JPH10298486A - 塗装物品及び補修塗装方法 - Google Patents

塗装物品及び補修塗装方法

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JPH10298486A
JPH10298486A JP10783797A JP10783797A JPH10298486A JP H10298486 A JPH10298486 A JP H10298486A JP 10783797 A JP10783797 A JP 10783797A JP 10783797 A JP10783797 A JP 10783797A JP H10298486 A JPH10298486 A JP H10298486A
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JP
Japan
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coating
solvent
soluble
paint
coating film
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Withdrawn
Application number
JP10783797A
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English (en)
Inventor
Shunichi Kodama
俊一 児玉
Yasuyuki Sasao
康行 笹尾
Hiroko Ito
裕子 伊藤
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10298486A publication Critical patent/JPH10298486A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】溶剤可溶性含フッ素樹脂塗料の旧塗膜上に、溶
剤可溶性含フッ素樹脂塗料の補修塗膜が密着性よく、効
率的に形成された塗装物品を提供する。 【解決手段】塗装物品最外層に溶剤可溶性含フッ素樹脂
塗料(A)の旧塗膜を有する塗装物品の前記旧塗膜上
に、シランカップリング剤を含む塗料の塗膜及び/又は
アクリル系重合体を含む塗料の塗膜を介して溶剤可溶性
含フッ素樹脂塗料(B)の塗膜を有する塗装物品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶剤可溶性含フッ
素樹脂塗膜を有する塗装物品及び補修塗装方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】フッ素系樹脂の旧塗膜を有する塗装物品
を含フッ素樹脂塗料により補修する技術として、補修用
塗料を改良することにより、密着性を向上させる技術は
いくつか知られているが、必ずしも充分ではない。ま
た、フッ素系樹脂の旧塗膜を丹念にサンディングする方
法が考えられるが、工程、時間及び費用を多く要するた
め効率的な方法とはいえない。また、複雑な模様や大き
な厚みをつける補修仕様のできる技術はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述の従来技
術が有する課題を解決し、サンディングなどの煩雑な処
理を必要とせず、含フッ素樹脂の補修塗膜が密着性よ
く、効率的に形成された塗装物品を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の(1)及
び(2)の発明である。
【0005】(1)塗装物品最外層に溶剤可溶性含フッ
素樹脂塗料(A)の旧塗膜を有する塗装物品の前記旧塗
膜上に、シランカップリング剤を含む塗料の塗膜及び/
又はアクリル系重合体を含む塗料の塗膜を介して溶剤可
溶性含フッ素樹脂塗料(B)の塗膜を有する塗装物品。
【0006】(2)塗装物品最外層に溶剤可溶性含フッ
素樹脂塗料(A)の旧塗膜を有する塗装物品の補修塗装
方法であって、前記旧塗膜上にシランカップリング剤を
含む塗料及び/又はアクリル系重合体を含む塗料を塗装
し、次いで溶剤可溶性含フッ素樹脂塗料(B)を塗装す
ることを特徴とする旧塗膜を有する塗装物品の補修塗装
方法。
【0007】本発明において旧塗膜とは、塗装物品表面
に既に形成されている塗膜であって、その塗膜が劣化し
ていること、その塗膜に欠陥があることなどのために補
修塗装が必要な塗膜を意味する。
【0008】本発明において補修塗装とは、旧塗膜が有
する所期の機能を回復させるために、又は旧塗膜が有し
ていなかった新たな機能を付与するために旧塗膜の一部
又は全部に塗装することを意味する。
【0009】本発明において溶剤可溶性含フッ素樹脂塗
料とは、塗料中の塗膜形成成分である重合体が溶剤可溶
性のフッ素重合体であることを意味する。
【0010】このようなフッ素重合体を溶解させる溶媒
としては、トルエン、キシレン、n−ヘキサン、n−ヘ
プタン、石油系溶媒(ミネラルスピリッツなど)などの
炭化水素系溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステ
ル系溶媒、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトンなどのケトン系溶媒、メタノール、エタノ
ール、イソプロパノールなどのアルコール系溶媒などが
挙げられる。
【0011】一方、溶剤可溶性含フッ素樹脂塗料(A)
及び(B)としては、常温から施工可能であるなどの点
から、溶剤可溶性官能基含有フッ素重合体と、官能基と
反応性の硬化剤及び/又は硬化触媒の組み合わせからな
る塗料が好ましい。
【0012】この溶剤可溶性含フッ素樹脂塗料(A)や
(B)には、後述のアクリル系重合体が含まれていても
よい。溶剤可溶性含フッ素樹脂塗料(B)中のアクリル
系重合体の配合量は、塗膜の耐候性の観点から後述の
「溶剤可溶性フッ素重合体とアクリル系重合体を含む塗
料」中のアクリル系重合体の配合量より少ないことが好
ましい。溶剤可溶性含フッ素樹脂塗料(B)中のアクリ
ル系重合体の配合量は、通常溶剤可溶性のフッ素重合体
100重量部に対して、20〜200重量部、好ましく
は20〜100重量部である。
【0013】上記官能基含有フッ素重合体としては水酸
基含有フッ素重合体がよく知られている。また、その他
の官能基としては、カルボキシル基、エポキシ基、アミ
ノ基、加水分解性シリル基などが挙げられる。
【0014】官能基含有フッ素重合体としてはフルオロ
オレフィン及びこれと共重合可能な単量体を共重合して
得られる共重合体が溶剤に対する溶解性、塗膜の耐候
性、塗装作業性などの点から好ましい。
【0015】フルオロオレフィンとしてはテトラフルオ
ロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、トリフルオ
ロエチレン、フッ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロピ
レン、ペンタフルオロプロピレンなどの炭素数2〜3の
フルオロオレフィンが挙げられる。
【0016】このフルオロオレフィンと共重合可能な単
量体としては、ビニルエーテル、ビニルエステル、アリ
ルエーテル、アリルエステル、イソプロペニルエーテ
ル、イソプロペニルエステル、メタリルエーテル、メタ
リルエステル、α−オレフィン、アクリル酸エステル、
メタクリル酸エステルなどから選ばれる少なくとも1種
の単量体が挙げられる。
【0017】ここで、ビニルエーテルとしては、エチル
ビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、シクロヘキシ
ルビニルエーテル、フルオロアルキルビニルエーテル、
パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)などのアルキ
ルビニルエーテルが例示される。
【0018】ビニルエステルとしては分岐状のアルキル
基を有する脂肪酸ビニルエステルであるベオバ−10
(シェル化学製商品名)、酪酸ビニル、酢酸ビニル、ピ
バリン酸ビニル、バーサチック酸ビニルなどの脂肪酸ビ
ニルエステルが例示される。
【0019】アリルエーテルとしては、エチルアリルエ
ーテル、シクロヘキシルアリルエーテルなどのアルキル
アリルエーテルが例示される。アリルエステルとして
は、プロピオン酸アリル、酢酸アリルなどの脂肪酸アリ
ルエステルが例示される。イソプロペニルエーテルとし
てはメチルイソプロペニルエーテルなどのアルキルイソ
プロペニルエーテルが例示される。α−オレフィンとし
ては、エチレン、プロピレン、イソブチレンなどが例示
される。
【0020】フルオロオレフィンの共重合割合があまり
に少ないと、耐候性塗料として充分に優れた耐候性が発
揮されない。また、フルオロオレフィンの共重合割合が
あまりに多くなると、溶剤への溶解性などが低下するた
め好ましくない。したがって、官能基含有フッ素重合体
としては、フルオロオレフィンが30〜70モル%の割
合、特には40〜60モル%の割合、で共重合した共重
合体であることが好ましい。
【0021】官能基含有フッ素重合体はフルオロオレフ
ィンの他に上述のような化合物が共重合されていること
が、溶剤に対する溶解性などの面から好ましい。特にビ
ニルエーテル、ビニルエステル、アリルエーテル、アリ
ルエステルがフルオロオレフィンとの共重合性に優れる
点から好ましい。さらに、炭素数1〜10の直鎖状、分
岐状あるいは脂環状のアルキル基を有するアルキルビニ
ルエーテル、脂肪酸ビニルエステル、アルキルアリルエ
ーテル、脂肪酸アリルエステルが好ましい。
【0022】官能基含有フッ素重合体は、上記のような
共重合成分の他に、硬化剤と架橋反応し得る官能基を有
するためにより強靭な塗膜が得られる。この官能基とし
ては、イソシアネート系硬化剤やアミノプラスト系硬化
剤などと反応し得る活性水素含有基、例えば水酸基、ア
ミノ基、アミド基、カルボキシル基などが例示される。
また、それ以外にエポキシ基、ハロゲン、二重結合、加
水分解性シリル基などの官能基も例示される。
【0023】このような官能基の導入方法としては、官
能基を有する単量体、例えば、ヒドロキシブチルビニル
エーテル、ヒドロキシブチルアリルエーテル、エチレン
グリコールモノアリルエーテル、シクロヘキサンジオー
ルモノビニルエーテル、アクリル酸、メタクリル酸、ク
ロトン酸、ウンデセン酸、グリシジルビニルエーテル、
グリシジルアリルエーテル、トリメトキシビニルシラン
などを共重合せしめる方法がある。
【0024】また、共重合体を変性せしめることにより
官能基を導入する方法、例えば、水酸基又はエポキシ基
に、無水コハク酸のような多塩基酸無水物を反応せしめ
てカルボキシル基を導入する方法、イソシアネートアル
キルメタクリレートなどを反応せしめて二重結合を導入
する方法などの方法でも官能基を導入できる。
【0025】官能基を有する共重合単位は、共重合体中
5〜20モル%であることが好ましい。
【0026】こうした官能基含有フッ素重合体として
は、例えば商品名ルミフロン(旭硝子)、セフラルコー
ト(セントラル硝子)、ザフロン(東亞合成)、ゼッフ
ル(ダイキン工業)、フルオネート(大日本インキ工
業)などとして市販されているものを使用できる。
【0027】硬化剤としては官能基含有フッ素重合体を
架橋し得るものであれば特に限定されない。常温で活性
水素含有重合体と架橋反応するものとしては、多価イソ
シアネート化合物が例示される。また、一液塗料として
焼き付け塗装に使用する硬化剤としては、アミノプラス
ト系硬化剤、ブロックイソシアネート系硬化剤、多塩基
酸系硬化剤などが挙げられる。
【0028】アミノプラスト系硬化剤としては、メチロ
ールメラミン類、メチロールグアナミン類、メチロール
尿素類などを使用できる。メチロールメラミン類として
は、ブチル化メチロールメラミン、メチル化メチロール
メラミンなどの低級アルコールによりエーテル化された
メチロールメラミン、エポキシ変性メチロールメラミン
などが例示される。メチロール尿素類としては、メチル
化メチロール尿素、エチル化メチロール尿素などのアル
キル化メチロール尿素などが例示される。アミノプラス
ト系硬化剤を使用した場合、酸性触媒の添加によって架
橋反応を促進することもできる。
【0029】ブロックイソシアネート系硬化剤として
は、多価イソシアネート化合物のブロック化物がある。
多価イソシアネート化合物は、2以上のイソシアネート
基を有する化合物であり、またその変性体や多量体から
なる2以上のイソシアネート基を有する化合物であって
もよい。多価イソシアネート化合物、具体的にはエチレ
ンジイソシアネート、プロピレンジイソシアネート、テ
トラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソ
シアネート、ヘキサメチレントリイソシアネート、リジ
ンジイソシアネートなどの脂肪族多価イソシアネート化
合物、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシル
メタンジイソシアネート、ジイソシアネートメチルシク
ロヘキサンなどの脂環族多価イソシアネート化合物、及
びm−キシレンジイソシアネート、p−キシレンジイソ
シアネートなどの無黄変性芳香族イソシアネート化合物
が用いられる。
【0030】多価イソシアネート化合物の変性体や多量
体としては、例えばウレタン変性体、ウレア変性体、イ
ソシアヌレート変性体、ビューレット変性体、アロファ
ネート変性体、カルボジイミド変性体などと呼ばれてい
るものがある。特に3量体であるイソシアヌレート変性
体やトリメチロールプロパンなどの多価アルコールとの
反応生成物であるウレタン変性体などが好ましい。
【0031】好ましい多価イソシアネート化合物として
は、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネートなどの無黄変性イソシアネート類やこれら
の多量化物などが挙げられる。
【0032】多価イソシアネート化合物やブロックイソ
シアネート化合物を用いた場合、ジブチル錫ジラウレー
トなどの公知の触媒の添加によって架橋反応を促進する
こともできる。
【0033】また、多塩基酸としては、長鎖脂肪族ジカ
ルボン酸類、芳香族多価カルボン酸類などが有用であ
り、その酸無水物も有用である。
【0034】官能基含有フッ素重合体の官能基と反応性
の硬化剤、硬化触媒などのほか、顔料、紫外線吸収剤、
光安定剤、レベリング剤、つや消し剤、界面活性剤、た
れ防止剤などを併用してもよい。
【0035】シランカップリング剤を含む塗料の塗膜
は、シランカップリング剤を主成分とする塗料により形
成された塗膜である。シランカップリング剤とは、ケイ
素原子に直接結合した加水分解性基と非加水分解性の有
機基を有するシラン化合物をいう。非加水分解性の有機
基は末端炭素原子でケイ素原子に結合している。この有
機基は官能基を有しない炭化水素基であってもよいが、
少なくとも1つの有機基は官能基を有することが好まし
い。
【0036】加水分解性基としては、アルコキシ基、ア
ルコキシアルコキシ基、アシルオキシ基、アリールオキ
シ基、アミノキシ基、アミド基、ケトオキシム基、イソ
シアネート基、ハロゲン原子などが例示される。好まし
くはアルコキシ基、アルコキシアルコキシ基などの1価
アルコールの水酸基の水素原子を除いた基である。特に
アルコキシ基が好ましく、その炭素数は4個以下、特に
1〜2個が好ましい。
【0037】上記シランカップリング剤において、非加
水分解性の有機基としては、官能基を有する有機基を1
つ有し、他の有機基がある場合にはそれは通常アルキル
基などの官能基を有しない有機基であることが通例であ
る。官能基を有する有機基における官能基としては、例
えばアミノ基、エポキシ基、メルカプト基、イソシアネ
ート基などがある。また、かかるシランカップリング剤
はオリゴマーになったものであってもよい。特にアミノ
基含有、エポキシ基含有又はイソシアネート基含有有機
基を有するシランカップリング剤が添加量が少なくても
密着性が改善されるため好ましい。
【0038】具体的なシランカップリング剤としては、
以下のものが例示されるが、これらに限定されない。
【0039】ビニルトリクロロシラン、ビニルトリメト
キシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス
(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロビル
メチルジメトキシシラン、β−(3,4−エポキジシク
ロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−メタアク
リロキシプロピルトリメトキシシラン、N−β−アミノ
エチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−
β−アミノエチル−γ−アミノプロビルメチルジメトキ
シシラン、γ−アミノプロビルトリエトキシシラン、γ
−クロロプロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロ
ピルメチルジメトキシシラン、γ−メルカプトプロピル
トリメトキシシラン、γ−イソシアネートプロピルトリ
メトキシシラン、γ−イソシアネートプロピルトリエト
キシシラン、γ−イソシアネートプロピルメチルジメト
キシシラン、γ−イソシアネートプロビルメチルジエト
キシシラン、トリメチルシリルイソシアネート、ジメチ
ルシリルジイソシアネート、メチルシリルトリイソシア
ネート、ビニルシリルトリイソシアネート、フェニルシ
リルトリイソシアネート、テトライソシアネートシラ
ン、エトキシシラントリイソシアネート、2−エチル−
4−メチルイミダゾールシラン。
【0040】これらのシランカップリング剤は単独で使
用してもよく、2種以上併用してもよい。また.これら
のシランカップリング剤は、単量体であるが、1種又は
2種以上を部分縮合反応させて添加すると、アンカー効
果により基材との接着性が向上する。
【0041】シランカップリング剤を含む塗料に用いる
溶媒としては、前述の溶剤可溶性含フッ素樹脂塗料に用
いる溶媒と同様なものが使用できる。
【0042】シランカップリング剤を含む塗料には、イ
ソシアネート化合物が含まれていることが好ましい。イ
ソシアネート化合物に対するシランカップリング剤の配
合量はシランカップリング剤100重量部に対して5〜
200重量部が好ましい。
【0043】イソシアネート化合物としては、2以上の
イソシアネート基を有する化合物である多価イソシアネ
ート化合物、多価イソシアネート化合物の変性体や多量
体が挙げられる。
【0044】多価イソシアネート化合物及び多価イソシ
アネート化合物の変性体や多量体としては、前述の溶剤
可溶性フッ素重合体を主成分とする塗料の硬化剤に用い
る多価イソシアネート化合物及び多価イソシアネート化
合物の変性体や多量体と同様なものが使用できる。ま
た、好ましい多価イソシアネート化合物も前述の溶剤可
溶性フッ素重合体を主成分とする塗料の硬化剤に用いる
好ましい多価イソシアネート化合物と同様である。
【0045】アクリル系重合体を含む塗料の塗膜は、ア
クリル系重合体を主成分とする塗料により形成された塗
膜である。アクリル系重合体としては、(メタ)アクリ
ル酸の炭素数1〜12アルキルエステルに基づく重合単
位を含む分子量500〜100,000のアクリル系重
合体が好ましい。より好ましい分子量は1,000〜5
0,000である。ここで、(メタ)アクリル酸とはメ
タクリル酸及びアクリル酸の総称である。
【0046】(メタ)アクリル酸のアルキルエステルと
しては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブ
チル(メタ)アクリレート、iso−ブチル(メタ)ア
クリレート、tert―ブチル(メタ)アクリレートな
どの(メタ)アクリル酸の炭素数1〜4のアルコールエ
ステルが好ましい。ここで、(メタ)アクリレートとは
メタクリレート及びアクリレートの総称である。
【0047】上記アクリル系重合体は、官能基を有する
ことが好ましい。官能基としては、水酸基、グリシジル
基、アミド基、ヒドロキシシリル基などが挙げられる。
アクリル系重合体へこれらの架橋部位を導入する方法と
しては、これらの架橋部位を有する単量体を共重合させ
る方法が挙げられる。
【0048】水酸基を有する単量体としては、2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル
(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)
アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレ
ート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレートなどが挙げられる。
【0049】グリシジル基を有する単量体としては、グ
リシジル(メタ)アクリレート、(β−メチル)グリシ
ジル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
【0050】アミド基を有する単量体としては、(メ
タ)アクリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミ
ド、N−tert−ブチル(メタ)アクリルアミド、N
−オクチル(メタ)アクリルアミド、ジアセトン(メ
タ)アクリルアミド、ジアセトンアクリルメタクリルア
ミドなどが挙げられる。ここで、(メタ)アクリルアミ
ドとはメタクリルアミド又はアクリルアミドを意味す
る。
【0051】ヒドロキシシリル基を有する単量体として
は、ビニルシランなどが挙げられる。ヒドロキシシリル
基は、水酸基含有アクリル共重合体にイソシアネートシ
ラン類を反応させる方法によっても導入できる。
【0052】アクリル系重合体には、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリルなどの単量体に基づく重合単位
が含まれていてもよい。アクリル系重合体は、官能基を
有する重合体と官能基を有さない重合体との混合物であ
ってもよい。官能基を有さないアクリル系重合体の割合
は、官能基を有するアクリル系重合体に対し50重量%
までが好ましい。
【0053】アクリル系重合体を主成分とする塗料に
は、官能基を有する重合体と架橋反応し得る硬化剤が含
まれていることが好ましい。硬化剤としては、前述の溶
剤可溶性フッ素重合体を主成分とする塗料の硬化剤と同
様なものが使用できる。
【0054】アクリル系重合体を主成分とする塗料に
は、溶剤可溶性フッ素重合体が含まれていることが好ま
しい。アクリル系重合体と溶剤可溶性フッ素重合体の混
合割合は、アクリル系重合体/溶剤可溶性フッ素重合体
の重量比で100/0〜30/70が好ましく、より好
ましくは100/0〜50/50の割合である。
【0055】この溶剤可溶性フッ素重合体は、前述の旧
塗膜を形成する塗料の主成分である前述の溶剤可溶性フ
ッ素重合体を使用でき、特に前述の官能基含有フッ素重
合体が好ましい。
【0056】アクリル系重合体と溶剤可溶性含フッ素重
合体を含む塗料には、硬化剤が含まれていることが好ま
しく、この硬化剤は両重合体の官能基と共架橋反応し得
る硬化剤がより好ましい。硬化剤としては、前述の溶剤
可溶性含フッ素重合体を主成分とする塗料の硬化剤と同
様なものが使用できる。
【0057】アクリル系重合体を主成分とする塗料に用
いる溶媒としては、前述の溶剤可溶性含フッ素樹脂塗料
に用いる溶媒と同様なものが使用できる。
【0058】シランカップリング剤を含む塗料の塗膜及
び/又はアクリル系重合体を含む塗料の塗膜上に、又は
これらの塗膜を形成する前の溶剤可溶性含フッ素樹脂塗
料(A)の旧塗膜上に、複雑な模様や大きな厚みをつけ
る目的でJIS−A6910で示されるようなRE系主
材であるエポキシ樹脂系、アクリルゴム系、塩素化ポリ
オレフィン系、塩素化ポリ塩化ビニル系、などの塗料か
ら形成される塗膜を有してもよい。
【0059】これらの塗料には、通常硬化剤や各種充填
剤を併用できる。充填剤としては、各種可塑剤、炭酸カ
ルシウムなどの体質顔料、燐酸亜鉛、酸化チタンなどの
着色顔料、鉛丹などのさび止め顔料、などが挙げられ
る。
【0060】エポキシ樹脂系塗料としては、1分子中に
2個以上のエポキシ基を有するポリエポキシ化合物を含
む塗料が使用できる。
【0061】ポリエポキシ化合物としてはビスフェノー
ルAジグリシジルエーテル、長鎖アルキル脂肪酸変成ビ
スフェノールAジグリシジルエーテルなどのビスフェノ
ールA型が好ましく、その他ハロゲン化ビスフェノール
型、レゾルシン型、ビスフェノールF型、ノボラック
型、ポリグリコール型、エポキシ化大豆油型、脂環型も
使用できる。長鎖アルキル脂肪酸変成ビスフェノールA
ジグリシジルエーテルにおける長鎖アルキル脂肪酸のア
ルキル基は、直鎖状でも分岐状でもよく、その炭素数は
10〜30が好ましい。
【0062】上記ポリエポキシ化合物は、芳香族アミ
ン、脂肪族アミン、脂環族アミン、イミダゾール、分子
中に反応性の第一及び第二アミノ基を有するポリアミノ
アミド、などのアミン系化合物、酸無水物系化合物、フ
ェノール樹脂、アミノ樹脂、メルカプタン系化合物、ジ
シアンジアミド、ルイス酸錯化合物などの硬化剤ととも
に用いられる。硬化剤はアミン系化合物が好ましく、ア
ミン系化合物はカルボン酸により変性したもの、エステ
ル化により変性したもの、又は水添により変性したもの
でもよい。硬化剤の割合はポリエポキシ化合物100重
量部に対し10〜1000重量部の割合が好ましい。
【0063】アクリルゴム系塗料としては、(メタ)ア
クリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチルなどの(メ
タ)アクリル酸アルキルに基づく重合単位及びアクリロ
ニトリルに基づく重合単位を含む共重合体を主成分とす
る塗料、又はこれらの重合単位及び架橋を行うためのモ
ノマー、例えば2−クロロエチルビニルエーテルなどの
含ハロゲン化合物、グリシジル(メタ)アクリレート、
エチリデンノルボルネンなどのモノマーに基づく重合単
位を含む共重合体を主成分とする塗料が挙げられる。
【0064】塩素化ポリオレフィン系塗料としては、塩
素化ポリプロピレンなどを主成分とする塗料などが挙げ
られる。
【0065】本発明の塗装物品の材質としては、コンク
リート、自然石、ガラスなどの無機物、鉄、ステンレ
ス、アルミニウム、銅、真鍮、チタンなどの金属、プラ
スチック、ゴム、接着剤、木材などの有機基材、繊維強
化プラスチック、樹脂強化コンクリート、繊維強化コン
クリートなどの有機無機複合材が挙げられる。
【0066】また、本発明の補修塗装方法において塗装
される物品には自動車、電車、航空機などの輸送用機
器、橋梁部材、鉄塔などの土木部材、防水材シート、タ
ンク、パイプなどの産業機材、ビル外装、ドア、窓門部
材、モニュメント、ポールなどの建築部材、道路の中央
分離帯、ガードレール、防音壁などの道路部材、通信機
材、電気及び電子部品などがある。
【0067】これらの物品の最外層には溶剤可溶性含フ
ッ素樹脂塗料(A)の旧塗膜を有する。この旧塗膜上
に、シランカップリング剤を含む塗料及び/又はアクリ
ル系重合体を含む塗料を塗装し、次いで溶剤可溶性含フ
ッ素樹脂塗料(B)を塗装することにより本発明の塗装
物品が得られる。
【0068】旧塗膜は、通常完全に乾燥した塗膜である
が、シランカップリング剤を含む塗料及び/又はアクリ
ル系重合体を含む塗料により形成される塗膜は完全に乾
燥していても、未乾燥の状態でもよい。塗装は、通常の
塗装方法である、刷毛による塗装、ローラー塗装、スプ
レー塗装などで行うことができる。
【0069】
【実施例】
例1(実施例) アルミニウム板上の溶剤可溶性含フッ素樹脂塗料の塗膜
(旧塗膜)上にシランカップリング剤を含む塗料(シラ
ン系塗料)をスプレー塗装し、一日後に含フッ素樹脂塗
料(上塗り材)をスプレー塗装した。これを、室温1日
乾燥後さらに80℃2時間乾燥し、密着性試験[NTカ
ッターで2ミリ角の碁盤目25舛(5×5)をアルミニ
ウム板に達するまで切り取り、セロハンテープを用い剥
離試験を行う。25/25は25舛すべて剥離されない
ことを、0/25は25舛すべて剥離されたことを表
す。]及び煮沸2時間後の密着性試験を行った。
【0070】例2(実施例) エポキシ厚づけ中塗り塗装を加える以外は例1と同様に
塗膜形成と評価を行った。
【0071】例3(実施例) アクリルゴム弾性系中塗り塗装を加える以外は例1と同
様に塗膜形成と評価を行った。
【0072】例4(比較例) シラン系塗料を塗装しない以外は例1と同様に塗膜形成
と評価を行った。
【0073】例5(比較例) シラン系塗料を塗装しない以外は例3と同様に塗膜形成
と評価を行った。
【0074】例6(実施例) アルミ板上の「溶剤可溶性含フッ素樹脂塗料の塗膜」
(旧塗膜)上に「アクリル系重合体を含む塗料」(アク
リル系塗料)をスプレー塗装し、一日後に含フッ素樹脂
塗料(上塗り材)をスプレー塗装した。これを、室温1
日乾燥後さらに80℃2時間乾燥し、密着性試験[NT
カッターで2ミリ角の碁盤目25舛(5×5)をアルミ
板に達するまで切り取り、セロハンテープを用い剥離試
験を行う。表中「25/25」は25舛すべて剥離され
ないことを、「0/25」は25舛すべて剥離されたこ
とを表す。]及び煮沸2時間後の密着性試験を行った。
【0075】例7(実施例) エポキシ厚づけ中塗り塗装を加える以外は例7と同様に
塗膜形成と評価を行った。
【0076】例8(実施例) アクリルゴム弾性系中塗り塗装を加える以外は例7と同
様に塗膜形成と評価を行った。
【0077】例9(実施例) アクリル系塗料の代わりに「溶剤可溶性フッ素重合体/
アクリル系重合体=60/40重量部を含む塗料」(フ
ッ素/アクリル塗料)をスプレー塗装する以外は例7と
同様に塗膜形成と評価を行った。
【0078】例10(実施例) エポキシ厚づけ中塗り塗装を加える以外は例10と同様
に塗膜形成と評価を行った。
【0079】例11(実施例) アクリルゴム弾性系中塗り塗装を加える以外は例10と
同様に塗膜形成と評価を行った。
【0080】例12(比較例) アクリル系塗料を塗装しない以外は例6と同様に塗膜形
成と評価を行った。
【0081】例13(比較例) アクリル系塗料を塗装しない以外は例8と同様に塗膜形
成と評価を行った。
【0082】以上、例1〜5の結果を表1に、例6〜1
1の結果を表2に、例12〜13の結果を表3に示す。
表1〜3において、旧塗膜、シラン系塗料、アクリル系
塗料、フッ素/アクリル塗料、中塗り材及び上塗り材は
以下の塗料を用いた。
【0083】旧塗膜の溶剤可溶性含フッ素樹脂塗料:主
剤である水酸基含有フッ素重合体(クロロトリフルオロ
エチレン/エチルビニルエーテル/ヒドロキシビニルエ
ーテル/シクロヘキシルビニルエーテルからなる共重合
体、水酸基価50mgKOH/g)とイソシアネート系
硬化剤(ヘキサメチレンジイソシアネートの多量体)を
含む塗料。 含フッ素樹脂塗料(上塗り材):上記フッ素樹脂塗料に
同じ。
【0084】シラン系塗料:トリメチロールプロパン−
3−イソホロンジイソシアネートとシランカップリング
剤を含む塗料(セメダイン社製MP2000)。 アクリル系塗料:主剤である水酸基含有アクリル系重合
体(iso−ブチルメタクリレート/n−ブチルアクリ
レート/2−ヒドロキシエチルメタクリレートからなる
共重合体、水酸基価40mgKOH/g)と上記イソシ
アネート系硬化剤を含む塗料。 フッ素/アクリル塗料:上記水酸基含有フッ素重合体/
上記水酸基含有アクリル系重合体=60/40重量部か
らなる主剤と上記イソシアネート系硬化剤を含む塗料。
【0085】エポキシ厚づけ:主剤であるビスフェノー
ルAジグリシジルエーテルと、硬化剤であるポリアミノ
アミドと、充填剤である炭酸カルシウムを含む塗料。 アクリルゴム系:主剤であるアクリル酸エチルとアクリ
ロニトリルの共重合体と、充填剤である炭酸カルシウム
及び酸化チタンを含む塗料。
【0086】
【表1】
【0087】
【表2】
【0088】
【表3】
【0089】
【発明の効果】サンディングなどの煩雑な処理を施す必
要がなく、溶剤可溶性含フッ素樹脂塗料の旧塗膜上に、
溶剤可溶性含フッ素樹脂塗料の補修塗膜を密着性よく効
率的に形成できる。複雑な模様や大きな厚みをつける補
修塗膜においても、密着性よく効率的に形成できる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗装物品最外層に溶剤可溶性含フッ素樹脂
    塗料(A)の旧塗膜を有する塗装物品の前記旧塗膜上
    に、シランカップリング剤を含む塗料の塗膜及び/又は
    アクリル系重合体を含む塗料の塗膜を介して溶剤可溶性
    含フッ素樹脂塗料(B)の塗膜を有する塗装物品。
  2. 【請求項2】シランカップリング剤を含む塗料がイソシ
    アネート化合物を含む請求項1に記載の塗装物品。
  3. 【請求項3】アクリル系重合体を含む塗料が溶剤可溶性
    含フッ素重合体及び硬化剤を含む請求項1又は2に記載
    の塗装物品。
  4. 【請求項4】塗装物品最外層に溶剤可溶性含フッ素樹脂
    塗料(A)の旧塗膜を有する塗装物品の補修塗装方法で
    あって、前記旧塗膜上にシランカップリング剤を含む塗
    料及び/又はアクリル系重合体を含む塗料を塗装し、次
    いで溶剤可溶性含フッ素樹脂塗料(B)を塗装すること
    を特徴とする旧塗膜を有する塗装物品の補修塗装方法。
  5. 【請求項5】シランカップリング剤を含む塗料がイソシ
    アネート化合物を含む請求項4に記載の補修塗装方法。
  6. 【請求項6】アクリル系重合体を含む塗料が溶剤可溶性
    含フッ素重合体及び硬化剤を含む請求項4又は5に記載
    の補修塗装方法。
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