JPH10296948A - クリーム半田印刷機 - Google Patents

クリーム半田印刷機

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JPH10296948A
JPH10296948A JP11241097A JP11241097A JPH10296948A JP H10296948 A JPH10296948 A JP H10296948A JP 11241097 A JP11241097 A JP 11241097A JP 11241097 A JP11241097 A JP 11241097A JP H10296948 A JPH10296948 A JP H10296948A
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JP
Japan
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substrate
unit
backup unit
backup
mask plate
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Application number
JP11241097A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Kuroda
潔 黒田
Takahito Usui
孝仁 臼井
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication of JPH10296948A publication Critical patent/JPH10296948A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/10Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
    • H05K3/12Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
    • H05K3/1216Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Screen Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の厚みが変化しても容易に基板をマスク
プレートに密着できるようにする。 【解決手段】 上面合わせ装置28の位置決め板30
を、その下側面30Aが基板クランプユニット14の上
面14Bとほぼ一致するように設置し、バックアップユ
ニット16を上昇させ、該下側面30Aに基板13の上
面13Aを接触させ、基板13の上下方向の位置決めを
すると共に、バックアップユニット16を固定して、前
記位置決め板30の位置を印刷中はマスクプレート12
と干渉しない退避位置に切換えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板に電
子部品の半田付けのためのクリーム半田を塗布するクリ
ーム半田印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品をプリント基板(以下単に「基
板」という。)に表面実装するに先立ち、クリーム半田
印刷機により、基板の回路パターンの電極に電子部品を
半田付けするためのクリーム半田が塗布される。
【0003】図6に、クリーム半田印刷機の例を示す。
図6において、符号60はマスクプレートであり、これ
に下から基板62を密着させて印刷が行われる。基板6
2を挟み込んで、基板62の横方向(水平方向)の位置
決めをするための基板クランプユニット64が配置され
ている。又、基板62は、印刷時に上から押されてもよ
いようにバックアップユニット66によって下から支持
される。基板クランプユニット64は、昇降板68によ
って支持されている。
【0004】印刷時には、バックアップユニット66と
共に基板クランプユニット64及び昇降板68を、図示
しない駆動手段により上昇させ、基板62をマスクプレ
ート60の下面に密着させる。
【0005】このとき、基板62とマスクプレート60
が離れていると、スキージ(図示省略)がマスクプレー
ト60の上面を摺動して、マスクプレート60のパター
ン開孔部からクリーム半田を基板62表面に塗布する際
に、スキージが通過した後、マスクプレート60が基板
62から離れる速度が場所によって異なり、クリーム半
田が均一に塗布されない。従って、基板62はマスクプ
レート60に隙間なく一致するのがよい。
【0006】又、基板62は、マスクプレート60との
位置合わせが必要なため、横方向(水平方向)に移動し
ないよう基板クランプユニット64により基板62の端
部62Bが押さえられている。このとき、基板62とマ
スクプレート60の密着性を良くするために、基板クラ
ンプユニット64上面64Aは基板62の上面62Aよ
り上にはみ出さないようにする必要がある。その一方
で、押さえ代を確保するために、基板62の端部62B
を基板62の上面62Aと略同じ高さまで押さえること
が望ましい。
【0007】そのため、従来は、基板62を下方から支
持するバックアップユニット66を、バックアップユニ
ット駆動手段により、基板62の厚みに合わせて手動又
はモータで上下方向に移動し、基板62の上面62Aの
高さを基板クランプユニット64の上面64Aに合わせ
るようにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のように、手動でバックアップユニットの上下方向の
位置を調節する方法では、必ず人手を必要とし、作業の
省力化という点で問題があった。
【0009】又、モータ等を用いて前記上下方向の位置
を調節しようとすると、予め基板の厚みデータを必要と
するが、該厚みデータは実際の厚さとは異なる場合があ
り、正確な調節ができないという問題があった。
【0010】更に、手動調節の場合も、モータ駆動調節
の場合も、基板が常に水平を保つようにバックアップユ
ニットを精度良く上昇させないと、基板をマスクプレー
トにきちんと密着させることができないという問題があ
った。
【0011】通常は、バックアップユニットを上下動さ
せるバックアップユニット駆動手段をボールブッシュで
ガイドするとともにボールねじ等を使用して、バックア
ップユニットの全ての部分が均等に上下動するようにし
ているが、ボールねじは高価であり、コスト上も問題が
あった。
【0012】又、特にモータ駆動の場合は、サーボモー
タやステッピングモータのように位置を正確に制御でき
るものを使用しなければならず、更にコストがかかると
いう問題があった。
【0013】なお、ボールねじを使用したとしても、例
えば基板上に荷重がかかった場合等には、基板の水平を
保ち得ず、基板とマスクプレートを隙間なく密着できな
いという問題があった。
【0014】本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、人手を必要とすることなく、又コスト増
を招くこともなく、基板の水平保持についても、それ程
の精度を必要とせず簡易に基板の上下方向の位置決めを
行い、基板の厚みに拘らず、基板を容易にマスクプレー
トに密着させることのできるクリーム半田印刷機を提供
することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板の一部又
は全部を挟み込んで、該基板の横方向の位置決めをする
基板クランプユニットと、上下方向に駆動され前記基板
を下側から支持するバックアップユニットと、該バック
アップユニットを上下方向に駆動するバックアップユニ
ット駆動手段と、該バックアップユニットを固定するバ
ックアップクランプとを有し、基板をマスクプレート下
面に密着させ、マスクプレート上面に沿ってスキージを
摺動させることにより該マスクプレートに形成されたパ
ターン開孔部を通して前記基板にクリーム状の半田を塗
布するクリーム半田印刷機において、前記バックアップ
ユニットにより上下動される前記基板の移動軌跡内にそ
の一部が入る上面合わせ位置と、印刷中前記マスクプレ
ートと干渉しない退避位置とに切換可能で、且つ、前記
上面合わせ位置において前記基板クランプユニット上面
と高さが略一致する下側面を有する上面合わせ手段を備
えたことにより、前記課題を解決したものである。
【0016】本発明によれば、上面合わせ位置において
基板クランプユニットの上面と略一致する下側面を有す
る上面合わせ手段に対し、バックアップユニットで基板
を下から支持して、略水平を保ちつつ上昇させ、基板の
上面を前記上面合わせ手段の前記下側面に接触させるこ
とで、基板の上下方向の位置決めを行い、印刷時には前
記上面合わせ手段を退避させることで、基板の上下方向
の位置決めを正確に行うことができ、基板の厚みが変化
しても容易に基板をマスクプレートに密着させることが
可能となった。
【0017】又、請求項2のように、前記バックアップ
ユニット駆動手段は、前記バックアップユニットを上昇
させ、前記基板を前記上面合わせ手段に弾性的に押し付
けるようにしてもよい。
【0018】これにより、基板を上昇させて上下方向の
位置決めをする際、基板上面がちょうど前記上面合わせ
手段の下側面に接触するときの衝撃を抑制すると共に、
その位置に厳密に位置を合わせて上昇を停止させる必要
がなくなり、上下方向の位置決めが極めて容易となり、
簡単に基板をマスクプレートに密着させることが可能と
なる。
【0019】又、請求項3のように、前記上面合わせ手
段は、前記バックアップユニットの上昇動作に連動し
て、前記退避位置から前記上面合わせ位置へ切換わるよ
うにしてもよい。
【0020】これにより、独立した駆動手段を設けて上
面合わせ手段を独立して駆動操作する必要がなく、完全
に自動的に上面合わせ手段の位置を切換えることがで
き、基板の上下方向の位置決めを極めて容易に行うこと
が可能となる。
【0021】更に、請求項4のように、前記上面合わせ
手段を、前記退避位置から該上面合わせ手段を上昇さ
せ、該上面合わせ手段の上面と前記基板クランプユニッ
ト上面との高さが略一致する位置で、前記上面合わせ手
段の上面が前記マスクプレートの下面に当接するように
構成してもよい。
【0022】これにより、前記上面合わせ手段によって
マスクプレートを下から支持することができ、印刷中に
おけるマスクプレートのたわみを抑制し、基板をマスク
プレートに密着させることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明の第1実施形態に係るクリ
ーム半田印刷機の概略構成図である。
【0025】図1において、符号10はクリーム半田印
刷機、12はマスクプレートであり、印刷のためマスク
プレート12の下に基板13がセットされる。基板13
は、横方向の位置決めのため基板クランプユニット14
の内側に置かれ、基板クランプユニット14によって
(周囲の一部又は全部を)挟み込まれると共に、下方か
らバックアップユニット16によって水平に支持されて
いる。基板クランプユニット14は、水平な昇降板18
によって下方から支持されている。バックアップユニッ
ト16は複数のバックアップ軸20によって下方から支
持され、該バックアップ軸20は、ボールブッシュ22
を介して前記昇降板18に鉛直に上下動自在に挿通され
ている。基板クランプユニット14には、バックアップ
軸20に係合してバックアップユニット16を固定・保
持するためのバックアップ軸クランプ24が設けられて
いる。又、バックアップユニット16と前記昇降板18
との間には、バックアップユニット16を上方に駆動す
るためのエアシリンダ26が設けられている。バックア
ップユニット16は、エアシリンダ26によって上昇さ
れ、エアシリンダ26のエア圧を抜くと自重によって下
降する。
【0026】基板クランプユニット14が基板13を挟
み込んでいる側とは反対側の基板クランプユニット14
上部側壁14Aには上面合わせ装置28が設けられてい
る。上面合わせ装置28は、位置決め板30と、第1シ
リンダ32、第2シリンダ34及びこれら2つのシリン
ダを連結する連結部材36とから構成されている。
【0027】第1シリンダ32は、そのシリンダ底部3
2Aが基板クランプユニット14の前記上部側壁14A
に固定されており、ピストンロッド32Bが該上部側壁
14Aとは反対側に、水平方向移動可能に延び、その先
に連結部材36が固定されている。第2シリンダ34
は、そのシリンダ底部34Aが連結部材36の上面36
Aに固定されており、ピストンロッド34Bが連結部材
36とは反対側(図の上側)に上下動可能に延び、その
先に位置決め板30が水平に固定されている。
【0028】位置決め板30は、第1シリンダ32によ
り水平方向(図の左右方向)に移動され、第2シリンダ
34により上下方向に移動される。その結果、図に示さ
れた実線の位置である退避位置と、図に2点鎖線で示し
た上面合わせ位置とが切換えられる。
【0029】上面合わせ装置28は、このように位置決
め板30が、シリンダ32、34により、水平方向及び
上下方向に直線的に駆動されるものに限定されるもので
はない。
【0030】又、位置決め板30を駆動する手段も、シ
リンダ32、34に限定されるものではなく、モータで
もよい。
【0031】例えば、図2に示すように、鍵形をした位
置決め板31がモータ等で回転する軸31Aに固定さ
れ、軸31Aの回転によって、図2(A)に示す上面合
わせ位置と、図2(B)に示す退避位置とが切換えられ
るようなものでもよい。
【0032】バックアップユニット16を上方に駆動す
る手段としての前記エアシリンダ26は、図3に示され
るように、バックアップユニット16を下から押し上げ
る押圧部材26Aと、ピストン26B、及びエアを送る
管26Cとを含み、ピストン26Bと押圧部材26Aの
間にはばね26Dが設けられており、ばね26Dを介し
てバックアップユニット16を弾性的に押すように構成
されている。
【0033】あるいは、ばね26Dを用いずに、管26
Cから送るエアの圧力を下げて用いることにより、押し
付ける際の衝撃を抑制するようにしてもよい。
【0034】図4にバックアップ軸クランプ24の概略
構成を示す。バックアップ軸クランプ24は、バックア
ップ軸20が上下方向に挿通する孔25を有する挿通部
材24Aと、この挿通部材24Aの側面から前記孔25
内に突出可能なクランプ部材24Bと、クランプ部材2
4Bをバックアップ軸20に押し付けるためのエアシリ
ンダ24Cとからなり、エアシリンダ24Cは取付部材
24Dによって挿通部材24Aに取り付けられている。
【0035】以下、本実施形態の作用を図1及び図5を
用いて説明する。
【0036】図1は、印刷前の基板13を基板クランプ
ユニット14内のバックアップユニット16上にセット
した初期状態を表している。次に、位置決め板30を、
図1に2点鎖線で示す上面合わせ位置にセットする(図
5(A))。図5(A)に示すように、バックアップ軸
クランプ24は解放にして、エアシリンダ26によって
バックアップユニット16を上昇させ、基板13の上面
13Aを位置決め板30の下側面30Aに接触させ、弾
性的に押し付ける。
【0037】基板13の上下方向の位置を決定した後、
バックアップ軸クランプ24のエアシリンダ24Cを作
動させ、クランプ部材24Bをバックアップ軸に押し付
けてバックアップ軸20を固定し、印刷中バックアップ
ユニット16を保持する。
【0038】バックアップユニット16を固定した後、
シリンダ32、34により位置決め板30を、図5
(B)に示すように、印刷中マスクプレート12と干渉
しない位置である退避位置まで退避させる。
【0039】その後、図5(C)に示すように、基板ク
ランプユニット14の昇降板18を上昇させることによ
り、基板クランプユニット14、基板13及びバックア
ップユニット16を全て上方へ移動させ、基板13をマ
スクプレート12に密着させて基板13上へクリーム半
田の印刷を行う。このとき、位置決め板30も、その上
面がマスクプレート12に密着するように上昇させ、印
刷中、マスクプレート12を下から支持し、スキージの
押圧力によるマスクプレート12のたわみを抑制する。
【0040】このように本実施形態によれば、位置決め
板30に基板13を弾性的に押付けるようにしたため、
バックアップユニット16を上昇させる際、それ程厳密
な水平度は必要なく、容易に基板13をマスクプレート
12に密着させることができる。
【0041】次に、図6を参照して本発明の第2実施形
態に係る上面合わせ装置について説明する。
【0042】第2実施形態は、上面合わせ装置をバック
アップユニットの上昇動作に連動させて自動的に位置決
め板の位置を切換えるようにしたものである。
【0043】上面合わせ装置40は、位置決めレバー4
2と、ばね(引張りコイルばね)44と、固定部材に取
付けられたカムフォロア52とを有している。
【0044】位置決め板の役割を果たす位置決めレバー
42は、図6において上部右側に前記基板クランプユニ
ット14の上面14Bに係合する水平部材42Aと、左
側面に斜めに形成されたカム部42Bとを備え、下端に
おいてピン50により基板クランプユニット14に鉛直
面内回動自在に固定されている。又、カム部42Bは、
ピン50に近い側より上方に向けて漸次水平部材42A
から離間するように構成されている。カム部42Bに
は、前記カムフォロア52が当接している。又、ばね4
4の一端は前記基板クランプユニット14における水平
部材42Aの反対側の上端部に取付けられ、他端は昇降
板18に取付けられている。
【0045】以下、図6及び図7を用いて第2実施形態
の作用について説明する。
【0046】図6は、印刷前の基板13を基板クランプ
ユニット14内のバックアップユニット16上にセット
した初期状態を表している。このとき、昇降板18は下
降しており、ばね44は最ものびて張力も大きくなって
いるが、カムフォロア52が上面合わせレバー42のカ
ム部42Bを基板クランプユニット14側へ押すため、
水平部材42Aは基板クランプユニット14の上面14
Bに接触する上面合わせ位置にある。
【0047】次に図7(A)に示すように、バックアッ
プ軸クランプ24を解放にして、エアシリンダ26によ
ってバックアップユニット16を上昇させ、基板13の
上面13Aを水平部材42Aの下側面42Dに接触さ
せ、弾性的に押し付ける。
【0048】基板13の上下方向の位置を決定した後、
バックアップ軸クランプ24によりバックアップ軸20
を固定し、印刷中バックアップユニット16を保持す
る。
【0049】バックアップユニット16を固定した後、
図7(B)に示すように、昇降板18を上昇させること
により、基板クランプユニット14、基板13及びバッ
クアップユニット16等を全て上方へ移動させる。この
とき、基板クランプユニット14にピン50で固定され
た位置決めレバー42も上昇する。
【0050】位置決めレバー42は、ばね44によって
図7において反時計方向へ引張られ、且つ、カム部42
Bをカムフォロア52に当接させたまま上昇するが、一
方、カムフォロア52は固定であるので、上昇に伴って
ピン50の回りに図の反時計方向に回動し、退避位置へ
移動する。
【0051】その後、図7(C)に示すように、更に昇
降板18を上昇させ、基板13をマスクプレート12に
密着させて、印刷が行われる。
【0052】なお、昇降板18を下降させると、カムフ
ォロア52が位置決めレバー42のカム部42Bを基板
クランプユニット14側へ押すため、位置決めレバー4
2は、図6に示す上面合わせ位置に移動する。
【0053】このように本実施形態によれば、昇降板1
8の上下動に連動して、自動的に位置決めレバー42の
位置を切換えることができ、基板13の上下方向の位置
決めがより一層容易になった。
【0054】なお、上面合わせ装置の位置決め板は、基
板クランプユニットの上面に一致する位置と、基板クラ
ンプユニットの上面より上にはみ出さない位置、より一
般的には印刷時にマスクプレートと干渉しない位置、と
の2位置に切換えることができる構成であればよく、上
記実施形態に限定されるものではない。
【0055】又、上面合わせ装置の設置スペースが十分
あり、基板クランプユニット14のようには上下動しな
い固定部材に上面合わせ装置を取り付けることができれ
ば、上面合わせ装置は、位置決め板を水平方向にのみ移
動させる機構を備えていれば十分である。
【0056】又、バックアップユニットを上昇させ、基
板を上面合わせ手段に押し付ける手段も、上記実施形態
のようなエアシリンダに限定されるものではなく、ば
ね、モータ、あるいはこれらの組み合わせ等、弾性的に
押し付けることができるものであればよい。
【0057】バックアップユニットを印刷中に固定・保
持する方法も、上記実施形態のようにバックアップ軸と
該バックアップ軸をエアシリンダを用いて固定するもの
に限定されるものではない。
【0058】上記実施形態によれば、ボールねじやサー
ボモータ等の高価な部品を使用する必要がなくなり、低
コスト化を達成することができる。又、手動で調節する
必要がなく、基板の厚みデータを入力する必要もなく、
バックアップユニットの水平を保ちつつ上昇させる際の
厳密さが不要であるため、構造が簡易化され組付けが容
易となる。又、基板の厚みがばらついて毎回基板の厚み
が変化するような場合でも、自動的に基板の位置合わせ
を行うことが可能となる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
人手を要せず、コスト増を招くこともなく簡易に基板の
上下方向の位置決めをすることができ、基板の厚みが変
化しても、容易に基板の上下方向の調整を行い、基板を
マスクプレートに正確に密着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るクリーム半田印刷
機の概略を示す正面図
【図2】上面合わせ装置の他の例を拡大して示す正面図
【図3】バックアップユニット駆動手段の例を示す分解
斜視図
【図4】バックアップ軸クランプの例を示す分解斜視図
【図5】第1実施形態に係る上面合わせ装置の作用を示
す略示正面図
【図6】本発明の第2実施形態に係る上面合わせ装置を
拡大して示す略示正面図
【図7】第2実施形態に係る上面合わせ装置の作用を示
す略示正面図
【図8】従来のクリーム半田印刷機の例を示す略示正面
【符号の説明】
10…クリーム半田印刷機 12…マスクプレート 13…基板 14…基板クランプユニット 16…バックアップユニット 18…昇降板 20…バックアップ軸 22…ボールブッシュ 24…バックアップ軸クランプ(バックアップクラン
プ) 26…エアシリンダ(バックアップユニット駆動手段) 28、40…上面合わせ装置 30…位置決め板 42…位置決めレバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の一部又は全部を挟み込んで、該基板
    の横方向の位置決めをする基板クランプユニットと、上
    下方向に駆動され前記基板を下側から支持するバックア
    ップユニットと、該バックアップユニットを上下方向に
    駆動するバックアップユニット駆動手段と、該バックア
    ップユニットを固定するバックアップクランプとを有
    し、基板をマスクプレート下面に密着させ、マスクプレ
    ート上面に沿ってスキージを摺動させることにより該マ
    スクプレートに形成されたパターン開孔部を通して前記
    基板にクリーム状の半田を塗布するクリーム半田印刷機
    において、 前記バックアップユニットにより上下動される前記基板
    の移動軌跡内にその一部が入る上面合わせ位置と、印刷
    中前記マスクプレートと干渉しない退避位置とに切換可
    能で、且つ、前記上面合わせ位置において前記基板クラ
    ンプユニット上面と高さが略一致する下側面を有する上
    面合わせ手段を備えたことを特徴とするクリーム半田印
    刷機。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記バックアップユニ
    ット駆動手段は、前記バックアップユニットを上昇さ
    せ、前記基板を前記上面合わせ手段に弾性的に押し付け
    るようにしたことを特徴とするクリーム半田印刷機。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記上面合わせ
    手段は、前記バックアップユニットの上昇動作に連動し
    て、前記退避位置から前記上面合わせ位置へ切換わるよ
    うにしたことを特徴とするクリーム半田印刷機。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記上面合わせ手段
    を、前記退避位置から該上面合わせ手段を上昇させ、該
    上面合わせ手段の上面と前記基板クランプユニット上面
    との高さが略一致する位置で、前記上面合わせ手段の上
    面が前記マスクプレートの下面に当接するように構成し
    たことを特徴とするクリーム半田印刷機。
JP11241097A 1997-04-30 1997-04-30 クリーム半田印刷機 Pending JPH10296948A (ja)

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