JPH10303799A - 衛星通信ネットワーク - Google Patents

衛星通信ネットワーク

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JPH10303799A
JPH10303799A JP10982497A JP10982497A JPH10303799A JP H10303799 A JPH10303799 A JP H10303799A JP 10982497 A JP10982497 A JP 10982497A JP 10982497 A JP10982497 A JP 10982497A JP H10303799 A JPH10303799 A JP H10303799A
Authority
JP
Japan
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signal
exchange
transmission
unit
satellite communication
Prior art date
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Application number
JP10982497A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamashita
浩 山下
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】交換機からの加入者線を衛星回線で延長する通
信方式において、回線品質の劣化により切断処理が完了
しない問題を解決すること。 【解決手段】加入者端末4のオンフックにより交換機1
から衛星回線8で延長される加入者線に送出される終話
信号の有無を検出する音声信号検出部30と、その検出
時間から終話信号であるのか通話中の音声であるのかを
識別するタイマー部31と、タイマー部31にそのタイ
マー設定値を設定する制御部32を用意する。これによ
り、衛星回線の品質劣化等で対向する衛星通信地球局か
らの終話信号を受信できなくても、加入者端末4のオフ
フックにより終話処理を完了することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星通信を用いて
交換機と加入者端末間を接続する衛星通信ネットワーク
において、特に、交換機に接続する衛星通信地球局を用
いる衛星通信ネットワーク。
【0002】
【従来の技術】従来より、衛星通信を用いて交換機と加
入者端末間を接続する衛星通信ネットワークには、SC
PC(Single Channel Per Car
rier)通信方式が用いられていた。
【0003】図2は、従来のSCPC通信方式を用いた
衛星通信ネットワークを示すブロック図である。以下、
図2を参照してSCPC方式を採用し、交換機に接続さ
れる加入者端末が衛星回線で延長される形態をとる従来
の衛星通信システムについてその音声チャンネルの接続
手順を説明する。
【0004】図2において加入者端末4(以下、tel
−1)より衛星回線8を介して加入者端末11(以下、
tel−2)を呼び出す場合、発呼者はtel−1をオ
フフック後、tel−2の電話番号をダイヤルする。加
入者交換機1は、入力された番号から加入者ライン6−
1〜6−mの中の1ライン(例えば、6−kとする)を
選択し、リンガー信号を送出する。基地局送受信装置2
は、前記リンガー信号を検出して、tel−2への着信
を認識し衛星12による衛星通信回線8により、ライン
6−kに対応する子局送受信装置3−kへtel−2へ
の着信を通知する。着信信号を受けた前記子局送受信装
置3−kは加入者端末11−k(tel−2)に対して
加入者ライン10−kによりリンガー信号を送出し、t
el−2が呼び出される。
【0005】また、逆に、tel−2よりtel−1を
呼び出す場合は、以下の接続手順となる。図2におい
て、発呼者がtel−2をオフフックすると、子局送受
信装置3−kは衛星12による衛星回線8を設定し、基
地局送受信装置2に発呼信号を伝送する。前記基地局送
受信装置2は、発呼信号を受信すると、着信を認識し加
入者ライン6−kに対してループを形成して加入者交換
機1に発呼する。加入者交換機1は、発呼信号を認識す
ると加入者ライン6−kに対してダイヤルトーンを返
し、本信号は衛星回線を介してtel−2に伝送する。
ダイヤルトーンを聞いた発呼者がtel−1の電話番号
をダイヤルすると、本信号は衛星回線及び加入者ライン
16を介して加入者交換機1へ送出する。tel−1の
電話番号を受けた加入者交換機1はtel−1が接続さ
れている加入者ラインを選択し、本ラインに対してリン
ガー信号を送出しtel−1が呼び出される。
【0006】以上、tel−1とtel−2の間の発着
信手順について説明した。続いて、図2に示したブロッ
ク図を用いて切断手順について説明する。tel−2に
て通話者によりオンフックされると、子局送受信装置3
−kはtel−2の終話を認識し衛星回線を介して基地
局送受信装置2へ切断信号を伝送する。本切断信号を受
信した前記基地局送受信装置2は加入者ライン6−kに
対して形成していたループを開く。加入者交換機1はル
ープが開かれたことを検出し、tel−1に対して設定
されていた伝送路を解除する。
【0007】一方、子局送受信装置3−k及び基地局送
受信装置2は各々で送信していた搬送波をオフとして、
衛星回線による伝送を終了する。ここで、上述した基地
局送受信装置2の構成について図3のブロック図を用い
て説明する。
【0008】本図において、基地局送受信装置2は交換
機1の加入者ライン6−1〜6−mと接続して、上記加
入者ライン6−1〜6−mから入力された信号は各々独
立のSCPC搬送波に変調されて衛星12に対し送信
し、一方、衛星から受信された各々独立したSCPC受
信信号を復調し、各出力を加入者ライン6−1〜6−m
に出力する機能を有している。
【0009】そして、基地局送受信装置2は、同一構成
をした変復調部20−1〜20−mと、上記変復調部2
0−1〜20−mからの送信信号を合成し、受信信号を
分波する合成分波部28とから構成される。
【0010】さらに、変復調部20−1は、tel−2
のオンフック情報を子局側から受信すると、制御部26
からの指令に応じて加入者ライン6−1のループを閉じ
てオフフック状態を形成するためのループ形成部25
と、交換機1からの呼び出し信号(リンガー信号)を検
出するリンガー信号検出部27と、2線信号を4線信号
に変換する2線/4線変換部24と、アナログ・ディジ
タル信号の相互変換を行うA/D,D/A変換部23
と、SCPC搬送波に対して変調,復調処理を行う変復
調部22と、所定の周波数に変換して送受信処理を行う
送受信部21と、変復調部22や送受信部21の周波数
制御、ループ形成部25の制御を行う制御部26とから
構成される。
【0011】また、制御部26は、送信すべき信号があ
るときのみ搬送波をオンとするいわゆるボイスアクティ
ベィション機能のために送受信部21の送信信号を強制
的にオン,オフする機能を有している。
【0012】尚、変復調部20−mは変復調部20−1
と同一の構成をしているためその記載は省略する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の構
成ではtel−1から切断しようとした場合に、衛星回
線の搬送波をオフできないという問題があった。すなわ
ち、tel−1が通話者によりオンフックされると、交
換機1は切断信号を認識して加入者ライン6−kに対し
て設定されていた伝送路を解除すると同時に、加入者ラ
イン6−kに対して、tel−1の切断を知らせるサー
ビストーン(終話トーン)を送出する。しかしながら従
来の基地局送受信装置2には、図3のように本終話トー
ンを検出する機能が具備していないため、tel−1に
よる終話を認識できない。よって、基地局送受信装置2
は、対向する子局送受信装置3−kからの切断信号によ
り、衛星回線の搬送波をオフしている。
【0014】すなわち、従来の構成では衛星回線の品質
の一時的な低下や、tel−2側の通話者による通話放
棄(オンフックとならない)等の理由で、tel−2の
終話が基地局送受信装置2で認識されない場合、交換機
側から送信される搬送波をオフできない。この場合、基
地局送受信装置2は切断手順を完了していないままで、
保持されるためtel−1からの再発呼も不可能とな
る。また、基地局送受信装置2側より送信され続ける搬
送波は、衛星上の周波数の有効利用の面からも不利益と
なる。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、前記課
題を解決するためtel−1側からの切断信号を検出す
る機能を基地局送受信装置に設けて、より信頼度の高い
衛星通信回線を提供することにある。
【0016】前記目的を達成するために、本発明の衛星
通信ネットワークは、交換機の加入者線と加入者端末間
を衛星回線を用いて接続する衛星通信ネットワークにお
いて、前記交換機に接続する基地局送受信装置に前記交
換機から送出される終話信号を検出する終話信号検出手
段と、前記終話信号検出手段が前記終話信号を検出する
と、前記加入者端末に接続する子局送受信装置に送信す
る搬送波をオフとするとともに、前記基地局送受信装置
を終話状態に設定する制御手段とを有することを特徴と
する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
を参照して説明する。
【0018】図1は本発明の実施の形態に係わる基地局
送受信装置のブロック図を示す。図3に示した構成と相
違するのは、音声検出部30及びタイマー部31を追加
し、さらに制御部32にタイマー部の制御、監視機能を
付加している。他の構成要素は図3と同一のため説明を
省略する。
【0019】従来の切断手順で説明したように、交換機
1に接続された加入者端末(tel−1)が通話を終了
してオンフックされると、交換機より終話信号が送出さ
れる。本信号は通常、ある一定周期でオン,オフを繰り
返すため、通話中に送信される本来の音声信号とは、そ
の周期性をあらかじめ認識しておくことにより、識別が
可能である。すなわち、音声信号検出部30は常時、送
受信信号を送信系と受信系に分配合波する2線/4線変
換部24の送信側出力部における音声帯域信号の有無を
検出し、タイマー部31へその検出信号を送出する。一
方、タイマー部31は、制御部32よりそのタイマー値
及び検出繰り返し回数(N)を設定される。このとき、
交換機1の終話トーン送信時間(T1 )とすると、制御
部32はタイマー部31に対してタイマー値T2 ,T3
を設定する(T2 <T1 <T3 )。これにより、タイマ
ー部31はT2 以上T3 以下の送出時間でN回連続検出
される音声帯域信号(終話信号)を識別する。つづい
て、制御部32はタイマー部31からの終話信号検出を
検知し、tel−1がオンフックされたと判断して、送
受信部21より対向局へ送信される搬送波をオフとし、
終話手順を完了し次の発着信のため待機する。
【0020】図1において、ループ形成部5は衛星回線
で対向する加入者端末がオフフックされ着信信号を制御
部32が検出したとき、制御部32からの制御により加
入者ライン6−1の2線間をクローズし、交換機1に対
して発呼する。また、リンガー信号検出部は、tel−
1がオフフックされ交換機1より加入者ライン6−1に
リンガー信号が送出されたときに、本信号の検出を制御
部32へ通知する。次に、制御部32は送受信部21、
変復調部22を制御して対向する子局送受信装置3−1
との間で衛星回線を設定する。2線/4線変換部は、送
受2本のラインで伝送される音声信号を送受別々にそれ
ぞれ2本のバランス信号に合成分波する。A/D,D/
A変換部23は、アナログ音声信号をディジタル化し変
復調部22へ送出するとともに、対向局より受信したデ
ィジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し2線/4
線変換部へ送出する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明においては
従来の基地局送受信装置に音声信号検出部、タイマー部
の追加及び制御部にタイマー値T1 ,T3 ,Nの設定機
能を追加することにより、より信頼性の高い衛星回線の
設定が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す基地局送受信装置の
ブロック図である。
【図2】従来の衛星通信システムのブロック図である。
【図3】従来の基地局送受信装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 加入者交換機 2 基地局送受信装置 3 子局送受信装置 4 加入者端末(tel−1) 5 加入者線 6 加入者ライン 7 基地局アンテナ 8 衛星回線 9 子局アンテナ 10 加入者ライン 11 加入者端末(tel−2) 12 衛星 20 変復調部 21 送受信部 22 変復調部 23 A/D,D/A変換部 24 2線/4線変換部 25 ループ形成部 26 制御部 28 合成分波部 30 音声信号検出部 31 タイマー部 32 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機の加入者線と加入者端末間を衛星
    回線を用いて接続する衛星通信ネットワークにおいて、 前記交換機に接続する基地局送受信装置に前記交換機か
    ら送出される終話信号を検出する終話信号検出手段と、 前記終話信号検出手段が前記終話信号を検出すると、 前記加入者端末に接続する子局送受信装置に送信する搬
    送波をオフとするとともに、前記基地局送受信装置を終
    話状態に設定する制御手段とを有することを特徴とする
    衛星通信ネットワーク。
  2. 【請求項2】 前記終話信号検出手段は、前記交換機か
    ら送出される終話トーン信号の継続時間及び繰り返し回
    線を計数することを特徴とする前記請求項1記載の衛星
    通信ネットワーク。
  3. 【請求項3】 前記衛星通信ネットワークは、SCPC
    通信方式を用いて伝送されることを特徴とする請求項1
    記載の衛星通信ネットワーク。
  4. 【請求項4】 交換機の加入者線と加入者端末間を衛星
    回線を用いて接続する衛星通信ネットワークにおいて、 前記加入者線に接続する基地局送受信装置は、 前記加入者線の直流ループをオンまたはオフとするルー
    プ形成部と、 前記交換機からの呼び出し信号を検出するリンガー信号
    検出部と、 前記加入者線信号を4線信号と変換する2線/4線変換
    部と、 前記4線信号をアナログ,ディジタル信号の変換を行う
    A/D,D/A変換部と、 前記A/D,D/A変換部の入出力信号を変調及び復調
    処理をする変復調部と、 前記変復調部の入出力信号を送信及び受信信号に周波数
    変換する送受信部とを有し、 さらに、前記交換機から送出される終話トーン信号の有
    無を検出する音声検出部と、 前記終話トーン信号の継続時間及び繰り返し回数を計数
    し、所定の値と比較することにより終話トーン信号を確
    認するタイマー部と、 前記タイマー部の出力に基づき、前記基地局送受信装置
    を終話状態に制御する制御部とを具備することを特徴と
    する衛星通信ネットワーク。
JP10982497A 1997-04-25 1997-04-25 衛星通信ネットワーク Pending JPH10303799A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009071509A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Hitachi Kokusai Electric Inc デジタル無線システム

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991214