JPH11341537A - 通信システム、受信システム、及び受信装置 - Google Patents

通信システム、受信システム、及び受信装置

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JPH11341537A
JPH11341537A JP10150052A JP15005298A JPH11341537A JP H11341537 A JPH11341537 A JP H11341537A JP 10150052 A JP10150052 A JP 10150052A JP 15005298 A JP15005298 A JP 15005298A JP H11341537 A JPH11341537 A JP H11341537A
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JP
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data
image
bit data
message
dot pattern
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JP10150052A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Hamada
充 濱田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、IPページングサービスのデータ
を受信して画像を生成する機能を備えた通信システム、
受信システム、及び受信装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 CPU106は、定期的に送信される情
報提供サービスデータの中から、フレームのベクトルフ
ィールドに設定されるベクトルタイプが(1,1,0)
の場合に、メッセージフィールドに格納されたメッセー
ジデータのヘッダ部に設定されるコマンドの種類が、そ
のメッセージタイトルに対応する各種グラフィックを指
定する”グラフィック指定”コマンド(WSG,WF
G,WAG)である場合は、情報提供サービス用メモリ
113内に予め格納された「タイトル」と画像データ格
納アドレスに基づいて、該当画像データを情報提供サー
ビス用メモリ113内から検索して読み出し、そのメッ
セージデータのヘッダ部に設定された画像表示制御情報
に応じて読み出した画像データを着信メッセージと共に
表示部110に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システ
ム、例えば無線によりメッセージを送受信するページン
グシステムに関わり、詳細には、絵文字、図形、画像等
を送受信する受信装置、受信システム、及び通信システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ページャーは、自動車電話や携帯
電話に比べて使用料金が安いため、企業が営業マンの外
出先からの電話連絡用として持たせるだけでなく、個人
が外出中の友人との手軽なコミュニケーションツールと
して利用するケースが急増している。従来のページャー
へのメッセージ送信手段としては、個人の場合には、
「個別呼出しサービス」と「数字・カナサービス」とを
利用した公衆電話からのダイアル操作があり、企業、情
報提供者(プロバイダー)の場合には、「自由文サービ
ス」を利用してパソコン入力されたテキストデータの情
報加工、送信処理がある。
【0003】現在、ページングシステムを利用した情報
提供サービスは、着信したメッセージデータを8ビット
単位で読み取り、文字(キャラクタ)に変換してテキス
トスタイルの長文メッセージを生成して表示するIP
(インフォメーション・ページャー)ページングシステ
ムをベースとした「自由文サービス」の1つとして実施
されている。このIPページングシステムを利用した情
報提供サービスは、個別呼出サービスと比較して一回に
送受信できるデータ量が多く、メッセージ(情報内容)
によってはより広告的な活用がなされている。
【0004】このIPページングシステムによる情報提
供サービスについて、図19に示すページングシステム
の概略構成を参照して説明すると、通信可能な情報提供
者元(プロバイダ)のパーソナルコンピュータ(図示せ
ず)から情報提供サービスセンター3に情報源の入力を
行うと、情報提供サービスセンター3では、この情報源
をIPページングシステム、及び上記自由文サービスで
規定されるフォーマット形式のメッセージデータに加工
し、さらに、図4に示す8ビット/表示キャラクタ変換
テーブルに従い8ビット単位のビットデータ列に加工し
て、通信回線6を介してページングセンター4にこのメ
ッセージデータを送信する。
【0005】ページングセンター4では、情報提供サー
ビスセンター3から入力されたメッセージデータを定期
的に送信局アンテナ5からページングサービスによる情
報提供を契約した利用者2が携帯するページャー1に送
信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の情報提供サービスにあっては、システム上、
送信できるメッセージデータのフォーマット形式はテキ
ストベースに限られており、絵文字、図形、及び画像等
のデータそのものを送信することができない。したがっ
て、情報提供者(プロバイダ)3側では表現力に富んだ
情報内容の提供はできず、現状では利用者が満足するよ
うな魅力的な情報内容を提供することができなかった。
【0007】本発明の課題は、IPページングシステム
を適用して画像データの送信を行い、着信側に表現力に
富んだ情報内容を生成する機能を備えた受信システム、
及び通信システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ビットデータを送信する送信装置と、この送信装置より
送信されるビットデータを受信手段により受信して文字
情報を表示するドットマトリクスで構成された表示手段
を備えた受信装置とにより構成される通信システムにお
いて、前記受信装置は、所定長のビットデータと所定長
のドットパターンとを対応づけて記憶する記憶手段と、
前記受信手段により受信されたビットデータより、第1
のコマンドデータを検出する検出手段と、この検出手段
により、前記第1のコマンドデータを検出すると、前記
受信したビットデータを所定長のビットデータに順次区
切り、このビットデータを前記記憶手段に記憶されるド
ットパターンに順次変換して前記表示手段に表示する画
像を生成する画像生成手段と、を備えたことを特徴とし
ている。
【0009】この請求項1記載の発明によれば、ビット
データを送信する送信装置と、この送信装置より送信さ
れるビットデータを受信手段により受信して文字情報を
表示するドットマトリクスで構成された表示手段を備え
た受信装置とにより構成される通信システムにおいて、
前記受信装置は、所定長のビットデータと所定長のドッ
トパターンとを対応づけて記憶手段に記憶し、検出手段
が、前記受信手段により受信されたビットデータより、
第1のコマンドデータを検出すると、画像生成手段が、
前記受信したビットデータを所定長のビットデータに順
次区切り、このビットデータを前記記憶手段に記憶され
るドットパターンに順次変換して前記表示手段に表示す
る画像を生成する。
【0010】したがって、着信した情報提供サービスデ
ータの同一のコマンドデータで画像データが記憶管理さ
れるため、送信側の利用者は、ページングサービス等の
情報提供サービスを利用する受信装置に対して画像デー
タを送信する通信システムを、例えば、高度ページング
システム等の既存の通信システムを一切変更せずに実現
することができ、自由な画像データの送信を容易に実現
することができる。
【0011】請求項2記載の発明は、ビットデータを受
信する受信手段と、表示手段と、所定長のビットデータ
と前記表示手段に表示される文字とを対応づけて記憶す
る第1の記憶手段と、前記所定長のビットデータと所定
長のドットパターンとを対応づけて記憶する第2の記憶
手段と、前記受信手段により受信されたビットデータよ
り、第1のコマンドデータを検出する第1の検出手段
と、この第1の検出手段により、前記第1のコマンドデ
ータを検出すると、前記受信したビットデータを所定長
のビットデータに順次区切り、このビットデータを前記
第2の記憶手段に記憶されるドットパターンに順次変換
して前記表示手段に表示する画像を生成する画像生成手
段と、を備えたことを特徴としている。
【0012】請求項2記載の発明の受信システムによれ
ば、所定長のビットデータと前記表示手段に表示される
文字とを対応づけて第1の記憶手段に記憶し、前記所定
長のビットデータと所定長のドットパターンとを対応づ
けて第2の記憶手段に記憶し、第1の検出手段が、受信
手段により受信されたビットデータより、第1のコマン
ドデータを検出すると、画像生成手段が、前記受信した
ビットデータを所定長のビットデータに順次区切り、こ
のビットデータを前記第2の記憶手段に記憶されるドッ
トパターンに順次変換して表示手段に表示する画像を生
成する。
【0013】請求項4記載の発明は、ビットデータを受
信する受信手段と、表示手段と、所定長のビットデータ
と前記表示手段に表示される文字とを対応づけて記憶す
る第1の記憶手段と、前記所定長のビットデータと所定
長のドットパターンとを対応づけて記憶する第2の記憶
手段と、前記受信手段により受信されたビットデータよ
り、第1のコマンドデータを検出する第1の検出手段
と、この第1の検出手段により、前記第1のコマンドデ
ータを検出すると、前記受信したビットデータを所定長
のビットデータに順次区切り、このビットデータを前記
第2の記憶手段に記憶されるドットパターンに順次変換
して表示手段に表示する画像を生成する画像生成手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0014】請求項4記載の発明の受信装置によれば、
所定長のビットデータと前記表示手段に表示される文字
とを対応づけて第1の記憶手段に記憶し、前記所定長の
ビットデータと所定長のドットパターンとを対応づけて
第2の記憶手段に記憶し、第1の検出手段が、受信手段
により受信されたビットデータより、第1のコマンドデ
ータを検出すると、画像生成手段が、前記受信したビッ
トデータを所定長のビットデータに順次区切り、このビ
ットデータを前記第2の記憶手段に記憶されるドットパ
ターンに順次変換して表示手段に表示する画像を生成す
る。
【0015】したがって、着信した情報提供サービスデ
ータの同一のコマンドデータで画像データが記憶管理さ
れるため、送信側の利用者は、ページングサービス等の
情報提供サービスを利用する受信装置に対して画像デー
タを送信することができ、送信側の利用者は本情報提供
サービスを利用して自由な表現の画像データをメッセー
ジと共に送信することができ、格段に表現豊かなメッセ
ージを受信装置の利用者に送信することができる。
【0016】また、請求項3に記載する発明のように、
請求項2記載の受信システムにおいて、前記画像生成手
段によって生成された画像を記憶する画像記憶手段と、
前記受信手段により受信されたビットデータより、第2
のコマンドデータを検出する第2の検出手段と、この第
2の検出手段により、前記第2のコマンドデータを検出
すると、前記受信したビットデータを所定長のビットデ
ータに順次区切り、このビットデータを前記第1の記憶
手段に記憶される文字に変換して文字情報を生成する文
字情報生成手段と、この文字情報生成手段によって生成
された文字情報を、前記画像記憶手段に記憶された画像
とともに前記表示手段に表示させるように制御する制御
手段と、を更に備えることが有効である。
【0017】請求項3記載の発明の受信システムによれ
ば、前記画像生成手段によって生成された画像を画像記
憶手段に記憶し、第2の検出手段が、前記受信手段によ
り受信されたビットデータより、第2のコマンドデータ
を検出すると、文字情報生成手段が、前記受信したビッ
トデータを所定長のビットデータに順次区切り、このビ
ットデータを前記第1の記憶手段に記憶される文字に変
換して文字情報を生成し、制御手段が、この文字情報生
成手段によって生成された文字情報を、前記画像記憶手
段に記憶された画像とともに前記表示手段に表示させる
ように制御する。
【0018】また、請求項5に記載する発明のように、
請求項4記載の受信装置において、前記画像生成手段に
よって生成された画像を記憶する画像記憶手段と、前記
受信手段により受信されたビットデータより、第2のコ
マンドデータを検出する第2の検出手段と、この第2の
検出手段により、前記第2のコマンドデータを検出する
と、前記受信したビットデータを所定長のビットデータ
に順次区切り、このビットデータを前記第1の記憶手段
に記憶される文字に変換して文字情報を生成する文字情
報生成手段と、この文字情報生成手段によって生成され
た文字情報を、前記画像記憶手段に記憶された画像とと
もに前記表示手段に表示させるように制御する制御手段
と、を更に備えることが有効である。
【0019】請求項5記載の発明の受信装置によれば、
前記画像生成手段によって生成された画像を画像記憶手
段に記憶し、第2の検出手段が、前記受信手段により受
信されたビットデータより、第2のコマンドデータを検
出すると、文字情報生成手段が、前記受信したビットデ
ータを所定長のビットデータに順次区切り、このビット
データを前記第1の記憶手段に記憶される文字に変換し
て文字情報を生成し、制御手段が、この文字情報生成手
段によって生成された文字情報を、前記画像記憶手段に
記憶された画像とともに前記表示手段に表示させるよう
に制御する。
【0020】したがって、ページングサービス等の情報
提供サービスを利用する受信装置に対して、例えば、予
めタイトル名が同一のドット単位の画像データだけを複
数回に分けて受信装置に送信して記憶させておき、最終
的に同一タイトル名のメッセージを送信することによ
り、そのタイトル名で記憶管理された画像データと共に
着信メッセージを表示させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。なお、以下に示す第1及び第
2の実施の形態では、本発明をページングサービスに適
用し、情報通信システムとして高度無線呼出方式(RC
R STD−43標準規格)に従うものとする。
【0022】まず、この高度無線呼出方式におけるデー
タフォーマットを図20に示す。同図において、Aは1
時間周期で送信されるデータのサイクル構成を示し、1
サイクル4分として、“0”から“14”までのNo.
が付けられた計15個のサイクルが送信される。
【0023】また、Bは上記1サイクルのフレーム構成
を示し、1サイクルは、“0”から“127”までのN
o.が付けられた計128個のフレームにより構成され
ている。すなわち、1フレームは1.875秒であり、
1分間に32フレームが送信される。
【0024】そして更に、Cに示すように上記1フレー
ムは、そのデータ内容に応じて8つのデータ領域に区分
され、同期部1(S1)C1、フレーム情報(FI)C
2、同期部2(S2)C3、ブロック情報(BI)C
4、アドレスフィールド(AF)C5、ベクトルフィー
ルド(VF)C6、メッセージフィールド(MF)C
7、及びアイドルブロック(IB)C8により構成され
ている。
【0025】また、上記8つのデータ領域は、Dに示す
ブロック構成を参照してわかるように、先頭部の3つの
データ領域、すなわち、同期部1(S1)C1、フレー
ム情報(FI)C2、及び同期部2(S2)C3からな
り、115ミリ秒で送信される同期信号部D1と、これ
に続く5つのデータ領域、すなわち、ブロック情報(B
I)C4、アドレスフィールド(AF)C5、ベクトル
フィールド(VF)C6、メッセージフィールド(M
F)C7、及びアイドルブロック(IB)C8からな
り、1ブロック160ミリ秒として計11ブロック(#
0〜#10)で送信され、複数フェーズのワードデータ
がインターリーブされたインターリーブブロック部D2
とに大別される。
【0026】同期部1(S1)C1は、2値FSK(Fr
equency Shift Keying)の変調方式及び1600BPS
の伝送速度で送信される112ビットのデータを格納
し、後述するページャー1はこれを受信することでビッ
ト同期が取れるようになっている。また本フレームにお
けるインターリーブブロック部D2のデータが以下に示
す4種類のフレームタイプ(変調方式及び伝送速度)の
うち、どのフレームタイプで送信されるのかを規定した
フレームタイプデータを格納している。
【0027】 2値FSK/1600BPS 2値FSK/3200BPS 4値FSK/3200BPS 4値FSK/6400BPS
【0028】フレーム情報(FI)C2は、2値FSK
の変調方式及び1600BPSの伝送速度で送信される
32ビットのデータを格納し、本フレームのフレームN
o.、本フレームが含まれるサイクルのサイクルN
o.、複数回送信の場合はその送信回数等を規定したフ
レームデータを格納している。
【0029】同期部2(S2)C3は、上記同期部1
(S1)C1で規定されたフレームタイプで送信される
インターリーブブロック部D2のデータに、受信機の受
信タイミングを合わせるためのデータを格納している。
【0030】ブロック情報(BI)C4は、本フレーム
のインターリーブブロック部D2において、アドレスフ
ィールド(AF)C5及びベクトルフィールド(VF)
C6の起点となるワード番号やワード数等を規定したデ
ータを格納している。また、所定のフレーム間隔で、時
刻補正サービスとして受信機の時計機能を補正するため
の時刻補正情報を各サイクルのフレームNo.0の当該
ブロック情報(BI)C4に格納している。
【0031】アドレスフィールド(AF)C5は、32
ビット、または64ビットからなるアドレスデータを格
納している。
【0032】ベクトルフィールド(VF)C6は、上記
アドレスフィールド(AF)C5と対を成しており、メ
ッセージフィールド(MF)C7の起点となるワード番
号やワード数、そのメッセージデータの長さやデータの
フォーマット形式等を規定したベクトルデータ(ベクト
ルタイプデータを含む)を格納している。
【0033】メッセージフィールド(MF)C7は、上
記ベクトルフィールド(VF)C6で規定されたフォー
マット形式のデータ(一般的にはメッセージ)を格納し
ている。アイドルブロック(IB)C8は、未使用ブロ
ックであり、本フレーム内に空きが生じた場合に、
「0」、若しくは「1」で連続するビットデータが挿入
される。
【0034】以上のような高度無線呼出方式を採用した
ページングシステムにおいて、そのページング受信機
(ページャー)に対して本発明を適用した場合につい
て、以下に図1〜図18を参照して説明する。なお、以
下に示す第1及び第2の実施の形態では、IPページン
グサービスを利用してドットパターンによる画像データ
をページャーに送信して表示させる場合について説明す
る。
【0035】以下に示す第1及び第2の実施の形態のペ
ージャー1は、上記従来の技術と同様に図19に示した
IPページングシステムにおいて利用される。すなわ
ち、図19のIPページングシステムにおいて、1はペ
ージャーであり、2はページャー1の利用者であり、3
は各種情報提供サービスを提供する情報提供サービスセ
ンターであり、情報提供サービスセンター3は、専用回
線6を介してページングセンター4と接続されている。
また、ページングセンター4は、送信局アンテナ5と接
続されている。
【0036】[第1の実施の形態]図1〜図16は、本
発明を適用した第1の実施の形態におけるページャー1
を示す図である。まず、構成を説明する。図1は、本第
1の実施の形態におけるページャー1内部の回路構成を
示すブロック図である。この図1において、ページャー
1はアンテナ101、受信部102、デコーダー10
3、バッファメモリ104、デインターリーブ回路10
5、CPU106、音源情報用ROM107、表示制御
情報用ROM108、ドライバ109、表示部110、
キー入力部111、ID−ROM112、情報提供サー
ビス用メモリ113、RAM114、ROM115、ド
ライバ116、スピーカー117、LED118及びバ
イブレータ119等により構成されている。
【0037】アンテナ101は、図18のページングセ
ンター4により送信アンテナ5から上記図20に示した
フォーマットで送信されるデータを受信して受信部10
2に出力する。
【0038】受信部102は、デコーダー103に接続
され、このデコーダー103からの制御信号に基づいて
駆動し、受信データの復調及び検波を行う。この受信部
103は、図20の同期部1(S1)C1を取り込むこ
とによって2値あるいは4値の変調方式に従ってシリア
ルのビットデータをデコーダー103に選択出力する。
【0039】デコーダー103は、受信部102から入
力される2値あるいは4値のシリアルのビットデータを
8ビットのパラレルデータに並び換えてバスBに出力す
る。また、デコーダー103は、CPU106による受
信されたアドレスフィールド(AF)C5のアドレスデ
ータと、ID−ROM112に登録されたアドレスデー
タとの照合の後、一致の際に出力される検出信号を受け
取ると、一致したアドレスデータが含まれるフレームの
ベクトルフィールド(VF)C6及びメッセージフィー
ルド(MF)C7の全データの継続受信を受信部102
に指示する機能を有している。
【0040】バッファメモリ104は、自己フレームに
おける最大1フレーム分(インターリーブブロック部D
2)をアイドルブロック(IB)C8検出による着信処
理終了までブロック単位で一時的に記憶し、後述するデ
インターリーブ回路105によるインターリーブ回復
や、CPU106による誤り訂正処理、アドレス照合の
際にワークエリアとして使用されるメモリである。
【0041】デインターリーブ回路105は、上記デコ
ーダー103より出力された2値あるいは4値の8ビッ
トの各パラレルビットデータについて、それぞれのフレ
ームパターンに応じて、フェーズ毎に分離して復元処理
し、バスラインBに出力する回路である。
【0042】CPU(Central Processing Unit )10
6は、ROM115に格納されている各種制御プログラ
ムに基づいて着信したビットデータを解析するととも
に、キー入力部111から入力される各種制御信号に応
じてページャー1内の各回路部を制御する。
【0043】また、CPU106は、後述する着信処理
に際して定期的に着信したデータにおいて、上記図20
に示したフレームCのベクトルフィールド(VF)C6
に設定されるワード構成(v2,v1,v0)により示
されるベクトルタイプが(1,1,0)であることを検
出すると、このデータのメッセージのフォーマット形式
が、IPページングサービスに対応していると判断し、
後続するビットデータ列を順次8ビット単位で区切り、
図4に示すJIS8コード変換テーブル1153を参照
して変換指定されたキャラクタ(文字)を抽出し、そし
て、キャラクタ・ジェネレータ1152で表示すべきキ
ャラクタのドットパターンデータを読み出して、このビ
ットデータ列に対応するメッセージ(情報内容)を生成
する。
【0044】更に上記ビットデータ列のヘッダ部のコマ
ンドが、後続するビットデータが画像データの表示をと
もなうメッセージ(情報内容)の表示を指定する”グラ
フィック指定”コマンド(WSG,WFG,WAG)で
ある場合は、上記受信したメッセージデータに基づくメ
ッセージ内容を情報提供サービス用メモリ113のメッ
セージ部メモリエリア1131に格納するとともに、こ
のメッセージに対応する画像表示フラグを”1”にセッ
トする。
【0045】そして情報提供サービス用メモリ113内
の画像データ管理部メモリエリア1132において、受
信したメッセージデータに含まれる当該メッセージの
「タイトル」と対応づけて記憶管理された画像データ
を、格納アドレスに基づいて画像(ドットパターン)記
憶領域1133から読み出し、上記グラフィック指定コ
マンドで指定された画像表示位置にメッセージと共に表
示する。
【0046】また、CPU106は、上記ビットデータ
列のヘッダ部のコマンドが、後続するビットデータが画
像データであることを示す”グラフィック”コマンド
(GSD,GS3,GGD,GCD)である場合は、後
続のビットデータ列をキャラクタに変換せず、画像を生
成するためのドットパターン変換処理を行う。
【0047】詳細には、上記ヘッダ部に後続するビット
データ列を8ビットずつに分割し、この8ビットデータ
をROM115内に記憶された8ビット/ドットパター
ン変換テーブル1154(図5参照)を参照して順次7
ビットのドットパターンに変換し、この変換されたドッ
トパターンにより生成された画像データを情報提供サー
ビス用メモリ113内の画像(ドットパターン)記憶領
域1133内に格納し、その格納アドレスとヘッダ部に
設定された当該画像データの「タイトル」とを対応づけ
て画像データ管理部メモリエリア1132に書き込む。
【0048】また、CPU106は、後述する着信処理
に際して、受信した情報提供サービスデータのフレーム
C内のベクトルフィールド(VF)C6に設定されたベ
クトルタイプが(1,1,0)以外の場合は、個別呼出
サービスに基づくメッセージの表示と着信報知とを実行
する。
【0049】音源情報用ROM107は、デジタル信号
化された報知メロディをデータ化して記憶している。
【0050】表示制御情報用ROM108は、後述する
情報提供サービスで受信したメッセージデータのヘッダ
部に設定されるコマンドの種類に対応して表示制御内容
を記憶する図9に示すコマンドテーブル1081を格納
する。
【0051】この図9に示すコマンドテーブル1081
においては、受信メッセージデータのヘッダ部に”グラ
フィック”コマンド「GSD」が設定されていると、こ
のコマンドに後続するビットデータ列は全角文字1文字
分の表示領域(12×13ドット)にキャラクタ1文字
ではなく、ドットバターンによる画像(グラフィック)
データが設定されることを示す。また、受信メッセージ
データのヘッダ部に”グラフィック”コマンド「GS
3」が設定されていると、このコマンドに後続するビッ
トデータ列が全角文字で縦3文字分の表示領域(12×
13×3ドット)にキャラクタ3文字ではなく、ドット
バターンによる画像データが設定されることを示す。更
に、受信メッセージデータのヘッダ部に”グラフィッ
ク”コマンド「GGD」が設定されていると、このコマ
ンドに後続するビットデータ列が全角文字1文字分の表
示領域(12×13ドット)にグレースケール(4階
調)のドットバターンによる画像データが設定されるこ
とを示す。そして、受信メッセージデータのヘッダ部
に”グラフィック”コマンド「GCD」が設定されてい
ると、このコマンドに後続するビットデータ列が全角文
字1文字分の表示領域(12×13ドット)にドットバ
ターンによるカラー画像データが設定されることを示
す。
【0052】さらに、図9に示すコマンドテーブル10
81において、受信メッセージデータのヘッダ部に”グ
ラフィック指定”コマンド「WSG」が設定されている
と、このコマンドに後続するメッセージデータよりメッ
セージ(情報内容)を生成し、このメッセージに含まれ
る当該メッセージの「タイトル」に対応する画像データ
(表示領域は全角文字1文字分)とともに表示すること
を示す。また、受信メッセージデータのヘッダ部に”グ
ラフィック指定”コマンド「WFG」が設定されている
と、このコマンドに後続するメッセージデータよりメッ
セージ(情報内容)を生成し、このメッセージの「タイ
トル」に対応する画像データ(表示領域は全角文字縦3
文字分)と共に表示することを示す。さらに受信メッセ
ージデータのヘッダ部に”グラフィック指定”コマンド
「WAG」が設定されていると、このコマンドに後続す
るメッセージデータよりメッセージ(情報内容)を生成
し、このメッセージの「タイトル」に対応する画像デー
タ(表示領域は全角文字縦3文字分×N)と共に表示す
ることを示す。
【0053】ドライバ109は、CPU106から入力
される表示制御情報に基づいて、表示部110を駆動さ
せる表示駆動回路である。表示部110は、不図示の表
示バッファ、及びELバックライト等を備えた、例え
ば、全角1文字を12×13ドットのドットパターンで
表示する表示領域を複数備えるドットマトリクス型の液
晶パネル等で構成され、ドライバ109により駆動制御
されて液晶パネル上にメッセージ等の情報を表示する。
【0054】キー入力部111は、例えば、負極が接地
された電源電池20の正極に接続され、電源のON/O
FF切り替え、各モードにおける諸設定の決定を検出す
るメインスイッチ1111、着信待ちモード、報知形態
設定モード等のモード切り替え操作あるいはリストの選
択操作を検出するカーソルキー1112、メッセージメ
モリ(MM)に格納されているメッセージデータに基づ
くメッセージの読み出し操作を検出するメモリキー11
13、着信報知のリセット、モード状態の解除を検出す
る解除キー1114、及び、数字、英字、ひらがな、カ
タカナ、漢字、記号等の文字入力用に備えられた例えば
QWERTY配列のキーボード1115からなり、各キ
ーの入力操作に応じた各種操作信号をCPU106に出
力する。
【0055】ID−ROM112は、図2に示すよう
に、ページャー1に設定されている受信すべきフレーム
のフレームナンバーデータと、呼出検出のためのアドレ
スデータ(32bit)と、上記ベクトルフィールド
(VF)C6に設定されるv2,v1,v0の3ビット
のベクトルタイプと呼出番号とを対応づけて記憶する。
【0056】例えば、ページャー1の場合、受信すべき
フレームナンバーデータが‘10’であり、個別呼出用
アドレスデータ#Aについて、ベクトルタイプに応じて
3種類、また、受信すべきフレームナンバーデータが
‘32‘であり、情報提供サービス用アドレス#Bにつ
いて1種類のアドレスを記憶している。
【0057】また、その個別呼出用アドレスデータ#A
の設定内容は、個種別をベクトルタイプの設定の差異に
より3種類設定しており、詳細には、1stアドレス
(基本呼出し用)、2ndアドレス(デュアルコール
用)、3rdアドレス(通番サービス用)とそれらに対
応する呼出番号が記憶される。これらの1st〜3rd
アドレスは、NPページングサービス用のものである。
【0058】そして、情報提供サービス用アドレス#X
は、4thアドレス(情報提供サービス)用に設定され
ており、当該ページャー1の所有者がページングセンタ
ー4で情報提供サービスを申し込むことにより、ページ
ャー1に書き込まれるものである。また、この4thア
ドレスデータはIPページングサービス用であるので、
ベクトルタイプは(1,1,0)に固定され、対応する
呼出番号とともに記憶されている。
【0059】情報提供サービス用メモリ113は、図6
に示すように、メッセージ部メモリエリア1131、画
像データ管理部メモリエリア1132、及び画像(ドッ
トパターン)記憶領域1133とで構成されている。メ
ッセージ部メモリエリア1131は、図7に示すよう
に、情報提供サービスで受信したメッセージを、格納ア
ドレスと対応づけて、その「メッセージ内容」を記憶す
るとともに、このメッセージのヘッダ部に”グラフィッ
ク指定”コマンド(WSG,WAG,WFG)が設定さ
れているか否かによりオン/オフ制御される画像表示フ
ラグと、このコマンドが設定されている場合に、このグ
ラフィック指定コマンドに後続する当該メッセージの
「タイトル」と、メッセージとともに表示される画像デ
ータの表示位置を示す「画像表示位置」とを対応づけて
記憶する。
【0060】画像データ管理部メモリエリア1132
は、図8に示すように、情報提供サービスで受信したメ
ッセージのヘッダ部に含まれる、当該画像データの「タ
イトル」、ヘッダ部に続いて受信した画像データがど
の”グラフィック”コマンド(GSD、GS3、GG
D、GCD)で定義されたものなのかを示す「構成」、
更に受信したメッセージデータのヘッダ部のコマンド
が”GS3”であった場合、今回受信された画像データ
が全角縦3文字の表示領域内、どの領域に表示するもの
なのか、その表示位置を示す「ポジション」、及び当該
タイトルの画像データそのものを格納したアドレスを示
す「画像データ格納アドレス」を対応づけて記憶する。
【0061】また、画像(ドットパターン)記憶領域1
133は、上記画像データ管理部メモリエリア1132
内に記憶された画像データ格納アドレスに対応した画像
データ(ドットパターン)を記憶する。
【0062】RAM(Random Access Memory)114
は、CPU106が動作するためのワークエリア及び受
信されたメッセージデータの格納処理に使用するメモリ
エリア等が設定されている。
【0063】ROM(Read Only Memory)115は、図
3に示すように、プログラムROMメモリエリア115
1、キャラクタジェネレータ(CG)メモリエリア11
52、JIS8コード変換テーブル1153、及び8ビ
ット/ドットパターン変換テーブル1154とで構成さ
れている。プログラムROMメモリエリア1151は、
表示制御プログラムやその他各種プログラム等を記憶す
る。キャラクタジェネレータ(CG)メモリエリア11
52は、12×13ドットで表示される全角一文字のド
ットパターンデータを記憶する。
【0064】JIS8コード変換テーブル1153は、
IPページングサービスで受信したビットデータ列より
順次8ビット単位で読み出されたビットデータを対応す
るキャラクタ(文字)に変換するためのテーブルであ
り、変換指定情報は上位4ビット(0〜F)と下位4ビ
ット(0〜F)とでマトリクス状に記憶配置され、それ
ぞれ、キャラクタジェネレータ(CG)1152により
生成すべきキャラクタ(文字)の変換指定情報を格納す
る(例えばビットデータが「41」ならば、キャラクタ
「A」が、ビットデータが「B1」ならば、キャラクタ
「ア」が変換指定される)。
【0065】このJIS8コード変換テーブル1153
は、本来16(上位4ビット)×16(下位4ビット)
=256通りのキャラクタの指定が可能であるのだが、
IPページングシステムでは、送信メッセージ作成時に
「80」〜「9F」、「E0」〜「FF」の64個の変
換指定領域については、JIS X 0208(漢字符
号表)の2バイトデータを指定するデータに置き換えら
れた所謂「シフトJIS」コードへの変換を指示するた
め実質的に不使用とされ、また「00」〜「2F」、
「7F」、及び「A0」の34個の変換指定領域は未定
義とされている。このため、IPページングシステムで
はこれらの98個の領域は使用しない。
【0066】したがって、上記IPページングシステム
では、上記JIS8コード変換テーブル1153におい
て、上記の領域を除いた「20」〜「7E」、「A1」
〜「DF」の158個の変換指定領域のみが有効とされ
ている。
【0067】図5は、メッセージのヘッダー部に”グラ
フィック”コマンド(GSD、GS3、GGD、GC
D)が設定されていた場合、後続のビットデータ列より
順次区切られた8ビットデータを、7ドットのドットパ
ターンデータに変換するための8ビット/ドットパター
ン変換テーブルであり、ビットデータの”1”、”0”
に対応して、7ドットのドットパターンが生成される。
すなわち7ドットパターンとして示した白色ドット部分
はビットデータでは”0”(オフ)であることを示し、
黒色ドット部分はビットデータでは”1”(オン)であ
ることを示している。
【0068】例えば、メッセージのヘッダー部に”グラ
フィック”コマンド(GSD、GS3、GGD、GC
D)が設定され、後続するビットデータ列において、J
IS8コードで、「20」(0010 0000)を指
定している場合は、7ドットのドットパターン7ビット
(000 0000)に変換されて、表示部110に1
2×13ドットのドットパターンで表示される画像デー
タの一部として利用される。したがって、情報提供サー
ビスセンター3では、契約している利用者のページャー
1に対し、”グラフィック”コマンドと、複数のJIS
8コードの連続送信をページングセンター4に依頼する
ことで、ページャ1側でこの画像データを記憶し、一
枚、あるいは複数枚の画像をメッセージ(情報内容)と
ともに表示させる情報提供サービスを実施することがで
きる。
【0069】図10は、メッセージのヘッダー部に”グ
ラフィック”コマンド(GSD、GS3、GGD、GC
D)が設定され、後続してJIS8コードを受信した場
合、このJIS8コードを変換した7ドットのドットパ
ターンの、全角1文字分の表示領域(12×13ドッ
ト)への書き込み順序を示す図であり、図中の→→
→→の順に7ビットのドットパターンが書き込ま
れる。
【0070】ドライバ116は、個別呼出しサービスで
メッセージを着信した時、報音してこれを知らせるとと
もに、着信時にLED118を点滅させ、バイブレータ
ー119を振動させる。
【0071】次に、本実施の形態の動作を説明する。本
実施の形態では、情報提供サービスセンター3が専用回
線6、ページングセンター4、送信局アンテナ5を介し
てページャー1にメッセージデータを送信する。
【0072】ページングセンター4では、情報提供サー
ビスセンター3から受信した情報内容をRCR STD
−43で規定された上記図20のデータ構成に基づい
て、IPページングサービスでページャー1に送信する
送信データが作成され、そのメッセージフィールド(M
F)C7にはメッセージデータとして送信すべき情報内
容が設定される。
【0073】上記ページングセンター4のデータ送信処
理によりメッセージデータを受信したページャー1のC
PUが行う着信処理について図11に示すフローチャー
トに基づいて説明する。
【0074】ページャー1内のCPU106は、電源ス
イッチの操作による電源投入後、各回路部の初期化設定
や制御データの設定を実行してフレームNo.0(時刻
補正情報が格納されているフレーム)、及び受信すべき
フレームNo.のフレームをサーチし、受信すべきフレ
ームに対する同期が取れると、間欠着信待機状態に入
る。そして、まずCPU106は、間欠着信処理により
アンテナ101によりページングセンター4から送信局
アンテナ5を介して無線で送信される送信データから自
己フレームタイミングの有無を検出する。自己フレーム
の送信タイミングを検出しなければ、間欠着信待機処理
に戻り、自己フレームの送信タイミングを検出すると、
そのフレームデータを取り込んで着信処理を開始する。
そして、アンテナ101により受信された信号の変調波
が受信されて受信部102に出力され、更に検波、復調
して、デコーダー103に出力する。
【0075】デコーダー103は、受信部102より入
力された伝送速度に応じた受信データ(シリアルデー
タ)を8bitのパラレルデータに並び換えてバスBに
出力する。この後CPU106が、デコーダー103か
ら出力される8bitのパラレルデータを取り込み、I
D−ROM112に登録されたアドレスデータとアドレ
スフィールド(AF)C5内のアドレスデータとを照合
して、そのIDコードに含まれるアドレスデータが自己
のアドレスデータとが一致するか否かを検出する(ステ
ップS1)。一致しなければ、その時点でデコーダー1
03に着信処理の打ち切りを指示し、着信待機状態に戻
る。また一致した際には、一致信号を出力して、デコー
ダー103に対し、このフレーム内のデータを全て受信
するよう受信部102の受信動作を継続させる。
【0076】続いて、送信された1フレームのデータを
全て取り込む(ステップS2)。そして、取り込んだフ
レームC内のベクトルフィールド(VF)C6に設定さ
れたベクトルタイプが、(1,1,0)か、それ以外か
を判別し(ステップS3)、ベクトルタイプが(1,
1,0)である場合は、このフレームで送信されたメッ
セージデータのフォーマット形式が、IPページングサ
ービスで規定されたものであると判断する。
【0077】そして、メッセージフィールド(MF)C
7に格納された受信メッセージデータのヘッダ部をJI
S8コード変換表1153に従って変換し、まず、コマ
ンドとして上記”グラフィック指定”コマンド(WS
G,WFG,WAG)、及び上記”グラフィック”コマ
ンド(GSD,GS3,GGD,GCD)が設定されて
いるか否かを確認する(ステップS4)。
【0078】上記コマンドが設定されている場合は、さ
らにそのコマンドが、そのメッセージデータに基づくメ
ッセージを当該メッセージに含まれる「タイトル」対応
する画像とともに表示することを指定する”グラフィッ
ク指定”コマンド(WSG,WFG,WAG)か、メッ
セージデータそのものが画像データであることを示す”
グラフィック”コマンド(GSD,GS3,GGD,G
CD)かを判別する(ステップS5)。
【0079】そして、”グラフィック”コマンド(GS
D,GS3,GGD,GCD)が設定されている場合
は、ドットパターン変換処理を実行する(ステップS
6)。このドットパターン変換処理について図12に示
すフローチャートに基づいて説明する。
【0080】図12に示すドットパターン変換処理にお
いて、CPU106は、まず、”グラフィック”コマン
ド(GSD,GS3,GGD,GCD)、「タイト
ル」、「表示位置」、及び”グラフィック”コマンドが
「GS3」である場合、今回受信した画像データの「ポ
ジション」を含むヘッダ部の終了位置を検出し、このコ
マンドに後続するビットデータ列を順次8ビット単位の
ビットデータ列に分ける(ステップS61)。次いで、
このビットデータ列を、ROM115内の図4に示した
8ビット/ドットパターン変換テーブル1154を参照
して7ビットのドットパターンに順次変換する(ステッ
プS62)。そして、変換された7ドットのドットパタ
ーンによる画像データを情報提供サービス用メモリ11
3内の画像(ドットパターン)記憶領域1133に格納
アドレスを設定して格納する(ステップS63)。
【0081】以上のドットパターン変換処理を実行した
後、CPU106は、図11のステップS7の処理に戻
り、画像(ドットパターン)記憶領域1133に格納し
た画像データの格納アドレス、”グラフィック”コマン
ド(GSD,GS3,GGD,GCD)により指定され
た今回の画像データの「構成」、ヘッダ部に設定された
「タイトル」、及び”グラフィック”コマンドが「GS
3」である場合、今回受信した画像データの「ポジショ
ン」を対応づけて情報提供サービス用メモリ113内の
画像データ管理部メモリエリア1132に書き込んで、
着信待機状態に戻る。
【0082】また、上記ステップS5の処理において、
コマンドが、”グラフィック指定”コマンド(WSG,
WFG,WAG)であると判別した場合、CPU106
は、情報提供サービス用メモリ113内の画像データ管
理部メモリエリア1132に格納された画像データ管理
データ中の「タイトル」を参照して、今回着信したメッ
セージデータのヘッダ部に設定された「タイトル」に対
応する画像データを検索し(ステップS8)、当該「タ
イトル」に対応する画像データが画像(ドットパター
ン)記憶領域1133に格納されているか否かを確認す
る(ステップS9)。
【0083】着信メッセージのヘッダ部に設定された
「タイトル」に対応する画像データが画像(ドットパタ
ーン)記憶領域1133に格納されている場合は、当該
画像データを画像(ドットパターン)記憶領域1133
から読み出すとともに着信したメッセージデータを、順
次JIS8コード変換表1153、及びキャラクタジェ
ネレータ(CG)1152に基づいて表示すべきキャラ
クタ(文字)に変換してメッセージ(情報内容)を生成
する。
【0084】そして”グラフィック指定”コマンド(W
SG,WFG,WAG)とこのコマンドに後続する当該
メッセージとともに表示する画像の「画像表示位置」基
づいて、指定された表示レイアウトで生成されたメッセ
ージ(情報内容)と読み出されれた画像データに基づく
画像とを表示部110に表示させて(ステップS1
1)、着信待機状態に戻る。
【0085】また、着信メッセージのヘッダ部に設定さ
れた「タイトル」に対応する画像データが画像(ドット
パターン)記憶領域1133に格納されていない場合
は、着信したメッセージデータを、順次JIS8コード
変換表1153、及びキャラクタジェネレータ(CG)
1152に基づいて表示すべきキャラクタ(文字)に変
換してメッセージ(情報内容)生成し、該当する画像デ
ータが存在しない旨とともに表示部110に表示し(ス
テップS11)、着信待機状態に戻る。
【0086】また、上記ステップS4の処理において、
着信メッセージデータのヘッダ部に上記”グラフィック
指定”コマンドが設定されていない場合は、情報提供サ
ービス用メモリ113内の図7に示したメッセージ部メ
モリエリア1131に設定する画像表示フラグをOFF
にして(ステップS12)、今回着信したメッセージデ
ータを、順次JIS8コード変換表1153、及びキャ
ラクタジェネレータ(CG)1152に基づいて表示す
べきキャラクタ(文字)に変換してメッセージを生成す
る。そしてメッセージの内容を表示部110に表示させ
て(ステップS13)、着信待機状態に戻る。
【0087】また、上記ステップS3の処理において、
着信フレームC内のベクトルフィールド(VF)C6に
設定されたベクトルタイプが(1,1,0)以外である
と判別した場合は、個別呼出サービスに基づくメッセー
ジ表示と着信報知を実行し(ステップS14)、着信待
機状態に戻る。
【0088】以上の着信処理において、着信メッセージ
データのヘッダ部に”グラフィック”コマンド(GS
D,GS3,GGD,GCD)の指示に応じて、ヘッダ
部以降のメッセージデータをドットパターン変換する際
の具体例を以下に示す図13〜図16を参照して説明す
る。
【0089】図13は、高度無線呼出方式に基づくIP
ページングサービスにより受信したメッセージデータの
具体例を示している。この図13においては、ヘッダ部
に”グラフィック”コマンドが設定されていない場合
(図中のAの場合)と、ヘッダ部に”グラフィック”コ
マンドが設定されている場合(図中のBの場合)とを表
わしている。図中Aケースの場合(ヘッダ部に”グラフ
ィック”コマンドが設定されていない場合)、後続する
ビットデータ列「01000001010000100
100001101000100…」は、8ビット単位
に順次「41」「42」「43」「44」と判断され、
JIS8コード変換テーブル1153を参照して順次対
応するキャラクタ“A”、“B”、“C”、“D”・・
・に変換される。これは、12×13ドットの表示範囲
で、1文字を表示するドットパターンデータがROM1
15内のキャラクタジェネレータ(CG)1152から
読み出され表示部110に表示することを意味する。
【0090】また、図中Bのケースの場合(ヘッダ部
に”グラフィック”コマンド「GSD」が設定されてい
る場合)、メッセージデータは“A”、“B”、
“C”、“D”のキャラクタではなく、”グラフィッ
ク”コマンド「GSD」に後続するメッセージデータよ
り8ビット単位で順次読み出し、ROM115内の8ビ
ット/ドットパターン変換テーブル1154が参照され
て7ビットに変換され、この7ビットデータによる7ド
ットのドットパターン(図中の“ドットパターン”、
“ドットパターン”、“ドットパターン”、“ドッ
トパターン”・・・に)が順次記憶される。
【0091】そして、各7ビットのドットパターン〜
は、図15に示す全角文字1文字分(12×13ドッ
ト)の表示領域に図中の→→→の順に書き込ま
れる。このようにして、表示部110の全角1文字分の
表示範囲内に7ドットのドットパターンが順次書き込ま
れ、表示すべき画像データが画像(ドットパターン)記
憶領域1133に格納される。
【0092】図16は、着信したメッセージデータのヘ
ッダ部より、”グラフィック指定”コマンドを検出し、
後続するメッセージデータより変換してメッセージ”今
日の運勢は:◎何をやってもいいことばかり。”を生成
し、対応するタイトルの画像とともに、表示部110に
表示した場合を例示するものである。
【0093】この表示例において、表示部左部分には、
予め、ヘッダ部に”グラフィック”コマンド、及び「タ
イトル」として”今日の運勢は:◎”が設定されたメッ
セージデータを受信し、「タイトル」”今日の運勢は:
◎”に基づいて画像(ドットパターン)記憶領域113
3に格納した画像データが読み出されて表示され、後続
するメッセージデータより更にメッセージ”何をやって
もいいことばかり。”を生成し、画像とともに表示部1
10に表示している。
【0094】以上のように、本第1の実施の形態におけ
るページャー1では、高度無線呼出方式(RCR ST
D−43標準規格)のIPページングサービスを利用し
て画像データをページャー1に送信して表示させる仕組
みとして、ページングセンター4から送信局アンテナ5
を介して定期的に送信される情報提供サービスデータよ
り、着信フレームCのベクトルフィールド(VF)C6
に設定されるベクトルタイプが(1,1,0)であるこ
とを検出し、更にメッセージフィールド(MF)C7に
格納されたメッセージデータのヘッダ部に後述する”グ
ラフィック指定”コマンド、及び”グラフィック”コマ
ンド設定されていることを検出すると、”グラフィック
指定”コマンドの場合は、今回着信したメッセージ(情
報内容)の「タイトル」に基づいて、情報提供サービス
用メモリ113内の画像データ管理部メモリエリア11
32に予め格納された画像データ格納アドレスを検索
し、該当する画像データを情報提供サービス用メモリ1
13内の画像(ドットパターン)記憶領域1133から
読み出し、メッセージデータのヘッダ部に設定された画
像表示位置に応じて読み出した画像データをメッセージ
と共に表示部110に表示させるようにした。
【0095】また、ページャー1内のCPU106は、
着信処理に際して、”グラフィック”コマンド(GS
D,GS3,GGD,GCD)が設定されていることを
検出すると、ヘッダ部に後続するビットデータ列を、順
次8ビットデータに分割し、上記図12のドットパター
ン変換処理によりこの8ビットデータをROM115内
に記憶された8ビット/ドットパターン変換テーブル1
154(図4参照)を参照して順次7ドットのドットパ
ターンの画像データに順次変換して、この変換したドッ
トパターンによる画像データを情報提供サービス用メモ
リ113内の画像(ドットパターン)記憶領域1133
内に格納し、その格納アドレスとヘッダ部に設定された
「タイトル」とを対応づけて画像データ管理部メモリエ
リア1132に書き込むようにしたため、着信したメッ
セージ(情報内容)の同一のタイトル名の「タイトル」
で画像データが記憶管理される。
【0096】したがって、情報提供者側は、ドット単位
のグラフィックデータを予め複数回に分けてページャー
1に送信して記憶させておき、最終的にメッセージ(情
報内容)を送信することにより、その画像データと共に
着信メッセージを表示させることができる。
【0097】このため、情報提供者はIPページングサ
ービスを利用して、契約者に対し、格段に表現豊かな情
報内容をページャー1の利用者に送信することができ
る。
【0098】また、上記第1の実施の形態では、IPペ
ージングサービスを利用して手軽に画像データを送信で
きるため、システムを一切変更せずに自由な画像データ
の送信を実現することができる。さらに、画像データの
表示領域を全角文字1文字(12×13ドットのサイ
ズ)とし、各”グラフィック”コマンド(GSD,GS
3,GGD,GCD)の種類により、任意のサイズの画
像表示を可能としたため、送信する画像データの大きさ
の可変指定を容易に行うことができる。
【0099】[第2の実施の形態]図17〜図18は、
本発明を適用した第2の実施の形態におけるページャー
1を示す図である。本第2の実施の形態では、上記第1
の実施の形態において、ROM115内の8ビット/ド
ットパターン変換テーブル1154の代わりに4ビット
/ドットパターン変換テーブル1154’によりCPU
106により図11の着信処理に際して実行されるテー
ブル変換処理の処理内容が異なる。
【0100】この4ビット/ドットパターン変換テーブ
ル1154’内の構成を図17に、変換処理のフローチ
ャートを図18にそれぞれ示す。また本第2の実施の形
態におけるページャー1の内部構成は、図1に示したも
のと同一であるため図示及び構成説明は省略する。
【0101】図17に示す4ビット/ドットパターン変
換テーブル1154’では、上記JIS8コードで送信
されるメッセージデータの上位4ビットのみを3ビット
のドットパターンに変換するための設定情報として、上
位4ビットコードと、対応3ビットコードと、ドットパ
ターンとを対応づけて格納している。すなわち3ドット
パターンとして示した白色ドット部分はビットデータで
は”0”(オフ)であることを示し、黒色ドット部分は
ビットデータでは”1”(オン)であることを示してい
る。
【0102】すなわち、下位4ビットのコードについて
は、ビット数の変換に伴う変更が必要ないため、上位4
ビットコードについてのみ3ドットのドットパターンに
変換できるようにし、下位4ビットについては、受信し
た4ビットコードをそのままドットパターンに転用する
ようにする。
【0103】次に、ページャー1内のCPU106によ
り着信処理に際して実行されるテーブル変換処理につい
て図18に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0104】図18に示すドットパターン変換処理にお
いて、CPU106は、まず、ヘッダ部の終了位置を検
出し、このコマンドに後続するビットデータを順次8ビ
ット単位に分ける(ステップS611)。次いで、この
8ビットデータの上位4ビットデータを、ROM115
内の図17に示した4ビット/ドットパターン変換テー
ブル1154’を参照して、3ビットのドットパターン
に順次変換する(ステップS612)。そして、続く下
位4ビットずつのビットデータのオン/オフ情報に基づ
いて4ドットのドットパターンに順次変換して、上位4
ビットにより変換された3ドットのドットパターンと結
合して(ステップS613)、これら変換したドットパ
ターンによる画像データを情報提供サービス用メモリ1
13内の画像(ドットパターン)記憶領域1133に格
納アドレスを設定して格納する(ステップS614)。
【0105】以上のドットパターン変換処理を実行した
後、CPU106は、図11のステップS7の処理に戻
り、画像(ドットパターン)記憶領域1133に格納し
た画像データの格納アドレス、今回の着信メッセージデ
ータのヘッダ部に設定された「タイトル」、及び”グラ
フィック”コマンドが「GS3」である場合、今回受信
した画像データの「ポジション」を対応づけて情報提供
サービス用メモリ113内の画像データ管理部メモリエ
リア1132に書き込んで、着信待機状態に戻る。
【0106】以上のように、本第2の実施の形態におけ
るページャー1では、第1の実施の形態に加え、図18
のドットパターン変換処理により、JIS8コードに基
づく8ビット単位のビットデータに順次時分割し、これ
ら8ビットデータの上位4ビットをROM115内に記
憶された4ビット/ドットパターン変換テーブル115
4’(図17参照)を参照して3ビットのドットパター
ンに変換し、下位4ビットデータはそのままドットパタ
ーンに転用する。
【0107】このため、ビット/ドットパターン変換に
必要とされるテーブルの容量を第1の実施の形態と比較
して少なくすることができるため、ROM115内のメ
モリ容量をより有効に利用することができる。
【0108】又、本発明は、実施の形態の一例として、
IPページングシステムにおける情報提供サービスに適
用するページャーを記載したが、この実施の形態に限定
されず様々なシステムに依存する受信装置に適用でき
る。
【0109】例えば、無線電話システム、及びPHSシ
ステムに適用され、データ伝送された情報を表示する機
能を備えた形態通信端末や、表示機能付きPHS端末、
又はFM信号を利用して音声情報とともに文字情報を放
送する放送システムに適用されている文字放送受信装置
でも良いし、テレターミナルシステム等のMCA無線デ
ータ通信システムに適用される無線通信端末でも本発明
は適用可能である。また、メッセージとともに表示され
る画像は、ドットパターンによる静止画像にとどまら
ず、複数の画像を順次切り換え表示するようにしても良
い。
【0110】
【発明の効果】請求項1記載の通信システムによれば、
着信した情報提供サービスデータの同一のコマンドデー
タで画像データが記憶管理されるため、送信側の利用者
は、ページングサービス等の情報提供サービスを利用す
る受信装置に対して画像データを送信する通信システム
を、例えば、高度ページングシステム等の既存の通信シ
ステムを一切変更せずに実現することができ、自由な画
像データの送信を容易に実現することができる。
【0111】請求項2記載の受信システム、及び請求項
4記載の受信装置によれば、着信した情報提供サービス
データの同一のコマンドデータで画像データが記憶管理
されるため、送信側の利用者は、ページングサービス等
の情報提供サービスを利用する受信装置に対して画像デ
ータを送信することができ、送信側の利用者は本情報提
供サービスを利用して自由な表現の画像データをメッセ
ージと共に送信することができ、格段に表現豊かなメッ
セージを受信装置の利用者に送信することができる。
【0112】請求項3記載の受信システム、及び請求項
5記載の受信装置によれば、ページングサービス等の情
報提供サービスを利用する受信装置に対して、例えば、
予めタイトル名が同一のドット単位の画像データだけを
複数回に分けて受信装置に送信して記憶させておき、最
終的に同一タイトル名のメッセージを送信することによ
り、そのタイトル名で記憶管理された画像データと共に
着信メッセージを表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態におけるペ
ージャー1の内部構成を示すブロック図である。
【図2】図1のID−ROM112内に記憶される情報
を示す図である。
【図3】図1のROM115内のメモリ構成を示す図で
ある。
【図4】図3のJIS8コード変換テーブル1153内
の構成を示す図である。
【図5】図3の8ビット/ドットパターン変換テーブル
1154内の構成を示す図である。
【図6】図1の情報提供サービス用メモリ113内のメ
モリ構成を示す図である。
【図7】図6のメッセージ部メモリエリア1131内の
メモリ構成を示す図である。
【図8】図6の画像データ管理部メモリエリア1132
内のメモリ構成を示す図である。
【図9】図1の表示制御情報用ROM108内に格納さ
れたコマンドテーブル1081内に記憶される情報を示
す図である。
【図10】図1の表示部110の12×13ドットの全
角1文字分の表示範囲内に書き込まれる7ビットのドッ
トパターン〜の書き込み順序を示す図である。
【図11】図1のCPU106により実行される着信処
理を示すフローチャートである。
【図12】図11の着信処理において図1のCPU10
6により実行されるドットパターン変換処理を示すフロ
ーチャートである。
【図13】図11の着信処理において受信された通常の
メッセージデータと、”グラフィック”コマンドが設定
されたメッセージデータの具体的構成を示す図である。
【図14】図13の”グラフィック”コマンドが設定さ
れたメッセージデータから変換された7ビットのドット
パターン〜を示す図である。
【図15】図14の7ビットのドットパターン〜が
図1の表示部110内の12×13ドットの全角1文字
分の表示範囲内に順次書き込まれる状態を示す図であ
る。
【図16】図11の着信処理において受信された画像デ
ータとメッセージデータにより表示部110に表示され
た画像とメッセージの具体例を示す図である。
【図17】本発明を適用した第2の実施の形態における
ページャー1のROM115内の4ビット/ドットパタ
ーン変換テーブル1154’内の構成を示す図である。
【図18】第2の実施の形態におけるページャー1内の
CPU106により実行されるテーブル変換処理を示す
フローチャートである。
【図19】従来のIPページングシステムの全体構成を
示す図である。
【図20】従来の高度ページングシステムの標準規格
「RCR STD−43」で規定されたデータ構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 ページャー 2 利用者 3 情報提供サービスセンター 4 ページングセンター 5 送信局アンテナ 101 アンテナ 102 受信部 103 デコーダー 104 バッファメモリ 105 デインターリーブ回路 106 CPU 107 音源情報用ROM 108 表示制御情報用ROM 109 ドライバ 110 表示部 111 キー入力部 1111 メインスイッチ 1112 カーソルキー 1113 メモリキー 1114 解除キー 1115 キーボード 112 ID−ROM 113 情報提供サービス用メモリ 1131 メッセージ部メモリエリア 1132 画像データ管理部メモリエリア 1133 画像(ドットパターン)記憶領域 114 RAM 115 ROM 1151 プログラムROM 1152 キャラクタジェネレータ(CG) 1153 JIS8コード変換テーブル 1154 8ビット/ドットパターン変換テーブル 1154’ 4ビット/ドットパターン変換テーブル 116 ドライバ 117 スピーカー 118 LED 119 バイブレーター

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビットデータを送信する送信装置と、この
    送信装置より送信されるビットデータを受信手段により
    受信して文字情報を表示するドットマトリクスで構成さ
    れた表示手段を備えた受信装置とにより構成される通信
    システムにおいて、 前記受信装置は、 所定長のビットデータと所定長のドットパターンとを対
    応づけて記憶する記憶手段と、 前記受信手段により受信されたビットデータより、第1
    のコマンドデータを検出する検出手段と、 この検出手段により、前記第1のコマンドデータを検出
    すると、前記受信したビットデータを所定長のビットデ
    ータに順次区切り、このビットデータを前記記憶手段に
    記憶されるドットパターンに順次変換して前記表示手段
    に表示する画像を生成する画像生成手段と、 を備えたことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】ビットデータを受信する受信手段と、 表示手段と、 所定長のビットデータと前記表示手段に表示される文字
    とを対応づけて記憶する第1の記憶手段と、 前記所定長のビットデータと所定長のドットパターンと
    を対応づけて記憶する第2の記憶手段と、 前記受信手段により受信されたビットデータより、第1
    のコマンドデータを検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段により、前記第1のコマンドデータ
    を検出すると、前記受信したビットデータを所定長のビ
    ットデータに順次区切り、このビットデータを前記第2
    の記憶手段に記憶されるドットパターンに順次変換して
    前記表示手段に表示する画像を生成する画像生成手段
    と、 を備えたことを特徴とする受信システム。
  3. 【請求項3】前記画像生成手段によって生成された画像
    を記憶する画像記憶手段と、 前記受信手段により受信されたビットデータより、第2
    のコマンドデータを検出する第2の検出手段と、 この第2の検出手段により、前記第2のコマンドデータ
    を検出すると、前記受信したビットデータを所定長のビ
    ットデータに順次区切り、このビットデータを前記第1
    の記憶手段に記憶される文字に変換して文字情報を生成
    する文字情報生成手段と、 この文字情報生成手段によって生成された文字情報を、
    前記画像記憶手段に記憶された画像とともに前記表示手
    段に表示させるように制御する制御手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項2記載の受信シス
    テム。
  4. 【請求項4】ビットデータを受信する受信手段と、 表示手段と、 所定長のビットデータと前記表示手段に表示される文字
    とを対応づけて記憶する第1の記憶手段と、 前記所定長のビットデータと所定長のドットパターンと
    を対応づけて記憶する第2の記憶手段と、 前記受信手段により受信されたビットデータより、第1
    のコマンドデータを検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段により、前記第1のコマンドデータ
    を検出すると、前記受信したビットデータを所定長のビ
    ットデータに順次区切り、このビットデータを前記第2
    の記憶手段に記憶されるドットパターンに順次変換して
    前記表示手段に表示する画像を生成する画像生成手段
    と、 を備えたことを特徴とする受信装置。
  5. 【請求項5】前記画像生成手段によって生成された画像
    を記憶する画像記憶手段と、 前記受信手段により受信されたビットデータより、第2
    のコマンドデータを検出する第2の検出手段と、 この第2の検出手段により、前記第2のコマンドデータ
    を検出すると、前記受信したビットデータを所定長のビ
    ットデータに順次区切り、このビットデータを前記第1
    の記憶手段に記憶される文字に変換して文字情報を生成
    する文字情報生成手段と、 この文字情報生成手段によって生成された文字情報を、
    前記画像記憶手段に記憶された画像とともに前記表示手
    段に表示させるように制御する制御手段と、を更に備え
    たことを特徴とする請求項4記載の受信装置。
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