JPH10297391A - 自動車のスイッチ装置 - Google Patents

自動車のスイッチ装置

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JPH10297391A
JPH10297391A JP10584797A JP10584797A JPH10297391A JP H10297391 A JPH10297391 A JP H10297391A JP 10584797 A JP10584797 A JP 10584797A JP 10584797 A JP10584797 A JP 10584797A JP H10297391 A JPH10297391 A JP H10297391A
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JP
Japan
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switch
switch device
control mode
mode
automobile
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JP10584797A
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English (en)
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Hiroshi Sudo
博 須藤
Takashi Kobayashi
小林  孝
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者等が楽にスイッチ操作できるように
し、また、後部座席の搭乗者もスイッチ操作できるよう
にする。 【解決手段】 自動車に搭載された電装品を作動させる
ために操作されるスイッチ装置。運転席17と助手席1
8との間に挾まれた位置に配置されるセンターコンソー
ル20に各スイッチを集中配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載され
た各電装品の作動指令を運転者等が入力するためのスイ
ッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、運転者等が車載電装品(オーディ
オやエアコン等)を作動させるために操作するスイッチ
は、そのほとんどがインストゥルメントパネルの中央部
位、すなわち、ステアリングホイールの側方部位に配置
され、運転者もしくは助手席に着席している搭乗者が操
作できるようになっている。また、特開昭6−1440
84号公報には、インストゥルメントパネル下部に位置
するセンターコンソールにスイッチを設けたものが示さ
れているが、この装置でも、実際のスイッチの配設位置
は、運転席よりも前方のインストゥルメントパネル中央
となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにスイッチ
群が運転者よりも前方のインストゥルメントパネル中央
に配設されているものでは、次のような不便がある。
【0004】A)一般に、運転者はシートバックに背中
を密着させた姿勢で運転を行うが、このような運転姿勢
のままではインストゥルメントパネル中央のスイッチに
手が届かない。従って、運転者がスイッチを操作するた
めには、シートバックにもたれる正規の運転姿勢から前
かがみの姿勢に変えなければならず、楽にスイッチ操作
することができない。
【0005】B)運転者がスイッチを目で確認するに
は、視線を前方から逸らす必要がある。よって、前方確
認が必要な走行中にスイッチを操作したい場合には、当
該スイッチを直接目で確認することが困難であり、運転
者は運転しながら手さぐりでスイッチを探さなければな
らない。このため、迅速にスイッチ操作できない場合が
多い。
【0006】C)スイッチが運転席及び助手席よりも前
方に配置されているため、後部座席に座っている搭乗者
はスイッチに手が届かず、自らの手でスイッチ操作がで
きない。
【0007】本発明は、このような不便を解消できる自
動車のスイッチ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、自動車の運転席と助手席との
間に挾まれる位置に配置されるセンターコンソールに、
車載電装品を作動させる指令信号を入力するための複数
のスイッチを配設したものである。
【0009】この装置では、スイッチ群が運転席及び助
手席のすぐ側方のセンターコンソールに配設されている
ので、いずれの席の着座者も、通常の座った姿勢のまま
で手元のスイッチを簡単に操作でき、運転者が運転しな
がらブラインド操作することも可能になる。また、両席
よりも後方の後部座席に座っている搭乗者もスイッチ操
作することができる。
【0010】ここで、複数の制御モードを有する制御手
段を自動車に搭載する場合、外部からの操作を受けるこ
とにより上記制御モードを切換える指令を出力するモー
ド切換スイッチと、各制御モードに共通して使用される
汎用スイッチとをセンターコンソールに設け、この汎用
スイッチの操作に対応する指令内容が各制御モードによ
って異なるようにすれば、各制御モードごとにそれ専用
のスイッチを個別に設ける場合に比べ、総スイッチ数を
大幅に減らすことができ、センターコンソール上の小さ
な領域にも不都合なくスイッチを並べることができる。
また、スイッチ配設領域を狭めることにより、運転者の
ブラインド操作が簡単になり、運転中でも不都合なくス
イッチ操作ができる。
【0011】特に、上記汎用スイッチをジョイスティッ
ク(すなわち複数の方向に回動操作可能な部材)で構成
すれば、ブラインド操作はさらに簡単となる。
【0012】この場合、上記ジョイスティックの周囲に
他のスイッチを集中配置すれば、当該ジョイスティック
を拠り所にして他のスイッチのブラインド操作も行うこ
とが可能になる。
【0013】また、上記制御モードとして使用頻度の高
いモードと低いモードとがある場合、前者をメイン制御
モード、後者をサブ制御モードにそれぞれ設定し、メイ
ン制御モードよりサブ制御モードに切換えられた時点か
ら所定時間が経過するまでにスイッチ操作がなされない
場合には自動的にメイン制御モードに戻るように上記制
御手段を構成すれば、運転者等がサブ制御モードからメ
イン制御モードに切換えるためにスイッチ操作をする手
間を省くことができる。
【0014】上記センターコンソールに設けられるスイ
ッチは、車載電装品の動作を制御する制御手段に電線を
介して直接接続するようにしてもよいが、この制御手段
は一般にインストゥルメントパネルの裏側に配置されて
いるため、電線を用いると配線が煩雑になり易い。これ
に対し、上記センターコンソールの前部に、上記スイッ
チ装置の操作内容に対応した指令信号を送信する送信部
を設け、この送信部から送信された指令信号を受信する
受信部をインストゥルメントパネルに設け、この受信部
の受信する指令信号が上記制御手段に入力されるように
すれば、信号線の省略が可能になる。
【0015】この場合、上記スイッチ及び送信部を組み
合わせて上記センターコンソールに対して着脱可能な単
一のリモコンユニットとすれば、このリモコンユニット
をセンターコンソールから取り外すことにより、運転席
や助手席からかなり離れた位置に座っている搭乗者も自
らの手で簡単にスイッチ操作ができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図6に基づいて説明する。
【0017】図1に示す車室内の前部には、インストゥ
ルメントパネル10が設けられている。このインストゥ
ルメントパネル10の右後方(図では手前側)にはステ
アリングホイール12が配設され、インストゥルメント
パネル10の中央下部にはチェンジレバー14が、中央
上部にはディスプレイ16がそれぞれ配設されている。
このディスプレイ16は、メータ表示や、後述のオーデ
ィオ機器等の作動状況の表示を行うものである。
【0018】インストゥルメントパネル10の後方に
は、運転席17及び助手席18が左右に並べて配置さ
れ、両席17,18の間に挾まれた位置にセンターコン
ソール20が配置されている。図2に示すように、この
センターコンソール20の大半部分は、蓋26により開
閉されるコンソールボックス22とされ、このコンソー
ルボックス22の前方にスイッチ配設部24が確保され
ている。そして、このスイッチ配設部24の上面に前方
及び上方に開放された凹部28が形成され、この凹部2
8にリモコンユニット30が着脱可能に嵌着されるよう
になっている。
【0019】図3及び図4(a)(b)に示すように、
リモコンユニット30は、本体ケース31を備え、この
本体ケース31内に図略の制御回路やユニット専用の電
池が内蔵されている。この本体ケース31の前半部中央
には、前後左右に操作可能なジョイスティック32が突
設され、このジョイスティック32の頂部にプッシュス
イッチ33が設けられている。ジョイスティック32の
周囲には、オーディオ−エアコンモード切換スイッチ
(以下、単に切換スイッチと称する。)34、フロント
デフォッガスイッチ35、内外気切換スイッチ36、及
びリアデフォッガスイッチ37が集中配置され、さらに
その外側に回転操作可能なボリューム調節ダイヤル38
が設けられている。
【0020】上記のスイッチのうち、ジョイスティック
32及びプッシュスイッチ33は、後述のオーディオモ
ード(メイン制御モード)、エアコンモード(サブ制御
モード)の双方に共通使用される汎用スイッチであり、
フロントデフォッガスイッチ35、内外気切換スイッチ
36、及びリアデフォッガスイッチ37は、オーディオ
モード、エアコンモードにかかわらず単独で使用される
専用スイッチとされている。これらのスイッチの具体的
な役割については後に詳述する。
【0021】図4(a)及び図5に示すように、本体ケ
ース30の前端面には、赤外線を前方に照射する発信部
39が設けられている。本体ケース30内の制御回路
は、各スイッチの操作内容に対応した赤外線波長を記憶
しており、各スイッチの操作の度にこれに応じた波長の
赤外線を発信部39から出力させるように構成されてい
る。
【0022】これに対し、インストゥルメントパネル1
0の中央下部には、上記発信部39から出力された赤外
線を受光する受信部40が設けられ、インストゥルメン
トパネル10の裏側には中央制御ユニット(制御手段)
42が設けられている。上記受信部40は、受けた赤外
線の波長に対応した電気信号を指令信号として中央制御
ユニット42に入力するものであり、中央制御ユニット
42は、入力された指令信号に基づいて各車載電装品の
作動を制御するための制御信号を出力するものである。
【0023】この実施の形態では、上記中央制御ユニッ
ト42にエアコン制御ユニット44が一体に組付けられ
る他、車体各部に配設されているエンジン制御ユニット
45、リア制御ユニット46、ドア制御ユニット47、
オーディオ制御ユニット48等の制御ユニットが上記中
央制御ユニット42に接続され、この中央制御ユニット
42からの制御信号を受けて各背ユニットが適当な制御
動作を行うように構成されている。
【0024】なお、上記発信部39から受信部40に信
号を伝達する手段は赤外線照射に限らず、無線等の手段
をとってもよい。
【0025】次に、上記リモコンユニット30のスイッ
チ操作に応じて実行されるオーディオ制御動作及びエア
コン制御動作について説明する。
【0026】1)制御モード切換 中央制御ユニット42は、切換スイッチ34の操作で入
力される指令信号を受けることにより、オーディオ制御
ユニット48にオーディオの制御動作を行わせるオーデ
ィオモードと、エアコン制御ユニット44にエアコンデ
ィショナーの制御動作を行わせるエアコンモードとに切
換えられるように構成されている。さらに、エアコンデ
ィショナーについてスイッチ操作される頻度がオーディ
オについてスイッチ操作される頻度よりも大幅に低いこ
とに鑑み、オーディオモードがメイン制御モード、エア
コンモードがサブ制御モードに設定され、オーディオモ
ードに優位性が与えられている。
【0027】具体的に、各制御モードの切換は図6のフ
ローチャートに示すようにして行われる。制御動作を開
始した後は、基本的に、切換スイッチ34が操作されな
い限りオーディオモードを維持する(ステップS1,S
2)。切換スイッチ34が操作された場合には、エアコ
ンモードに切換わり(ステップS3)、その切換時点で
内蔵のタイマーをリセットする(ステップS4)。
【0028】このタイマーリセットの時点から所定時間
が経過する前に切換スイッチ34以外のスイッチが操作
された場合には(ステップS5でYES)、そのスイッ
チ操作に対応する制御動作を行うとともに、上記タイマ
ーを再びリセットする(ステップS4)。切換スイッチ
34が再度操作された場合には(ステップS6でYE
S)、オーディオモードに戻る(ステップS2)。ま
た、タイマーリセット時から所定時間が経過するまでの
間に全くスイッチ操作がされなかった場合にも(ステッ
プS7でYES)、自動的にオーディオモードに復帰す
る(ステップS2)。すなわち、中央制御ユニット42
は、特にスイッチ操作されなければ基本的にオーディオ
モードを維持するように構成されている。
【0029】2)オーディオモードでの制御動作 オーディオモードでは、専らジョイスティック32及び
プッシュスイッチ33の操作だけで制御動作が実行され
る。このモードでは、プッシュスイッチ33はソース
(音源)の切換を行うためのスイッチとしての役割を担
い、このプッシュスイッチ33が操作される度に、ソー
スがRADIO(ラジオ)→CD(コンパクトディス
ク)→MD(ミニディスク)→TAPE(カセットテー
プ)→TV(テレビ)の順に切換えられる。また、ソー
スが「TV」の状態でプッシュスイッチ33が操作され
た場合には、「RADIO」に戻る。
【0030】そして、各ソースでジョイスティック32
が操作されることにより、その操作方向に応じた制御動
作が実行される。その具体的な内容は、次の表1に示す
通りである。
【0031】
【表1】
【0032】例えば、ソースが「RADIO」でジョイ
スティック32が前後方向に操作された場合には、バン
ド切換(例えばAM、FM、交通情報の中からの選択)
が行われる。
【0033】3)エアコンモードでの制御動作 エアコンモードでは、プッシュスイッチ33及びジョイ
スティック32の操作によって次のような制御動作が実
行される。
【0034】
【表2】
【0035】なお、これらプッシュスイッチ33及びジ
ョイスティック32以外のスイッチ35,36,37に
ついては、エアコンモードであるかオーディオモードで
あるかにかかわらず、当該スイッチの操作に応じた制御
動作が常に実行される。例えばオーディオモードであっ
たとしても、フロントデフォッガスイッチ36が押圧さ
れた場合には、中央制御ユニット42はエアコン制御ユ
ニット45にフロントデフォッガの作動を行わせ、リア
デフォッガスイッチ37が押圧された場合には、リア制
御ユニット46にリアデフォッガの作動を行わせる。
【0036】また、上記制御動作中、中央制御ユニット
42は、現在の制御量や制御対象(例えばオーディオモ
ードの場合にはソースの種類や作動状態)をメータ等と
ともにディスプレイ16に表示させる。
【0037】以上説明したスイッチ装置によれば、次の
ような利点を得ることができる。
【0038】A)運転席17及び助手席18のすぐ側方
にスイッチ群が位置しているため、運転者、助手席搭乗
者のいずれも、シートバックにもたれた通常の着座姿勢
のままでスイッチ操作ができる。
【0039】B)センターコンソール20のスイッチ配
設部24にスイッチ群が集中配置されているため、運転
中であっても、運転者は手さぐりで容易にスイッチを探
し当てることができる。特に、上記実施形態では、最も
高い頻度で操作される汎用スイッチがジョイスティック
32及びこのジョイスティック32の頂部に設けられた
プッシュスイッチ33であるため、簡単にブラインド操
作できる利点がある。さらに、他のスイッチもジョイス
ティック32の周囲に配設されているので、このジョイ
スティック32を拠り所にして他のスイッチのブライン
ド操作も簡単に行うことが可能となっている。
【0040】C)ジョイスティック32及びプッシュス
イッチ33をオーディオモード及びエアコンモードの双
方に共通して使用される汎用スイッチとしているため、
各モードごとに個別にスイッチを設ける場合に比べ、総
スイッチ数を大幅に減らすことができる。このため、セ
ンターコンソール20上でのスイッチ配設領域が限られ
ている場合でも、不都合なくスイッチを配列でき、ま
た、スイッチ配設領域を狭めることにより上記ブライン
ド操作をさらに簡単にすることができる。さらに、上記
実施形態では、操作頻度の低いエアコンモードのまま所
定時間放置された場合には自動的に操作頻度の高いオー
ディオモードに復帰するようにしているので、運転者等
が制御モードをオーディオモードに戻すためにスイッチ
操作する手間を省くことができる。
【0041】D)スイッチが運転席17及び助手席18
の間に位置しているので、両席17,18の着座者に限
らず、その後方の後部座席に座っている搭乗者もスイッ
チ操作ができる。特に、上記実施形態では、スイッチ群
及び送信部39をまとめて単一のリモコンユニット30
として構成し、これをセンターコンソール20に対して
着脱可能に構成しているので、このセンターコンソール
20からリモコンユニット30を取り外すことにより、
かなり後方に着座している搭乗者であっても自力で簡単
にスイッチ操作をすることができる。また、このような
リモコン形式にすることにより、スイッチとインストゥ
ルメントパネル10の裏側の中央制御ユニット42とを
つなぐ信号線を省略できる利点も得られる。
【0042】なお、本発明は、上記実施形態に限られ
ず、例えば次のような形態をとることも可能である。
【0043】(1) 本発明において、スイッチの種類及び
配列は適宜設定すればよく、ブラインド操作を簡単にす
るための配列も上記のものに限られない。例えば第2の
実施の形態として図7に示すように、中央に比較的大型
のプッシュスイッチ33を配し、このプッシュスイッチ
33の前後左右にジョイスティック32の代わりとなる
小型のプッシュスイッチ32´を配設するようにして
も、運転者はプッシュスイッチ33の位置を拠り所にし
てプッシュスイッチ32´を簡単にブラインド操作する
ことが可能である。
【0044】また、第3の実施の形態として図8に示す
ように、本体ケース31に蓋50を開閉可能に設け、こ
の蓋50により覆われる部分に比較的操作頻度の低いス
イッチ群(例えば空気清浄器作動スイッチや4WD解除
スイッチ等)を設けるようにすれば、これらスイッチ群
52の保護や誤操作防止、外観の向上等の利点も得るこ
とができる。
【0045】(2) 上記実施形態では、リモコンユニット
30に電池を内蔵するようにしているが、このリモコン
ユニット30が着脱される位置まで電源線を配し、ユニ
ット装着の際にバッテリーを用いて充電されるようにし
てもよい。また、着脱可能とせずにセンターコンソール
20に据え付ける場合には、直接電源線や信号線をスイ
ッチ群に接続するようにしてもよい。
【0046】(3) 本発明のスイッチ装置によって制御モ
ードを切換える場合、当該モードの種類は問わず、上記
オーディオモードやエアコンモードの他、カーナビゲー
ションモード等を設定してもよい。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明は、自動車の運転席
と助手席との間に挾まれる位置に配置されるセンターコ
ンソールに、車載電装品を作動させる指令信号を入力す
るための複数のスイッチを配設したものであるので、運
転者や助手席に座っている搭乗者が通常の着座姿勢のま
ま簡単にスイッチ操作することができ、また、後部座席
に座っている搭乗者もスイッチ操作ができる効果があ
る。
【0048】ここで、自動車に複数の制御モードを有す
る制御手段を搭載するとともに、外部からの操作を受け
ることにより上記制御モードを切換える指令を出力する
モード切換スイッチと、各制御モードに共通して使用さ
れる汎用スイッチとをセンターコンソールに設け、この
汎用スイッチの操作に対応する指令内容が各制御モード
によって異なるようにしたものによれば、各制御モード
ごとにそれ専用のスイッチを個別に設ける場合に比べ、
総スイッチ数を大幅に減らすことができ、センターコン
ソール上の小さな領域にも不都合なくスイッチを並べる
ことができる。また、スイッチ配設領域を狭めることに
より、運転者のブラインド操作を容易化できる効果も得
られる。
【0049】特に、上記汎用スイッチをジョイスティッ
ク(すなわち複数の方向に回動操作可能な部材)で構成
すれば、ブラインド操作をさらに容易化することができ
る。
【0050】さらに、上記ジョイスティックの周囲に他
のスイッチを集中配置することにより、当該ジョイステ
ィックを拠り所にして他のスイッチのブラインド操作も
容易化できる効果が得られる。
【0051】また、上記制御モードとして使用頻度の高
いモードと低いモードとがある場合、前者をメイン制御
モード、後者をサブ制御モードにそれぞれ設定し、メイ
ン制御モードよりサブ制御モードに切換えられた時点か
ら所定時間が経過するまでにスイッチ操作がなされない
場合には自動的にメイン制御モードに戻るように上記制
御手段を構成することにより、運転者等がサブ制御モー
ドからメイン制御モードに切換えるためにスイッチ操作
をする手間を省くことができる効果が得られる。
【0052】車載電装品の動作を制御する制御手段がイ
ンストゥルメントパネルの裏側に配置されている場合、
上記センターコンソールの前部に、上記スイッチ装置の
操作内容に対応した指令信号を送信する送信部を設け、
この送信部から送信された指令信号を受信する受信部を
インストゥルメントパネルに設け、この受信部の受信す
る指令信号が上記制御手段に入力されるようにすれば、
信号線を省略して配線を簡略化できる効果が得られる。
【0053】この場合、上記スイッチ及び送信部を組み
合わせて上記センターコンソールに対して着脱可能な単
一のリモコンユニットとすることにより、運転席や助手
席からかなり離れた位置に座っている搭乗者も自らの手
で簡単にスイッチ操作をすることができる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるスイッチ装
置を備えた自動車の車室内の様子を示す斜視図である。
【図2】上記車室内に配置されるセンターコンソールの
斜視図である。
【図3】上記センターコンソールに装着されるリモコン
ユニットの斜視図である。
【図4】(a)は上記リモコンユニットの平面図、
(b)は側面図である。
【図5】上記自動車に搭載された制御ユニットを示す説
明図である。
【図6】上記制御ユニットの制御モード切換動作を示す
フローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態にかかるリモコンユ
ニットの斜視図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態にかかるリモコンユ
ニットの斜視図である。
【符号の説明】
10 インストゥルメントパネル 17 運転席 18 助手席 20 センターコンソール 24 スイッチ配設部 30 リモコンユニット 32 ジョイスティック(汎用スイッチ) 32´,33 プッシュスイッチ(汎用スイッチ) 34 切換スイッチ(モード切換スイッチ) 39 発信部 40 受信部 42 中央制御ユニット(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 孝 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の運転席と助手席との間に挾まれ
    る位置に配置されるセンターコンソールに、車載電装品
    を作動させる指令信号を入力するための複数のスイッチ
    を配設したことを特徴とする自動車のスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車のスイッチ装置に
    おいて、当該自動車に複数の制御モードを有する制御手
    段を搭載するとともに、外部からの操作を受けることに
    より上記制御モードを切換える指令を出力するモード切
    換スイッチと、各制御モードに共通して使用される汎用
    スイッチとをセンターコンソールに設け、この汎用スイ
    ッチの操作に対応する指令内容が各制御モードによって
    異なるようにしたことを特徴とするスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動車のスイッチ装置に
    おいて、上記汎用スイッチがジョイスティックで構成さ
    れていることを特徴とする自動車のスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の自動車のスイッチ装置に
    おいて、上記ジョイスティックの周囲に他のスイッチを
    集中配置したことを特徴とする自動車のスイッチ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載の自動車
    のスイッチ装置において、上記制御モードとしてメイン
    制御モードとサブ制御モードとを設定し、メイン制御モ
    ードよりサブ制御モードに切換えられた時点から所定時
    間が経過するまでにスイッチ操作がなされない場合には
    自動的にメイン制御モードに戻るように上記制御手段を
    構成したことを特徴とする自動車のスイッチ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の自動車のスイッチ装置に
    おいて、上記指令信号に基づいて車載電装品の動作を制
    御する制御手段をインストゥルメントパネルの裏側に配
    置するとともに、上記センターコンソールの前部に、上
    記スイッチ装置の操作内容に対応した指令信号を送信す
    る送信部を設け、この送信部から送信された指令信号を
    受信する受信部をインストゥルメントパネルに設け、こ
    の受信部の受信する指令信号が上記制御手段に入力され
    るようにしたことを特徴とする自動車のスイッチ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の自動車のスイッチ装置に
    おいて、上記スイッチと送信部とを組み合わせて上記セ
    ンターコンソールに対して着脱可能な単一のリモコンユ
    ニットとしたことを特徴とする自動車のスイッチ装置。
JP10584797A 1997-04-23 1997-04-23 自動車のスイッチ装置 Withdrawn JPH10297391A (ja)

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