JPH10294333A - 電子部品の実装装置および実装方法 - Google Patents

電子部品の実装装置および実装方法

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JPH10294333A
JPH10294333A JP10371897A JP10371897A JPH10294333A JP H10294333 A JPH10294333 A JP H10294333A JP 10371897 A JP10371897 A JP 10371897A JP 10371897 A JP10371897 A JP 10371897A JP H10294333 A JPH10294333 A JP H10294333A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の実装スペースの縮小に対応できる
電子部品の実装装置および実装方法を提供すること。 【解決手段】 実装装置1において、圧着ヘッド4のヘ
ッド部材6における幅寸法L1を、液晶ドライバーIC
20の幅寸法L2以下にした。従って、IC20の幅方
向上に液晶パネル10のガラス基板12が近接配置され
ていても、そのガラス基板12と圧着ヘッド4とが干渉
し合うことがなく、IC20をガラス基板12に近づけ
てガラス基板11の延長部分である実装スペースを縮小
しても、IC20の実装を圧着ヘッド4を用いて確実に
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品の実装装
置および実装方法に係り、例えば、液晶パネル(LC
D)の入力端子に、ICの端子を電気的に接続する場合
等、ファインピッチの端子同士の接続に利用される異方
導電性接着剤を用いて各電子部品を圧着して実装する実
装装置および実装方法に関する。
【0002】
【背景技術】液晶パネルのガラス基板上に設けられた入
力端子とICの端子との接続のように、半導体デバイス
等の電子部品同士の接続、特にファインピッチの端子間
の接続には異方導電性接着剤が用いられる。そして、異
方導電性接着剤を用いた接着は、各電子部品間に異方導
電性接着剤を仮接着した後、図8に示すように、保持部
材100Aの内部に電熱線等からなるヒーターを備えた
圧着ヘッド100を用いて行われる。
【0003】すなわち、図8において、液晶パネル10
のガラス基板11の延長部分の上に液晶ドライバIC2
0を直接取り付けたCOG(Chip On Glass )タイプの
場合、ガラス基板11上に異方導電性接着剤30を介し
てIC20を仮止めし、ステージ101上に配置する。
【0004】そして、ステージ101の上方に対向配置
され、かつ所定温度に加熱された圧着ヘッド100を下
方(液晶パネル10側)に移動させ、図示しない保護テ
ープを介してIC20に圧着させる。この後、所定時間
の圧着が終了すれば、圧着ヘッド100を上方に戻す。
以上により、IC20のガラス基板11上への実装が完
了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液晶パネル
は、携帯電話や小型情報機器等の各種電子機器における
情報表示デバイスとして広く利用されているが、これら
の電子機器では、携帯性を向上させるためにより一層の
小型化が求められている反面、液晶画面に表示するデー
タ量の増加に伴い、画面サイズは大型化が求められてい
る。
【0006】このため、図8に示す、液晶パネル100
のガラス基板11における延長部分の延長寸法を小さく
したいという要望があった。この場合、ドライバーIC
20を、ガラス基板11上に設けられたもう一つのガラ
ス基板12側にできる限り近づけて配置する必要があっ
た。
【0007】しかしながら、従来の実装装置では、圧着
ヘッド100の当接面103の幅寸法W3がIC20の
幅寸法W4よりも大きいため、IC20をガラス基板1
2に近づけると、それに合わせてガラス基板12側に移
動した圧着ヘッド100がガラス基板12と干渉してし
まい、IC20の圧着を行えないという問題が生じる。
【0008】また、圧着ヘッド100をガラス基板12
と干渉しない位置に留めておくことも考えられるが、こ
のような場合には、IC20と圧着ヘッド100との互
いのセンター位置がずれてしまうため、IC20や異方
導電性接着剤30に均等な力を作用させることができ
ず、IC20が位置ずれしたり傾くなど、圧着不良を招
く可能性がある。
【0009】本発明の目的は、電子部品の実装スペース
の縮小に対応できる電子部品の実装装置および実装方法
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品の実装
装置は、2つの電子部品を異方導電性接着剤を介して圧
着して実装する電子部品の実装装置であって、電子部品
に向かって進退移動可能に構成されて電子部品を圧着す
る圧着ヘッドを備え、この圧着ヘッドにおける電子部品
と当接する当接面の幅寸法を、その電子部品の幅寸法以
下にしたことを特徴とするものである。
【0011】このような本発明では、圧着ヘッドの幅寸
法を電子部品の幅寸法以下にするため、電子部品の幅方
向上に他の部品(例えば、図8におけるガラス基板1
2)が近接配置されていても、その部品と圧着ヘッドと
が干渉し合うことがない。従って、電子部材を他の部品
に近づけてその実装スペースを縮小しても、電子部品の
圧着が確実に行われるようになる。
【0012】また、前記圧着ヘッドの当接面の前記幅寸
法に対して交差する方向の長さ寸法を、電子部品の前記
幅寸法に対して交差する方向の長さ寸法以下としてもよ
い。このように、当接面の長さ寸法をも電子部品の長さ
寸法以下にすれば、電子部品の長さ方向上に他の部品が
近接配置されても、その部品と圧着ヘッドとの干渉が避
けられる。従って、実装スペースをさらに長さ方向に対
して縮小した場合や、他の電子部品が近接配置される場
合でも、電子部品の圧着が可能になる。
【0013】さらに、圧着ヘッドにヒーターを内蔵する
とともに、このヒーターの前記当接面とは反対側に断熱
部材を配置してもよい。
【0014】このような場合には、断熱部材を当接面と
は反対側に配置するため、ヒーターで生じる熱の拡散が
抑えられ、熱が当接面に効率よく伝達されるようにな
る。
【0015】そして、ヒーターを圧着ヘッドの当接面近
傍に内蔵することが好ましく、こうすることで、ヒータ
ーと当接面との間の熱容量が小さくなるため、ヒーター
のオン・オフに合わせて、当接面の温度を低温から高温
へ、高温から低温へと瞬時に変化させることができ、所
定温度となるまでの応答性が良好になる。この際、ヒー
ターとしては、いわゆるパルスヒート方式(ホットコー
ルド法)を採用することができる。
【0016】そして、ヒーターが内蔵された圧着ヘッド
を、当接面の周縁側と中央側とで温度差が生じるように
構成することが好ましく、特に、周縁側を中央側より高
温になるように構成することで、熱が電子部品を介して
異方導電性接着剤に均一に伝達されて圧着作業が迅速に
行われるようになる。
【0017】また、本発明の電子部品の実装方法は、前
記実装装置を使用して実装する方法であって、2つの電
子部品間に異方導電性接着剤を配置し、この電子部品
を、電子部品に向かって進退移動可能に構成された圧着
ヘッドと対向する位置に配置した後に、その電子部品に
当接しかつ幅寸法が電子部品の幅寸法以下とされた当接
面を有する圧着ヘッドで圧着することを特徴とするもの
である。
【0018】このような実装方法においては、前述した
作用により、電子部品の実装スペースが縮小されて小型
化が促進されるうえ、そのような電子部品の実装を確実
に行える。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。なお、前述の従来例と同様な部
材には同一符号を付し、それらの説明を省略または簡略
化する。
【0020】図1には、電子部品である液晶パネル10
に別の電子部品である複数の液晶ドライバーIC20を
実装する本実施形態の実装装置1が示されている。
【0021】ここで、液晶パネル10は、図2に示すよ
うに、2枚のガラス基板11,12間にシール材13を
介して液晶14を封入することで構成されている。各ガ
ラス基板11,12の対向面には、表示パターンに対応
したITO膜などからなる透明電極15および入力端子
16が形成されている。
【0022】下側のガラス基板11は、上側のガラス基
板12よりも外側まで延長されており、その延長部分に
は、ガラス基板12に近接するように各IC20が異方
導電性接着剤30を介して取り付けられ、前記電極1
5、入力端子16に電気的に接続されている。つまり、
本実施形態では、COG(Chip On Glass )タイプの液
晶パネル10を用いている。
【0023】実装装置1は、液晶パネル10が載置され
る支持台2と、このテーブル2に隣接して配置されたセ
ラミック製のステージ3と、ステージ3の上方に対向配
置されてステージ3に向かって上下移動可能に構成され
た圧着ヘッド4とを備えている。
【0024】テーブル2は、矢印方向に移動可能に構成
されてガラス基板11上の各IC20を順次圧着ヘッド
4の下方に位置させるとともに、ステージ3、圧着ヘッ
ド4間から取り外し可能に構成され、液晶パネル10を
他の場所でテーブル2に着脱できるようにされている。
さらに支持台2は、複数台用意されており、一方の支持
台2がステージ3、圧着ヘッド4間に配置されて圧着工
程を行っている際に、他のテーブル2に液晶パネル10
を着脱できるようにされている。
【0025】実装装置1の圧着ヘッド4は、図2、図3
に示すように、金属製の保持部材5と、保持部材5に保
持されたT字形のヘッド部材6と、各部材5,6間に配
置された断熱部材7とで構成されている。
【0026】このような圧着ヘッド4(ヘッド部材6)
のIC20との当接面8は、平面矩形とされ、当接面8
の幅寸法(矩形における短辺方向の寸法であり、以下に
おいても同様である)W1は、IC20の幅寸法W2以
下であり、好ましくは、IC20の端子20の列間の幅
寸法と略同じである。一方、当接面8の長さ寸法(矩形
における長辺方向の寸法であり、以下においても同様で
ある)L1は、IC20の長さ寸法L2以下であり、好
ましくは、IC20の端子20の列の長さ寸法と略同じ
である。なお、当接面8の幅寸法W1、長さ寸法L1の
各下限値は、特に限定されるものではないが、IC20
に割れが発生せず、ヘッド部材6自身の剛性が維持でき
る寸法であればよい。
【0027】ヘッド部材6は、セラミック製であり、そ
の内部には、図4、図5に示すように、当接面8に近い
位置に渦巻き状のパターン9が形成されている。このパ
ターン9は、図示しない薄肉のセラミック基板等に形成
され、この基板をヘッド部材6焼結用の型内に配置する
ことでヘッド部材6の成形と同時に埋設される。そし
て、パターン9は、カーボン粒子等からなり、電流を図
示しない制御手段からパルスとして供給することによっ
て発熱する。つまり、このパターン9がパルスヒート方
式(ホットコールド法)による本発明のヒーターとなっ
ている。この際、パターン9は、その周縁側が中央側よ
りも密に形成され、パターン9に電流が供給されると、
当接面8の周縁側の温度が中央側の温度よりも高温にな
る。
【0028】このような本実施の形態においては、先
ず、液晶パネル10のガラス基板11上の所定位置に異
方導電性接着剤30を配置し、各異方導電性接着剤30
の上にIC20を配置して仮固定する。次いで、圧着ヘ
ッド4を下降させて当接面8でIC20を押圧するとと
もに、パターン9に電流を供給して当接面8を高温に
し、異方導電性接着剤30を軟化させる。これにより、
軟化した異方導電性接着剤30を介して液晶パネル10
の電極15、入力端子16とIC20の端子21とを電
気的に接続し、かつIC20をガラス基板11に固着さ
せる。そして、所定時間経過後に電流の供給を止めて加
熱温度を下げ、異方導電性接着剤30が再硬化する間、
圧着ヘッド4によるIC20の圧着状態を維持させ、こ
の後、圧着ヘッド4を上方に移動する。
【0029】このような本実施の形態によれば以下のよ
うな効果がある。
【0030】実装装置1において、圧着ヘッド4(ヘ
ッド部材6)の当接面8は、その幅寸法W1がIC20
の幅寸法W2以下であるため、IC20とガラス基板1
2とを近づけても、圧着ヘッド4をガラス基板12に干
渉させずに圧着することができる。このことにより、ガ
ラス基板11の延長部分、すなわち、IC20の実装ス
ペースを小さくして、液晶パネル10を小型化できると
ともに、その小型化に対応したIC20の実装を確実に
行うことができる。また、この際、圧着ヘッド4とIC
20との互いの幅方向のセンター位置を合わせることが
できるため、IC20にはモーメントがかからず、IC
20がガラス基板12側にずれたり、ガラス基板12側
が浮くなどして傾くのを防止できる。
【0031】圧着ヘッド4の当接面8は、その長さ寸
法L1もIC20の長さ寸法L2以下であるため、圧着
ヘッド4でIC20を圧着する際に、圧着ヘッド4を隣
接する他のIC20に干渉させずに行うことができる。
従って、液晶パネル10に複数のIC20を順次実装す
る場合でも、それらの実装を確実に行うことができる。
また、この際、前記と同様に、圧着ヘッド4とIC2
0との互いの長さ方向のセンター位置を合わせることも
でき、長さ方向に対するIC20のずれをも防止でき
る。
【0032】圧着ヘッド4を構成する保持部材5とヘ
ッド部材6との間には断熱材7が配置されているため、
ヘッド部材6内のパターン9で生じた熱が保持部材5に
伝わって拡散するのを防止でき、当接面8を効率よく加
熱することができる。
【0033】ヒーターであるパターン9が当接面8近
傍に形成されているため、つまり、パターン9がヘッド
部材6において熱容量の小さな先端部分に配置されてい
るため、パターン9に電流を供給した際に、当接面8を
瞬時に高温にすることができ、反対に、電流の供給を止
めた場合には、当接面8を瞬時に低温にすることがで
き、ヒーターとしての応答性を良好にできる。このた
め、異方導電性接着剤30の軟化および再硬化を短い時
間に行え、圧着工程のサイクルタイムを短縮して生産性
を向上させることができる。さらに、ヒーターとして
は、パターン9をヘッド部材6内に設けたため、従来の
ような電熱線を用いる場合に比して圧着ヘッド4を格段
に小型化でき、装置1全体の小型化を図ることができ
る。
【0034】渦巻き状のパターン9は、周縁側が中央
側より密に形成されているため、当接面8の周縁側を中
央側よりも高温にできる。このことにより、IC20に
おいては、熱伝達によって周縁側と中央側とが均一に加
熱されるため、異方導電性接着剤30も均一に加熱され
て迅速かつ良好な接着を実現でき、より信頼性の高い実
装状態を得ることができる。また、圧着ヘッド4は、当
接面8の温度が低くなり、異方導電性接着剤30の硬化
が十分に進んだ状態において上方に戻されるため、IC
20のずれや浮き等をより確実に防止でき、この点から
も信頼性の高い実装状態を得ることができる。
【0035】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
【0036】例えば、本発明のヒーターとしては、従来
のような電熱線を用いたものであってもよく、このよう
な場合でも、前述した、の効果を得ることができ
る。
【0037】また、本発明の圧着ヘッドとしては、保持
部材5、ヘッド部材6、断熱部材7とで構成されるもの
に限らず、保持部材とヘッド部材とをそれらの材質を同
じにして一体に設ける等、任意の構成としてよい。ま
た、ヘッド部材を別体に設ける場合においては、その形
状をT形にする必要はなく、保持部材等の形状に応じて
任意なものにできる。また、断熱部材7を配置する位置
も、図6に示すように、パターン9の直上に配置しても
よく、このような場合には、熱拡散をより有効に防止し
てさらに多くの熱量を当接面8に伝達でき、特に、図6
のヘッド部材6のように、パターン9と当接面8との間
の熱容量が比較的大きい場合には、効果的である。ただ
し、このような断熱部材は、本発明に必須のものではな
く、例えば、パターンと当接面とがより接近し、熱容量
が非常に小さく設定されている場合等には、熱が当接面
に容易に伝達するため、断熱部材を省いてもよい。
【0038】さらに、前記実施形態では、パターン9の
配線間隔を利用して当接面8の周縁側をより高温にして
いたが、例えば、図6、図7に示すように、パターン9
を均等に形成し、当接面8の中央に凹部8Aを設けるこ
とにより、当接面8の中央に熱を伝わり難くしてもよ
く、特に、パターンの配線間隔を利用できない従来の電
熱線を用いた場合に有効である。また、周縁側を中央側
より高温にする構成は、以上に限らず、その実施にあた
って適宜に決められてよい。さらに、電子部品の形状等
を勘案し、中央側を高温にした場合でも本発明に含まれ
る。そして、周縁側と中央側との間に温度差を生じさせ
る他、パターンの形状や当接面の形状を変えることで、
任意の位置で温度差を生じさせてもよい。
【0039】また、本発明では、IC20の数が一つの
場合であってもよく、このような場合には、圧着ヘッド
の当接面の長さ寸法L1をIC20の長さ寸法L2以上
にしてもよい。こうすることで、IC20と圧着ヘッド
との間に長辺方向の位置ずれが生じていても、その位置
ずれを圧着ヘッドの長さで吸収することができるという
メリットがある。
【0040】また、本発明は、ガラス基板11上にIC
20が実装されたCOG方式による電子部品の実装に限
らず、プリント基板等の回路基板にICが設けられたC
OB方式の実装にも適用できる。
【0041】さらに、本発明は、液晶パネル10に液晶
ドライバIC20を実装する場合に限らず、液晶パネル
に抵抗やコンデンサを実装する場合や、サーマルプリン
タに用いられる電子印字素子(サーマルプリンタヘッ
ド)や、光学センサ等の各種電子部品に、IC、抵抗、
コンデンサ等の他の電子部品を実装する際にも適用でき
る。
【0042】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
圧着ヘッドの幅寸法が電子部品の幅寸法以下であるた
め、電子部品の幅方向上に他の部品が近接配置されてい
ても、その部品と圧着ヘッドとが干渉し合うことがな
く、電子部材を他の部品に近づけて実装スペースを縮小
しても、電子部品の圧着を確実におこなうことができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る実装装置の要部を示
す概略斜視図である。
【図2】本実施形態の要部を拡大して示す拡大図であ
る。
【図3】図3における矢印-III方向からの矢視図であ
る。
【図4】本実施形態の構成部材を示す断面図である。
【図5】図4におけるV−V線断面図である。
【図6】本発明の変形例を示す断面図である。
【図7】本発明の他の変形例を示す断面図である。
【図8】本発明の従来例を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 実装装置 4 圧着ヘッド 7 断熱部材 8 当接面 9 ヒーターであるパターン 10,20 電子部品である液晶パネル、および液晶ド
ライバーIC 30 異方導電性接着剤 W1,W2 幅寸法 L1,L2 長さ寸法

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの電子部品を異方導電性接着剤を介
    して圧着して実装する電子部品の実装装置であって、前
    記電子部品に向かって進退移動可能に構成されて電子部
    品を圧着する圧着ヘッドを備え、この圧着ヘッドにおけ
    る前記電子部品と当接する当接面の幅寸法は、その電子
    部品の幅寸法以下であることを特徴とする電子部品の実
    装装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子部品の実装装置に
    おいて、前記圧着ヘッドの当接面の前記幅寸法に対して
    交差する方向の長さ寸法は、前記電子部品の前記幅寸法
    に対して交差する方向の長さ寸法以下であることを特徴
    とする電子部品の実装装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の電子部
    品の実装装置において、前記圧着ヘッドにはヒーターが
    内蔵されているとともに、このヒーターの前記当接面と
    は反対側には断熱部材が配置されていることを特徴とす
    る電子部品の実装装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載の電子部品の実装装
    置において、ヒーターが前記圧着ヘッドの当接面近傍に
    内蔵されていることを特徴とする電子部品の実装装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載の電子部
    品の実装装置において、前記圧着ヘッドの当接面は、周
    縁側と中央側とで温度差が生じるように構成されている
    ことを特徴とする電子部品の実装装置。
  6. 【請求項6】 2つの電子部品間に異方導電性接着剤を
    配置し、この電子部品を、電子部品に向かって進退移動
    可能に構成された圧着ヘッドと対向する位置に配置した
    後に、その電子部品に当接しかつ幅寸法が電子部品の幅
    寸法以下とされた当接面を有する圧着ヘッドで圧着する
    ことを特徴とする電子部品の実装方法。
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