JPH10303796A - ポーリング方法 - Google Patents

ポーリング方法

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JPH10303796A
JPH10303796A JP9112008A JP11200897A JPH10303796A JP H10303796 A JPH10303796 A JP H10303796A JP 9112008 A JP9112008 A JP 9112008A JP 11200897 A JP11200897 A JP 11200897A JP H10303796 A JPH10303796 A JP H10303796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
data
master station
control signal
transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP9112008A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Matsutani
雅行 松谷
Hirotaka Onda
裕卓 恩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP9112008A priority Critical patent/JPH10303796A/ja
Publication of JPH10303796A publication Critical patent/JPH10303796A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポーリングを用いた通信システムにおける通
信効率を改善する。 【解決手段】 子局からの応答信号中に、ヘッダ、監視
制御信号用部分及びデータ用部分を設ける。送信すべき
データがあるときにはデータ用部分にそのデータを、そ
うでないときにはダミーデータを、セットする。また、
自局又は対応する監視対象機器にて故障が生じているこ
とを検出したときには監視制御信号用部分に監視制御信
号をセットし、そうでないときにはダミー信号をセット
する。親局が監視専用のポーリングを行う必要がなく、
子局からのバースト送信等に係るヘッダによる通信効率
の悪化も生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に複数配設さ
れている子局に対し親局から順に呼びかけを行い、呼び
かけを受けた子局が所定形式の応答信号の送信によりこ
れに応答するポーリング方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】衛星通信を用いたVSA
T(Very Small Aperture Terminal)は、大まかには、図
3に示すようなシステム構成を有している。この図にお
いては、親局10が複数の子局20と無線回線を介して
接続されており、かつこの無線回線は衛星30によって
中継されている。また、衛星通信VSATでは、親局1
0が子局20からのデータ送信を制御する手法として、
いわゆるポーリングが用いられている。ポーリングと
は、親局10が子局20に対し送信要求の有無を順繰り
に問いかけていき、送信要求がある子局20に対して送
信を許可し、送信が許可された子局20が親局10に対
し応答する、という手法である。
【0003】図4に、ポーリングの際に用いる信号形式
の一例をタイミングチャートに示す。図4(a)に示さ
れるように、親局10は、所定のポーリング周期にて子
局に対し送信要求の有無を尋ねていく。子局20は、親
局10に対し応答する順番が時局に回ってきたとき、図
4(b)に示すように、所定形式の応答信号の送信をも
って親局10からの呼びかけに応答する。図4(b)に
示す例では、子局20は、親局10に対し送信すべきデ
ータに所定形式のヘッダを付加し、更にこれを例えばバ
ースト送信する。また、子局20又はこれに対応する監
視対象機器に障害が発生しているか否かを検出すべく、
親局10は、所定の頻度で監視専用のポーリングを行
う。即ち、障害の有無を示す監視制御信号を送信すべき
旨の信号をもって各子局20に対しポーリングを行い、
このポーリングを受けた子局20は、通常時であればデ
ータが設定される信号部分を利用して監視制御信号を送
信する。なお、当該データ用部分の残留部分には、ダミ
ーデータを設定する。
【0004】しかしながら、このような形式にてデータ
及び監視制御信号の送信を行おうとする場合には、監視
専用のポーリング周期が必要となるため、親局10や子
局20にて実行する処理の手順が複雑になり、また通信
効率も低くなる。
【0005】
【発明の概要】本発明の目的の一つは、親局が子局に対
し監視制御信号の送信を求める監視専用のポーリングの
周期を廃止可能とすることにあり、本発明においては、
この目的を、子局から親局への応答に使用する応答信号
の形式の改変によって、達成している。すなわち、本発
明に係るポーリング方法においては、子局から親局への
応答に使用する応答信号に、監視制御信号用部分及びデ
ータ用部分を設ける。自局又は対応する監視対象機器に
現時点で故障が発生していないことを検出している子局
は、監視制御信号用部分をダミー信号とした応答信号を
送信する。逆に、自局又は対応する監視対象機器に現時
点で故障が発生していることを検出している子局は、監
視制御信号用部分を監視制御信号とした応答信号を送信
する。また、現在親局に対し送信すべきデータを保持し
ている子局は、データ用部分をこのデータとした応答信
号を送信する。逆に、現在親局に対し送信すべきデータ
を保持していない子局は、データ用部分をダミーデータ
とした応答信号を送信する。
【0006】このような信号形式及び応答形式の採用に
より、親局から子局に対し監視制御信号の送信を求める
監視専用のポーリング周期が、不要になる。その結果、
監視専用のスロットや周波数の占有がなくなり、通信効
率が改善される。特に、バースト送信を実行するシステ
ムにおいては、バースト送信の回数が低減されるため、
バースト送信用のヘッダによって生ずる通信効率の低下
を、防止乃至低減することができる。また、親局からみ
れば、子局からの信号をその送信順序に従い整然と並べ
ることができ、それらの処理に都合がよくなる。更に、
監視専用のポーリングが不要になるため、通信回線のト
ラフィックの緩和にも寄与できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
関し図面に基づき説明する。なお、本発明は、図3に示
す衛星通信VSATにて実施可能であるため、以下の説
明では図3のシステムを前提とするけれども、本発明は
かかるシステムに限定適用されるべきものではない。
【0008】図1に、本発明の一実施形態に係るポーリ
ング方法、特に子局20からの応答信号の形式の一例を
示す。この実施形態でも、図4(a)に示す従来技術と
同様、親局10は所定のポーリング周期にて各子局20
に対しポーリングを行う(図1(a)参照)。子局20
は、図1(b)に示すように、親局10からのポーリン
グに対し応答すべき順番が自局に回ってきたときに、所
定形式の応答信号の送信をもって親局10からのポーリ
ングに応答する。この実施形態の特徴は、特に、子局2
0が親局10への応答に使用する応答信号の形式にあ
る。すなわち、本実施形態における応答信号は、バース
ト送信等のために付加するヘッダの他、監視制御信号部
分及びデータ用部分を有している。子局20は、親局1
0からのポーリングに応答すべき時点で送信すべきデー
タを保持しているときには、データ用部分にそのデータ
をセットして応答信号を送信する。そうではないときに
は、ダミーデータをセットする。また、親局10からの
ポーリングに応答すべき時点以前所定時間以内に自局又
は対応する監視対象機器にて故障を検出しているときに
は、監視制御信号用部分に監視制御信号をセットして、
応答信号を送信する。そうではないときには、監視制御
信号用部分にはダミー信号をセットする。従って、子局
20から親局10に送信される応答信号は、図1(b)
に示すように、監視制御信号及びデータを含むもの、ダ
ミー信号及びデータを含むもの、並びに監視制御信号及
びダミーデータを含むものの合計3種類があり得ること
になる。なお、ダミー信号及びダミーデータを含む応答
信号も考え得るが、この種の応答信号は送信する必要が
ないため、システムによっては省略しても構わない。
【0009】図2に、図1に示すポーリング方法を実施
するのに適する子局20の一例構成を示す。この図に示
すように、データ通信用端末装置(DCE)たる子局2
0は、親局からの呼びかけを受信するためのポーリング
受信部21を有している。ポーリング受信部21によっ
て親局10からの呼びかけが受信されると、送信制御回
路22は対応する通信端末機器(データ端末装置:DT
E)40から得られるデータを変調部23に供給し、変
調部23はこの送信データによって変調された無線信号
を親局との通信にかかる通信回線へと送出する。また、
ポーリング受信部21によって親局10からの呼びかけ
が受信された時点で、対応する通信端末機器40から送
信すべきデータを受け取っていないときには、送信制御
回路22は、データに代えてダミーデータを変調部23
に供給する。更に、送信タイマー回路24によって計数
される所定時間の間に自局又は対応する監視対象機器5
0の故障を検出しているとき、送信制御回路22は、監
視制御部25から供給される監視制御信号を送信すべ
く、ポーリング受信部21によって受信される親局10
からの呼びかけに応じて当該監視制御信号を変調部23
に供給する。このような構成の子局20によって、図1
に示すポーリング方法を実施することができ、これによ
って、例えば図3に示すシステムにおける通信効率を改
善することができる。また、複数の子局20からの信号
送信順に親局10が信号を受信できるため、親局10に
おける処理が容易となり、また、監視専用のポーリング
が不要であるため、通信回線のトラフィックを緩和でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るポーリング方法を
示すタイミングチャートであり、(a)は親局からのポ
ーリング周期を、(b)は子局からの応答を、それぞれ
示すタイミングチャートである。
【図2】 図1の実施形態を実現するのに適する子局の
機能構成を示すブロック図である。
【図3】 衛星通信VSATの概略構成を示す概念図で
ある。
【図4】 従来技術に係るポーリング方法を示すタイミ
ングチャートであり、特に(a)は親局からのポーリン
グ周期を、(b)は子局からの応答を、それぞれ示すタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
10 親局、20 子局、21 ポーリング受信部、2
2 送信制御回路、23 変調部、24 送信タイマー
回路、25 監視制御部、30 衛星、40通信端末機
器、50 監視対象機器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般に複数配設されている子局に対し親
    局から順に呼びかけを行い、呼びかけを受けた子局が所
    定形式の応答信号の送信によりこれに応答するポーリン
    グ方法において、 子局から親局への応答に使用する応答信号が監視制御信
    号用部分及びデータ用部分を有し、 親局からの呼びかけに応答すべき時点で自局又は対応す
    る監視対象機器に現時点で故障が発生していないことを
    検出しておりかつ親局に対し送信すべきデータを保持し
    ている子局は、上記監視制御信号用部分をダミー信号、
    上記データ用部分を上記データとした応答信号を送信
    し、 親局からの呼びかけに応答すべき時点で自局又は対応す
    る監視対象機器に現時点で故障が発生していることを検
    出しておりかつ親局に対し送信すべきデータを保持して
    いる子局は、上記監視制御信号用部分を監視制御信号、
    上記データ用部分を上記データとした応答信号を送信
    し、 親局からの呼びかけに応答すべき時点で自局又は対応す
    る監視対象機器に現時点で故障が発生していることを検
    出しておりかつ親局に対し送信すべきデータを保持して
    いない子局は、上記監視制御信号用部分を監視制御信
    号、上記データ用部分をダミーデータとした応答信号を
    送信することを特徴とするポーリング方法。
JP9112008A 1997-04-30 1997-04-30 ポーリング方法 Pending JPH10303796A (ja)

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JP9112008A JPH10303796A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 ポーリング方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8472941B1 (en) 1999-06-23 2013-06-25 Clearwire Ip Holdings Llc Polling methods for use in a wireless communication system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8472941B1 (en) 1999-06-23 2013-06-25 Clearwire Ip Holdings Llc Polling methods for use in a wireless communication system

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