JPH10300541A - 流量センサーおよびこれを用いた人体局部洗浄装置 - Google Patents

流量センサーおよびこれを用いた人体局部洗浄装置

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JPH10300541A
JPH10300541A JP10700897A JP10700897A JPH10300541A JP H10300541 A JPH10300541 A JP H10300541A JP 10700897 A JP10700897 A JP 10700897A JP 10700897 A JP10700897 A JP 10700897A JP H10300541 A JPH10300541 A JP H10300541A
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rotor
flow sensor
flow rate
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heating means
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英樹 大野
Hiroaki Yonekubo
寛明 米久保
Ryuta Kondo
龍太 近藤
Hideho Shinoda
▲ひで▼▲ほ▼ 篠田
Keisuke Ono
圭介 小野
Shinichi Maruyama
真一 丸山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は流量センサーおよびこれを用いた人
体局部の洗浄を行う人体局部洗浄装置に関するもので、
微少流量を検出可能な高精度な流量センサーを提供し、
さらにはこれを用いた使い勝手のよい人体局部洗浄装置
を提供することを目的としたものである。 【解決手段】 流量センサー15に設けた旋回室17を
流れる流体の流線が略U字形状となるように流入路18
および流出路19を構成し、また回転子21を簡素な構
成にするとともに複数の旋回翼20による光の遮断をフ
ォトインタラプタ23が検出することで、微少な流量の
検出を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、微少な流量を検出
可能な流量センサーと、それを用いることで好適な流量
および温度の温水により人体局部の洗浄が可能な人体局
部洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の流量センサーおよびこれ
を用いた人体局部洗浄装置には図5に示すようなものが
あった(例えば特開平6−264486号公報)。
【0003】従来の流量センサーを図5を参照にして説
明する。図5は流量センサーの破断正面図である。図5
において、流量センサー1は流入路2および流出路3を
備えた器体4と、器体4に設けた軸5によって枢支され
た羽根車6と、フォトインタラプタ7とからなるもの
で、フォトインタラプタ7はその光軸が羽根車6に設け
た側板8の周縁部を通る位置に設置されており、側板8
によって光が遮断されることと、側板8の周縁部に等間
隔で複数個形成されている切欠部9を光が通過すること
で羽根車6の回転数を検出する構成となっている。
【0004】また図6はこの流量センサーを用いた人体
局部洗浄装置の配管図である。図6において10は給水
ポンプであり、その下流側にはヒータ11を内蔵した貯
湯タンク12が接続されている。また、貯湯タンク12
の下流側には流量センサー1を介して人体局部に向けて
洗浄水を噴出する洗浄ノズル13が接続されており、制
御器14は流量センサー1から送られてくる羽根車6の
回転数で表される流量とその変化によって給水ポンプ1
0の駆動電圧を制御する構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の流
量センサーでは、羽根車6を旋回せしめる洗浄水は流入
路2から流出路3へ直線的に流れるため、羽根車6を旋
回させるための流体力が不足し、低流量時には羽根車6
が旋回しなかったり、回転が不安定になりやすいといっ
た課題があった。また、何らかの形で気泡が羽根車6に
付着した場合、羽根車6の旋回によって生じる遠心力に
よって気泡は羽根車6の旋回中心付近で一体化するた
め、外部への排出が困難でしかも羽根車6の回転が不安
定になり、流量の検出精度が低下するといった課題があ
った。
【0006】また、従来の人体局部洗浄装置のについて
は、貯湯タンク12内の洗浄水を保温するために常時ヒ
ータ11に通電しておく必要性が生じ、放熱による消費
電力のロスが発生し、さらに、貯湯タンク12内に於い
ては、加熱により洗浄水中に溶解していた空気が気泡と
なって現出しやすく、その気泡が流量センサー1に流れ
込むため、上記の課題と相まって検出される流量値に大
幅な誤差が生じるといった課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、ハウジングに設けた円筒状の旋回室内にお
いて回転子が旋回する際、旋回室内を流れる流体の描く
流線が回転子の旋回円を介し略U字形状となるように流
入路および流出路を設け、さらに回転数検出手段が回転
子の回転数を検出するように構成したものである。
【0008】上記発明によれば、回転子は旋回する際に
十分な流体力をうけることが可能となるため、非常に微
少な流量でも安定した出力が得られ、結果として検出さ
れる流量値の精度が向上する。
【0009】さらに本発明は上記課題を解決するため
に、流出路を回転子の外周よりも軸心側かつ回転子の軸
心方向と平行に形成したものである。
【0010】上記発明によれば、回転子に付着した気泡
が軸心付近に集まることなく容易に流出路から排出さ
れ、気泡付着による回転子の旋回のばらつきや、回転数
検出手段による検出の不具合などを防止し、流量検出の
精度向上に寄与する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明における流量
センサーは、円筒状の旋回室を有するハウジングと、前
記旋回室内に旋回可能に収容された回転子と、流体を前
記旋回室内かつ前記回転子の旋回円接線方向に流入せし
める流入路と、前記流入路から流入した流体の描く流線
が前記回転子の旋回円を介し略U字形状となる位置に設
けた流出路と、前記回転子の回転数を検出する回転数検
出手段を備えたものである。
【0012】そして、流入路から流入した流体が回転子
の旋回円を介し略U字形状の流線を描いて流出路から流
出することで、回転子は十分な流体力を受け、その結
果、微少流量でも確実に旋回することができ、この回転
数を回転数検出手段が検出することで微少流量検出の高
精度化を図っているものである。
【0013】また、本発明の第2の発明における流量セ
ンサーは回転子が軸心から放射状に伸びた同一形状をも
つ複数枚の旋回翼を均等角度位置に配設し、旋回室の略
円筒中心と前記回転子の軸心を同一としたものである。
【0014】そして、旋回翼の重心を回転子の軸心と一
致させ、また回転子の回転角度位置による旋回力のばら
つきを低減させることで回転子の旋回ムラをなくすとと
もに、流入路から流入した流体が確実に旋回翼に対して
流体力を及ぼすため、回転子の滑らかで確実な旋回が得
られ、結果として微少流量検出の高精度化が図れるもの
である。
【0015】また、本発明の第3の発明における流量セ
ンサーは回転数検出手段が前記回転子の軸心と平行の光
軸を有する受発光素子を備え、前記旋回翼の旋回円接線
方向の厚みによる前記受発光素子間の断続的な光の遮断
を計数するものである。
【0016】そして、回転子の構成が簡素化できるた
め、回転子が旋回する際の抵抗を低減させ、また気泡の
付着を防止できるとともに気泡が付着した際にも剥離し
やすく、回転子の滑らかで確実な旋回が得られ、結果と
して微少流量検出の高精度化が図れるものである。
【0017】また、本発明の第4の発明における流量セ
ンサーは流出路を回転子の軸心方向と平行に形成したも
のである。
【0018】そして、回転子に気泡が付着した際に、気
泡が遠心力によって軸心方向に押しやられることなく容
易に排出されるため、気泡付着による回転子の回転ムラ
を低減し、結果として微少流量検出の高精度化が図れる
ものである。
【0019】また、本発明の第5の発明における流量セ
ンサーは流出路を回転子の外周よりも軸心側に形成した
ものである。
【0020】そして、回転子の軸心付近に気泡が付着し
た際にも、容易に気泡が排出されるため、気泡付着によ
る回転子の回転ムラを低減し、結果として微少流量検出
の高精度化が図れるものである。
【0021】また、本発明の第6の発明における流量セ
ンサーは回転子の軸心周囲に凸部を設けたものである。
【0022】そして、回転子が軸心方向のどちらか一方
に押しつけられて旋回する際にも、ハウジングと回転子
の摩擦抵抗を最低限に抑えることができ、回転子の滑ら
かで確実な旋回が得られ、結果として微少流量検出の高
精度化が図れるものである。
【0023】また、本発明の第7の発明における流量セ
ンサーは流体の温度に連動して回転数検出手段の出力を
補正する出力補正手段を備えたものである。
【0024】そして、流体の温度変化に伴う粘性変化に
よる回転子の旋回のばらつきを低減し、温度依存のない
高精度な流量検出が実現できるものである。
【0025】また、本発明の第8の発明における人体局
部洗浄装置は給水管および温水管が接続された瞬間型の
加熱手段と、前記加熱手段への給水を制御する給水制御
手段と、前記温水管に接続され人体局部に洗浄水を吐出
する吐出手段と、前記加熱手段の上流側に設けた入水温
検知手段と、流量センサーと、前記入水温検知手段と前
記流量センサーの信号に基づいて前記加熱手段および前
記給水制御手段を制御する制御器を備えたものである。
【0026】そして、制御器は入水温検知手段と流量セ
ンサーの信号に応じて加熱手段を制御することで、瞬間
型である加熱手段の温度立ち上がりを迅速に制御するこ
とが可能であるとともに、制御器は流量センサーの出力
に応じて給水制御手段を制御するため、所望の流量が確
実に得られ、結果として吐出手段から好適な温度および
流量の温水が迅速に得られ、快適な人体局部洗浄が行え
るものである。
【0027】また、本発明の第9の発明における人体局
部洗浄装置は流量センサーを加熱手段の上流側に設けた
ものである。
【0028】そして、加熱前の洗浄水中に溶け込んでい
る空気が加熱手段内部において気泡となって現出した場
合においても、気泡が流量センサー内に流入することを
防止するとともに、洗浄水の温度が上昇することによる
スケール付着、粘性低下による潤滑作用の低下などを防
止し、流量センサーの信頼性を向上させるものである。
【0029】また、本発明の第10の発明における人体
局部洗浄装置は流量センサーを入水温検知手段近傍に配
設するとともに、制御器は前記入水温検知手段の信号に
基づいて流量センサーの出力信号を補正するものであ
る。
【0030】そして、加熱手段の入水温検知手段を利用
して流量センサーの温度特性を補正することで、構成の
複雑化を防止するとともに入水温度が変化しても検出流
量値の精度低下を防止でき、結果として流量および加熱
手段による温水の沸き上げ温度のばらつきの少ない快適
な人体局部洗浄が行えるものである。
【0031】(実施例)以下、本発明の第1の実施例を
図を参照して説明する。
【0032】図1(a)は本発明の第1の実施例を示す
流量センサー15を表す断面図で、(b)はその正面図
である。図1において16は透明材料で構成されるハウ
ジングで、内部に略円筒形状の旋回室17を備えるとと
もに、この旋回室17に接続される流入路18および流
出路19が設けてある。また、旋回室17の内部には、
軸心から放射状に伸びた同一形状を持つ6枚の旋回翼2
0を均等角度位置に備えた回転子21が、旋回室17の
略円筒中心に設けた軸22によって枢支されており、流
入路18から流入した流体が及ぼす流体力によって旋回
する構成となっている。なお、流入路18は回転子21
の旋回円接線と平行であるとともにこの旋回円外周から
所定距離をおいて軸22側に位置し、さらには流出路1
9は流入路18から流入した流体が図中矢印で示すよう
な略U字形状の流線を描く位置にその開口部を設けてあ
る。また、ハウジング16には回転数検出手段としての
フォトインタラプタ23が設けてあり、フォトインタラ
プタ23内部にはその光軸が軸22と平行になるように
発光素子としての発光ダイオード24および受光素子と
してのフォトダイオード25が対向して設けてある。
【0033】上記構成において、本実施例の動作につい
て説明する。まず、流入路18から流れ込んだ流体は、
旋回室17の形状に沿って湾曲させられ、流出路19か
ら流出するまでに図中矢印に示した通り、略U字形状の
流線を描いて流れる。その際、旋回室17には6枚の旋
回翼20を備えた回転子21が軸22によって枢支され
ているため、流体は旋回翼20に流体力を及ぼし、回転
子21を図1(b)の場合であれば軸22を中心とする
反時計回りに回転せしめる。このとき、回転子21の回
転角度位置が変化しても、流体は常に複数の旋回翼20
に流体力を及ぼすため、回転子21全体に働く旋回力の
ばらつきが低減され、結果として回転子21は常に安定
した回転をすることになる。また、複数の旋回翼20が
流体力を受けることにより旋回力が増大し、回転子21
は微少な流量でも起動回転することになる。
【0034】また、このとき発光ダイオード24から照
射された光は透明であるハウジング16を通過し、対向
位置に設けたフォトダイオード25に至るが、旋回翼2
0がこの光軸上を通過する際には、旋回翼20の旋回円
接線方向の厚みによって光が遮断され、フォトダイオー
ド25の出力が変化するため、その出力変化をカウント
することにより回転子21の回転数が検出できる仕組み
となっている。なお、ここでは旋回翼20を6枚設けた
構成となっているため、回転子21が一回転することに
より6回のフォトダイオード25の出力変化が検出され
るため、微少な流量変化等も確実に検出可能で、流量検
出の精度が大幅に向上する。
【0035】この実施例の構成によれば、流入路18か
ら流入した流体が回転子21の旋回円を介し略U字形状
の流線を描いて流出路19から流出することで、回転子
21は十分な流体力を受けることになる。そのため、回
転子21は微少流量でも起動回転するとともに、ムラの
ない安定した回転をするため、微少流量検出の高精度化
が図れる。また、回転子21の重心と軸22が一致して
いるため、回転子21の回転角度位置による旋回力のば
らつきが低減され、回転子21の滑らかで確実な旋回が
得られ、結果として微少流量検出の高精度化が図れる。
そして、さらに回転子21の構成が非常に簡素であるた
め、回転子21が旋回する際の抵抗は少なく、また気泡
の付着を防止できるとともに気泡が付着した際にも剥離
しやすく、回転子21の滑らかで確実な旋回が得られ
る。
【0036】次に本発明の第2の実施例を図2を用いて
説明する。図2(a)は本発明の第2の実施例を示す流
量センサー26を表す断面図で、(b)はその正面図で
ある。図1において27は透明材料で構成されるハウジ
ングで、内部に略円筒形状の旋回室28を備えるととも
に、この旋回室28に接続される流入路29および流出
路30が設けてある。また、旋回室28の内部には、軸
心から放射状に伸びた同一形状を持つ6枚の旋回翼31
を均等角度位置に備えた回転子32が、軸33によって
枢支されており、流入路29から流入した流体が及ぼす
流体力によって旋回する構成となっている。なお、回転
子32の軸心周囲には凸部34が設けてあり、回転子3
2が図2(a)の左右どちらかに移動した際には、凸部
34がハウジング27に接触し、旋回翼31が直接ハウ
ジング27に接触することがないように構成されてい
る。さらに流入路29は回転子32の旋回円接線と平行
であるとともに、この旋回円外周から所定距離をおいて
軸33側に位置し、さらに流出路30は流入路29から
流入した流体が図中矢印で示すような略U字形状の流線
を描いた後、回転子32の旋回円外周よりも内側つまり
軸33側において軸33と平行に流出するように設けて
ある。また、ハウジング27には回転数検出手段として
のフォトインタラプタ35が設けてあり、フォトインタ
ラプタ35内部にはその光軸が軸33と平行になるよう
に発光素子としての発光ダイオード36および受光素子
としてのフォトダイオード37が対向して設けてある。
さらにまた、流入路29の途中には出力補正手段として
の温度サーミスタ38および演算器39が設けてあり、
フォトインタラプタ35の出力は温度サーミスタ38の
出力に応じて補正される仕組みとなっている。
【0037】上記構成において、本実施例の動作につい
て説明する。まず、流入路29から流れ込んだ流体は、
旋回室28の形状に沿って湾曲させられ、流出路30か
ら流出するまでに図中矢印に示した通り、略U字形状の
流線を描いて流れ、その後回転子32の旋回円外周より
も内側つまり軸33側において軸33と平行に流出す
る。その際、旋回室28には6枚の旋回翼31を備えた
回転子32が軸33によって枢支されているため、流体
は旋回翼31に流体力を及ぼし、回転子32を図2
(b)の場合であれば軸33を中心とする反時計回りに
回転せしめる。このとき、回転子32の回転角度位置が
変化しても、流体は常に複数の旋回翼31に流体力を及
ぼすため、回転子32全体に働く旋回力のばらつきが低
減され、結果として回転子32は常に安定した回転をす
ることになる。また、複数の旋回翼31が流体力を受け
ることにより旋回力が増大し、回転子32は微少な流量
でも起動回転することになる。さらには、回転子32に
設けた旋回翼31に気泡が付着すると、回転子32が旋
回する際にはその遠心力により気泡が旋回翼31の根本
の部分に押しやられて排出されにくいといった課題があ
るが、流出路30が軸33と平行かつ回転子32の旋回
円よりも内側つまり軸33側に設けてあることで、気泡
はいつまでも残留することなく容易に排出される。ま
た、このとき発光ダイオード36から照射された光は透
明であるハウジング27を通過し、対向位置に設けたフ
ォトダイオード37に至るが、旋回翼31がこの光軸上
を通過する際には、旋回翼31の旋回円接線方向の厚み
によって光が遮断され、フォトダイオード37の出力が
変化するため、その出力変化をカウントすることにより
回転子32の回転数が検出できる仕組みとなっている。
なお、ここでは旋回翼31を6枚設けた構成となってい
るため、回転子32が一回転することにより6回のフォ
トダイオード37の出力変化が検出されるため、微少な
流量変化等も確実に検出可能で、流量検出の精度が大幅
に向上する。さらに、流体の温度が変化するとその粘性
の変化に伴い回転子32の回転数が変化するが、演算器
39は温度サーミスタ38の出力に応じてその誤差を補
正し、正確な流量信号を出力する。
【0038】この実施例の構成によれば、流入路29か
ら流入した流体が回転子32の旋回円を介し略U字形状
の流線を描いて流出路30から流出することで、回転子
32は十分な流体力を受けることになる。そのため、回
転子32は微少流量でも起動回転するとともに、ムラの
ない安定した回転をし、結果として微少流量検出の高精
度化が図れる。また、流出路30が軸33と平行かつ回
転子32の旋回円よりも内側つまり軸33側に設けてあ
ることで、気泡はいつまでも残留することなく容易に排
出されるため、気泡付着による回転子32の回転ムラを
低減し、結果として、回転子32の滑らかで確実な旋回
が得られる。さらには回転子32の軸心周囲に凸部34
を設けてあるので、回転子32が図2(a)の左右どち
らかに移動した際にも、旋回翼31が直接ハウジング2
7に接触することがなく、回転子32の旋回時の抵抗を
大きく低減できる。また、温度サーミスタ38の出力に
応じて演算器39がフォトインタラプタ35出力を補正
するため、流体の温度変化による誤差の少ない正確な流
量検出が可能となる。
【0039】次に本発明の第3の実施例について図3を
用いて説明する。図3は本発明の第3の実施例を表す人
体洗浄装置の概略構成図である。洗浄水を供給する給水
管40は止水電磁弁41、流量調節弁42および流量セ
ンサー43、入水温検知手段としてのサーミスタ44を
経て、加熱手段としての熱交換器45へと接続される。
ここで、図4は熱交換器45の一部断面図を表す。熱交
換器45は内部に加熱流路46を備えるとともに、加熱
手段の一部をなす電気ヒータ47が近接して設けてあ
る。なお、加熱流路46の電気ヒータ47と接する面
は、電気ヒータ47からの熱が効率よく加熱流路46内
を流れる洗浄水へ伝達するように熱伝導に優れた材料、
本実施例では銅板で形成し、さらには加熱流路46は電
気ヒータ47との接触面積を拡大するため、複数の屈曲
点を有する波形の形状としてある。なお本実施例におい
ては、電気ヒータ47は熱密度に優れた板状のセラミッ
クヒータを用いたが、シーズヒータやマイカヒータ等、
様々な応用が考えられる。
【0040】また、制御器48は流量センサー43およ
びサーミスタ44からそれぞれの信号を読み込み、止水
電磁弁41、電気ヒータ47、流量調節弁41に固設し
たモータ49等を電気的な信号によって制御する。さら
に、制御器48は洗浄スイッチ50、停止スイッチ51
および洗浄温度可変スイッチ52等を備えたリモコン5
3と赤外線を利用して信号のやり取りを行っており、使
用者からの指示はリモコン53に設けた複数の入力スイ
ッチによってなされる。
【0041】上記構成において、本実施例の動作につい
て説明する。まず、使用者がリモコン53に設けた洗浄
スイッチ50を押すことにより、止水電磁弁41が開成
され、給水管40から洗浄水が供給される。供給された
洗浄水は流量調節弁42および流量センサー43、サー
ミスタ44を経て、熱交換器45内の加熱流路46へと
流入する。このとき、制御器48は流量センサ43から
の流量信号およびサーミスタ44からの温度信号を読み
とり、熱交換器45への給水が確認された後、電気ヒー
タ47への給電を開始する。これは電気ヒータ47の空
焚防止のための動作である。
【0042】また制御器48は、流量センサー43で検
出された流量信号およびサーミスタ44で検出された入
水温信号により、電気ヒータ47への通電制御を行い、
リモコン53に設けた洗浄温度可変スイッチ52にて指
示された洗浄温度に見合うよう、その通電量を調節す
る。電気ヒータ47への給電が開始されると、加熱流路
46を流れる洗浄水は電気ヒータ47からの熱を吸収し
次第に加熱される。また、制御器48は流量センサー4
3からの流量信号に基づき、流量調節弁42に固設した
モータ49を制御し、洗浄水が人体局部洗浄に適切な流
量となるよう制御を行う。ここで温度、流量ともに設定
どおりとなった洗浄水は、温水管54を介して吐出手段
としての洗浄ノズル55へと至り、噴出口56から人体
へ向けて噴出される。
【0043】この実施例の構成によれば、制御器が入水
温検知手段としてのサーミスタ44と流量センサー43
の信号に応じて、加熱手段の一部をなす電気ヒータ47
を通電制御することで、瞬間型である加熱手段の温度立
ち上がりを迅速に制御することが可能であるとともに、
制御器48は流量センサー43の出力に応じて給水制御
手段である流量調節弁42を制御するため、所望の流量
が確実に得られ、結果として洗浄ノズル55から好適な
温度および流量の温水が迅速に得られ、快適な人体局部
洗浄を行うことが可能となる。また、流量センサー43
が熱交換器45の上流側に設けてあるため、加熱前の洗
浄水中に溶け込んでいる空気が加熱流路46内において
気泡となって現出した場合においても、気泡が流量セン
サー43内に流入することを防止するとともに、洗浄水
の温度が上昇することによるスケール付着、粘性低下に
よる潤滑作用の低下などを防止し、流量センサー43の
信頼性を向上させることに寄与する。さらにまた、熱交
換器45の上流側に配設したサーミスタ44を利用して
流量センサー43の温度特性を補正することで、構成の
複雑化が防止できるとともに入水温度が変化しても検出
流量値の精度低下を防止でき、簡単な構成にもかかわら
ず流量および温水の沸き上げ温度のばらつきを低減でき
る。なお、ここでは熱交換器45の下流側には温度検出
手段を設けていないが、ここに例えばサーミスタのよう
な温度検知手段を設け、出湯温度をフィードバックし制
御を行えばさらに安全性の高い快適な洗浄が実現できる
ことは言うまでもない。
【0044】なお、ここで述べた第3の実施例では、人
体の中でも特に局部の洗浄を行う人体局部洗浄装置につ
いて説明を行ったが、シャワーや水栓などの一般的な人
体洗浄装置に本実施例が応用できることは無論である。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなとおり、本発明
の流量センサーおよびこれを用いた人体局部洗浄装置は
次のような効果を有する。
【0046】(1)流入路から流入した流体が回転子の
旋回円に沿った略U字形状の流線を描いて流出路から流
出するため、回転子は十分な流体力を受け、微少流量で
も確実に旋回することができる。そして回転子の回転数
を回転数検出手段が検出することで微少流量検出の高精
度化を図ることができる。
【0047】(2)旋回翼の重心と回転子の軸心が同一
であることに加え、複数枚の旋回翼が均等角度位置に配
設されているため、回転子の回転角度位置による旋回力
のばらつきが小さい。さらには、流入路から流入した流
体が確実に旋回翼に対して流体力を及ぼすため、回転子
の滑らかで確実な旋回が得られ、結果として微少流量検
出の高精度化を図ることができる。
【0048】(3)回転子の構成が簡素であるため、回
転子が旋回する際の抵抗が小さく、また旋回翼への気泡
の付着を防止できるとともに気泡が付着した際にも剥離
しやすく、回転子の滑らかで確実な旋回が得られ、結果
として微少流量検出の高精度化を図ることができる。
【0049】(4)流出路を回転子の軸心方向と平行に
形成してあるため、もし回転子に設けた旋回翼に気泡が
付着しても、気泡が遠心力によって軸心方向に押しやら
れることなく容易に排出されるため、気泡付着による回
転子の回転ムラが低減でき、結果として微少流量検出の
高精度化を図ることができる。
【0050】(5)流出路を回転子の外周よりも軸心側
に形成した構成となっているため、回転子の軸心付近に
気泡が付着した際にも容易に気泡が排出され、気泡付着
による回転子の回転ムラが低減でき、結果として微少流
量検出の高精度化を図ることができる。
【0051】(6)回転子は軸心周囲に凸部を設けた構
成となっているため、回転子が軸心方向のどちらか一方
に押しつけられて旋回する際にも、ハウジングと回転子
の摩擦抵抗を最低限に抑えることができ、回転子の滑ら
かで確実な旋回が得られ、結果として微少流量検出の高
精度化を図ることができる。
【0052】(7)温度サーミスタによって流体の温度
を検出し、演算器が回転数検出手段の出力を補正するた
め、流体の温度に依存しない高精度な流量検出を実現で
きる。
【0053】(8)制御器がサーミスタと流量センサー
の信号に応じて電気ヒータをフィードフォワード制御す
るため、特に瞬間型である加熱手段の温度立ち上がりを
迅速にすることが可能であるとともに、制御器は流量セ
ンサーの出力に応じて給水制御手段を制御するため、好
適な流量および温度による迅速な人体局部洗浄が可能と
なる。
【0054】(9)流量センサーが加熱手段の上流側に
設けてあるため、、加熱前の洗浄水中に溶け込んでいる
空気が加熱手段内部において気泡となって現出した場合
においても、気泡が流量センサー内に流入することを防
止するとともに、洗浄水の温度が上昇することによるス
ケール付着、粘性低下による潤滑作用の低下などを防止
し、信頼性の高い流量センサーおよび人体局部洗浄装置
が実現できる。
【0055】(10)加熱手段の入水温検知手段を利用
して流量センサーの温度特性を補正することで、構成の
複雑化を防止するとともに入水温度が変化しても検出流
量値の精度低下を防止でき、結果として流量および加熱
手段による温水の沸き上げ温度のばらつきの少ない快適
な人体局部洗浄装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施例における流量セン
サーの断面図 (b)同流量センサーの正面図
【図2】(a)本発明の第2の実施例における流量セン
サーの断面図 (b)同流量センサーの正面図
【図3】本発明の第3の実施例における人体局部洗浄装
置の概略構成図
【図4】同洗浄装置の熱交換器(加熱手段)を表す斜視
【図5】従来の流量センサーの破断正面図
【図6】従来の人体局部洗浄装置の概略構成図
【符号の説明】
15 流量センサー 16 ハウジング 17 旋回室 18 流入路 19 流出路 20 旋回翼 21 回転子 23 フォトインタラプタ(回転数検知手段) 24 発光ダイオード(受発光素子) 25 フォトダイオード(受発光素子) 26 流量センサー 27 ハウジング 28 旋回室 29 流入路 30 流出路 31 旋回翼 32 回転子 34 凸部 35 フォトインタラプタ(回転数検知手段) 36 発光ダイオード(受発光素子) 37 フォトダイオード(受発光素子) 38 温度サーミスタ(出力補正手段) 39 演算器(出力補正手段) 40 給水管 42 流量調節弁(給水制御手段) 43 流量センサー 44 サーミスタ(入水温検知手段) 45 熱交換器(加熱手段) 47 電気ヒータ(加熱手段) 48 制御器 54 温水管 55 洗浄ノズル(吐出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠田 ▲ひで▼▲ほ▼ 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小野 圭介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 丸山 真一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略円筒形状の旋回室を有するハウジング
    と、前記旋回室内に旋回可能に収容された回転子と、流
    体を前記旋回室内かつ前記回転子の旋回円接線方向に流
    入せしめる流入路と、前記流入路から流入した流体の描
    く流線が前記回転子の旋回円を介し略U字形状となる位
    置に設けた流出路と、前記回転子の回転数を検出する回
    転数検出手段を備えた流量センサー。
  2. 【請求項2】回転子は軸心から放射状に伸びた同一形状
    をもつ複数枚の旋回翼を均等角度位置に配設し、旋回室
    の略円筒中心と前記回転子の軸心を同一とした請求項1
    記載の流量センサー。
  3. 【請求項3】回転数検出手段は前記回転子の軸心と平行
    の光軸を有する受発光素子を備え、前記旋回翼の旋回円
    接線方向の厚みによる前記受発光素子間の断続的な光の
    遮断を計数する請求項2記載の流量センサー。
  4. 【請求項4】流出路を回転子の軸心方向と平行に形成し
    た請求項1から3のいずれか1項記載の流量センサー。
  5. 【請求項5】流出路を回転子の外周よりも軸心側に形成
    した請求項4記載の流量センサー。
  6. 【請求項6】回転子の軸心周囲に凸部を設けた請求項1
    から5のいずれか1項記載の流量センサー。
  7. 【請求項7】流体の温度に連動して回転数検出手段の出
    力を補正する出力補正手段を備えた請求項1から6のい
    ずれか1項記載の流量センサー。
  8. 【請求項8】給水管および温水管に接続された瞬間型の
    加熱手段と、前記加熱手段への給水を制御する給水制御
    手段と、前記温水管に接続され人体局部に洗浄水を吐出
    する吐出手段と、前記加熱手段の上流側に設けた入水温
    検知手段と、流量センサーと、前記入水温検知手段と前
    記流量センサーの信号に基づいて前記加熱手段および前
    記給水制御手段を制御する制御器を備えた請求項1ない
    し6のいずれか1項記載の流量センサーを用いた人体局
    部洗浄装置。
  9. 【請求項9】流量センサーを加熱手段の上流側に設けた
    請求項8記載の人体局部洗浄装置。
  10. 【請求項10】流量センサーを入水温検知手段近傍に配
    設するとともに、制御器は前記入水温検知手段の信号に
    基づいて流量センサーの出力信号を補正する請求項8記
    載の人体局部洗浄装置。
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