JPH10297888A - 回転変位検出器の組み付け構造 - Google Patents

回転変位検出器の組み付け構造

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JPH10297888A
JPH10297888A JP9109303A JP10930397A JPH10297888A JP H10297888 A JPH10297888 A JP H10297888A JP 9109303 A JP9109303 A JP 9109303A JP 10930397 A JP10930397 A JP 10930397A JP H10297888 A JPH10297888 A JP H10297888A
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bearing hole
input shaft
potentiometer
rotational displacement
center axis
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JP9109303A
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Kenji Kayano
憲治 茅野
Yoshihisa Iwanaga
嘉寿 岩永
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転変位検出器を簡単に高い精度で組み付け
る。 【解決手段】 フォークリフトのリアアクスルビームに
おいて、アッパブラケット12の軸受孔12aにキング
ピン15を回動可能に支持する。アッパブラケット12
の上側面12bには、ポテンショメータ21を保持する
センサブラケット20を取着する。センサブラケット2
0には、軸受孔12aに嵌合してポテンショメータ21
の入力軸31をその中心軸線がキングピン15の中心軸
線に一致するように位置決めするインロウ部26を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検出軸の回転変
位を検出するポテンショメータ等の回転変位検出器の組
み付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、フォークリフトでは、車
両の旋回時において遠心力により車両が過度に傾斜しな
いようにするために、例えば旋回時のリアアクスルのス
イング量を規制する揺動制御を行っている。このとき、
揺動制御は、例えば、車速及び操舵角に基づいて実行さ
れている。操舵角を検出する方法としては、例えば、 特
公平4−24270号公報にて開示されるもののよう
に、ステアリングシリンダに設けた変位センサにてピス
トンの変位量を検出し、その変位量から操舵角を算出す
る方法がある。ところが、この方法では、操舵角を簡単
に求めることができない。そこで、本出願人は、キング
ピンを支持するアクスルビームのアッパブラケット上に
設けたポテンショメータにてキングピンの回動角を検出
し、この回動角から操舵角を求めることを考案した。
【0003】図6は、リアアクスルビームのアッパブラ
ケット50の上側面に、キングピン51の回動量を検出
するポテンショメータ52を組み付けた状態を示してい
る。アッパブラケット50には軸受孔53が上下に貫通
するように設けられ、該軸受孔53に装着されたニード
ルベアリング54にてキングピン51が支持されてい
る。このアッパブラケット50の上側面に板状のセンサ
ブラケット55をボルト56にて固定する。
【0004】センサブラケット55には、位置決め孔5
7を設け、この位置決め孔57にポテンショメータ52
の円柱状の位置決め部52aを嵌合させる。こうして、
ポテンショメータ52を、その入力軸58の中心軸線が
キングピン51の中心軸線に一致するようにアッパブラ
ケット50に対して位置決め固定する。
【0005】一方、ポテンショメータ52の入力軸58
には回り止め部58aを設け、該回り止め部58aをキ
ングピン51に設けた係合孔59に係合させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の組み
付け構造では、センサブラケット55をアッパブラケッ
ト50に対してボルト56にて固定するため、該ボルト
56とそのボルト孔との間の隙間分だけアッパブラケッ
ト50がキングピン51の径方向にがたつくことにな
る。従って、入力軸57の位置がキングピン51の径方
向にばらつくため、該入力軸58の中心軸線がキングピ
ン51の中心軸線に良く一致しない状態で係合孔59に
係合されることが考えられる。このような状態で係合孔
59に係合した入力軸57には、その径方向に無理な力
が加わることになる。その結果、ポテンショメータ52
の検出精度が低下したり、寿命が短くなる問題がある。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、簡単に高い精度で組
み付けることができる回転変位検出器の組み付け構造を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、軸受孔に回動可能に支持
される被検出軸に対して該被検出軸の回転変位を検出す
る回転変位検出器の入力軸を両中心軸線を一致させて一
体回動可能に連結する回転変位検出器の組み付け構造で
あって、前記軸受孔に係合して前記入力軸を前記被検出
軸に対して中心軸線が一致するように位置決めする係合
部を設けた。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記係合部は、前記回転変位検出器を
前記被検出軸に対して位置決めして保持する検出器保持
部材に設けたものである。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記係合部は、前記軸受孔に中心軸線
が一致する状態で嵌合する円筒状のインロウ部である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれ
かに記載の発明において、前記被検出軸は、フォークリ
フトのリアアクスルビームに設けられ操舵輪を操舵可能
に支持するキングピンである。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、軸受孔に
回動可能に支持される被検出軸に対して該被検出軸の回
転変位を検出する回転変位検出器の入力軸が両中心軸線
を一致させて一体回動可能に連結される。このとき、係
合部が軸受孔に係合して入力軸が被検出軸に対して中心
軸線が一致するように位置決めされる。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、係合部は、回転変位検出
器を被検出軸に対して位置決めして保持する検出器保持
部材に設けられる。従って、回転検出器の入力軸が検出
器保持部材を介して軸受孔にて被検出軸に対して位置決
めされる。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の作用に加えて、係合部が、前記軸受孔に
中心軸線が一致する状態で嵌合する円筒状のインロウ部
にて構成される。従って、検出器保持部材に設けた円筒
状のインロウ部が軸受孔に嵌合すると、回転変位検出器
の入力軸が被検出軸に対して位置決めされる。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項3のいずれかに記載の発明の作用に加えて、フ
ォークリフトのリアアクスルビームに設けられ操舵輪を
操舵可能に支持するキングピンの回転変位を検出する回
転変位検出器の入力軸が、同キングピンを支持する軸受
孔にて位置決めされる。又、インロウ部にて軸受孔に対
して位置決めされる入力軸位置決め部材にて、入力軸が
キングピンに対して位置決めされる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をフォークリフトに
おいてキングピンの回転角を検出するポテンショメータ
の組み付け構造に具体化した一実施の形態を図1〜図5
に従って説明する。
【0016】図2はフォークリフトの操舵輪を支持する
リアアクスルビーム1を示す平面図である。リアアクス
ルビーム1には、図示しないハンドルの操作に基づいて
操舵輪2を操舵するためのベルクランク3がベルクラン
クピン4にて回動可能に支持されている。ベルクランク
3は一対の操舵ロッド5,6を介してリアアクスルビー
ム1の両端で操舵輪2を支持するステアリングナックル
7,8に連結されている。操舵ロッド5の一端はベルク
ランク3に固着された連結ピン9aに対して回動可能に
連結され、他端はステアリングナックル7に固着された
連結ピン10aに連結されている。操舵ロッド6の一端
はベルクランク3に固着された連結ピン9bに対して回
動可能に連結され、他端はステアリングナックル8に固
着された連結ピン10bに対して回動可能に連結されて
いる。
【0017】図1はリアアクスルビーム1の一方の断面
を示している。リアアクスルビーム1のアッパビーム1
1にはアッパブラケット12が固着され、ロアビーム1
3にはロアブラケット14が固着されている。アッパブ
ラケット12には上下に貫通する軸受孔12aが形成さ
れ、ロアブラケット14には上下に貫通する軸受孔14
aが形成されている。被検出軸としてのキングピン15
は、軸受孔12a及び軸受孔14aにそれぞれニードル
ベアリング16を介して回動可能に支持されている。キ
ングピン15には、ステアリングナックル7がキングピ
ン15と一体回動可能に固着されている。ステアリング
ナックル7の軸部17には一組のテーパローラベアリン
グ18,19を介して操舵輪2が回転可能に支持されて
いる。
【0018】図1及び図3に示すように、アッパブラケ
ット12の上側面12bには、検出器保持部材としての
センサブラケット20を介して回転変位検出器としての
ポテンショメータ21が組み付けられている。ポテンシ
ョメータ21は取付ねじ22にてセンサブラケット20
に固定されている。センサブラケット20は、ボルト2
3にてアッパブラケット12の上側面12bに固定され
ている。ポテンショメータ21にはリード線24が接続
されている。
【0019】次に、ポテンショメータ21の組み付け構
造について詳述する。センサブラケット20は、図3〜
図5に示すように、上側面12bに配設される平板状の
基部25を備えている。基部25には、ポテンショメー
タ21を固定するための円形の位置決め孔25aが設け
られている。基部25の下面には、位置決め孔25aと
同一中心軸線に係合部としての円筒状のインロウ(嵌
合)部26が設けられている。このインロウ部26は、
軸受孔12aに嵌合可能に形成されている。インロウ部
26の先端側には、インロウ部26よりもやや小径の案
内部27が形成されている。又、基部25には上側面1
2bに設けられた図示しない雌ねじ孔に対応するボルト
孔20aと、ネジ22が螺合される雌ねじ孔20bが設
けられている。
【0020】そして、 センサブラケット20は、インロ
ウ部26が軸受孔12aに嵌合することにより、位置決
め孔25aの中心軸線が軸受孔12aの中心軸線に一致
するように上側面12b上で位置決めされている。セン
サブラケット20は、位置決め孔25aの中心軸線と軸
受孔12aの中心軸線とが一致する状態でボルト23に
て軸受孔12a回りに回動不能に上側面12bに固定さ
れている。
【0021】ポテンショメータ21は、図3及び図5に
示すように、円筒状の本体部28と、 該本体部28の両
側に設けられた取付部29と、 本体部28の下面に設け
られた円筒状の位置決め部30と、 該位置決め部30の
下面から突出する入力軸31とを備えている。位置決め
部30は、センサブラケット20の位置決め孔25aに
嵌合するように形成されている。各取付部29には、位
置決め部30が位置決め孔25aに嵌合された状態でポ
テンショメータ21をネジ22にて雌ねじ孔20bに固
定するための円弧状の長孔29aが設けられている。入
力軸31の先端部は、断面がD字形状の係合部31aに
なっている。
【0022】そして、ポテンショメータ21は、入力軸
31の中心軸線がキングピン15の中心軸線に一致する
ようにアッパブラケット12に位置決めされて組み付け
られている。
【0023】キングピン15の上側端には、係合部31
aが嵌合する断面D字形状の連結孔15aが設けられて
いる。入力軸31は、係合部31aが連結孔15aに係
合することによりキングピン15に対して相対回動不能
に連結されている。
【0024】次に、以上のように構成された回転変位検
出器の組み付け構造の作用について説明する。フォーク
リフトの製造時にアッパブラケット12にポテンショメ
ータ21を組み付けるには、先ず、センサブラケット2
0のインロウ部26を軸受孔12aに嵌合させる。この
とき、インロウ部26よりも小径の案内部27が軸受孔
12aに簡単に挿入されてインロウ部26が軸受孔12
aに案内されるため、インロウ部26が容易に嵌合され
る。この状態でボルト孔20aをアッパブラケット12
の雌ねじ孔に合わせてボルト23にて固定する。その結
果、位置決め孔25aの中心軸線が軸受孔12aの中心
軸線に一致する状態でセンサブラケット20がアッパブ
ラケット12に位置決め固定される。
【0025】次に、アッパブラケット12に固定された
センサブラケット20の位置決め孔25aに、ポテンシ
ョメータ21の位置決め部30を嵌合する。同時に、入
力軸31の係合部31aをキングピン15の連結孔15
aに係合する。このとき、予め操舵輪2を車両本体に対
して真っ直ぐに配置しておくことによりキングピン15
の連結孔15aが係合部31aの予め決まった配置位置
に対応するようにする。その結果、入力軸31の中心軸
線が位置決め孔25aの中心軸線に一致する状態でポテ
ンショメータ21がセンサブラケット20に対して位置
決め固定される。
【0026】従って、入力軸31の中心軸線がキングピ
ン15の中心軸線に対して一致する状態でキングピン1
5に対して連結された状態で、ポテンショメータ21が
アッパブラケット12の上側面12bに組み付けられ
る。
【0027】ハンドルの操作に基づいてベルクランク3
が操作されると、操舵ロッド5,6を介してステアリン
グナックル7,8が操作される。従って、操舵輪2はハ
ンドルの回動量に基づく操舵角で操舵される。このと
き、キングピン15は、操舵角に対応する回動量だけ回
動し、入力軸31が同じ回動量だけ回動する。その結
果、ポテンショメータ21が操舵角に対応するキングピ
ン15の回動量を検出する。
【0028】以上詳述したように、本実施の形態の回転
変位検出器の組み付け構造によれば、以下の効果を得る
ことができる。 (1) キングピン15を支持する軸受孔12aにセン
サブラケット20に設けたインロウ部26を嵌合させる
ことにより、センサブラケット20に設けた位置決め孔
25aの中心軸線が軸受孔12aの中心軸線に一致する
ように位置決めする。そして、位置決め孔25aに嵌合
させたポテンショメータ21の入力軸31の中心軸が、
軸受孔12aに支持されるキングピン15の中心軸線に
一致するようにポテンショメータ20を組み付けるよう
にした。従って、入力軸31がキングピン15を支持す
る軸受孔12aにて同キングピン15に対して位置決め
されるため、入力軸31の中心軸線がキングピン15の
中心軸線に一致するようにポテンショメータ21を簡単
に高い精度で組み付けることができる。その結果、入力
軸31に対してその径方向に無理な力が加わらないた
め、ポテンショメータ21の検出精度が低下したり寿命
が短くなることがない。
【0029】(2) ポテンショメータ21をセンサブ
ラケット20を介して軸受孔12aにてキングピン15
に対して位置決めするようにしたので、軸受孔12aよ
りも小さなポテンショメータ21を簡単に高い精度で組
み付けることができる。
【0030】(3) センサブラケット20に設けた円
筒状のインロウ部26を軸受孔12aに嵌合させること
により、センサブラケット20が軸受孔12aに対して
回動可能に位置決めされ、センサブラケット20の位置
決め孔25aに嵌合したポテンショメータ21の入力軸
31の中心軸線がキングピン15の中心軸線に一致する
ようにした。従って、センサブラケット20に簡単な構
造のインロウ部26を設けるだけですむため、簡単な構
成で実施できる。
【0031】(4) 軸受孔12aに嵌合するインロウ
部26の下部には、インロウ部26よりもやや小径の案
内部27を設けたので、インロウ部26を軸受孔12a
に容易に案内することができる。その結果、インロウ部
26を軸受孔12aに容易に嵌合させることができる。
【0032】(5) フォークリフトのリアアクスルビ
ーム1に設けられ操舵輪2を操舵可能に支持するキング
ピン15の回転変位を検出するポテンショメータ21の
入力軸31を、同キングピン15を支持する軸受孔12
aにて位置決めするようにした。従って、フォークリフ
トのリアアクスルビーム1に設けられ操舵輪2を操舵可
能に支持するキングピン15の回転変位を検出するポテ
ンショメータ21を簡単に高い精度で組み付けることが
できる。
【0033】尚、実施の形態は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、以下のように変更してもよい。 ○ 係合部を、円筒状のインロウ部26の代わりに軸受
孔12aの内周面に当接することにより位置決め孔25
aの中心軸線が軸受孔12aの中心軸線に一致するよう
にセンサブラケット20を軸受孔12aに対して位置決
めする2個以上の凸部とする。この場合、凸部を2個と
したときには、両凸部が軸受孔12aに対してその中心
軸線を挟んで対向する位置、すなわち、中心軸線を基準
として180°離れた位置で軸受孔12aに当接するよ
うに配設すればよい。又、凸部を3個以上としたときに
は、軸受孔12aの中心軸線を含む平面にて区画される
軸受孔12aの2つの内周面の一方に少なくとも1つの
凸部が当接し、他方に少なくとも2つの凸部が当接する
ように配設すればよい。この各場合にも、ポテンショメ
ータ21を簡単に高い精度で組み付けることができる。
【0034】○ 案内部27はテーパ面であってもよ
い。又、案内部27を設けなくてもよい。 ○ 軸受孔12aの内径が小さいときには、ポテンショ
メータ21に軸受孔12aに嵌合する嵌合部を設け、セ
ンサブラケット20を介せずにポテンショメータ21を
直接軸受孔12aに嵌合させる。この場合には、検出器
保持部材が不要になる。
【0035】○ キングピン15の回動量を検出するた
めにアッパブラケット12に組み付けるようにしたポテ
ンショメータ21の組み付け構造に限らず、その他、操
舵角を検出するために、例えば、ベルクランクピン4を
ベルクランク3と一体回動するようにしたフォークリフ
トで、ベルクランクピン4の回動量を検出するべくアッ
パビーム11に設けたポテンショメータの組み付け構造
に実施してもよい。
【0036】又、同じく、操舵ロッド5,6に対する回
動ピン9a,9bの回動量を検出するべく操舵ロッド
5,6に設けたポテンショメータの組み付け構造に実施
してもよい。操舵ロッド5,6に対する回動ピン10
a,10bの回動量を検出するべく操舵ロッド5,6に
設けたポテンショメータの組み付け構造に実施してもよ
い。
【0037】○ 入力軸31は、ゴム等のブッシュを介
してキングピン15に連結されるものであってもよい。 ○ 回転変位検出器は、ポテンショメータ21に限ら
ず、その他のアナログ方式検出器である回転差動変圧器
であってもよい。又、デジタル方式検出器であるエンコ
ーダ、磁気式回転センサ、レゾルバ等であってもよい。
【0038】○ 位置決めのための係合部(インロウ部
26)をアッパブラケット12の上面に上方に突出する
ように形成するとともに、センサブラケット20に該係
合部が係合する凹部を設けた構成としてもよい。
【0039】○ フォークリフトに限らず、その他例え
ば、高所作業車、クレーン等の産業車両に実施してもよ
い。又、産業車両に限らず、トラック、バス等の運搬用
車両、セダン、バイク等の乗用車両に実施してもよい。
【0040】以下、特許請求の範囲に記載された技術的
思想の外に前述した各実施の形態で把握される技術的思
想をその効果とともに記載する。 (1) 円形の位置決め孔と、同位置決め孔と同一中心
軸線を有するように形成され、被検出軸を支持する軸受
孔に嵌合する円筒状のインロウ部を備えた回転変位検出
器用位置決め部材。このような構成によれば、回転変位
検出器の入力軸の中心軸線が被検出軸の中心軸線に一致
するように、簡単な構成で回転変位検出器を位置決めす
ることができる。
【0041】尚、この明細書において、発明の構成に係
る手段及び部材は、以下のように定義されるものとす
る。 (1) 回転変位検出器とは、被検出軸と一体回動可能
に連結して、入力軸の回動により被検出軸の回転変位を
検出する検出器を意味し、ポテンショメータ、回転差動
変圧器等のアナログ方式検出器や、エンコーダ、レゾル
バ、磁気式回転センサ等のデジタル方式検出器を含むも
のとする。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜請求項
4に記載の発明によれば、入力軸が被検出軸を支持する
軸受孔と係合する係合部を介して被検出軸に対して位置
決めされるため、簡単に高い精度で組み付けることがで
きる。
【0043】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、係合部が回転変位検出器
を被検出軸に対して位置決めして保持する検出器保持部
材に設けられるため、軸受孔の内径に対して小さい回転
変位検出器を簡単に高い精度で組み付けることができ
る。
【0044】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加えて、軸受孔に嵌合するように
検出器保持部材に設けた円筒状のインロウ部にて回転変
位検出器が被検出軸に対して位置決めされるため、係合
部を簡単に形成することができる。
【0045】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、フ
ォークリフトのリアアクスルビームに設けられ操舵輪を
操舵可能に支持するキングピンの回転変位を検出する回
転変位検出器を簡単に高い精度で組み付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フォークリフトのリアアクスルビームの一部
を示す縦断面図。
【図2】 リアアクスルビームを示す平面図。
【図3】 ポテンショメータの固定構造を示す要部縦断
面図。
【図4】 センサブラケットの固定構造を示す分解断面
図。
【図5】 センサブラケットに対するポテンショメータ
の取付構造を示す分解斜視図。
【図6】 従来例のポテンショメータの取付構造を示す
縦断面図。
【符号の説明】
1…リアアクスルビーム、2…操舵輪、12a…軸受
孔、15…被検出軸としてのキングピン、20…検出器
保持部材としてのセンサブラケット、21…回転変位検
出器としてのポテンショメータ、26…係合部としての
インロウ部、31…入力軸。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受孔に回動可能に支持される被検出軸
    に対して該被検出軸の回転変位を検出する回転変位検出
    器の入力軸を両中心軸線を一致させて一体回動可能に連
    結する回転変位検出器の組み付け構造であって、 前記軸受孔に係合して前記入力軸を前記被検出軸に対し
    て中心軸線が一致するように位置決めする係合部を設け
    た回転変位検出器の組み付け構造。
  2. 【請求項2】 前記係合部は、前記回転変位検出器を前
    記被検出軸に対して位置決めして保持する検出器保持部
    材に設けたものである請求項1に記載の回転変位検出器
    の組み付け構造。
  3. 【請求項3】 前記係合部は、前記軸受孔に中心軸線が
    一致する状態で嵌合する円筒状のインロウ部である請求
    項2に記載の回転変位検出器の組み付け構造。
  4. 【請求項4】 前記被検出軸は、フォークリフトのリア
    アクスルビームに設けられ操舵輪を操舵可能に支持する
    キングピンである請求項1〜請求項3のいずれかに記載
    の回転検出器の組み付け構造。
JP9109303A 1997-04-25 1997-04-25 回転変位検出器の組み付け構造 Pending JPH10297888A (ja)

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