JPH10295152A - コンバインの乗降用ステップ構造 - Google Patents

コンバインの乗降用ステップ構造

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JPH10295152A
JPH10295152A JP11316297A JP11316297A JPH10295152A JP H10295152 A JPH10295152 A JP H10295152A JP 11316297 A JP11316297 A JP 11316297A JP 11316297 A JP11316297 A JP 11316297A JP H10295152 A JPH10295152 A JP H10295152A
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cabin
vehicle body
vibration
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unit
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Takeshi Hasebe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗降用ステップが畦等に衝突しないようにす
ること。 【解決手段】 乗降用ステップは、車体フレームに取付
けた足載板支持フレームに足載板を取付けると共に、同
足載板を車体の外側面よりも外方へ張出させた使用位置
と、車体の外側面よりも内方へ後退させた収納位置とに
位置変更自在とし、同足載板に位置変更手段を連動連設
し、同位置変更手段に操作手段を連動連結して、同操作
手段を車体上にて操作可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインの乗降
用ステップ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンバインの一形態として、キャ
ビンに設けた乗降用開閉扉の近傍に、乗降用ステップを
設けたものがある。
【0003】そして、乗降用ステップは、車体フレーム
に取付けた足載板支持フレームに、複数の足載板を車体
の外側面よりも外方へ張出し状に取付けて、同足載板に
オペレータが足を載せてキャビン内へ楽に乗降できるよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たコンバインでは、未だ、次のような課題を有してい
る。
【0005】すなわち、足載板は、車体の外側面よりも
外方へ張出し状態になっているために、圃場内において
作業走行中に、足載板が畦等に衝突して、変形すること
がある。
【0006】そのために、オペレータは、足載板を畦等
に衝突させないように注意して操作する必要があり、そ
れがオペレータにとって心理的負担となっている。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、キ
ャビンに設けた乗降用開閉扉の近傍に、乗降用ステップ
を設けたコンバインにおいて、乗降用ステップは、車体
フレームに取付けた足載板支持フレームに足載板を取付
けると共に、同足載板を車体の外側面よりも外方へ張出
させた使用位置と、車体の外側面よりも内方へ後退させ
た収納位置とに位置変更自在とし、同足載板に位置変更
手段を連動連設して、同位置変更手段に操作手段を連動
連結して、同操作手段を車体上にて操作可能としたこと
を特徴とするコンバインの乗降用ステップ構造を提供せ
んとするものである。
【0008】また、本発明は、操作手段は、乗降用開閉
扉の開閉動作を検出する検出部と、同検出部を入力側に
接続し、かつ、出力側に位置変更手段を接続した制御部
とを具備し、検出部が乗降用開閉扉の開放動作を検出し
た場合に、制御部が位置変更手段を作動させて足載板を
使用位置に位置変更させると共に、検出部が乗降用開閉
扉の閉塞動作を検出した場合に、制御部が位置変更手段
を作動させて足載板を収納位置に位置変更させるように
したことにも特徴を有する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0010】すなわち、本発明に係るコンバインは、基
本的構造として車体フレーム上に、略矩形箱型に形成し
たキャビンを載設すると共に、同キャビンの前部下端を
車体フレームに枢支して、同キャビンを前方へ傾動自在
となしており、同キャビン内には、運転部と、キャビン
内を冷房又は暖房するための冷・暖房装置を設け、ま
た、キャビンに設けた乗降用開閉扉の近傍には乗降用ス
テップを設けている。
【0011】そして、上記コンバインは、以下の特徴的
構造を有している。
【0012】(1) キャビンの右側後部を形成する柱部内
に外気導入路を形成して、同外気導入路を通して導入し
た外気により、冷房装置の一部を構成するコンデンサを
冷却すべく構成している。
【0013】このようにして、外気導入路よりキャビン
の右側後部における塵の少ない外気をキャビン内に導入
することができて、キャビン内を清浄な状態に保つここ
とができるようにしている。
【0014】(2) 外気導入路は、柱部の外側壁に外気取
入れ用網体を設けて外気導入路始端側を形成すると共
に、内側壁に外気取入れ孔を設けて外気導入終端側を形
成している。
【0015】このようにして、外気を外気取入れ用網体
→外気導入路→外気取入れ孔を通してキャビン内に導入
して、コンデンサを確実に冷却することができるように
している。
【0016】(3) 冷房装置の一部を構成するコンデンサ
は、運転部の座席の後方に配設している。
【0017】このようにして、キャビンの室内高さを充
分に確保することができて、キャビン内で着座して運転
するオペレータに圧迫感を与えることがなく、キャビン
内の居住性を快適なものにして、作業能率の向上が図れ
るようにしている。
【0018】(4) キャビンの角部を形成する柱部内に配
管用空間を形成している。
【0019】このようにして、柱部内にホース等を配管
することにより、コンバインの美的外観を良好にするこ
とができると共に、同ホース等も保護することができる
ようにしている。
【0020】(5) キャビンの天井壁部で、かつ、キャビ
ンのフロントガラスの近傍に位置する個所に、デフロス
ター用風吹出口を設けている。
【0021】このようにして、デフロスター用風吹出口
よりフロントガラスの上方から下方へ向けて全面にわた
って温風若しくは冷風を吹付けることができて、フロン
トガラスのくもり止め効果を良好に確保することができ
るようにしている。
【0022】しかも、デフロスター用風吹出口の左右側
方に位置する天井壁部の個所に、冷・暖戻操作部と電装
品操作部とをそれぞれ取付けるための取付け面を形成
し、同取付け面は、運転部に着座したオペレータが各操
作部を目視する視線と略直交する傾斜面となしている。
【0023】このようにして、オペレータが、各操作部
を確実かつ楽に操作することができるようにしている。
【0024】(6) 冷・暖房装置の暖房部は、キャビンの
天井壁の近傍に熱交換器を配置し、同熱交換器と機体に
設けたエンジンの温水取出部との間に、温水供給流路と
温水戻し流路とを介設し、同温水戻し流路の基端側部に
エア抜き部を設けている。
【0025】このようにして、エア抜き部により流路内
のエアを抜くことができ、特に、アイドリング時でも温
水の流れを円滑にすることができて、暖房性能を向上さ
せることができるようにしている。
【0026】(7) キャビンの前部下端を枢支する枢軸の
外周に、筒状の防振ゴム体を装着する一方、キャビンの
後部下端に防振ゴム体を取付けている。
【0027】このようにして、キャビンの前部と後部の
両方を防振することができて、キャビン全体の振動吸収
を効果的に行なうことができるようにしている。
【0028】(8) キャビンの後部下端に、防振ゴム体を
取付けると共に、同防振ゴム体は、上側防振ゴム片と下
側防振ゴム片を、キャビンの後部下端に形成した防振ゴ
ム取付部を間に挾んで上下に対向させて配置し、かつ、
両防振ゴム片を連結ボルトにより連結している。
【0029】このようにして、キャビンの後部の振動
を、上下いずれの方向でも吸収することができて、防振
効果を良好に確保することができ、キャビン内の居住性
を向上させることができるようにしている。
【0030】(9) 乗降用ステップは、車体フレームに取
付けた足載板支持フレームに足載板を取付けると共に、
同足載板を車体の外側面よりも外方へ張出させた使用位
置と、車体の外側面よりも内方へ後退させた収納位置と
に位置変更自在とし、同足載板に位置変更手段を連動連
設し、同位置変更手段に操作手段を連動連結し、同操作
手段を車体上にて操作可能としている。
【0031】このようにして、車体を走行させる際に
は、操作手段により位置変更手段を介して足載板を収納
位置に位置変更しておくことにより、同足載板を畦等に
衝突させる虞れがなくなり、オペレータは安心して作業
に集中することができるようにしている。
【0032】(10)操作手段は、乗降用開閉扉の開閉動作
を検出する検出部と、同検出部を入力側に接続し、か
つ、出力側に位置変更手段を接続した制御部とを具備
し、検出部が乗降用開閉扉の開放動作を検出した場合
に、制御部が位置変更手段を作動させて足載板を使用位
置に位置変更させると共に、検出部が乗降用開閉扉の閉
塞動作を検出した場合に、制御部が位置変更手段を作動
させて足載板を収納位置に位置変更させるようにしてい
る。
【0033】このようにして、オペレータは、キャビン
内への乗降時には必然的に行なう行為である乗降用開閉
扉の開閉を行なうだけで、自動的に足載板を使用位置と
収納位置とに位置変更させることができて、オペレータ
による足載板の収納操作忘れにより、同足載板を畦等に
衝突させるという事故を確実に防止することができるよ
うにしている。
【0034】(11) キャビン内に、エンジンの回転数を
制御する電子ガバナコントローラを配設している。
【0035】このようにして、電子ガバナコントローラ
がエンジンの雰囲気温度の影響を直接受けることがな
く、誤動作の防止が図れるようにしている。
【0036】(12) 電子ガバナコントローラは、キャビ
ン内に配設した座席の下方に配設している。
【0037】このようにして、上記(11)の効果に加え
て、電子ガバナコントローラを座席下方のデッドスペー
スを有効利用して配設することができるようにしてい
る。
【0038】(13) キャビン内に、冷房装置を設けてい
る。
【0039】このようにして、冷房装置によりキャビン
内をオペレータにとって快適な一定温度に保つことがで
きると共に、電子ガバナコントローラの雰囲気温度も良
好に保つことができて、同電子ガバナコントローラの誤
動作を防止して、同電子ガバナコントローラの機能を良
好に確保することができるようにしている。
【0040】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0041】図1に示すAは、本発明に係るコンバイン
であり、同コンバインAは、クローラ式の走行部1の上
方に車体フレーム2を設け、同車体フレーム2上の右側
前部にキャビン3を載設し、同キャビン3の直後方位置
に原動機部4を設け、同原動機部4の左側方位置に脱穀
部5を設け、車体フレーム2の直前方位置には刈取部6
を設けている。
【0042】キャビン3は、図1〜図6に示すように、
前・後・左・右側柱部10,11,12,13に、前・後・左・右
側壁部14,15,16,17 、天井壁部18、及び床部19を張設し
て略矩形箱型に形成しており、車体フレーム2の左右側
前端部にそれぞれ設けた支持台20,20 上にキャビン3の
前部下端を枢支して、同キャビン3を前方へ傾動自在と
している。21は、前壁部14の一部を形成する前面窓体、
21a は、同前面窓体21のフロントガラス、22は、右側壁
部17の一部を形成する乗降用開閉扉体である。
【0043】そして、キャビン3内には、図7及び図8
に示すように、運転部23と、キャビン3内を冷房又は暖
房するための冷・暖房装置24を設けている。
【0044】運転部23は、床部19の前部にハンドルコラ
ム25を立設し、同ハンドルコラム25の上端にハンドル26
を取付け、同ハンドル26の後方に位置する床部19上に座
席27を載設し、同座席27の左側方に位置する床部19上に
サイド操作コラム28を設けて、同サイド操作コラム28に
各種操作レバー(図示せず)を取付けている。
【0045】冷・暖房装置24は、冷房機能を有する冷房
部30と、暖房機能を有する暖房部31とから構成してお
り、同冷房部30と暖房部31の各ホース等を天井壁部18内
と後側の左右側柱部12,13 内に配管している。
【0046】ここで、天井壁部18は、図4及び図5に示
すように、外側天井壁体32と内側天井壁体33とを上下方
向に一定の間隔を開けて張設して、両天井壁体32,33 間
に配設空間S1を形成しており、同配設空間S1内の右側後
部に送風部34を設け、同送風部34より前方へ向けて導風
ダクト35を伸延させ、同導風ダクト35の前端に冷・温風
吹出ダクト36の後端を接続し、同冷・温風吹出ダクト36
の先端部36a を前記フロントがラス21a の上端中央部の
近傍位置まで伸延させ、同先端部36a と内側天井壁体33
の前部とを上下に重合させると共に、同重合部にデフロ
スター用風吹出口37,37 を形成し、また、冷・温風吹出
ダクト36の中途部と内側天井壁体33の右側中途部とを上
下に重合させると共に、同重合部に冷・温風吹出口38,3
8 を形成している。
【0047】そして、内側天井壁体33の右側後部に連通
用網体49を設けて、同連通用網体49を通して配設空間S1
内の送風部34に空気を取込むことができるようにしてい
る。
【0048】また、冷・温風吹出ダクト36内の中途部に
は、吹出風量調整板39の基端部を、左右方向に軸線を向
けた枢軸40により枢支して、同吹出風量調整板39により
冷・温風吹出口38,38 を開閉自在とし、枢軸40の左側端
部に吹出風量調整レバー41の基端を取付けると共に、同
レバー41の先端部を内側天井壁体33の左側部に開口した
レバーガイド溝42より突出させている。
【0049】このようにして、後述する冷・暖房装置24
により生起される冷風若しくは温風は、吹出風量調整レ
バー41をレバーガイド溝42の前端当接位置まで前方向に
回動操作することにより、吹出風量調整板39により冷・
温風吹出口38,38 を閉塞して、デフロスター用風吹出口
37,37 のみから吹出すようにすることも、また、同レバ
ー41をレバーガイド溝42の後端当接位置まで後方向に回
動操作することにより、吹出風量調整板39により冷・温
風吹出口38,38 を開口させると共に、冷・温風吹出ダク
ト36の中途部を遮蔽して、冷・温風吹出口38,38 のみか
ら吹出すようにすることもできる。
【0050】そして、上記吹出風量調整レバー41をレバ
ーガイド溝42の所望の中間位置に回動操作することによ
り、吹出風量調整板39により前後の各吹出口37,38 より
冷風若しくは温風を吹出させることができる。
【0051】この際、デフロスター用風吹出口37,37
は、前傾状態に張設したフロントガラス21a の上端中央
部の近傍位置に配設しているために、同吹出口37,37 よ
り冷風若しくは温風をフロントガラス21a の上端か下端
へ向けて全面にわたって吹付けることができて、同フロ
ントガラス21a のくもり止め効果を良好に確保すること
ができる。
【0052】また、内側天井壁体33は、図4及び図5に
示すように、冷・温風吹出ダクト36の先端部36a の直後
方に位置する部分を上方へ段付凹状となして、同部分に
左右方向に伸延する縦壁43を形成しており、同縦壁43の
中央部は前後方向と略直交する左右方向伸延面43a とな
し、同左右方向伸延面43a に続く左右側部は、外側後方
へ伸延する傾斜面43b,43c となしている。
【0053】しかも、両傾斜面43b,43c は、運転部23の
座席27に着座したオペレータMの視線P1,P2 と略直交す
べく形成し、左側の傾斜面43b に電装部品操作部44を取
付ける一方、右側の傾斜面43c に冷・暖房操作部45を取
付けている。46は、電装品としてのスピーカ、47はワイ
パー、48は照明灯である。
【0054】従って、オペレータMは、各操作部44,45
を目視し易く、しかも、確実かつ楽に操作することがで
きる。
【0055】また、後側の左右側柱部12,13 は、図4に
示すように、それぞれ中空パイプ状に形成して、内部に
配管用空間S2,S3 を形成している。
【0056】このようにして、配管用空間S2,S3 内に、
後述する冷・暖房装置24の一部を構成するホース等を配
管することにより、コンバインAの美的外観を良好にす
ることができると共に、同ホース等も保護することがで
きるようにしている。
【0057】しかも、右側柱部13内には、図1〜図7に
示すように、前記配管用空間S3も兼ねる外気導入路50を
形成しており、同外気導入路50は、右側柱部13の外側壁
13aに三個の外気取入れ用網体51,52,53を上下方向に間
隔を開けて設けて、各外気取入れ用網体51,52,53を外気
導入路始端側となすと共に、内側壁13b に四個の外気取
入れ孔54,55,56,57 を設けて、各外気取入れ孔54,55,5
6,57 を外気導入路終端側となしている。
【0058】さらに、キャビン3内の右側後部、すなわ
ち、座席27の直後方位置には、図6及び図7に示すよう
に、外気流路形成用ボックス60を設けると共に、同外気
流路形成用ボックス60の右側開口端を右側柱部13の内側
壁13b に接続して、同外気流路形成用ボックス60内と前
記外気導入路50とを外気取入れ孔54,55,56,57 を介して
連通させている。
【0059】そして、外気流路形成用ボックス60内には
コンデンサ収容ボックス61を配設し、同コンデンサ収容
ボックス61内に冷房部30の一部を構成するコンデンサ62
を取付けて、同コンデンサ62の前面を外気流路形成用ボ
ックス60内に露出させると共に、同コンデンサ62の直後
方位置にファンケーシング63を介して冷却用ファン部64
を取付けている。65は、冷却用ファン部64に張設した排
気用網体である。
【0060】このようにして、冷却用ファン部64を駆動
させることにより、外気を、右側柱部13の外気取入れ用
網体51,52,53→外気導入路50→外気取入れ孔54,55,56,5
7 →外気流路形成用ボックス60→コンデンサ62→冷却用
ファン部64に吸引し、さらに、排気用網体65よりキャビ
ン3の後方へ排出させて、コンデンサ62を確実に冷却す
ることができるようにしている。
【0061】この際、外気は、キャビン3の右側後部に
おける塵の少ない外気をキャビン3内に導入することが
できて、キャビン3内を清浄な状態に保つことができ
る。
【0062】しかも、コンデンサ62は、運転部23の座席
27の直後方位置に配設しているために、キャビン3の室
内高さを充分に確保することができて、同座席27に着座
して運転するオペレータMに圧迫感を与えることがな
く、キャビン3内の居住性を快適なものにして作業能率
の向上を図ることができる。
【0063】前記した冷房部30は、冷房装置として機能
するものであり、図3〜図5に示すように、導風ダクト
35内にエバポレータ70を配設し、同エバポレータ70と前
記コンデンサ62との間に、冷媒供給流路を形成する冷媒
供給用ホース71と、冷媒戻し流路を形成する冷媒戻し用
ホース72とを介設し、同冷媒戻し用ホース72の中途部に
コンプレッサ(図示)を設けると共に、冷媒供給用ホー
ス71の中途部に冷媒濾過・乾燥器73を設けて構成してい
る。74,75 はドレンホースである。
【0064】このようにして、エバポレータ70より生起
される冷気を、送風部34により導風ダクト35より冷・温
風吹出ダクト36へ圧送するようにしている。
【0065】そして、上記した冷媒供給用ホース71と冷
媒戻し用ホース72とドレンホース75は、後側の右側柱部
13内に形成した配管用空間S3に配管している。
【0066】前記した暖房部31は、暖房装置として機能
するものであり、図3〜図5に示すように、導風ダクト
35内に熱交換器80を配設し、同熱交換器80と原動機部4
に設けたエンジン81の温水取出部(図示せず)との間
に、温水供給流路を形成する温水供給用ホース82と、温
水戻し流路を形成する温水戻し用ホース83とを介設して
いる。76はドレンホースである。
【0067】このようにして、エンジン81に供給された
冷却水が加熱されて温水となり、この温水を温水供給用
ホース82を通して熱交換器80に供給して、同熱交換器80
により熱気を生起させて、同熱気を送風部34により導風
ダクト35より冷・温風吹出ダクト36へ圧送するようにし
ている。
【0068】しかも、天井壁部18内に形成した配設空間
S1内に位置する温水戻し用ホース83の基端側部に、エア
抜き部84を設けており、同エア抜き部84には、締付けバ
ルブ84a を設けて、同締付けバルブ84a を緩めることに
より、温水戻し用ホース83内のエアを抜くことができ
る。
【0069】従って、特に、アイドリング時でも温水の
流れを円滑にすることができて、暖房性能を向上させる
ことができる。
【0070】そして、上記した温水供給用ホース82と温
水戻し用ホース83とドレンホース76は、後側の左側柱部
12内に形成した配管用空間S2内に配管している。
【0071】また、キャビン3内には、図8及び図9に
示すように、エンジン81の回転数を略一定に保つ制御を
自動的に行なう電子ガバナコントローラ100 を配設して
おり、同電子ガバナコントローラ100 は、図3にも示す
ように、キャビン3の後壁部11の左側部に設けたコント
ローラ収容ボックス101 内に収容している。
【0072】そして、コントローラ収容ボックス101
は、前後面がそれぞれ開口する矩形枠状のボックス本体
102 と、同ボックス本体102 の前面側に着脱自在に取付
けた前側蓋体103 と、ボックス本体102 の後面側に着脱
自在に取付けた後側蓋体104 とから形成しており、後側
蓋体104 の内面に上記電子ガバナコントローラ100 を取
付けている。
【0073】このように、電子ガバナコントローラ100
は、冷・暖房装置24を設けたキャビン3内に配設してい
るために、キャビン3内をオペレータMにとって快適な
一定温度に保つことにより、同電子ガバナコントローラ
100 の雰囲気温度を良好に保つことができて、同電子ガ
バナコントローラ100 の誤動作を防止して、同電子ガバ
ナコントローラ100 の機能を良好に確保することができ
る。
【0074】しかも、電子ガバナコントローラ100 のメ
ンテナンスは、前側蓋体103 を取外すことにより、キャ
ビン3内にて行なうことができると共に、後側蓋体104
を取外すことにより、キャビン3の外部にても行なうこ
とができる。
【0075】また、ハンドルコラム25には電子ガバナス
イッチ105 を取付けて、同電子ガバナスイッチ105 と電
子ガバナコントローラ100 とをハーネス106 を介して接
続している。
【0076】ここで、電子ガバナコントローラ100 に
は、図14に示すように、電子ガバナ107 を接続してお
り、同電子ガバナ107 は、エンジン81の燃料噴射ポンプ
108 の燃料噴射量を調節するラックソレノイドである燃
料噴射ソレノイド109 と、同ソレノイド109 の燃料噴射
量を検出するラック位置センサ110 と、エンジン81の回
転数を検出するピックアップ型回転センサ111 と、オペ
レータMが操作するアクセルレバーまたはペダルの操作
量を検出するポテンショメータ型アクセルセンサ112 と
を具備している。
【0077】このようにして、電子ガバナコントローラ
100 は、各センサ110,111 の検出結果に基づき、前記ソ
レノイド109 の制御によってエンジン81の燃料供給量を
自動的に調節し、同エンジン81の負荷が変化しても、同
エンジン81の回転数を定格回転(略一定)に保つ出力制
御を行うようにしている。
【0078】また、前記燃料噴射ソレノイド109 を自動
制御してエンジン81を定格回転(最大出力の約90パー
セントの出力、例えば2400回転)で動作させる電子
ガバナスイッチ105 と、前記サイド操作コラム28に設け
た脱穀クラッチレバー113 の脱穀クラッチ(図示せず)
の入切操作を検出する脱穀スイッチ114 と、サイド操作
コラム28に設けた変速レバー115 の操作(前進−中立−
後進)位置を検出するポテンショメータ型変速センサ11
6 と、サイド操作コラム28または穀粒排出コンベア(図
示せず)の先端部に設ける穀粒排出クラッチレバー117
と、オーガクラッチ入切操作を検出する穀粒排出スイッ
チ118 とを、前記電子ガバナコントローラ100 に接続し
ている。
【0079】このようにして、前記電子ガバナスイッチ
105 のオフ操作によって電子ガバナ107 の自動制御を解
除し、また、前記電子ガバナスイッチ105 のオン操作に
よって電子ガバナ107 の自動制御を行い、脱穀クラッチ
を入にした状態で、エンジン81を定格回転させると共
に、脱穀クラッチを切にし、かつ、ポテンショメータ型
変速センサ116 が中立検出状態でエンジン81をアイドリ
ング回転させ、変速操作によって徐々に(約2〜3秒間
で)定格回転に戻し、さらに、オーガクラッチ(図示せ
ず)入操作によって、穀粒排出オーガの起動回転数にエ
ンジン81の回転を一時的に変更した後に、エンジン81を
定格回転させて穀物タンク内の穀粒を排出させるように
している。
【0080】上記から明らかなように、エンジン81の出
力制御を自動的に行うコンバインAにおいて、エンジン
81を定格回転で動作させる電子ガバナスイッチ105 を設
け、同電子ガバナスイッチ105 がオンで、脱穀クラッチ
が入のときに、エンジン81を自動的に定格回転に保つと
共に、電子ガバナスイッチ105 がオンで、脱穀クラッチ
が切のとき、本機の走行停止を検出してエンジン81を自
動的にアイドリング回転で作動させるようにしている。
【0081】そして、電子ガバナスイッチ105 のオフ操
作によってエンジン81の定格回転運転が中止され、注油
時など低回転で行なえる作業時において、無駄な燃料消
費を防止でき、また、振動及び騒音を低減させると共
に、脱穀クラッチの入によって脱穀部5を作動させてい
るとき、エンジン81が定格回転で運転され、脱穀作業性
能を向上させる一方、脱穀部5を停止させ、本機を走行
停止させることにより、アクセル操作を行うことなく、
エンジン81をアイドリング回転で運転でき、燃料の節約
並びに振動及び騒音の低減による作業者の居住性向上な
どを図れるようにしている。
【0082】しかも、走行変速操作を検出してエンジン
81をアイドリング回転から定格回転に自動的に戻すよう
にしており、走行変速操作によってエンジン81が定格回
転に戻り、アクセル操作を忘れても、発進するときに必
要なエンジン出力の確保を行え、例えば、アイドリング
回転で発進してエンジン81が出力不足によって停止する
等の不具合をなくすようにしている。
【0083】また、キャビン3のフロントガラス21a の
下端縁部21b は、図8に示すように、サイド操作コラム
28の上面よりも下方位置まで伸延させている。
【0084】このようにして、オペレータMは座席27に
着座した状態にてフロントガラス21a を透して刈取部6
の全体を視認することができるようにしている。
【0085】次に、キャビン3の防振構造について、図
1、図3、図6、図10〜図13を参照しながら説明す
る。
【0086】すなわち、キャビン3は、前記左右側支持
台20,20 にそれぞれ設けた左右一対の枢支ブラケット9
0,90 に、前部下端を左右方向に軸線を向けた枢軸91,91
を介して枢支して、前方へ傾動自在としており、上記
枢支ブラケット90,90 の上部に形成したリング状軸支持
体90a,90a と、同リング状軸支持体90a,90a 中に挿通し
た枢軸91,91 との間に、筒状の防振ゴム体92,92 を装着
している。94はブラケット固定用ボルトである。
【0087】そして、防振ゴム体92は、図10及び図1
1に示すように、枢軸91の外周面に嵌合したスペーサ98
の外周面に、内側筒体92a を嵌合し、同内側筒体92a の
外周面に筒状防振ゴム片92b を嵌合し、同筒状防振ゴム
片92b の外周面に外側筒体92c を嵌合して形成してい
る。
【0088】また、各枢軸91,91 には、連結ブラケット
93,93 を取付けており、各連結ブラケット93,93 は、キ
ャビン3の左右側前部下端に取付けるブラケット本体93
a,93a と、各ブラケット本体93a,93a の下面より垂設し
た二又状連結片93b,93b,93b,93b とから形成し、各二又
状連結片93b,93b,93b,93b の下端部を枢軸91,91 に連結
している。
【0089】このようにして、車体フレーム2の前部側
に伝播された振動は、上記防振ゴム体92,92 により吸収
されて、キャビン3の前部へ振動が伝播しないようにす
ることができると共に、筒状防振ゴム片92b,92b によ
り、枢軸91,91 とリング状軸支持体90a,90a との間のガ
タ付きも防止することができる。
【0090】従って、キャビン3の前部の枢支機能を確
保したまま、確実に防振効果も得られる。
【0091】また、キャビン3の左右側後部下端に形成
した防振ゴム取付部19a にも、それぞれ防振ゴム体95,9
5 を取付けて、キャビン3を両防振ゴム体95,95 を介し
て車体フレーム2に設けた受体96,96 上に載置固定する
ことも、また、固定解除することもできるようにしてい
る。
【0092】そして、防振ゴム体95は、図12及び図1
3に示すように、上側ゴム支持片95a と下側ゴム支持片
95b との間に、上側防振ゴム片95c と下側防振ゴム片95
d とを介在させて、これらに上下方向に伸延する連結ボ
ルト95e を貫通させて連結することにより形成してい
る。
【0093】しかも、上側防振ゴム片95c の下面中央部
には嵌合凹部95f を形成する一方、下側防振ゴム片95d
の上面中央部には段付嵌合凸部95g を形成して、同段付
嵌合凸部95g の上端部を上記嵌合凹部95f に嵌合すると
共に、上側防振ゴム片95c の下面周縁部95h と、下側防
振ゴム片95d の上面周縁部95j との間で、防振ゴム取付
部19a に形成した取付孔周縁部19b を、上下方向より挾
圧して、同防振ゴム取付部19a に防振ゴム体95を取付け
ている。95k はゴム片保護体である。
【0094】また、上側ゴム支持片95a は、上側防振ゴ
ム片95c に上方より嵌合可能なキャップ状に形成する一
方、下側ゴム支持片95b は、前記受体96に上方より嵌合
可能な略門型に形成して、同下側ゴム支持片95b の左右
側端部に連結用長孔95m,95mを形成している。
【0095】このようにして、各連結用長孔95m,95m を
受体96の上部に形成した連結孔96a,96a に符合させて、
両孔95m,96a 中に連結ボルト95n,95n を螺着することに
より、各受体96,96 にキャビン3の後部下端を防振ゴム
体95,95 を介して載置固定することができるようにして
いる。
【0096】そして、キャビン3の後部を上記のように
載置固定した状態において、車体フレーム2より伝播さ
れる振動は、上側防振ゴム片95c と下側防振ゴム片95d
とにより上下いずれの方向でも吸収することができて、
キャビン3の防振効果を良好に確保することができる。
【0097】また、キャビン3を前方へ傾動させる際に
は、上記連結ボルト95n,95n を取外すことにより、キャ
ビン3の後部下端の固定を解除して、楽にキャビン3を
枢軸91,91 を中心に前方へ傾動させることができる。
【0098】このように、本実施例では、キャビン3の
前後左右側部の下端を四個の防振ゴム体92,92,95,95 に
より防振しているために、キャビン3内の居住性を向上
させることができる。
【0099】また、車体フレーム2の右側前部には、図
1に示すように、乗降用ステップ120 を取付けて、同乗
降用ステップ120 を介してキャビン3内に乗降可能とし
ている。
【0100】そして、乗降用ステップ120 は、図15に
示すように、車体フレーム2の右側前部に、上下方向に
伸延する前後一対の足載板支持フレーム121,121 を取付
け、両足載板支持フレーム121,121 間に二個の足載板12
2,122 を上下方向に間隔を明けて配置すると共に、各足
載板122,122 の中途部を足載板支持フレーム121,121に
前後方向に軸線を向けた枢支ピン123,123 により上下回
動自在に枢支し、両足載板122,122 の内側端間に連結体
124 を介設して、同連結体124 に位置変更手段125 を連
動連結し、同位置変更手段125 に操作手段126 を連動連
結している。
【0101】位置変更手段125 は、駆動モータ127 の出
力軸128 に作動アーム129 の基端を取付け、同作動アー
ム129 の先端部に前記連結体124 の中途部を長孔130 を
介して連結ピン131 により連結している。
【0102】操作手段126 は、キャビン3内に制御部13
2 を配設し、同制御部132 には、入力側に乗降用開閉扉
体22の開閉動作を検出する検出部133 を接続すると共
に、出力側に前記駆動モータ127 を接続している。
【0103】このようにして、検出部133 が乗降用開閉
扉体22の開放動作を検出した場合には、制御部132 が駆
動モータ127 の出力軸128 を正回転作動させて、同出力
軸128 が作動アーム129 を下方へ回動作動させて、足載
板122,122 を連結体124 を介して車体の外側面よりも外
方へ略水平に張出させた使用位置に位置変更させるよう
にしている。
【0104】また、検出部133 が乗降用開閉扉体22の閉
塞動作を検出した場合には、制御部132 が駆動モータ12
7 の出力軸128 を逆回転作動させて、同出力軸128 が作
動アーム129 を上方へ回動作動させて、足載板122,122
を連結体124 を介して車体の外側面よりも内方へ傾斜状
に後退させた収納位置に位置変更させるようにしてい
る。
【0105】従って、オペレータMは、キャビン3内へ
の乗降時に必然的に行なう行為である乗降用開閉扉体22
の開閉操作を行なうだけで、自動的に足載板122,122 を
使用位置と収納位置とに位置変更させることができて、
オペレータMによる足載板122,122 の収納操作忘れによ
り、同足載板122,122 を畦等に衝突させるという事故を
確実に防止することができる。
【0106】また、制御部132 には、入力側に強制操作
スイッチ134 を接続すると共に、出力側に強制操作表示
ランプ135 を接続している。
【0107】このようにして、オペレータMが強制操作
スイッチ134 をONすると、足載板122,122 を強制的に
使用位置に位置変更させることができると共に、同強制
操作スイッチ134 をOFFすると、足載板122,122 を強
制的に収納位置に位置変更させることができる。
【0108】この際、強制操作表示ランプ135 が点灯し
て、オペレータMに強制操作状態にあることを報知する
ことができる。
【0109】また、図16は、他の実施例としての電子
ガバナコントローラ100 の配設構造を示しており、同電
子ガバナコントローラ100 を座席27の下方のデッドスペ
ースを有効利用して配設している。
【0110】このようにして、電子ガバナコントローラ
100 を、エンジン81の雰囲気温度内から離隔させると共
に、冷・暖房調整がなされているキャビン3内の雰囲気
温度内に配置することができるために、同電子ガバナコ
ントローラ100 の誤動作を防止して、同電子ガバナコン
トローラ100 の機能を良好に確保することができる。
【0111】また、図17は、他の実施例としての防振
ゴム体92を示しており、同防振ゴム体92は、支持台20上
に防振ゴム片92d を載置し、同防振ゴム片92d 上に枢支
ブラケット90を載置して、これら支持台20と防振ゴム片
92d と枢支ブラケット90とを連結ボルト97より一体的に
連結して形成している。
【0112】かかる防振ゴム体92を使用した場合にも、
キャビン3の前部の枢支機能を確保したまま、確実にキ
ャビン3の防振効果を得ることができる。
【0113】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0114】 請求項1記載の本発明では、乗降用ス
テップは、車体フレームに取付けた足載板支持フレーム
に足載板を取付けると共に、同足載板を車体の外側面よ
りも外方へ張出させた使用位置と、車体の外側面よりも
内方へ後退させた収納位置とに位置変更自在とし、同足
載板に位置変更手段を連動連設し、同位置変更手段に操
作手段を連動連結し、同操作手段を車体上にて操作可能
としているために、車体を走行させる際には、操作手段
により位置変更手段を介して足載板を収納位置に位置変
更しておくことにより、同足載板を畦等に衝突させる虞
れがなくなり、オペレータは安心して作業に集中するこ
とができる。
【0115】 請求項2記載の本発明では、操作手段
は、乗降用開閉扉の開閉動作を検出する検出部と、同検
出部を入力側に接続し、かつ、出力側に位置変更手段を
接続した制御部とを具備し、検出部が乗降用開閉扉の開
放動作を検出した場合に、制御部が位置変更手段を作動
させて足載板を使用位置に位置変更させると共に、検出
部が乗降用開閉扉の閉塞動作を検出した場合に、制御部
が位置変更手段を作動させて足載板を収納位置に位置変
更させるようにしているために、オペレータは、キャビ
ン内への乗降時には必然的に行なう行為である乗降用開
閉扉の開閉操作を行なうだけで、自動的に足載板を使用
位置と収納位置とに位置変更させることができて、オペ
レータの足載板の収納操作忘れにより、同足載板を畦等
に衝突させるという事故を確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンバインの前部側面図。
【図2】同コンバインのキャビン傾動説明図。
【図3】キャビンの背面図。
【図4】同キヤビンの天井壁部の底面説明図。
【図5】同キャビンの上部断面側面説明図。
【図6】同キャビンの後部側面図。
【図7】外気導入路の斜視説明図。
【図8】同キャビン内の側面説明図。
【図9】同キャビン内の平面説明図。
【図10】防振ゴム体の断面側面図。
【図11】同防振ゴム体の断面正面図。
【図12】防振ゴム体の断面側面図。
【図13】同防振ゴム体の断面正面図。
【図14】電子ガバナコントローラの制御ブロック図。
【図15】乗降用ステップの正面説明図。
【図16】他の実施例としてのキャビン内の平面説明
図。
【図17】他の実施例としての防振ゴム体の断面側面
図。
【符号の説明】
A コンバイン 1 走行部 2 車体フレーム 3 キャビン 5 脱穀部 6 刈取部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビンに設けた乗降用開閉扉の近傍
    に、乗降用ステップを設けたコンバインにおいて、 乗降用ステップは、車体フレームに取付けた足載板支持
    フレームに足載板を取付けると共に、同足載板を車体の
    外側面よりも外方へ張出させた使用位置と、車体の外側
    面よりも内方へ後退させた収納位置とに位置変更自在と
    し、同足載板に位置変更手段を連動連設し、同位置変更
    手段に操作手段を連動連結して、同操作手段を車体上に
    て操作可能としたことを特徴とするコンバインの乗降用
    ステップ構造。
  2. 【請求項2】 操作手段は、乗降用開閉扉の開閉動作を
    検出する検出部と、同検出部を入力側に接続し、かつ、
    出力側に位置変更手段を接続した制御部とを具備し、 検出部が乗降用開閉扉の開放動作を検出した場合に、制
    御部が位置変更手段を作動させて足載板を使用位置に位
    置変更させると共に、検出部が乗降用開閉扉の閉塞動作
    を検出した場合に、制御部が位置変更手段を作動させて
    足載板を収納位置に位置変更させるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載のコンバインの乗降用ステップ構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110430747A (zh) * 2017-03-31 2019-11-08 洋马株式会社 联合收割机

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