JPH10294615A - 受信アンテナ装置 - Google Patents

受信アンテナ装置

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Publication number
JPH10294615A
JPH10294615A JP11532997A JP11532997A JPH10294615A JP H10294615 A JPH10294615 A JP H10294615A JP 11532997 A JP11532997 A JP 11532997A JP 11532997 A JP11532997 A JP 11532997A JP H10294615 A JPH10294615 A JP H10294615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
receiving
wave
satellite
planar
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11532997A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Sugimoto
昌徳 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP11532997A priority Critical patent/JPH10294615A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛星送信電波及び中波帯電波を両方とも受信
する場合に、受信装置との接続を簡略化するとともに、
スペース効率を向上させることができる受信アンテナ装
置を提供する。 【解決手段】 衛星から送信される電波を受信するため
の、平面型の衛星電波受信アンテナ1(またはパラボラ
型アンテナ1a)と、ループ型の中波帯電波受信アンテ
ナ2とを一体化して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星から送信され
る電波及び中波(MF)帯の電波を受信するための受信
アンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星放送を受信するためのパラボラ型ア
ンテナや平面型アンテナは、広く使用されている。ま
た、中波帯(300KHz〜3MHz)ラジオ放送の受
信には、電波の波長に対して十分に小さいループ型アン
テナが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】衛星放送及び中波放送
を両方とも受信したい場合に、上記2種類のアンテナを
それぞれ別々に設置して受信装置に接続すると、アンテ
ナ設置のためスペース及び受信装置との接続線が増加す
るため、改善の余地が残されていた。
【0004】本発明は、この点に着目してなされたもの
であり、衛星送信電波及び中波帯電波を両方とも受信す
る場合に、受信装置との接続を簡略化するとともに、ス
ペース効率を向上させることができる受信アンテナ装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、衛星から送信される電波を受
信するための、パラボラ型または平面型の衛星電波受信
アンテナと、ループ型の中波帯電波受信アンテナとを一
体化して構成したことを特徴とする受信アンテナ装置を
提供する。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の受信アンテナ装置において、前記衛星電波受信アンテ
ナは、受信特性が切換可能に構成され、該受信特性切換
のための制御線を超短波帯電波受信アンテナとして使用
することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1(a)は、本発明の実施の一形
態にかかる受信アンテナの構成を示す斜視図である。同
図において、衛星から送信される電波(SHF帯(3G
Hz〜30GHz)電波またはUHF帯の1〜3GHz
の電波)を受信するための平面型受信アンテナ1の外周
部に、中波帯電波を受信するためのループ型アンテナ2
が巻回され、平面型受信アンテナ1と、ループ型アンテ
ナ2とが一体に構成されている。もちろん両者は電気的
に絶縁されている。なお、図1(a)は、ループ型アン
テナ2を見易くするために平面型アンテナ1の厚さが実
際より強調して示されている。
【0008】図2は、図1(a)に示す平面型アンテナ
1及びループ型アンテナ2と、受信装置5との接続を示
す図である。本実施形態の平面型アンテナ1は、その導
体基板上に、左旋偏波(left-hand circular polarizat
ion)電波用受素子13Lと、右旋偏波(right-hand ci
rcular polarization)電波用受信素子13Rと、これ
らの受信素子13L,13Rに接続され、受信信号の増
幅を行う高周波増幅器12L,12Rと、高周波増幅器
12L,12Rの出力を切り換えるアンテナスイッチ1
1とが形成されている。左旋偏波電波は、空間内の固定
点における電界ベクトルが伝搬方向の周りに左回り回転
する円偏波電波であり、右旋偏波電波は、左旋偏波電波
と逆に右回りに回転する円偏波電波である。
【0009】受信装置5は、アンテナスイッチ11に切
換制御用の直流電圧を供給し、アンテナスイッチ11の
切換制御を行う制御部21と、受信したFM放送信号
(VHF(超短波)帯(30MHz〜300MHz))
信号の復調を行うFM復調部22と、受信した衛星放送
信号の復調を行う衛星放送信号復調部23と、受信した
AM放送(中波帯)信号の復調を行うAM復調部24と
を備えている。
【0010】ループ型アンテナ2は、一端がアースに接
続され、他端がコイルL1及びコンデンサC1の直列回
路を介して同軸ケーブル3に接続されている。アンテナ
スイッチ11の出力は、同軸ケーブル3に接続され、同
軸ケーブル3は、衛星放送信号復調部23に接続される
とともに、コイルL4及びコンデンサC4の直列回路を
介してAM復調部24に接続されている。したがって、
平面型アンテナ1及びループ型アンテナ2によって受信
された信号は、ともに同軸ケーブル3を介して、受信装
置5に供給される。
【0011】また、アンテナスイッチ11の制御入力
は、コイルL3、制御線4及びコイルL5を介して制御
部21の出力に接続されている。さらに制御線4は、コ
ンデンサC5を介してFM復調部22に接続されてい
る。本実施形態では、制御線4をFM放送(VHF帯)
電波受信アンテナとして使用し、制御線4によって受信
したFM放送信号が、FM復調部22に入力される。
【0012】図2において、コイルL1及びコンデンサ
C1の直列回路は、直流電流阻止、衛星放送信号阻止及
びインピーダンス整合のために設けられている。また、
コイルL3は、インピーダンス整合(ローディング)の
ために設けられている。また、コイルL4及びコンデン
サC4の直列回路は、直流電流阻止、衛星放送信号阻止
及びインピーダンス整合のために設けられている。な
お、コイルL3を設けることに代えて(コイルL3を削
除して制御線4をアンテナスイッチ11に直結し)、イ
ンピーダンス整合(ローディング)のためのコイルL2
及び直流阻止のためのコンデンサC2の直列回路を同図
に破線で示すように設けるようにしてもよい。
【0013】本実施形態における平面型アンテナ1は、
多チャンネルディジタル音声放送を受信するものである
が、もちろんこれに限定されるものではない。以上のよ
うに本実施形態では、平面型アンテナ1とループ型アン
テナ2を一体に構成したので、全体としてのスペース効
率を向上させることができ、さらに一本の同軸ケーブル
で受信装置5と接続できるので、接続を簡略化すること
ができる。また、ループ型アンテナ2は、その実効長
(開口面積)に感度が比例するので、平面型アンテナ1
に巻回することにより、スペースをとらずに実効長を長
くすることができ、感度を向上させることができる。
【0014】さらに平面型アンテナ1の受信素子切換用
の制御信号を供給する制御線4をFM放送受信アンテナ
として使用するようにしたので、VHF帯の電波も受信
する場合のスペース効率を向上させることができる。図
1(b)及び(c)は、図1(a)の構成の変形例を示
す平面図及び斜視図であり、ループ型アンテナ2は、同
図(b)に示すように平面型アンテナ1上に渦巻き状に
形成してもよい。さらに、同図(c)に示すように、衛
星から送信される電波を受信するパラボラ型アンテナ1
aにループアンテナ2を巻回し、両者を一体に構成する
ようにしてよい。
【0015】同図(a)の構成において、例えば平面型
アンテナ1が約30cm×30cmの正方形である場合
には、ループアンテナ2のインダクタンスは、4ターン
(4回巻き)で約17μHとなり、パラボラ型アンテナ
1aの直径が約45cmである場合には、ループアンテ
ナ2のインダクタンスは、3ターン(3回巻き)で約1
4μHとなる。このように、ループ型アンテナ2のイン
ダクタンスは、平面型アンテナ1(またはパラボラ型ア
ンテナ1a)の形状によって変化するので、ループ型ア
ンテナ2のターン数は、平面型アンテナ1(またはパラ
ボラ型アンテナ1a)の形状及びマッチングコイルとの
整合を考慮して決定する。
【0016】なお、制御線4は同軸ケーブル3と一体に
形成し、VHF帯電波受信用アンテナとしてもよい。と
ころで、上述した実施形態のように平面型アンテナ1に
スイッチ切換制御用の信号を供給しない場合でも、制御
線4と同様の線を同軸ケーブル3と一体に設けてアンテ
ナとしてのみ使用するようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載した
発明によれば、衛星から送信される電波を受信するため
の、パラボラ型または平面型の衛星電波受信アンテナ
と、ループ型の中波帯電波受信アンテナとが一体化して
構成されるので、衛星送信電波及び中波帯電波を両方と
も受信する場合に、スペース効率を向上させるととも
に、受信装置との接続を簡略化することができる。
【0018】請求項2に記載した発明によれば、衛星電
波受信アンテナは、受信特性が切換可能に構成され、該
受信特性切換のための制御線が超短波帯電波受信アンテ
ナとして使用されるので、超短波帯も受信する場合のス
ペース効率の向上及び接続の簡略化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる受信アンテナの構成
を示す図である。
【図2】図1の受信アンテナと受信装置との接続を示す
図である。
【符号の説明】
1 平面型アンテナ 1a パラボラ型アンテナ 2 ループ型アンテナ 4 制御線 11 アンテナスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星から送信される電波を受信するため
    の、パラボラ型または平面型の衛星電波受信アンテナ
    と、ループ型の中波帯電波受信アンテナとを一体化して
    構成したことを特徴とする受信アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記衛星電波受信アンテナは、受信特性
    が切換可能に構成され、該受信特性切換のための制御線
    を超短波帯電波受信アンテナとして使用することを特徴
    とする請求項1に記載の受信アンテナ装置。
JP11532997A 1997-04-17 1997-04-17 受信アンテナ装置 Withdrawn JPH10294615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11532997A JPH10294615A (ja) 1997-04-17 1997-04-17 受信アンテナ装置

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JP11532997A JPH10294615A (ja) 1997-04-17 1997-04-17 受信アンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10294615A true JPH10294615A (ja) 1998-11-04

Family

ID=14659876

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JP11532997A Withdrawn JPH10294615A (ja) 1997-04-17 1997-04-17 受信アンテナ装置

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JP (1) JPH10294615A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009188783A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Sony Corp 受信システム、受信装置及び中継ケーブル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040706