JP2904327B2 - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置

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    • B62D5/0427Electric motor acting on or near steering gear the axes of motor and final driven element of steering gear, e.g. rack, being parallel the axes being coaxial

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の電動式パワー
ステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動式パワーステアリング装置は、ステ
アリングホイールの回転をピニオンを介してラック軸に
左右動として伝達し、このラック軸の両端に連結したタ
イロッドを介して車輪を転舵する際に、ステアリングシ
ャフトの操舵トルク等を検出し、この検出値に基づいて
電動機を駆動し、この電動機の駆動力をラック軸にボー
ルナット機構を介して伝達することでパワーアシストを
行うものである。
【0003】具体的には、特開昭62−261573号
公報にも開示されるように、ラック軸を摺動可能に支持
するハウジング内で、且つラック軸の外側に電動機を配
置し、この電動機の回転駆動力をボールナット機構を介
してラック軸に伝達するものである。
【0004】ここで、前記ラック軸には路面からの反力
が加わる場合があり、また製造誤差や組付誤差があった
場合には、ラック軸が撓んだり、軸方向や径方向に変位
する場合がある。一方、電動機の駆動力をラック軸に伝
達するボールナット機構は、微小な歪や変位があっても
作動効率が急激に低下する。したがって、ラック軸の撓
みや変位をそのままボールナット機構で受けることはで
きないので、特開昭62−261573号公報にあって
はボールナット機構を2ヵ所においてスラストベアリン
グを介してハウジング側に支持し、ラック軸の撓み等に
応じてナットが若干径方向に移動できる構造にしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の構造に
あっては、2ヵ所にベアリングを設けているので、構造
が複雑で、組み付けの手間も係り、他の部材の配置にも
制限が課せられる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、請求項1では、ハウジング内に摺動可能に支持
されたラック軸に、ボールナット機構のナット部材を嵌
合し、該ナット部材のナット部とラック軸の一部に設け
たネジ溝との間にボールを介装し、電動機の動力をナッ
ト部材を介してラック軸に伝達し、操舵力の補助を行う
ようにした電動式パワーステアリング装置において、ナ
ット部材は、外周に電動機のロータを固着した管状部
と、該管状部の先端部に設けたナット部とを備え、ハウ
ジング内周には電動機のステータを固着し、ナット部材
の管状部の基端部のみをハウジングに対して4点接触ベ
アリング、若しくは自動調心ベアリングで回動自在に支
持した。
【0007】請求項2では、請求項1において、ナット
部を、管状部に弾性体を介して取り付けた。請求項3で
は、請求項1において、前記ナット部を、前記管状部に
球面を介して取り付け、管状部に対して回転可能に支持
した。
【0008】
【作用】電動機の回転はナット部材に伝達され、ナット
部材の回転動はラック軸に左右動として伝達され、この
ラック軸の左右動がタイロッドを介して左右の車輪に伝
達される。ラック軸外周に嵌合したナット部材は、管状
部の基端部のみがハウジングに対して4点接触ベアリン
グ、若しくは自動調心ベアリングを介して支持されてい
るので、該ベアリングを介して微小揺動が可能である。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明の第1実施例に係るス
テアリング装置の断面図、図2は図1に示したステアリ
ング装置の要部拡大図である。
【0010】図中1はハウジングである。ハウジング1
はロール成形によって成形した長い管状の左半体1a
と、鋳造によって得たギヤボックスを構成する右半体1
bとからなり、左半体1aは、右半体1bに近い部分の
大径部、これに連続する中径部、これに連続する小径部
とからなり、左半体1は一体成形されている。左右の半
体1a,1bは、夫々の対向する端部に設けたフランジ
部を突き合せてボルト2で一体化されている。以上のハ
ウジング1内には、ラック軸3が挿入され、このラック
軸3の両端はハウジング1から突出し、その両端部にタ
イロッドが連結され、ラック軸3が左右に移動すること
でタイロッドを介して左右の車輪が操向される。
【0011】前記左半体1aの外端部内周に、ラック軸
3を摺動可能に保持するスライドブッシュ4が取り付け
られ、また左半体1aの外端部及び右半体1bの外端部
にはダストブーツ5,5が取り付けられ、これにより気
密な空間、即ち左右のダストブーツ5,5とハウジング
1によって空間が形成される。ここで、ラック軸3の移
動に連れて左右のダストブーツ5,5が伸縮してブーツ
の内部空間の容積が変るので、空気のやりとりを行う必
要がある。これをラック軸3に形成したブリージング孔
6を介して行うようにしている。
【0012】また、ギヤボックスを構成する前記右半体
1b内には、ステアリングホイール7によって回転する
ステアリングシャフト8が挿入されるとともに操舵トル
ク検出機構9が配置され、更に右半体1b内においてス
テアリングシャフト8下端に固着したピニオン10と、
ラック軸3の図1における右半部に刻設したラック11
とを噛合させる。ラック軸3の前記ラック11を刻設し
た側とは、反対側(図1における左半部)には、ボール
ナット機構のボールと係合するネジ溝12が刻設されて
いる。
【0013】以上のラック軸3の外周には長尺な管状の
ナット部材13を嵌合する。ナット部材13は管状部1
3dと、該管状部の先端部に設けたナット部13cとを
備える。該ナット部材13の基端部は、4点接触ベアリ
ング14を介してハウジング1の右半体1b内側に回転
自在に支持する。ナット部材13の先端部の前記ナット
部13bは駒式ナット16を備え、ナット部13bと前
記ネジ溝12との間には、スチールボール17を保持す
るように介装し、ボールナット機構15を構成する。
尚、ボールナット機構15よりも若干右寄りの部分には
ブリージング孔13bを設けた。
【0014】ここで、ナット部材13は、基端部のみが
4点接触ベアリング14を介してハウジング1に回動自
在に支持されているので、基端部を中心として微小揺動
が可能である。したがって、路面からの反力等によりラ
ック軸3が万一撓んだりした場合には、ラック軸3の撓
みに前記したボールナット機構15は容易に追従するこ
とができる。ナット部材13の基端部は、図2に示すよ
うに、4点接触ベアリング14のインナーレースがナッ
ト部材13の基端部周に設けた凹部に軸方向に移動不能
に取付けられ、又該ベアリング14のアウターレース
は、右半体1bの内周に設けた凹部に軸方向に移動不能
に取付けられている。従って、ナット部材13は軸方向
に移動不能である。
【0015】前記ナット部材13の管状部13dの外側
には電動機20を配置する。前記ハウジング1の左半体
1aは鉄製であり、この左半体1aのナット部材13の
管状部13dと対向する内周部には永久磁石21(ステ
ータ)を固着する。一方ナット部材13の管状部13d
の外周には、前記ステータ21に対応する鉄芯22を取
り付け、該鉄芯22に巻線23(ロータ)を捲回し、電
動機20を構成する。
【0016】ところで、ナット部材13は、前記したよ
うに基端部が4点接触ベアリング14でハウジング1に
支持されており、微小揺動可能である。したがって、ナ
ット部材13にロータ23が取り付けられていることか
ら、ラック軸3が万一撓んだ場合、ナット部材13のナ
ット部13cがこれに伴って微小揺動する場合があり、
ナット部材13の管状部13d外周のロータ23と、ハ
ウジング1内周のステータ21との間の隙間を超えて相
互間に接触するおそれがある。そこで本発明では、ナッ
ト部材13の一部の外周に環状の凸部13aを設け、該
凸部13aの外周と、ハウジング1の左半体1bの対向
する内周との間には、前記ステータ21の内周とロータ
23との間の隙間よりも小さい隙間を設ける。これによ
り、ラック軸3の撓み、ナット部材13の微小揺動が発
生した場合には、ロータ23外周とステータ21とが接
触する前に、ナット部材13の凸部13aが、ハウジン
グ1の内面に接触することとなる。従って、電動機のロ
ータとステータとが接触することが無い。図2は、ナッ
ト部材13が図の上方に変位し、凸部13aがハウジン
グ1の左半体1bの内周1eに接触するか、接触直前の
状態を示し、この状態において、ロータ23の外周23
aとステータ21の内周21aとは僅少の隙間が確保さ
れている状態を示す。
【0017】また、電動機20への給電はカプラー3
0、ブラシ31を介して行われる。即ち、操舵トルク検
出機構9、車速センサ、モータ電流センサ、舵角センサ
からの信号が制御装置(ECU)に入力され、この入力
値に基づいて電動機20への電圧が決定され、この決定
値に基づいて電動機20が駆動される。そして、電動機
20が駆動されると、ナット部材13が回転し、このナ
ット部材13の回転がボールナット機構15を介して軸
3に左右方向動(パワーアシスト)として伝達される。
【0018】図3は別実施例に係るステアリング装置の
断面図、図4は図3に示したステアリング装置の要部拡
大図であり、前記実施例と同一の部材については同一符
号を付し詳細な説明を省略する。
【0019】この実施例にあっては、ハウジング1の左
半体1aを2分割して構成し、部材1c,1dを溶接し
て一体化した構造を採用した。ナット部材13を管状部
40と、これと別体のナット部41で構成する。管状部
40の先端部には大径のカップ状保持部40aを設け、
これの外周を前記した環状の凸部と同様の管状の凸部1
3a(当たり面)とする。機能が前記第1図、第2図の
構成における管状凸部と同じなので、同一符号を付し
た。カップ状保持部40aの内周には環状溝40bを設
け、ナット部41の基端部には環状フランジ部41aを
設け、環状溝40bと環状フランジ部41aとの係合で
管状部40と、ナット部41とを結合する。前記環状フ
ランジ部41aと前記環状溝40bとの間には、弾性体
42を介装する。尚、ナット部材13の前記管状部40
の基端部は、前記と同様に自動調芯ベアリング43を介
してハウジング1に、軸方向移動不能、且つ回動自在に
支持されている。したがって、ナット部材13は、図4
の自動調心ベアリング43の支持部であるO1を中心と
して前記と同様に微小揺動可能である。
【0020】この実施例の作用を述べると、路面からの
反力によりラック軸3が撓んだ場合、ラック軸3は点O
1を通る曲り梁となり、ナット部41も軸径方向(例え
ば図4の上方)へ変位し、凸部13aをハウジング1の
内周1eへ接近させることになる。しかし、弾性体42
の変位吸収作用により、ナット部41の変位に比べて凸
部の変位は極く小さなものとなり、凸部13aがハウジ
ング1の内周1eへ接触する度合いが減る等の効果があ
る。
【0021】また、この実施例にあっては電動機20の
ステータとロータの位置を逆にしブラシを廃止してい
る。即ち、連結管40の外周にロータとしての永久磁石
21を取り付け、ハウジング1側にステータとしての巻
線23を設けている。このような構成とすることで、ブ
ラシを省略できるが、ステータ21の回転位相を検出し
てロータ23(巻線)に流す電流を制御するため、ホー
ル素子44を設けている。
【0022】図5は更なる別実施例に係るステアリング
装置の断面図、図6は図5に示したステアリング装置の
要部拡大図であり、前記実施例と同一の部材については
同一符号を付し説明を省略する。
【0023】この実施例にあっては、ハウジング1の左
半体1aを2分割して構成し、部材1c,1dを螺合一
体化した構造を採用した。ナット部材13を管状部50
と、これと別体のナット部51で構成する。管状部50
の先端部には大径のカップ状保持部50aを設け、これ
の外周を前記した環状の凸部と同様の管状の凸部13a
(当たり面)とする。機能が前記第1図、第2図、及び
第3図、第4図の構成における環状凸部と同じなので、
同一符号を付した。ナット部材13の前記管状部50の
基端部は、前記と同様に自動調芯ベアリング43を介し
て、軸方向移動不能に、且つハウジング1に回動自在に
支持されている。ナット部材13の管状部50先端部の
保持部50aの内周を凹球面50bとし、一方、ナット
部51の外周部には凸球面51aを設け、該保持部50
aの凹球面50b内にナット51の凸球面を嵌合し、保
持部50a内にナット51を揺動自在に保持する。従っ
て、ナット部材13はO2を中心として微小回転可能で
ある。尚、この実施例で示したナット部51はリターン
路52を備え、3回転するとスチールボールは元のネジ
溝12に戻る。
【0024】この実施例の作用を述べると、路面反力等
によりラック軸3が撓んだ場合、ラック軸3は点O1を
通る曲り梁となり、その結果、点O2においてラック軸
3が傾斜することがある。この傾斜を受けてナット部5
1は傾斜角分だけ回転する。ナット部51が凸部13a
に対してすべり回転するため、回転の影響は凸部13a
に及ばない。従って、凸部13a、即ち、ラック軸3に
モーメントが掛かる心配は無い。この結果、ボール17
の長寿命化を図ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
請求項1では、ハウジング内に摺動可能に支持されたラ
ック軸に、ボールナット機構のナット部材を嵌合し、該
ナット部材のナット部とラック軸の一部に設けたネジ溝
との間にボールを介装し、電動機の動力をナット部材を
介してラック軸に伝達し、操舵力の補助を行うようにし
た電動式パワーステアリング装置において、ナット部材
は、外周に電動機のロータを固着した管状部と、該管状
部の先端部に設けたナット部とを備え、ハウジング内周
には電動機のステータを固着し、ナット部材の管状部の
基端部のみをハウジングに対して4点接触ベアリング、
若しくは自動調心ベアリングで回動自在に支持したの
で、従来のように2ヵ所にベアリングを設けることな
く、1ヵ所に設けるだけでラック軸の撓み等に対処する
ことができ、機構の簡略化と部品点数の削減を図ること
ができる。
【0026】請求項2では、請求項1において、ナット
部を、管状部に弾性体を介して取り付けたので、請求項
1の効果に加えるに、路面反力等でラック軸が撓んだり
する事態が生じた場合には、弾性体の変位吸収作用によ
り、ナット部の変位は極く小さなものとなり、外周部が
ハウジングの内周へ接触する度合いが減る等の効果があ
る。
【0027】請求項3では、請求項1において、ナット
部を、管状部に球面を介して取り付け、管状部に対して
回転可能に支持したので、請求項1の効果に加えるに、
路面反力等によりラック軸が撓み、ラック軸が傾斜した
場合には、傾斜を受けてナット部が傾斜角分だけ回転
し、ラック軸にモーメントが掛かることがなく、ボール
ナット機構のボールの長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステアリング装置の断面図
【図2】図1に示したステアリング装置の要部拡大図
【図3】別実施例に係るステアリング装置の断面図
【図4】図3に示したステアリング装置の要部拡大図
【図5】別実施例に係るステアリング装置の断面図
【図6】図5に示したステアリング装置の要部拡大図
【符号の説明】
1…ハウジング、1a,1b…ハウジング半体、3…ラ
ック軸、4…スライドブッシュ、5…ダストブーツ、
6,13b…ブリージング孔、10…ピニオン、11…
ラック、12…ネジ溝、13…ナット部材、13a…外
周部、13c,40,50…管状部、40a,50a…
保持部、16,41,51…ナット部、50a…凹球
面、51a…凸球部、14,43…ベアリング、15ボ
ールナット機構、17…スチールボール、20…電動
機、42…弾性体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 5/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に摺動可能に支持されたラ
    ック軸に、ボールナット機構のナット部材を嵌合し、該
    ナット部材のナット部とラック軸の一部に設けたネジ溝
    との間にボールを介装し、電動機の動力をナット部材を
    介してラック軸に伝達し、操舵力の補助を行うようにし
    た電動式パワーステアリング装置において、 前記ナット部材は、外周に電動機のロータを固着した管
    状部と、該管状部の先端部に設けたナット部とを備え、 前記ハウジング内周には電動機のステータを固着し、 前記ナット部材の管状部の基端部のみをハウジングに対
    して4点接触ベアリング、若しくは自動調心ベアリング
    で回動自在に支持した、 ことを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記ナット部を、前記管状部に弾性体を
    介して取り付けたことを特徴とする請求項1記載の電動
    式パワーステアリング装置。
  3. 【請求項3】 前記ナット部を、前記管状部に球面を介
    して取り付け、管状部に対して回転可能に支持したこと
    を特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装
    置。
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