JP4806607B2 - メッセージ比較判定装置、メッセージ比較判定方法およびメッセージ比較判定プログラム - Google Patents

メッセージ比較判定装置、メッセージ比較判定方法およびメッセージ比較判定プログラム Download PDF

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本発明は、メッセージ比較判定装置、メッセージ比較判定方法およびメッセージ比較判定プログラムに関する。
従来は、携帯電話などの移動機とネットワークとの通信プロトコル信号等が記録されたファイルを解析するために、試験を行う携帯電話とネットワークとの通信プロトコル信号ファイルと、他機種の携帯電話とネットワークとの通信プロトコル信号ファイルとに含まれるメッセージ名やメッセージ内容を比較し、一致するか否かを判定している(例えば特許文献1参照)。
この従来の比較方法は、比較する2つの通信プロトコル信号ファイルに含まれるメッセージ名およびメッセージ内容を1件ごとに分割し、分割されたメッセージ名およびメッセージ内容を1件ごとに比較判定している。
特開平8−063349号公報
しかしながら、上述した従来の比較方法では、階層を考慮してメッセージを比較していないため、比較する2つファイルが通信プロトコル信号ファイルのように階層化されている場合でも、分割されたメッセージ名およびメッセージ内容ごとに比較している。そのため、上位階層であるメッセージ名が相違するにも拘らず、下位会層であるメッセージ内容が一致するために、結果としてメッセージが一致すると誤判定してしまうといった問題がある。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するために、メッセージの階層を考慮して比較することができるメッセージ比較判定装置、メッセージ比較判定方法およびメッセージ比較判定プログラムを提供することを目的とする。
本発明のメッセージ比較判定装置は、複数の階層からなるメッセージを含む第1の通信プロトコル信号ファイルおよび第2の通信プロトコル信号ファイルを読み込む読込手段と、第1の通信プロトコル信号ファイルに含まれる一または複数のメッセージ名および当該メッセージ名の下位階層にあたる一または複数の階層からなるメッセージ内容と、第2の通信プロトコル信号ファイルに含まれる一または複数のメッセージ名および当該メッセージ名の下位階層にあたる一または複数の階層からなるメッセージ内容とをそれぞれ比較して、両メッセージ名および両メッセージ内容がそれぞれ一致するか否かを判定するメッセージ比較判定手段と、を備え、メッセージ比較判定手段は、全てのメッセージ名に対して両メッセージ名が一致するか否かを判定し、両メッセージ名が同一であると判定した場合は、当該両メッセージ名の下位階層の全てのメッセージ内容が一致するか否かを判定し、当該メッセージ内容が異なると判定した場合に、第1の通信プロトコル信号ファイルに含まれるメッセージ内容と第2の通信プロトコル信号ファイルに含まれるメッセージ内容とを、それぞれ同一の階層同士で順次比較して、当該同一階層同士のメッセージ内容が一致するか否かを順次判定し、両メッセージ名が同一でないと判定した場合は、当該両メッセージ名の下位階層のメッセージ内容が一致するか否かを判定しないことを特徴とする。
また、本発明のメッセージ比較判定方法は、複数の階層からなるメッセージを含む第1の通信プロトコル信号ファイルおよび第2の通信プロトコル信号ファイルを読み込む読込ステップと、第1の通信プロトコル信号ファイルに含まれる一または複数のメッセージ名および当該メッセージ名の下位階層にあたる一または複数の階層からなるメッセージ内容と、第2の通信プロトコル信号ファイルに含まれる一または複数のメッセージ名および当該メッセージ名の下位階層にあたる一または複数の階層からなるメッセージ内容とをそれぞれ比較して、両メッセージ名および両メッセージ内容がそれぞれ一致するか否かを判定するメッセージ比較判定ステップと、を備え、メッセージ比較判定ステップは、全てのメッセージ名に対して両メッセージ名が一致するか否かを判定し、両メッセージ名が同一であると判定した場合は、当該両メッセージ名の下位階層の全てのメッセージ内容が一致するか否かを判定し、当該メッセージ内容が異なると判定した場合に、第1の通信プロトコル信号ファイルに含まれるメッセージ内容と第2の通信プロトコル信号ファイルに含まれるメッセージ内容とを、それぞれ同一の階層同士で順次比較して、当該同一階層同士のメッセージ内容が一致するか否かを順次判定し、両メッセージ名が同一でないと判定した場合は、当該両メッセージ名の下位階層のメッセージ内容が一致するか否かを判定しないことを特徴とする。
さらに、本発明のメッセージ比較判定プログラムは、コンピュータを、複数の階層からなるメッセージを含む第1の通信プロトコル信号ファイルおよび第2の通信プロトコル信号ファイルを読み込む読込手段と、第1の通信プロトコル信号ファイルに含まれる一または複数のメッセージ名および当該メッセージ名の下位階層にあたる一または複数の階層からなるメッセージ内容と、第2の通信プロトコル信号ファイルに含まれる一または複数のメッセージ名および当該メッセージ名の下位階層にあたる一または複数の階層からなるメッセージ内容とをそれぞれ比較して、両メッセージ名および両メッセージ内容がそれぞれ一致するか否かを判定するメッセージ比較判定手段として機能させ、メッセージ比較判定手段は、全てのメッセージ名に対して両メッセージ名が一致するか否かを判定し、両メッセージ名が同一であると判定した場合は、当該両メッセージ名の下位階層の全てのメッセージ内容が一致するか否かを判定し、当該メッセージ内容が異なると判定した場合に、第1の通信プロトコル信号ファイルに含まれるメッセージ内容と第2の通信プロトコル信号ファイルに含まれるメッセージ内容とを、それぞれ同一の階層同士で順次比較して、当該同一階層同士のメッセージ内容が一致するか否かを順次判定し、両メッセージ名が同一でないと判定した場合は、当該両メッセージ名の下位階層のメッセージ内容が一致するか否かを判定しないことを特徴とする。
これらの発明によれば、階層化された第1のファイルと第2のファイルとを比較する際、両メッセージ名が同一であり、かつ、当該両メッセージの下位階層にあたる両メッセージ内容が異なると判断した場合に、両メッセージ内容を、それぞれ同一の階層同士で順次比較して、同一階層同士メッセージ内容が一致するか否かが順次判定される。つまり、上位階層であるメッセージ名同士が同一である場合に、その下位階層であるメッセージ内容同士を比較判定し、両メッセージ内容が異なる場合に、さらにそれぞれの同一階層同士のメッセージ内容を比較判定するため、メッセージの階層を考慮して比較することができる。
また、本発明のメッセージ比較判定装置は、上記メッセージ内容ごとに、メッセージ比較判定手段による比較の対象から除外することを示す比較対象外マークを設定する比較対象外設定手段をさらに備え、上記メッセージ比較判定手段は、比較対象外設定手段によって比較対象外マークが設定されたメッセージ内容については比較の対象から除外することが好ましい。
このようにすれば、比較判定が不要なメッセージ内容に比較対象外マークを設定することができ、比較判定手段は比較対象外マークが設定されたメッセージ内容を比較の対象から除外することができる。したがって、不要なメッセージ内容については比較判定を行わないようにすることができ、比較判定を迅速に行わせることができる。
また、本発明のメッセージ比較判定装置は、上記メッセージ内容ごとに、メッセージ比較判定手段による比較の対象にすることを示す比較対象マークを設定する比較対象設定手段をさらに備え、上記メッセージ比較判定手段は、比較対象設定手段によって比較対象マークが設定されたメッセージ内容のみを比較の対象にすることが好ましい。
このようにすれば、比較判定が必要なメッセージ内容に比較対象マークを設定することができ、比較判定手段は比較対象マークが設定されたメッセージ内容のみを比較の対象とすることができる。したがって、必要なメッセージ内容のみを比較させることができ、比較判定を迅速に行わせることができる。
本発明に係るメッセージ比較判定装置、メッセージ比較判定方法およびメッセージ比較判定プログラムによれば、メッセージの階層を考慮して比較することができる。
以下、本発明に係るメッセージ比較判定装置、メッセージ比較判定方法およびメッセージ比較判定プログラムの実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、実施形態におけるメッセージ比較判定装置の機能構成を例示する機能構成図である。図1に示すように、メッセージ比較判定装置1は、機能的には、ファイル読込部11(読込手段)と、メッセージ比較判定部12(メッセージ比較判定手段)と、比較対象外設定部13(比較対象外設定手段)と、比較対象設定部14(比較対象設定手段)と、比較判定結果表示部15とを備える。
図2は、メッセージ比較判定装置1のハードウェア構成図である。図2に示すように、メッセージ比較判定装置1は、物理的には、CPU101と、ROM102と、RAM103と、HDD104と、入力デバイスであるキーボード105と、出力デバイスであるディスプレイ106などを含むコンピュータシステムとして構成されており、所定のコンピュータソフトウェアをインストールすることによって図1に示す各機能要素の機能が実現される。
以下、図1を参照して、メッセージ比較判定装置1の各機能要素について詳細に説明する。
ファイル読込部11は、複数の階層からなるメッセージを含む第1のファイルおよび第2のファイルを読み込む。例えば、携帯電話における通信プロトコル信号の解析を行う場合、ファイル読み込み部11に読み込まれる第1のファイルおよび第2のファイルは、試験を行う携帯電話とネットワークとの通信プロトコル信号ファイルと他機種の携帯電話とネットワークとの通信プロトコル信号ファイルや、新機種の携帯電話とネットワークとの通信プロトコル信号ファイルと過去機種の携帯電話とネットワークとの通信プロトコル信号ファイルとなる。これらのファイルは、複数のメッセージ名と、各メッセージ名に関するメッセージ内容により構成される。すなわち、第1のファイルおよび第2のファイルは、第1階層のメッセージ名と第2階層のメッセージ内容により構成される2階層のデータ構造となっている。
なお、メッセージ名とメッセージ内容とを区別する手段としては、例えば、インデントの幅や()等の特殊記号等を用いて区別する手段がある。
本実施形態では、ファイル読み込み部11が、図3に示されるデータ構造を有する第1のファイルおよび第2のファイルを読み込むものとして説明する。図3は、第1のファイルと第2のファイルのデータ構造を示した図である。第1のファイルのメッセージ名は、メッセージ名(A),(B),(C)となっている。そして、メッセージ名(A)のメッセージ内容は、メッセージ内容(a),(b)となっており、メッセージ名(B)のメッセージ内容は、メッセージ内容(c)となっており、メッセージ名(C)のメッセージ内容は、メッセージ内容(d),(e)となっている。一方、第2のファイルのメッセージ名は、メッセージ名(A),(E),(C)となっており、メッセージ名(A)のメッセージ内容は、メッセージ内容(a),(b)となっており、メッセージ名(E)のメッセージ内容は、メッセージ内容(c)となっており、メッセージ名(C)のメッセージ内容は、メッセージ内容(d),(f)となっている。
メッセージ比較判定部12は、第1のファイルに含まれる一または複数のメッセージ名および当該メッセージ名の下位階層にあたる一または複数の階層からなるメッセージ内容と、第2のファイルに含まれる一または複数のメッセージ名および当該メッセージ名の下位階層にあたる一または複数の階層からなるメッセージ内容とをそれぞれ比較して、両メッセージ名および両メッセージ内容がそれぞれ一致するか否かを判定する。
また、メッセージ比較判定部12は、上述した両メッセージ名が同一であり、かつ、当該両メッセージ名の下位階層にあたる両メッセージ内容が異なると判定した場合に、第1のファイルに含まれるメッセージ内容と第2のファイルに含まれるメッセージ内容とを、それぞれ同一の階層同士で順次比較して、当該同一階層同士のメッセージ内容が一致するか否かを順次判定する。
図4を参照して、具体的に説明する。メッセージ比較判定部12は、まず、第1のファイルおよび第2のファイルからメッセージ名を読み込み、両メッセージ名を比較して一致するか否かを判定する。メッセージ名が一致しない場合は、このメッセージ名に関する全てのメッセージ内容については読み飛ばし、次のメッセージ内容の読み込みを行う。メッセージ名が一致する場合は、このメッセージ名に関する全てのメッセージ内容を読み込み、両メッセージ内容を比較して一致するか否かを判定する。そして、メッセージ比較判定部12は、この判定の結果を基に、図4に示すように、第1のファイルおよび第2のファイルにおける各メッセージ名が、Case1〜Case3の何れに該当するのかを判断する。すなわち、メッセージ名(1階層目)とメッセージ内容(2階層目以下の階層)が全て一致する場合は“Case1”、メッセージ名が不一致の場合は“Case2”、メッセージ名は一致するがメッセージ内容が不一致の場合は“Case3”となる。
全てのメッセージ内容が一致しない場合は、第1のファイルおよび第2のファイルから第2階層にあたるメッセージ内容を1件ごとに順次読み込み、両メッセージ内容を比較して一致するか否かを判定する。
メッセージ比較判定部12について、さらに具体的に説明する。図3に示す第1のファイルと第2のファイルを比較する場合、メッセージ比較判定部12は、まず、第1のファイルからメッセージ名(A)を読み込み、第2のファイルからメッセージ名(A)を読み込む。そして、読み込んだメッセージ名を比較して一致するか否かを判定する。この場合、何れもメッセージ名(A)であるため、一致と判定する。メッセージ名が一致するため、メッセージ名(A)の下位階層となる全てのメッセージ内容を読み込む。ファイル比較判定部12に読み込まれるメッセージ内容は、第1のファイルのメッセージ内容(a),メッセージ内容(b)と、第2のファイルのメッセージ内容(a),メッセージ内容(b)となる。そして、読み込んだメッセージ内容を比較して一致するか否かを判定する。この場合、何れもメッセージ内容(a),メッセージ内容(b)であるため、一致と判定する。そして、メッセージ名が一致し、このメッセージ名のメッセージ内容が全て一致するため、メッセージ比較判定部12は、メッセージ名(A)をCase1と判定する。
次に、メッセージ比較判定部12は、第1のファイルからメッセージ名(B)を読み込み、第2のファイルからメッセージ名(E)を読み込む。そして、読み込んだメッセージ名を比較して一致するか否かを判定する。この場合、第1のファイルはメッセージ名(B)であるのに対し、第2のファイルはメッセージ名(E)であるため、メッセージ名は不一致となる。そのため、メッセージ比較判定部12は、メッセージ名(B)およびメッセージ名(E)の下位階層のメッセージ内容(c)については読み飛ばし、メッセージ名(B),メッセージ名(E)およびこれらのメッセージ名に関するメッセージ内容は不一致であると判定する。そして、メッセージ名(B),メッセージ名(E)をCase2と判定する。
次に、メッセージ比較判定部12は、第1のファイルからメッセージ名(C)を読み込み、第2のファイルからメッセージ名(C)を読み込む。そして、読み込んだメッセージ名を比較して一致するか否かを判定する。この場合、何れもメッセージ名(C)であるため、一致と判定する。メッセージ名が一致するため、メッセージ名(C)の下位階層となる全てのメッセージ内容を読み込む。ファイル比較判定部12に読み込まれるメッセージ内容は、第1のファイルのメッセージ内容(d),メッセージ内容(e)と、第2のファイルのメッセージ内容(d),メッセージ内容(f)となる。そして、読み込んだメッセージ内容を比較して一致するか否かを判定する。その結果、メッセージ名(C)は一致するが、メッセージ内容が不一致であるため、第1のファイルのメッセージ名(C),第2のファイルのメッセージ名(C)をCase3と判定する。
そこで、メッセージ比較判定部12は、メッセージ名(C)の下位階層である第2階層のメッセージ内容を1件ずつ順次読み込む。まず、メッセージ比較判定部12は、第1のファイルからメッセージ内容(d)を読み込み、第2のファイルからメッセージ内容(d)を読み込む。そして、読み込んだメッセージ内容を比較して一致するか否かを判定する。この場合、何れもメッセージ内容(d)であるため、一致と判定する。次に、メッセージ比較判定部12は、第1のファイルからメッセージ内容(e)を読み込み、第2のファイルからメッセージ内容(f)を読み込む。そして、読み込んだメッセージ内容を比較して一致するか否かを判定する。この場合、第1のファイルではメッセージ内容(e)であるのに対し、第2のファイルではメッセージ内容(f)であるため、メッセージ内容は不一致となる。また、メッセージ内容に関しては、メッセージ内容(d)は一致であると判定し、メッセージ内容(e),メッセージ内容(f)は不一致であると判定する。
このように、メッセージ比較判定部12は、第1のファイルと第2のファイルの階層を意識して、比較判定を行う。
ここで、階層を意識せずに比較判定を行う従来のメッセージ比較判定部と比べてみる。従来のメッセージ比較判定部では、階層を考慮せずに第1のファイルと第2のファイルとを順次比較するため、メッセージ名とメッセージ内容とは独立して読み込み、比較判定する。そのため、例えば、メッセージ名(B)とメッセージ名(E)とを比較判定すると不一致であるが、メッセージ名(B)のメッセージ内容(c)と、メッセージ名(E)のメッセージ内容(c)とでは、何れもメッセージ内容(c)であるため、一致すると誤判定することになる。しかし、本実施形態では、メッセージ名が一致しなければ、その下位階層となるメッセージ内容を比較しないため、メッセージ内容(b)が一致すると誤判定されることはない。
メッセージ比較判定部12は、後述する比較対象外設定部13によって比較対象外マークが設定されたメッセージ内容については、上述した比較の対象から除外する。メッセージ比較判定部12は、第1のファイルと第2のファイルとを比較する前に、比較対象外設定部13によって比較対象外マークが設定されているか否かを確認する。そして、比較対象外マークが設定されたメッセージ内容があると、このメッセージ内容を比較の対象から除外する。
メッセージ比較判定部12は、後述する比較対象設定部14によって比較対象マークが設定されたメッセージ内容のみを、上述した比較の対象にする。メッセージ比較判定部12は、第1のファイルと第2のファイルとを比較する前に、比較対象設定部14によって比較対象マークが設定されているか否かを確認する。そして、比較対象マークが設定されたメッセージ内容があると、このメッセージ内容のみを比較の対象とする。
なお、比較対象外マークと比較対象マークは相反する機能であるため、何れか一方がマークされると、他方はマークが設定できないように設けられている。
比較対象外設定部13は、メッセージ比較判定部12による比較の対象から除外することを示す比較対象外マークを設定する。図5を参照して、具体的に説明する。図5は、比較対象外マークが設定された第1のファイルと第2のファイルを示した図である。比較対象外マークが設定される第1のファイルと第2のファイルは、ハードディスク104の記憶装置に記憶されており、比較対象外設定部13により比較対象外マークが設定される。なお、比較対象外設定部13は、第1のファイルと第2のファイルに対応して、メッセージ内容がリストとして登録される比較対象外リストが設けられ、この比較対象外リストに比較対象外マークを設定するようにしても良い。比較対象外設定部13は、比較する必要のないメッセージ内容について、該当するメッセージ内容に対して比較対象外マークを設定する。このように、比較対象外マークを設定することで、メッセージ比較判定部12は、該当するメッセージ内容を比較の対象から除外する。
そのため、例えば、比較対象外リストに、図5に示したように比較対象外マークを設定すると、メッセージ比較判定部12は、第1のファイルではメッセージ名(C)のメッセージ内容(e)、第2のファイルではメッセージ名(C)のメッセージ内容(f)を比較の対象から除外するため、メッセージ(C)は全てが一致すると判定する。
比較対象設定部14は、メッセージ内容ごとに、メッセージ比較判定部12による比較の対象にすることを示す比較対象マークを設定する。図6を参照して、具体的に説明する。図6は、比較対象マークが設定された第1のファイルと第2のファイルを示した図である。比較対象マークが設定される第1のファイルと第2のファイルは、ハードディスク104の記憶装置に記憶されており、比較対象設定部14により比較対象マークが設定される。なお、比較対象設定部14は、第1のファイルと第2のファイルに対応して、メッセージ内容がリストとして登録される比較対象リストが設けられ、この比較対象リストに比較対象マークを設定するようにしても良い。比較対象設定部14は、比較する必要のあるメッセージ内容について、該当するメッセージ内容に対して比較対象マークを設定する。このように、比較対象マークを設定することで、メッセージ比較判定部12は、該当するメッセージ内容のみを比較の対象とする。
そのため、例えば、比較対象リストに、図6に示したように比較対象マークを設定すると、メッセージ比較判定部12は、第1のファイルではメッセージ名(C)のメッセージ内容(d)、第2のファイルではメッセージ名(C)のメッセージ内容(d)のみが比較の対象となるため、メッセージ(C)は全て一致すると判定する。
比較判定結果表示部15は、メッセージ比較判定部12で比較判定された比較判定結果を表示する。比較判定結果表示部15は、第1のファイルと第2のファイルとを左右に並べて表示する。そして、それぞれ上下に分割し、上部には、メッセージ名のみをCase1〜3別に彩色処理を行い表示し、下部には、メッセージ名とメッセージ内容とを太字と細字とに分けると共に、メッセージ名およびメッセージ内容を、一致と不一致別に彩色処理を行い表示する。なお、比較判定結果表示部15は、比較判定結果を基に、様々な形態で表示することが可能である。
次に、図7を参照して、本実施形態におけるメッセージ比較判定装置1の動作について説明する。
まず、メッセージ比較判定装置1のファイル読込部11は、複数の階層からなるメッセージを含む第1のファイルおよび第2のファイルを読み込む(ステップS1)。
次に、メッセージ比較判定装置1のメッセージ比較判定部12は、後述するメッセージ比較判定処理を実行する(ステップS2)。
次に、メッセージ比較判定装置1の比較判定結果表示部15は、メッセージ比較判定処理において比較判定された結果をディスプレイの表示画面上に表示する(ステップS3)。
次に、図8を参照して、上述したメッセージ比較判定処理について詳細に説明する。
まず、メッセージ比較判定装置1のメッセージ比較判定部12は、第1のファイルおよび第2のファイルから、それぞれ1件ずつメッセージ名を読み込む(ステップS21)。
次に、メッセージ比較判定部12は、第1のファイルのメッセージ名と、第2のファイルのメッセージ名とが一致しているか否かを判定する(ステップS22)。この判定がNOである場合(ステップS22;NO)に、メッセージ比較判定部12は、メッセージ名が不一致であると判定し、Case2と判定する(ステップS23)。そして、後述するステップS28に処理を移行する。
一方、上述したステップS22の判定において、両メッセージ名が一致していると判定された場合(ステップS22;YES)に、メッセージ比較判定部12は、第1のファイルおよび第2のファイルから、ステップS21で読み込んだメッセージ名の下位階層にあたる第2階層のメッセージ内容を全て読み込む(ステップS24)。
次に、メッセージ比較判定部12は、第1のファイルのメッセージ内容と、第2のファイルのメッセージ内容とが全て一致しているか否かを判定する(ステップS25)。なお、ステップS25において、比較対象外リストに比較対象外マークが設定されている場合は、比較対象外マークが設定されているメッセージ内容を比較の対象から除外し、残り全てのメッセージ内容を比較する。一方、ステップS25において、比較対象リストに比較対象マークが設定されている場合は、比較対象マークが設定されているメッセージ内容のみを比較の対象とする。この判定がYESである場合(ステップS25;YES)に、メッセージ比較判定部12は、メッセージ名およびこのメッセージ名のメッセージ内容が全て一致であると判定し、Case1と判定する(ステップS26)。そして、後述するステップS28に処理を移行する。
一方、上述したステップS25の判定において、両メッセージ内容が一致していないと判定された場合(ステップS25;NO)に、メッセージ比較判定部12は、Case3と判定し(ステップS27)、後述する下位階層比較判定処理を実行する(ステップS28)。
次に、メッセージ比較判定部12は、第1のファイルおよび第2のファイルから全てのメッセージ名を読み込んだか否か判定する(ステップS29)。この判定がNOである場合(ステップS29;NO)に、メッセージ比較判定部12は、再度ステップS21に戻り、第1のファイルおよび第2のファイルから、次のメッセージ名を読み込む(ステップS21)。
一方、上述したステップS29の判定において、第1のファイルおよび第2のファイルから全てのメッセージ名を読み込んだと判定された場合(ステップS29;YES)は、メッセージ比較処理を終了する。
次に、図9を参照して、上述した下位階層比較判定処理について詳細に説明する。
まず、メッセージ比較判定装置1のメッセージ比較判定部12は、ステップS24で読み込んだメッセージ内容を、第1のファイルおよび第2のファイルから、それぞれ1件ずつ読み込む(ステップS281)。
次に、メッセージ比較判定部12は、第1のファイルのメッセージ内容と、第2のファイルのメッセージ内容とが一致しているか否かを判定する(ステップS282)。なお、ステップS282において、比較対象外マークが設定されている場合は、比較対象外マークが設定されているメッセージ内容を比較の対象から除外とし、残りのメッセージ内容を、それぞれ1件ずつ比較する。一方、ステップS282において、比較対象マークが設定されている場合は、比較対象マークが設定されているメッセージ内容のみを比較の対象とし、それぞれ1件ずつ比較する。この判定がYESである場合(ステップS282;YES)に、メッセージ比較判定部12は、このメッセージ内容を一致表示するように、比較判定結果表示部15に指示する(ステップS284)。そして、後述するステップS285に処理を移行する。
一方、上述したステップS282の判定において、両メッセージ内容が一致していないと判定された場合(ステップS282;NO)に、メッセージ比較判定部12は、このメッセージ内容を不一致表示するように、比較判定結果表示部15に指示する(ステップS283)。そして、後述するステップS275に処理を移行する。
次に、メッセージ比較判定部12は、第1のファイルおよび第2のファイルから、ステップS24で読み込んだ全てのメッセージ内容を読み込んだか否か判定する(ステップS285)。この判定がNOである場合(ステップS285;NO)に、メッセージ比較判定部12は、再度ステップS281に戻り、第1のファイルおよび第2のファイルから、次のメッセージ内容を読み込む(ステップS281)。
一方、上述したステップS285の判定において、第1のファイルおよび第2のファイルから、ステップS24で読み込んだ全てのメッセージ内容を読み込んだと判定された場合(ステップS285;YES)は、下位階層比較判定処理を終了する。
最後に、図10を参照して、コンピュータを上述したメッセージ比較判定装置1として機能させるためのメッセージ比較判定プログラムについて説明する。
図10に示すように、メッセージ比較判定プログラムP1は、ファイル読込モジュールP11と、メッセージ比較判定モジュールP12と、比較対象外設定モジュールP13と、比較対象設定モジュールP14と、比較判定結果表示モジュールP15とを有する。ファイル読込モジュールP11、メッセージ比較判定モジュールP12、比較対象外設定モジュールP13、比較対象設定モジュールP14および比較判定結果表示モジュールP15がコンピュータに行わせる機能は、それぞれ上述したファイル読込部11、メッセージ比較判定部12、比較対象外設定部13、比較対象設定部14および比較判定結果表示部15が有する機能と同様である。
なお、メッセージ比較判定プログラムP1は、例えば、CD−ROM、DVDもしくはROM等の記憶媒体または半導体メモリによって提供される。また、メッセージ比較判定プログラムP1は、搬送波に重畳されたコンピュータデータ信号としてネットワークを介して提供されるものであってもよい。
以上、本発明をその本実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態においてはメッセージ名とメッセージ内容の2階層のデータ構造で構成されるファイルを比較判定して説明したが、2以上の階層のデータ構造で構成されるファイルであっても良い。例えば、図11に示すようなN階層のデータ構造で構成される信号ファイルの場合は、まず1階層目のメッセージ名を比較判定し、Case3と判定されたメッセージ名は、更に2階層目のメッセージ内容を比較判定する。そして、このメッセージ内容がCase3に相当すると判定された場合は、さらにその下位階層のメッセージ内容を比較判定する。このように、Case3の場合に、順次下位階層のメッセージ内容を比較判定していくことで、メッセージの階層を考慮して比較することができる。
なお、各階層を区別する手段としては、例えば、インデントの幅や()等の特殊記号等を用いて区別する手段がある。
以上説明したように、メッセージ比較判定装置1によれば、階層化された第1のファイルと第2のファイルとを比較する際、両メッセージ名が不一致の場合は下位階層を読み飛ばすことで、メッセージ名が異なる場合に誤ってメッセージ内容が一致すると判定することを防止することができ、さらに、比較判定の処理速度を向上させることが可能となる。そして、メッセージ内容が全て一致しない場合には、同一階層同士のメッセージ内容を1件ずつ順次比較していくことで、個々のメッセージ内容が一致するか否かを判定することができる。このようにメッセージ比較判定装置1によれば、メッセージの階層を考慮して比較することができる。
また、メッセージ比較判定装置1によれば、比較対象外設定部13により比較対象外マークを設定すると、メッセージ比較判定部12は、比較対象外マークが設定されたメッセージ内容を比較対象から除外する。そのため、例えば、呼接続シーケンスに着目した比較解析を行う場合には、受信レベルや雑音レベル等の変動要素であって差分が生じても比較する必要のない情報に対して比較対象外マークを設定することで、不必要な情報が除外された比較判定結果により解析を行うことができる。
また、メッセージ比較判定装置1によれば、比較対象設定部14により比較対象マークを設定すると、メッセージ比較判定部12は、比較対象マークが設定されたメッセージ内容のみを比較対象とする。そのため、必要な情報のみに絞った比較判定結果により解析を行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、比較対象外設定部13により比較対象外マークが設定されたメッセージ内容は、比較の対象から除外するように説明したが、全てのメッセージ内容を比較した後に、比較判定結果表示部15にて、比較対象外マークが設定されたメッセージ内容は、一致した場合の彩色処理等を行って表示することもできる。これにより、全てのメッセージ内容に対する比較判定結果を保持しながら、不必要な情報は不一致であっても一致した場合の彩色処理等を行って表示するため、比較判断結果の視認性を向上させることができる。
また、上記実施形態では、比較対象設定部14により比較対象マークが設定されたメッセージ内容のみを比較対象とするように説明したが、全てのメッセージ内容を比較した後に、比較判定結果表示部15にて、比較対象マークが設定されたメッセージ内容のみ、不一致の場合に不一致の彩色処理等を行って表示することもできる。これにより、全てのメッセージ内容に対する比較判定結果を保持しながら、必要な情報のみ不一致の彩色処理等がなされて表示するため、比較判断結果の視認性を向上させることができる。
実施形態におけるメッセージ比較判定装置の機能構成を例示する図である。 メッセージ比較判定装置のハードウェア構成を例示するブロック図である。 第1のファイルおよび第2のファイルのデータ構造を示す図である。 メッセージ比較判定部の判定基準を示す図である。 比較対象外マークが設定された第1のファイルと第2のファイルを示した図である。 比較対象マークが設定された第1のファイルと第2のファイルを示した図である。 実施形態のメッセージ比較判定装置における動作を説明するためのフローチャート図である。 メッセージ比較判定処理について説明するためのフローチャート図である。 下位階層比較判定処理について説明するためのフローチャート図である。 実施形態のメッセージ比較判定プログラムのモジュール構成を例示する図である。 N階層のデータ構造で構成されるファイルの比較判定処理を示す図である。
符号の説明
1・・・メッセージ比較判定装置、11・・・ファイル読込部、12・・・メッセージ比較判定部、13・・・比較対象外設定部、14・・・比較対象設定部、15・・・比較判定結果表示部。

Claims (5)

  1. 複数の階層からなるメッセージを含む第1の通信プロトコル信号ファイルおよび第2の通信プロトコル信号ファイルを読み込む読込手段と、
    前記第1の通信プロトコル信号ファイルに含まれる一または複数のメッセージ名および当該メッセージ名の下位階層にあたる一または複数の階層からなるメッセージ内容と、前記第2の通信プロトコル信号ファイルに含まれる一または複数のメッセージ名および当該メッセージ名の下位階層にあたる一または複数の階層からなるメッセージ内容とをそれぞれ比較して、前記両メッセージ名および前記両メッセージ内容がそれぞれ一致するか否かを判定するメッセージ比較判定手段と、を備え、
    前記メッセージ比較判定手段は、全ての前記メッセージ名に対して前記両メッセージ名が一致するか否かを判定し、
    前記両メッセージ名が同一であると判定した場合は、当該両メッセージ名の下位階層の全ての前記メッセージ内容が一致するか否かを判定し、当該メッセージ内容が異なると判定した場合に、前記第1の通信プロトコル信号ファイルに含まれる前記メッセージ内容と前記第2の通信プロトコル信号ファイルに含まれる前記メッセージ内容とを、それぞれ同一の階層同士で順次比較して、当該同一階層同士の前記メッセージ内容が一致するか否かを順次判定し、
    前記両メッセージ名が同一でないと判定した場合は、当該両メッセージ名の下位階層の前記メッセージ内容が一致するか否かを判定しないことを特徴とするメッセージ比較判定装置。
  2. 前記メッセージ内容ごとに、前記メッセージ比較判定手段による前記比較の対象から除外することを示す比較対象外マークを設定する比較対象外設定手段をさらに備え、
    前記メッセージ比較判定手段は、前記比較対象外設定手段によって前記比較対象外マークが設定された前記メッセージ内容については前記比較の対象から除外することを特徴とする請求項1記載のメッセージ比較判定装置。
  3. 前記メッセージ内容ごとに、前記メッセージ比較判定手段による前記比較の対象にすることを示す比較対象マークを設定する比較対象設定手段をさらに備え、
    前記メッセージ比較判定手段は、前記比較対象設定手段によって前記比較対象マークが設定された前記メッセージ内容のみを前記比較の対象にすることを特徴とする請求項1記載のメッセージ比較判定装置。
  4. 複数の階層からなるメッセージを含む第1の通信プロトコル信号ファイルおよび第2の通信プロトコル信号ファイルを読み込む読込ステップと、
    前記第1の通信プロトコル信号ファイルに含まれる一または複数のメッセージ名および当該メッセージ名の下位階層にあたる一または複数の階層からなるメッセージ内容と、前記第2の通信プロトコル信号ファイルに含まれる一または複数のメッセージ名および当該メッセージ名の下位階層にあたる一または複数の階層からなるメッセージ内容とをそれぞれ比較して、前記両メッセージ名および前記両メッセージ内容がそれぞれ一致するか否かを判定するメッセージ比較判定ステップと、を備え、
    前記メッセージ比較判定ステップは、全ての前記メッセージ名に対して前記両メッセージ名が一致するか否かを判定し、
    前記両メッセージ名が同一であると判定した場合は、当該両メッセージ名の下位階層の全ての前記メッセージ内容が一致するか否かを判定し、当該メッセージ内容が異なると判定した場合に、前記第1の通信プロトコル信号ファイルに含まれる前記メッセージ内容と前記第2の通信プロトコル信号ファイルに含まれる前記メッセージ内容とを、それぞれ同一の階層同士で順次比較して、当該同一階層同士の前記メッセージ内容が一致するか否かを順次判定し、
    前記両メッセージ名が同一でないと判定した場合は、当該両メッセージ名の下位階層の前記メッセージ内容が一致するか否かを判定しないことを特徴とするメッセージ比較判定方法。
  5. コンピュータを、
    複数の階層からなるメッセージを含む第1の通信プロトコル信号ファイルおよび第2の通信プロトコル信号ファイルを読み込む読込手段と、
    前記第1の通信プロトコル信号ファイルに含まれる一または複数のメッセージ名および当該メッセージ名の下位階層にあたる一または複数の階層からなるメッセージ内容と、前記第2の通信プロトコル信号ファイルに含まれる一または複数のメッセージ名および当該メッセージ名の下位階層にあたる一または複数の階層からなるメッセージ内容とをそれぞれ比較して、前記両メッセージ名および前記両メッセージ内容がそれぞれ一致するか否かを判定するメッセージ比較判定手段として機能させ、
    前記メッセージ比較判定手段は、全ての前記メッセージ名に対して前記両メッセージ名が一致するか否かを判定し、
    前記両メッセージ名が同一であると判定した場合は、当該両メッセージ名の下位階層の全ての前記メッセージ内容が一致するか否かを判定し、当該メッセージ内容が異なると判定した場合に、前記第1の通信プロトコル信号ファイルに含まれる前記メッセージ内容と前記第2の通信プロトコル信号ファイルに含まれる前記メッセージ内容とを、それぞれ同一の階層同士で順次比較して、当該同一階層同士の前記メッセージ内容が一致するか否かを順次判定し、
    前記両メッセージ名が同一でないと判定した場合は、当該両メッセージ名の下位階層の前記メッセージ内容が一致するか否かを判定しないことを特徴とするメッセージ比較判定プログラム。
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