JPH06264486A - 局部洗浄装置用流量センサー - Google Patents
局部洗浄装置用流量センサーInfo
- Publication number
- JPH06264486A JPH06264486A JP5336093A JP5336093A JPH06264486A JP H06264486 A JPH06264486 A JP H06264486A JP 5336093 A JP5336093 A JP 5336093A JP 5336093 A JP5336093 A JP 5336093A JP H06264486 A JPH06264486 A JP H06264486A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow rate
- impeller
- side plate
- washing
- flow sensor
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 微小流量変化も容易に検出することができ
る。 【構成】 局部洗浄用ノズルに供給される洗浄水の流量
検出用の流量センサーにおいて、洗浄水の水流で回転す
る羽根車32に羽根車32の軸方向が光軸となっている
フォトインタラプラ33の光を遮る側板34を形成する
とともに、この側板34に上記光を通す複数個の切欠部
35を周方向において等間隔に形成する。羽根車の1回
転で、フォトインタラプラ33から多数回のパルスを出
力させることができる。
る。 【構成】 局部洗浄用ノズルに供給される洗浄水の流量
検出用の流量センサーにおいて、洗浄水の水流で回転す
る羽根車32に羽根車32の軸方向が光軸となっている
フォトインタラプラ33の光を遮る側板34を形成する
とともに、この側板34に上記光を通す複数個の切欠部
35を周方向において等間隔に形成する。羽根車の1回
転で、フォトインタラプラ33から多数回のパルスを出
力させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は局部洗浄装置における局
部洗浄用ノズルに送る洗浄水の流量を検出するための流
量センサーに関するものである。
部洗浄用ノズルに送る洗浄水の流量を検出するための流
量センサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】局部洗浄用ノズルに供給する洗浄水の流
量制御のために流量センサーを設けたものがあるが、従
来の流量センサーは、図5に示すように、器体30内に
水流によって公転するボール36を配置するとともに、
公転するボール36によって光が遮られるフォトインタ
ラプラ33を設けたものとして形成されていた。
量制御のために流量センサーを設けたものがあるが、従
来の流量センサーは、図5に示すように、器体30内に
水流によって公転するボール36を配置するとともに、
公転するボール36によって光が遮られるフォトインタ
ラプラ33を設けたものとして形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、流量センサ
ー3による流量出力は、ボール36で光が遮られる毎に
フォトインタラプラ33が出力するパルス数で検知する
ことになるが、ボール36の1回の公転で1パルスもし
くは2パルスが出力されるだけであるために、微小な流
量変動を瞬間的に検知することは難しく、たとえば洗浄
水を噴出する洗浄用ノズルが水圧によって伸びた後に噴
出口からの洗浄水の噴出を開始するタイプであって、ノ
ズルを伸長させる時と洗浄水を噴出させる時とで水量を
変えるとともに、ノズルの伸長完了を上記流量センサー
によって検出される流量変化で検知する場合、応答性の
よい流量制御が困難である。
ー3による流量出力は、ボール36で光が遮られる毎に
フォトインタラプラ33が出力するパルス数で検知する
ことになるが、ボール36の1回の公転で1パルスもし
くは2パルスが出力されるだけであるために、微小な流
量変動を瞬間的に検知することは難しく、たとえば洗浄
水を噴出する洗浄用ノズルが水圧によって伸びた後に噴
出口からの洗浄水の噴出を開始するタイプであって、ノ
ズルを伸長させる時と洗浄水を噴出させる時とで水量を
変えるとともに、ノズルの伸長完了を上記流量センサー
によって検出される流量変化で検知する場合、応答性の
よい流量制御が困難である。
【0004】もちろん、上記流量センサーにおいても、
小流量でもボールが多数回の公転を行うようにすれば、
上記流量制御は可能であるが、この場合、騒音や振動、
部品寿命の点で問題が生じる。本発明はこのような点に
鑑み為されたものであり、その目的とするところは微小
流量変化も容易に検出することができる局部洗浄装置用
流量センサーを提供するにある。
小流量でもボールが多数回の公転を行うようにすれば、
上記流量制御は可能であるが、この場合、騒音や振動、
部品寿命の点で問題が生じる。本発明はこのような点に
鑑み為されたものであり、その目的とするところは微小
流量変化も容易に検出することができる局部洗浄装置用
流量センサーを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、局部
洗浄用ノズルに供給される洗浄水の流量検出用の流量セ
ンサーにおいて、洗浄水の水流で回転する羽根車に羽根
車の軸方向が光軸となっているフォトインタラプラの光
を遮る側板を形成するとともに、この側板に上記光を通
す複数個の切欠部を周方向において等間隔に形成してい
ることに特徴を有している。
洗浄用ノズルに供給される洗浄水の流量検出用の流量セ
ンサーにおいて、洗浄水の水流で回転する羽根車に羽根
車の軸方向が光軸となっているフォトインタラプラの光
を遮る側板を形成するとともに、この側板に上記光を通
す複数個の切欠部を周方向において等間隔に形成してい
ることに特徴を有している。
【0006】
【作用】本発明によれば、羽根車の1回転で、多数回の
パルスを出力させることができるために、微小流量変化
や瞬間的な流量変動も容易に検出ことができる。
パルスを出力させることができるために、微小流量変化
や瞬間的な流量変動も容易に検出ことができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図4において、図中1は便器に設置されるノズル
であって、図示のノズル1は、外シリンダー10と、こ
の外シリンダー10内にスライド自在に配された内シリ
ンダー11とからなるテレスコピック状に形成されたも
ので、先端に噴出口を備えた内シリンダー11は、常時
はばね(図示せず)による付勢で外シリンダー10内に
収納されているものの、給水ポンプ2から洗浄水が供給
されると、この洗浄水の水圧でスライドして外シリンダ
ー10から突出するとともに、突出完了後に上記噴出口
から洗浄水を噴出させるものとなっている。
ると、図4において、図中1は便器に設置されるノズル
であって、図示のノズル1は、外シリンダー10と、こ
の外シリンダー10内にスライド自在に配された内シリ
ンダー11とからなるテレスコピック状に形成されたも
ので、先端に噴出口を備えた内シリンダー11は、常時
はばね(図示せず)による付勢で外シリンダー10内に
収納されているものの、給水ポンプ2から洗浄水が供給
されると、この洗浄水の水圧でスライドして外シリンダ
ー10から突出するとともに、突出完了後に上記噴出口
から洗浄水を噴出させるものとなっている。
【0008】そして、上記給水ポンプ2とノズル1とを
つなぐ水路には、ヒータを内蔵した貯湯タンク5と流量
センサー3とが設置されている。この流量センサー3
は、図1〜図3に示すように、器体30と、器体30に
設けた軸31によって枢支された羽根車32と、フォト
インタラプタ33とからなるもので、フォトインタラプ
タ33はその光軸Lが羽根車32の側板34の周縁部を
通る位置に設置されており、側板34で光が遮られるこ
とと、側板34の周縁部に等間隔で複数個形成されてい
る切欠部35を光が通ることとにより、羽根車32の回
転数を検出し、これを給水ポンプ2の制御用のマイクロ
コンピュータを主体とする制御回路4に送る。制御回路
4は、流量センサー4から送られてくる羽根車32の回
転数で表される流量とその変化を監視し、これに応じて
給水ポンプ2の駆動電圧を制御する。
つなぐ水路には、ヒータを内蔵した貯湯タンク5と流量
センサー3とが設置されている。この流量センサー3
は、図1〜図3に示すように、器体30と、器体30に
設けた軸31によって枢支された羽根車32と、フォト
インタラプタ33とからなるもので、フォトインタラプ
タ33はその光軸Lが羽根車32の側板34の周縁部を
通る位置に設置されており、側板34で光が遮られるこ
とと、側板34の周縁部に等間隔で複数個形成されてい
る切欠部35を光が通ることとにより、羽根車32の回
転数を検出し、これを給水ポンプ2の制御用のマイクロ
コンピュータを主体とする制御回路4に送る。制御回路
4は、流量センサー4から送られてくる羽根車32の回
転数で表される流量とその変化を監視し、これに応じて
給水ポンプ2の駆動電圧を制御する。
【0009】ここにおいて、上述のように、羽根車32
には図示例では6個の切欠部35があるために、フォト
インタラプラ33は羽根車32の1回転につき、6個、
もしくは12個のパルスを制御回路4に送ることができ
るものであり、羽根車32の回転数を高くしなくとも、
微小流量の変化や流量の瞬間的な変化を制御回路4はと
らえることができるものである。
には図示例では6個の切欠部35があるために、フォト
インタラプラ33は羽根車32の1回転につき、6個、
もしくは12個のパルスを制御回路4に送ることができ
るものであり、羽根車32の回転数を高くしなくとも、
微小流量の変化や流量の瞬間的な変化を制御回路4はと
らえることができるものである。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明においては、洗浄水
の水流で回転する羽根車に羽根車の軸方向が光軸となっ
ているフォトインタラプラの光を遮る側板を形成すると
ともに、この側板に上記光を通す複数個の切欠部を周方
向において等間隔に形成しているために、羽根車の1回
転で、多数回のパルスを出力させることができるもので
あり、従って羽根車を小流量で高回転するものとしなく
ても、微小流量変化や瞬間的な流量変動を容易に検出す
ることができるものとなり、種々の状況における流量の
細かい変化に応じた制御が容易となるものである。
の水流で回転する羽根車に羽根車の軸方向が光軸となっ
ているフォトインタラプラの光を遮る側板を形成すると
ともに、この側板に上記光を通す複数個の切欠部を周方
向において等間隔に形成しているために、羽根車の1回
転で、多数回のパルスを出力させることができるもので
あり、従って羽根車を小流量で高回転するものとしなく
ても、微小流量変化や瞬間的な流量変動を容易に検出す
ることができるものとなり、種々の状況における流量の
細かい変化に応じた制御が容易となるものである。
【図1】一実施例を示すもので、(a)は破断正面図、(b)
は断面図である。
は断面図である。
【図2】同上のフォトインタラプラの光軸の説明図であ
る。
る。
【図3】同上の羽根車を示すもので、(a)は正面図、(b)
は平面図、(c)は背面図である。
は平面図、(c)は背面図である。
【図4】同上の流量センサーを備えた局部洗浄装置の配
管図である。
管図である。
【図5】従来例を示すもので、(a)は水平断面図、(b)は
縦断面図である。
縦断面図である。
3 流量センサー 32 羽根車 33 フォトインタラプラ 34 側板 35 切欠部
Claims (1)
- 【請求項1】 局部洗浄用ノズルに供給される洗浄水の
流量検出用の流量センサーであって、洗浄水の水流で回
転する羽根車に羽根車の軸方向が光軸となっているフォ
トインタラプラの光を遮る側板を形成するとともに、こ
の側板に上記光を通す複数個の切欠部を周方向において
等間隔に形成していることを特徴とする局部洗浄装置用
流量センサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5336093A JPH06264486A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 局部洗浄装置用流量センサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5336093A JPH06264486A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 局部洗浄装置用流量センサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06264486A true JPH06264486A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12940643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5336093A Pending JPH06264486A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 局部洗浄装置用流量センサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06264486A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6327718B1 (en) | 1997-04-02 | 2001-12-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Bidet |
KR100804171B1 (ko) * | 2007-03-07 | 2008-02-18 | (주) 아이젠 | 유량 측정 밸브를 구비한 비데 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP5336093A patent/JPH06264486A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6327718B1 (en) | 1997-04-02 | 2001-12-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Bidet |
KR100804171B1 (ko) * | 2007-03-07 | 2008-02-18 | (주) 아이젠 | 유량 측정 밸브를 구비한 비데 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010703 |