JPH10303485A - レーザーモジュールの制御回路 - Google Patents
レーザーモジュールの制御回路Info
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- JPH10303485A JPH10303485A JP9107278A JP10727897A JPH10303485A JP H10303485 A JPH10303485 A JP H10303485A JP 9107278 A JP9107278 A JP 9107278A JP 10727897 A JP10727897 A JP 10727897A JP H10303485 A JPH10303485 A JP H10303485A
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- H01S5/0683—Stabilisation of laser output parameters by monitoring the optical output parameters
Abstract
電圧駆動が可能であるレーザーモジュールの制御回路を
提供する。 【解決手段】 レーザーモジュールの制御回路におい
て、レーザーダイオード35に直列に接続される駆動用
トランジスタ34と、前記レーザーダイオード35から
光を受けるバックモニタホトダイオード36と、このバ
ックモニタホトダイオード36からの出力信号に基づい
て、前記レーザーダイオード35の出力光を一定に制御
する電流帰還回路とを設ける。
Description
ルの出力光一定制御をするための制御回路に係り、特
に、そのV−I変換回路に関するものである。
すようなものがあった。図6はかかる従来の光増幅器の
構成図である。この図に示すように、光増幅器に入力信
号光Psig inを入力し、WDM(Wavelength
Division Multiplexer)1、第
1のアイソレータ2を介してEDFA(エルビウム・ド
ープファイバ光増幅器)3に入力する。また、WDM1
ではEDFA3の励起用光源LD10の光出力励起光P
pumpを入力信号光Psig inと合成する。そのため、ED
FA3には入力信号光Psig inと同時に励起光Ppumpも
第1のアイソレータ2を介して入力される。
ータ4を通り、光カプラ5で光出力モニタ用PD(PD
−S)6に入力する光Psig mon と、光増幅器出力にな
るPsig out に分岐される。Psig mon はPD−S6で
電流に変換し、自動出力コントロール回路(ALC)に
入力する。自動出力コントロール回路(ALC)では、
この電流値を一定にするよう励起用光源LD10に帰還
をかけて駆動するようになっており、光増幅器の出力は
常に一定に保たれるような構成になっている。
をブロック図で示すと、PD−S帰還回路8とV−I変
換回路9(レーザーモジュール駆動部)に分割される。
図7はかかる従来のV−I変換回路の構成図であり、図
7(a)はその第1のV−I変換回路、図7(b)はそ
の第2のV−I変換回路である。図7(a)に示すよう
に、PD−S帰還回路8からの電圧値VPD-Sが、オペア
ンプOP11の+端子に入力され、その出力端子はダイ
オードD1 12を介してレーザーモジュールドライブ用
トランジスタQ1 13のベースに接続されている。
は、レーザーダイオードLD1 14のカソードに接続さ
れ、レーザーダイオードLD1 14のアノードは電源に
接続される(電源フィルタを介する場合があるが、ここ
では図示しない)。トランジスタQ1 13のエミッタは
電流検出用抵抗R1 15に接続される。この抵抗R1 1
5の他端はグランドに接続される。
抵抗R1 15の間の電圧が電流モニタ電圧VLDとな
る。この点は抵抗R2 16に接続され、抵抗R2 16の
他端は抵抗R3 17に接続され、抵抗R3 17の他端は
基準電圧Vttに接続される。抵抗R2 16と抵抗R3 1
7で分割された電圧V1がオペアンプOP1 11の−端
子に入力されている。
た従来構成のV−I変換回路9において、第1の問題点
として、低電圧で駆動する場合、電流検出用抵抗での電
圧降下による電圧損失により、LD電流値が制限される
問題があった。例えば、レーザーダイオードLD1 14
を、600mAの電流値で駆動する場合、レーザーダイ
オードLD1 14のVf:2.2V、トランジスタQ1
13のVbe:0.8V、電流検出用抵抗R1 15端子
間電圧:0.3V(電流検出用抵抗0.5Ωの場合)と
なり、トータルで3.3Vになってしまう。3.3V電
源を用いる場合、電源変動分±5%を考慮すると最小電
圧3.135Vであり、レーザーモジュールLD1 14
を3.3V電源で駆動することはできない。
るLDモジュールが適用できない場合があった。例え
ば、カソードアースのレーザーを電流検出して使用する
場合、図7(b)に示すように、トランジスタQ2 23
をnpnからpnpに変更して、第1の従来例と同様な
構成〔図7(a)〕が考えられるが、この場合、電流検
出部分V2が電源変動の影響を受け、正常に電流検出す
ることができない。なお、22はダイオードD2 、24
はレーザーダイオードLD2 、25は電流検出用抵抗R
4 、26は抵抗R5 、27は抵抗R6 である。
用抵抗での電圧降下がなくなり、低電圧駆動が可能とな
るレーザーモジュールの制御回路を提供することを目的
とする。
成するために、 〔1〕レーザーモジュールの制御回路において、レーザ
ーダイオードに直列に接続される駆動用トランジスタ
と、前記レーザーダイオードから光を受けるモニタホト
ダイオードと、このバックモニタホトダイオードからの
出力信号により、前記レーザーダイオードの出力光を一
定に制御する電流帰還回路とを設けるようにしたもので
ある。
ルの制御回路において、前記レーザーダイオードが直列
に接続される駆動用トランジスタの一端がアースに接続
される構造を有するようにしたものである。 〔3〕上記〔1〕記載のレーザーモジュールの制御回路
において、前記レーザーダイオードのカソードが、アー
スに接続される構造を有するようにしたものである。
ルの制御回路において、前記レーザーダイオードのアノ
ードがアースに接続される構造を有するようにしたもの
である。
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1実施例を示すLDモジュール内蔵モニタ用PDを用
いた電流帰還回路のV−I変換回路の回路図である。こ
の図に示すように、PD−S帰還回路31の電圧をオペ
アンプOP3 32の+側の入力端子に入力し、そのオペ
アンプOP3 32の出力はダイオードD3 33を介して
トランジスタQ3 34のベースに入力されている。トラ
ンジスタQ334のエミッタは直接GNDに接地する。
レーザーダイオードLD1 35のカソードに接続されて
おり、レーザーダイオードLD1 35のアノードは電源
に接続する。電流検出は、従来例の抵抗R1 に代えて、
レーザーモジュール内部のバックモニタホトダイオード
(BACK PD1 )36を用いる。バックモニタホト
ダイオード36のカソードは電源に接続し、アノードは
可変抵抗RV1 37に接続する。可変抵抗RV1 37の
他端はGNDに接続する。このバックモニタホトダイオ
ード36と可変抵抗RV1 37の間の電圧V4をバッフ
ァオペアンプOP4 39の+側に入力する。バッファオ
ペアンプOP4 39の出力は抵抗R8 40に接続され、
抵抗8 40の他端は抵抗R9 41に接続される。抵抗R
9 41の他端は基準電圧に接続する。
された電圧V3の電圧はオペアンプOP3 32の−端子
に入力する。なお、38は抵抗R7 である。このように
構成されたV−I変換回路の動作について説明する。図
2は本発明の第1実施例を示すV−I変換回路の前段に
設けられるPD−S帰還回路の構成図であり、図2
(a)はそのPD−S帰還回路図、図2(b)は第1の
OPの出力を示す図、図2(c)はその第2のOPの出
力を示す図である。
102はオペアンプOP7 、103は可変抵抗、10
4,105は分圧抵抗R11,R12、106は抵抗R13、
107はオペアンプOP8 、108は抵抗R14、109
は抵抗R15、110は抵抗R16、111は抵抗R17であ
る。はじめに、図2のPD−S帰還回路の動作について
簡単に説明する。
されてオペアンプOP7 102で電流増幅される。その
OP7 102の出力は、図2(b)に示すように、PD
−S101の光出力が増大するにしたがって上昇する。
オペアンプOP8 107は反転増幅で使用しているの
で、図2(c)に示すように、オペアンプOP7 102
の出力が上昇すると、オペアンプOP8 107の出力は
下降する。
に示すV−I変換回路の回路のオペアンプOP3 32の
+端子に入力する。図2に示すPD−S帰還回路の場
合、PD−S受光レベルが上昇すれば、つまり、光増幅
器出力Psig out が上昇すれば、PD−S帰還電圧は下
降する。この第1実施例のV−I変換回路の動作は、こ
のPD−S帰還電圧の電圧変化を受け、PD−S帰還電
圧が下降すると、オペアンプOP3 32の出力は下降
し、トランジスタQ3 34のベースエミッタ間電圧を小
さくするためレーザーダイオードLD1 35の電流値は
小さくなり、励起光Ppumpが減少する。バックモニタホ
トダイオード36ではレーザーダイオードLD1 35の
出力をモニタし、電流に変換し、可変抵抗RV1 37で
電圧に変換する。レーザーダイオードLD135の出力
が低下すると、この電圧V4が下降してバッファオペア
ンプOP4 39の出力も下降する。
値V3は、V3=(Vtt−V5)×R8 ×(R9 +
R8 )+V5になり、この電圧値V3がPD−S101
からの帰還電圧と等しくなったところで、レーザーモジ
ュールLD1 35の電流が安定する。その結果、光増幅
器出力Psig out が大きくなった時に出力を抑制する方
向に動作し、また、光増幅器出力Psig out が小さくな
った時には出力を増加させる方向に動作し、その結果光
出力を一定に保つ。
出用抵抗をレーザーダイオードLDと直列に接続する必
要がないため、従来例の電流検出用抵抗R1 での電圧降
下がなくなり、低電圧駆動ができるようになる。従来例
と同じパラメータで検討してみると、レーザーダイオー
ドLD1 を600mAの電流値で駆動する場合、レーザ
ーダイオードLD1 のVf:2.2V、トランジスタQ
1 のVbe:0.8V、トータル3.0Vで、3.3V
電源を用いて、電源変動分±5%を考慮して、最小電圧
3.135Vで考えても動作可能になる。
る。図3は本発明の第2実施例を示すLDモジュール内
蔵モニタ用PDを用いた電流帰還回路のV−I変換回路
の回路図である。この図に示すように、PD−S帰還回
路51の電圧をオペアンプOP5 52の+側の入力端子
に入力し、オペアンプOP5 52の出力はダイオードD
4 53を介して、トランジスタQ4 54のコレクタは、
レーザーダイオードLD1 55のアノードに接続する。
レーザーダイオードLD1 55のカソードはGNDに接
地する。
て、レーザーモジュール内部のバックモニタホトダイオ
ード56を用いる。バックモニタホトダイオード56の
カソードは電源に接続し、アノードは可変抵抗RV2 5
8とオペアンプOP6 57に接続する。また、可変抵抗
RV2 58のオペアンプOP6 57の出力はオペアンプ
OP552の−端子に入力する。なお、59は抵抗
R10、60は抵抗R28である。
構造例を図4に示す。図4(a)はその平面図、図4
(b)はその一部破断面図である。これらの図に示すよ
うに、レーザーダイオードLD205とバックモニタホ
トダイオード209が基板202上に実装されている。
なお、201はヒートシンク、203は基板、204は
サブマウント、207は光ファイバ、208はフェルー
ルである。
換回路の前段に設けられるPD−S帰還回路の構成図で
あり、図5(a)はそのPD−S帰還回路図、図5
(b)は第1のOPの出力を示す図、図5(c)はその
第2のOPの出力を示す図である。これらの図におい
て、301はPD−S、302はオペアンプOP9 、3
03は可変抵抗、304は抵抗R18,305は抵抗
R19、306はオペアンプOP10、307は抵抗R20、
308は抵抗R21、309は抵抗R22、310は抵抗R
23である。
動作について簡単に説明する。図5(a)に示すよう
に、PD−S301で受光した光は電流変換されてオペ
アンプOP9 302で電流増幅される。そのオペアンプ
OP9 302の出力は、図5(b)に示すように、PD
−S301の光出力が増大するにしたがい下降する。オ
ペアンプOP10306は反転増幅で使用しているので、
オペアンプOP9302の出力が下降すると、オペアン
プOP10306の出力は、図6(c)に示すように上昇
する。
て、図3に示すV−I変換回路のオペアンプOP5 52
の+端子に入力する。図5に示すPD−S帰還回路の場
合、PD−S受光レベルが上昇、つまり、光増幅器出力
Psig out が上昇すれば、PD−S帰還電圧は上昇す
る。次に、第2実施例のV−I変換回路の動作はこの電
圧変化を受け、PD−S帰還電圧が上昇すると、オペア
ンプOP5 52の出力は上昇し、トランジスタQ454
のベースエミッタ間電圧を小さくするため、レーザーダ
イオードLD1 55の電流値は小さくなり、励起光Ppu
mpが減少する。バックモニタホトダイオード56ではレ
ーザダイオードLD1 55の出力をモニタし、電流に変
換し、可変抵抗RV2 58で電圧に変換する。レーザー
ダイオードLD1 55の出力が低下すると、この電圧V
6が上昇してV6の電圧がPD−S帰還回路51の電圧
と等しくなったところで、レーザーモジュールLDの電
流が安定する。
くなった時に出力を抑制する方向に動作し、また光増幅
器出力Psin out が小さくなった時には、出力を増加さ
せる方向に動作し、光出力を一定に保つ。このように、
第2実施例によれば、前述した第1実施例の効果に加え
て、レーザーモジュールのレーザーダイオードのカソー
ドが、アースに接続されている構造(カソードアース
型)のレーザーモジュールにおいても、電源変動の影響
を受けることなく、V−I変換回路を構成することがで
きるようになる。
選定自由度が広がるため、低価格のレーザーモジュール
で光増幅器を構成することが可能になる。また、第1実
施例では、光増幅器の励起用レーザーダイオードの駆動
部分に適用したが、光増幅器の場合に限らず、モニタ用
フォトダイオードを内蔵したレーザーモジュールを出力
一定に制御する場合の電流帰還回路に適用するようにし
てもよい。
ドのカソードがアースに接続されているが、レーザーダ
イオードのアノードがアースに接続されているような構
成にも、当然本発明を適用することが可能である。な
お、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これら
を本発明の範囲から排除するものではない。
よれば、以下のような効果を奏することができる。 〔1〕請求項1記載の発明によれば、従来例のように、
電流検出用抵抗をレーザーダイオードと直列に接続する
必要がないため、電流検出用抵抗での電圧降下がなくな
り、低電圧駆動が可能となる。
力を一定に保つとともに、電流検出用抵抗での電圧降下
がなくなり、低電圧駆動が可能である。 〔3〕請求項3記載の発明によれば、上記〔1〕の効果
に加えて、レーザーダイオードのカソードが、アースに
接続されている構造(カソードアース)のレーザーモジ
ュールにおいて、電源変動の影響を受けることなく、V
−I変換回路を構成することができる。
〔1〕の効果に加えて、レーザーダイオードのアノード
が、アースに接続されている構造(アノードアース)の
レーザーモジュールにおいて、電源変動の影響を受ける
ことなく、V−I変換回路を構成することができる。し
たがって、市販のレーザーモジュールの選定自由度が広
がるため、低価格のレーザーモジュールで光増幅器を構
成することが可能になる。
モニタ用PDを用いた電流帰還回路のV−I変換回路の
回路図である。
段に設けられるPD−S帰還回路の構成図である。
モニタ用PDを用いた電流帰還回路のV−I変換回路の
回路図である。
例を示す図である。
段に設けられるPD−S帰還回路の構成図である。
1 ) 37 可変抵抗RV1 39 バッファオペアンプOP4 40 抵抗R8 41 抵抗R9 52 オペアンプOP5 53 ダイオードD4 54 トランジスタQ4 56 バックモニタホトダイオード(BACK PD
2 ) 57 オペアンプOP6 58 可変抵抗RV2 101,301 PD−S 102 オペアンプOP7 107 オペアンプOP8 202 基板 205 レーザーダイオードLD 209 バックモニタホトダイオード(BACK P
D) 302 オペアンプOP9 306 オペアンプOP10
Claims (4)
- 【請求項1】 レーザーモジュールの制御回路におい
て、(a)レーザーダイオードに直列に接続される駆動
用トランジスタと、(b)前記レーザーダイオードから
光を受けるモニタホトダイオードと、(c)該モニタホ
トダイオードからの出力信号に基づいて前記レーザーダ
イオードの出力光を一定に制御する電流帰還回路を具備
することを特徴とするレーザーモジュールの制御回路。 - 【請求項2】 請求項1記載のレーザーモジュールの制
御回路において、前記レーザーダイオードに直列に接続
される駆動用トランジスタの一端がアースに接続される
構造を有することを特徴とするレーザーモジュールの制
御回路。 - 【請求項3】 請求項1記載のレーザーモジュールの制
御回路において、前記レーザーダイオードのカソードが
アースに接続される構造を有することを特徴とするレー
ザーモジュールの制御回路。 - 【請求項4】 請求項1記載のレーザーモジュールの制
御回路において、前記レーザーダイオードのアノードが
アースに接続される構造を有することを特徴とするレー
ザーモジュールの制御回路。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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