JPH10301644A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH10301644A
JPH10301644A JP12149097A JP12149097A JPH10301644A JP H10301644 A JPH10301644 A JP H10301644A JP 12149097 A JP12149097 A JP 12149097A JP 12149097 A JP12149097 A JP 12149097A JP H10301644 A JPH10301644 A JP H10301644A
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Japan
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power supply
voltage
switch element
input
output
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Hikari Kondo
光 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源トランスのうなり音や、ラジオの雑音と
なる電磁波の発生を防止することができる電源装置を提
供する。 【解決手段】 平滑コンデンサC1の端子電圧、すなわ
ち直流出力電圧VOUTと、基準電圧V1とが比較回路
5により比較される。また、入力交流電源電圧の極性変
化に同期した電源同期パルスが電源同期パルス発生回路
3により生成される。比較回路5の比較結果に応じて、
電源同期パルスに同期してスイッチ素子1の導通状態と
非道通状態とが切換制御される。すなわち、スイッチ素
子1の導通/非導通は入力交流電圧の極性が変化するゼ
ロクロスポイントで切り換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオアンプ
等に電源電圧を供給する電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電源トランスの2次側の交流電圧を整流
し、コンデンサで平滑して直流電圧を得る電源装置にお
いて、この直流電圧を制御するために、整流ダイオード
に直列にサイリスタなどのスイッチ素子を接続して、そ
の導通位相角を制御するものが従来より知られている。
【0003】図8は、従来の電源装置の構成を示すブロ
ック図である。この図において、電源プラグP101を
介して交流電圧が電源トランスT101に入力され、電
源トランスT101の出力は、ダイオードD101及び
D102を介してスイッチ素子101及び鋸歯状波発生
回路103に入力される。したがってスイッチ素子10
1の入力電圧VINは、図9(a)に示すような整流波
形となる。鋸歯状波発生回路103は、図9(b)に示
すような入力交流電圧の周期の1/2の周期の鋸歯状波
を発生し、比較回路104に入力する。増幅回路105
は、スイッチ素子101の出力電圧VOUTと基準電圧
V1との差を増幅し、差電圧VDを比較回路104に入
力する。比較回路104は、図9(b)(c)に示すよ
うに、鋸歯状波電圧が差電圧VDを越えるとき高レベル
となる導通パルスを出力し、スイッチ素子制御回路10
2は、導通パルスが高レベルのときスイッチ素子101
がオン(導通)するように制御する。これにより、スイ
ッチ素子101の出力電流は図9(d)に示すようにな
り、コンデンサC101の作用により、図9(a)に示
すような出力電圧VOUTが得られる。出力電圧VOU
Tは、負荷回路106に供給される。
【0004】この電源装置によれば、出力電圧VOUT
が増加すると、差電圧VDが増加し、導通パルスの高レ
ベルの期間、すなわち導通角が減少する。その結果、出
力電圧がほぼ一定に維持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電源装置に
よれば、図9(d)に示すように、スイッチ素子101
がオンするときには、急激な電流変化を伴うため、電源
トランスの磁束の急激且つ大きな時間変化を招く。その
結果、機械的な振動が発生し、使用者の耳には騒音とし
て聞こえるいわゆるうなり音が発生する場合が多い。ま
た、急激な電流の時間変化は電磁波の発生につながり、
AMラジオに雑音として混入するというという不具合が
ある。
【0006】本発明は、この問題を解決するためになさ
れたものであり、うなり音やラジオの雑音となる電磁波
の発生を防止することができる電源装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、入力交流電源電圧を直流電圧
に変換して出力する電源装置において、前記入力交流電
源電圧を整流する整流手段と、該整流手段に直列に接続
されたスイッチ素子と、該スイッチ素子の出力電流を平
滑するように接続された平滑コンデンサと、該平滑コン
デンサの端子電圧と、基準電圧とを比較する比較手段
と、前記入力交流電源電圧の極性変化に同期した電源同
期パルスを発生する電源同期パルス発生手段と、前記比
較手段による比較結果に応じて、前記電源同期パルスの
発生に同期して、前記スイッチ素子の導通状態と非導通
状態とを切換制御する制御手段とを備えることを特徴と
する。
【0008】請求項2に記載の発明は、入力交流電源電
圧を直流電圧に変換して出力する電源装置において、前
記入力交流電源電圧を整流する第1の整流手段と、前記
入力交流電源電圧を前記第1の整流手段と逆の極性で整
流する第2の整流手段と、該第1の整流手段に直列に接
続された第1スイッチ素子と、該第2の整流手段に直列
に接続された第2スイッチ素子と、該1のスイッチ素子
の出力電流を平滑するように接続された第1の平滑コン
デンサと、該2のスイッチ素子の出力電流を平滑するよ
うに接続された第2の平滑コンデンサと、該第1または
第2の平滑コンデンサの端子電圧と、基準電圧とを比較
する比較手段と、前記入力交流電源電圧の極性変化に同
期した電源同期パルスを発生する電源同期パルス発生手
段と、前記比較手段による比較結果に応じて、前記電源
同期パルスの発生に同期して、前記第1のスイッチ素子
の導通状態と非導通状態とを切換制御する第1の制御手
段と、該第1の制御手段による切換制御に対して、前記
電源同期パルスの一周期分だけ遅れて、前記第2のスイ
ッチ素子の導通状態と非導通状態とを切換制御する第2
の制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
かかる電源装置の構成を示すブロック図である。この図
において、電源プラグP1を介して交流電圧が電源トラ
ンスT1に入力され、電源トランスT1の出力は、ダイ
オードD1及びD2を介してスイッチ素子1及び電源同
期パルス回路3に入力される。したがって、スイッチ素
子1及び電源同期パルス回路3の入力電圧VINは、図
3(a)に示すような整流波形となる。電源同期パルス
発生回路3は、図3(b)に示すような入力交流電圧の
ゼロクロスポイント近傍で高レベルとなる電源同期パル
スを発生し、電圧記憶回路4に入力する。比較回路5
は、スイッチ素子1の出力電圧VOUTと基準電圧V1
とを比較し、図3(a)(c)に示すように、出力電圧
VOUTが基準電圧V1より低いとき高レベルとなる比
較パルスを出力し、電圧記憶回路4に入力する。
【0010】電圧記憶回路4は、電源同期パルスの立ち
上り時点の比較パルスレベルを出力する機能を有し、図
3(b)(c)(d)に示すように、比較パルスが高レ
ベルのときに電源同期パルスが立ち上がると高レベルを
出力し、比較パルスが低レベルのとき電源同期パルスが
立ち上がると低レベルを出力し、電源同期パルスが入力
されない限り、その出力レベルを維持する。スイッチ素
子制御回路2は、スイッチ素子1が、電圧記憶回路4の
出力が高レベルのときオンし、低レベルのときオフする
ように制御する。これにより、スイッチ素子1の出力電
流は図3(e)に示すようになり、平滑コンデンサC1
の作用により、図3(a)に示すような出力電圧VOU
Tが得られる。出力電圧VOUTは、負荷回路6に供給
される。
【0011】この構成によれば、例えば出力電圧VOU
Tが低下すると、電源同期パルスの周期単位でスイッチ
素子1のオン期間が増加し、出力電圧VOUTを増加さ
せる方向に作用するので、出力電圧VOUTの平均直流
電圧をほぼ一定に制御することができる。しかも、スイ
ッチ素子1のオンオフは、入力交流電圧の極性が変化す
るゼロクロスポイント近傍で切り換えられるので、従来
例のように交流電圧波形の途中(特に電圧の絶対値の高
い範囲)で切り換わることがない。したがって、実用上
問題となるような機械的振動による騒音(うなり音)
や、電磁波・電源高調波等による電気的な雑音の発生を
防止することができる。
【0012】図2は、図1のブロック1〜5の具体的な
構成例を示す図である。すなわち、スイッチ素子1は、
PチャンネルMOSFET(酸化金属半導体電解効果ト
ランジスタ)Q1及び抵抗R1で構成され、スイッチ素
子制御回路2は、トランジスタQ2及び抵抗R2で構成
され、トランジスタQ2のコレクタが、MOSFETQ
1のゲートに接続されている。また、比較回路5は、出
力電圧VOUTを分割する抵抗R3及びR4と、比較器
51とで構成されている。抵抗R3、R4で分割された
電圧が、比較器51の反転入力端子に入力され、基準電
圧V1が非反転入力端子に入力される。電源同期パルス
発生回路3は、ダイオードD3、D4及びインバータQ
3で構成されている。
【0013】電圧記憶回路4は、Dフリップフロップ回
路41で構成される。Dフリップフロップ回路41は、
クロック入力の立ち上り時点におけるD入力端子のレベ
ルを、Q出力に出力するものである。比較回路5の出力
がDフリップフロップ回路41のD入力端子に接続さ
れ、電源同期パルス発生回路3の出力がDフリップフロ
ップ回路41のクロック入力端子に接続されている。D
フリップフロップ回路41のQ出力がトランジスタQ2
のベースに接続されている。
【0014】この構成によれば、電圧記憶回路4の出力
が高レベルの期間においてトランジスタQ2がオンして
抵抗R2で決まるコレクタ電流が流れ、抵抗R1の両端
にMOSFETQ1がオンするための電圧が発生し、Q
1がオンするので、図3に示す動作を実現することがで
きる。
【0015】ここで、負荷回路6がオーディオアンプで
ある場合には、オーディオアンプの出力レベルVAMP
に応じて、基準電圧V1を変更可能に構成し、出力レベ
ルVAMPが低下するほど、基準電圧V1が低下するよ
うに制御することが望ましい。これにより、出力レベル
VAMPが小さいときは、電源電圧VOUTを低下させ
て、オーディオアンプの消費電力を低減することができ
る。なお、基準電圧V1を変更することに代えて、比較
器51に入力する帰還電圧値を出力レベルVAMPに応
じて変更する構成としてもよい。
【0016】本実施形態の電源装置では、従来に比べて
電源電圧VOUTのリップルが増加するが、例えばオー
ディオアンプはこの程度のリップルの影響は受けないよ
うに設計されており、問題とはならない。
【0017】図4は、図1の構成により正側電源電圧V
OUTPを出力するとともに、同様の構成(ダイオード
の極性を逆にした構成)により負側電源電圧VOUTN
を出力する電源装置を構成し、この電源電圧VOUT
P,VOUTNと、この電源電圧が供給されるオーディ
オアンプの出力レベルVAMPとの関係を説明するため
の図である。この図に示すように、リップルで電源電圧
VOUTが低下しても、オーディオアンプの出力レベル
VAMPがそれより小さければ問題とならない。しか
し、オーディオアンプの出力レベルVAMPが大きいと
きは、図示した電源電圧VOUTP,VOUTN(平均
直流電圧VDCAVP,VDCAVN)では不十分であ
る。そこで、上記したようにオーディオアンプの出力レ
ベルVAMPに応じて電源電圧VOUTP,VOUTN
(平均直流電圧VDCAVP,VDCAVN)を変更す
ることにより、同図の出力レベルVAMPが低下した状
態では、同図に示すような電源電圧VOUTP,VOU
TNとし、出力レベルVAMPが大きいときは、電源電
圧VOUTP,VOUTNの最小値が必要最大電圧VM
AXP,VMAXNとなるように制御する。これによ
り、電源電圧VOUTP,VOUTNの最小値を常にV
MAXP,VMAXNに設定する場合に比べて、オーデ
ィオアンプの消費電力を低減することができる。
【0018】(第2の実施形態)上述した第1の実施形
態によれば、図3に示す例では、トランス出力の交流電
圧の半波1個が整流され、続く2個の半波は整流されな
い(電源装置の出力として使用されない)ので、トラン
スのコアを貫く磁束が非対称になってトランスが直流磁
化し、機械的な振動が増加する場合があった。
【0019】そこで本実施形態では、正及び負のほぼ等
しい直流電圧を出力する電源装置において、正の直流電
圧を得るための第1のスイッチ素子と、負の直流電圧を
得るための第2のスイッチ素子のオン・オフを、適切に
制御し、上述したトランスの直流磁化を防止するように
したものである。
【0020】図5は本実施形態にかかる電源装置の構成
を示すブロック図であり、図6はその具体的な構成例を
示す図である。これらの図において、第1のスイッチ素
子1A、第1のスイッチ素子制御回路2A、電源同期パ
ルス発生回路3、第1の電圧記憶回路4A及び比較回路
5は、図1のスイッチ素子1、スイッチ素子制御回路
2、電源同期パルス発生回路3、電圧記憶回路4及び比
較回路5と同一のものである。したがって、第1のスイ
ッチ素子1Aの入力電圧VINA、出力電圧VOUT
A、電源同期パルス、電圧比較回路5の出力、第1の電
圧記憶回路4Aの出力及び第1のスイッチ素子1Aの出
力電流は、図3(a)〜(e)と同様に、図7(b)〜
(f)に示すようになり、出力電圧VOUTAが負荷回
路6Aに供給される。
【0021】そして、本実施形態では、電源トランスT
1の出力は、ダイオードD1及びD2と逆極性で接続さ
れたダイオードD5及びD6を介して第2のスイッチ素
子1Bに入力される。したがって、第2のスイッチ素子
1Bの入力電圧VINBは、図7(i)に示すように負
側の整流波形となる。また、第2の電圧記憶回路4B
(Dフリップフロップ回路41BのD入力端子)には、
第1の電圧記憶回路4Aの出力パルスが入力されるの
で、第2の電源記憶回路4Bは、電源同期パルスの立ち
上り時点における第1の電圧記憶回路4Aの出力レベル
を出力する。したがって、第2の電源記憶回路4Bの出
力は、図7(g)に示すようになり、第2のスイッチ素
子制御回路2Bは、第2の電源記憶回路4Bの出力が高
レベルのとき、第2のスイッチ素子1Bがオンするよう
に制御する。その結果第2のスイッチ素子1Bの出力電
流は、同図(h)に示すようになり、出力電圧VOUT
Bは平滑コンデンサC2の作用により同図(i)に示す
ようになる。この出力電圧VOUTBが、負荷回路6B
に供給される。
【0022】以上のように本実施形態では、第1(正
側)のスイッチ素子1Aがオン・オフするタイミングに
対して、入力交流電圧の半周期(電源同期パルスの1周
期)に相当する時間だけ遅れて第2(負側)のスイッチ
素子1Bがオン・オフするように制御されるので、全波
整流が行われ、トランスの直流磁化を防止することがで
きる。すなわち、本実施形態では正側と負側の消費電力
はほぼ等しいので、正側のスイッチ素子1Aのオン時間
と、負側のスイッチ素子1Bのオン時間は等しくなり、
トランスが偏って磁化されることを防止することができ
る。また第1の実施形態と同様に、トランスの機械的振
動による騒音や、電磁波・電源高調波等による電気的な
雑音の発生が防止される。
【0023】例えばオーディオアンプでは、電源容量が
ほぼ等しい正負の直流電源を必要とするので、本実施形
態の電源装置が特に適している。図6に示すように、ス
イッチ素子1Bは、具体的にはNチャンネルMOSFE
TQ5及び抵抗R6で構成され、スイッチ素子制御回路
2Bは、抵抗R5及びトランジスタQ4で構成され、電
圧記憶回路4Bは、電圧記憶回路4Aと同様にDフリッ
プフロップ41Bで構成される。Dフリップフロップ回
路41BのQ出力が高レベルとなると、トランジスタQ
4がオンして抵抗R5できまるコレクタ電流が流れ、抵
抗R6の両端にMOSFETQ5がオンするための電圧
が発生し、Q5がオンする。したがって、図7(g)
(h)(i)に示すような動作を実現することができ
る。
【0024】なお、本発明は上述した実施形態に限るも
のではなく、種々の変形が可能である。例えば、第2の
実施形態においては、正側の出力電圧VOUTAをフィ
ードバックする(比較回路5に入力する)ようにした
が、負側の出力電圧VOUTBをフィードバックするよ
うにしてもよい。その場合には、負側の出力電圧VOU
TBと基準電圧V1とを比較する比較回路の出力を、D
フリップフロップ回路41BのD入力端子に接続し、D
フリップフロップ回路41BのQ出力をDフリップフロ
ップ41AのD入力端子に接続する。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、平滑コンデンサの端子電圧、すなわち直流
出力電圧と、基準電圧とが比較され、その比較結果に応
じて、入力交流電源電圧の極性変化に同期して、スイッ
チ素子の導通状態と非導通状態とが切換制御されるの
で、スイッチ素子の導通/非導通は入力交流電圧の極性
が変化するゼロクロスポイントで切り換えられ、従来例
のように交流電圧波形の途中(特に電圧の絶対値の高い
範囲)で切り換わることがない。したがって、実用上問
題となるような機械的振動による騒音や、電磁波・電源
高調波等による電気的な雑音の発生を防止することがで
きる。
【0026】請求項2に記載の発明によれば、平滑コン
デンサの端子電圧、すなわち直流出力電圧と、基準電圧
とが比較され、その比較結果に応じて、入力交流電源電
圧の極性変化に同期して、第1のスイッチ素子の導通状
態と非導通状態とが切換制御され、該第1のスイッチ素
子の切換制御に対して、電源同期パルスの一周期分だけ
遅れて、第2のスイッチ素子の導通状態と非導通状態と
が切換制御されるので、第1のスイッチ素子の導通時間
と、第2のスイッチ素子の導通時間が等しくなり、トラ
ンスが偏って磁化されることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる電源装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の構成をより具体的に示す回路図である。
【図3】図1の装置の各部の波形を示す図である。
【図4】図1の装置の応用例を説明するための図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施形態に電源装置の構成を示
すブロック図である。
【図6】図5の構成をより具体的に示す回路図である。
【図7】図5の装置の各部の波形を示す図である。
【図8】従来の電源装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】図8の装置の各部の波形を示す図である。
【符号の説明】
1 スイッチ素子 2 スイッチ素子制御回路(制御手段) 3 電源同期パルス発生回路(電源同期パルス発生手
段) 4 電圧記憶回路(制御手段) 5 比較回路(比較手段) C1 平滑コンデンサ D1、D2 ダイオード(整流手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力交流電源電圧を直流電圧に変換して
    出力する電源装置において、 前記入力交流電源電圧を整流する整流手段と、 該整流手段に直列に接続されたスイッチ素子と、 該スイッチ素子の出力電流を平滑するように接続された
    平滑コンデンサと、 該平滑コンデンサの端子電圧と、基準電圧とを比較する
    比較手段と、 前記入力交流電源電圧の極性変化に同期した電源同期パ
    ルスを発生する電源同期パルス発生手段と、 前記比較手段による比較結果に応じて、前記電源同期パ
    ルスの発生に同期して、前記スイッチ素子の導通状態と
    非導通状態とを切換制御する制御手段とを備えることを
    特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 入力交流電源電圧を直流電圧に変換して
    出力する電源装置において、 前記入力交流電源電圧を整流する第1の整流手段と、 前記入力交流電源電圧を前記第1の整流手段と逆の極性
    で整流する第2の整流手段と、 該第1の整流手段に直列に接続された第1スイッチ素子
    と、 該第2の整流手段に直列に接続された第2スイッチ素子
    と、 該1のスイッチ素子の出力電流を平滑するように接続さ
    れた第1の平滑コンデンサと、 該2のスイッチ素子の出力電流を平滑するように接続さ
    れた第2の平滑コンデンサと、 該第1または第2の平滑コンデンサの端子電圧と、基準
    電圧とを比較する比較手段と、 前記入力交流電源電圧の極性変化に同期した電源同期パ
    ルスを発生する電源同期パルス発生手段と、 前記比較手段による比較結果に応じて、前記電源同期パ
    ルスの発生に同期して、前記第1のスイッチ素子の導通
    状態と非導通状態とを切換制御する第1の制御手段と、 該第1の制御手段による切換制御に対して、前記電源同
    期パルスの一周期分だけ遅れて、前記第2のスイッチ素
    子の導通状態と非導通状態とを切換制御する第2の制御
    手段とを備えることを特徴とする電源装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001063737A1 (fr) * 2000-02-25 2001-08-30 Lucent Technologies Inc. Circuit d'alimentation electrique
KR100756065B1 (ko) 2006-06-28 2007-09-07 태일정보산업(주) 전력 절감 장치
CN104597952A (zh) * 2015-01-28 2015-05-06 长城电器集团有限公司 交流稳压器稳压电路

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