JP2536616Y2 - 呼出チャイムシステム - Google Patents

呼出チャイムシステム

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JP2536616Y2
JP2536616Y2 JP1987027133U JP2713387U JP2536616Y2 JP 2536616 Y2 JP2536616 Y2 JP 2536616Y2 JP 1987027133 U JP1987027133 U JP 1987027133U JP 2713387 U JP2713387 U JP 2713387U JP 2536616 Y2 JP2536616 Y2 JP 2536616Y2
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JP
Japan
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chime
indoor unit
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JP1987027133U
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JPS63135488U (ja
Inventor
修次 東條
Original Assignee
松下電工 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は呼出チャイムシステムの改良に関する。
[背景分野] この種の呼出チャイムシステムとして、例えば、ドア
ホン子器に2つの来客用スイッチを設け、室内器側では
2つの異なるチャイム音が発生できるようにするなどし
て室内器側のチャイム音の違いによって来客を区別する
ようにしたものが存在するが、このようなシステムの従
来構成では、ドアホン子器と室内器とを3本の信号線で
接続し、2系統の異なる電気回路を構成しているのが通
例となっている。第3図は、この場合における配線構成
を示したもので、室外器100となるドアホン子器は、2
つの異なる来客用スイッチ100a,100bを有しており、一
方の室内器101となる室内チャイム発生器は、ドアホン
子器100の来客用スイッチ100a,100bの操作に対応して点
灯する来客表示灯101a,101bを有し、さらに来客用スイ
ッチ100a,100bに対応して異なるチャイム音を発生する
ためのブザー回路(不図示)を有しており、これらは各
来客用スイッチ100a,100bに対応して異なる2系統の電
気回路を構成し、室外器100と室内器101とは共通線lcを
除いて、2本の異なる信号線la,lbを介して接続された
構成となっている。なお、101cはチャイム音を出力する
ためのスピーカである。
しかしながら、このような配線構成で室外器100と室
内器100とを接続した場合には、室外器100と室内器101
との配線作業が面倒であり、結線を誤った場合には、配
線作業前に予定しているチャイム音を得ることができ
ず、情報連絡システムとしての機能を十分に実現できな
いなどの問題があった。
[考案の目的] 本考案は、叙上の事情に鑑みてなされたものであり、
配線作業を単純にかつ誤りなく行え、来客の種別を室内
よりチャイム音を異ならせて判別出来るようにした、呼
出チャイムシステムを提供することを目的としている。
[考案の開示] 上記目的を達成するため提案される本考案は、2種類
の来客スイッチを設け、玄関先などに設置される子器
と、異なるチャイム音を出力させる室内に設置される室
内器とを2本の信号線で接続して構成された呼出チャイ
ムシステムであって、 上記子器は、ダイオードを逆並列に接続した第1の来
客スイッチと、第2の来客スイッチとを、上記2本の信
号線の終端に並列に接続しており、 上記室内器は、上記2本の信号線に直列に接続された
直流電源と、上記第1、第2の来客スイッチの選択操作
を、電圧レベルの違いによって判別する電圧レベル判別
回路と、この電圧レベル判別回路によって、選択的に駆
動され、異なるチャイム音を出力させる音響発生回路と
を備えた構成にしたことを特徴とする。
[実施例] 以下に、添付図を参照して本考案を説明する。第1図
は、本考案の第一の実施例を示したもので、子器1には
2つの来客用スイッチ1a,1bを設け、室内器2には対応
した表示灯21a,21bと2つの異なるチャイム音を出力す
る音響発生回路(不図示)を設けている。
第2図は、この内部回路の詳細を示したもので、第1,
第2の音響発生回路2A,2Bを設けた構成とされ、室外器
1と室内器2とは2本の信号線1,l2で互いに無極性に
接続されている。室外器1の来客用スイッチ1a,1bの操
作により対応した音響発生回路2A,2Bを駆動して、チャ
イム音の差異を室内器2で聞き取ることにより来客の種
別を確認しようとするものである。
第2図において、子器1は、2つの来客用スイッチ1
a,1bを有しており、来客用スイッチ1aにはダイオードD
1,D2を逆並列に接続して子器1と室内器2とを2本線
1,l2で接続して無極性化を実現している。
また、室内器2は、来客用スイッチ1aの操作時に駆動
するトランジスタTR1と、第1の音響発生回路2Aを設け
るとともに、第2の音響発生回路2Bを駆動するトランジ
スタTR2を設けている。電圧レベル判別回路3は、これ
らのトランジスタTR1〜TR3及びダイオードD3,D4によっ
て構成されている。トランジスタTR3はトランジスタTR2
のON,OFF制御のために設けてあり、トランジスタTR3のO
N,OFF時にはトランジスタTR2は逆にOFF,ONとなる。な
お、Eはトランジスタ回路の駆動電源となる電池であ
る。トランジスタTR2,3のベース側に設けたダイオードD
3,D4は、その電圧降下を利用してトランジスタTR1と駆
動条件を異ならせるものであり、来客用スイッチ1aの操
作時には、トランジスタTR1のみONとなり、来客用スイ
ッチ1bの操作時にはトランジスタTR2,TR3がONとなるよ
うに駆動条件を設定している。
このような構成によれば、来客が子器1の来客用スイ
ッチ1aを操作すると、トランジスタTR1のみがONとなる
ので、第1の音響発生回路2Aが駆動し、第1のチャイム
音が出力される。また、来客が子器1の来客用スイッチ
1bを操作すれば、トランジスタTR2,TR3がONとなるの
で、トランジスタTR1はOFFとなり、第2の音響発生回路
2Bが駆動し、第2のチャイム音が発生される。
[考案の効果] 以上の説明より理解されるように、本考案によれば、
来客が2つの来客用スイッチを選択操作することによっ
て、室内器側で2種類のチャイム音を鳴動させることが
出来るので、来客の種別が室内でチャイム音を聞くだけ
で判別できる。また、子器と室内器とは2本線で接続さ
れているので配線構成が簡単である。また、無極性であ
るので、接続時にも電圧極性を考慮する必要がなく接続
作業が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例システム構成図、第2図はそ
の内部回路の構成図、第3図は従前のインターホンシス
テムの基本構成図を示す。 [符号の説明] 1……子器 1a,1b……来客用スイッチ 2……室内器 2a……音響発生手段 2b……表示灯 2A……第1の音響発生回路 2B……第2の音響発生回路 3……電圧レベル判別回路 1,l2……2本の信号線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2種類の来客スイッチを設け、玄関先など
    に設置される子器と、異なるチャイム音を出力させる室
    内に設置される室内器とを2本の信号線で接続して構成
    された呼出チャイムシステムであって、 上記子器は、ダイオードを逆並列に接続した第1の来客
    スイッチと、第2の来客スイッチとを、上記2本の信号
    線の終端に並列に接続しており、 上記室内器は、上記2本の信号線に直列に接続された直
    流電源と、上記第1、第2の来客スイッチの選択操作
    を、電圧レベルの違いによって判別する電圧レベル判別
    回路と、この電圧レベル判別回路によって、選択的に駆
    動され、異なるチャイム音を出力させる音響発生回路と
    を備えた構成にした呼出チャイムシステム。
JP1987027133U 1987-02-24 1987-02-24 呼出チャイムシステム Expired - Lifetime JP2536616Y2 (ja)

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JPS548799Y2 (ja) * 1973-12-14 1979-04-21
JPS5818686A (ja) * 1981-07-25 1983-02-03 株式会社テイ・アイ・シイ・シチズン 二線式表示装置

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