JP3463741B2 - 集積型半導体レーザアレイの光出力安定化装置 - Google Patents

集積型半導体レーザアレイの光出力安定化装置

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JP3463741B2
JP3463741B2 JP07769699A JP7769699A JP3463741B2 JP 3463741 B2 JP3463741 B2 JP 3463741B2 JP 07769699 A JP07769699 A JP 07769699A JP 7769699 A JP7769699 A JP 7769699A JP 3463741 B2 JP3463741 B2 JP 3463741B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積型半導体レー
ザアレイの光出力安定化装置に関し、特に、温度変化に
対して光出力を安定化させる集積型半導体レーザアレイ
の光出力安定化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを利用した光信号伝送方式に
おいては、複数チャネルの光信号伝送を行う場合、複数
の光信号を並列に伝送する並列光信号伝送方式が広く利
用されている。並列光信号伝送方式における光源には、
複数の発光素子を一体に集積化した発光素子アレイが設
けられ、発光素子としては高出力、高速性に優れる半導
体レーザが主に使用されている。
【0003】しかしながら、半導体レーザにおいては、
温度依存性が大きく、発振しきい値や微分量子効率が周
辺温度に依存して大きく変動してしまうという問題点が
あり、並列光信号伝送方式における光源として半導体レ
ーザを用いるためには、温度変化に対して光出力を安定
化させる手段が必要である。
【0004】図5は、従来の単体の半導体レーザの光出
力安定化回路の一構成例を示す図である。
【0005】本従来例は図5に示すように、半導体レー
ザ素子51と、半導体レーザ素子51を駆動するための
駆動電流を制御するトランジスタ52,53と、半導体
レーザ素子51からの光出力の一部を受光して光電流に
変換して出力するフォトダイオード54と、フォトダイ
オード54に光電流が流れることにより生じる電圧を検
出するために設けられた負荷抵抗(R)55と、負荷抵
抗55の両端に生じる電圧を増幅して出力する直流増幅
器(DC AMP)56と、直流増幅器56から出力さ
れた電圧信号と外部から入力される設定信号とを比較し
て、その差が一定となるように、トランジスタ52,5
3を制御する比較器(COMP)57とから構成されて
いる。
【0006】以下に上記のように構成された半導体レー
ザの光出力安定化回路の動作について説明する。
【0007】トランジスタ52,53が動作して半導体
レーザ素子51が発光すると、半導体レーザ素子51の
光出力の一部がフォトダイオード54に入射される。
【0008】フォトダイオード54においては、半導体
レーザ素子51から入射された光出力が光電流ipに変
換され、光電流ipによって負荷抵抗55の両端に電圧
が生じる。
【0009】負荷抵抗55の両端に生じた電圧は、直流
増幅器56にて増幅され、比較器57に対して出力され
る。
【0010】比較器57においては、直流増幅器56か
ら出力された電圧信号と外部から入力された設定信号と
が比較され、該比較結果に基づいて、その差が一定とな
るように、トランジスタ53が制御される。
【0011】すると、トランジスタ53の動作によっ
て、半導体レーザ素子51にバイアス電流Ibが供給さ
れ、その後、該バイアス電流Ibにより半導体レーザが
駆動され、それにより、半導体レーザ素子51の光出力
レベルが常に一定に保たれる。
【0012】上述したような従来の単体の半導体レーザ
の光出力を安定化させるための制御回路を集積型半導体
レーザアレイに適用することも可能であるが、この場
合、集積型半導体レーザアレイを構成する全ての半導体
レーザに対して上記制御回路をそれぞれ設ける必要があ
るため、制御回路が大規模化、煩雑化してしまうという
問題点がある。
【0013】そのため、最近では集積型半導体レーザア
レイの光出力を安定化する方法が考案され、例えば、そ
の技術が特開平5−167170号公報に記載されてい
る。
【0014】図6は、従来の集積型半導体レーザアレイ
の光出力安定化装置の一構成例を示す図である。
【0015】本従来例は図6に示すように、半導体レー
ザ素子61−1〜61−nを一体に集積化した集積型半
導体レーザアレイ61と、半導体レーザ素子61−1〜
61−nを駆動させるための駆動電流をそれぞれ発生し
て出力する駆動回路ユニット66−1〜66−nからな
る駆動回路66と、集積型半導体レーザアレイ61を構
成する半導体レーザ素子61−1〜61−nのうち半導
体レーザ素子61−1の光出力を受光して光電流に変換
して出力するフォトダイオード62と、フォトダイオー
ド62から出力された光電流を電圧信号に変換して出力
する電流・電圧変換部63と、半導体レーザ素子61−
1〜61−nのそれぞれの光出力が温度変化に対して所
望の値となる駆動電流が予め算出されており、該算出値
と電流・電圧変換部63から出力された電圧信号とに基
づいて、半導体レーザ素子61−1〜61−nを駆動さ
せるための最適な駆動電流をそれぞれ設定し、該駆動電
流を発生するための設定電圧を出力する電圧分配部64
と、電圧分配部64から出力された設定電圧に基づい
て、駆動回路ユニット66−1〜66−nにて発生する
駆動電流を制御するための制御信号を駆動回路ユニット
66−1〜66−nに対して出力する駆動電流設定ユニ
ット65−1〜65−nからなる駆動電流設定部65と
から構成されており、駆動回路ユニット66−1〜66
−nにおいては、駆動電流設定ユニット65−1〜65
−nから出力された制御信号に基づいて、半導体レーザ
素子61−1〜61−nを駆動させるための駆動電流が
発生する。
【0016】なお、電圧分配部64においては、半導体
レーザ素子61−1〜61−nのそれぞれについて、発
振しきい値および該発振しきい値の温度特性と微分量子
効率および該微分量子効率の温度特性とが予め計測され
ており、半導体レーザ素子61−1〜61−nのそれぞ
れにおける光出力および消光比が所望の値となるような
駆動電流が算出されている。
【0017】以下に、上記のように構成された集積型半
導体レーザアレイの光出力安定化装置の動作について説
明する。
【0018】集積型半導体レーザアレイ61を構成する
半導体レーザ素子61−1〜61−nのうち、半導体レ
ーザ素子61−1から光が出力されると、まず、出力さ
れた光がフォトダイオード62により検出され、光電流
に変換され、電流・電圧変換部63に対して出力され
る。
【0019】次に、電流・電圧変換部63において、フ
ォトダイオード62から出力された光電流が電圧信号に
変換され、電圧分配部64に対して出力される。
【0020】電圧分配部64においては、半導体レーザ
素子61−1〜61−nのそれぞれの光出力が温度変化
に対して所望の値となるような駆動電流が予め算出され
ており、該算出値と電流・電圧変換部63から出力され
た電圧信号とに基づいて、半導体レーザ素子61−1〜
61−nを駆動させるための最適な駆動電流がそれぞれ
設定され、該駆動電流を発生させるための設定電圧が生
じ、駆動電流設定ユニット65−1〜65−nのそれぞ
れに対して出力される。
【0021】駆動電流設定ユニット65−1〜65−n
においては、電圧分配部64から出力された設定電圧に
基づいて、駆動回路ユニット66−1〜66−nにて発
生する駆動電流を制御するための制御信号が生じ、駆動
回路ユニット66−1〜66−nに対してそれぞれ出力
される。
【0022】次に、駆動回路ユニット66−1〜66−
nにおいて、駆動電流設定ユニット65−1〜65−n
から出力された制御信号に基づいて、半導体レーザ素子
61−1〜61−nを駆動させるための駆動電流が発生
し、半導体レーザ素子61−1〜61−nに対して出力
される。
【0023】その後、集積型半導体レーザアレイ61に
おいて、駆動回路ユニット66−1〜66−nから出力
された駆動電流により半導体レーザ素子61−1〜61
−nのそれぞれが駆動する。
【0024】ここで、ある条件下で半導体レーザ素子6
1−1〜61−nが動作しているとき、環境変化等によ
り温度が変化した場合、半導体レーザ素子61−1〜6
1−nのそれぞれの発振しきい値および微分量子効率が
変化する。この変化に対して、半導体レーザ素子61−
1においては、図5に示した従来の単体の半導体レーザ
の光出力安定化回路と同様の作用によって光出力の安定
化が図られる。
【0025】一方、それ以外の半導体レーザ素子61−
2〜61−nのそれぞれについては、電圧分配部64に
おいて温度変化に対する最適な駆動電流が予め算出され
ているため、該駆動電流により半導体レーザ素子61−
2〜61−nのそれぞれが制御され、光出力の安定化が
図られる。
【0026】これは、集積型半導体レーザアレイ61に
おいては、単一チップ内に半導体レーザ素子61−1〜
61−nが収納されているため、半導体レーザ素子61
−1〜61−nの温度は、ほぼ均一であると考えられる
ためである。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
集積型半導体レーザアレイの光出力安定化装置において
は、集積型半導体レーザアレイを構成する複数の半導体
レーザ素子のうち1つの半導体レーザ素子が、その他の
半導体レーザ素子の制御用として用いられる。
【0028】このため、制御用の半導体レーザ素子を設
けるためのスペースが必要となり、更に集積型半導体レ
ーザアレイの他のチャンネルの駆動電流と同等の駆動電
流が必要となるため、消費電流が大きくなり、集積型半
導体レーザアレイの更なる温度上昇を招いてしまうとい
う問題点がある。また、モニター用のフォトディテクタ
が必要となるため、回路の規模が大きくなってしまうと
いう問題点もある。
【0029】本発明は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたものであって、集積型半導体
レーザアレイ内に設けられる複数の半導体レーザの温度
変化に対する光出力を回路規模の小さな回路で安定化さ
せることができる集積型半導体レーザアレイの光出力安
定化装置を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数の半導体レーザ素子を一体に集積化し
た集積型半導体レーザアレイと、該複数の半導体レーザ
素子を駆動させるための駆動電流を発生して前記複数の
半導体レーザ素子に対して出力する複数の駆動回路ユニ
ットからなる駆動回路と、該駆動電流を発生させるため
の制御信号を前記複数の駆動回路ユニットに対して出力
する複数の駆動電流設定ユニットから構成される駆動電
流設定部とを有してなる集積型半導体レーザアレイの光
出力安定化装置において、温度を感知するための複数の
温度感知点を備え、該複数の温度感知点のいずれかによ
前記集積型半導体レーザアレイの一部の温度を感知し
て電圧信号に変換して出力する温度/電圧変換手段と、
前記複数の半導体レーザ素子のそれぞれの光出力が温度
変化に対して所望の値となる駆動電流を予め算出し、前
記温度/電圧変換手段から出力された電圧信号に基づい
た温度に対応する駆動電流を発生させるための設定電圧
を前記複数の駆動電流設定ユニットのそれぞれに対して
出力する電圧分配部を有し、前記複数の駆動電流設定ユ
ニットは、前記電圧分配部から出力された設定電圧に基
づいて、前記制御信号を出力することを特徴とする。
【0031】また、前記電圧分配部は、前記集積型半導
体レーザアレイの長手方向の温度分布を予め計測し、前
記温度/電圧変換手段から出力された電圧信号と前記温
度分布とに基づいて前記設定電圧を算出し、前記複数の
駆動電流設定ユニットのそれぞれに対して出力すること
を特徴とする。
【0032】また、前記電圧分配部は、前記複数の半導
体レーザ素子に対応し、前記温度分布によって抵抗値が
変化する複数の可変抵抗器を有することを特徴とする。
【0033】また、前記集積型半導体レーザアレイの長
手方向の温度分布を予め計測し、該温度分布に基づいて
前記複数の半導体レーザ素子に対応する基準電圧を設定
して前記複数の駆動電流設定ユニットに対して出力する
複数の基準電圧端子を有し、前記複数の駆動電流設定ユ
ニットは、前記複数の基準電圧端子から出力された基準
電圧と前記電圧分配部にて分配された電圧信号とを比較
し、その差が零または一定になるように前記駆動電流を
設定することを特徴とする。
【0034】
【0035】また、前記複数の駆動電流設定ユニット
は、前記駆動電流としてバイアス電流を設定することを
特徴とする。
【0036】また、前記複数の駆動電流設定ユニット
は、前記バイアス電流に変調電流を重畳した駆動電流を
前記複数の半導体レーザ素子に対応させて設定し、該変
調電流の振幅を、前記複数の半導体レーザ素子の微分量
子効率の比に基づいて常に一定の比になるように設定す
ることを特徴とする。
【0037】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、複数の半導体レーザ素子のそれぞれの光出力
が温度変化に対して所望の値となる駆動電流が予め算出
されており、集積型半導体レーザアレイの一部において
検出された温度に対応する駆動電流によって複数の半導
体レーザ素子のそれぞれが駆動される。
【0038】そのため、集積型半導体レーザアレイ内部
の温度が変化した場合でも、予め算出された温度変化に
対する最適な駆動電流により複数の半導体レーザ素子の
それぞれを駆動することができ、集積型半導体レーザア
レイを構成する全ての半導体レーザ素子について、温度
変化に対する光出力の安定化を図ることができる。
【0039】また、制御用の半導体レーザ素子やモニタ
ー用のフォトディテクタが不要であるため、消費電流の
増加、回路の大規模化を抑えることができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0041】(第1の実施の形態)図1は、本発明の集
積型半導体レーザアレイの光出力安定化装置の第1の実
施の形態の構成を示す図である。
【0042】本形態は図1に示すように、半導体レーザ
素子11−1〜11−nを一体に集積化した集積型半導
体レーザアレイ11と、半導体レーザ素子11−1〜1
1−nを駆動させるための駆動電流をそれぞれ発生して
出力する駆動回路ユニット16−1〜16−nからなる
駆動回路16と、集積型半導体レーザアレイ11の一部
の温度を感知して電圧信号に変換して出力する温度/電
圧変換手段17と、半導体レーザ素子11−1〜11−
nのそれぞれの光出力が温度変化に対して所望の値とな
る駆動電流が予め算出されており、該算出値と温度/電
圧変換手段17から出力された電圧信号とに基づいて、
半導体レーザ素子11−1〜11−nを駆動させるため
の最適な駆動電流をそれぞれ設定し、該駆動電流を発生
するための設定電圧を出力する電圧分配部14と、電圧
分配部14から出力された設定電圧に基づいて、駆動回
路ユニット16−1〜16−nにて発生する駆動電流を
制御するための制御信号を駆動回路ユニット16−1〜
16−nに対して出力する駆動電流設定ユニット15−
1〜15−nからなる駆動電流設定部15とから構成さ
れており、駆動回路ユニット16−1〜16−nは、駆
動電流設定ユニット15−1〜15−nから出力される
制御信号に基づいて半導体レーザ素子11−1〜11−
nを駆動させるための駆動電流を発生させる。
【0043】なお、電圧分配部14においては、半導体
レーザ素子11−1〜11−nのそれぞれについて、発
振しきい値および該発振しきい値の温度特性と微分量子
効率および該微分量子効率の温度特性とが予め計測さ
れ、半導体レーザ素子11−1〜11−nのそれぞれに
おける光出力および消光比が所望の値となる駆動電流が
予め算出されている。
【0044】このため、温度/電圧変換手段17から出
力された電圧信号に基づいた温度に対応して半導体レー
ザ素子11−1〜11−nのそれぞれについて最適な駆
動電流が設定され、該駆動電流を発生させるための設定
電圧が生じ、前記複数の駆動電流設定ユニット15−1
〜15−nに対してそれぞれ出力される。
【0045】以下に、上記のように構成された集積型半
導体レーザアレイの光出力安定化装置の動作について説
明する。
【0046】集積型半導体レーザアレイ11の一部の温
度が、温度/電圧変換手段17にて感知されると、ま
ず、温度/電圧変換手段17において感知された温度が
電圧信号に変換され、電圧分配部14に対して出力され
る。
【0047】電圧分配部14においては、半導体レーザ
素子11−1〜11−nのそれぞれの光出力が温度変化
に対して所望の値となる駆動電流が予め算出されてお
り、該算出値と温度/電圧変換手段17から出力された
電圧信号とに基づいて、半導体レーザ素子11−1〜1
1−nを駆動させるための最適な駆動電流がそれぞれ設
定され、該駆動電流を発生させるための設定電圧が発生
し、該設定電圧が駆動電流設定ユニット15−1〜15
−nのそれぞれに対して出力される。
【0048】駆動電流設定ユニット15−1〜15−n
においては、電圧分配部14から出力された設定電圧に
基づいて、駆動回路ユニット16−1〜16−nにて発
生する駆動電流を制御するため制御信号が発生し、駆動
回路ユニット16−1〜16−nに対してそれぞれ出力
される。
【0049】次に、駆動回路ユニット16−1〜16−
nにおいて、駆動電流設定ユニット15−1〜15−n
から出力された制御信号に基づいて、半導体レーザ素子
11−1〜11−nを駆動させるための駆動電流が発生
し、半導体レーザ素子11−1〜11−nに対して出力
される。
【0050】その後、集積型半導体レーザアレイ11に
おいて、駆動回路ユニット16−1〜16−nから出力
された駆動電流により半導体レーザ素子11−1〜11
−nのそれぞれが駆動する。
【0051】集積型半導体レーザアレイ11において
は、単一チップ内に半導体レーザ素子11−1〜11−
nが収納されており、半導体レーザ素子11−1〜11
−nのそれぞれの温度は、ほぼ均一であると考えられる
ため、上述したように集積型半導体レーザアレイ11を
駆動することにより、半導体レーザ素子11−1〜11
−nのそれぞれの光出力の安定化が図られる。
【0052】図2は、図1に示した集積型半導体レーザ
アレイ11の内部の長手方向における温度分布の一例を
示す図である。
【0053】図2に示すように、集積型半導体レーザア
レイ11の内部の温度分布は集積度が大きくなると長手
方向に一様ではなくなり、無視できないばらつきが生じ
てしまうことが懸念される。
【0054】従って、図1に示した集積型半導体レーザ
アレイ11の集積度が大きな場合、温度/電圧変換手段
17は、集積型半導体レーザアレイ11の長手方向につ
いて、温度が最高となる中心部、温度が最低となる末端
部、あるいは中心部と末端部との中間部のいずれかの位
置の温度を感知する方法により温度分布を補償すること
ができる。また、温度/電圧変換手段17は、上述した
集積型半導体レーザアレイ11の長手方向の位置のう
ち、2箇所以上の複数の温度を感知し、該温度の平均を
とることにより、温度分布を更に正確に補償することが
できる。
【0055】また、上記温度分布を補償するためには、
図1に示した電圧分配部14において、集積型半導体レ
ーザアレイ11の長手方向の温度分布を予め計測し、該
温度分布に基づいて半導体レーザ素子11−1〜11−
nに対する駆動電流を、温度変化にかかわらず各素子間
で常に相互に一定の比となるように設定することにより
対応することもできる。
【0056】これは、半導体レーザ素子11−1〜11
−nのそれぞれの特性温度は、一体化された集積型半導
体レーザアレイ11内においてはほぼ一定であり、半導
体レーザ素子11−1〜11−n間で発振しきい値がば
らついていた場合でも、特性温度は共通であると考えら
れるためである。
【0057】なお、特性温度とは、半導体レーザの発振
しきい値の温度特性を示す指標であり、温度変化に対し
て指数関数的に増加する発振しきい値の傾きに対応する
ものである。
【0058】また、半導体レーザ素子11−1〜11−
nに供給する駆動電流としては、バイアス電流と変調電
流とがあり、一般的に光出力を安定化させるために制御
されているのはバイアス電流である。このため、本発明
においても、半導体レーザ素子11−1〜11−nを駆
動させる駆動電流に対応する制御信号はバイアス電流を
制御するものとする。
【0059】また、半導体レーザ素子11−1〜11−
nに供給する駆動電流として、バイアス電流に変調電流
を重畳した重畳電圧を用いる場合は、駆動電流設定ユニ
ット15−1〜15−nにおいて、上記変調電流の振幅
を、予め計測された半導体レーザ素子11−1〜11−
nの微分量子効率の比に基づいて、相互に一定の比とな
るように設定することができる。
【0060】(第2の実施の形態)図3は、本発明の集
積型半導体レーザアレイの光出力安定化装置の第2の実
施の形態の構成を示す図である。
【0061】本形態は図3に示すように、図1に示した
ものに対して、温度/電圧変換手段17をサーミスタか
ら構成される温度/電圧変換手段17aとし、また、電
圧分配部14を複数の可変抵抗器38−1〜38−nか
ら構成される電圧分配部14aとしたものである。
【0062】なお、電圧分配部14aにおいては、集積
型半導体レーザアレイ11の長手方向における温度分布
が予め計測されている。
【0063】以下に、上記のように構成された集積型半
導体レーザアレイの光出力安定化装置の動作について説
明する。
【0064】集積型半導体レーザアレイ11の一部の温
度が、温度/電圧変換手段17aにて感知されると、ま
ず、温度/電圧変換手段17aにおいて感知された温度
が電圧信号Vに変換されて、電圧分配部14aに対して
出力される。
【0065】電圧分配部14aにおいては、温度/電圧
変換手段17から出力された電圧信号Vと、予め計測さ
れた集積型半導体レーザアレイ11の長手方向における
温度分布とに基づいて、半導体レーザ素子11−1〜1
1−nのそれぞれの光出力が所望の値となる最適な駆動
電流がそれぞれ設定され、該設定値に基づいて、可変抵
抗38−1〜38−nの抵抗値が調節され、それによ
り、設定された駆動電流を発生させるための設定電圧が
生じ、該設定電圧が駆動電流設定ユニット15−1〜1
5−nのそれぞれに対して出力される。
【0066】このため、電圧分配部14aから出力され
た設定電圧は、集積型半導体レーザアレイ11の長手方
向における温度分布に基づいた電圧信号となっている。
【0067】駆動電流設定ユニット15−1〜15−n
においては、電圧分配部14aから出力された設定電圧
に基づいて、駆動回路ユニット16−1〜16−nにて
発生する駆動電流を制御するための制御信号が生じ、駆
動回路ユニット16−1〜16−nに対してそれぞれ出
力される。
【0068】次に、駆動回路ユニット16−1〜16−
nにおいて、駆動電流設定ユニット15−1〜15−n
から出力された制御信号に基づいて、半導体レーザ素子
11−1〜11−nを駆動させるための駆動電流が発生
し、半導体レーザ素子11−1〜11−nに対して出力
される。
【0069】その後、集積型半導体レーザアレイ11に
おいて、駆動回路ユニット16−1〜16−nから出力
された駆動電流により半導体レーザ素子11−1〜11
−nのそれぞれが駆動する。
【0070】(第3の実施の形態)図4は、本発明の集
積型半導体レーザアレイの光出力安定化装置の第3の実
施の形態の構成を示す図である。
【0071】本形態は図4に示すように、図1に示した
ものに対して、集積型半導体レーザアレイ11の長手方
向における温度分布が予め計測され、該温度分布に基づ
いて基準電圧を発生させ、該基準電圧を駆動電流設定部
ユニット15−1〜15−nのそれぞれに対して出力す
る複数の基準電圧入力端子49−1〜49−nから構成
される基準電圧入力部49が追加されて構成されてい
る。
【0072】以下に、上記のように構成された集積型半
導体レーザアレイの光出力安定化装置の動作について説
明する。
【0073】集積型半導体レーザアレイ11の一部の温
度が、温度/電圧変換手段17にて感知されると、ま
ず、温度/電圧変換手段17において感知された温度が
電圧信号に変換され、電圧分配部14に対して出力され
る。
【0074】電圧分配部14においては、半導体レーザ
素子11−1〜11−nのそれぞれの光出力が温度変化
に対して所望の値となる駆動電流が予め算出されてお
り、該算出値と温度/電圧変換手段17から出力された
電圧信号とに基づいて、半導体レーザ素子11−1〜1
1−nを駆動させるための最適な駆動電流がそれぞれ設
定され、該駆動電流を発生させるための設定電圧が生
じ、駆動電流設定ユニット15−1〜15−nのそれぞ
れに対して出力される。
【0075】駆動電流設定ユニット15−1〜15−n
においては、電圧分配部14から出力された設定電圧
と、基準電圧入力端子49−1〜49−nにおいて予め
計測された集積型半導体レーザアレイ11の長手方向に
おける温度分布に基づいて設定された基準電圧とが入力
され、該設定電圧と該基準電圧との差が零または一定と
なるような駆動電流が設定され、駆動回路ユニット16
−1〜16−nにて発生する駆動電流を制御するための
制御信号が生じ、駆動回路ユニット16−1〜16−n
に対して出力される。
【0076】このため、駆動電流設定ユニット15−1
〜15−nから出力された制御信号は、集積型半導体レ
ーザアレイ11の長手方向における温度分布に基づいた
制御信号となっている。
【0077】次に、駆動回路ユニット16−1〜16−
nにおいて、駆動電流設定ユニット15−1〜15−n
から出力された制御信号に基づいて、半導体レーザ素子
11−1〜11−nを駆動させるための駆動電流が発生
し、半導体レーザ素子11−1〜11−nに対して出力
される。
【0078】その後、集積型半導体レーザアレイ11に
おいて、駆動回路16−1〜16−nから出力された駆
動電流により半導体レーザ素子11−1〜11−nのそ
れぞれが駆動する。
【0079】上述したように、第2の実施の形態におい
ては、電圧分配部14a(図3参照)から出力される制
御電圧を集積型半導体レーザアレイ11の長手方向にお
ける温度分布に基づいて異ならせ、該制御電圧を駆動電
流設定ユニット15−1〜15−nのそれぞれに与える
ことにより、半導体レーザ素子11−1〜11−nを駆
動させるための駆動電流の比を常に一定としており、ま
た、第3の実施の形態においては、基準電圧入力部49
(図4参照)から出力される基準電圧を集積型半導体レ
ーザアレイ11の長手方向における温度分布に基づいて
異ならせ、該制御信号を駆動電流設定ユニット15−1
〜15−nのそれぞれに与えることにより、半導体レー
ザ素子11−1〜11−nを駆動させるための駆動電流
の比を常に一定としており、これにより、温度分布を補
償するとともに温度変化に対して光出力を安定化させる
ことができる。また、これらの手段を組み合わせること
により、更に積極的に温度分布を補償することができ
る。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
複数の半導体レーザ素子のそれぞれの光出力が温度変化
に対して所望の値となる駆動電流が予め算出されてお
り、集積型半導体レーザアレイの一部の温度に対応する
駆動電流によって複数の半導体レーザ素子のそれぞれを
駆動させているため、集積型半導体レーザアレイ内の全
ての半導体レーザ素子について、温度変化に対する光出
力の安定化を図ることができる。
【0081】また、制御用の半導体レーザ素子やモニタ
ー用のフォトディテクタが不要であるため、消費電流の
増加、回路の大規模化を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集積型半導体レーザの出力安定化装置
の第1の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】集積型半導体レーザアレイにおける温度分布の
一例を示す図である。
【図3】本発明の集積型半導体レーザの出力安定化装置
の第2の実施の形態の構成を示す図である。
【図4】本発明の集積型半導体レーザの出力安定化装置
の第3の実施の形態の構成を示す図である。
【図5】従来の単体の半導体レーザの光出力安定化回路
の一構成例を示す図である。
【図6】従来の集積型半導体レーザアレイの出力安定化
装置の一構成例を示す図である。
【符号の説明】
11 集積型半導体レーザアレイ 11−1〜11−n 半導体レーザ 12 フォトダイオード 13 電流・電圧変換部 14,14a 電圧分配部 15 駆動電流設定部 15−1〜15−n 駆動電流設定部ユニット 16 駆動回路 16−1〜16−n 駆動回路ユニット 17,17a 温度/電圧変換手段 38−1〜38−n 可変抵抗器 49 基準電圧入力部 49−1〜49−n 基準電圧入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−167170(JP,A) 特開 平5−29688(JP,A) 特開 平3−36777(JP,A) 特開 平10−270783(JP,A) 特開 平9−312441(JP,A) 特開 平1−216586(JP,A) 特開 平5−175613(JP,A) 特開 平9−214043(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/50 H01L 33/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の半導体レーザ素子を一体に集積化
    した集積型半導体レーザアレイと、該複数の半導体レー
    ザ素子を駆動させるための駆動電流を発生して前記複数
    の半導体レーザ素子に対して出力する複数の駆動回路ユ
    ニットからなる駆動回路と、該駆動電流を発生させるた
    めの制御信号を前記複数の駆動回路ユニットに対して出
    力する複数の駆動電流設定ユニットから構成される駆動
    電流設定部とを有してなる集積型半導体レーザアレイの
    光出力安定化装置において、温度を感知するための複数の温度感知点を備え、該複数
    の温度感知点のいずれかにより 前記集積型半導体レーザ
    アレイの一部の温度を感知して電圧信号に変換して出力
    する温度/電圧変換手段と、 前記複数の半導体レーザ素子のそれぞれの光出力が温度
    変化に対して所望の値となる駆動電流を予め算出し、前
    記温度/電圧変換手段から出力された電圧信号に基づい
    た温度に対応する駆動電流を発生させるための設定電圧
    を前記複数の駆動電流設定ユニットのそれぞれに対して
    出力する電圧分配部を有し、 前記複数の駆動電流設定ユニットは、前記電圧分配部か
    ら出力された設定電圧に基づいて、前記制御信号を出力
    することを特徴とする集積型半導体レーザアレイの光出
    力安定化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の集積型半導体レーザア
    レイの光出力安定化装置において、 前記電圧分配部は、前記集積型半導体レーザアレイの長
    手方向の温度分布を予め計測し、前記温度/電圧変換手
    段から出力された電圧信号と前記温度分布とに基づいて
    前記設定電圧を算出し、前記複数の駆動電流設定ユニッ
    トのそれぞれに対して出力することを特徴とする集積型
    半導体レーザアレイの光出力安定化装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の集積型半導体レーザア
    レイの光出力安定化装置において、 前記電圧分配部は、前記複数の半導体レーザ素子に対応
    し、前記温度分布によって抵抗値が変化する複数の可変
    抵抗器を有することを特徴とする集積型半導体レーザア
    レイの光出力安定化装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    集積型半導体レーザアレイの光出力安定化装置におい
    て、 前記集積型半導体レーザアレイの長手方向の温度分布を
    予め計測し、該温度分布に基づいて前記複数の半導体レ
    ーザ素子に対応する基準電圧を設定して前記複数の駆動
    電流設定ユニットに対して出力する複数の基準電圧端子
    を有し、 前記複数の駆動電流設定ユニットは、前記複数の基準電
    圧端子から出力された基準電圧と前記電圧分配部にて分
    配された電圧信号とを比較し、その差が零または一定に
    なるように前記駆動電流を設定することを特徴とする集
    積型半導体レーザアレイの光出力安定化装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至のいずれか1項に記載の
    集積型半導体レーザアレイの光出力安定化装置におい
    て、 前記複数の駆動電流設定ユニットは、前記駆動電流とし
    てバイアス電流を設定することを特徴とする集積型半導
    体レーザアレイの光出力安定化装置。
  6. 【請求項6】 請求項に記載の集積型半導体レーザア
    レイの光出力安定化装置において、 前記複数の駆動電流設定ユニットは、前記バイアス電流
    に変調電流を重畳した駆動電流を前記複数の半導体レー
    ザ素子に対応させて設定し、該変調電流の振幅を、前記
    複数の半導体レーザ素子の微分量子効率の比に基づいて
    常に一定の比になるように設定することを特徴とする集
    積型半導体レーザアレイの光出力安定化装置。
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