JPH10299580A - Egrバルブの制御装置 - Google Patents

Egrバルブの制御装置

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Publication number
JPH10299580A
JPH10299580A JP9111475A JP11147597A JPH10299580A JP H10299580 A JPH10299580 A JP H10299580A JP 9111475 A JP9111475 A JP 9111475A JP 11147597 A JP11147597 A JP 11147597A JP H10299580 A JPH10299580 A JP H10299580A
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JP
Japan
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opening
egr valve
motor
rotor
gain
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Pending
Application number
JP9111475A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Nakamura
英昭 中村
Osamu Fujita
治 藤田
Toshiro Ichikawa
敏朗 市川
Yoshiyuki Kobayashi
喜幸 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
Application filed by Unisia Jecs Corp filed Critical Unisia Jecs Corp
Priority to JP9111475A priority Critical patent/JPH10299580A/ja
Publication of JPH10299580A publication Critical patent/JPH10299580A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Flow Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 EGRバルブに対しての急激な負荷変動があ
る場合においてもEGRバルブの開閉応答性および開度
精度が低下することなくEGRバルブの開度を高精度に
制御でき、しかも、モータの故障時においてはEGRバ
ルブを閉状態とすることができること。 【解決手段】 一端がロータ部材19に連結されて弁体
9が閉状態となるロータ部材19の回転方向にロータ部
材19を付勢する渦巻きばね30を有する直流モータと
されるモータ本体部5において、所定の条件が成立した
場合、フィーバック制御部において設定される積分ゲイ
ンを零に変更するとともに比例ゲインを前回の値に比し
て小となるように変更するゲイン変更手段63Aを備え
るもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気ガス再循環通
路に配され排気ガスの循環量を制御するEGRバルブを
エンジンの運転状態に応じて制御する制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、EGRバルブの制御装置におい
ては、例えば、ハイブリッドPM型4相などのステッピ
ングモータによってEGRバルブを開閉制御するように
なっており、EGRバルブの開度は、エンジンの運転状
態に応じてそのステッピングモータがステップ角単位で
オープンループ制御されることにより、調整される。ま
た、何らかの原因によるステッピングモータの故障時に
おいて、EGRバルブが開状態に放置される場合、エン
ジンの排気浄化性能もしくは運転性能が低下する虞があ
る。このような事態を回避するためには、例えば、実開
昭62−136680号公報にも示されるように、渦巻
きばねがステッピングモータのロータ部の端部とモータ
ハウジング内の固定端との間に設けられるもとで、ステ
ッピングモータへの電力供給が何らかの原因で停止され
るとき、ロータ部が渦巻きばねの付勢力により回転され
てEGRバルブが閉状態とされるものが提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ステッ
ピングモータを用いた従来の制御装置においては、ステ
ッピングモータは、EGRバルブに対しての急激な負荷
変動がある場合、ロータ部の同期がとれず脱調する虞が
ある。このようにステッピングモータが脱調した場合、
ステッピングモータはオープンループ制御されるのでそ
の脱調が発生したか否かは検出されない。従って、脱調
状態のステッピングモータにおいては、EGRバルブの
開閉応答性が低下するとともに、その制御量に誤差が発
生したままとなるため信頼性が悪化することとなる。ま
た、脱調状態のステッピングモータにおいては、上述の
渦巻きばねの付勢力が却って余分な負荷となる虞もあ
る。
【0004】以上の問題点を考慮し、本発明は、排気ガ
ス再循環通路に配され排気ガスの循環量を制御するEG
Rバルブをエンジンの運転状態に応じて制御する制御装
置であって、EGRバルブに対しての急激な負荷変動が
ある場合においてもEGRバルブの開閉応答性および開
度精度が低下することなくEGRバルブの開度を高精度
に制御でき、しかも、モータの故障時においてはEGR
バルブを閉状態とすることができるEGRバルブの制御
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るEGRバルブの制御装置は、排気ガ
ス再循環通路を開閉する弁体の開度状態を検出し検出出
力を送出する開度状態検出部と、弁体の目標開度を演算
する目標開度演算部と、開度状態検出部からの検出出
力、および、目標開度演算部により得られた目標開度に
基づいて弁体が設けられる往復動軸に連結されるロータ
部、および、一端がロータ部に連結されて弁体が閉状態
となるロータ部の回転方向にロータ部を付勢する弾性部
材を有する直流モータの駆動信号におけるデューティを
PID制御するフィードバック制御部と、直流モータの
ロータ部の回転速度を検出し検出出力を送出する回転速
度検出部と、開度状態検出部からの検出出力、および、
目標開度演算部により得られた目標開度に基づく弁体の
目標開度と弁体の開度との偏差が所定の値以下であり、
回転速度検出部からの検出出力に基づくロータ部の回転
速度が所定の値以上であるとき、フィーバック制御部に
おいて設定される積分ゲインを零に変更するとともに比
例ゲインを前回の値に比して小となるように変更するゲ
イン変更手段と、を備えて構成される。
【0006】また、ゲイン変更手段は、比例ゲインを前
回の値の1/2となる値に変更するものであってもよ
い。
【0007】さらに、弾性部材は、渦巻きばねであって
もよい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、EGRバルブの開閉制
御のために、直流モータを用いた特定の駆動方式を採用
することを前提としている。そこで、本発明の実施例の
説明に先立ち、その直流モータを用いた駆動方式につい
て説明する。
【0009】(直流モータを用いた駆動方式)EGRバ
ルブの開度をDCサーボモータ方式によりフィードバッ
ク制御する場合、摺動抵抗式のようなポジションセンサ
を用いてEGRバルブの開度を連続的に検知してフィー
ドバックすることにより、直流モータの発生トルクが連
続的に制御され、EGRバルブの調整開度の分解能を理
論上無限に小さくすることができる。また、直流モータ
は、ステッピングモータのような脱調による制御誤差が
発生せず、ステッピングモータを用いた場合に比して応
答性を上げることができるので信頼性も向上する。
【0010】本発明は、このような直流モータを用い、
EGRバルブの駆動方式としていわゆるトルクバランス
方式を採用した。
【0011】このトルクバランス方式は、EGRバルブ
に対し、付勢手段としてのスプリングによって閉方向
(または開方向)に所定のリターントルクを付与し、か
つ直流モータの一方向の通電によって開方向(または閉
方向)に可変のモータトルクを付与し、それらのトルク
バランスにより開閉制御しようとするものである。
【0012】EGRバルブの目標開度に対応する入力デ
ータとEGRバルブの現開度の検出データとの偏差に基
づいて、直流モータをPID(比例ゲイン、積分ゲイ
ン、微分ゲイン)制御する方式を採用した場合において
は、応答速度を優先すべくそのゲインを大きく設定する
と、EGRバルブの開度は、図8(a)、(b)に示さ
れるように、その開度が目標開度に収束するまでに変化
することとなる。なお、図8(a)、(b)、および、
(c)においては、縦軸にEGRバルブの開度をとり、
横軸に時間tをとり、開度の変化を経過時間に応じて示
す。
【0013】図8(a)、(b)において示されるよう
に、応答速度を優先すべくゲインを大きく設定した場
合、EGRバルブの開度が目標開度TPからずれるオー
バーシュートやアンダーシュートが生じて、制御の安定
性が悪化してしまい、一方、このようなオーバーシュー
トやアンダーシュートをなくすべくゲインを小さくする
と、図8(c)に示されるように応答性が悪化してしま
うことになる。このように、制御の応答性と安定性とを
同時に確保することは難しい。
【0014】本発明は、このような事情を考慮し、直流
モータを用いたいわゆるトルクバランスの駆動方式の利
点を生かしつつ、EGRバルブの制御の応答性と安定性
とを同時に確保しようとするものである。以下、本発明
の第1実施例について説明する。
【0015】図1は、本発明に係るEGRバルブの制御
装置の一例が適用されたEGRバルブを示す。
【0016】図1に示される例においては、EGRバル
ブ1は、図示が省略される車両におけるエンジン本体の
排気側に接続される排気通路の壁部に設けられる排気ガ
ス取出通路3に一端部が結合され、他端部がモータ本体
部5を支持する円筒状支持体7と、図1に実線もしくは
二点鎖線で示されるように、排気ガス取出口3aに対し
て所定のストロークをもって往復動され当接して閉状態
もしくは離隔し所定の開度をもって開状態をとる弁体9
が先端に設けられる往復動軸11を有するモータ本体部
5とを含んで構成されている。
【0017】円筒状支持体7における円筒部には、排気
通路3と排気ガス再循環通路13とを連通させる連通室
7Aおよびスプリング収容室7Bがそれぞれ隣接して設
けられている。連通室7Aの壁部には、エンジン本体の
吸気側に接続される吸気通路におけるスロットルバルブ
の下流側部分に一端部が接続される排気ガス再循環通路
13の他端部が接続される排気ガス排出口7aが設けら
れるとともに排気通路3内の排気ガスが取り出される排
気通路3内の排気ガス取出口3aが設けられている。こ
れにより、弁体9が排気ガス取出口3aに対して離隔す
る状態がとられるとき、排気通路3内の排気ガスが排気
ガス取出口3aの実質開度に応じて連通室7A内に取り
入れられるとともに、それが、吸気通路の負圧に応じて
排気ガス排出口7aを通じて排気ガス再循環通路13に
導入されることとなる。
【0018】また、後述するステム10が連通室7Aお
よびスプリング収容室7Bをそれぞれ排気ガス取出口3
aおよび透孔7cを介して貫通している。
【0019】モータ本体部5は、例えば、直流モータと
され、その前端部を形成するべアリングハウジング部材
15と、べアリングハウジング部材15に連結されて外
郭部を形成するモータハウジング部材17と、モータハ
ウジング部材17内に、回動可能に支持され、雌螺子部
21を内部に有するロータ部材19と、ロータ部材19
の内部に配され、雌螺子部21にはめ合わされる雄螺子
部23を有する往復動軸11と、モータハウジング部材
17内の後端部に配されロータ部材19の回転角を検出
するポジショセンサ、例えば、回転角センサ25とを含
んで構成されている。
【0020】ベアリングハウジング部材15の前面にお
ける凸部15bは円筒状支持体7の内周面に係合され、
ベアリングハウジング部材15におけるベアリング収容
部15aには、ウェーブワッシャ29を介してボールベ
アリング27が圧入されており、ボールベアリング27
は、ロータ部材19の前端部を回動可能に支持してい
る。ベアリングハウジング部材15におけるフランジ部
15eには、透孔15cが設けられており、透孔15c
は、円筒状支持体7の他端部に設けられる連通路7cを
介して大気に連通している。これにより、ベアリングハ
ウジング部材15の内部は、透孔15c、および、連通
路7cを通じて大気に連通しているので例えば、暖めら
れた内部空気が外部に放出されることとなる。
【0021】また、ベアリングハウジング部材15の裏
面側には、その裏面側に突出する突起部がモータハウジ
ング部材17の内周面部に係合される状態でモータハウ
ジング部材17の前端面部が、Oリング31を介して当
接されている。例えば、樹脂で成形されるモータハウジ
ング部材17における各フランジ部17aには、図1お
よび図2に示されるように、ボルトBoが挿入されるカ
ラー部材33がそれぞれベアリングハウジング部材15
の透孔15dに対応した位置に設けられている。各フラ
ンジ部17aは、カラー部材33を介し円筒状支持体7
の他端部にカラー部材33に対応した位置に設けられた
雌ねじ孔7bにボルトBoが螺入されて円筒状支持体7
の他端部に締結されている。
【0022】モータハウジング部材17の内周面部に
は、略扇状のヨーク部材35が2個対向配置されて設け
られており、各ヨーク部材35の内面部には、その円周
方向に沿う湾曲部を有するマグネット部材37が2個設
けられている。
【0023】モータハウジング部材17の後端部におけ
る内部中央には、その凹部に配されるコイルスプリング
部材43の付勢力により前方に向け付勢された一対のブ
ラシ部材39A、および、39Bが設けられている。ブ
ラシ部材39Aは、モータハウジング部材17の後端部
に設けられる入力端子43Bに電気的に接続され、ブラ
シ部材39Bは、モータハウジング部材17の後端部に
設けられる入力端子43Aに電気的に接続されている。
【0024】モータハウジング部材17の後端部の内部
におけるブラシ部材39A、および、39Bの外方に
は、ロータ部材19の回転角を検出する回転角センサ2
5がブラシ部材39A、および、39Bを包囲するよう
に設けられている。回転角センサ25は、例えば、略リ
ング状の検出部25Aと、検出部25Aの外側に検出部
25Aを包囲するように略同形状で設けられた検出部2
5Bとからなり、検出部25Aは、外部の電圧供給部6
0に接続される端子25aに接続されており、検出部2
5Bにおける両端部は、後述する外部の接地部にそれぞ
れ接続される端子25b、および、25cに接続されて
いる。
【0025】ロータ部材19は、例えば、プラスチック
材料であるポリイミド樹脂もしくは、PPS樹脂(ポリ
フェニレンサルファイド)、あるいは、液晶ポリマー
(高分子液晶)で作られており、ロータ部材19におけ
る先端部は、ボールベアリング27により回動可能に支
持されている。なお、ロータ部材19の材質は上述の例
に限られることなく、他の樹脂、例えば、ポリプロピレ
ン樹脂などであってもよい。
【0026】一方、後端部は、ロータ部材19の軸線と
同一軸線上に一体成形されたロータ支持軸45の一端部
がブラシ部材39Aとブラシ部材39Bとの間に設けら
れる支持孔17bにスラストワッシャ47の付勢力に抗
して嵌合されることにより回動可能に支持されている。
ロータ支持軸45の他端部には、凹部45aが形成され
ている。ロータ部材19における後端部には、ブラシ部
材39Aおよび39Bの先端面に摺接するコンミテータ
部材49が一体成形されて設けられている。コンミテー
タ部材49の回転角センサ25に対向する側には、回転
角センサ25における検出部25Aおよび25Bに対応
した位置にそれぞれ検出部25Aおよび25Bに摺接す
る検出用ブラシ部材40Aおよび40Bが設けられてい
る。
【0027】ロータ部材19の外周部における略中央部
には、ロータコア部材20が配設され、ロータコア部材
20には、コイル22がそのスロット数に応じて巻装さ
れている。コイル22の各端部は、コンミテータ部材4
9の周縁部上に設けられる各係止部に電気的に接続され
ている。ロータ部材19におけるロータコア部材20の
両端部には、コイル22が集合せしめられるコイル集合
部19dおよび19eがそれぞれ形成されている。一
方、ロータ部材19の内部には、先端部を形成する所定
の勾配を有するテーパ部19aと、テーパ部19aの短
径より小なる直径を有する雌螺子部21と、ロータ支持
軸45の凹部45aに連通し、その径と同径とされる透
孔19cとが同一軸線上に連なって形成されている。ま
た、透孔19cおよび雌螺子部21により形成される内
部空間とロータコア部材20の後端部におけるコイル集
合部19dに設けられる開口部19fとを連通させる連
通路19gが形成されている。
【0028】これにより、ロータコア部材20にコイル
22が巻装されるとき、雌螺子部21により形成される
内部空間とモータハウジング部材17の内部空間とが、
連通路19g、および、コイル集合部19dに集められ
たコイル22の束によって形成される各コイル22間の
隙間を通じて連通することとなる。したがって、往復動
軸11が前進されるとき、連通路19gを通じて雌螺子
部21により形成された内部空間に吸引される空気は、
モータハウジング部材17の内部空間に浮遊する塵など
がコイル22によって除去されたものとなる。また、コ
イル22は、その吸引される空気により冷却されること
となる。さらに、往復動軸11が後退されるとき、連通
路19gを通じて雌螺子部21により形成された内部空
間に滞留している空気が放出されて往復動軸11が円滑
に移動されることとなる。
【0029】雌螺子部21は、例えば、所定のピッチを
有する台形螺子とされ、雌螺子部21には、往復動軸1
1における雄螺子部23の先端部および中間部がはめあ
わされている。
【0030】往復動軸11は、金属材料、例えば、ステ
ンレス鋼材で作られ、透孔19cおよびロータ支持軸4
5の凹部45aに係合する案内部11aと、雌螺子部2
1にはめ合わされる例えば、台形ねじとされる雄螺子部
23と、先端に弁体9が設けられるステム10の後端が
係合される凹部11bを有する弁体保持部11dとから
なる。弁体保持部11dの外周部には、相対向して形成
される平坦部11eが形成されている。平坦部11e
は、ベアリングハウジング部材15の凸部15bにおい
て弁体保持部11dが貫通する部分に設けられる平坦面
(図示が省略される)に摺接する。これにより、往復動
軸11の自転が規制されることとなる。
【0031】ステム10における弁体9と他端との間に
は、板状部材8が固着されている。また、連通室7Aと
スプリング収容室7Bとを仕切る壁部とその板状部材8
との間には、コイルスプリング12が設けられている。
コイルスプリング12は、ステム10を往復動軸11に
対して押しつけるとともに往復動軸11の雄螺子部23
に弁体9が閉状態をとる方向に回転トルク(リターント
ルク)を付与するものとされる。
【0032】さらに、ベアリングハウジング部材15の
裏面側に突出する環状突起部15fの内側には、図1お
よび図2に示されるように、例えば、非磁性材料で作ら
れる渦巻きばね30が設けられている。渦巻きばね30
の一端は、ロータ部材19におけるボールベアリング2
7に嵌合される部分とコイル収容部19eとの間に設け
られる細長い溝19nに折り曲げられて係合され、他端
は、環状突起部15fの一部が半径方向に沿って切り欠
かれて円周方向に沿って設けられる係止部15hに折り
曲げられて係止されている。係止部15hの先端と環状
突起部15fの他の部分との間には、渦巻きばね30の
他端が挿入される切欠部15gが設けられている。
【0033】これにより、渦巻きばね30は、ロータ部
材19を図2の矢印Pが示す時計方向に沿って回動さ
せ、往復動軸11が後退されるように付勢するものとさ
れる。従って、駆動信号がモータ本体部5に供給されな
い場合、弁体9が閉状態とされることとなる。
【0034】このように構成されたEGRバルブは、前
述したようなトルクバランス方式により駆動される。
【0035】すなわち、EGRバルブ1に対し、付勢手
段としてのスプリング12によって弁体9の閉動方向に
所定のリターントルクが付与され、かつモータ本体部5
の一方向の通電によって弁体9の開動方向に可変のモー
タトルクが付与され、それらのトルクバランスにより弁
体9が開閉制御される。
【0036】本発明に係るEGRバルブの制御装置の一
例においては、加えて、図3に示されるような制御部5
0を備えている。
【0037】図3は、制御装置全体の概略構成図であ
り、例えば、マイクロコンピュータにより構成される制
御部50によってモータ本体部5がチョッパ制御され
る。すなわち、モータ本体部5に加える電圧を一定周期
でオン、オフさせ、その1周期当たりのオン時間とオフ
時間の比(デューティ)(%)に応じた駆動パルス信号
CpによりFET(電解効果トランジスタ)51をスイ
ッチ動作させて、モータ本体部5に加える平均駆動電圧
を制御するようになっている。
【0038】FET(電解効果トランジスタ)51のド
レイン側には、ツェナーダイオード53、ダイオード5
4が直列に接続され、バッテリ52がツェナーダイオー
ド53に接続されている。、モータ本体部5は、ツェナ
ーダイオード53、ダイオード54に対して並列に接続
され、モータ本体部5に流れる電流は一方向にのみとさ
れている。
【0039】制御部50とFET51のゲートとの間に
は、インターフェース55が設けられ、制御部50に
は、制御部50の駆動電圧(5V)を確保するためのレ
ギュレータ56が接続されている。
【0040】制御部50には、エンジン本体に設けられ
るクランク軸に関連して設けられクランク軸の回転角度
を検出するクランク角センサ等の運転状態センサ57か
らの運転状態をあらわす検出信号Sdと、回転角センサ
25からの検出信号Saとがインターフェース58およ
び59を介してそれぞれ入力される。
【0041】回転角センサ25は、電圧供給部60から
の定電圧(5V)が印加される抵抗体上(検出部25A
および25B)にて移動する可動接点部としての検出用
ブラシ部材40Aおよび40Bを備えており、その可動
接点部がロータ部材19の回動に伴って移動することに
より、その可動接点部から、ロータ部材19の回動位置
に応じた電圧が検出信号Saとして出力される。
【0042】図4は、制御部50によって構成される制
御系を説明するための概略のブロック図である。
【0043】図4においては、制御部50は、運転状態
センサ57の検出信号Sdに基づいてEGRバルブの最
適な目標開度を求めるための目標開度演算部61と、回
転角センサ25の検出信号Saをディジタル処理変換す
るA/D変換部62と、目標開度演算部61からのデー
タとA/D変換部62からのデータとに基づいてこれら
の目標開度と現在の開度との偏差を求める減算部65
と、減算部65からの偏差をあらわすデータDeに基づ
いて比例ゲイン(P成分)、積分ゲイン(I成分)、微
分ゲイン(D成分)を合わせたPID制御量(電圧)を
演算するPID制御量演算部63と、PID制御量演算
部63からのPID制御量に基づいて駆動パルス信号の
デューティを演算し、その演算結果に基づいて駆動パル
ス信号を形成し、それをモータ本体部5に供給するデュ
ーティ演算部64とを含んで構成されている。
【0044】目標開度演算部61は、検出信号Sdに基
づいて図示が省略される目標開度設定マップおよび目標
EGR量マップとを参照し、その目標開度(往復動軸1
1の目標ストローク量)を演算し、その目標開度に対応
する電圧(以下、「目標値」という)をあらわすデータ
を減算部65に出力する。また、A/D変換部62は、
検出信号Saに基づいてEGRバルブ1の現在の開度に
対応する電圧(以下、「現在値」という)をあらわすデ
ータを減算部65に出力する。
【0045】減算部65は、A/D変換部62からのデ
ータを目標開度演算部61からのデータから減算し偏差
を算出し、その偏差をあらわすデータDeをPID制御
量演算部63に供給する。
【0046】PID制御量演算部63は、データDeに
基づいて次の(1)、(2)、(3)、および、(4)
式に従い、PID制御量KPIDを算出する。
【0047】
【数1】 KPID=P+D+I (1)
【0048】
【数2】 P=kp×e (2)
【0049】
【数3】
【0050】
【数4】 I=ki×∫e dt (4) 但し、P、D、I、Kp、Kd、および、Kiは、それ
ぞれ、比例ゲイン、微分ゲイン、積分ゲイン、所定の係
数であり、eは、データDeがあらわす偏差である。
【0051】さらに、PID制御量演算部63にはゲイ
ン変更手段63Aが設けられている。
【0052】このゲイン変更手段63Aには、目標値と
現在値の偏差が後述する所定の小偏差範囲S内に収束し
たことを検知する偏差検知部と、モータ本体部5のロー
タ部材19の回転速度VをA/D変換部62からのデー
タと所定の計測時間とに基づき演算し、その回転速度V
と基準速度Vcとを比較することにより回転速度Vが所
定の基準速度Vc以上となったことを検知する速度検知
部が備えられている。
【0053】ゲイン変更手段63Aは、偏差が所定の小
偏差範囲S内に収まったことが前者の偏差検知部によっ
て検知され、かつ回転速度Vが基準速度Vc以上となっ
たことが後者の速度検知部によって検知されたときに、
算出されたPID制御量KPIDにおける積分ゲインI
をクリアにして“0”とすると共に、比例ゲインPを前
回の値よりも小さく変更する。本例の場合は、積分ゲイ
ンPを前回算出された値Paの1/2{(1/2)・P
a}に変更する。その際、積分ゲインIは、制御応答性
に影響を及ぼす要素とされる。これにより、PID制御
量演算部63は、(1/2)・Paとされる積分ゲイン
Pと微分ゲインDとを加算したもののデータをPID制
御量としてデューティ演算部64に送出する。
【0054】その際、小偏差範囲Sは、図5のようにE
GRバルブの目標開度をTPとしたときに、その目標開
度TPから開方向および閉方向に若干量だけずれた範囲
に対応する大きさに設定されている。図5においては、
その小偏差範囲Sに対応する開度のずれ分の範囲に符号
Sを付している。この図からも明らかなように、小偏差
範囲Sはプラスの偏差とマイナスの偏差を含む範囲であ
り、以下においては、偏差が小偏差範囲S内の値となる
ことを小偏差範囲S内に収まるという。
【0055】このようにして、目標値と現在値との偏差
に基づいてモータ本体部5をPID制御するフィードバ
ック制御系が構成されている。この制御系は、ゲイン変
更手段63Aによって積分ゲインIが零に設定され、か
つ比例ゲインPが前回の値に比して小さく変更されたと
きに、モータ本体部5をPD制御することになる。
【0056】デューティー演算部64は、供給されるP
ID制御量KPIDに基づいて駆動パルス信号Cpのデ
ューティDu(%)を次の(5)式に従い演算する。
【0057】
【数5】
【0058】但し、KS、BSは、それぞれ、往復動軸
11の往復動特性などをあらわす係数である。
【0059】デューティDuは、(5)式から明らかな
ようにPID制御量KPIDが増大するに従い大なる値
をとるものとされる。また、駆動パルス信号Cpのデュ
ーティDu(%)が増大するにつれてモータ本体部5か
ら出力される出力回転トルク、出力回転数は増大するも
のとされる。なお、駆動パルス信号Cpの信号レベル
(電圧)は、所定の値を維持するものとされる。
【0060】例えば、マイクロコンピュータによって構
成される制御部50が実行する動作制御のためのプログ
ラムの一例を図6に示されるフローチャートを参照して
以下に説明する。
【0061】まず、目標値および現在値をあらわすデー
タ読み込んで(ステップ90)偏差を求め(ステップ9
1)、その偏差が小偏差範囲S内に収まっていないこと
が偏差検知部によって検知されていることを条件として
(ステップ92)、その偏差に基づいてPID制御量演
算部63が(1)〜(4)式に従いPID制御量を演算
する(ステップ93)。
【0062】そして、そのPID制御量に基づいてデュ
ーティー演算部64によってデューティーが算出され
(ステップ94)、そのデューティーによって駆動パル
ス信号Cpをモータ本体部5に送出しもとに戻り(ステ
ップ95)、モータ本体部5は駆動される。
【0063】また、ステップ92の判定において、偏差
が小偏差範囲S内に収まっているときは、速度検知部に
よって、モータ本体部5の回転速度Vが所定の基準速度
Vc以上であるか否かを判定する(ステップ96)。回
転速度Vが基準速度Vc以上でないときは先のステップ
93に進みそれ以降のステップを上述と同様に実行して
元に戻る。
【0064】一方、回転速度Vが基準速度Vc以上であ
るときは、積分ゲインを零に設定すると共に、比例ゲイ
ンを前回の値の1/2(1/2Pa)に変更する(ステ
ップ97)。
【0065】続くステップ93において、PID制御量
演算部63がPID制御量を演算し、そのPID制御量
に基づいてデューティー演算部64がデューティーを算
出し(ステップ94)、そのデューティーによって駆動
パルス信号Cpがモータ本体部5に送出しもとに戻り
(ステップ95)、モータ本体部5は駆動される。
【0066】このように、偏差が小偏差範囲S内に収ま
りかつ回転速度Vが基準速度Vc以上のときに、積分ゲ
インを零にしてPID制御からPD制御に切り換える共
に、比例ゲインを前回の値の1/2に変更することによ
り、図5中の曲線Aのように、目標開度TPに接近した
ときにモータ本体部5が減速されて、同図中の曲線Bの
従来例のようなオーバーシュートやアンダーシュートの
発生が抑えられる。
【0067】そして、このような目標開度TPに接近し
てから減速制御の結果、応答性の悪化を抑えた上、EG
Rバルブ1を目標開度TPまで安定性良く制御できるこ
とになる。
【0068】このようにモータ本体部5が減速制御され
て、その回転速度Vが基準速度Vc未満となったとき
は、PD制御からPID制御に戻ると共に比例ゲインが
元のゲインに戻される。また、小偏差範囲Sおよび基準
速度Vcは、EGRバルブ1の形態やモータ本体部5の
作動特性などに応じて、適宜設定することができる。
【0069】(第2の実施例)フィードバック制御系に
よって、リターントルクと逆方向のモータトルクを発生
させるべく、モータ本体部5を一方向にのみ通電制御す
るだけではなく、リターントルクと同方向のモータトル
クを発生させるべく、モータ本体部5を他方向にも通電
制御するようにしてもよい。その場合には、モータ本体
部5を一方向に通電制御するときのPID制御量をプラ
スとし、それがマイナスとなったときのPID制御量に
応じてモータ本体部5を他方向に通電制御すればよい。
このように、リターントルクと同方向のモータトルクを
発生させることにより、バルブ11の閉動方向の応答性
が向上することになる。
【0070】図7は、このようにモータ本体部5を双方
向通電する場合における回路構成例の説明図である。本
例の場合は、4組のトランジスタ71、72、73、7
4とダイオード75、76、77、78を組み合わせた
構成とされ、前述した実施例と同様にモータ本体部5を
チョッパ制御するようになっている。
【0071】すなわち、モータ本体部5を一方向に通電
制御するときには、制御部50は、インターフェース8
1を介してトランジスタ71をオン状態にして、インタ
ーフェース82を介してトランジスタ72を駆動パルス
信号Cpによりスイッチ動作させ、また、モータ本体部
5を他方向に通電制御するときには、制御部50は、イ
ンターフェース83を介してトランジスタ73をオン状
態にして、インターフェース84を介してトランジスタ
74を駆動パルス信号Cpによりスイッチ動作させる。
【0072】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るEGRバルブの制御装置によれば、EGRバルブ
の開度を制御するにあたり、直流モータの駆動力により
制御するのでEGRバルブに対しての急激な負荷変動が
ある場合においてもEGRバルブの開閉応答性および開
度精度が低下することを抑制できる。
【0073】また、ゲイン変更手段により開度状態検出
部からの検出出力、および、目標開度演算部により得ら
れた目標開度に基づく弁体の目標開度と該弁体の開度と
の偏差が所定の値以下であり、回転速度検出部からの検
出出力に基づくロータ部の回転速度が所定の値以上であ
るとき、フィードバック制御部において設定される積分
ゲインが零に変更されるとともに比例ゲインが前回の値
に比して小となるように変更されるので駆動信号のデュ
ーティが前回の値に比して小となるのでロータ部の回転
速度が減速されるのでEGRバルブの開度を高精度に制
御できる。しかも、一端がロータ部に連結されて弁体が
閉状態となるロータ部の回転方向にロータ部を付勢する
弾性部材を有する直流モータなのでモータの故障時にお
いてはEGRバルブを閉状態とすることができるという
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るEGRバルブの制御装置の第1実
施例が適用されたEGRバルブの断面構成図である。
【図2】図1に示される例における横断面図である。
【図3】本発明に係るEGRバルブの制御装置の一例に
備えられる制御部の概略構成図である。
【図4】図3に示される例における制御部のブロック構
成図である。
【図5】図3に示される例における動作説明に供される
図である。
【図6】図3における制御部がマイクロコンピュータで
構成される場合において、このマイクロコンピュータが
実行するプログラムの一例を説明するためのフローチャ
ートである。
【図7】本発明に係るEGRバルブの制御装置の第2実
施例における直流モータの駆動回路の説明図である。
【図8】(a)、(b)、および、(c)は、従来の制
御方式によるEGRバルブの制御例の動作説明に供され
る図である。
【符号の説明】
1 EGRバルブ 9 弁体 11 往復動軸 13 排気ガス再循環通路 19 ロータ部材 25 回転角センサ 30 渦巻きばね 50 制御部 61 目標開度演算部 63 PID制御量演算部 63A ゲイン変更手段 65 減算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 喜幸 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ガス再循環通路を開閉する弁体の開
    度状態を検出し検出出力を送出する開度状態検出部と、 前記弁体の目標開度位置を演算する目標開度演算部と、 前記開度状態検出部からの検出出力、および、前記目標
    開度演算部により得られた前記目標開度位置に基づいて
    前記弁体が設けられる往復動軸に連結されるロータ部、
    および、一端が該ロータ部に連結されて該弁体が閉状態
    となる該ロータ部の回転方向に該ロータ部を付勢する弾
    性部材を有する直流モータの駆動信号におけるデューテ
    ィをPID制御するフィードバック制御部と、 前記直流モータのロータ部の回転速度を検出し検出出力
    を送出する回転速度検出部と、 前記開度状態検出部からの検出出力、および、前記目標
    開度演算部により得られた前記目標開度位置に基づく前
    記弁体の目標開度と該弁体の開度との偏差が所定の値以
    下であり、前記回転速度検出部からの検出出力に基づく
    前記ロータ部の回転速度が所定の値以上であるとき、前
    記フィーバック制御部において設定される積分ゲインを
    零に変更するとともに比例ゲインを前回の値に比して小
    となるように変更するゲイン変更手段と、を備えて構成
    されるEGRバルブの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ゲイン変更手段は、比例ゲインを前
    回の値の1/2となる値に変更することを特徴とする請
    求項1記載のEGRバルブの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材は、渦巻きばねであること
    を特徴とする請求項1記載のEGRバルブの制御装置。
JP9111475A 1997-04-28 1997-04-28 Egrバルブの制御装置 Pending JPH10299580A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1710420A1 (en) * 2005-03-28 2006-10-11 Daihatsu Motor Co., Ltd. Control apparatus for internal combustion engine
US7444220B2 (en) 2004-05-11 2008-10-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Power output apparatus for hybrid vehicle
JP2012001009A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 制御装置
JP2012097599A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Denso Corp 内燃機関のegr制御装置
CN106121840A (zh) * 2016-08-23 2016-11-16 无锡隆盛科技股份有限公司 智能egr阀

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