JP3175645B2 - 回転変位検出器の組み付け構造 - Google Patents

回転変位検出器の組み付け構造

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JP3175645B2
JP3175645B2 JP17195197A JP17195197A JP3175645B2 JP 3175645 B2 JP3175645 B2 JP 3175645B2 JP 17195197 A JP17195197 A JP 17195197A JP 17195197 A JP17195197 A JP 17195197A JP 3175645 B2 JP3175645 B2 JP 3175645B2
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rotational displacement
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嘉寿 岩永
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2400/00Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
    • B60G2400/25Stroke; Height; Displacement
    • B60G2400/252Stroke; Height; Displacement vertical
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2401/00Indexing codes relating to the type of sensors based on the principle of their operation

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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キングピン等の回
動軸の回転変位を検出する回転変位検出器の組み付け構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、フォークリフトでは、車
両の旋回時において遠心力により車両が過度に傾斜しな
いようにするために、例えば旋回時のリアアクスルのス
イング量を規制する揺動制御を行っている。このとき、
揺動制御は、例えば、車速及び操舵角に基づいて実行さ
れている。操舵角を検出する方法としては、例えば、 特
公平4−24270号公報にて開示されるもののよう
に、ステアリングシリンダに設けた変位センサにてピス
トンの変位量を検出し、その変位量から操舵角を算出す
る方法がある。ところが、この方法では、操舵角を簡単
に求めることができない。そこで、本出願人は、キング
ピンを支持するアクスルビームのアッパブラケット上に
設けたポテンショメータにてキングピンの回動角を検出
し、この回動角から操舵角を求めることを考案した。
【0003】図8は、リアアクスルビームにおいてキン
グピン50を支持するアッパブラケット51の上側面
に、同キングピン50の回転変位量を検出するポテンシ
ョメータ52を組み付ける構造を示している。ポテンシ
ョメータ52は、キングピン50を支持する軸受孔53
上で同ポテンショメータ52を保持するセンサブラケッ
ト54を介してアッパブラケット51に対して固定す
る。つまり、ポテンショメータ52の入力軸55の中心
軸線がキングピン50の中心軸線に対して一致するよう
にポテンショメータ52の本体部56をセンサブラケッ
ト54に対して固定し、入力軸55をセンサブラケット
54に設けた貫通孔54aからキングピン50側に挿通
させる。入力軸55の端部には係合部57を取着し、こ
の係合部57をキングピン50の端部に設けた係合穴5
8に中心軸線方向に係合させる。このことにより、入力
軸55をキングピン50に対して相対回動不能に連結す
る。
【0004】このようなポテンショメータ52の組み付
けを行うには、先ず操舵輪をその操舵角が0となる状態
に配置し、キングピン50の係合穴58を操舵角が0の
ときの回転位置に配置しておく。そして、アッパブラケ
ット51に固定したセンサブラケット54の貫通孔54
aに、検出する回転変位が0としたポテンショメータ5
2の入力軸55を挿通させ、係合部57をキングピン5
0の係合穴58に係合させる。このとき、係合穴58を
直接見ながら係合部57を係合させることができないた
め、貫通孔54aに係合部57を挿通させる前に係合部
57の向きを係合穴58に合わせて保持しそのまま真っ
直ぐに貫通孔54aに挿通させる。係合部57が係合穴
58に係合したら、本体部56をセンサブラケット54
の上側面に固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記係合穴
58と係合部57とは係合した状態でがたつかないよう
にほとんど同形状に形成されているため、係合穴58を
見ない状態で係合部57を係合させることは容易でな
い。従って、ポテンショメータ52の組み付け性が悪く
なる。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、組み付け性が良い回
転変位検出器の組み付け構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、回動軸を回動可能に支持
する支持部材に対して、前記回動軸の回転変位を検出す
る回転変位検出器を、その入力軸の端部に設けた係合部
を前記回動軸の端部に設けた被係合部に対して係合させ
て同入力軸を同回動軸に対して相対回動不能に連結する
とともに前記入力軸の中心軸線が前記回動軸の中心軸線
に一致するように固定する回転変位検出器の組み付け構
造において、前記支持部材には、前記係合部に係合して
同係合部が前記被係合部に一致する回転位置で入力軸を
保持するとともに該係合部の回動軸側への移動を許容す
る案内部を設けた。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記案内部を、該係合部が前記案内部
に係合する状態で前記被係合部にも係合可能、かつ、回
転変位検出器の組み付け完了状態では同案内部と係合不
能に形成した。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記係合部が前記案内部
に係合する状態で前記被係合部にも係合するようにし
た。請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のい
ずれかに記載の発明において、前記係合部は、弾性体で
形成されたブッシュである。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求
項4のいずれかに記載の発明において、前記係合部の下
端部には、同係合部を前記案内部に案内するテーパ部を
設けた。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求
項4のいずれかに記載の発明において、前記案内部の上
端部には、前記係合部を同案内部に案内するテーパ部を
設けた。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求
項6のいずれかに記載の発明において、前記回動軸は、
フォークリフトのリアアクスルビームに設けられ操舵輪
を操舵可能に支持するキングピンである。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求
項7のいずれかに記載の発明において、前記回転変位検
出器には、前記案内部の少なくとも一部に嵌合して同回
転変位検出器を案内部に対して位置決めするインロウ部
を設けた。 (作用)請求項1に記載の発明によれば、入力軸の係合
部が回動軸の被係合部に係合され、入力軸が回動軸に対
して相対回動不能に連結される。そして、入力軸の中心
軸線が回動軸の中心軸線に一致するように、回転変位検
出器が支持部材に固定される。ここで、回転検出器の組
み付け時には、支持手段に設けた案内部が係合部に係合
し、同係合部が被係合部に一致する回転位置で入力軸を
保持するとともに係合部の回転軸側への移動を許容す
る。従って、係合部を案内部に係合させた状態で入力軸
を回動軸側に移動させると、係合部が被係合部に係合す
る。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、支持部材と別に形成され
て支持部材に固定されるとともに回転変位検出器を支持
する検出器保持部材に案内部が設けられる。従って、回
動軸の中心に対して案内部の中心位置を一致するように
形成することが容易になる。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、係合部が
案内部に係合する状態で被係合部にも係合し、回転変位
検出器の組み付け完了状態では同案内部に係合しない。
従って、係合部が容易かつ確実に被係合部に係合され
る。
【0016】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項3のいずれかに記載の発明の作用に加えて、入
力軸が弾性体にて形成されるブッシュを介して回動軸に
連結される。従って、入力軸の中心軸線と回動軸の中心
軸線とのずれにより回動軸から入力軸に径方向に加わる
力が吸収されるとともに、入力軸と回動軸との間のがた
が解消される。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項4のいずれかに記載の発明の作用に加えて、係
合部の下端部に設けたテーパ部により、係合部が案内部
に案内される。従って、係合部が容易に案内部に挿通さ
れる。
【0018】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項4のいずれかに記載の発明の作用に加えて、案
内部の上端部に設けたテーパ部により、係合部が案内部
に案内される。従って、係合部が容易に案内部に挿通さ
れる。
【0019】請求項7に記載の発明によれば、操舵輪を
操舵可能に支持するキングピンの回転変位を検出する回
転変位検出器の入力軸の係合部をキングピンの被係合部
に係合する際に請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
発明と同様な作用をなす。
【0020】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項7のいずれかに記載の発明の作用に加えて、回
転変位検出器に設けたインロウ部が案内部の少なくとも
一部に嵌合することにより、同回転変位検出器が案内部
に対して位置決めされる。従って、入力軸が回転変位検
出器に設けたインロウ部にて案内部に対して位置決めさ
れる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明をフォークリフトの
リアアクスルビームのキングピンの回転角を検出するポ
テンショメータの組み付け構造に具体化した一実施の形
態を図1〜図6に従って説明する。
【0022】図2はフォークリフトの操舵輪を支持する
リアアクスルビーム1を示す平面図である。リアアクス
ルビーム1には、図示しないハンドルの操作に基づいて
操舵輪2を操舵するためのベルクランク3がベルクラン
クピン4にて回動可能に支持されている。ベルクランク
3は一対の操舵ロッド5,6を介してリアアクスルビー
ム1の両端で操舵輪2を支持するステアリングナックル
7,8に連結されている。操舵ロッド5の一端はベルク
ランク3に固着された連結ピン9aに対して回動可能に
連結され、他端はステアリングナックル7に固着された
連結ピン10aに回動可能に連結されている。操舵ロッ
ド6の一端はベルクランク3に固着された連結ピン9b
に対して回動可能に連結され、他端はステアリングナッ
クル8に固着された連結ピン10bに対して回動可能に
連結されている。
【0023】図3はリアアクスルビーム1の一方の断面
を示している。リアアクスルビーム1のアッパビーム1
1には支持部材としてのアッパブラケット12が固着さ
れ、ロアビーム13にはロアブラケット14が固着され
ている。アッパブラケット12には上下に貫通する軸受
孔12aが形成され、ロアブラケット14には上下に貫
通する軸受孔14aが形成されている。回動軸としての
キングピン15は、軸受孔12a及び軸受孔14aにそ
れぞれニードルベアリング16を介して回動可能に支持
されている。キングピン15には、ステアリングナック
ル7が一体回動可能に固着されている。ステアリングナ
ックル7の軸部17には一組のテーパローラベアリング
18,19を介して操舵輪2が回転可能に支持されてい
る。
【0024】図3に示すように、アッパブラケット12
の上面12bには、検出器保持部材としてのセンサブラ
ケット20を介して回転変位検出器としてのポテンショ
メータ21が組み付けられている。ポテンショメータ2
1は取付ねじ22にてセンサブラケット20に固定され
ている。センサブラケット20は、ボルト23にてアッ
パブラケット12の上面12bに固定されている。ポテ
ンショメータ21にはリード線24が接続されている。
【0025】図1に示すように、センサブラケット20
は例えばアルミニウムダイカストで板状に一体形成され
ている。センサブラケット20は、取付ねじ22が螺合
する雌ねじ孔25と、ボルト23が挿通するボルト孔2
6を備えている。又、 センサブラケット20には、アッ
パブラケット12の上面12bに設けられたノックピン
27を嵌合するための嵌合孔28が設けられている。 セ
ンサブラケット20の中央部には、案内部としての案内
孔29が設けられている。案内孔29は、大径孔部29
aと小径孔部29bとを組み合わせて形成されている。
【0026】そして、 センサブラケット20は、ノック
ピン27が嵌合孔28に嵌合する状態でボルト23が雌
ねじ孔31に螺合することにより、大径孔部29aの中
心軸線が軸受孔12aの中心軸線に一致するようにアッ
パブラケット12の上面12bに位置決めされるように
なっている。
【0027】次に、ポテンショメータの組み付け構造に
ついて詳述する。図1及び図4に示すように、ポテンシ
ョメータ21は、円筒状の本体部32と、該本体部32
の両側に設けられた取付部33と、本体部32の下面に
設けられた円筒状のインロウ部(嵌合部)34と、該イ
ンロウ部34の下面から突出する入力軸35とを備えて
いる。インロウ部34は、案内孔29の大径孔部29a
に嵌合するように形成されている。各取付部33には、
インロウ部34が大径孔部29aに嵌合した状態で雌ね
じ孔25に相対する円弧状の長孔33aがそれぞれ設け
られている。 入力軸35の先端側には、断面がD字形状
の係止部35aが形成されている。この係止部35aに
は、断面が案内孔29の形状に形成されるとともに、係
止部35aが嵌入する中心孔36を備えた係合部として
のブッシュ37が装着されている。このブッシュ37は
例えば弾性体である合成ゴムにて形成され、大径孔部2
9aに係合する形状の大径胴部37aと小径孔部29b
に係合する形状の小径胴部37bとからなっている。
【0028】そして、図5に示すように、ポテンショメ
ータ21は、インロウ部34が大径孔部29aに嵌合す
ることにより、入力軸35の中心軸線がキングピン15
の中心軸線に一致するようにアッパブラケット12に位
置決めされている。
【0029】一方、キングピン15の上端には、ブッシ
ュ37が係合する被係合部としての係合穴38が設けら
れている。この係合穴38は、それぞれドリルにて1回
で加工される大径穴部38aと小径穴部38bとから構
成されている。大径穴部38aは大径胴部37aが嵌合
するように形成され、小径穴部38bは小径胴部37b
が嵌合するように形成されている。そして、ポテンショ
メータ21の入力軸35は、ブッシュ37が係合穴38
に係合することによりキングピン15に対して相対回動
不能に連結されている。このブッシュ37は、入力軸3
5の中心軸線とキングピン15の中心軸線とのずれをそ
の弾性変形により吸収するとともに、入力軸35とキン
グピン15との間に回転方向のがたができないようにし
ている。なぜなら、入力軸35とキングピン15との間
には、寸法誤差、経時的なキングピン15の初期位置か
らのずれ等により、両中心軸線にずれが生じる。両中心
軸線にずれがあると、キングピン15から入力軸35に
径方向の力が加わり、ポテンショメータ21の耐久性が
低下したり破損する可能性がある。又、入力軸35とキ
ングピン15との間にがたがあると、両中心軸線のずれ
により入力軸35に径方向の力が加わることはないがポ
テンショメータ21の検出精度が低下する。そこで、ブ
ッシュ37より、両中心軸線のずれによる径方向の力を
吸収するとともに入力軸35とキングピン15とのがた
を防止している。
【0030】次に、以上のように構成された回転変位検
出器の組み付け構造の作用について説明する。フォーク
リフトの製造時にアッパブラケット12にポテンショメ
ータ21を組み付けるには、先ず、センサブラケット2
0をアッパブラケット12の上面12bに固定する。す
ると、センサブラケット20の案内孔29は、大径孔部
29aの中心がキングピン15の中心軸線上に配置され
るとともに、操舵輪2の操舵角が0となる位置に配置さ
れたキングピン15の係合穴38に上下で一致する位置
に配置される。次に、アッパブラケット12に固定され
たセンサブラケット20の案内孔29に入力軸35に装
着したブッシュ37の下端部を挿入する。すると、ブッ
シュ37すなわち入力軸35のキングピン15に対する
回転位置は、ポテンショメータ21の検出する回転変位
が0となるときの回転位置に保持された状態となる。こ
のとき、ポテンショメータ21の本体部32を、ポテン
ショメータ21が検出する回転変位が0となる回転位置
に保持するようにする。
【0031】この状態のまま、入力軸35をキングピン
15側に移動させると、ブッシュ37すなわち入力軸3
5が案内孔29にて回動が規制された状態でキングピン
15側に移動し、図6に示すように、ブッシュ37の下
端部が係合穴38に対して係合する。さらに、入力軸3
5をキングピン15側に移動させると、図5に示すよう
に、ブッシュ37が案内孔29から外れ係合穴38に深
く係合するとともに本体部32の下面がセンサブラケッ
ト20の上面に当接する。又、インロウ部34が大径孔
部29aに嵌合する。
【0032】この状態で両取付部33の長孔33aから
センサブラケット20の雌ねじ孔25に取付ねじ22を
螺合させ、センサブラケット20上に本体部32を固定
する。
【0033】以上で、ポテンショメータ21は、入力軸
35の中心軸線がキングピン15の中心軸線に一致する
とともに、操舵角が0となる回転位置に配置されたキン
グピン15に対して検出する回転変位が0の状態で固定
される。
【0034】以上詳述したように、本実施の形態の回転
変位検出器の組み付け構造によれば、以下の効果を得る
ことができる。 (1) アッパブラケット12に固定されるセンサブラ
ケット20には、入力軸35に装着された係合部(ブッ
シュ37)に係合して入力軸35を同係合部がキングピ
ン15の係合穴38に一致する回転位置で保持するとと
もに、同係合部のキングピン15側への移動を許容する
案内孔29を設けた。
【0035】従って、係合部を案内孔29に係合させた
状態で入力軸35をキングピン15側に移動させると、
係合部がキングピン15の係合穴38に係合するため、
入力軸35がキングピン15に対して所定の回転位置関
係で相対回動不能に連結される。その結果、ポテンショ
メータ21の組み付け性を良くすることができる。
【0036】(2) 案内孔29は、アッパブラケット
12と別に形成されて同アッパブラケット12に固定さ
れるとともにポテンショメータ21をアッパブラケット
12に対して固定するセンサブラケット20に設けた。
【0037】従って、ポテンショメータ21を固定する
センサブラケット20に相当する部分をアッパブラケッ
ト12に形成した場合に比較して、案内孔29をキング
ピン15の中心軸線の実際の位置に合わせて形成するこ
とが容易となり、入力軸35の中心軸線をキングピン1
5の中心軸線に高い精度で一致させることができる。そ
の結果、ポテンショメータ21の検出精度を高くするこ
とができる。
【0038】(3) 係合部が案内孔29に係合してい
る状態で同係合部の下端部が係合穴38に係合し、ポテ
ンショメータ21を組み付けた状態では同係合部が案内
孔29から外れるようにした。従って、係合部を容易か
つ確実に係合穴38に係合させることができるため、組
み付けが一層容易になる。
【0039】(4) 係合部を入力軸35に装着される
ブッシュ37とした。従って、入力軸35の中心軸線と
キングピン15の中心軸線とのずれが生じた場合でも、
キングピン15から入力軸35に加わる径方向の力を吸
収するとともに、入力軸35とキングピン15との間に
回転方向のがたができないようにすることができる。そ
の結果、ポテンショメータ21の耐久性の低下や破損を
防止することができ、しかも、検出精度の低下を防止す
ることができる。
【0040】(5) フォークリフトの操舵輪2を操舵
可能に支持するキングピン15の回転変位を検出するポ
テンショメータ21の入力軸35をキングピン15側に
移動させると、ブッシュ37が係合穴38に係合するよ
うにした。従って、フォークリフトのリアアクスルビー
ム1に設けられた操舵輪2を支持するキングピン15の
回転角を検出するポテンショメータ21の組み付け性を
良くすることができる。
【0041】(6) ポテンショメータ21には、案内
孔29に嵌合することにより入力軸35の中心軸線を案
内孔29の中心軸線に一致するように検出器保持部材
(センサブラケット20)に位置決めするインロウ部3
4を設けた。従って、入力軸35がポテンショメータ2
1に設けたインロウ部34にて案内孔29に対して位置
決めされる。その結果、組み付けを容易にするとともに
組み付け精度を高くすることができる。
【0042】(7) 係合穴38は、それぞれ1回のド
リル加工にて形成される大径穴部38a及び小径穴部3
8bにて形成した。従って、係合穴38の加工が容易に
なり、加工時間を短縮することができる。
【0043】(8) センサブラケット20をアルミニ
ウムダイカストで一体形成したので、寸法精度を高くす
ることができ、又、特別に防錆処理を施さなくても錆の
発生を防止することができる。その結果、ポテンショメ
ータ21の組み付け精度を高くしてその耐久性及び検出
精度を向上することができる。又、錆によるポテンショ
メータ21への影響を防止してその耐久性及び検出精度
を向上させることができる。
【0044】尚、実施の形態は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、以下のように変更してもよい。 ○ アッパブラケット12と別に形成され同アッパブラ
ケット12に固定されるセンサブラケット20に案内孔
29を設ける代わりにアッパブラケット12の軸受孔1
2aの上側開口部を閉塞し、その閉塞部に直接案内孔を
設けてもよい。この場合には、センサブラケット20、
アッパブラケット12に固定するためのボルト23を不
要にするとともにその組み付け工数を削減することがで
きる。
【0045】○ 係合部と被係合部の断面形状は、入力
軸と回動軸とを相対回動不能に連結することができる形
状であればよく、上記実施の形態の形状に限定されな
い。 ○ 案内孔の形状は、係合部を回動不能に係止すること
ができる形状であればよく、上記実施の形態の形状に限
定されるものではない。例えば、図7に示すように、係
合部の周囲の複数箇所に当接することにより係合部を所
定の回転位置で回動不能に保持するとともにしてキング
ピン15側への移動を許容する形状の案内孔40であっ
てもよい。この場合には、係合部外周面と案内孔の内周
面との摩擦を小さくすることができるため、係合部を容
易に挿通させることができる。
【0046】○ 係合部が案内孔29から外れたとき
に、同係合部がまだ係合穴38に係合しないようにして
もよい。この場合にも、従来より組み付け性を良くする
ことができる。
【0047】○ 弾性体からなるブッシュ37は、合成
ゴムに限らず、その他例えば、天然ゴム、弾性を備えた
プラスチック等であってもよい。この場合でも、組み付
け性を向上することができる。
【0048】又、弾性を備えていない金属等の材料から
形成されたブッシュであってもよい。 ○ 係合部を入力軸35に装着したブッシュ37とした
が、入力軸35に一体的に設けた係合部としてもよい。
例えば、入力軸35の先端部を基端部よりも大径とし、
この先端部に回り止めを設ける。例えば、先端部を断面
D字形状とした係合部とする。この場合には、係合部を
入力軸35と別部材とする場合に比較して、部品点数及
び組み付け工数を削減することができる。
【0049】○ インロウ部(インロウ部34)を、案
内孔(案内孔29)に対して相対回動不能な形状として
もよい。例えば上記実施の形態において、インロウ部1
4の形状を案内孔29と同じ形状とする。 この場合に
は、係合部が案内孔から抜けた状態における検出器本体
の入力軸回りの回動を防止することができる。
【0050】この場合に、インロウ部が案内孔に対して
相対回動しなければよく、インロウ部と案内孔の形状が
異なってもよい。 ○ 検出器保持部材にインロウ部34を嵌合させる浅い
係合穴を設けるとともに、同係合穴の底部に係合部が係
合する案内孔29を設けてもよい。この構成では、イン
ロウ部34に対して係合部を小さくすることができるた
め、外径が小さい回動軸に対する回転変位検出器の組み
付け構造に好適である。
【0051】○ ポテンショメータ21にインロウ部3
4を設けず、係合部を係合穴38に係合させることで、
入力軸35をキングピン15に対して位置決めするよう
にしてもよい。
【0052】○ 回動軸の上面に被係合部としての凸状
係合部を設け、入力軸の下面に該凸状係合部に係合する
凹状係合部を設けてもよい。 ○ 係合部の下端部(例えば、ブッシュ37の下端部)
に、同係合部を案内孔29に案内するテーパ部を設け
る。あるいは、案内孔29及び係合穴38の上端部に、
係合部を同案内孔29及び係合穴38に案内するテーパ
部を設ける。このような構成によれば、係合部を案内孔
29及び係合穴38に容易に係合させることができるた
め、組み付け性を向上させることができる。尚、案内孔
29及び係合穴38のいずれか一方のみにテーパ部を設
けてもよい。
【0053】○ キングピン15の回転変位を検出する
ためアッパブラケット12に組み付けるポテンショメー
タ21の組み付け構造に限らず、その他、操舵角を検出
するために、例えば、ベルクランクピン4をベルクラン
ク3と一体回動するようにしたフォークリフトで、ベル
クランクピン4の回動量を検出すべくアッパビーム11
に設けたポテンショメータの組み付け構造に実施しても
よい。
【0054】又、同じく、操舵ロッド5,6に対する連
結ピン9a ,9bの回動量を検出すべく操舵ロッド5,
6に設けるようにしたポテンショメータの組み付け構造
に実施してもよい。さらに、操舵ロッド5,6に対する
連結ピン10a ,10bの回動量を検出すべく操舵ロッ
ド5,6に設けるようにしたポテンショメータの組み付
け構造に実施してもよい。
【0055】さらに、操舵角以外の回転変位を検出する
ようにした回転変位検出器の組み付け構造に実施しても
よい。 ○ 回転変位検出器は、ポテンショメータ21に限ら
ず、その他のアナログ方式検出器である回転差動変圧器
であってもよい。又、デジタル方式検出器であるエンコ
ーダ、磁気式回転センサ、レゾルバ等であってもよい。
【0056】○ フォークリフトに限らず、その他、例
えば、高所作業車、クレーン等の産業車両に実施しても
よい。又、産業車両に限らず、トラック、バス等の運搬
用車両、セダン等の乗用車両に実施してもよい。
【0057】以下、特許請求の範囲に記載された技術的
思想の外に前述した各実施の形態で把握される技術的思
想をその効果とともに記載する。 (1) 請求項1に記載の回転変位検出器の組み付け構
造において、前記係合部は前記入力軸とは別部材の係合
部材とする。このような構成によれば、入力軸が1本の
金属棒材から形成される回転変位検出器に別部材からな
る係合部材を取着することができるため、既成の回転変
位検出器を使用することができる。
【0058】(2) 請求項1に記載の回転変位検出器
の組み付け構造において、前記係合部は前記入力軸の先
端に一体的に膨出形成したものとする。このような構成
によれば、係合部を別部品とした場合に比較して部品点
数及び組み付け工数を削減することができる。
【0059】尚、この明細書において、発明の構成に係
る手段及び部材は、以下のように定義されるものとす
る。 (1) 回転変位検出器とは、回動軸と一体回動可能に
連結して、入力軸の回動により回動軸の回転変位を検出
する検出器を意味し、ポテンショメータ、回転差動変圧
器等のアナログ方式検出器や、エンコーダ、レゾルバ、
磁気式回転センサ等のデシタル方式検出器を含むものと
する。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜請求項
8のいずれかに記載の発明によれば、係合部を案内部に
係合させた状態で入力軸を回動軸側に移動させると、係
合部が回動軸の被係合部に係合する。従って、回転変位
検出器の組み付け性を良くすることができる。
【0061】請求項2に記載の発明によれば、回動軸の
中心に対して案内部の中心位置を一致するように形成す
ることが容易になる。その結果、回転検出器の検出精度
を高くすることができる。
【0062】請求項3に記載の発明によれば、係合部が
容易かつ確実に係合されるため、組み付け性を一層良く
することができる。請求項4に記載の発明によれば、回
転変位検出器の耐久性の低下や破損を防止し、しかも、
検出精度の低下を防止することができる。
【0063】請求項5及び請求項6に記載の発明によれ
ば、組み付け性をさらに一層向上させるこができる。請
求項7に記載の発明によれば、フォークリフトのリアア
クスルビームに設けられ、操舵輪を操舵可能に支持する
キングピンの回転変位を検出する回転変位検出器の組み
付け性を良くすることができる。
【0064】請求項8に記載の発明によれば、組み付け
性を向上するとともに組み付け精度を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ポテンショメータの組み付け構造を示す分解
斜視図。
【図2】 フォークリフトのリアアクスルを示す平面
図。
【図3】 リアアクスルビームの一部を示す縦断面図。
【図4】 ポテンショメータを示す斜視図。
【図5】 ポテンショメータの組み付け構造を示す要部
縦断面図。
【図6】 ポテンショメータの組み付け構造を示す要部
縦断面図。
【図7】 別例の案内孔を示す平断面図。
【図8】 従来例のポテンショメータの組み付け構造を
示す分解斜視図。
【符号の説明】
1…リアアクスルビーム、2…操舵輪、12…支持部材
としてのアッパブラケット、15…回動軸としてのキン
グピン、20…検出器保持部材としてのセンサブラケッ
ト、21…回転変位検出器としてのポテンショメータ、
29…案内部としての案内孔、34…インロウ部、35
…入力軸、37…係合部としてのブッシュ、38…被係
合部としての係合穴。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−112930(JP,A) 特開 昭61−261164(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 21/00 - 21/32 G01B 7/00 - 7/34 102 G01D 5/00 - 5/252 G01D 5/39 - 5/62

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動軸を回動可能に支持する支持部材に
    対して、前記回動軸の回転変位を検出する回転変位検出
    器を、その入力軸の端部に設けた係合部を前記回動軸の
    端部に設けた被係合部に対して係合させて同入力軸を同
    回動軸に対して相対回動不能に連結するとともに前記入
    力軸の中心軸線が前記回動軸の中心軸線に一致するよう
    に固定する回転変位検出器の組み付け構造において、 前記支持部材には、前記係合部に係合して同係合部が前
    記被係合部に一致する回転位置で入力軸を保持するとと
    もに該係合部の回動軸側への移動を許容する案内部を設
    けた回転変位検出器の組み付け構造。
  2. 【請求項2】 前記案内部は、前記支持部材とは別に形
    成されて同支持部材に固定されるとともに前記回転変位
    検出器を支持する検出器保持部材に設けられている請求
    項1に記載の回転変位検出器の組み付け構造。
  3. 【請求項3】 前記係合部を、該係合部が前記案内部に
    係合する状態で前記被係合部にも係合可能、かつ、回転
    変位検出器の組み付け完了状態では同案内部と係合不能
    に形成した請求項1又は請求項2に記載の回転変位検出
    器の組み付け構造。
  4. 【請求項4】 前記係合部は、弾性体で形成されたブッ
    シュである請求項1〜請求項3のいずれかに記載の回転
    変位検出器の組み付け構造。
  5. 【請求項5】 前記係合部の下端部には、同係合部を前
    記案内部に案内するテーパ部を設けた請求項1〜請求項
    4のいずれかに記載の回転変位検出器の組み付け構造。
  6. 【請求項6】 前記案内部の上端部には、前記係合部を
    同案内部に案内するテーパ部を設けた請求項1〜請求項
    4のいずれかに記載の回転変位検出器の組み付け構造。
  7. 【請求項7】 前記回動軸は、フォークリフトのリアア
    クスルビームに設けられ操舵輪を操舵可能に支持するキ
    ングピンである請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
    回転変位検出器の組み付け構造。
  8. 【請求項8】 前記回転変位検出器には、前記案内部の
    少なくとも一部に嵌合して同回転変位検出器を案内部に
    対して位置決めするインロウ部を設けた請求項1〜請求
    項7のいずれかに記載の回転変位検出器の組み付け構
    造。
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