JP2001144531A - 2偏波複合アンテナ - Google Patents

2偏波複合アンテナ

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JP2001144531A
JP2001144531A JP32103499A JP32103499A JP2001144531A JP 2001144531 A JP2001144531 A JP 2001144531A JP 32103499 A JP32103499 A JP 32103499A JP 32103499 A JP32103499 A JP 32103499A JP 2001144531 A JP2001144531 A JP 2001144531A
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antenna
antenna element
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ground conductor
point
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JP32103499A
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Kazusuke Yanagisawa
和介 柳沢
Ryo Horie
凉 堀江
Hironori Okado
広則 岡戸
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Yokowo Co Ltd
Original Assignee
Yokowo Co Ltd
Yokowo Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛星用の円偏波と、地上波用の直線偏波の両
方を送受信することができる2偏波複合アンテナを、で
きるだけコンパクトに、しかも相互間の干渉を引き起こ
さないで独立して動作するような具体的な構造として提
供する。 【解決手段】 誘電体基板11の一表面に円偏波送受信
用の放射素子12が設けられ、その誘電体基板11の裏
面に接地導体板13が設けられることにより円偏波用の
第1のアンテナ素子1が形成されている。給電ケーブル
3が第1のアンテナ素子1に接続され、その外導体21
には、接地導体板13との接続点からほぼ(2n+1)
λ/4(nは0または正の整数、λは送受信する直線偏
波の波長)の電気長のところに給電点22が形成される
と共に、その給電点22部で、波長λに対して並列共振
をするように、第1のカール部23が形成されることに
より、第2のアンテナ素子2とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星との間で送受
信をする円偏波と、地上の基地局との間で地上通信を行
う直線偏波との両方を送受信することができる2偏波複
合アンテナに関する。さらに詳しくは、携帯機器などに
装着することができるような小形の2偏波複合アンテナ
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星との間で送受信をするのに円
偏波が用いられ、衛星との間で直接送受信しにくい地域
に、地上局を介して、直線偏波により信号の送受信をで
きるように、衛星と同じ周波数か、ほぼ等しい周波数に
より送受信するシステムの構築が、たとえばDAB(di
gital audio broadcast;デジタル音声放送)などで考
えられている。
【0003】また、別の分野では、たとえば衛星用のイ
リジウム電話と地上用のGSMとを複合化する、衛星携
帯電話と地上携帯電話との複合化を行うなど、衛星から
の円偏波と、地上からの直線偏波を別々に送受信するシ
ステムが必要となりつつある(この場合、衛星波と地上
波との周波数は異なる)。
【0004】従来、一般的には、衛星との送受信をする
円偏波用アンテナとしては、誘電体基板の一面にパッチ
型の導体片が設けられ、裏面に接地導体板が設けられる
パッチアンテナが、地上局との間の直線偏波用アンテナ
としては、ヘリカルアンテナが用いられている。そし
て、これらの両方を送受信するためには、この両方のア
ンテナを別々に設ける必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
アンテナにより衛星用と地上波用の両方の信号を送受信
するためには、それぞれのアンテナを別々に設ける必要
があり、たとえば携帯電話のような携帯機器に搭載しよ
うとすると、携帯機器を大型化しなければならず、近年
の軽薄短小化の流れに合致させることができない。その
一方で、近年における電子機器の機能の向上に伴い、衛
星用と地上波用の両方の信号を送受信することができる
アンテナが要望されている。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、衛星用の円偏波と、地上波用の直線偏波の両
方を送受信することができる2偏波複合アンテナを、で
きるだけコンパクトに、しかも相互間の干渉を引き起こ
さないで独立して動作するような具体的な構造として提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による2偏波複合
アンテナは、誘電体基板の一面に円偏波送受信用の放射
素子が設けられ、該誘電体基板の裏面に接地導体板が設
けられる円偏波用の第1のアンテナ素子と、該第1のア
ンテナ素子の前記放射素子に内導体が接続され、前記接
地導体板に外導体が接続され、該第1のアンテナ素子に
給電する給電ケーブルと、該給電ケーブルの外導体に給
電点を設けることにより、該外導体を直線偏波の送受信
用放射素子とする第2のアンテナ素子とからなり、該第
2のアンテナ素子の給電点は、前記接地導体板との接続
点からほぼ(2n+1)λ/4(nは0または正の整
数、λは送受信する直線偏波の波長)の電気長のところ
に形成されると共に、該給電点部で前記波長λに対して
並列共振をするように、前記給電ケーブルに第1のカー
ル部が形成されている。
【0008】この構造にすることにより、衛星用の円偏
波は、第1のアンテナ素子により給電ケーブルを介して
送受信することができ、地上波用の直線偏波は、給電ケ
ーブルの外導体からなる第2のアンテナ素子により、外
導体に設けられた給電点を介して送受信をすることがで
きる。一方、給電ケーブルには、給電点部で送受信する
直線偏波の周波数に対して並列共振をするように第1の
カール部が形成されているため、直線偏波に対してはそ
の給電点部でオープンとなり、接地導体板との接続部が
ショートとなる。このカール部は、円偏波の受信信号に
対しては同軸の内導体を伝達するため影響を与えず、直
接偏波の信号に対しては円偏波送受信用の信号とは全く
独立して給電点部との間で信号の授受を行うことができ
る。
【0009】本発明による2偏波複合アンテナの他の形
態は、前述の構成において、前記第2のアンテナ素子の
給電点が前記接地導体板との接続点からの電気長ではな
く、前記接地導体板との接続点からほぼλ/4の位置
に、波長λに対して並列共振をする第2のカール部が形
成され、該第2のカール部から前記電気長のところに前
記給電点および前記第1のカール部が形成されている。
【0010】すなわち、前述のように、円偏波送受信用
の第1のアンテナ素子は、直線偏波の送受信用の外導体
上に設けられるトップローディング構造になっているた
め、直線偏波用のモノポールアンテナ素子を小形化、短
縮化する効果がある。この場合、モノポール部が小形に
なりすぎると、直線偏波の送受信に対して、充分な特性
が得られなくなる。しかし、このような構造にすること
により、第2のカール部で直線偏波受信信号が遮断さ
れ、円偏波用のアンテナ素子の影響を受けることなく、
モノポールアンテナ素子の長さを確保することができる
ため、直線偏波に対しても充分な特性が得られる。
【0011】少なくとも前記第1のカール部から前記接
地導体板までの前記給電ケーブルの外周が樹脂またはエ
ラストマーまたはこれらの複合部材により被覆されるこ
とにより、カール部の出っ張りを目立たなくすることが
できると共に、給電ケーブルの機械的強度を向上させる
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の2偏波複合アンテナについて説明をする。本発明に
よる2偏波複合アンテナは、図1にその一実施形態の構
成説明図が示されるように、誘電体基板11の一表面に
円偏波送受信用の放射素子12が設けられ、その誘電体
基板11の裏面に接地導体板13が設けられることによ
り円偏波用の第1のアンテナ素子1が形成されている。
そして、同軸ケーブルからなる給電ケーブル3が、その
内導体31が第1のアンテナ素子1の放射素子12に接
続され、その外導体21が接地導体板13に接続される
ことにより、第1のアンテナ素子1に給電するために設
けられている。
【0013】給電ケーブル3の外導体21には、接地導
体板13との接続点から(2n+1)λ/4(nは0ま
たは正の整数、λは送受信する直線偏波の波長)の電気
長のところに給電点22が形成されると共に、その給電
点22部で、波長λに対して並列共振をするように、第
1のカール部23が形成されている。そして、これらに
より、この外導体(放射素子)21を直線偏波の送受信
用放射素子とする第2のアンテナ素子2が形成されてい
る。
【0014】第1のアンテナ素子1は、通常の円偏波を
送受信することができるようにパッチ素子(放射素子)
12が誘電体基板11上に形成されたもので、誘電体基
板11の裏面にはほぼ全面に金属導体からなる接地導体
板13が設けられることにより形成されている。誘電体
基板11としては、セラミックスなどが用いられるが、
とくに誘電率の大きい、BaO-TiO2-SnO2、Mg
O-CaO-TiO2などの比誘電率の大きい誘電体基板
を用いることにより、その大きさを小さくすることがで
きる。
【0015】また、パッチ素子12は、銀被膜などを印
刷などにより設けてパターニングすることにより形成さ
れ、その形状や大きさは、従来の円偏波用として用いら
れる、長辺と短辺とが僅かに異なる、一辺が1/2波長
程度の長さの四角形状パッチ素子12として形成され、
たとえば2.6GHzの円偏波の送受信用とするには、
15mm四方程度の大きさに形成される。接地導体板1
2は、パッチ素子12と同様に、銀などの導体被膜が全
面に設けられることにより形成されている。
【0016】給電ケーブル3は、通常、たとえば50Ω
のインピーダンスとなる同軸線路が用いられ、その一端
部の内導体31が、誘電体基板11に設けられる貫通孔
(図示せず)を介して放射素子12の裏側の給電部に接
続され、外導体21は誘電体基板11の裏面の接地導体
板13に接続されている。そして、給電ケーブル3の他
端部32側から円偏波用の信号の送受信がなされる構造
になっている。本発明では、この給電ケーブル3のアン
テナ素子1との接続部側におけるほぼλ/4長の外導体
21を第2のアンテナ素子2部の放射素子として利用す
ると共に、そのλ/4長の終端部に給電点22が設けら
れると共に、その給電点22の給電ケーブル3にカール
部23が形成され、第2のアンテナ素子2部のみを給電
ケーブル3から独立して動作し得るようにされているこ
とに特徴がある。この外導体21は、そのまま露出して
いても構わないし、誘電体膜などにより被覆されていて
もよい。
【0017】第2のアンテナ素子2部は、同軸線路(給
電ケーブル3)の外導体21が放射素子として用いられ
ており、接地導体板13との接続部からほぼλ/4長の
部分に給電点22が設けられると共に、第1のカール部
23が並列共振をするように形成されることにより、λ
/4長のモノポールアンテナを構成し、直線偏波アンテ
ナとして良好に動作する。すなわち、並列共振をするよ
うにカール部23が形成されているため、カール部23
はオープンの状態にある。その結果接地導体板13との
接続部はショートとなり、λ/4モノポールになってい
る。
【0018】この接地導体板13との接続部からの電気
長は、λ/4でなくてもその奇数倍であれば、同様に接
地導体板13の接続部で0インピーダンス点となり、同
様に動作する。すなわち、nを0または正の整数とし
て、ほぼ(2n+1)λ/4の電気長になるように給電
点22およびカール部23が設けられることにより、モ
ノポールアンテナとして動作する。たとえば前述の2.
6GHzに対しては、1mmφ程度の太さで、30mm
程度の長さに形成される。
【0019】カール部23は、図1に示される例では、
1ターンのコイルが形成されているだけで、その回転の
両端部23a、23b間のギャップGを、たとえば1m
m程度に接近させることにより、両者間のギャップGに
より容量Cが形成され、コイルのLと共にこれらの値を
調整することにより並列共振をさせることができる。た
とえば前述の2.6GHzの場合を例にとると、カール
部23は3〜5mm程度の半径で1ターン形成され、両
端部23a、23bのギャップGが1mm程度に形成さ
れることにより、並列共振をさせることができる。
【0020】前述の例では、カール部23のコイルが1
ターンで形成され、直接そのコイルの両端部23a、2
3bのギャップの容量Cを用いて並列共振するようにカ
ール部23が形成されていたが、コイルは1ターンに限
定されるものではなく、図2に示されるように、数ター
ンのコイル部が設けられ、その両端にコンデンサ24が
接続され、コイルのインダクタンスLとコンデンサ24
のキャパシタンスCとにより並列共振をするように形成
されてもよい。
【0021】この構造に形成されることにより、第1の
アンテナ素子1は、衛星との間で送受信をする円偏波を
放射し、または受信するような形状に形成されており、
円偏波を送受信することができる。そして、この放射素
子への信号の給電または受信した信号の受電は、給電ケ
ーブル3によりなされ、同軸ケーブルである給電ケーブ
ル3の内導体31を介して行われるため、外導体21に
よりシールドされて第2のアンテナ素子2などの影響を
受けることなく送受信をすることができる。また、給電
ケーブル3の一端部側の外導体21に形成される第2の
アンテナ素子2は、前述のようにほぼλ/4またはその
奇数倍の長さになるようにカール部23により分離され
ているため、モノポールアンテナとなり、直線偏波用の
アンテナとしてのみ動作し、円偏波用の送受信には、何
ら影響しない。また、第1のアンテナ素子1の接地導体
板13は、第2のアンテナ素子2の長さがλ/4の奇数
倍であれば、接地条件が満たされ、ほぼ0インピーダン
ス点となる。
【0022】本発明によれば、衛星との通信用である円
偏波対応の第1のアンテナ素子に給電する給電ケーブル
の外導体を利用して地上波用の直線偏波を送受信するこ
とができる第2のアンテナ素子が形成されているため、
円偏波と直線偏波の両方を送受信することができる複合
アンテナを、場所を採ることなく非常にコンパクトに形
成することができる。この場合、第1のアンテナ素子は
図1に示される構造と同じ構造で、給電ケーブルの外側
に従来のヘリカルアンテナを直線偏波用として装着する
構造も考えられるが、このように独立のアンテナを並べ
て配置すると、直線偏波用のヘリカルアンテナは、同心
に配置される同軸線路による干渉を受け、VSWRの低
下、損失の増大などの本来の特性に低下が生じるため好
ましくない。しかし、本発明によれば、前述のように、
円偏波用の放射素子と同軸外導体は理論的に独立して最
適性能を実現できるというメリットがある。
【0023】なお、前述の構造で、第1のアンテナ素子
1と第2のアンテナ素子2の衛星用と地上波用の動作
は、アンテナ素子の切替スイッチを設けて、スイッチの
切替により、または同時動作させることも可能である。
【0024】前述の例では、第2のアンテナ素子2を第
1のアンテナ素子1における接地導体板13の接続点か
らほぼλ/4またはその奇数倍の長さになるように形成
したが、第1のアンテナ素子1を第2のアンテナ素子2
の上に載置すると、その接地導体板13がトップローデ
ィングとして、モノポールを小形化、短縮化する効果が
ある。そのため、モノポール部が小形になり過ぎ、充分
な特性が得られない場合が生じ得る。この場合、第2の
アンテナ素子2を3λ/4の電気長にして大きくするこ
ともできるが、図3に示されるように、接地導体板13
からλ/4の電気長のところに並列共振を形成する第2
のカール部4を形成し、その第2のカール部4からさら
にλ/4の電気長のところに前述の並列共振をする第1
のカール部23を形成し、給電点22を形成することに
より、第2のカール部4がオープンで、第1のカール部
23を給電点として動作するλ/4モノポールが形成さ
れる。なお、第1のカール部23と接地板5との距離α
は、α<λ/4程度であればよい。なお、接地導体板1
3の接続部から第2のカール部4までの同軸線路(給電
ケーブル3)部は、接地導体板13に対する先端オープ
ンのλ/4スタブとして機能する。
【0025】前述の例は、給電ケーブル3にカール部2
3を形成しただけの状態であったが、給電ケーブル3
は、前述のように、たとえば1mmφ程度の太さで、そ
の上に15mm四方程度の第1のアンテナ素子1が載る
ため、機械的強度は充分ではない。この場合、図4に示
されるように、カール部の径にあわせて給電ケーブル3
の周囲を樹脂6、またはエラストマーまたはこれらの複
合部材などによりモールドすることにより、3〜5mm
程度の太さになり、機械的強度を充分に保つことができ
る。なお、前述の例も含め、携帯機器などに搭載される
場合で、使用しないときには、この第2のアンテナ部分
を筐体などに収納できるようにすることもできる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、衛星用に用いられる円
偏波送受信用アンテナ素子の給電ケーブルの外導体を、
地上波用に用いられる直線偏波用アンテナ素子として用
いているため、非常にコンパクトに円偏波用と直線偏波
用の複合アンテナを得ることができる。しかも、給電ケ
ーブルの同軸線路にカール部が形成され、直線偏波用の
アンテナ素子がカール部により分離されるため、両者間
で干渉することなく、非常に性能のよい複合アンテナが
得られる。
【0027】その結果、SバンドにおけるDAB(米国
で2.3GHz、日本で2.6GHz)の衛星および地上
波の同時放送にも非常にコンパクトなアンテナで対応す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複合アンテナの一実施形態の説明
図である。
【図2】図1に示される例におけるカール部の変形例の
説明図である。
【図3】本発明による複合アンテナの他の実施形態を説
明する図である。
【図4】本発明による複合アンテナの他の実施形態を説
明する図である。
【符号の説明】
1 第1のアンテナ素子 2 第2のアンテナ素子 3 給電ケーブル 4 第2のカール部 11 誘電体基板 12 放射素子 13 接地導体板 21 外導体(放射素子) 22 給電点 23 第1のカール部
フロントページの続き (72)発明者 岡戸 広則 東京都北区滝野川7丁目5番11号 株式会 社ヨコオ内 Fターム(参考) 5J021 AA02 AA06 AA13 AB02 AB06 HA10 JA03 JA05 JA06 JA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体基板の一表面に円偏波送受信用の
    放射素子が設けられ、該誘電体基板の裏面に接地導体板
    が設けられる円偏波用の第1のアンテナ素子と、該第1
    のアンテナ素子の前記放射素子に内導体が接続され、前
    記接地導体板に外導体が接続され、該第1のアンテナ素
    子に給電する給電ケーブルと、該給電ケーブルの外導体
    に給電点を設けることにより、該外導体を直線偏波の送
    受信用放射素子とする第2のアンテナ素子とからなり、
    該第2のアンテナ素子の給電点は、前記接地導体板との
    接続点からほぼ(2n+1)λ/4(nは0または正の
    整数、λは送受信する直線偏波の波長)の電気長のとこ
    ろに形成されると共に、該給電点部で前記波長λに対し
    て並列共振をするように、前記給電ケーブルに第1のカ
    ール部が形成されてなる2偏波複合アンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアンテナにおいて、前記
    第2のアンテナ素子の給電点が前記接地導体板との接続
    点からの電気長ではなく、前記接地導体板との接続点か
    らほぼλ/4の位置に、波長λに対して並列共振をする
    第2のカール部が形成され、該第2のカール部から前記
    電気長のところに前記給電点および前記第1のカール部
    が形成されてなる2偏波複合アンテナ。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記第1のカール部から前記
    接地導体板までの前記給電ケーブルの外周が樹脂または
    エラストマーまたはこれらの複合部材により被覆されて
    なる請求項1または2記載の2偏波複合アンテナ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004056773A (ja) * 2002-05-27 2004-02-19 Furukawa Electric Co Ltd:The 複合アンテナ装置
JP2007116739A (ja) * 2006-12-28 2007-05-10 Denso Corp アンテナ装置

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JP2004056773A (ja) * 2002-05-27 2004-02-19 Furukawa Electric Co Ltd:The 複合アンテナ装置
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