JPH10294871A - 画像形成システム及びプリンタ制御装置 - Google Patents

画像形成システム及びプリンタ制御装置

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JPH10294871A
JPH10294871A JP10154392A JP15439298A JPH10294871A JP H10294871 A JPH10294871 A JP H10294871A JP 10154392 A JP10154392 A JP 10154392A JP 15439298 A JP15439298 A JP 15439298A JP H10294871 A JPH10294871 A JP H10294871A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像入力手段の種類に応じて最適な画像処理
を行う。 【解決手段】 操作部21からの設定により、外部入力
機器が選択された場合に、cpu20はエッジ強調/ス
ムージング処理部11と黒文字処理部14の処理モード
を最適なものに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー画像形成シス
テムに関し、より詳細には、各種のタイプのカラー対象
を品位良くプリントすることが出来る画像形成システム
とプリンタ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーデジタル複写機がその画質の向上
に伴い普及してきた。この画質の向上には様々な技術が
つかわれている。
【0003】例えばカラー複写機において文字が多い原
稿の文字部分を鮮明に複写するために原稿上の文字部分
を認識し、その部分の色成分の一部あるいは全部をブラ
ック成分に置き換える用にしたモードや、写真原稿を複
写する場合にスムージング処理を行うあるいは輪郭部分
をはっきりさせるためにエッジ強調処理をするモードを
備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、原稿画像ではな
く、デスクトップ・パブリッシングのソフトウェア・プ
ログラムが、異なるタイプの対象を組み合わせて、カラ
ーと黒の両方の、写真イメージ、ビジネス・グラフィク
ス(たとえば図表)、拡大・縮小可能なテキスト等の複
合ドキュメントを作成することができるようになり、か
かるドキュメントをカラー複写機のプリンタ部によって
プリント可能となったことで、他の問題も生じてきた。
満足できる写真イメージのカラー・プリントを確実に行
うためにプリンタの色出力を補正することによって、同
じドキュメント内のビジネス・グラフィクスはしばしば
色あせて見えてしまいインパクトが弱くなってしまう。
ビジネス・グラフィクスの満足できる彩度の高い鮮明な
色のカラー・プリントを行うためにプリンタの色出力を
補正することによって、同じドキュメント内の写真イメ
ージは生き生きとした外観を失ってしまうという問題が
あった。
【0005】本発明はプリントしようとするオブジェク
ト毎に良好に二つの別個のプリント特性を制御できるよ
うにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明の画像形成システムはカラー・プリンタと、
前記カラー・プリンタが指定されたプリント対象のタイ
プに基づいて、2つの別個のプリント品質特性を自動的
に制御するオプションを有するユーザ・インターフェー
スを有するプリンタ制御装置とを含むことを特徴とす
る。
【0007】また本発明のプリンタ制御装置はカラー・
プリンタと、前記カラー・プリンタがプリントすべき対
象のタイプに基づいて、2つの別個のプリント品質特性
を自動的に制御するオプションを有するユーザ・インタ
ーフェースを含むことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施例であるディ
ジタルカラー複写装置の構成と画像の流れについて概略
を説明する。
【0009】図1は装置の構成と画像信号の流れを併記
した構成図である。また図2は装置の全体見取り図であ
る。装置は大別してスキャナ部、画像処理部、プリンタ
部から成っている。スキャナ部は原稿画像を走査して電
気信号に変換する電荷結合素子2を搭載した不図示のセ
ンサキャリッジと、同キャリッジを図2の原稿台ガラス
の裏側を走査させるための駆動用モータ17、及びモー
タ17に対して駆動指令を出力するスキャナ制御部1か
ら成っている。画像処理部は制御用cpu20、プログ
ラム格納用ROM28、RAM29とゲートアレイ化し
た各種画像処理回路、画像処理用RAM29、操作部上
の操作部21、LED22、原稿照射用ハロゲンランプ
23、外部インターフェイス19から成っている。プリ
ンタ部は画像処理部で2値化された画像信号をシアン、
マゼンタ、イエロー、ブラックに分けて記録紙上に印字
するための記録機構を備えており、本実施例ではインク
ジェット型記録を採用しているため記録紙の搬送、記録
機構の駆動用のモータ18、モータ18に対して駆動指
令を出力するプリンタ制御部16から成っている。画像
処理部制御用cpu20はスキャナ部と常時通信を行っ
ており、使用者の操作に応じた複写倍率、走査範囲をス
キャナ部へ指示する。スキャナ部は電荷結合素子を搭載
したキャリッジを2個の駆動用モータによって2次元的
に原稿台の裏面を走査する。画像処理部制御用cpu2
0はプリンタ部とも通信しており記録範囲を指示する。
【0010】次に図1の画像信号の流れについて説明す
る。図1電荷結合素子2によって原稿画像をRGB電気
信号に変換しさらに次段のA/D変換部3によってディ
ジタル信号に変換する。次段のシェーディング補正処理
回路4では電荷結合素子2の素子間の特性差を画素単位
で補正する。この時同時にRGBの1画素につき3色×
8ビットの色画素信号から成っていた画像信号をRGB
Xの4色画素信号への変換を行っている。Xの部分は次
の黒文字検出部5によって検出された画像中の黒色の文
字部分を示す信号に置き換えられ、後段の対数変換処理
部まで画素毎に画像データに付加されていく。黒文字検
出は例えば無形色成分の抽出とエッジ成分の抽出に基づ
いて行い黒文字処理は黒文字として検出された部分を例
えば黒色単色でプリントしたり、他のY,M,C成分を
減少又は削除させたりする処理である。変倍処理部6は
操作部にて設定された倍率に応じて、縮小時には画像信
号を間引いて後段処理に送り、拡大時には画像信号を複
数回重複させて後段に送ることで実現している。変倍処
理を施された画像信号は外部機器インターフェイス19
を通して外部に出力する分と後段のセレクタ回路7に導
かれる分に分配される。セレクタ回路7ではスキャナか
ら読みだした画像信号を処理に用いるか、外部機器イン
ターフェイス19からの画像データを用いるかを選択す
る。この選択は画像処理部の制御用cpu20から行
う。本装置は外部機器インターフェイス19を通して画
像信号を外部機器に出力し外部機器の画像処理を施した
画像データを再び装置内に取り込み、出力とする使い方
と外部機器にメモリ等で構成された装置を想定し外部機
器のメモリ内の画像データを記録するような使い方が可
能となっている。
【0011】セレクタ回路7の後段には制御信号生成回
路8があり、Xの位置に付加されている2ビットの黒文
字検出信号と外部インターフェイスからの画像信号に付
加されてくる1ビットのフォト信号を画像信号から分離
し画像信号と同期させて後段におくっている。制御信号
生成の後は対数変換部9で対数変換処理がマスキング・
UCR処理部10でマスキング・UCR処理が施され
る。マスキング・UCR処理の後はRGBXの色信号か
らC,M,Y,BKに変換され画像の空間周波数特性を
変換すべく、11でエッジ強調/スムージング処理が施
される。エッジ強調処理/スムージング処理は画像デー
タを図3に示すようにスムージング処理回路301とエ
ッジ強調処理回路302の両方に入力し各々の処理出力
をセレクタ303で選択できるようになっている。この
選択に関しては後述する。エッジ強調処理/スムージン
グ処理の後段はガンマ変換部12と2値化処理部13を
通った後14で黒文字処理が施される。黒文字処理は黒
文字検出処理で付加された黒文字検出信号を用いてC,
M,Yの色信号の一部あるいは全部をBK信号に置換す
る処理である。以上で画像処理部で施される処理が終了
し画像信号はプリンタ部15へおくられ記録用紙に記録
されることになる。以上で本実施例の装置の画像信号の
流れの概略の説明を終了する。
【0012】次に本装置に接続される外部機器について
説明する。
【0013】図4は本装置の外部機器インターフェイス
に接続してスキャナ部で読み込んだ画像データを加工し
て再びインターフェイスを介して本体に戻し記録させる
機能を有する“エディター”である。エディター401
は座標指示器すなわちタブレッド402を有し、座標指
示ペン403で座標を指示することによって、原稿の走
査範囲や記録紙上の記録範囲を設定したり、原稿上のあ
る点を指示し、その点の色を読み取らせる指示を出すた
めに使用する。また原稿上のある範囲の画像にエッジ強
調をかけ別の範囲の画像にスムージング処理を施す等の
部分処理機能も有している。エディターは本体画像処理
部制御用cpu20と外部機器インターフェイス19を
介して通信しており、上記走査範囲、記録範囲の指示は
通信によって本体側に指示される。またエディター40
1は外部機器インターフェイスと同一のインターフェイ
スをもう一つ備えており後述のCRTアダプタが接続可
能となっている。すなわちCRTアダプタと本体の中間
に入って、CRTアダプタの画像データに各処理を施し
て本体に送ることができる。
【0014】図5はテレビジョンで受像した画像を、メ
モリに取り込み外部機器インターフェイスから本体に送
って記録させる装置で“CRTアダプタ”と称する。テ
レビジョン受像器からNTSCビデオ信号に供給しても
らい、使用者の意図する場面をCRTアダプタ501上
の画像取り込みスイッチ502を押すことによってアダ
プタ501内部のフレームメモリ上にディジタル多値画
像信号に変換しながら取り込み、外部機器インターフェ
イス19を介して本体に送ることができる。
【0015】図6は“フィルムプロジェクタ”と称する
装置でネガフィルム、ポジフィルムをハロゲンランプ6
01とレンズ602を用いて本体原稿台ガラス603上
に投影する機能を有する。本体ではスキャナ上のキャリ
ッジに搭載されたハロゲンランプを用いずにフィルムプ
ロジェクタ24からの投影光を走査して読み取り記録す
る。図6のハロゲンランプからの光はホルダ604にセ
ットされたマウント605上のフィルムを透過し更にレ
ンズによって拡大されてフレネルレンズを通って原稿台
ガラス面に投影される。使用に際してはプロジェクタラ
ンプの光量調整やシェーディングデータサンプリング等
が行われた後に複写動作を開始するが詳細は省略する。
フィルムプロジェクタは本体の専用接続端子に接続され
プロジェクタのキー、LED、ハロゲンランプのセンシ
ング、制御は画像処理部制御用cpu20が行う。前述
したエディターとは接続端子が異なるためフィルムプロ
ジェクタの投影画像をエディターで編集加工することも
可能である。
【0016】図7は“CGアダプタ”と称する装置であ
る。ホストマシンとしてパソコンを想定しホストマシン
からのCG(コンピュータグラフィック)等のデータを
本装置用の画像信号のフォーマットに変換して外部機器
インターフェイスを介して本体に送り、記録紙に記録す
る。以上で本体に接続して使用する外部機器の概要説明
を終了する。
【0017】次に本体操作部のキー、LEDの機能/操
作について説明する。図8は第一の実施例の本体操作部
のキー配置図である。操作部には複写枚数/倍率表示用
の3桁7セグメントLED801があり、電源投入時は
枚数表示モードになっていて“1”を表示している。こ
の状態でプラスキー802、マイナスキー803を押下
することによって複写枚数を増減することができ、同時
に7セグメントLED801の表示も連動する。プラス
キー802、マイナスキー803の押し続けは連続押下
と同様な機能をする。
【0018】複写倍率の設定は定型変倍キー804を押
下してあらかじめ定められた倍率を選択していくか、ズ
ームキー805を押下して7セグメントLED801を
倍率表示モードにし、プラスキー802、マイナスキー
803を押下することによって倍率を増減することで行
う。倍率表示モードでズームキー805、プラスキー8
02、マイナスキー803のいずれかが5秒以上押下さ
れなかった場合には7セグメントLED801は自動的
に枚数表示モードに遷移する。7セグメントLED80
1が枚数表示中のクリアストップキー806押下は設定
枚数を“1”に戻してしまう。3桁7セグメントLED
801の表示モード遷移図を図10に示す。
【0019】カラーバランス調整/全体濃度調整はカラ
ーバランスセレクトキー812にて全体濃度調整モード
→カラーバランス・イエロー調整モード→カラーバラン
ス・マゼンタ調整モード→カラーバランス・シアン調整
モード→カラーバランス・ブラック調整モード→全体濃
度調整モードの順で調整モードが選択できる。全体濃度
調整モードではカラーバランスLED821は消灯して
おり、他のカラーバランス調整モードでは対応する色の
LED(カラーバランスBK設定LED、カラーバラン
スC設定LED、カラーバランスM設定LED、カラー
バランスY設定LED)が点灯し、さらにカラーバラン
スLEDが点滅する。またレベルインジケータ807は
各調整モードに対応して現在の設定レベルを表示する。
表示は全体濃度は設定レベルに対応する位置のLEDの
みが点灯し、カラーバランス調整中は左端のLEDから
設定レベル位置までのLEDが同時に点灯する。図8の
操作部21の状態は全体濃度調整モードで設定レベルが
“5”である状態を示している。さらに図9にカラーバ
ランス・イエロー調整モードで設定レベルが“7”であ
る状態の例を示す。カラーバランス調整/全体濃度調整
は画像処理としては図1の操作部21からの設定によ
り、cpu20を介して、γ変換処理部12におけるγ
変換に反映される。
【0020】モードセレクトキー814は画像処理の選
択キーであり、文字と写真の両方含まれている原稿にお
いて文字も写真も適度に調和のとれた再現性を得ること
を目的としたモードである“混在モード”と、写真原稿
の再現性を再優先したモードである“写真モード”を選
択することができる。モード選択は本実施例では操作部
21のモードセレクトキーで選択する場合と後述する外
部機器の選択によって自動的に選択される場合(“スル
ーモード”)が存在する。またこれらモードの選択は画
像処理上は図1の黒文字処理とエッジ強調/スムージン
グ処理に反映される。
【0021】外部機器選択キー813は図4から図7に
示した外部機器がI/F19を介して本体に接続されて
いる場合に限って機能する。例えば本体に図6で示した
フィルムプロジェクタ24が接続され、外部機器インタ
ーフェイス19には何も接続されていなかった場合には
初期状態として外部セレクトLED815もPRJセレ
クトLED816も消灯した状態である。ここで外部機
器セレクトキー813を押下した場合にはPRJセレク
トLED816が点灯してフィルムプロジェクタモード
にあることを示す。さらに外部機器選択キー813が押
された場合にはPRJセレクトLED816が消灯す
る。
【0022】また外部機器インターフェイス19にエデ
ィタ401が接続され、フィルムプロジェクタ24も接
続されている状態で外部機器セレクトキー813が押下
された場合には最初に外部セレクトLED815が点灯
し、外部機器すなわちこの場合はエディタ401が選択
される、さらに外部機器選択キー813を押下した場合
には外部機器選択LED815が消灯してエディタ40
1の選択が解除され、PRJセレクトLED816が点
灯してフィルムプロジェクタ24が選択される。さらに
外部機器セレクトキー813を押下するとPRJセレク
トLED816が消灯してフィルムプロジェクタ24の
選択が解除される。このように本体の外部機器インター
フェイス19にエディタ401、CRTアダプタ50
1、CGアダプタ701のいずれかの外部機器が接続さ
れていて、さらにフィルムプロジェクタ24が接続され
ている場合には、本体操作部21の外部機器セレクトキ
ーでは両者を同時に選択はできない。外部機器がエディ
タの場合に限り、本体外部機器セレクトキー813で外
部機器を選択したのちにエディタ401の操作部上のフ
ィルムプロジェクタ選択キーを押下する事で本体のフィ
ルムプロジェクタ24も選択できる。以上で本体操作部
21のキー、LEDの機能/操作についての概略説明を
終わる。
【0023】次に本発明の要点である、画像ソースと画
像処理のモード選択について説明する。本装置の画像処
理のモードは図11に示すように混在モード、写真モー
ド、スルーモードの3モードが存在し、その各々は図1
に示した画像処理のうちの黒文字処理とエッジ強調/ス
ムージング処理の組み合わせによって実現されている。
図11中混在モードでは黒文字処理は“○”となってい
るがこれは黒文字処理を施すことを表し、写真モード中
の黒文字処理の“×”は黒文字処理を施さないことを表
している。図11によれば混在モードでは黒文字処理と
エッジ強調処理を施すことがわかる。これは原稿の文字
部分の輪郭を強調して文字部分をくっきりと記録させる
ことを目的としている。また写真モードは原稿に文字の
ない写真原稿を想定しているため黒文字処理は施さず、
2値化処理で発生するモアレを低減する目的でスムージ
ング処理が施されている。ここまでの説明の混在モード
と写真モードは本体操作部のモードセレクトキー814
で選択する事ができ、その設定も一枚の記録の間は変更
できないものである。それらに対し、スルーモードは本
体の外部機器インターフェイスにエディタ401ないし
はCGアダプタ701が接続された場合に本体側が強制
的に設定するモードでありそれまでの使用者の設定を解
除してしまい、画像処理の選択、設定を本体画像処理部
cpu20の制御から外部機器インターフェイス19を
介しておくられてくる画像信号そのものに委ねるモード
となっている。すなわち外部機器のうちエディタ401
とCGアダプタ701は外部機器インターフェイス19
を通して本体に送り込む画像データのXの位置に制御用
信号ビットを付加してくる、一方本体側は関係する画像
処理回路をこのX位置の制御用信号ビットで制御される
ようにモード設定する。この後記録動作の間は外部機器
インターフェイス19からの画像データの画素単位で制
御が可能となる。また外部機器セレクトキー813押下
して外部機器を選択した後は、本体側での画像処理の選
択ができないように本体操作部21のモードセレクトキ
ー814、カラーバランスセレクトキー812、濃度ア
ップキー818、濃度ダウンキー817はキー入力を受
け付けなくなるようにcpu20が制御を行う。
【0024】次に図3で本体のエッジ強調/スムージン
グ処理回路11のセレクト機構について説明する。さき
に述べたようにエッジ強調/スムージング処理回路11
はエッジ強調処理回路302とスムージング処理回路3
01が画像データに対して並列に設けてありスムージン
グ/エッジ強調セレクト信号によって切り替えられるセ
レクタ303でいずれの回路の出力を後段の処理回路の
入力とするかを選択する。スムージング/エッジ強調セ
レクト信号304は画像処理制御用cpu20が制御す
るS/Eセレクト1信号、S/Eセレクト2信号と図1
中の制御信号生成回路で画像信号から分離されたフォト
信号305によって作られる。スムージング処理を選択
する場合にはS/Eセレクト1信号とS/Eセレクト2
信号を共に“1”にし、エッジ強調処理を選択する場合
にはS/Eセレクト1信号とS/Eセレクト2信号を共
に“0”にする。さらにエディタ401やCGアダプタ
701などの外部機器が選択された場合にはS/Eセレ
クト1信号を“1”にS/Eセレクト2信号を“0”に
することでスムージング/エッジ強調セレクト信号は画
像信号に同期した画素単位のフォト信号305によって
のみ定まる。すなわち画像データのフォト信号が図3の
スムージングレベルとエッジ強調レベルは画像制御用c
pu20が設定するパラメータでシステムによって固定
値を与えている。
【0025】画像ソースすなわち本体の反射原稿、フィ
ルムプロジェクタによる投影原稿、CGアダプタ、CR
Tアダプタによるメモリ原稿等の選択は本体操作部の外
部機器セレクトキーによって選択されることは上記まで
の説明で明らかである。次の装置の操作部の操作によっ
てこれらの選択と表示の遷移について説明する。
【0026】図12は画像処理モード間の遷移を示した
ものである。同図においては各モード間の遷移条件を矢
印に付記してある。遷移条件は本体に接続されている外
部機器によって定まっているが同図には可能性もある遷
移条件をすべて記載してある。
【0027】同図によれば本体の電源投入直後は混在モ
ードにある。これは外部機器が選択されていない状態で
あるから画像ソースは反射原稿が自動的に選択されてい
る。従って原稿として黒文字を含んだ原稿を想定してい
るから混在モードが選択される。この状態は本体操作部
上では図13(a)に示すようになる。さらにモードセ
レクトキー814を押下すると混在モードから写真モー
ドに遷移し図13(b)に示す状態となる。この状態で
本体の外部機器インターフェイス19にエディタ401
が接続されているとすれば、外部機器セレクトキー81
3を押下することによりスルーモードに遷移し図13
(c)に示すように写真モードLED820が消灯し混
在モードでも写真モードでもないことを使用者に知らし
める働きをしている。さらに本体にフィルムプロジェク
タが接続されている場合に外部機器セレクトキー813
を押下した場合にはこれまでのエディタの選択が解除さ
れ代わりにフィルムプロジェクタが選択されてPRJセ
レクトLEDが点灯し、同時に画像処理のモードは写真
モードに遷移する。これは投影原稿は図6のフレネルレ
ンズを透して本体の電荷結合素子に入るため、原稿画像
自体がスムージング処理を加えられていることに等価な
状態であり、このような原稿に対して黒文字処理を施す
と誤検知が発生する可能性が高くなる。従って本体では
使用者が混在モードに設定してあってもフィルムプロジ
ェクタが選択されたら写真モードに設定を強制的に再設
定してしまう。しかし使用者が意図的に混在モードを選
択することも妨げないように自由に設定を変えることが
できる。
【0028】本体の外部機器としてCRTアダプタが接
続されていた場合には、図13(a)の状態から外部セ
レクトキー押下によって同図(e)の状態に遷移するす
なわちCRTアダプタは画像ソースとしては写真原稿に
近いものであるため黒文字処理をいれない写真モードを
設定する。また本体の外部機器としてCGアダプタが接
続されていた場合には、図13(a)の状態から外部セ
レクトキー押下によって同図(f)の状態に遷移するす
なわちCGアダプタは画像ソースとしては写真原稿に近
いグラフィックであるがホストコンピュータ側で画像処
理の制御用ビットを画像データに付加するため本体側で
はスルーモードを設定する。エディタ401とCGアダ
プタ701が選択されている状態では本体操作部21の
モードセレクトキー814が使用不可となるがこれは使
用者の自由を奪うものではなくエディタ上の操作部(不
図示)やホストコンピュータ上で自由に設定できるため
本体側の設定と矛盾する事を防ぐ意図でなされたもので
ある。
【0029】図14はモード設定に関するcpuの動作
を示すフローチャートである。
【0030】まず複写機の電源がONされると(S
1)、混在モードが設定される(S2)。次に入力手段
としてCCDのスキャナではなく外部機器が選択された
か否かを判断し(S3)、選択された場合にプロジェク
ター又はCRTアダプタの場合には写真モードが設定さ
れ(S4,S11)、エディタの場合にはスルモードが
設定される(S5,S10)。
【0031】また、ホストコンピュータの場合には、オ
ンラインモード指定により写真モードが指定されたとき
には、写真モード(S9,S11)、スルーモードが指
定されたときにはスルモード(S9,S10)が設定さ
れる。
【0032】また、他の外部機器が選択された場合に
は、その機器に応じた所定の処理モードが設定される
(S7,S8)。
【0033】一方、外部機器が選択されないときマニュ
アル設定の有無を判断し(S13)、写真モード、スル
モードのいずれかを選択する(S14,S15)。
【0034】更に、外部機器選択が解除されると(S1
2)混在モードが設定される。即ち、初期設定された電
源ON時のモードに戻る。
【0035】以上説明したように画像ソースに応じて画
像処理のモードをそのソースに最適なものに強制的に設
定し、さらにその後使用者の設定も可能にすることによ
り多くの画像ソースに最適な画像処理を使用者自身で設
定する手間が省ける利点がえられながら使用者の設定の
自由もあるという点も達成できた。
【0036】(他の実施例)前記実施例では図3に示し
たスムージングレベル、エッジ強調レベルは固定値を設
定していたが、本実施例では画像ソースによって設定を
変えるようにする。たとえば反射原稿時はスムージング
ベルを1、エッジ強調レベルを3に設定しておく。本体
操作部でフィルムプロジェクタが選択されたら画像制御
用cpuがスムージングレベルを2、エッジ強調レベル
を1に設定する等の制御を行う。このように本実施例で
は第1の実施例に比べ画像ソースに応じて画像処理のモ
ードを変えるのみならず処理のパラメータまで再設定す
ることによって適正な記録が行える。このように入力手
段の種類によって同一の処理の制御量を変えてもよい。
【0037】また、モード設定の対象は黒文字処理、空
間周波数特性のパラメータ制御に限らず、カラーバラン
ス、濃度調整などのパラメータであってもよい。
【0038】また、入力手段は上述のものに限らず、例
えばフィルムをCCDで読み取るフィルムリーダーなど
であってもよい。
【0039】以上説明したように画像ソースに応じて画
像処理のモードをそのソースに最適なものに強制的に設
定し、さらにその後使用者の設定も可能にすることによ
り多くの画像ソースに最適な画像処理を使用者自身で設
定する手間が省ける利点がえられながら使用者の設定の
自由もある。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、複合ドキュメントを各構成要素に適した態様でプ
リントするための、自動/手動の設定を行うための使い
易いユーザ・インターフェースが与えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の構成と画像信号の流れを併記した構成
図。
【図2】装置全体見取り図。
【図3】エッジ強調/スムージング処理回路の構成図。
【図4】エディタの見取り図。
【図5】crtアダプタとテレビジョン受像器の見取り
図。
【図6】フィルムプロジェクタの構成を示す図。
【図7】CGアダプタとホスト用パソコンの見取り図。
【図8】本体操作部。
【図9】本体操作部でのカラーバランスの設定状況を示
す図。
【図10】3桁7セグメントLED表示モード遷移図。
【図11】画像処理のモードと対応する画像処理の内容
を示す図。
【図12】画像処理モード間状態遷移図。
【図13】操作部上のキーとLEDの状態の遷移を示す
図。
【図14】cpuによるモード設定を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
11 エッジ強調/スムージング部 14 黒文字処理部 20 cpu 21 操作部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー・プリンタと、前記カラー・プリ
    ンタが指定されたプリント対象のタイプに基づいて、2
    つの別個のプリント品質特性を自動的に制御するオプシ
    ョンを有するユーザ・インターフェースを有するプリン
    タ制御装置とを含む画像形成システム。
  2. 【請求項2】 カラー・プリンタと、前記カラー・プリ
    ンタがプリントすべき対象のタイプに基づいて、2つの
    別個のプリント品質特性を自動的に制御するオプション
    を有するユーザ・インターフェースを含むプリンタ制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記2つのプリント品質特性のうち一方
    はカラー補正であることを特徴とする請求項1記載の画
    像形成システム。
  4. 【請求項4】 前記2つのプリント品質特性のうち一方
    は空間周波数数特性であることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成システム。
  5. 【請求項5】 前記プリント対象のタイプは写真を示す
    タイプであることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    システム。
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