JPH10301348A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10301348A
JPH10301348A JP9124781A JP12478197A JPH10301348A JP H10301348 A JPH10301348 A JP H10301348A JP 9124781 A JP9124781 A JP 9124781A JP 12478197 A JP12478197 A JP 12478197A JP H10301348 A JPH10301348 A JP H10301348A
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JP
Japan
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roller
transfer
recording paper
image
unit
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Application number
JP9124781A
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Inventor
Kazuto Kishi
和人 岸
Takeshi Takemoto
武 竹本
Takashi Kimura
隆 木村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録用紙が定着部で引っ張られ転写部における
トナー像の転写位置がずれることを防ぎ、かつ定着部の
発熱ロ−ラに高精度の加工を施すことなしで良質な画像
を得る。 【解決手段】画像形成・転写部1で感光体3上にトナ−
像を形成し、形成したトナ−像を転写部6で記録用紙8
に転写しているときに、感光体3の線速度を常時検出す
る。定着部2の加圧ローラ22と発熱ローラ21の線速
度を検出した感光体3の線速度と一致させるように制御
して、定着部2における記録用紙8の搬送速度V2を画
像形成・転写部1における記録用紙8の搬送速度V1と
一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式の
プリンタ、複写機等の画像形成装置、特に記録媒体に形
成する画像の品質向上と装置のコスト削減に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年の電子写真方式を利用した画像形成
装置の小型化に伴い、図7の構成図に示すように転写部
6と定着部2との距離H1が記録用紙1の長さH2より
も短くなってきている。この状態において、転写部6で
感光体3に形成されたトナー像を記録用紙8に転写して
いるときに、記録用紙8の先端部が定着部2の発熱ロー
ラ21と加圧ローラ22の間に入ったとき、転写部6の
用紙搬送速度V1が定着部2の用紙搬送速度V2と比べ
遅い場合には、記録用紙8が定着部2で引っ張られるた
め転写部6において記録用紙8に対するトナー像の転写
位置にずれが生じ、転写した画像の画質が劣化するおそ
れがあった。また、逆に転写部6の用紙搬送速度V1が
定着部2の用紙搬送速度V2と比べ速い場合には記録用
紙8が撓んでシワが発生し用紙ジャム等が発生するおそ
れがあった。
【0003】これらの不具合を改善するためには転写部
6と定着部2における記録用紙8の搬送速度を高い精度
で同期を取る必要がある。転写部6と定着部2における
記録用紙8の搬送速度を一致させるために、例えば特開
平4-270353号公報等に示されているように、感光体3と
定着部2の発熱ローラ21の外径を同じにして発熱ロー
ラ21の線速度を感光体3の線速度と一致させるように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら画像形成
するときに感光体に対して帯電,光書込,現像,転写,
クリ−ニング等の各種の工程を行うため、感光体の外径
をある程度大きくする必要があり、この感光体の外径と
定着部の発熱ロ−ラの外径を同じにすると画像形成装置
が大型化するとともに発熱ロ−ラの加熱効率が悪化して
消費電力の増加は避けられない。
【0005】また、感光体の線速度と発熱ロ−ラの線速
度を精度良く一致させるためには、発熱ロ−ラの外径を
感光体の外径と同様に高精度に加工する必要があり、切
削や研磨が容易でなく発熱ロ−ラの加工費用が増大して
しまう。さらにセラミックス等のように要求される加工
精度を出すことが困難な材料は使用できず、ガラスなど
を使用した場合は、研磨により強度が低下してしまうと
いう短所があった。
【0006】この発明はかかる短所を改善するためにな
されたものであり、簡単な構成でかつ定着部の発熱ロ−
ラに高精度の加工を施すことなしで良質な画像を得るこ
とができる画像形成装置を得ることを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像形成
装置は、像担持体に形成された現像剤像を記録媒体に転
写する転写部と、発熱ローラと加圧ローラを有し、現像
剤像が転写された記録媒体を加熱、加圧して現像剤像を
記録媒体に定着する定着部とを有する画像形成装置にお
いて、転写部における記録媒体の搬送速度と一致するよ
うに定着部の加圧ローラ又は発熱ローラの周速度を制御
することを特徴とする。
【0008】上記転写部に記録媒体を像担持体に圧接す
る押圧手段を設けることが望ましい。この押圧手段を像
担持体に圧接された転写ロ−ラで構成すると良い。
【0009】また、上記押圧手段を像担持体に圧接され
た転写ベルトで構成しても良い。
【0010】さらに、上記定着部の加圧ローラ又は発熱
ローラを伝達する駆動トルクを制限するトルク制限手段
を介して駆動源に接続することが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の画像形成装置は画像形
成・転写部と定着部とを有する。画像形成・転写部は電
子写真方式で感光体に静電潜像を形成し、形成した静電
潜像を可視化して記録用紙に転写する。定着部は発熱ロ
ーラと発熱ローラに対向配置された加圧ローラとを有
し、トナー像が転写された記録用紙を加熱,加圧してト
ナー像を記録用紙に定着する。
【0012】そして画像形成・転写部で感光体上にトナ
−像を形成し、形成したトナ−像を転写部で記録用紙に
転写しているときに、回転している感光体の線速度、す
なわち画像形成・転写部における記録用紙の搬送速度を
常時検出し、定着部の加圧ローラと発熱ローラの線速度
を検出した感光体の線速度と一致させるように制御す
る。このように定着部の加圧ローラと発熱ローラの線速
度を常に感光体の線速度と一致させるから、定着部にお
ける記録用紙の搬送速度を画像形成・転写部における記
録用紙の搬送速度と一致させることができ、トナ−像を
転写中の記録用紙を定着部で引っ張ること無しで搬送す
ることができる。したがって転写部におけるトナー像の
転写ずれは生じなく、良質な画像を記録用紙に転写する
ことができる。また、転写部と定着部との間で記録用紙
が撓むことなしで搬送されるから、記録用紙にシワが発
生して用紙ジャム等が生じることを防ぐことができ、記
録用紙を安定して搬送することができる。
【0013】上記のように定着部における記録用紙の搬
送速度を画像形成・転写部における記録用紙の搬送速度
と一致させて制御しているときに、転写部に記録用紙を
感光体に圧接する押圧手段を設け、定着部の加圧ロ−ラ
を駆動して発熱ロ−ラを加圧ロ−ラの回転に連れ回りし
て回転するようにすると良い。このように転写部で記録
用紙を感光体の表面に圧接することにより、定着部の加
圧ローラと発熱ローラの線速度が変動して所定の値より
早くなったときに、加圧ローラと記録用紙との間に滑り
が生じ、定着部における記録用紙の搬送速度を画像形成
・転写部における記録用紙の搬送速度と一致させること
ができ、加圧ローラと発熱ローラの表面の加工精度等に
よって加圧ローラと発熱ローラの線速度が変動しても、
その影響を受けずに良質な画像を記録用紙に転写して定
着することができる。
【0014】この押圧手段を転写時に感光体に転写ロ−
ラや転写ベルトで構成することにより、転写部の構成を
簡略化することができる。
【0015】さらに、定着部の加圧ロ−ラと駆動部との
間にトルク制限手段を設けて加圧ローラと発熱ローラの
線速度の変動を吸収と、定着部における記録用紙の搬送
速度と転写部における記録用紙の搬送速度に差が生じて
加圧ロ−ラの回転トルクが変動しても、その変動をトル
ク制限手段で吸収するから、定着部における記録用紙の
搬送速度を転写部における記録用紙の搬送速度と一致さ
せることができる。
【0016】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成を示す構成
図である。図に示すように、画像形成装置は、画像形成
・転写部1と定着部2とを有する。画像形成・転写部1
は感光体3と、感光体3に形成する画像に応じたレーザ
光を照射して静電潜像を形成する潜像形成部4と、感光
体3上の静電潜像を現像剤である例えばトナー又はキャ
リアを含むトナーを用いて可視化する現像部5と、感光
体3上の可視画像をタイミングロ−ラ7により搬送され
た記録用紙8に転写する転写部6を有する。この画像形
成・転写部1を駆動制御部9からの制御信号により駆動
する転写駆動部10は例えば複数のモータと、各モータ
が発生した駆動トルクを感光体3及び記録用紙8を搬送
するタイミングローラ7等に伝達するベルト又はギヤ等
からなり、画像形成時に感光体3を時計方向Aに回転さ
せる。この感光体3が回転するときの線速度、すなわち
画像形成・転写部1における記録用紙8の搬送速度V1
を速度検出部11で検出する。転写部6は記録用紙8を
感光体3と挾むように配置された転写チャ−ジャ61を
有する。
【0017】定着部2は例えばアルミあるいは鉄又はそ
れらの合金を用いて形成したローラの最外周に記録用紙
3に付着したトナーとの離型性を高めるためのフッ素樹
脂層を形成し、ローラ内部に発熱体であるハロゲンヒー
タを内蔵した発熱ローラ21と、発熱ローラ21に対向
配置され、例えば鉄等を用いて形成した軸芯に耐熱性の
あるシリコンゴムで形成した加圧ローラ22とを有し、
転写部6によってトナー像が転写された記録用紙8を加
熱、加圧してトナー像を記録用紙8に定着する。なお、
加圧ローラ22はローラの最外周に記録用紙8との離型
性を高めるためフッ素樹脂層を形成することと良い。
【0018】駆動制御部9は速度検出部11で検出した
画像形成・転写部1における記録用紙8の搬送速度V1
と一致するように定着部2の加圧ローラ22又は発熱ロ
ーラ21の線速度を可変する制御信号を送出する。定着
部駆動部12は例えば加圧ローラ22又は発熱ローラ2
1の端部に固定したギヤ群と、ギヤ群に連結された駆動
モータを有し、駆動制御部9から送られた制御信号にし
たがって加圧ローラ22と発熱ローラ21の周速度を可
変する。
【0019】上記のように構成した画像形成装置におい
て、画像形成・転写部1で感光体3上にトナ−像を形成
し、形成したトナ−像を転写部6で記録用紙8に転写し
ているときに、速度検出部8は回転している感光体3の
線速度、すなわち画像形成・転写部1における記録用紙
8の搬送速度V1を常時検出して駆動制御部9に送る。
駆動制御部9は定着部2の加圧ローラ22と発熱ローラ
21の線速度V2を送られた感光体3の線速度と一致さ
せる制御信号を定着部駆動部12に送る。定着部駆動部
12の駆動モ−タは送られた制御信号により回転し、加
圧ローラ22と発熱ローラ21の線速度を感光体3の線
速度と一致させる。
【0020】このようにして定着部2の加圧ローラ22
と発熱ローラ21の線速度を感光体3の線速度と一致さ
せるから、定着部2における記録用紙8の搬送速度V2
を画像形成・転写部1における記録用紙8の搬送速度V
1と一致させることができ、転写部6でトナ−像を転写
中の記録用紙8を定着部2で引っ張ること無しで搬送す
ることができる。したがって転写部6におけるトナー像
の転写ずれは生じなく、良質な画像を記録用紙8に転写
することができる。また、転写部6と定着部2との間で
記録用紙8が撓むことなしで搬送されるから、記録用紙
8にシワが発生して用紙ジャム等が生じることを防ぐこ
とができ、記録用紙8を安定して搬送することができ
る。
【0021】上記のように定着部2の加圧ローラ22と
発熱ローラ21の線速度を感光体3の線速度と一致させ
るようにしても、加圧ローラ22と発熱ローラ21の表
面や外径の加工精度によっては、定着部2における記録
用紙8の搬送速度V2が変動する場合がある。そこで図
2に示すように、転写部6に転写チャ−ジャ61より上
流側に記録用紙8を感光体3に圧接する接触押圧部62
を設け、定着部2の加圧ロ−ラ22を駆動して発熱ロ−
ラ21は加圧ロ−ラ22の回転に連れ回りして回転する
ようにすると良い。この接触押圧部62は一様な外径を
有する押圧ロ−ラ又は複数の円筒コロを有する押圧ロ−
ラ621と、押圧ロ−ラ621を感光体3の表面に押圧
するバネとソレノイド等からなる押圧機構622とで構
成されている。押圧ロ−ラ621は表面にゴム層を有す
る。そして感光体3に形成されたトナ−像を記録用紙8
に転写するときに、押圧ロ−ラ621により記録用紙8
を感光体3の表面に圧接する。このように転写部6で記
録用紙8を感光体3の表面に圧接するから、定着部2の
加圧ローラ22と発熱ローラ21の線速度が変動して所
定の値より早くなったときに加圧ローラ22と記録用紙
8との間に滑りが生じ、定着部2における記録用紙8の
搬送速度V2を画像形成・転写部1における記録用紙8
の搬送速度V1と一致させることができる。また、この
とき定着部2の加圧ローラ22と記録用紙8との間には
滑りが生じるが、発熱ロ−ラ21は記録用紙8と連れ回
りするから、記録用紙8に形成されたトナ−像がずれる
ことを防ぐことができる。
【0022】したがって加圧ローラ22と発熱ローラ2
1の表面や外径の加工精度によって加圧ローラ22と発
熱ローラ21の線速度が変動しても、その影響を受けず
に良質な画像を記録用紙8に転写して定着することがで
きる。さらに、記録用紙8を押圧ロ−ラ621で感光体
3の表面に圧接するときに、押圧ロ−ラ621の表面に
ゴム層を有するから、記録用紙8を圧接する力を高める
ことができる。また、押圧ロ−ラ621が転写チャ−ジ
ャ61の上流側にあり、感光体3の回転に連れ回りする
から記録用紙8に転写されたトナ−像を乱さずにすむ。
【0023】上記実施例は、転写部6に転写チャ−ジャ
61と接触押圧部62を設けた場合について説明した
が、転写部6に転写ロ−ラ63と転写時に転写ロ−ラ6
3を感光体3の表面に圧接するソレノイド等を有する圧
接手段64を設けても良い。転写ロ−ラ63は導電ゴム
等を用いて形成した導電ローラ又は導電ゴムの上に誘電
体層を形成した誘電ローラからなり、転写時に転写バイ
アスが印加される。この転写ロ−ラ63は転写時に記録
用紙8を感光体3の表面に圧接しながら感光体3の回転
に連れ回りして感光体3上のトナ−像を記録用紙8に転
写する。したがってトナ−像を記録用紙8に転写中は、
記録用紙8を感光体3の線速度と同じ搬送速度V1で移
動することができ、ずれのない良質なトナ−像を記録用
紙8に安定して転写することができる。
【0024】また、転写部6に、図4に示すように、記
録用紙8の搬送方向に沿って配置された駆動ロ−ラ65
と従動ロ−ラ66に巻回された無端の転写ベルト67を
使用しても良い。この転写ベルト67は記録用紙8と接
触する面が誘電体フィルムで形成され、その裏面が導電
処理され、転写時にバイアス印加ロ−ラ68により転写
バイアスが印加される。この転写ロ−ラ67を転写時に
感光体3の表面に圧接して感光体3の線速度と同じ速度
で移動させながら記録用紙8を静電吸着して搬送し、記
録用紙8にトナ−像を転写する。このように記録用紙8
を静電吸着して搬送するから、定着部2の加圧ローラ2
2と発熱ローラ21の線速度が変動しても、その影響を
受けずに記録用紙8を搬送することができ、良質な画像
を記録用紙8に転写することができる。
【0025】上記各実施例は転写部6で記録用紙8を感
光体3の表面に圧接して、定着部2の加圧ローラ22と
発熱ローラ21の線速度が変動しても、その影響を受け
ずに記録用紙8を搬送してトナ−像を転写する場合につ
いて説明したが、図5に示すように、定着部2の加圧ロ
−ラ22と定着部駆動部12との間にトルク制限手段1
3を設けて加圧ローラ22と発熱ローラ21の線速度の
変動を吸収するようにしても良い。このトルク制限手段
13は例えばトルクリミッタからなり、図6の断面図に
示すようにベルト又はギヤ等121を介してモータから
送られた駆動トルクT1を伝達するトルク入力部131
と、加圧ローラ22の軸に連結されたトルク出力部13
2とを有し、加圧ローラ22の回転トルクがあらかじめ
定めた設定値を超えたときに、トルク入力部131とト
ルク出力部132との間で滑りを生じ、加圧ローラ22
の回転トルクを制限する。したがって、加圧ローラ22
と発熱ローラ21の線速度が変動して、定着部2におけ
る記録用紙8の搬送速度と転写部6における記録用紙8
の搬送速度に差が生じて加圧ロ−ラ22の回転トルクが
変動しても、その変動をトルク制限手段13で吸収する
から、定着部2における記録用紙8の搬送速度を転写部
6における記録用紙8の搬送速度と一致させることがで
きる。
【0026】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、感光体
上にトナ−像を形成し、形成したトナ−像を記録用紙に
転写しているときに、回転している感光体の線速度、す
なわち画像形成・転写部における記録用紙の搬送速度を
常時検出し、定着部の加圧ローラと発熱ローラの線速度
を検出した感光体の線速度と一致させるように制御する
から、トナ−像を転写中の記録用紙を定着部で引っ張る
こと無しで搬送することができ、転写部におけるトナー
像の転写ずれは生じなく、良質な画像を記録用紙に転写
することができる。また、転写部と定着部との間で記録
用紙が撓むことなしで搬送されるから、記録用紙にシワ
が発生して用紙ジャム等が生じることを防ぐことがで
き、記録用紙を安定して搬送することができる。
【0027】また、転写時に転写部で記録用紙を感光体
の表面に圧接することにより、定着部の加圧ローラと発
熱ローラの線速度が変動して所定の値より早くなったと
きに、加圧ローラと記録用紙との間に滑りが生じ、定着
部における記録用紙の搬送速度を画像形成・転写部にお
ける記録用紙の搬送速度と一致させることができ、加圧
ローラと発熱ローラの表面の加工精度等によって加圧ロ
ーラと発熱ローラの線速度が変動しても、その影響を受
けずに良質な画像を記録用紙に転写して定着することが
できる。したがって定着部の加圧ローラと発熱ローラの
表面をそれほど高精度に加工する必要はなく、定着部の
価格を低減することができる。
【0028】さらに、転写時に感光体に記録用紙を転写
ロ−ラや転写ベルトで圧接することにより、転写部の構
成を簡略化することができ、転写部の価格を低減するこ
とができる。さらに、転写ベルトを使用することにより
画像形成を高速化することができる。
【0029】また、定着部の加圧ロ−ラと駆動部との間
にトルク制限手段を設けて加圧ローラと発熱ローラの線
速度の変動を吸収と、定着部における記録用紙の搬送速
度と転写部における記録用紙の搬送速度に差が生じて加
圧ロ−ラの回転トルクが変動しても、その変動をトルク
制限手段で吸収するから、定着部における記録用紙の搬
送速度を転写部における記録用紙の搬送速度と一致させ
ることができる。また、加圧ローラと発熱ローラの外径
精度が搬送速度に影響しないから加圧ローラと発熱ロー
ラをより安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成を示す構成図である。
【図2】第2の実施例を示す構成図である。
【図3】第3の実施例を示す構成図である。
【図4】第4の実施例を示す構成図である。
【図5】第5の実施例を示す構成図である。
【図6】トルク制限手段の概要を示す断面図である。
【図7】従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 画像形成・転写部 2 定着部 3 感光体 6 転写部 8 記録用紙 9 駆動制御部 10 転写駆動部 11 速度検出部 12 定着部駆動部 13 トルク制限手段 21 発熱ローラ 22 加圧ローラ 61 転写チャ−ジャ 62 接触押圧部 63 転写ロ−ラ 67 転写ベルト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に形成された現像剤像を記録媒
    体に転写する転写部と、発熱ローラと加圧ローラを有
    し、現像剤像が転写された記録媒体を加熱、加圧して現
    像剤像を記録媒体に定着する定着部とを有する画像形成
    装置において、 転写部における記録媒体の搬送速度と一致するように定
    着部の加圧ローラ又は発熱ローラの周速度を制御するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記転写部に記録媒体を像担持体に圧接
    する押圧手段を設けた請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記押圧手段が像担持体に圧接された転
    写ロ−ラである請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記押圧手段が像担持体に圧接された転
    写ベルトである請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記定着部の加圧ローラ又は発熱ローラ
    を伝達する駆動トルクを制限するトルク制限手段を介し
    て駆動源に接続した請求項2又は3記載の画像形成装
    置。
JP9124781A 1997-04-30 1997-04-30 画像形成装置 Pending JPH10301348A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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