JPH10301478A - 楽譜表示装置 - Google Patents

楽譜表示装置

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JPH10301478A
JPH10301478A JP11207797A JP11207797A JPH10301478A JP H10301478 A JPH10301478 A JP H10301478A JP 11207797 A JP11207797 A JP 11207797A JP 11207797 A JP11207797 A JP 11207797A JP H10301478 A JPH10301478 A JP H10301478A
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JP
Japan
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note
musical score
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display mode
data
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Withdrawn
Application number
JP11207797A
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English (en)
Inventor
Yuji Terada
裕司 寺田
Takao Watase
孝雄 渡瀬
Koichi Funada
浩一 船田
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Roland Corp
Original Assignee
Roland Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】読譜上の負担が軽減された楽譜表示装置を提供
する。 【解決手段】色音符スイッチの操作により、調号として
のフラット31が作用する音符32を赤色で表示し、ま
た臨時記号としてのシャープ33が付された音符34、
および1小節内の、シャープ33が作用する音符35を
青色で表示し、これら赤色で表示した音符32,青色で
表示した音符34,35以外の音符を黒色で表示し、そ
の色音符スイッチの再度の操作により、赤色で表示した
音符32,青色で表示した音符34,35を含む全ての
音符を黒色で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽譜をあらわす楽
譜データに基づく楽譜を表示する楽譜表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、譜表を記述する記譜法に従っ
て楽譜を表示する楽譜表示装置が知られている。図18
は、従来の楽譜表示装置により表示された、ヘ長調音階
の楽譜を示す図である。
【0003】図18には、音の高低等を表わすための第
一線181_1,第二線181_2,第三線181_
3,第四線181_4,第五線181_5からなる5線
181が示されている。この5線181上に、音部記号
のうち、比較的高い音を書きあらわすために使用される
高音部記号であるト音記号182が示されている。また
5線181のうちの第三線181_3上の、ト音記号1
82の右側に、ヘ長調の音階を表わす調号としてのフラ
ット(変記号♭)183が示されている。このフラット
183により、第三線181_3上の、調号183以降
に示される音符は、全て半音低い音高で演奏される音符
として扱われる。従って、第三線181_3上の音符1
84も半音低い音高で演奏される音符として扱われる。
【0004】また、第二線181_2上の音符185に
臨時記号としてのシャープ(嬰記号シャープ#)186
が付されている。このシャープ186が付された音符1
85は半音高い音高で演奏される音符として扱われる。
このシャープ186は、1小節内で有効であり、従って
第二線181_2上の音符187も半音高い音高で演奏
される音符として扱われる。これら調号や臨時記号を総
称して変化記号という。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の楽譜表示装置では、楽譜の5線上に変化記号を必要以
上に記述することを避けるための記譜法に従って楽譜が
表示される。しかし、初心者が、このような楽譜表示装
置で表示された楽譜を見ながら演奏する場合、ある音符
が、調号や1小節内にある臨時記号で作用される音符か
否かを知るためには、その音符より以前にある、譜表の
段の先頭にある調号や、1小節内にある臨時記号に常に
注意を払う必要がある。このことが、初心者に対する読
譜上の負担を増しているという問題がある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、読譜上の負担
が軽減された楽譜表示装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の楽譜表示装置は、楽譜をあらわす楽譜データ
に基づく楽譜を表示する楽譜表示装置において、 (1ー1)楽譜データ中の変化記号をあらわすデータに
基づいて、5線上の表示位置に相当するハ長調のスケー
ル音の音高とは異なる音高で演奏される第1の種類の音
符を検出する検出手段 (1ー2)楽譜データに基づく楽譜を表示するにあた
り、上記検出手段により検出された音符の表示態様と、
5線上の表示位置に相当するハ長調のスケール音の音高
で演奏される第2の種類の音符の表示態様とが同一であ
る第1の表示モードと、上記第1の種類の音符の表示態
様と上記第2の種類の音符の表示態様とが互いに異なる
第2の表示モードとを自在に切り換える表示モード切換
手段 (1ー3)上記表示モード切換手段により指示された表
示モードの楽譜を表示する楽譜表示手段を備えたことを
特徴とする。
【0008】本発明の第1の楽譜表示装置は、5線上の
表示位置に相当するハ長調のスケール音の音高とは異な
る音高で演奏される第1の種類の音符の表示態様と、5
線上の表示位置に相当するハ長調のスケール音の音高で
演奏される第2の種類の音符の表示態様を切り換えるも
のであり、例えば、第1の表示モードにより第1の種類
の音符の色と第2の種類の音符の色とを同じ色で表示
し、第2の表示モードにより第1の種類の音符の色と第
2の種類の音符の色とを互いに異なる色で表示する。従
って、初心者が演奏するにあたり、第2の表示モードに
切り換えることにより、第1の種類の音符である、例え
ばシャープやフラットが付され半音変化する音高で演奏
される音符、および楽譜の表示規則に基づいて表示され
シャープやフラットが付されていなくても半音変化する
音高で演奏される音符等の色が、第2の種類の音符と異
なる色で表示されるため、初心者に対する読譜上の負担
が軽減される。
【0009】ここで、上記検出手段が、上記第1の種類
の音符を検出するにあたり、その第1の種類の音符がそ
の第1の種類の音符の5線上の表示位置と同一の位置に
表示される第2の種類の音符の音高よりも低い音高で演
奏される音符であるか、あるいはその第2の種類の音符
の音高よりも高い音高で演奏される音符であるかを識別
するものであって、上記表示手段が、上記第2の表示モ
ードの楽譜を表示するにあたり、上記第1の種類の音符
を上記第2の種類の音符の表示態様とは異なる表示態様
であるとともに、上記低い音高で演奏される音符と上記
高い音高で演奏される音符についても相互に異なる表示
態様で表示するものであることが効果的である。
【0010】このような検出手段および表示手段を備え
ると、例えば、フラットが付された音符や楽譜の表示規
則に基づいて表示されフラットが付されていなくても半
音低い音高で演奏される音符の色と、シャープが付され
た音符や楽譜の表示規則に基づいて表示されシャープが
付されていなくても半音高い音高で演奏される音符の色
とを、互いに異なる色で表示することができ、初心者に
対する読譜上の負担が一層軽減される。
【0011】また、上記目的を達成する本発明の第2の
楽譜表示装置は、楽譜をあらわす楽譜データに基づく楽
譜を表示する楽譜表示装置において、 (2ー1)楽譜データ中の変化記号をあらわすデータに
基づいて、5線上の表示位置に相当するハ長調のスケー
ル音の音高とは異なる音高で演奏される第1の種類の音
符を検出する検出手段 (2ー2)調号および臨時記号が楽譜の表示規則に基づ
いて表記された楽譜を表示する第1の表示モードと、上
記検出手段により検出された第1の種類の音符それぞれ
に、その第1の種類の音符それぞれに作用する変化記号
に相当する記号を付して表示する第3の表示モードとを
自在に切り換えるモード切換手段 (2ー3)上記モード切換手段により切り換えられた表
示モードに応じた表示モードの楽譜を表示する楽譜表示
手段を備えたことを特徴とする。
【0012】本発明の第2の楽譜表示装置は、調号およ
び臨時記号が楽譜の表示規則に基づいて表記された楽譜
を表示する、いわゆる通常の第1の表示モードと、第1
の種類の音符それぞれに、その第1の種類の音符それぞ
れに作用する変化記号に相当する記号を付して表示する
第3の表示モードとを自在に切り換えて表示するもので
あるため、初心者が演奏するにあたり、第3の表示モー
ドに切り換えることにより、ある音符が、調号や、1小
節内にある臨時記号により作用される音符か否かを即座
に知ることができる。従って、初心者に対する読譜上の
負担が軽減される。
【0013】さらに、上記目的を達成する本発明の第3
の楽譜表示装置は、楽譜をあらわす楽譜データに基づく
楽譜を表示する楽譜表示装置において、 (3ー1)楽譜データ中の調号をあらわすデータに基づ
いて、その調号に起因して、5線上の表示位置に相当す
るハ長調のスケール音の音高とは異なる音高で演奏され
る第1のグループの音符を検出する検出手段 (3ー2)楽譜データに基づく楽譜を表示するにあた
り、上記検出手段で検出された上記第1のグループの音
符の表示態様と、その第1のグループに属する音符以外
の音符からなる第2のグループの表示態様とが同一であ
る第4の表示モードと、上記第1のグループの音符の表
示態様と上記第2のグループの表示態様とが互いに異な
る第5の表示モードとを自在に切り換えるモード切換手
段 (3ー3)上記表示モード切換手段により指示された表
示モードの楽譜を表示する楽譜表示手段を備えたことを
特徴とする。
【0014】本発明の第3の楽譜表示装置は、第5の表
示モードに切り換えることにより、例えば、調号に起因
して5線上の表示位置に相当するハ長調のスケール音の
音高とは異なる音高で演奏される第1のグループの音符
の色と、その第1のグループに含まれる音符以外の音符
からなる第2のグループの音符の色を互いに異なる色で
表示することができる。1小節内の、臨時記号に起因す
る音符については近くにあり、この音符については臨時
記号に起因する音符であることが比較的判りやすいた
め、この音符は他の音符と同一の色で表示し、調号に起
因する音符のみ異なる色で表示することにより、初心者
に対する読譜上の負担を軽減することができる。
【0015】また、上記目的を達成する本発明の第4の
楽譜表示装置は、楽譜をあらわす楽譜データに基づく楽
譜を表示する楽譜表示装置において、 (4−1)楽譜データから、ハ長調のスケール音の音高
とは異なる音高で演奏される第3の種類の音符を検出す
る検出手段 (4−2)楽譜データに基づく楽譜を表示するにあた
り、上記検出手段により検出された第3の種類の音符の
表示態様と、ハ長調のスケール音の音高で演奏される第
4の種類の音符の表示態様とが同一である第6の表示モ
ードと、上記第3の種類の音符の表示態様と、上記第4
の種類の音符の表示態様とが互いに異なる第7の表示モ
ードとを自在に切り換える表示モード切換手段 (4−3)上記表示モード切換手段により指示された表
示モードの楽譜を表示する楽譜表示手段を備えたことを
特徴とする。
【0016】本発明の第4の楽譜表示装置は、ハ長調の
スケール音の音高とは異なる音高で演奏される第3の種
類の音符の表示態様と、ハ長調のスケール音の音高で演
奏される第4の種類の音符の表示態様を切り換えるもの
であり、例えば、第6の表示モードにより第3の種類の
音符の色と第4の種類の音符の色とを同じ色で表示し、
第7の表示モードにより第3の種類の音符の色と第4の
種類の音符の色とを互いに異なる色で表示する。従っ
て、初心者が演奏するにあたり、第7の表示モードに切
り換えることにより、第3の種類の音符、すなわち、鍵
盤楽器において黒鍵で演奏される音符の色が、第4の種
類の音符、すなわち白鍵で演奏される音符と異なる色で
表示されるため、ある音符が、黒鍵で弾くべき音符であ
ることを即座に知ることができる。従って、初心者に対
する読譜上の負担が軽減される。
【0017】尚、以上の第1、第3および第4の楽譜表
示装置の説明では、音符の色を変えることを例示した
が、音符の色を変えること以外に、音符の輝度やデザイ
ン等を変えてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の第1実施形態の楽譜表示装
置のブロック図である。図1に示すCPU11は、RO
M13に格納されたプログラムをデータバス17を経由
して読み出し、必要な処理を実行する。
【0019】RAM12には、CPU11がROM13
に格納されているプログラムを実行するために必要な作
業領域等が備えられている。ROM13には、この図1
に示す楽譜表示装置全体の制御を行うためのプログラム
や、詳細は後述するが、128鍵分のノートテーブルが
各調毎に格納されている。
【0020】FD部14は、フロッピーディスクを介し
て、表示用の楽譜データの入出力を行う。表示部15
は、1ページ分の楽譜を表示する。操作子群16には、
楽譜表示装置全体の操作を行なうための操作子や、後述
する操作パネルが備えられている。
【0021】図2は、図1に示す操作子群に備えられた
操作パネルを示す図、図3は、図1に示す表示部に表示
された楽譜の表示状態の一例を示す図、図4は、図3に
示す楽譜の表示状態とは異なる楽譜の表示状態を示す図
である。図2に示す操作パネルには、色音符スイッチ2
1と、変化記号スイッチ22と、ページ送りスイッチ2
3,24とが備えられている。
【0022】色音符スイッチ21は、トグル操作される
スイッチであり、一度操作されると、図3に示すよう
に、調号としてのフラット31が作用する音符32を赤
色で表示し、また臨時記号としてのシャープ33が付さ
れた音符34、および1小節内の、シャープ33が作用
する音符35を青色で表示し、さらにこれら音符32,
34,35以外のその他の音符を黒色で表示する。ここ
では、このような表示状態を色音符表示状態と称する。
また、この色音符スイッチ21は、再度操作されると、
この色音符表示状態を解除し、赤色で表示した音符3
2、青色で表示した音符34,35、およびその他の音
符を黒色で表示する。
【0023】変化記号スイッチ22もトグル操作される
スイッチであり、一度操作されると、図4に示すよう
に、調号としてのフラット31が作用する音符32にフ
ラット41を付加表示し、また1小節内の、臨時記号と
してのシャープ33が作用する音符35にシャープ42
を付加表示する。ここでは、このような表示状態を変化
記号全表示状態と称する。また、この変化記号スイッチ
22は、再度操作されると、この変化記号全表示状態を
解除し、音符32に付加表示されたフラット41,音符
35に付加表示されたシャープ42を消去する。
【0024】ページ送りスイッチ23は、表示部15に
表示された楽譜のページを、次のページに進めるための
スイッチである。ページ送りスイッチ24は、表示部1
5に表示された楽譜のページを、前のページに戻すため
のスイッチである。図5は、図1に示す楽譜表示装置に
用いられる楽譜データの構成を示す図、図6は、図5に
示す楽譜データのうちの調整データを示す図である。
【0025】図5に示す楽譜データは、各調毎に設けら
れている。この楽譜データは、3/4,4/4等の拍子
を表わす拍子データ51と、表示される楽譜の、4分音
符をメトロノームで1分間に96打つ速さで表わした場
合における表示位置を示すタイミング52_1,52_
2と、それらタイミング52_1,52_2に対応する
調性データ53,音符データ54とから構成されてい
る。
【0026】調性データ53は、図6に示すような、調
号に対応した数値(変化記号の数)で示され、ハ長調を
0とし、ト長調,ニ長調とシャープの数が増えるに従っ
て、1,2と増加し、ヘ長調,変ロ長調とフラットの数
が増えるに従って、−1,−2と減少する。この調性デ
ータ53は、小節線のタイミングで挿入される。音符デ
ータ54は、図5に示すように、中央のC音を60とし
たMIDIのノートナンバで示される音高データ54a
と、4分音符や8分音符等の符長の種類を示す符長デー
タ54bと、その他表示に必要なデータ54cとから構
成されている。
【0027】図7は、へ長調の1オクターブ分のノート
テーブルを示す図、図8は、5線上の、図7に示すノー
トテーブルの位置番号(Pos)で指定される位置を示
す図、図9は、変化記号と、それら変化記号に対応する
変化記号データを示す図である。前述したように、RO
M13には、128鍵分のノートテーブルが各調毎に格
納されており、調性データによって調性が変化(転調)
した場合、転調した調に対応するノートテーブルが、R
OM13からその都度選択される。ここでは、へ長調の
ノートテーブルが選択された場合について説明する。
【0028】図7に示すノートナンバ領域81には、音
高データをあらわすノートナンバ(Note)が半音刻
みで1オクターブ分格納されている。このノートナンバ
領域81に格納されているノートナンバ60,62,6
4,65,67,69,71,72は、ハ長調のスケー
ル音(ド,レ,ミ,ファ,ソ,ラ,シ,ド)の音高で演
奏される音符に相当する。一方、ノートナンバ61,6
3,66,68,70は、ハ長調のスケール音とは異な
る音高で演奏される音符に相当する。
【0029】位置番号領域82には、ノートナンバ領域
81に格納されたノートナンバに対応する音符の、5線
上に表示される位置を示す位置番号(Pos)が格納さ
れている。この位置番号領域82に格納されている位置
番号60,62,64,65,67,69,71,72
は、ハ長調のスケール音(ド,レ,ミ,ファ,ソ,ラ,
シ,ド)のノートナンバに相当し、図8に示す下第一線
91,下第一間92,第一線93,第一間94,第二線
95,第二間96,第三線97,第三間98の位置を示
す。
【0030】変化記号データ領域83には、変化記号の
種類を表わす変化記号データ(Nsf)が示されてい
る。変化記号データとしては、図9に示すように、半音
下げられた音をさらに半音下げる記号であるダブルフラ
ット(重変記号)101に対しては−2、半音低くする
記号であるフラット102に対しては−1、半音変化の
あった音をもとの高さに戻す記号であるナチュラル(本
位記号)103に対しては0、半音高くする記号である
シャープ104に対しては1、半音上げられた音をさら
に半音上げる記号であるダブルシャープ(重嬰記号)1
05に対しては2が設定される。
【0031】また、図7に示す臨時記号フラグ領域84
には、ノートナンバ領域81に格納されたノートナンバ
が、その調(ここではヘ長調)のスケール音を表わす場
合はフラグfAccとして0が格納され、その調のスケ
ール音に対して半音変化する音を表わす場合はフラグf
Accとして1が格納される。図10は、ワークテーブ
ルレジスタを示す図である。
【0032】図10に示すワークテーブルレジスタの位
置番号領域111には、5線上に表示される音符の位置
を指定する位置番号(Pos)(図7参照)が格納され
る。またワーキング値領域112には、位置番号領域1
11に格納された位置番号(Pos)それぞれにおける
現在の変化記号データ(Nsf)が、ワーキング値(N
sfw)として格納される。このワーキング値領域11
2は、曲の読込み時と各小節の先頭で、ノートテーブル
のスケール音(フラグfACC=0)における変化記号
データ(Nsf)に初期化される。ここでは、図10に
示すワーキング値領域112には、ワーキング値(Ns
fw)の初期値として、図7に示すヘ長調のノートテー
ブルの、フラグfAcc=0における変化記号データ
(Nsf)が格納される。例えば、位置番号(Pos)
71に対応するワーキング値(Nsfw)には、図7に
示すフラグfAcc=0における変化記号データ(Ns
f)は−1であるため、その−1が格納される。
【0033】図11は、図1に示す楽譜表示装置のメイ
ンルーチンのフローチャートである。先ず、ステップS
101において、初期化ルーチンを実行する。この初期
化ルーチンでは、FD部14から楽譜データを読み込
み、読み込まれた楽譜データから表示に必要なデータを
読み取る。さらに、後述する楽譜表示ルーチンで表示さ
れる拍子記号を設定するとともに、小節の長さを設定す
る。これにより、表示部15に表示する楽譜の横方向の
位置が設定される。また、1ページの表示小節数を、こ
こでは4に設定し、そのページの先頭のタイミングSt
artとそのページの最後のタイミングEnd(4小節
目の終わり)を設定する。さらにフラグや変数の初期化
を行う。
【0034】次にステップS102において、楽譜表示
ルーチンを実行する。この楽譜表示ルーチンの詳細につ
いては後述するが、各スイッチ(図2参照)の状態に応
じて楽譜の表示を行ない、その後ステップS103に進
む。ステップS103では、色音符スイッチがオンされ
たか否かが判断される。色音符スイッチがオンされたと
判断された場合は、ステップS104に進む。ステップ
S104では、色音符表示状態か否かを示すフラグfc
rが1であるか否かが判断される。フラグfcrが0で
あると判断された場合は色音符表示状態でないため、ス
テップS105に進み、そのフラグfcrを1にセット
して色音符表示状態にし、ステップS102に戻る。一
方、フラグfcrが1であると判断された場合は色音符
表示状態であるため、ステップS106に進み、そのフ
ラグfcrを0にリセットして色音符表示状態を解除
し、ステップS102に戻る。このようにして、色音符
スイッチをトグル操作する。
【0035】また、ステップS103において、色音符
スイッチがオンされていないと判断された場合はステッ
プS107に進む。ステップS107では、変化記号ス
イッチがオンされたか否かが判断される。変化記号スイ
ッチがオンされたと判断された場合は、ステップS10
8に進む。ステップS108では、変化記号が作用する
音符全てに変化記号を表示する変化記号全表示状態か否
かを示すフラグfsfが1であるか否かが判断される。
フラグfsfが0であると判断された場合は変化記号全
表示状態でないため、ステップS109に進み、そのフ
ラグfsfを1にセットして変化記号全表示状態にし、
ステップS102に戻る。一方、フラグfcfが1であ
ると判断された場合は変化記号全表示状態であるため、
ステップS110に進み、そのフラグfcfを0にリセ
ットして変化記号全表示状態を解除し、ステップS10
2に戻る。このようにして、変化記号スイッチをトグル
操作する。
【0036】また、ステップS107において、変化記
号スイッチがオンされていないと判断された場合はステ
ップS111に進む。ステップS111では、ページス
イッチがオンされたか否かが判断される。ページスイッ
チがオンされたと判断された場合はページの変更が指示
されたため、ステップS112に進む。ステップS11
2では、変更されるページに対応する、先頭のタイミン
グStartと最後のタイミングEndを設定し、ステ
ップS102に戻る。一方、ステップS111におい
て、ページスイッチがオンされていないと判断された場
合は、ステップS103に戻る。
【0037】図12は、図11に示すメインルーチンに
おける楽譜表示ルーチンのフローチャートである。先
ず、ステップS201において、楽譜データの読出し位
置を、ページの先頭を示すタイミングStartに対応
する位置に初期化する。また、5線、音部記号、調号、
および拍子記号を表示し、さらに小節線を表示する。次
にステップS202において、楽譜データの読出し位置
に対応するタイミングが、タイミングEnd(4小節目
の終わり)を越えたか否かが判断される。タイミングE
ndを越えたと判断された場合は、このルーチンを終了
する。一方、タイミングEndを越えていないと判断さ
れた場合は、ステップS203に進む。
【0038】ステップS203では、楽譜データの読出
し位置に対応するタイミングが小節を越えたか否かが判
断される。小節を越えたと判断された場合はステップS
204に進み、新たな小節の表示を行なうためにワーク
テーブルを初期化してステップS205に進む。一方、
小節を越えていないと判断された場合は、そのままステ
ップS205に進む。ステップS205では、楽譜デー
タを、読出し位置から読み出し、その読出し位置をイン
クリメントしてステップS206に進む。ステップS2
06では、読み出された楽譜データが調性データである
か、あるいは音符データであるかが判断される。調性デ
ータであると判断された場合は、ステップS207に進
む。ステップS207では、調性が変更された(転調し
た)ため、新たな調号を表示し、対応するノートテーブ
ルを選択するとともにワークテーブルを初期化してステ
ップS205に戻る。一方、ステップS206におい
て、音符データであると判断された場合は、ステップS
208に進む。ステップS208では、ノートテーブル
から読み出した、ノートナンバに対応する位置番号(P
os)、変化記号データ(Nsf)を取得する。
【0039】次にステップS209において、変化記号
データ(Nsf)が0か否かが判断される。変化記号デ
ータ(Nsf)が0であると判断された場合は、読み出
した音符データに対応する音符はハ長調のスケール音の
音高で演奏される音符であるため、ステップS210に
進む。ステップS210では、ワークテーブルから位置
番号(Pos)に対応したワーキング値(Nsfw)を
読み出し、その読み出されたワーキング値(Nsfw)
が0か否かが判断される。ワーキング値(Nsfw)が
0であると判断された場合は、音符の表示位置に現時点
で変化記号が付されていないため、ステップS211に
進む。ステップS211では、位置番号(Pos)に対
応した表示位置に音符を黒色で表示して、ステップS2
02に戻る。一方、ステップS210において、ワーキ
ング値(Nsfw)が0でないと判断された場合は、音
符の表示位置に現時点で変化記号が付されているため、
ステップS212に進む。ステップS212では、半音
変化のあった音をもとの高さに戻すナチュラルを表示
し、またワークテーブルの位置番号(Pos)に対応し
たワーキング値(Nsfw)を0にして、前述したステ
ップS211に進む。
【0040】一方、ステップS209において、変化記
号データ(Nsf)が0でないと判断された場合は、読
み出した音符データに対応するハ長調の音符はスケール
音の音高とは異なる音高で演奏される音符であるため、
ステップS213に進む。ステップS213では、ワー
クテーブルから位置番号(Pos)に対応したワーキン
グ値(Nsfw)を読み出し、そのワーキング値(Ns
fw)と変化記号データ(Nsf)が等しいか否かが判
断される。ワーキング値(Nsfw)と変化記号データ
(Nsf)が等しいと判断された場合は、音符の表示位
置に付された変化記号データ(Nsf)を変化させる必
要がないため、ステップS214に進む。ステップS2
14では、変化記号全表示状態か否かを示すフラグfs
fが1か否かが判断される。フラグfsfが1であると
判断された場合は変化記号全表示状態であるため、ステ
ップS215に進み、変化記号データ値(Nsf)に対
応した変化記号を表示してステップS219に進む。一
方、フラグfsfが0であると判断された場合は変化記
号全表示状態でないため、そのままステップS219に
進む。また、ステップS213において、ワーキング値
(Nsfw)と変化記号データ(Nsf)が異なると判
断された場合は、音符の表示位置に付された変化記号デ
ータ値(Nsf)を変化させる必要があるため、ステッ
プS216に進む。ステップS216では、ワーキング
値(Nsfw)が0であるか否かが判断される。ワーキ
ング値(Nsfw)が0でないと判断された場合は、表
示位置に現時点で今回表示する変化記号とは異なる変化
記号が付されているため、ステップS217に進み、そ
の変化記号を取り消すためにナチュラルを表示してステ
ップS218に進む。一方、ワーキング値(Nsfw)
が0であると判断された場合は、現時点で変化記号が付
されていないため、そのままステップS218に進む。
ステップS218では、変化記号データ(Nsf)に対
応した変化記号を表示する。また、その変化記号データ
(Nsf)を、ワークテーブルの位置番号(Pos)に
対応するワーキング値(Nsfw)に設定してステップ
S219に進む。
【0041】ステップS219では、色音符表示状態か
否かを示すfcrが1か否かが判断される。フラグfc
rが0であると判断された場合は色音符表示状態でない
ため、前述したステップS211に進み、黒で音符を表
示してステップS202に戻る。一方、フラグfcrが
1であると判断された場合は色音符表示状態であるた
め、ステップS220に進む。ステップS220では、
変化記号データ(Nsf)が0より大きいか否かが判断
される。変化記号データ(Nsf)が0より大きいと判
断された場合はシャープやダブルシャープであるため、
ステップS221に進み、青色で音符を表示してステッ
プS202に戻る。一方、変化記号データ(Nsf)が
0以下であると判断された場合は、フラットやダブルフ
ラット等であるためステップS222に進み、赤色で音
符を表示してステップS202に戻る。
【0042】次に、本発明の第2実施形態の楽譜表示装
置について説明する。第2実施形態の楽譜表示装置は、
第1実施形態の楽譜表示装置と比較し、図2に示す操作
パネルのうちの変化記号スイッチ52が取り除かれてお
り、また、色音符スイッチ21は、一度操作されると、
黒鍵に相当する音符のみを赤で表示する色音符表示状態
を選択し、再度操作されると、その色音符表示状態を解
除して全ての音符を黒で表示する。
【0043】図13は、本発明の第2実施形態の楽譜表
示装置に用いられる楽譜データを示す図である。図13
に示す楽譜データは、拍子データ131と、表示される
楽譜の、4分音符をメトロノームで1分間に96打つ速
さで表わした場合における表示位置を示すタイミング1
32_1,132_2と、それらタイミング132_
1,132_2に対応する調整データ133,音符デー
タ134とから構成されている。また、音符データ13
4は、ノートナンバ(Note)134aと、音符の、
5線上に表示される位置を示す位置番号(Pos)13
4bと、その音符に付される臨時記号の種類を示す臨時
記号データ(ksf)134cと、符長の種類を示す符
長データ134dと、その他表示に必要なデータ134
eとから構成されている。
【0044】図14は、図13に示す楽譜データのうち
の臨時記号データを示す図である。臨時記号データ(K
sf)としては、ダブルフラット141に対しては−
2、フラット142に対しては−1、ナチュラル143
に対しては0、シャープ144に対しては1、ダブルシ
ャープ145に対しては2が設定され、また臨時記号が
ない場合は3が設定される。
【0045】図15は、本発明の第2実施形態の楽譜表
示装置に用いられる黒鍵テーブルを示す図である。この
黒鍵テーブルは、後述する楽譜表示ルーチンで参照され
るものであり、ノートナンバ領域151には、音高デー
タを表わすノートナンバ(Note)が半音刻みで1オ
クターブ分格納されている。また、黒鍵フラグ領域15
2には、ノートナンバ領域151に格納されたノートナ
ンバが、黒鍵を示すノートナンバである場合はフラグf
Bとして1が格納され、ノートナンバ領域151に格納
されたノートナンバが白鍵を示すノートナンバである場
合はフラグfBとして0が格納される。
【0046】第2実施形態の楽譜表示装置のメインルー
チンは、前述した図11に示すメインルーチンのステッ
プS107〜S110(変化記号スイッチのチェックル
ーチン)が削除され、かつステップS102の楽譜表示
ルーチンに代わる、図16に示す楽譜表示ルーチンが用
いられたものである。次に、図16に示す楽譜表示ルー
チンについて説明する。
【0047】図16は、本発明の第2実施形態の楽譜表
示装置の楽譜表示ルーチンを示す図である。図16に示
す楽譜ルーチンが起動されると、先ずステップS301
において、楽譜データの読出し位置を、ページの先頭を
示すタイミングStartに対応する位置に初期化す
る。また、5線、音部記号、調号、拍子記号、および小
節線を表示する。次にステップS302において、楽譜
データの読出し位置に対応するタイミングがタイミング
Endを越えたか否かが判断される。タイミングEnd
を越えたと判断された場合は、このルーチンを終了す
る。一方、タイミングEndを越していないと判断され
た場合は、ステップS303に進む。ステップS303
では、楽譜データを、読出し位置から読み出し、その読
出し位置をインクリメントしてステップS304に進
む。ステップS304では、楽譜データが調性データで
あるか、あるいは音符データであるかが判断される。調
性データであると判断された場合はステップS305に
進む。ステップS305では調性が変更された(転調し
た)ため、新たな調号を表示してステップS303に戻
る、一方、音符データであると判断された場合はステッ
プS306に進む。ステップS306では、音符データ
に含まれた臨時記号データ(ksf)が3であるか否
か、即ち臨時記号があるか否かが判断される。臨時記号
データ(ksf)が3でない(臨時記号がある)と判断
された場合は、ステップS307に進み、その臨時記号
データ(ksf)に対応する臨時記号を表示してステッ
プS308に進む。一方、臨時記号データ(ksf)が
3である(臨時記号がない)と判断された場合は、その
ままステップS308に進む。
【0048】ステップS308では、黒鍵テーブル(図
15参照)の、ノートナンバに対応するフラグfBを参
照して、そのノートナンバに対応するフラグfBを取得
し、そのフラグfBが1であるか、あるいは0であるか
が判断される。フラグfBが0であると判断された場合
は白鍵の音符であるため、ステップS309に進み、黒
色でその音符を表示してステップS302に戻る、一
方、フラグfBが1であると判断された場合は黒鍵の音
符であるため、ステップS310に進み、赤色でその音
符を表示してステップS302に戻る。
【0049】このように第2の実施形態によれば、赤色
で表示された音符は、鍵盤のうちの黒鍵を弾くという注
意を喚起する効果が得られる。尚、この第2の実施形態
では、音符データにノートナンバを含む楽譜データを用
いたが、これらに限られることなく例えば、5線上に表
示される音符の位置を示す位置番号と、臨時記号データ
とによってノートナンバを求めるようにしてもよい。
【0050】図17は、本発明の第3実施形態の楽譜表
示装置により表示された楽譜の表示状態を示す図であ
る。第3実施形態では、図17に示すように、調号とし
てのフラット31が作用する音符32のみを赤色で表示
し、臨時記号としてのシャープ33が付された音符3
4、および1小節内の、シャープ33が作用する音符3
5を含む音符を黒色で表示する。このように、音符35
については、1小節内と近くにあり、この音符35につ
いてはシャープ33が作用することが比較的判りやすい
ため、この音符35には他の音符と同じ黒色で表示し、
調号としてのフラット31が作用する音符32のみ赤色
で表示することにより、初心者に対する注意を喚起する
ことができ、従って読譜上の負担を軽減することができ
る。
【0051】尚、本実施形態では、楽譜データのノート
ナンバからノートテーブルを参照して変化記号を取得し
たが、あらかじめ変化記号データが含まれている楽譜デ
ータを使用し、その変化記号データに対応する変化記号
を取得してもよい。さらに、変化記号データは、臨時記
号データのみ含むようなものであってもよい。また、本
実施形態では、各調性ごとにノートテーブルを持ってい
たが、ノートテーブルとして、例えばハ長調のテーブル
を1つ用意しておき、調性データによって楽譜データの
ノートナンバをハ長調に正規化してノートテーブルを作
成し、そのノートテーブルを参照するようにしてもよ
い。
【0052】また、長調と短調では、臨時記号の表示の
仕方が異なることから、長調と短調とで別のノートテー
ブルを持つようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
変化記号で指示される音符を他の音符と区別できるた
め、注意をその音符にのみ払えばよく、従って初心者に
対する読譜上の負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の楽譜表示装置のブロッ
ク図である。
【図2】図1に示す操作子群に備えられた操作パネルを
示す図である。
【図3】図1に示す表示部に表示された楽譜の表示状態
の一例を示す図である。
【図4】図3に示す楽譜の表示状態とは異なる楽譜の表
示状態を示す図である。
【図5】図1に示す楽譜表示装置に用いられる楽譜デー
タの構成を示す図である。
【図6】図5に示す楽譜データのうちの調整データを示
す図である。
【図7】へ長調の1オクターブ分のノートテーブルを示
す図である。
【図8】5線上の、図7に示すノートテーブルの位置番
号(Pos)で指定される位置を示す図である。
【図9】変化記号と、それら変化記号に対応する変化記
号データを示す図である。
【図10】ワークテーブルレジスタを示す図である。
【図11】図1に示す楽譜表示装置のメインルーチンの
フローチャートである。
【図12】図11に示すメインルーチンにおける楽譜表
示ルーチンのフローチャートである。
【図13】本発明の第2実施形態の楽譜表示装置に用い
られる楽譜データを示す図である。
【図14】図13に示す楽譜データのうちの臨時記号デ
ータを示す図である。
【図15】本発明の第2実施形態の楽譜表示装置に用い
られる黒鍵テーブルを示す図である。
【図16】本発明の第2実施形態の楽譜表示装置の楽譜
表示ルーチンを示す図である。
【図17】本発明の第3実施形態の楽譜表示装置により
表示された楽譜の表示状態を示す図である。
【図18】従来の楽譜表示装置により表示された、ヘ長
調音階の楽譜を示す図である。
【符号の説明】
11 CPU 12 RAM 13 ROM 14 FD部 15 表示部 16 操作子群 17 データバス 21 色音符スイッチ 22 変化記号スイッチ 23,24 ページ送りスイッチ 31,41,102,142 フラット 32,34,35 音符 33,42,104,144 シャープ 51,131 拍子データ 52_1,52_2,132_1,132_2 タイミ
ング 53,133 調整データ 54,134 音符データ 54a 音高データ 54b,134d 符長データ 54c,134e その他のデータ 81,151 ノートナンバ領域 82,111 位置番号領域 83 変化記号データ領域 84 臨時記号フラグ領域 91 下第一線 92 下第一間 93 第一線 94 第一間 95 第二線 96 第二間 97 第三線 98 第三間 101,141 ダブルフラット 103,143 ナチュラル 105,145 ダブルシャープ 112 ワーキング値領域 134a ノートナンバ 134b 位置番号 134c 臨時記号データ 152 黒鍵フラグ領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽譜をあらわす楽譜データに基づく楽譜
    を表示する楽譜表示装置において、 楽譜データ中の変化記号をあらわすデータに基づいて、
    5線上の表示位置に相当するハ長調のスケール音の音高
    とは異なる音高で演奏される第1の種類の音符を検出す
    る検出手段、 楽譜データに基づく楽譜を表示するにあたり、前記検出
    手段により検出された音符の表示態様と、5線上の表示
    位置に相当するハ長調のスケール音の音高で演奏される
    第2の種類の音符の表示態様とが同一である第1の表示
    モードと、前記第1の種類の音符の表示態様と前記第2
    の種類の音符の表示態様とが互いに異なる第2の表示モ
    ードとを自在に切り換える表示モード切換手段、および
    前記表示モード切換手段により指示された表示モードの
    楽譜を表示する楽譜表示手段を備えたことを特徴とする
    楽譜表示装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段が、前記第1の種類の音符
    を検出するにあたり、該第1の種類の音符が該第1の種
    類の5線上の表示位置と同一の位置に表示される第2の
    種類の音符の音高よりも低い音高で演奏される音符であ
    るか、あるいは該第2の種類の音符の音高よりも高い音
    高で演奏される音符であるかを識別するものであって、 前記表示手段が、前記第2の表示モードの楽譜を表示す
    るにあたり、前記第1の種類の音符を前記第2の種類の
    音符の表示態様とは異なる表示態様であるとともに、前
    記低い音高で演奏される音符と前記高い音高で演奏され
    る音符についても相互に異なる表示態様で表示するもの
    であることを特徴とする請求項1記載の楽譜表示装置。
  3. 【請求項3】 楽譜をあらわす楽譜データに基づく楽譜
    を表示する楽譜表示装置において、 楽譜データ中の変化記号をあらわすデータに基づいて、
    5線上の表示位置に相当するハ長調のスケール音の音高
    とは異なる音高で演奏される第1の種類の音符を検出す
    る検出手段、 調号および臨時記号が楽譜の表示規則に基づいて表記さ
    れた楽譜を表示する第1の表示モードと、前記検出手段
    により検出された第1の種類の音符それぞれに、該第1
    の種類の音符それぞれに作用する変化記号に相当する記
    号を付して表示する第3の表示モードとを自在に切り換
    えるモード切換手段、および前記モード切換手段により
    切り換えられた表示モードに応じた表示モードの楽譜を
    表示する楽譜表示手段を備えたことを特徴とする楽譜表
    示装置。
  4. 【請求項4】 楽譜をあらわす楽譜データに基づく楽譜
    を表示する楽譜表示装置において、 楽譜データ中の調号をあらわすデータに基づいて、該調
    号に起因して、5線上の表示位置に相当するハ長調のス
    ケール音の音高とは異なる音高で演奏される第1のグル
    ープの音符を検出する検出手段、 楽譜データに基づく楽譜を表示するにあたり、前記検出
    手段で検出された前記第1のグループの音符の表示態様
    と、該第1のグループに属する音符以外の音符からなる
    第2のグループの表示態様とが同一である第4の表示モ
    ードと、前記第1のグループの音符の表示態様と前記第
    2のグループの表示態様とが互いに異なる第5の表示モ
    ードとを自在に切り換えるモード切換手段、および前記
    表示モード切換手段により指示された表示モードの楽譜
    を表示する楽譜表示手段を備えたことを特徴とする楽譜
    表示装置。
  5. 【請求項5】 楽譜をあらわす楽譜データに基づく楽譜
    を表示する楽譜表示装置において、 楽譜データから、ハ長調のスケール音の音高とは異なる
    音高で演奏される第3の種類の音符を検出する検出手
    段、 楽譜データに基づく楽譜を表示するにあたり、前記検出
    手段により検出された第3の種類の音符の表示態様と、
    ハ長調のスケール音の音高で演奏される第4の種類の音
    符の表示態様とが同一である第6の表示モードと、前記
    第3の種類の音符の表示態様と、前記第4の種類の音符
    の表示態様とが互いに異なる第7の表示モードとを自在
    に切り換える表示モード切換手段、および前記表示モー
    ド切換手段により指示された表示モードの楽譜を表示す
    る楽譜表示手段を備えたことを特徴とする楽譜表示装
    置。
JP11207797A 1997-04-30 1997-04-30 楽譜表示装置 Withdrawn JPH10301478A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009031483A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 楽譜表示装置および楽譜表示用プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009031483A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 楽譜表示装置および楽譜表示用プログラム

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