JPH10300865A - 目覚まし時計 - Google Patents

目覚まし時計

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Publication number
JPH10300865A
JPH10300865A JP11250597A JP11250597A JPH10300865A JP H10300865 A JPH10300865 A JP H10300865A JP 11250597 A JP11250597 A JP 11250597A JP 11250597 A JP11250597 A JP 11250597A JP H10300865 A JPH10300865 A JP H10300865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alarm
snooze
clock
alarm sound
piezoelectric buzzer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11250597A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Makuta
俊一 幕田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP11250597A priority Critical patent/JPH10300865A/ja
Publication of JPH10300865A publication Critical patent/JPH10300865A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通常の汎用部品であって、容易に時計本体に設
置可能で、薄型で、低製造コストで製造され、スヌーズ
動作を操作性よく適確に行なうことが可能なスヌーズス
イッチを有する目覚まし時計を提供する。 【解決手段】 時計筺体1板面に設けた操作部20の操
作により、操作部20の裏面の圧電部21の圧電ブザー
3からスヌーズ制御回路5に駆動信号が出力され、スヌ
ーズ制御回路5から出力される制御信号により、時計回
路6のアラーム制御回路から制御信号が出力され、アラ
ーム音発生器のアラーム音の発生が、所定時間の間停止
される。時計筺体1の裏面に汎用部品である圧電ブザー
3を含む圧電部21を時計の外観美を損なわずに配置で
き、スヌーズ制御回路5も通常の汎用部品を使用し低製
造コストで製造でき、スヌーズ操作も時計筺体1の板面
の操作部の叩打によって行なうことができ、アラーム音
を所定時間停止して、就寝者に目覚めを促すスヌーズ動
作を適確に行なうことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スヌーズ機能を備
えた目覚まし時計に関する。
【0002】
【従来の技術】目覚まし時計では、予め設定した時刻に
なるとアラーム音制御手段が作動し、アラーム音発生器
によってアラーム音が発生し、就寝者を目覚め状態に誘
導する動作が行なわれる。この場合、就寝者が聴覚的に
アラーム音を確認できる状態から、完全な目覚め状態と
なるまでの誘導をスムーズに行なうために、スヌーズ機
能を備えた目覚まし時計が広く利用されている。このス
ヌーズ機能を備えた目覚まし時計では、アラーム音の発
生を聴覚的に認識した就寝者がスヌーズスイッチを操作
すると、アラーム音が所定時間の間一時的に停止し、こ
の所定時間の間に就寝者が目覚め状態に誘導されること
を狙っている。そして、所定時間内に目覚め状態に達し
ない就寝者に対しては、所定時間経過後にアラーム音を
再び発生し、スヌーズスイッチが操作されるまで、アラ
ーム音の発生を継続して就寝者を目覚め状態に誘導す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の目覚まし
時計では、就寝者はアラーム音を聴覚的に確認して、時
計筺体に手を延ばし、スヌーズスイッチの位置を確認し
てスイッチ操作を行なうことが必要で、操作が不便で煩
わしいという問題があった。これに対して、タッチセン
サや振動センサを組み込んだ目覚まし時計も提案されて
いるが、特殊仕様のタッチセンサや振動センサを使用す
る必要があり、内部回路も複雑となり、製造コストの上
でも問題が生じる。
【0004】本発明は、前述したようなこの種の目覚ま
し時計の動作の現状に鑑みてなされたものであり、その
目的は、通常の汎用部品であって、容易に時計本体に設
置可能で、薄型で、低製造コストで製造され、スヌーズ
動作を操作性よく適確に行なうことが可能なスヌーズス
イッチを有する目覚まし時計を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、予め設定した所定時刻になると、アラー
ム音発生器を制御してアラーム音を発生させるアラーム
制御手段と、利用者の操作により作動し、前記アラーム
制御手段に対して、前記アラーム音発生器によるアラー
ム音の発生を、所定時間の間一時的に停止させるスヌー
ズ制御手段とを備えた目覚まし時計であって、時計筺体
の板面に設けられ、前記スヌーズ制御手段に駆動信号を
出力し、前記アラーム制御手段に対して、前記アラーム
音発生器のアラーム音の発生を停止する制御信号を出力
させる圧電ブザーを有する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態を
図1ないし図4を参照して説明する。図1は本実施の形
態の要部の構成を示す説明図であり、図2は本実施の形
態の圧電ブザーの時計筺体への取り付けの説明図であ
り、図3は本実施の形態の圧電ブザーの時計筺体への他
の取り付けの説明図であり、図4は本実施の形態の圧電
ブザーの動作の説明図である。
【0007】本実施の形態では、図2あるいは図3に示
すように、時計筺体1の板面に利用者が叩打する操作部
20が設けられ、この操作部20の裏面に、操作部20
を叩打した振動を伝達する伝達部材2と、伝達部材2か
ら伝達された振動によって電圧を発生する圧電ブザー3
とからなる圧電部21が貼着固定されている。図1に示
すように、圧電ブザー3には、アラーム制御回路の動作
を制御するスヌーズ制御回路5が接続され、スヌーズ制
御回路5には、アラーム音発生器及びアラーム制御回路
を含む時計回路6が接続されている。
【0008】圧電ブザー3の特徴としては、汎用部品で
安価であること、厚さが薄いこと、伝達部材2に接着剤
等の接着手段によって容易に設置できること等があげら
れる。図1に示すように、圧電ブザー3の出力端子は、
スヌーズ制御回路5において、一方の入力端子に所定の
バイアス電圧が印加されたNAND回路8の他方の入力
端子に接続され、該入力端子とアース間には、陽極側を
アースしたダイオード7bと抵抗10との並列接続回路
が接続され、また該入力端子とバイアス電源間には、陰
極側をバイアス電源側にしてダイオード7aが接続され
ている。NAND回路8の出力端子は、エミッタに所定
のバイアス電圧が印加されたトランジスタ11のベース
に接続され、トランジスタ11のコレクタとアース間に
は、抵抗12とコンデンサ13との並列回路が接続さ
れ、トランジスタ11のコレクタは、またNAND回路
14の各入力端子に、それぞれ分岐して接続されてい
る。そして、NAND回路14の出力端子は、トランジ
スタ15のベースに接続され、トランジスタ15のエミ
ッタには、所定のバイアス電圧が印加され、コレクタと
アース間には、抵抗16、鳴止スイッチ17及び目安ス
イッチ18の直列接続回路が接続されており、トランジ
スタ15のコレクタが時計回路6に接続されている。
【0009】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。時計筺体1の操作部20が操作されない状態で
は、NAND8の一方の入力端子の信号は、バイアス電
圧により論理値“1”となっているが、他方の入力端子
の信号の論理値は“0”であり、NAND回路8の出力
端子の信号の論理値は“1”となり、トランジスタ11
はOFF状態となり、NAND回路14の入力端子の信
号の論理値が何れも“0”となり、NAND回路14の
出力端子の信号の論理値は“1”となる。このためにト
ランジスタ15はOFF状態となるので、鳴止スイッチ
17,18がON状態にあるときは、時計回路6の入力
端子t1の信号の論理値は“0”となる。この状態で
は、時計回路6において、アラーム制御回路からは、ア
ラーム音発生器のアラーム音を停止させる制御信号は出
力されない。予め設定された所定時刻になると、時計回
路6においては、アラーム制御回路によって、アラーム
音発生器が作動されアラーム音が発生する。
【0010】このアラーム音を聴覚的に認識した就寝中
の利用者が、時計筺体1の表面の操作部20を叩打する
と、圧電ブザー3からは叩打による振動により電圧が発
生して、信号がスヌーズ制御回路5に入力される。この
信号は、ダイオード7a、7bによって、アース電位と
バイアス電圧との間でクリップ処理され、NAND回路
8の圧電ブザー3に接続された入力端子の信号の論理値
が“1”となり、NAND回路8の出力端子の信号の論
理値が“0”となり、トランジスタ11はON状態にな
る。トランジスタ11がON状態になると、コンデンサ
13を充電して、NAND回路14の入力端子の信号の
論理値は、何れも“1”となるので、NAND回路14
の出力端子の信号の論理値は“0”となる。従って、操
作部20の叩打に対応して、所定時間の間トランジスタ
15がON状態となり、この状態ではONされている鳴
止スイッチ17と目安スイッチ18、及び抵抗16を通
って電流が流れ、時計回路6の入力端子t1の信号の論
理値が“1”となる。
【0011】このようにして、時計回路6の入力端子t
1の信号の論理値が“1”となると、時計回路6におい
て、アラーム制御回路からは、アラーム音発生器のアラ
ーム音を停止させる制御信号が出力され、操作部20の
叩打に対応して、アラーム音発生器からのアラーム音の
発生が停止される。そして、所定時間の間に就寝者が目
覚め状態に誘導され、鳴止スイッチ17をOFF操作す
ることにより、その後のアラーム音発生器の鳴動は行な
われない。一方、所定時間内に目覚め状態に達しない就
寝中の利用者に対しては、所定時間経過後に、アラーム
音発生器からアラーム音が再び発生し、利用者が操作部
20を再び叩打するまで、アラーム音の発生を継続して
就寝中の利用者を目覚め状態に誘導する。
【0012】本実施の形態では、図2に示す構成の場合
には、時計筺体1の互いに直交して隣接する2つの板面
に操作部20が設けられ、それぞれの操作部20の裏面
に、時計筺体1の外観美を損なうことなく、伝達部材2
と圧電ブザー3とからなる圧電部21が取り付けられて
おり、就寝中の利用者は何れの板面の操作部20を叩打
してもよい。この場合には、図4(a)、(b)に示す
ように、何れかの操作部20を、ほぼ直角方向に力P1
で叩打すると、伝達部材2を介して圧電ブザー3には力
P2が作用し、ピエゾ効果によって圧電ブザー3から信
号が出力される。
【0013】また、図3に示す構成の場合には、時計筺
体1の互いに直交して隣接する2つの板面にわたって操
作部20が設けられ、操作部20の裏面に、時計筺体1
の外観美を損なうことなく、伝達部材2と圧電ブザー3
とからなる圧電部21が取り付けられており、就寝中の
利用者は、叩打の方向性を気にかけることなく、操作部
20を叩打することができる。この場合には、図4
(c)に示すように、任意の角度で操作部20を力P1
で叩打すると、圧電ブザー3には伝達部材2を介して、
圧電ブザー3に直角な方向の分力P2vが作用し、ピエ
ゾ効果によって圧電ブザー3から信号が出力される。
【0014】このように本実施の形態によると、時計筺
体1の板面に設けられた操作部20を叩打することによ
り、操作部20の裏面に取り付けた圧電部21の圧電ブ
ザー3からスヌーズ制御回路5に対して駆動信号が出力
され、スヌーズ制御回路5から出力される制御信号によ
って、時計回路6のアラーム制御回路から制御信号が出
力され、この制御信号によって、アラーム音発生器によ
るアラーム音の発生が、所定時間の間一時的に停止され
る。圧電部21は時計筺体1の外観美を損なうことなく
取り付けられ、汎用部品の圧電ブザー3を使用するの
で、スヌーズ制御回路5を通常の汎用部品を使用して低
製造コストで製造することができると共に、スヌーズ操
作も時計筺体1の板面の操作部の叩打により操作性よく
行なうことができ、アラーム音を所定時間停止して、就
寝中の利用者に目覚めを促すスヌーズ動作を適確に行な
うことが可能になる。また、圧電ブザー3は、厚さが薄
いので、時計筺体1の板面に粘着テープ等によって容易
に設置することができるとともに、狭小なスペースに設
置することができる。また、本実施形態では、圧電ブザ
ー3を伝達部材2を介して時計筐体の板面に設置した
が、板面に圧電ブザー3を直接粘着することも可能であ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、予め設定した所定時刻
になると、アラーム制御手段がアラーム音発生器を制御
してアラーム音が発生され、このアラーム音を聴覚的に
確認した利用者が、時計筺体の板面を叩打することによ
り、圧電ブザーからスヌーズ制御手段に対して駆動信号
が出力され、スヌーズ制御手段から出力される制御信号
によって、アラーム音発生器によるアラーム音の発生
が、所定時間の間一時的に停止される。このため、スヌ
ーズ制御手段を、汎用部品である圧電ブザーを使用して
低製造コストで製造することが可能になる。また、スヌ
ーズ動作を時計筺体板面の叩打により簡単かつ適確に行
なうことが可能になる。さらに、圧電ブザーは、厚さが
薄いため、時計の外観の装飾美感を損なわずに設置が可
能であり、任意の位置に設置が可能であり、叩打時の板
面選択の自由度を増大させ、スヌーズ操作時の操作性を
高めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の要部の構成を示す説明
図である。
【図2】同実施の形態の圧電ブザーの時計筺体への取り
付けの説明図である。
【図3】同実施の形態の圧電ブザーの時計筺体への他の
取り付けの説明図である。
【図4】同実施の形態の圧電ブザーの動作の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 時計筺体 2 伝達部材 3 圧電ブザー 5 スヌーズ制御回路 6 時計回路 20 操作部 21 圧電部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め設定した所定時刻になると、アラーム
    音発生器を制御してアラーム音を発生させるアラーム制
    御手段と、利用者の操作により作動し、前記アラーム制
    御手段に対して、前記アラーム音発生器によるアラーム
    音の発生を、所定時間の間一時的に停止させるスヌーズ
    制御手段とを備えた目覚まし時計であって、 時計筺体の板面に設けられ、前記スヌーズ制御手段に駆
    動信号を出力し、前記アラーム制御手段に対して、前記
    アラーム音発生器のアラーム音の発生を停止する制御信
    号を出力させる圧電ブザーを有する目覚まし時計。
JP11250597A 1997-04-30 1997-04-30 目覚まし時計 Pending JPH10300865A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11250597A JPH10300865A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 目覚まし時計

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JP11250597A JPH10300865A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 目覚まし時計

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Publication Number Publication Date
JPH10300865A true JPH10300865A (ja) 1998-11-13

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ID=14588340

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JP11250597A Pending JPH10300865A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 目覚まし時計

Country Status (1)

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JP (1) JPH10300865A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111459010A (zh) * 2020-05-13 2020-07-28 佛山职业技术学院 一种闹钟及控制电路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111459010A (zh) * 2020-05-13 2020-07-28 佛山职业技术学院 一种闹钟及控制电路

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