JPH10293526A - ライディングシミュレーション装置 - Google Patents

ライディングシミュレーション装置

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JPH10293526A
JPH10293526A JP10352397A JP10352397A JPH10293526A JP H10293526 A JPH10293526 A JP H10293526A JP 10352397 A JP10352397 A JP 10352397A JP 10352397 A JP10352397 A JP 10352397A JP H10293526 A JPH10293526 A JP H10293526A
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JP
Japan
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image
simulation
vehicle
viewpoint position
riding
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JP10352397A
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English (en)
Inventor
Katsuto Aoki
克仁 青木
Goro Yamazaki
五郎 山崎
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】任意の視点位置からシミュレーション状況を確
認することのできるライディングシミュレーション装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】モニタ205に併設されたファンクション
キー(またはタッチパネル画像)250a〜250hを
選択することにより、シミュレーション状況を任意の視
点から確認することができる。例えば、「客観視点」を
選択し、「遠近」、「回転」、「上下」の程度を指定す
ることにより、自車の二輪車イメージ300を所望の視
点から見た画像を生成させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作者の模型車両
の操縦操作に基づいてディスプレイ装置上に走行情景を
映像として表示し、走行状態を疑似体験させるライディ
ングシミュレーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、乗り手が各種操作可能な模型
二輪車と、この模型二輪車の走行状態に係る走行路を含
む所望の映像を表示するCRT等を利用したディスプレ
イ装置とを組み合わせた二輪車用のライディングシミュ
レーション装置が、遊技用として、あるいは二輪車の運
転教育用として使用に供されている。
【0003】例えば、特開平4−51078号公報に開
示されているように、基台上に設けられ、前後、左右お
よび上下方向に移動自在な移動台と、この移動台を駆動
する駆動手段と、前記移動台上に設置され乗り手が操作
可能な模型二輪車と、前記模型二輪車の前方に配置さ
れ、予め記憶された映像を表示するディスプレイ装置
と、乗り手の操作ならびに動きに応じて前記駆動手段を
制御して前記模型二輪車のヨー、ロールおよびピッチ動
を制御するとともに、前記ディスプレイ装置に表示され
る映像を前記模型二輪車の走行状態に応じて変化させる
制御手段とを備える二輪車のライディングシミュレーシ
ョン装置が知られている。
【0004】なお、ディスプレイ装置には、CGI(co
mputer graphics interface )発生装置が組み込まれて
おり、前記CGI発生装置に対して、模型車両の挙動に
係る当該模型車両の現在位置情報、現在速度情報、現在
ヨー方向情報、現在ピッチ動情報、現在ロール動情報等
の模型車両の現在挙動情報が入力されることにより、前
記模型車両の前方に現れると想定される映像、すなわ
ち、風景を含む走行路の映像、信号機の状態を含む映
像、他の車両の映像等がディスプレイ上に合成された状
態でリアルタイムに表示される。
【0005】また、この他、四輪車用のライディングシ
ミュレーション装置も実用化されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ライディン
グシミュレーション装置においては、任意の視点から見
たシミュレーション状況の画像をディスプレイ装置上に
再現し、当該車両のインストラクタによってその結果を
評価できることが望ましい。
【0007】しかしながら、従来のライディングシミュ
レーション装置では、シミュレーション状況を録画され
た画像によって再現することは可能であるが、その再現
画像は、乗り手がシミュレーション時に観察した画像と
同一の画像をVTRとして再現したものに過ぎず、ある
いは、CGI発生装置を用いて再生するライディングシ
ミュレーション装置においても、再生時の視点位置が自
車の真上や斜め後方に予め設定されたものに限られてい
るため、任意の視点位置から観察した画像を再現できる
ものとはなっていない。
【0008】本発明は、このような課題を解決すべくな
されたものであって、任意の視点位置からシミュレーシ
ョン状況を確認することのできるライディングシミュレ
ーション装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、操作者の模型
車両の操縦操作に基づいてディスプレイ装置上に走行情
景を映像として表示し、走行状態を疑似体験させるライ
ディングシミュレーション装置において、シミュレーシ
ョン時での前記模型車両の走行状態を含む状態データを
記憶する記憶手段と、前記状態データに基づいてシミュ
レーション状況を再現して表示する表示手段と、前記シ
ミュレーション状況を再現する際の視点位置を指定する
視点位置指定手段と、前記視点位置に係る指定データに
基づき、前記表示手段に表示される画像を前記視点位置
から見た画像に変換する画像変換手段と、を備えること
を特徴とする。
【0010】この場合、風景を含む走行路の映像、信号
機の状態を含む映像、自分の車両および他の車両の映像
等を、記憶手段に記憶された状態データに従い、指定し
た視点位置から見た画像に変換して表示手段に表示させ
ることができる。インストラクタ等は、その表示された
画像に基づき、評価対象となる車両のシミュレーション
状況を詳細に検討することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本実施形態に係るライデ
ィングシミュレーション装置10の概略構成説明図であ
る。
【0012】ライディングシミュレーション装置10
は、床面34に設置されている制御機構12と、この制
御機構12に対し連結機構14を介して着脱自在なモー
ションユニット部16と、前記制御機構12に対して通
信線200(200a、200b)で接続される制御テ
ーブル(インストラクターテーブルともいう。)201
とを備える。
【0013】制御機構12は、ミニコンピュータ等の制
御回路18とCGI発生装置23を収容する本体部19
と、この本体部19の上部に設けられるディスプレイボ
ックス20とを備えている。制御テーブル201は、制
御機構12に対してホストコンピュータとしても動作す
るコンピュータ202と、このコンピュータ202に接
続される、入力手段としてのキーボード203、マウス
204(視点位置指定手段)と、表示手段であるCRT
ディスプレイ等のモニタ205とを備えている。
【0014】制御テーブル201を構成するコンピュー
タ202は、図2に示すように、制御、判断、計算手段
等として機能するとともに、指定された視点位置の指定
データに基づいて画像を変換する画像変換手段として機
能するCPU206と、自車、他車、信号機等のシミュ
レーション時における状態を状態データとして記憶する
記憶手段としての指令データ記憶部207とを備える。
また、制御回路18、CGI発生装置23、キーボード
203、マウス204、モニタ205は、インタフェー
ス209、210、211を介してコンピュータ202
に接続されている。なお、制御回路18も同様にして中
央処理装置、記憶手段等を備える。
【0015】ディスプレイボックス20は、図3に示す
ように、スピーカユニット22を組み込むとともに、ス
クリーンを有する投写型ディスプレイ(ディスプレイ、
スクリーンまたは画面ともいう。)24を有する。
【0016】ディスプレイ装置25は、基本的には、デ
ィスプレイ24とCGI発生装置23とから構成され、
そのスクリーン24上に走行路を含む種々の走行状態を
表示する。この場合、CGI発生装置23は、制御回路
18から伝達される情報およびコンピュータ202から
伝達される情報と自身のコンピュータ(CPU、RO
M、RAM、ハードディスク等の大容量記憶装置等を含
む。)とを用いて、ディスプレイ24に動体(例えば、
他車両)および静体(例えば、風景、走行路)の動きの
パターンを迅速に表示する。
【0017】ここで、制御回路18から伝達される情報
とは、基本的には、模型二輪車30の挙動に係わる、現
在位置データ、現在ヨーデータ、現在速度データ、現在
加速度データ、現在ピッチ動データ、現在ロール動デー
タ、各種スイッチやセンサからのデータであり、これら
のデータが時々刻々入力されるのに応じて、CGI発生
装置23は、予め記憶されている風景を含む走行路の映
像情報を発生するとともに、その走行路上に、予め移動
経路、移動速度、車種等が決定されている他車両の映像
情報を発生する。
【0018】スクリーン24上に表示される映像は、C
GI発生装置23から通信線200を介してNTSC信
号としてコンピュータ202にも供給され、インストラ
クタ用としてそのモニタ205上にも表示される。
【0019】モーションユニット部16は、連結機構1
4を介して制御機構12に着脱自在な基台26を備え、
この基台26上に乗り手28が操作可能な自動二輪車の
模型二輪車30と、この模型二輪車30を実際の二輪車
の挙動に則して駆動する駆動機構32とが装着される。
【0020】基台26は、この基台26を床面34上で
移動させるための複数の車輪36と、基台26を床面3
4上で移動不能なように固定するための複数の固定部3
8とを備える。固定部38は、ねじ軸40を設けてお
り、このねじ軸40が基台26に螺回されることによ
り、固定部38が上下方向に移動自在である。
【0021】基台26上に支持枠42が設けられ、この
支持枠42の上部側には、車幅方向に延びるピッチ軸4
4(図3も参照)を介して模型二輪車30の車体46が
前後方向(ピッチ方向)に揺動自在に支持される。ま
た、支持枠42には、支点48を中心に揺動自在なピッ
チモータ50が支持され、このピッチモータ50に連結
されたねじ軸52には、車体46に揺動自在に支持され
たナット54が螺合する。さらに、支持枠42には、水
平方向にロール軸56を有するロールモータ58が支持
され、このロールモータ58の図示しない出力軸に車体
46が係合する。
【0022】模型二輪車30のハンドル60は、ハンド
ルトルクセンサ94(図4参照)とステアリングモータ
62の回転軸64とに直結されており、図4に示す制御
回路18は、このハンドルトルクセンサ94の出力信号
に基づき、ステアリングモータ62を介して乗り手28
のハンドル60の回動操作に対応する反力を付与する。
【0023】駆動機構32は、ピッチモータ50、ロー
ルモータ58およびステアリングモータ62により構成
される。
【0024】図4に示すように、モーションユニット部
16側には、乗り手28が右手で操作するフロントブレ
ーキレバー97に連結されたフロントブレーキ圧センサ
98やリヤブレーキペダル99に連結されたリヤブレー
キ圧センサ100、さらにアクセルであるスロットルグ
リップ63に連結されたアクセル開度センサ90等、参
照符号90、92、94、96、98、100に示す各
種センサの他、所望のスイッチを備えたハンドルスイッ
チ102およびギヤシフトペダル103(乗り手28の
左足で操作される。図1には示していない。)に連結さ
れたギヤポジションスイッチ104が、信号線を介して
コネクタ70の一端側に接続される。また、駆動機構3
2を構成するピッチモータ50、ロールモータ58およ
びステアリングモータ62が、信号線を介してコネクタ
72の一端側に接続される。
【0025】一方、制御機構12側には、コネクタ7
0、72の他端側から信号線に接続される制御回路18
が設けられている。
【0026】この制御回路18には、乗り手28に風を
送る電動ファン106、振動発生器108、スピーカユ
ニット22およびディスプレイ装置25が接続されると
ともに、データ伝送用の通信線200aと映像用の通信
線200bとを介して制御テーブル201が接続されて
いる。制御回路18から前記ディスプレイ装置25を構
成するCGI発生装置23に対して模型二輪車30の情
報が伝達されると、この模型二輪車30の情報に応じた
映像がディスプレイ24上に表示される。
【0027】次に、このように構成されるライディング
シミュレーション装置10の動作について説明する。
【0028】乗り手28が、ハンドル60に設けられて
いるアクセルとしてのスロットルグリップ63やフロン
トブレーキレバー97やクラッチレバー91を操作する
ことで、アクセル開度センサ90の出力信号やフロント
ブレーキ圧センサ98の出力信号およびクラッチレバー
角センサ92の出力信号が制御回路18に供給される。
また、リヤブレーキペダル99を操作することで、リヤ
ブレーキ圧センサ100の出力信号が制御回路18に供
給される。さらに、クラッチレバー91の操作に伴うギ
ヤシフトペダル103の操作により、ギヤポジションス
イッチ104のギヤポジション(ギヤ位置であり、例え
ば、5速のうちの1速またはニュートラル位置)情報が
制御回路18に供給される。
【0029】一方、模型二輪車30上で乗り手28の体
重の移動方向や移動量が、リーントルクセンサ96によ
り検出され、その出力信号が制御回路18に送られる。
【0030】これらの出力信号に基づいて、制御回路1
8は、駆動機構32を駆動制御するとともに、ディスプ
レイ装置25等を駆動制御する。
【0031】例えば、乗り手28がフロントブレーキレ
バー97の操作を行い、ブレーキをかけると、フロント
ブレーキ圧センサ98により検出されるブレーキ圧に応
じてピッチモータ50が駆動されて模型二輪車30が前
傾され、ブレーキング時の挙動が再現される。一方、ス
ロットルグリップ63の操作によりアクセルを急速に開
いた場合も同様に、アクセル開度センサ90により検出
される開度に応じてピッチモータ50が駆動され、この
ピッチモータ50の作用下に模型二輪車30が後傾さ
れ、加速操作時の挙動が再現される。
【0032】また、乗り手28が体重移動を行うと、そ
の体重の移動方向および移動量と走行速度とに基づいて
ロールモータ58が駆動され、車体46が車幅方向に傾
動してコーナリング(旋回)時の挙動が再現される。こ
のときの体重移動に伴って、体重移動方向にハンドル6
0が切られる、すなわちステアリングが切られることに
なる。このとき、ハンドルトルクセンサ94によりその
トルクが検出され、検出されたトルクに応じて制御回路
18によりステアリングモータ62が駆動されて、ハン
ドル60が切られる方向と反対方向の反力がハンドル6
0に与えられ、実車によるものと同様の操舵感覚が実現
される。
【0033】上述したような乗り手28の種々の操作が
行われる際に、制御回路18からリアルタイムに模型二
輪車30の現在の挙動情報データがCGI発生装置23
に供給されることで、ディスプレイ24に模型二輪車3
0の走行状態に基づいた風景と他車両の映像を含む走行
路の映像がリアルタイムで表示されるため、乗り手28
は、実車によるものと同等の走行感覚を得ることができ
る。
【0034】なお、乗り手28による模型二輪車30の
シミュレーション状況の映像は、制御回路18を介して
通信線200aにより制御テーブル201に転送され、
インストラクタが観察するモニタ205にも同様にして
表示される。
【0035】ここで、インストラクタは、図5に示すよ
うに、自車の前方を走行する他の二輪車イメージ30
0、302およびその他の風景が表示されたモニタ20
5の下部に示されたファンクションキー(またはタッチ
パネル画像)250a〜250cから所望の機能を選択
することにより、乗り手28が観察しているディスプレ
イ24での表示形態を変更することができる。
【0036】例えば、インストラクタが「映像停止」の
ファンクションキー(またはタッチパネル画像)250
aを操作した場合、それに係る指示データがCPU20
6から通信線200aを介して制御回路18に出力され
る。この場合、制御回路18は、モーションユニット部
16から供給される各データの中、映像に係る状態デー
タによる座標や角度の演算処理を中断する。従って、C
GI発生装置23は、制御回路18から供給される同一
のデータに従って同一の画像データを生成し続けるた
め、ディスプレイ24に表示される映像の動作が停止さ
れることになる。一方、映像以外の処理に関しては、乗
り手28による操作に対応して制御回路18が模型二輪
車30を駆動するとともに、電動ファン106、振動発
生器108およびスピーカユニット22を駆動する。
【0037】この結果、乗り手28は、車体を傾斜させ
る操作、ギヤシフト、スイッチ操作等の単純化された練
習を行うことができる。特に、二輪車の場合、車体を傾
斜させることで旋回動作が行われるが、不慣れな乗り手
28においては、車体の傾斜と旋回がディスプレイ24
上で同時に発生すると、混乱を来してしまうが、前記の
ように映像を停止させれば、傾斜動作のみに集中するこ
とができるため、極めて効果的な練習を行うことが可能
となる。
【0038】また、インストラクタが「昼」または
「夜」のファンクションキー(またはタッチパネル画
像)250bまたは250cを操作した場合、それに係
る指示データがCPU206から通信線200bを介し
てCGI発生装置23に出力される。この場合、CGI
発生装置23は、「昼」または「夜」に対応する背景を
選択してディスプレイ24に表示するとともに、乗り手
28によるハンドルスイッチ102の操作に応じた表示
処理を行う。例えば、「夜」が選択された場合には、背
景を夜の状態にし、建物の窓の明かりを点灯し、また、
自車や他車のライトを点灯して表示する。この結果、よ
り現実に即した状態で練習を行うことができる。さら
に、シミュレーションの天候等を考慮し、例えば、霧の
濃度による視程距離を任意に設定し、この視程距離に応
じて情景を設定することも可能である。以上のようにし
てライディングシミュレーションが行われる間、シミュ
レーション状況に係る模型二輪車30の位置走行状態、
信号機の状態、他車の走行状態等を示す状態データは、
制御テーブル201を構成する指令データ記憶部207
に逐一記憶される。
【0039】次に、シミュレーションが終了した後、そ
のシミュレーション状況を制御テーブル201を構成す
るモニタ205で再現し、評価を行う場合について説明
する。
【0040】先ず、インストラクタが図5に示すファン
クションキー(またはタッチパネル画像)250dを選
択し、「ライダー視点」での画像再現を指示した場合に
ついて説明する。
【0041】コンピュータ202を構成するCPU20
6は、指令データ記憶部207に記憶されている自車位
置およびその他の状態データをCGI発生装置23に転
送し、CGI発生装置23が生成した画像がモニタ20
5上に再現される。なお、この画像は、シミュレーショ
ン時の録画画像を図示しない記憶装置から読み出し、乗
り手28の視点から見たディスプレイ24上の画像をモ
ニタ205にそのまま再現するようにしてもよい。
【0042】次に、インストラクタが図5に示すファン
クションキー(またはタッチパネル画像)250eを選
択し、「客観視点」での画像再現を指示した場合につい
て説明する。
【0043】この場合、インストラクタは、ファンクシ
ョンキー(またはタッチパネル画像)250eの選択に
次いで、ファンクションキー(またはタッチパネル画
像)250f〜250hを選択することにより、視点位
置を設定する。すなわち、図6に示すように、「遠近」
のファンクションキー(またはタッチパネル画像)25
0fを押下する回数により、視点の二輪車イメージ30
0からの距離Lが指定される。また、「回転」のファン
クションキー(またはタッチパネル画像)250gを押
下する回数により、自車である二輪車イメージ300を
見る視点の方位角θが指定される。さらに、「上下」の
ファンクションキー(またはタッチパネル画像)250
hを押下する回数により、二輪車イメージ300を見る
視点の高さHが指定される。
【0044】CPU206は、前記のようにして設定さ
れた自車の二輪車イメージ300からの距離L、方位角
θおよび高さHの各パラメータをCGI発生装置23に
転送するとともに、指令データ記憶部207に記憶され
ている自車位置およびそのCGI発生装置23は、前記
パラメータに従い、自車の二輪車イメージ300および
他車の二輪車イメージ302や情景の基本画像に対して
回転、拡大、縮小等の処理を行う。また、前記状態デー
タに基づき、前記二輪車イメージ300、302を走行
状態に応じた姿勢に変換するとともに、照明や信号機の
状態を設定し、これらの状態からなるシミュレーション
状況を画像としてモニタ205に再現させる。
【0045】前記のように、シミュレーション状況を評
価の対象となる自車の二輪車イメージ300を含め、任
意の視点方向から見た画像として再現することができる
ため、インストラクタは、シミュレーション状況をより
効果的に評価することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
模型車両のシミュレーション状況の再生時において、前
記模型車両を含む画像を任意の視点位置から観察した画
像として再現することができる。従って、インストラク
タは、この画像に基づいて所望の評価を正確に行うこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るライディングシミュレーション装
置の実施形態の全体構成を示す説明図である。
【図2】図1に示す制御テーブルの回路構成ブロック図
である。
【図3】図1に示すライディングシミュレーション装置
を後方から見た図である。
【図4】図1に示すライディングシミュレーション装置
の制御回路の構成ブロック図である。
【図5】ディスプレイに表示されたシミュレーション状
況の画面および表示状態を変換させるためのファンクシ
ョンキー(またはタッチパネル画像)の説明図である。
【図6】二輪車の視点位置を指定するパラメータの説明
図である。
【符号の説明】 10…ライディングシミュレーション装置 12…制御機構 16…モーションユ
ニット部 18…制御回路 23…CGI発生装
置 24…ディスプレイ 25…ディスプレイ
装置 28…乗り手 30…模型二輪車 201…制御テーブル 205…モニタ 206…CPU 207…指令データ
記憶部 250a〜250h…ファンクションキー(またはタッ
チパネル画像) 300、302…二輪車イメージ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作者の模型車両の操縦操作に基づいてデ
    ィスプレイ装置上に走行情景を映像として表示し、走行
    状態を疑似体験させるライディングシミュレーション装
    置において、 シミュレーション時での前記模型車両の走行状態を含む
    状態データを記憶する記憶手段と、 前記状態データに基づいてシミュレーション状況を再現
    して表示する表示手段と、 前記シミュレーション状況を再現する際の視点位置を指
    定する視点位置指定手段と、 前記視点位置に係る指定データに基づき、前記表示手段
    に表示される画像を前記視点位置から見た画像に変換す
    る画像変換手段と、 を備えることを特徴とするライディングシミュレーショ
    ン装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、 前記状態データは、前記シミュレーション時における走
    行情景に含まれる他車両の走行状態および信号機に係る
    データを含むことを特徴とするライディングシミュレー
    ション装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の装置において、 前記視点位置指定手段は、前記表示手段に表示される前
    記模型車両に対する距離、方向および高さを入力する入
    力部からなることを特徴とするライディングシミュレー
    ション装置。
JP10352397A 1997-04-21 1997-04-21 ライディングシミュレーション装置 Pending JPH10293526A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002297017A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Honda Motor Co Ltd ライディングシミュレーション装置
US7387513B2 (en) 2003-02-14 2008-06-17 Honda Motor Co., Ltd. Riding simulation device
JP2010217823A (ja) * 2009-03-19 2010-09-30 Honda Motor Co Ltd スカイ視点高さの制御方法及びその制御方法が適用されたライディングシミュレーション装置

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