JPH10299811A - 車高調整装置及びその使用方法 - Google Patents

車高調整装置及びその使用方法

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JPH10299811A
JPH10299811A JP12144897A JP12144897A JPH10299811A JP H10299811 A JPH10299811 A JP H10299811A JP 12144897 A JP12144897 A JP 12144897A JP 12144897 A JP12144897 A JP 12144897A JP H10299811 A JPH10299811 A JP H10299811A
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jack
vehicle height
hydraulic
vehicle
chamber
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JP12144897A
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Shigenobu Abe
重信 阿部
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Showa Corp
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SHOWA AUTO ENG
Showa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の構造を簡素化できるとともに、コスト
を低減できるようにすること。 【解決手段】 車体側と車軸側との間に配設される油圧
緩衝器10にジャッキシリンダ47と、このジャッキシ
リンダ内を摺動するジャッキピストン48とを備えてな
る単動式の油圧ジャッキ41を設け、フリーピストン5
3により内部が気体室56と油室55とに区画された加
圧タンク42を油圧ジャッキとは別体に設け、油圧ジャ
ッキのジャッキ室50へ加圧タンクの油室から作動油を
給排し、油圧緩衝器の車体側取付ブラケット28と車軸
側取付ブラケット29との相対距離を変更して車高を調
整する車高調整装置40において、油圧ジャッキのジャ
ッキ室を加圧タンクの油室に 1本の油圧配管43を介し
て連通し、加圧タンクには、油圧配管が連結する部分
に、ジャッキ室から加圧タンクの油室への作動油の流れ
を阻止するチェック弁44と、このチェック弁の開閉を
切換操作する切換操作部45を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に二輪車等に適
用される車高調整装置及びその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車高調整装置には、特開昭57-192
646 号公報に示すように、車体側と車軸側との間に配設
された油圧緩衝器のシリンダ、ピストンロッド間にスプ
リングシートを介して懸架スプリングが配設され、シリ
ンダ側スプリングシートを懸架スプリングの軸方向に移
動させ、この懸架スプリングのばね反力により車高を調
整するものが開示されている。
【0003】上記シリンダ側スプリングシートは、油圧
緩衝器のシリンダ外周に配置された油圧ジャッキの圧力
室へ、タンク内の加圧された作動油を供給することによ
り、懸架スプリングの軸方向に移動し車高が調整され
る。
【0004】車高の上昇は次のようにしてなされる。つ
まり、図10に示すように、ねじ54aを緩めてストッ
パリング(チェック弁)52aを開弁し、タンク38a
の油室42a内の加圧された作動油をホース44a、通
路(油路)49a、ストッパバルブ(チェック弁)52
a、通路(油路)51aを順次経て油圧ジャッキの圧力
室5a内へ供給し、これによりピストン3aを図10の
上方へ上昇させて、シリンダ側スプリングシートを懸架
ばねの軸方向に移動させることにより車高が上昇する。
【0005】車高の下降は、ポンプ66aを作動させる
ことにより実施される。つまり、ポンプ66aのピスト
ン68aを上昇させると、ポンプ66aのシリンダ67
a、ホース65a及び通路(油路)58a内が負圧にな
り、油圧ジャッキの圧力室5a内の作動油が通路(油
路)55aを流れてチェック弁61aを開弁し、通路5
6a、58a及びホース65aを経てポンプ66a内に
導かれる。次に、ポンプ66aのピストン68aを下降
させると、ポンプ66a内の作動油がホース65a、通
路58a及び通路(油路)57aを流れてチェック弁6
2aを開弁し、通路(油路)50a、通路(油路)48
a´、通路(油路)48a及びホース44aを経て、タ
ンク38aの油室42a、又は不図示の油圧緩衝器の油
室内に戻される。これにより、シリンダ側スプリングシ
ートが定位置に復帰し車高が下降する。尚、図10中の
符号41aはガス室を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術では、車高上昇時に作動油が流れる流路(ホース44
a、通路49a、通路51a)と、車高下降時に作動油
が流れる流路(通路55a、通路57a、通路58a、
ホース65a、シリンダ67a内の室、ホース65a、
通路50a、通路48a´、通路48a、ホース44
a)とが異なり、2系統の流路が必要となる。
【0007】また、この従来技術では、油圧緩衝器に設
置された圧力室5aには、タンク38aと連通させるホ
ース44aの他に、ポンプ66aを介してタンク38と
連通させるホース65aも必要となり、車高調整装置の
構造が複雑になっている。
【0008】更に、この従来技術では、車高上昇用の通
路48a、通路49a及び通路51aと、車高下降用の
通路55a、通路57a、通路58a、通路48a´、
通路48aとが油圧緩衝器のブラケット肉厚部に設けら
れ、更に、この肉厚部にチェック弁52a、61a及び
62aが配設されている。このため、油圧緩衝器の構造
が複雑となるばかりか、基本長が長くなってしまい、し
かも、通路(油路)の加工やチェック弁の組付が煩雑な
作業となっている。
【0009】本発明の課題は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、構造を簡素化でき、且つコストを低
減できる車高調整装置及びその使用方法を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車体側と車軸側との間に配設される油圧緩衝器の車
体側部材と車体側部材との間に懸架スプリングを配設
し、この懸架スプリングの一端側をジャッキシリンダ内
を摺動するジャッキピストンにて支持し、隔壁部材によ
り内部が気体室と油室とに区画された加圧タンクを上記
油圧ジャッキとは別体に設け、上記ジャッキシリンダ及
びジャッキピストンにて画成されたジャッキ室へ上記加
圧タンクの上記油室から作動油を供給し、ジャッキ室か
ら加圧タンク内の油室へ作動油を排出して上記懸架スプ
リングの初期荷重を調整して車高を調整する車高調整装
置において、上記油圧ジャッキの上記ジャッキ室を上記
加圧タンクの上記油室に一本の配管を介して連通し、上
記加圧タンクには、上記配管が連結する部分に、上記ジ
ャッキ室から上記加圧タンクの上記油室への作動油の流
れを阻止するチェック弁と、このチェック弁の開閉を切
換操作する切換操作部とを設けたものである。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記加圧タンクの気体室に充填される
気体は、空車状態で車体が上昇し、乗車状態で車体が下
降する圧力に設定されたものである。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の車高調整装置の使用方法であって、車高上昇時
には、車体側荷重を減少させるとともに、切換操作部材
を操作してチェック弁を開弁させて車高を上昇させ、そ
の後、上記切換操作部材を操作して上記チェック弁を閉
弁させて車高をロックし、車高下降時には、車体側荷重
を増加させるとともに、切換操作部材を操作してチェッ
ク弁を開弁させて車高を下降させ、その後、上記切換操
作部材を操作して上記チェック弁を閉弁させて車高をロ
ックするようにしたものである。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、上記車高上昇時には空車状態にして車
体側荷重を減少させ、車高下降時には、乗車状態にして
車体側荷重を増加させるようにしたものである。
【0014】請求項1又は3に記載の発明には、次の作
用がある。油圧ジャッキと 1本の配管を介して連通され
た加圧タンクの配管連結部分に、油圧ジャッキから加圧
タンクへの作動油の流れを阻止するチェック弁と、この
チェック弁の開閉を切換操作する切換操作部とが設置さ
れたことから、油圧緩衝器には、チェック弁の組付や油
路の加工が不要となり、又油圧緩衝器の基本長が長くな
らず、油圧緩衝器の構造を簡素化できる。このため、車
高調整装置の構造を簡素化できるとともに、コストを低
減でき、しかも、既存の油圧緩衝器を利用できる。
【0015】油圧ジャッキのジャッキ室が 1本の配管を
介して加圧タンクの油室に連通され、車高上昇時と車高
下降時の作動油の流れが上述の 1本の配管を含む同一経
路にて実施されるので、車高調整装置の構造を簡素化で
き、コストを低減できる。
【0016】更に、油圧ジャッキが単動式に構成された
ことから、上述のように配管を 1本とすることができる
とともに、加圧タンクの気体室内の圧力を、油圧ジャッ
キが復動式の場合に比べ低下させることができ、この結
果、加圧タンクの構造を簡素化できる。従って、車高調
整装置の構造を簡素化でき、コストを低減できる。
【0017】請求項2又は4に記載の発明には、次の作
用がある。加圧タンクの気体室内の圧力が、空車状態で
車体が上昇し、乗車状態で車体が下降する圧力に設定さ
れ、車高上昇時に車両を空車状態とし、車高下降時に車
両にライダー等の人が乗車し、又は荷物を積載した状態
としたので、油圧ジャッキのジャッキ室から加圧タンク
へ作動油を流動させるために、従来技術のようなポンプ
が不要となる。このため、車高調整装置の構造を簡素化
でき、コストを低減できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る車高調整
装置の一つの実施の形態を示す断面図である。図2は、
図1の加圧タンクの拡大断面図である。図3は、図2の
III-III 線に沿う断面図である。図4は、図3のIV矢視
図である。図5は、図2の加圧タンクの作動状態を示す
断面図である。図6は、図5の部分拡大断面図である。
図7は、加圧タンクの変形例を示す断面図である。図8
は、図7のVIII- VIII線に沿う断面図である。
【0019】図1に示すように、自動二輪車等の二輪車
に使用される油圧緩衝器10は、懸架スプリング11と
一体化されてリアクッションユニットを構成し、このリ
アクッションユニットが車体側と車軸側に配置される。
懸架スプリング11が路面からの衝撃を吸収し、油圧緩
衝器10がリアクッションユニットの振動を減衰して車
体を制振させる。図1はこの油圧緩衝器10の最伸長状
態を示す。
【0020】油圧緩衝器10は、シングルチューブから
なるシリンダ12内に作動油が充填されるとともに、ピ
ストン14が摺動自在に配設され、このピストン14が
ピストンロッド15の一端に結合して構成される。シリ
ンダ12は一端が閉塞構造とされ、他端がロッドガイド
18により液密に閉塞可能とされる。また、ピストンロ
ッド15の他端側は、ロッドガイド18を貫通してシリ
ンダ12の外部へ延出される。更に、上記ピストン14
にてシリンダ12内が、作動油が充填され且つピストン
ロッド15を収容するロッド側室16Bと、作動油が充
填され且つピストンロッド15が収容されないピストン
側室16Aとに区画される。
【0021】上記ロッドガイド18にはオイルシール1
9及びダストシール20が、ピストンロッド15の外周
面に摺接して配設され、オイルシール19によりシリン
ダ12の液密が図られる。このシリンダ12の開口側の
他端には、ロッドガイド18を覆うようにしてキャップ
21が嵌装される。また、シリンダ12の閉塞側の一端
には、油圧緩衝器10を車体に軸支させるための車体側
取付部材としての車体側取付ブラケット28が固着され
る。一方、ピストンロッド15の他端には、油圧緩衝器
10を車軸に軸支させるための車軸側取付部材としての
車軸側取付ブラケット29が固着される。
【0022】ピストンロッド15の一端部は、ピストン
14の中央位置に貫通する。このピストン14には、ピ
ストンロッド15の周囲に圧側流路22と伸側流路23
とが交互に貫通して穿設される。ピストン14の一側面
に、圧側流路22を閉止可能とする圧側減衰バルブ24
が配設され、ピストン14の他側面に、伸側流路23を
閉止可能とする伸側減衰バルブ25が配設される。これ
らのピストン14、圧側減衰バルブ24及び伸側減衰バ
ルブ25は、バルブ押え26B、26Aとナット27と
により挟持されて、ピストンロッド15に一体化され
る。
【0023】油圧緩衝器10の圧縮行程では、ピストン
側室16A内の作動油が圧側流路22を通り、圧側減衰
バルブ24を撓み変形させてロッド側室16B内へ流入
する。作動油が圧側減衰バルブ24を撓み変形させると
きの流体抵抗により、圧側減衰力が発生する。
【0024】また、油圧緩衝器10の伸長行程では、ロ
ッド側室16B内の作動油が伸側流路23を通り、伸側
減衰バルブ25を撓み変形させてピストン側室16A内
へ流入する。作動油が伸側減衰バルブ25を撓み変形さ
せるときの流体抵抗により、伸側減衰力が発生する。
【0025】ここで、ピストンロッド15の他端にはロ
アスプリングシート30が取り付けられ、ピストンロッ
ド15の他端側には、上記ロアスプリングシート30に
接触状態でバウンドラバー31が嵌装される。油圧緩衝
器10の圧縮行程でバウンドラバー31がシリンダ12
のキャップ21に当接して、油圧緩衝器10の最圧縮ス
トロークが規制される。
【0026】また、ロッドガイド18には、リバウンド
ストッパ32及びリバウンドラバー33が相互に接触状
態で嵌着される。油圧緩衝器10の伸長行程でバルブ押
え26Bがリバウンドラバー33に当接することによ
り、油圧緩衝器10の最伸長ストロークが規制される。
【0027】また、油圧緩衝器10のシリンダ12内に
充填された作動油は、気体、例えば空気が混入されたエ
マルジョン状態である。ピストンロッド15がシリンダ
12内へ侵入し、又はシリンダ12内から退出するとき
の容積変化は、上記シリンダ12内の作動油混入空気の
収縮又は膨張によってそれぞれ吸収され補償される。
【0028】前記懸架スプリング11は、ピストンロッ
ド15に設置された上記ロアスプリングシート30と、
後述のアッパスプリングシート38との間に、それぞれ
スプリングガイド39A、39Bを介して介装される。
懸架スプリング11は、取付状態で、初期荷重が一定に
保持される。
【0029】さて、上述のように構成された油圧緩衝器
10に設置される車高調整装置40は、自動二輪車等の
二輪車の車高を調整するものであり、油圧ジャッキ4
1、加圧タンク42、油圧配管43、チェック弁44及
び切換操作部45を有して構成される。
【0030】上記油圧ジャッキ41は、油圧緩衝器10
のシリンダ12における閉塞端側に配置され、筒体4
6、ジャッキシリンダ47及びジャッキピストン48を
備えてなる。この油圧ジャッキ41は、ジャッキピスト
ン48が作動油圧により一方向にのみ移動する単動式の
油圧ジャッキである。
【0031】上記筒体46は、油圧緩衝器10のシリン
ダ12に嵌装され、シリンダ12に固着されたストッパ
49により位置決めされる。この筒体46の外周にジャ
ッキシリンダ47が装着される。また、ジャッキピスト
ン48が、筒体46の外周及びジャッキシリンダ47内
周に摺動自在に配設される。これらの筒体46、ジャッ
キシリンダ47及びジャッキピストン48に囲まれて、
ジャッキ室50が液密構造に構成される。
【0032】更に、筒体46の外周に前記アッパスプリ
ングシート38が摺動自在に配設される。ジャッキ室5
0に後述の如く作動油(気体が混入されない作動油)が
圧送されると、ジャッキピストン48が懸架スプリング
11側へ移動し、アッパスプリングシート38を押圧可
能とする。また、ジャッキシリンダ47とジャッキピス
トン48との間に補助スプリング51が介装される。こ
の補助スプリング51は、ジャッキピストン48がジャ
ッキシリンダ47内に収容される車高下降時に、懸架ス
プリング11の初期荷重を確保する目的で介装されたも
のであるが、車高上昇時に加圧タンク42の気体室56
の封入圧を補助するものとなる。
【0033】ここで、筒体46には、アッパスプリング
シート38の懸架スプリング11側への移動を規制する
ストッパが設置されていない。これは、ジャッキ室50
内へ供給される作動油の熱膨張を、アッパスプリングシ
ート38の懸架スプリング11側への移動によって吸収
するためであり、これにより油圧ジャッキ41の損傷が
回避される。
【0034】尚、符合17は、ジャッキシリンダ47に
装着されて、ジャッキピストン48を保護するカバーで
ある。
【0035】上記加圧タンク42は、油圧ジャッキ41
とは別体に設けられたものである。この加圧タンク42
は、図2及び図5にも示すように、一端閉塞構造のタン
ク本体52内に、隔壁部材としてのフリーピストン53
が摺動自在に配設され、タンク本体52の開口端にタン
クキャップ54が液密構造に嵌着されたものである。タ
ンク本体52内は、フリーピストン53により油室55
と気体室56とに区画され、気体室56がタンクキャッ
プ54側に設けられる。
【0036】油室55内には、気体が混入されていない
作動油が充填される。また、気体室56には、タンクキ
ャップ54に設置されたエアーバルブ57を介して気体
(例えば空気)が封入される。この気体室56内の気体
圧力は、二輪車の空車状態で車体を上昇させ、一名以上
の人の乗車状態、又は一名以上の人の重量と同程度の荷
物の積載状態で車体を下降させる圧力に設定される。具
体的には、この気体圧力は10〜20kg/cm2が良好である。
ここで、車両の空車状態は、二輪車に人が乗車したり荷
物が積載されたりしていない状態をいい、スタンドにて
車体荷重を支持した場合や支持しない場合の両者を含
む。
【0037】上記油圧配管43は、図1に示すように、
油圧ジャッキ41と加圧タンク42との間に 1本配設さ
れたものであり、油圧ジャッキ41のジャッキ室50
は、この油圧配管43のみを介して加圧タンク42の油
室55に連通される。
【0038】油圧ジャッキ41のジャッキシリンダ47
には、ジャッキ室50に連通する油路58が形成され
る。油圧配管43の一端は、油路59が形成されたジョ
イント60及びジョイントボルト61を介して上記油路
58に連結される。
【0039】また、加圧タンク42のタンク本体52に
は、図2に示すように、油室55に連通する油路62
A、ロータ孔62B、油路62C、弁孔62D及び油路
62Eが互いに連通して形成される。油圧ホース43の
他端は、油路63が形成されたジョイント64及びジョ
イントボルト65を介して上記油路62Eに連結され
る。
【0040】従って、タンク本体52の油路62A、ロ
ータ孔62B、油路62C、弁孔62D及び油路62
E、ジョイント64及びジョイントボルト65の油路6
3、油圧ホース43、ジョイント60及びジョイントボ
ルト61の油路59並びにジャッキケース47の油路5
8を経て、加圧タンク42の油室55内の作動油が油圧
ジャッキ41のジャッキ室50へ供給され、又、ジャッ
キ室50内の作動油が加圧タンク42の油室55内へ排
出可能とされる。
【0041】上記チェック弁44及び切換操作部45
は、加圧タンク42のタンク本体52において油圧配管
43が連結される部分に設置される。つまり、チェック
弁44は弁孔62D内に、切換操作部45の切換ロータ
75はロータ孔62B内にそれぞれ配設される。
【0042】チェック弁44は、図2及び図6に示すよ
うに、弁ボール66、弁シート67、シート押え68及
びセットスプリング69を有して構成され、油圧配管4
3を介し油圧ジャッキ41のジャッキ室50から加圧タ
ンク42の油室55への作動油の流れを阻止する。
【0043】つまり、図6に示すように、シート押え6
8は、タンク本体52の弁孔62Dに螺装されて、弁シ
ート67を弁孔62D内に設置する。更に、セットスプ
リング69は、シート押え68と弁ボール66との間に
介装され、その付勢力により弁ボール66を弁シート6
7に当接させて、弁シート67の油路70と、後述の操
作ロッド71の油路72とを閉止可能とする。上記弁シ
ート67には、油路62Eに常時連通し、且つ弁ボール
66の弁シート67への非当接時に上記油路70及び7
2に連通する油孔73及び環状凹部74が相互に連通し
て形成される。弁シート67の油路70及び操作ロッド
71の油路72は、ロータ孔62Bに常時連通する。従
って、弁ボール66による油路70及び72の閉弁時
に、油圧ジャッキ41のジャッキ室50内の作動油が、
油圧配管43を介してジョイント64及びジョイントボ
ルト65の油路63、タンク本体52の油路62E、弁
孔62D(油孔73、環状凹部74)、弁シート67の
油路70、操作ロッド71の油路72、タンク本体52
の油路62B並びに油路62Aを経て、加圧タンク42
の油室55内へ流れることが防止される。
【0044】ここで、チェック弁44のセットスプリン
グ69は、車高最下降時に、加圧タンク42のフリーピ
ストン53がタンクキャップ54に最接近して気体室5
6内の気体圧力が最大となったときにも、弁ボール66
が弁シート67に当接保持されてチェック弁44が開弁
しないような付勢力を発生するように設定される。従っ
て、チェック弁44は、切換操作部45の操作のみによ
って開弁操作される。
【0045】この切換操作部45は、図2、図3、図5
及び図6に示すように、前記切換ロータ75及び操作ロ
ッド71を有して構成され、切換ロータ75がタンク本
体52のロータ孔62B内で、図2の矢印A、Bに示す
ように軸心まわりに回転可能に配設される。また、操作
ロッド71は、図6に示すように、弁シート67の油路
70内に摺動自在に設けられる。図2及び図3に示すよ
うに、切換ロータ75の操作ロッド71に対応する位置
に偏心カム76が形成され、この偏心カム76に、絞り
部77を含む油路78が穿設される。また、偏心カム7
6の周囲に溝79が構成される。切換ロータ75を回転
させることにより、図5及び図6に示すように偏心カム
76が操作ロッド71を押し上げ、この操作ロッド71
がチェック弁44の弁ボール66を弁シート67から離
反させて、チェック弁44を開弁可能とする。
【0046】チェック弁44の開弁により、車両の空車
状態で、図5及び図6の矢印Cに示すように、加圧タン
ク42の油室55内の作動油が気体室56内の気体圧力
により、タンク本体52の油路62A、切換ロータ75
の溝79及び油路78、操作ロッド71の油路72、シ
ート押え68の油孔73及び環状凹部74、タンク本体
52の油路62E、ジョイント64及びジョイントボル
ト65の油路63、油圧配管43、ジョイント60及び
ジョイントボルト61の油路59並びにジャッキシリン
ダ47の油路58を順次経て、油圧ジャッキ41のジャ
ッキ室50へ圧送可能とされる。また、チェック弁44
の開弁により、車両に一名以上の人が乗車し、又は1名
以上の重量と同程度の荷物が積載された状態で、油圧ジ
ャッキ41のジャッキ室50内の作動油が、図5及び図
6の矢印Cと反対向きに車両の空車状態と同一の経路
で、加圧タンク42の油室55内へ導入可能とされる。
【0047】ここで、切換ロータ75の絞り部77は、
ジャッキ室50内の作動油が加圧タンク42の油室55
内へ導入される際に、作動油の流れを減速させて、車高
を緩やかに下降させるものである。
【0048】また、切換ロータ75には、図3、図4に
示すように、一端に抜止めプレート80が、他端に操作
プレート81がそれぞれボルト固定される。操作プレー
ト81には、操作ケーブル82A及び82Bのヘッド8
3が嵌合され、この操作ケーブル82A及び82Bは、
二輪車の例えばハンドル等に設置された車高切換操作ノ
ブに連結される。この車高切換操作ノブを操作すること
により、操作ケーブル82A及び82Bを介して切換操
作部45の切換ロータ75が回転操作される。
【0049】次に、上述のように構成された車高調整装
置40の作用を説明する。 (A) 車高上昇 車高上昇時には、車高を空車状態として車体側荷重を減
少させた状態で、切換操作部45の切換ロータ75を図
2の状態から図5及び図6の状態まで回転させる。
【0050】すると、切換ロータ75の偏心カム76が
操作ロッド71を押し上げ、この操作ロッド71が弁ボ
ール66を弁シート67から離反させてチェック弁44
を開弁操作する。このチェック弁44の開弁により、加
圧タンク42の油室55内の作動油が気体室56の気体
圧力の作用で切換ロータ75の絞り部77及び溝79、
開弁状態のチェック弁44、油圧配管43を順次経て油
圧ジャッキ41のジャッキ室50へ圧送される。これに
より、油圧ジャッキ41のジャッキピストン48が懸架
スプリング11側へ移動してこの懸架スプリング11を
圧縮し、懸架スプリング11の初期荷重が上昇して、二
輪車の車高が上昇する。
【0051】その後、切換ロータ75を図2の位置まで
回転させて操作ロッド71を下降させ、チェック弁44
を閉弁させる。このチェック弁44の閉弁により、車両
にライダー等が乗車しても、油圧ジャッキ41のジャッ
キ室50内の作動油が油圧配管43を経て加圧タンク4
2の油室55へ戻されることがなく、図1に示すように
車高が最上昇位置にロックされる。
【0052】(B) 車高下降 車高下降時には、車両にライダー等の人が一名以上乗車
した状態とし、或いは一名以上の人の重量と同程度の荷
物を積載した状態として車体側荷重を増加させ、この状
態で、切換操作部45の切換ロータ75を図2の状態か
ら図5及び図6の状態まで回転させる。
【0053】すると、切換ロータ75及び操作ロッド7
1の作用でチェック44が開弁し、油圧ジャッキ41の
ジャッキ室50側の作動油が、加圧タンク42の気体室
56の気体圧力に抗して、油圧配管43、チェック弁4
4(開弁状態)、切換ロータ75の絞り部77及び溝7
9を経て、加圧タンク42の油室55内へ排出される。
ジャッキ室55からの作動油の排出により、アッパスプ
リングシート38が懸架スプリング11の付勢力の作用
で補助スプリング51側へ移動して懸架スプリング11
の初期荷重が減少し、二輪車の車高が下降する。
【0054】その後、切換ロータ75を図2の位置まで
回転させ、操作ロッド71を下降させてチェック弁44
を閉弁させ、空車時にも、加圧タンク42の油室55内
の作動油が、気体室56の気体圧力の作用で油圧配管4
3を経てジャッキ室50内へ圧送されることがないよう
に、車高を最下降位置にロックさせる。
【0055】上記実施の形態によれば、次の〜の効
果を奏する。 油圧ジャッキ41と 1本の配管43を介して連通され
た加圧タンク42の配管連結部分に、油圧ジャッキ41
のジャッキ室50から加圧タンク42の油室55への作
動油の流れを阻止するチェック弁44と、このチェック
弁44の開閉を切換制御する切換操作部45(操作ロッ
ド71、切換ロータ75)とが設置されたことから、油
圧緩衝器10には、チェック弁44の組付や油路(油路
62A、62C、62E、ロータ孔62B、弁孔62
D)等の加工が不要となり、また、油圧緩衝器10の基
本長が長くならず、油圧緩衝器10の構造を簡素化でき
る。このため、車高調整装置40の構造を簡素化できる
とともに、コストを低減でき、更に既存の油圧緩衝器1
0を流用できる。
【0056】また、油圧ジャッキ41のジャッキ室5
0が 1本の油圧配管43を介して加圧タンク42の油室
55に連通され、車高上昇時と車高下降時の作動油の流
れが上述の 1本の油圧配管43を含む同一経路にて実施
されるので、車高調整装置40の構造を簡素化でき、コ
ストを低減できる。
【0057】更に、油圧ジャッキ41が単動式に構成
されたことから、上述のように油圧配管43を 1本にす
ることができるとともに、加圧タンク42の気体室56
内の圧力を、油圧ジャッキ41が復動式の場合(復動式
の場合の気体室圧力は約50〜60kg/cm2である)に比べ低
下させることができ、この結果、加圧タンク42の構造
を簡素化できる。従って、車高調整装置40の構造を簡
素化でき、コストを低減できる。
【0058】加圧タンク42の気体室56内の圧力
が、空車状態で車体が上昇し、乗車状態で車体が下降す
る圧力に設定され、車高上昇時に車両を空車状態とし、
車高下降時に車両にライダー等の人が乗車し、又は荷物
を積載した状態としたので、油圧ジャッキ41のジャッ
キ室50から加圧タンク42の油室55へ作動油を流動
させるために、従来技術のようなポンプ66a(図1
0)が不要となる。このため、油圧緩衝器40の構造を
簡素化でき、コストを低減できる。
【0059】尚、加圧タンク42のタンク本体52に
は、図7及び図8に示すようなチェック弁84と切換操
作部85とを設置してもよく、この場合切換操作部85
は、切換スプール86及び操作ロッド87を備えてな
る。ここで、図7及び図8において、前記第1の実施の
形態と同様な部分は、同一の符号を付すことにより説明
を省略する。
【0060】タンク本体52の油圧配管43連結部分に
は、油路88A、ロッド孔88B、弁孔88C及び油路
88Dが順次連通して形成される。油路88Aが油室5
5に連通し、又油路88Dに、油圧配管43のジョイン
ト64及びジョイントボルト65における油路63が連
通する。上記操作ロッド87は後述の如くロッド孔88
B内に配設され、この操作ロッド87の外周の弁プレー
ト89(後述)側に環状凹部94が形成される。この環
状凹部94とロッド孔88Bとに囲まれて、油路88A
及び弁孔88Cに連通する油路95が構成される。
【0061】チェック弁84は、弁プレート89が弁孔
88C内で、セットスプリング90の付勢力により油路
95を閉止可能とする。このセットスプリング90は、
弁孔88Cに螺装されたスプリング押え91にてその一
端が支持される。
【0062】セットスプリング90は、セットスプリン
グ69と同様に、車高最下降時に、加圧タンク42のフ
リーピストン53がタンクキャップ54に最接近して気
体室56内の気体圧力が最大となったときにも、弁プレ
ート89が油路95を閉止して、チェック弁84が閉弁
し得る付勢力を発生するように設定される。
【0063】また、切換操作部85の操作ロッド87
は、ロッド孔88B内に摺動自在に配設され、操作スプ
ール86は、タンク本体52のロッド孔88Bに連続し
て設けられたスプール孔92内に摺動自在に配設され
る。切換スプール86には操作ロッド87に対応する位
置にカム93が形成され、操作スプール86をスプール
孔92内で押し引き操作することにより、カム93がボ
ール96を介して操作ロッド87を押し上げ可能とす
る。この押し上げられた操作ロッド87が、セットスプ
リング90の付勢力に抗して弁プレート89を押し上
げ、チェック弁84が開弁操作される。
【0064】このようなチェック弁84及び切換操作部
85の場合にも、車高上昇時には、空車状態として切換
スプール86を操作し、チェック弁84を開弁させて、
加圧タンク42の気体室56の気体圧力の作用で、油室
55内の作動油をチェック弁84及び油圧配管43等を
介して油圧ジャッキ41のジャッキ室50へ圧送し、車
高を上昇させる。その後、切換スプール86を操作して
チェック弁84を閉弁させ、車高を最上昇位置にロック
する。
【0065】また、車高下降時には、一名以上の乗車状
態又は一名以上の荷重と同程度の荷物の積載状態下で、
切換スプール86を操作してチェック弁84を開弁さ
せ、ジャッキ室50内の作動油を加圧タンク42内の気
体室56内の気体圧力に抗して油室55内へ戻し、車高
を下降させる。その後、切換スプール86を操作してチ
ェック弁84を閉弁させ、車高を最下降位置にロックす
る。
【0066】上述の変形例では、チェック弁84及び切
換操作部85の構造が前記実施の形態と異なり、他はほ
ぼ同一であることから、前記実施の形態の効果〜を
奏する。
【0067】尚、上記実施の形態及び変形例において、
車高下降時に車高最下降位置以外の任意の位置でチェッ
ク弁44、84を閉じ車高をロックさせることにより、
車高を、最上位置及び最下位置以外の任意の位置に設定
し保持できる。
【0068】更に、油圧緩衝器10におけるシリンダ1
2内の作動油を、気体が混入されていない作動油とし、
図1の二点鎖線に示すように、隔壁部材34により気体
室35と油室36とに区画されるリザーバタンク37を
上記シリンダ12内に連通させ、ピストンロッド15の
シリンダ12内への侵入、退出による容積変化を、リザ
ーバタンク37の気体室35の収縮、膨張によりそれぞ
れ吸収してもよい。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る車高調整装
置及びその使用方法によれば、車高調整装置の構造を簡
素化できるとともに、コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る車高調整装置の一つの実
施の形態を示す断面図である。
【図2】図2は、図1の加圧タンクの拡大断面図であ
る。
【図3】図3は、図2のIII-III 線に沿う断面図であ
る。
【図4】図4は、図3のIV矢視図である。
【図5】図5は、図2の加圧タンクの作動状態を示す断
面図である。
【図6】図6は、図5の部分拡大断面図である。
【図7】図7は、加圧タンクの変形例を示す断面図であ
る。
【図8】図8は、図7のVIII- VIII線に沿う断面図であ
る。
【図9】図9は、従来の車高調整装置の油圧回路を示す
回路図である。
【符号の説明】
10 油圧緩衝器 11 懸架スプリング 28 車体側取付ブラケット(車体側取付部材) 29 車軸側取付ブラケット(車軸側取付部材) 38 アッパスプリングシート 40 車高調整装置 41 油圧ジャッキ 42 加圧タンク 43 油圧配管 44 チェック弁 45 切換操作部 46 筒体 47 ジャッキシリンダ 48 ジャッキピストン 50 ジャッキ室 52 タンク本体 53 フリーピストン(隔壁部材) 55 油室 56 気体室 71 操作ロッド 75 切換ロータ 76 偏心カム 84 チェック弁 85 切換操作部 86 切換スプール 87 操作ロッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側と車軸側との間に配設される油圧
    緩衝器の車体側部材と車体側部材との間に懸架スプリン
    グを配設し、この懸架スプリングの一端側をジャッキシ
    リンダ内を摺動するジャッキピストンにて支持し、 隔壁部材により内部が気体室と油室とに区画された加圧
    タンクを上記油圧ジャッキとは別体に設け、 上記ジャッキシリンダ及びジャッキピストンにて画成さ
    れたジャッキ室へ上記加圧タンクの上記油室から作動油
    を供給し、ジャッキ室から加圧タンク内の油室へ作動油
    を排出して上記懸架スプリングの初期荷重を調整して車
    高を調整する車高調整装置において、 上記油圧ジャッキの上記ジャッキ室を上記加圧タンクの
    上記油室に一本の配管を介して連通し、 上記加圧タンクには、上記配管が連結する部分に、上記
    ジャッキ室から上記加圧タンクの上記油室への作動油の
    流れを阻止するチェック弁と、このチェック弁の開閉を
    切換操作する切換操作部とを設けたことを特徴とする車
    高調整装置。
  2. 【請求項2】 上記加圧タンクの気体室に充填される気
    体は、空車状態で車体が上昇し、乗車状態で車体が下降
    する圧力に設定された請求項1に記載の車高調整装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の車高調整装置の
    使用方法であって、 車高上昇時には、車体側荷重を減少させるとともに、切
    換操作部材を操作してチェック弁を開弁させて車高を上
    昇させ、その後、上記切換操作部材を操作して上記チェ
    ック弁を閉弁させて車高をロックし、 車高下降時には、車体側荷重を増加させるとともに、切
    換操作部材を操作してチェック弁を開弁させて車高を下
    降させ、その後、上記切換操作部材を操作して上記チェ
    ック弁を閉弁させて車高をロックすることを特徴とする
    車高調整装置の使用方法。
  4. 【請求項4】 上記車高上昇時には空車状態にして車体
    側荷重を減少させ、車高下降時には、乗車状態にして車
    体側荷重を増加させる請求項3に記載の車高調整装置の
    使用方法。
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