JP2636102B2 - 自動ドアの起動装置 - Google Patents

自動ドアの起動装置

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達也 有本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、ドアの両面に個別の
起動スイッチを備えた自動ドアの開閉制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】 ドアはその両側から人が出入りするた
め、起動スイッチを人が操作したことによりドアを開く
型式の自動ドアにおいてはドアの両側に個別の起動スイ
ッチを備えておかねばならず、ドアを開閉する制御機は
ドア両側のいずれの起動スイッチが操作されても直ちに
作動しなければならない。ドアが例えガラス製であって
も、木製枠、金属製枠が設けられている場合は、その枠
に電線の通る孔を貫通させ、ドア両側の起動スイッチを
並列接続すれば何ら問題はない。
【0003】しかし近年、枠がなく総ガラスのドアが普
及しつつある。しかもドアが強化ガラスの場合は、現場
でドリルを用いて取付孔、電線貫通孔を設けるための穿
孔作業をすることができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 そこで本発明は、枠
なしの総ガラス製ドアであってもドアに穿孔することな
く、子機および親機の構成を簡素化して小型軽量化する
とともに、親機に内蔵される電池の消費電力を小さくし
て電池の長寿命化をはかる、自動ドアの起動装置の提供
を解決課題とする。すなわち、子機に内蔵される電池は
子機発光素子の発光のために消費され、この発光素子は
子機の起動スイッチが押されたときのみ発光するので、
その消費電力は比較的小さいのに対し、親機は、常時、
子機からの発光信号に対し待機状態になければならない
ため、親機の消費電力が大きくなり電池の寿命を短くす
る欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明の自動ドアの起
動装置は、透光体よりなるドアの片面に子機を、他の片
面に親機を設け、子機の起動スイッチが押されたとき、
および親機の起動スイッチが押されたときに、親機がド
アを開かせる指令信号を発する装置において、上記子機
に、子機の起動スイッチが押されたとき上記ドアを透過
して発光する発光体を設け、上記親機に、上記発光体の
光を感知して受光信号を発する光起動回路と、この光起
動回路が受光信号を発したとき、および、親機の起動ス
イッチが押されたときに活性化されてドアを開かせる指
令信号を出力する出力回路部を設けたことを特徴として
いる。
【0006】
【作用】 子機の起動スイッチが操作されると子機発光
素子が発光し、その光を受光した親機の光起動回路が受
光信号を発し、この受光信号によりそれまで休止状態に
あった出力回路部が活性化されて作動を開始し、ドアの
起動信号が出力される。親機の起動スイッチが操作され
ると、受光信号の発生時と同様に、それまで休止状態に
あった出力回路部が活性化されてドアの起動信号が出力
される。
【0007】子機と親機はドアを挟んで配設されるが、
ドアの開閉状態にかかわらず常に、子機の発光素子と親
機の受光素子がガラス製ドアを挟んで対向しているの
で、子機と親機を結ぶ電氣配線の必要がなく、ドアに穿
孔する必要もない。
【0008】
【実施例】 図1に、本発明の使用状態における側面図
の断面図を示し、図2に、本発明の使用状態の正面図を
示す。枠なしの総ガラス製ドア1、1は左右両開き型で
あって、両ドア1、1は上方の水平に設けられたドアレ
ールに支持され、ドアエンジンにより開閉制御される。
ドア1、1の両面に、子機3と親機4が設けられ、ドア
エンジンケース2内に親機からの光信号を受信する受信
部5とドアの開閉を制御する制御機6が内蔵されてい
る。子機3と親機4は透明な両面テープ又は接着剤によ
りガラスドア1に接着される。
【0009】この子機3と親機4のケースの構造は、図
4に示す通り、両面テープ7によりガラスドア1に接着
される接着基板8と、その接着基板8のめねじにビス
9、9によりビス止めされる取付基板10と、4個のス
プリング11─11により弾力的に支持されたケースカ
バー12より構成されている。取付基板10には、電池
15、発光素子13または受光素子14、ケースカバー
12により作動する起動スイッチ等が配設されている。
【0010】子機3と親機4の位置関係は子機3の発光
素子13と親機4の受光素子14がガラスドア1を挟ん
で相対向しており、また、親機4の開閉位置のいかんに
かかわらず親機4の光信号を制御機の受信部5に受光さ
せるため、親機4の上側面に互に25°の開き角をもつ
3個の発光素子が配設されている。図3に本発明実施例
の回路図を示す。子機3には、起動スイッチS1 と発光
素子D1 を備えた発信部と、その電源となる電池が内蔵
されている。親機4には、受光ダイオードD2 を備えた
光起動回路41と、起動スイッチS2 と、プログラムを
記憶するROMを備えたマイコン42と、発光素子D3
を備えた送信部43と、各部へ電源供給する電池44が
内蔵されている。マイコン42、送信部43が出力回路
部を構成している。
【0011】光起動回路41は、受光時のみ起動して受
光信号Pを出力する回路であって、ベース・エミッタ電
極が受光ダイオードD2 と並列接続され、コレクタ回路
に負荷抵抗Rが接続されたトランジスタTより成り、こ
のトランジスタTは受光時のみ導通状態になってコレク
タ電極に正電位を発生し、非受光時は非導通状態にあっ
て殆んど電力を消費しない。
【0012】マイコン42は、プログラムをスタートさ
せるスタート端子、入力信号が導入される入力端子、起
動スイッチが操作されたか否かを判別する判別端子、送
信部へ出力信号を導出する出力端子、電源端子等を有
し、光起動回路41の出力信号がスタート端子および入
力端子に導入され、起動スイッチS2 の起動信号が判別
端子に導入されると共にダイオードD5 を通してスター
ト端子および入力端子にも導入されるよう接続されてい
る。
【0013】ドアエンジンケース2内には、親機3の発
光素子D3 の光信号を受信する第2の受光素子D4 を備
えた受光部5と、その受信信号を処理してリレーを駆動
しドア起動用モータを駆動させる制御機6が内蔵されて
いる。図5に、マイコンのROMに書き込まれているプ
ログラムのフローチャートを示す。スタート端子に入力
するとプログラムがスタートする。起動スイッチS2
押されず受光ダイオードD2 の受光によりスタート端子
に入力があったときは、判別端子の入力有無がNoであ
り、ステップAへ進んで入力端子の信号を読み取り、信
号の真偽が確認されてステップBへ進み出力信号が出力
される。起動スイッチS2 が押されたときは判別端子の
入力有無がYesであるから直ちにステップBへ進んで
出力信号が出力される。このプログラムがスタートして
から待機状態に戻る迄の時間は約40mSecで、スタ
ート信号が連続入力していても500mSec間隔でし
かプログラムがスタートしないよう構成されている。従
って、受信部43および発光素子D3 への通電時間も1
0〜20mSecと非常に短く、消費電力も少い。
【0014】マイコンによるプログラム制御に代えて、
例えばイネーブル端子をもつICを設け、受光信号Pに
よりそのICを活性化させて送信部43を駆動してもよ
い。
【0015】
【発明の効果】 本発明によれば、子機と親機をそれぞ
れの発光素子と受光素子が相対向する位置にガラスドア
を挟んで両面テープ等で固着するだけで、子機の起動ス
イッチ、あるいは親機の起動スイッチのいずれが操作さ
れてもドアを開成する制御機を作動させることができ、
従来のようにガラスドアに穿孔したり、ドア枠を両側に
電線を通す必要がなく、施行現場における取付作業が格
段に簡素化された。
【0016】また本発明によれば、親機が、常時受光待
機状態での電力消費が殆んどなく受光時に信号を発する
光起動回路と、その受光信号により活性化される出力回
路部を備えているので、子機の発光素子D1 の発光を待
機している状態の消費電力が格段に減少し、電池の長寿
命化をはかることができた。ちなみに、実験によれば、
従来例による親機の待機時消費電流が6V電池使用時約
1mAであったのに比べ、本発明実施例においては同条
件における消費電流が約1μAと、約1000分の1に
減少した。
【0017】また、単4型電池4本を電源とし、通常の
通行量がある自動ドアの親機の電池寿命をシュミレーシ
ョンしたところ、従来例において約40日ごとに電池交
換を必要としたのに対し、本発明実施例によれば約1,
200日もの長時間電池交換の必要がないことが判明し
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】 は、本発明の使用状態における側面図の断面
図を示す。
【図2】 は、本発明の使用状態における正面図を示
す。
【図3】 は、本発明実施例の電気回路ブロック図を示
す。
【図4】 は、本発明の使用状態における子機3と親機
4の一部の側面図の断面図を示す。
【図5】 は、図3のマイコン42のROMに書き込ま
れているプログラムのフローチャートを示す。
【符号の説明】
1・・・・ガラスドア 2・・・・ドアエンジン 3・・・・子機 4・・・・親機 5・・・・受信部 6・・・・制御機 41・・・・光起動回路 42・・・・マイコン 43・・・・送信部 S1 ・・・・第1の起動スイッチ S2 ・・・・第2の起動スイッチ 13,D1 ・・・・子機の発光素子 14,D2 ・・・・親機の受光素子 16,D3 ・・・・親機の発光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−305721(JP,A) 特開 昭62−82190(JP,A) 特開 平2−232491(JP,A) 実開 平4−16286(JP,U) 実開 昭58−156869(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光体よりなるドアの片面に子機を、他
    の片面に親機を設け、子機の起動スイッチが押されたと
    き、および親機の起動スイッチが押されたときに、親機
    がドアを開かせる指令信号を発する装置において、上記
    子機に、子機の起動スイッチが押されたとき上記ドアを
    透過して発光する発光体を設け、上記親機に、上記発光
    体の光を感知して受光信号を発する光起動回路と、この
    光起動回路が受光信号を発したとき、および、親機の起
    動スイッチが押されたときに活性化されてドアの起動信
    号を出力する出力回路部を設けたことを特徴とする自動
    ドアの起動装置。
JP26185891A 1991-10-09 1991-10-09 自動ドアの起動装置 Expired - Fee Related JP2636102B2 (ja)

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