群呼出番号とを比較する呼出番号比較手段と、
    前記比較の結果、受信した群呼出番号と自己の呼出番号とが一致した場合に、受信信号からタイトル情報を特定する前記コード番号を抽出するタイトル抽出手段と、
    前記格納条件記憶手段に記憶された格納可否情報に基づいて前記抽出されたコード番号により特定されるタイトル情報が格納許可されているかを判断する格納判断手段と、
    前記判断の結果、抽出されたコード番号により特定されるタイトル情報について格納が許可されている場合にのみ前記受信信号から情報メッセージを抽出して、当該情報メッセージを前記記憶手段の受信情報格納エリアが有する情報メッセージ格納エリアに記憶させる手段と、を備え、更に、
    利用者により入力を行う入力手段と、
    前記入力手段によりタイトル情報の表示指示が入力されると前記記憶手段の受信情報格納エリアが有するタイトル情報格納エリアに格納されたタイトル情報を表示し、当該表示したタイトル情報について、情報メッセージの格納の可否を規定する格納可否情報を前記入力手段から受け付けて、当該格納可否情報をタイトル情報毎に書き換え可能に前記格納条件記憶手段に保持する手段と、
    タイトル情報を特定するコード番号及び当該タイトル情報を含む信号を受信したときに、当該受信信号に含まれるタイトル情報と前記記憶手段の受信情報格納エリアが有するタイトル情報格納エリアに格納されたタイトル情報とが一致するか否かを比較し、一致しない場合には前記受信信号に含まれるタイトル情報及び当該タイトル情報を特定するコード番号を前記記憶手段の受信情報格納エリアが有するタイトル情報格納エリアに格納する手段と、
    を備えたことを特徴とするメッセージ受信機。
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