JPH10302498A - 半導体メモリーのテスト方法およびその装置 - Google Patents

半導体メモリーのテスト方法およびその装置

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JPH10302498A
JPH10302498A JP11886797A JP11886797A JPH10302498A JP H10302498 A JPH10302498 A JP H10302498A JP 11886797 A JP11886797 A JP 11886797A JP 11886797 A JP11886797 A JP 11886797A JP H10302498 A JPH10302498 A JP H10302498A
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JP
Japan
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bit line
memory transistor
semiconductor memory
memory
test
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Application number
JP11886797A
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English (en)
Inventor
Naohiro Ueda
尚宏 上田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 EPROMのテスト時間を短縮する。 【構成】 ビットライン電位測定回路10を、半導体メ
モリー装置の各メモリートランジスタのドレインに接続
されたビットライン配線12に接続し、全ビットライン
BL1〜BL6に同時に所定の電圧を印加し、またメモ
リートランジスタが選択されないように全ワードライン
WL1〜WL4を低電圧に保ち、そのときのビットライ
ンBL1〜BL6の電圧をビットライン電位測定回路1
0によって測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フローティングゲ
ートをもつメモリートランジスタを備えたEPROMや
EEPROMなどの不揮発性半導体メモリー装置とその
テスト方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】EPROMのテストは読み出しに関する
テストと書き込みに関するテストの2つが行なわれ、そ
のうち書き込みに関するテストが全体のテスト時間の大
半を占めているのが現状である。
【0003】図1は、従来のEPROMの回路構成例で
ある。図において、M11〜M46は、フローティング
ゲートを有し、マトリクス状に配置されたメモリートラ
ンジスタであり、各行毎のメモリートランジスタのコン
トロールゲートにはそれぞれワードラインWL1〜WL
4が接続され、各列毎のメモリートランジスターのドレ
インにはそれぞれビットラインBL1〜BL6が接続さ
れている。すなわち、各ビットラインBL1〜BL6に
は複数個のメモリートランジスタが接続されている。ま
た、各ビットラインBL1〜BL6は選択トランジスタ
SG1〜SG6を介してセンスアンプまたは書き込み回
路につながっている。また、各メモリートランジスタの
ソースは共通ソースに接続され、共通ソースを介して接
地されている。
【0004】次に動作について説明する。例えば、メモ
リートランジスタM11に情報を書き込む場合を考え
る。メモリートランジスタM11のみを選択するため
に、図示しないローデコーダによってワードラインWL
1のみを選択し、メモリートランジスタM11のコント
ロールゲート(ワードラインWL1)に高電圧を加え
る。このとき、ワードラインWL2〜WL4は低電圧で
ある。同時に、図示しないカラムデコーダによって選択
トランジスタSG1をオンにすることによって、ビット
ラインBL1を選択し、そのビットラインBL1につな
がるメモリートランジスタM11、M21、M31、M
41のドレイン電極(ビットラインBL1)に高電圧を
加える。このとき、他の選択トランジスタSG2〜SG
4はオフとなっていて、ビットラインBL2〜BL4は
低電圧である。このような状態にするとメモリートラン
ジスタM11のみが選択され、メモリートランジスタM
11のドレイン電極のピンチオフ領域において発生した
ホットエレクトロンがメモリートランジスタM11のフ
ローティングゲートに注入され、書き込みが行なわれ
る。
【0005】次に選択メモリートランジスタと同一ビッ
トライン上の非選択メモリートランジスタに意図しない
リーク電流が流れ、書き込み不良が生じた場合を考え
る。図1において、メモリートランジスタM11を選択
したとき、例えば非選択メモリートランジスタM41に
リーク電流が流れたとする。リーク電流が流れることで
ビットラインBL1の電位が下がり、選択メモリートラ
ンジスタM11への書き込みが起こりにくくなる。すな
わち、書き込みテストの際、非選択メモリートランジス
タに意図しないリーク電流が流れてしまうと、非選択メ
モリートランジスタと同一ビットライン上にある選択メ
モリートランジスタへの書き込みが正しく行われないこ
とがある。
【0006】従来の書き込みテストのフローチャートを
図2に示す。書き込みテストを実施し判定を行う
()。選択メモリートランジスタに書き込みが実施さ
れなかった場合、追加書き込みループ()が働き、書
き込みを繰り返す。設定された最大回数以内で書き込み
ができたメモリートランジスタは良品、最大回数の書き
込みを繰り返しても書き込みができなかったメモリート
ランジスタは不良品として処理される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】NOR型が主流のEP
ROMの書き込み方式は、ほとんどがチャネルホットエ
レクトロン注入方式である。この方式では、1ビット当
りの書き込み時間が数十マイクロ秒から数ミリ秒と大き
い上に、電子の注入効率が悪く大電流が必要なために並
列同時書き込みのビット数が制限される。さらに書き込
み効率の若干劣るビットを救済するために追加書き込み
を行なうのが普通であり、このことも書き込みテストに
要する時間を増大させている。
【0008】このような事情により、全ビット書き込み
が正常に行なわれることを確認する100%書き込みテ
ストではメガビット級の集積度で約10秒程度の時間が
かかるのが現状となっている。テスト時間の増大はその
まま製品コストの上昇につながるので大きな問題になっ
ている。本発明は、不揮発性メモリー、特にEPROM
のテスト時間の短縮化を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明は、メモリートランジスタへの書き込
み動作を行なう前に、各メモリートランジスタのドレイ
ンに接続されたビットライン配線に所定の電圧を印加
し、その時のビットライン電圧を測定し、その値が予め
定められた基準値以下であれば書き込み動作を実施する
ことなくそのチップを書き込み不良と判断するようにし
たテスト方法である。また、本発明のメモリー装置は、
上記のテスト方法を実行するために、各メモリートラン
ジスタのドレインに接続されたビットライン配線にテス
トモード時にビットライン電位を測定するビットライン
電位測定回路を備えたものである。
【0010】本発明においては、書き込みテストを実施
する前にビットラインに所定の電圧を印加し、ビットラ
イン電位測定回路を用いてビットライン電位を測定し、
その結果を用いることによって書き込み不良のチップを
スクリーニングする。ビットライン電位測定回路は、こ
のテストを行なうためにのみ使用する専用の回路であ
り、チップにそのような専用回路を設けておく。しか
し、ビットライン電位測定回路として専用の回路を設け
ていない場合であっても、センスアンプを用いて同じテ
スト方法を実施することもできる。したがって、本発明
のテスト方法は、そのような専用のビットライン電位測
定回路を備えていないチップにも適用されるものであ
る。
【0011】
【実施例】図3に本発明の一実施例を示す。尚、図1と
同じ部分には同一符号を付す。この実施例は、EPRO
Mの回路構成例であり、ビットライン電位測定回路以外
は図1と同様の構成よりなっている。ビットライン電位
測定回路10は、各メモリートランジスタのドレインに
選択トランジスタSG1〜SG6を介して接続されたビ
ットライン配線12に接続されている。ビットライン電
位測定回路10はテストモード時のみに動作するように
なっている。
【0012】次に動作について説明する。メモリートラ
ンジスタに書き込み動作を行なう前に、メモリートラン
ジスタが選択されないように、ワードラインWL1〜W
L4は低電圧に保っておき、全ての選択トランジスタS
G1〜SG6をオンとして全てのビットラインBL1〜
BL6に所定の電圧を印加し、その時のビットライン電
位をビットライン電位測定回路10によって測定する。
このときの電圧値は書き込み電圧Vpp(例えばS/D
耐圧を6Vとすると5V程度)を用いると、新たに電圧
を設定する手間が省けるので実現が容易である。また、
判定を行うための基準値は、印加した電圧以下にする必
要があり、例えば3V程度がよい。チップ上の全てのメ
モリートランジスタが正常であるならば、印加した電圧
と基準値の電圧との間の電圧がビットライン電位測定回
路10により測定される。
【0013】次にビットラインに所定の電圧を印加した
際に、意図しないリーク電流が流れた場合を考える。図
3に示すように、メモリートランジスタM41が不良ト
ランジスタのために、リーク電流が流れたとする。この
ときビットラインBL1〜BL6には所定の電圧(5
V)を印加しており、またメモリートランジスタが選択
されないように、ワードラインWL1〜WL4を低電圧
に保っている。リーク電流が流れたためにビットライン
BL1の電位が低下し、ゆえにビットライン全体の電位
も低下する。このときの電位をビットライン電位測定回
路10によって測定し、電位が予め定められた基準値以
下であれば書き込みテストを実施することなく、このチ
ップを書き込み不良と判定する。
【0014】本発明のテストフローチャートを図4に示
す。書き込みテスト()を行う前に全ビットラインに
同時に所定の電圧を印加し、ビットライン電位測定回路
10によってビットライン電位の測定を実施し、チップ
が良品か不良品かの判定を行う()。測定値が基準値
以下の場合は不良品と判定され、書き込みテストを実施
しない。測定値が基準値を上回る場合は正常と判定して
書き込みテストを実施する。書き込みテストにより、さ
らにメモリートランジスタの良品と不良品の判別を行
う。
【0015】
【発明の効果】書き込みテストを実施する前にビットラ
インに所定の電圧を印加し、ビットライン電位測定回路
によりビットラインの電位の測定を実施することによっ
て、書き込みテストを実施することなく書き込み不良チ
ップの検出ができる。ビットライン電位測定を実施する
ことで、書き込みテスト時に追加書き込みループに入る
確率が減少し、書き込みテストの判定による不良品も減
少する。また、ビットライン電位の測定は数ナノ秒程度
で可能であるので書き込み不良を従来より迅速に検出す
ることができる。このような結果、テスト時間の短縮化
が可能となりコストダウンができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のEPROMの回路構成例である。
【図2】従来の書き込みテストのフローチャートであ
る。
【図3】一実施例のEPROMの回路構成例である。
【図4】一実施例のビットライン電位測定および書き込
みテストのフローチャートである。
【符号の説明】
M11〜M46 メモリートランジスタ BL1〜BL6 ビットライン WL1〜WL4 ワードライン SG1〜SG6 選択トランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数行、複数列にマトリクス状に配置さ
    れ、フローティングゲートを持つ複数のメモリートラン
    ジスタを備えた不揮発性半導体メモリー装置のテスト方
    法において、 メモリートランジスタへの書き込み動作を行なう前に、
    各メモリートランジスタのドレインに接続されたビット
    ライン配線に所定の電圧を印加し、その時のビットライ
    ン電圧を測定し、その値が予め定められた基準値以下で
    あれば書き込み動作を実施することなくそのチップを書
    き込み不良と判断することを特徴とする不揮発性半導体
    メモリーのテスト方法。
  2. 【請求項2】 複数行、複数列にマトリクス状に配置さ
    れ、フローティングゲートを持つ複数のメモリートラン
    ジスタを備えた不揮発性半導体メモリー装置において、 各メモリートランジスタのドレインに接続されたビット
    ライン配線にテストモード時にビットライン電位を測定
    するビットライン電位測定回路を備えたことを特徴とす
    る不揮発性半導体メモリー装置。
JP11886797A 1997-04-21 1997-04-21 半導体メモリーのテスト方法およびその装置 Pending JPH10302498A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7075839B2 (en) 2003-04-17 2006-07-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor memory device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03205699A (ja) * 1990-01-05 1991-09-09 Sharp Corp 半導体記憶装置
JPH0684387A (ja) * 1992-09-02 1994-03-25 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JPH07201199A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Toshiba Corp 半導体集積回路

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