JPH1029350A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1029350A
JPH1029350A JP8205390A JP20539096A JPH1029350A JP H1029350 A JPH1029350 A JP H1029350A JP 8205390 A JP8205390 A JP 8205390A JP 20539096 A JP20539096 A JP 20539096A JP H1029350 A JPH1029350 A JP H1029350A
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Hironobu Hasegawa
弘伸 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ページバッファの記憶容量が不足することを
防止するとともに、ページオーバーランの現象を防止す
る画像形成装置を提供する。 【解決手段】 1頁分の画像情報を複数のバンドに分割
し、該バンド単位で前記画像情報をイメージデータに展
開するパーシャル・ビットマップ・モードと、1頁分の
画像情報を1頁単位でイメージデータに展開するフル・
ビットマップ・モードとの2つの展開モードのいずれか
を選択して実行し、画像形成する画像形成装置1におい
て、記録紙の長辺と平行な方向に記録紙を給紙するため
の第1の給紙手段20と、該第1の給紙手段にて給紙さ
れる記録紙と同一サイズの記録紙を記録紙の短辺と平行
な方向に給紙するための第2の給紙手段21と、前記パ
ーシャル・ビットマップ・モードが選択された場合に前
記記録紙を前記第1給紙手段から給紙するよう制御する
制御手段2とを設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、ファク
シミリ、複写機等の画像形成装置に係り、詳しくは、1
頁分の画像情報を複数のバンドに分割し、該バンド単位
で前記画像情報をイメージデータに展開するパーシャル
・ビットマップ・モードと、1頁分の画像情報を1頁単
位でイメージデータに展開するフル・ビットマップ・モ
ードとの2つの展開モードのいずれかを選択して実行
し、前記展開されたイメージデータに基づいて記録紙上
に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホスト装置等からコードデータで
送られてくる画像情報をフレームバッファ上にビットマ
ップ形式のイメージデータとして展開した後、該イメー
ジデータを光書き込み装置に送信して、電子写真方式に
よって画像形成を行う画像形成装置が知られている。
【0003】上記画像情報をフレームバッファにイメー
ジデータとして展開する展開モードとしては、一般に、
フル・ビットマップ・モードとパーシャル・ビットマッ
プ・モードとが知られている。上記フルビットマップモ
ードは、1頁分の画像情報を一括してフレームバッファ
に展開するモードである。これに対して、パーシャルビ
ッマップモードは、1頁分の画像情報を複数のバンドに
分割して、各バンドごとにフレームバッファに展開する
モードである。このパーシャルビットマップモードにお
いては、1つのバンドのイメージデータの展開が終了す
ると、展開されたイメージデータを光書き込み装置に送
信するとともに、送信しているバンドに続く次のバンド
の画像情報をイメージデータに展開するという動作を順
次行う。これによって、ビットマップ形式のイメージデ
ータを記憶するためのフレームバッファ領域が必ずしも
1頁分必要なくなり、フレームバッファのために使用さ
れるメモリ容量を低減することができる。
【0004】ここで、一般的な画像情報からイメージデ
ータへの展開課程では、画像情報を一度、中間コードに
変換することが行われる。そして、上記中間コードをペ
ージバッファと呼ばれる記憶領域に記憶し、記憶した上
記中間コードをイメージデータに変換する。上記中間コ
ードは、画像情報の中に含まれる1文字ごとのフォント
パターンの先頭アドレスや、フォントパターンの回転角
度、フォントパターンの幅若しくは高さ、及び、フォン
トパターンの記録紙上での位置等、画像情報をイメージ
データに変換するに必要なページレイアウト情報であ
る。上述のごとき画像情報からイメージデータへの展開
課程は、上記フル・ビットマップ・モード及びパーシャ
ル・ビットマップ・モードのいずれにも共通する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パーシ
ャル・ビットマップ・モードにおいて、イメージデータ
を展開するためのフレームバッファ領域は、上記バンド
に対応した記憶容量を持つ固定領域である。この固定領
域であるフレームバッファに展開されたイメージデータ
は、記録紙上において、記録紙の搬送方向に直交した主
走査方向の主走査ライン長を単位として順次記録されて
行くので、結果的に、記録紙の長辺と平行な方向に記録
紙を給紙(以下、この給紙を「縦送り給紙」という。)
した場合と、記録紙の短辺と平行な方向に記録紙を給紙
(以下、この給紙を「横送り給紙」という。)した場合
とでは、フレームバッファに展開された1つのバンド分
のイメージデータの記録紙上における領域が、異なった
ものとなる。
【0006】具体的に、1頁の画像情報を4つのバンド
に分割した場合を図4に基づいて説明する。図4中、符
号Aは、記録紙の搬送方向であり、従って、図4(a)
は、横送り給紙の場合、図4(b)は縦送り給紙の場合
を示している。また、符号、、及びは、4つの
バンドに対応した各イメージデータの領域を示す。図示
のように、各バンドに対応したイメージデータの領域の
主走査方向の長さは、縦送り給紙の場合よりも横送り給
紙の場合の方が長くなり、同領域の搬送方向A(主走査
方向に直交する方向という意味で、副走査方向ともい
う。)の長さは、横送り給紙の場合よりも縦送り給紙の
方が長くなる。これは、1頁の画像情報を、もっと多数
のバンドに分割した場合でも同様である。
【0007】ここで、各バンドの境界(図4中破線部
分)に注目すると、該境界は、縦送り給紙でも横送り給
紙でも同様に3つ存在するが、縦送り給紙の場合よりも
横送り給紙の場合の方が上記境界の長さが長くなる。従
って、横送り給紙のときは、縦送り給紙のときよりも、
画像情報中の文字等が、バンドの境界部分にまたがって
存在する確率が大きくなる。
【0008】ところが、パーシャル・ビットマップ・モ
ードでは、上述したようにバンド単位でフレームバッフ
ァへのイメージデータの展開を行うので、バンド単位で
1文字等の画像ごとに上記中間コードを作成する必要が
ある。従って、バンドの境界部分に存在しない文字等で
あれば、そのバンドに属する中間コードだけよいが、境
界にまたがる場合には、その文字等が属する両方のバン
ドにおいて、その文字等に関する中間コードが必要とな
る。この結果、境界領域にまたがる文字等の画像が多く
なればなるほど、中間コードは増えることになる。そし
て、このようにして中間コードが増える場合には、上記
中間コードを記憶する上記ページバッファの容量を越え
る事態が生じ、相対的にページバッファの容量が不足す
ることとなる。また、中間コードが増えるのに伴い、そ
の中間コードをイメージデータに展開するために要する
処理時間が長くなる。上記処理時間が長くなると、中間
コードからイメージデータへの展開が上記光書き込み装
置における書き込み速度に追いつかなくなるいわゆるペ
ージオーバーランという現象が生じ、適正な画像を得る
ことが困難となる。
【0009】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、ページバッファの記
憶容量が不足することを防止するとともに、ページオー
バーランの現象を防止する画像形成装置を提供すること
である。
【0010】尚、フォントパターンを記憶する記憶装置
の記憶容量を少なくするために、画像形成をポートレイ
トモードで行うか、ランドスケープモードで行うかによ
って、上記横送り給紙又は縦送り給紙のいずれかを選択
する画像形成装置が知られている(特開昭60−217
180号)。また、排紙トレイの数に左右されることな
くソーティング又はグルーピングを行うことを目的とし
て、ソーティング又はグルーピングの情報に基づいて、
択一的に、縦送り給紙又は横送り給紙を選択する装置が
知られている(特開平2−95873号)。しかし、上
記従来例には、パーシャル・ビットマップ・モードで画
像情報を展開する場合に、横送り給紙することの問題点
については何も開示されていないし、パーシャル・ビッ
トマップ・モードが選択された場合に、縦送り給紙する
ことについても開示されていない。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1の画像形成装置は、1頁分の画像情報を
複数のバンドに分割し、該バンド単位で前記画像情報を
イメージデータに展開するパーシャル・ビットマップ・
モードと、1頁分の画像情報を1頁単位でイメージデー
タに展開するフル・ビットマップ・モードとの2つの展
開モードのいずれかを選択して実行し、前記展開された
イメージデータに基づいて記録紙上に画像を形成する画
像形成装置において、記録紙の長辺と平行な方向に記録
紙を給紙するための第1の給紙手段と、該第1の給紙手
段にて給紙される記録紙と同一サイズの記録紙を記録紙
の短辺と平行な方向に給紙するための第2の給紙手段
と、前記パーシャル・ビットマップ・モードが選択され
た場合に前記記録紙を前記第1給紙手段から給紙するよ
う制御する制御手段とを設けたことを特徴とするもので
ある。
【0012】請求項1の画像形成装置においては、制御
手段によって、フル・ビットマップ・モードとパーシャ
ル・ビットマップ・モードとの2つの展開モードのいず
れか1つを選択して、該選択したモードにて画像情報を
イメージデータに展開するとともに、パーシャルビット
マップモードを選択した場合には、記録紙を記録紙の長
辺と平行な方向に給紙する第1給紙手段から給紙して、
縦送り給紙を行う。これによって、パーシャル・ビット
マップ・モードで画像情報をイメージデータに展開する
場合に、バンドの境界部分に文字等の画像がまたがる確
率を、横送り給紙をする場合に比較し少なくすることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置とし
てのレーザプリンタに適用した実施形態について説明す
る。図1は本実施形態にかかるレーザプリンタ(以下、
単に「プリンタ」という。)の構成ブロック図である。
【0014】本実施形態におけるプリンタ1は、コンピ
ュータやワープロ等のホスト装置4に接続され、該ホス
ト装置4から送られてくる画像情報に基づいて、記録紙
上に画像を形成することが可能である。かかる画像形成
を行うために、プリンタ1は、次の構成を有している。
即ち、プリンタ1は、大きく、プリンタ全体の制御を行
う制御手段であるプリンタコントローラ(以下、コント
ローラと略す。)2と、記録紙上に実際に画像を形成す
る画像形成手段としてのプリンタエンジン3(以下、エ
ンジンと略す。)と、使用者からの各種モード設定等の
指示を上記コントローラ2に与え、又プリンタ1の各種
状態を表示する操作パネル15と、プログラムや文字フ
ォントのパターンデータ等様々な情報を記憶しておくデ
ィスク装置16とからなる。
【0015】上記コントローラ2は、CPU(中央処理
装置)10、RAM5、フォントROM6、プログラム
ROM7、不揮発性RAM8、ICカード9、エンジン
インターフェース11、パネルインターフェース12、
ディスクインターフェース13、及びホストインターフ
ェース14とからなり、これらは、システムバス17に
よって接続されている。
【0016】上記CPU10は、制御装置であって、操
作パネル15又はホスト装置4からの信号に基づいて、
所定のプログラムを実行することにより、プリンタコン
トローラ内で行われる各種制御を実行する。上記CPU
10による制御のために使用されるプログラムは、読み
出し専用メモリであるプログラムROM7や読み書き両
用のディスク装置16に記憶されている。コントローラ
2は、上述の如く、上記プログラムROM7以外にも、
フォントROM6、RAM5、及び不揮発性RAM8と
いったメモリを備えている。上記フォントROM6は、
プログラムROM7同様、読み出し専用のメモリであ
り、画像形成に使用される文字等の様々なフォントのパ
ターンデータを記憶している。一方、上記RAM5及び
不揮発性RAM8は、ランダム・アクセス・メモリであ
り、データの書き込み及び読み出しの双方を可能とす
る。
【0017】上記RAM5は、上記CPU10が各種制
御を実行する場合のワーキングメモリとして使用され
る。また、RAM5は、上記ホスト装置4からコードデ
ータとして送られてくる画像情報を一時記憶するための
インプットバッファとして使用され、さらに、画像情報
をビットマップ形式のイメージデータに変換した後、こ
れを記憶するためのフレームバッファとしても使用され
る。上記不揮発性RAM8は、電源を切っても、記憶さ
れたデータを保持することが可能なバッテリーバックア
ップメモリである。この不揮発性RAM8には、操作パ
ネルからのモード指示の内容等が記憶される。
【0018】コントローラ2が、コントローラ2の外部
に設けられた装置との間で通信を行うには、インターフ
ェースが必要である。このためにコントローラ2に設け
られているのが、エンジンインターフェース11、パネ
ルインターフェース12、ディスクインターフェース1
3、及びホストインターフェース14である。
【0019】上記エンジンインターフェース11は、コ
ントローラ2とエンジン3との間で、コマンド及びステ
ータス、並びにイメージデータ等の通信を行うためのイ
ンターフェースである。上記パネルインターフェース1
2は、コントローラ2と上記操作パネル15との間で、
コマンド及びステータスの通信を行うためのインターフ
ェースである。上記ディスクインターフェース13は、
コントローラ2と上記ディスク装置16との間の通信を
行うためのインターフェースである。上記ホストインタ
ーフェース14は、コントローラ2がホスト装置4との
間で通信を行うためのインターフェースである。このホ
ストインターフェース14としては、パラレル・インタ
ーフェースであるセントロニクス・インターフェース
や、シリアル・インターフェースであるRS232Cイ
ンターフェース等が使用される。
【0020】以上の構成を有するプリンタ1において、
ホスト装置4から画像情報が送られて、該画像情報に基
づく画像形成動作が行われるまでの一般的な動作は次の
とおりである。ホスト装置4からの画像情報は、ホスト
インターフェース14を介して受信され、RAM5上に
形成されているインプットバッファに一時的に記憶され
る。上記画像情報は、文字コード、制御コード及び制御
コマンドが含まれている。
【0021】インプットバッファに上記画像情報の記憶
が完了すると、CPU割り込みが発生し、CPU10に
対し、画像情報の受信が完了したことの通知が行われ
る。該通知を受けたCPU10は、プログラムROM7
に記憶されている上記ホスト装置4のコマンド体系に合
致したエミュレーションプログラムに従い、上記画像情
報をインプットバッファから取り出し、解析を行う。こ
の解析の結果、画像情報は、1文字ごとのフォントパタ
ーンの先頭アドレス、フォントパターンの回転角度、フ
ォントパターンの幅、フォントパターンの高さ、記録紙
上での画像形成位置等の中間コードに変換される。この
中間コードは、ディスプレイリストとも呼ばれ、ページ
レイアウト情報である。
【0022】上記中間コードは、RAM5上に形成され
たページバッファに記憶される。こうして、上記ページ
バッファに1頁分の中間コードの記憶が完了すると、C
PU10は、プログラムROM7に記憶されているシス
テムプログラムを実行し、上記中間コードを、RAM5
上に形成されたフレームバッファにビットマップ形式の
イメージデータとして展開する。かかる展開が完了する
と、エンジンインターフェース11を介して、コントロ
ーラ2からエンジン3に対し、給紙手段選択コマンド及
び画像形成コマンドを送るとともに、フレームバッファ
に展開した上記イメージデータを送る。上記給紙手段選
択コマンド及び画像形成コマンドを受けたエンジン3
は、給紙選択コマンドによって指示された給紙を実行
し、上記イメージデータに基づく画像形成を行う。
【0023】エンジン3における画像形成動作を図2に
基づいて説明する。図2は、エンジン3の動作を説明す
るための説明図である。上記コントローラ2からのイメ
ージデータは、光書き込み装置22に入力される。この
光書き込み装置22には、上記イメージデータに基づい
て点滅を行い、光ビームを発生するレーザダイオード
(図示せず)が設けられている。上記レーザダイオード
からの光ビームは、高速で回転するポリゴンミラー22
aによって偏向され、fθレンズ等の光学系22b及び
ミラー22cを介して、帯電装置27にて一様に帯電さ
れ、図中時計方向に回転する感光体23に導かれる。そ
して、上記光ビームは、感光体23表面に上記イメージ
データに対応した潜像を形成する。この潜像は、現像装
置24によるトナー現像によって顕像化され、トナー像
となる。
【0024】一方、上記潜像の形成及びトナー像の形成
とのタイミングをとりながら、コントローラ2からの給
紙選択コマンドによって指示された第1給紙手段20、
又は第2給紙手段21のいずれかから記録紙が給紙され
る。この記録紙は、レジストローラ対26にその搬送方
向先端を突き当てて一旦停止したのち、感光体23表面
のトナー像とのタイミングをとって、再搬送される。上
記レジストローラ対26の搬送方向下流側であって、感
光体23と対向する位置には、転写装置25が設けられ
ており、この転写装置25によって、感光体23上のト
ナー像が、記録紙に転写される。転写の完了した記録紙
は、搬送ベルト29によって、加熱ローラ及び加圧ロー
ラ等からなる定着装置30に搬送され、記録紙上のトナ
ー像が、該記録紙に定着される。定着の完了した記録紙
は、搬送ローラ対31によって搬送され、排紙トレイ3
2上に排紙される。上記転写装置25による転写が完了
した後の感光体23表面は、クリーニング装置28によ
って残留トナーが回収され、クリーニングされる。こう
して、記録紙1頁分の画像形成が完了する。 (以下、余白)
【0025】ここで、エンジン3には、給紙手段として
第1の給紙手段及び第2の給紙手段の二つの給紙手段が
設けられている。いずれの給紙手段も給紙トレイ20c
及び21C、呼び出しコロ20a及び21a、並びに、
給紙ローラ対20b及び21bから構成されている。ま
た、上記第1の給紙手段20の給紙トレイ20c、及
び、上記第2給紙手段21の給紙トレイ21cには、い
ずれも同一サイズの記録紙(例えば、A4サイズ記録
紙)が格納されるようになっている。但し、第1の給紙
手段20の給紙トレイ20cには、記録紙の長辺が記録
紙搬送方向と平行になるようにして格納され、第2の給
紙手段21のい給紙トレイ21cには、記録紙の短辺が
記録紙搬送方向と平行になるように格納されている。こ
れによって、コントローラ2が、給紙手段選択コマンド
で第1の給紙手段を選択した場合には、縦送り給紙が行
われ、第2の給紙手段を選択した場合には、横送り給紙
が行われる。
【0026】本実施形態においては、上記コントローラ
2は、画像情報をイメージデータに展開する展開モード
として、フル・ビットマップ・モードとパーシャル・ビ
ットマップ・モードとの2つのモードを選択して実行可
能である。上記2つの展開モードのいずれを選択するか
は、上述した操作パネル15からの使用者の指示、又
は、ホスト装置4からの使用者の指示に基づいて、コン
トローラ2のCPU10によって決定される。
【0027】そして、本実施形態においては、いずれの
展開モードが選択されたかに基づき、上記第1の給紙手
段によって記録紙を縦送りするか、上記第2の給紙手段
によって記録紙を横送りするかを切り換えるようにして
いる。尚、一般には、記録紙を横送りしたほうが、搬送
方向における記録紙長が短いため、搬送時間が短くて済
む。従って、搬送時間の観点からは横送りすることが望
ましいといえる。
【0028】以下、図3に基づいて、展開モードの選択
に伴って行われる縦送り給紙及び横送り給紙の切り換え
と、そのときの画像形成動作とについて説明する。ま
ず、操作パネル15又はホスト装置4から、展開モード
をパーシャル・ビットマップ・モードにすべき旨の使用
者の指示があるか否か判定する(301)。上記判定の
結果、パーシャル・ビットマップ・モードの指示がない
場合は、搬送方向指定フラグを「横送り」にセットする
(303)。これに対し、パーシャル・ビットマップ・
モードの指示がある場合は、搬送方向指定フラグを「縦
送り」にセットする(302)。ここで、上記搬送方向
フラグは、CPU10内の所定のレジスタ、RAM5、
不揮発性RAM8の所定領域にセットする。本実施形態
においては、展開モードが2つであるので、上記搬送方
向指定フラグを0又1の1ビットデータとしてセットす
ることができる。
【0029】セットされた搬送方向指定フラグに基づ
き、回転の必要なフォントについては、フォントROM
6内のフォントパターンを回転して作成されたフォント
パターンが記憶されているRAM5上の先頭アドレス、
回転の必要のないフォントについては、フォントROM
6内のフォントパターンの先頭アドレス、並びに、フォ
ントパターンの幅、高さ、画像形成位置、及び縦送りを
基準としたときの回転角度等のページレイアウト情報
(中間コード)を、1頁分が完成するまでRAM5に形
成されているページバッファに記憶していく(304、
305)。
【0030】1頁分のページレイアウト情報が完成した
ら、該ページレイアウト情報をRAM5上に形成された
フレームバッファにイメージデータとして展開する。具
体的には、パーシャル・ビットマップ・モードでない場
合(フル・ビットマップ・モードの場合)は、上記1頁
分のページレイアウト情報を、1ページ分イメージデー
タを記憶可能なフレームバッファに一括して展開し、パ
ーシャル・ビットマップ・モードの場合は、所定の大き
さのバンドに分割して、該バンド分のイメージデータが
記憶可能なフレームバッファに、上記バンド単位で展開
する(306)。
【0031】そして、上記イメージデータの展開が完了
したら、上述の搬送方向指定フラグに従って、給紙手段
選択コマンド及び画像形成コマンドをエンジン3に送る
(307)。具体的には、搬送方向指定フラグが、「縦
送り」の場合は、第1給紙手段20を選択する給紙手段
選択コマンドを送り、「横送り」の場合は、第2給紙手
段21を選択する給紙手段選択コマンドを送る。
【0032】
【発明の効果】請求項1の画像形成装置によれば、パー
シャル・ビットマップ・モードで画像情報をイメージデ
ータに展開する場合に、バンドとの境界部分に文字等の
画像がまたがる確率を、横送り給紙をする場合に比較し
少なくすることができるので、パーシャル・ビットマッ
プ・モードで画像情報をイメージデータに展開するため
の中間コードが少なくなり、該中間コードを記憶するた
めに必要な記憶手段の容量不足を防止しするとともに、
ページオーバーラン現象を防止することが可能となると
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態にかかるレーザプリンタの構成ブロッ
ク図。
【図2】プリンタエンジンの構成動作を説明するための
説明図。
【図3】実施形態における画像形成動作を示すフローチ
ャート。
【図4】(a)及び(b)は、パーシャル・ビットマッ
プ・モードにおけるバンド領域を説明するための説明
図。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 プリンタコントローラ 3 プリンタエンジン 4 ホスト装置 5 RAM 6 フォントROM 7 プログラムROM 8 不揮発性RAM 9 ICカード 10 CPU 11 エンジンインターフェース 12 パネルインターフェース 13 ディスクインターフェース 14 ホストインターフェース 15 操作パネル 16 ディスク装置 17 CPUバス 20 第1給紙手段 21 第2給紙手段 22 光書き込み装置 23 感光体 24 現像装置 25 転写装置 26 レジストローラ対 27 帯電装置 28 クリーニング装置 29 搬送ベルト 30 定着装置 31 搬送ローラ 32 排紙トレイ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1頁分の画像情報を複数のバンドに分割
    し、該バンド単位で前記画像情報をイメージデータに展
    開するパーシャル・ビットマップ・モードと、1頁分の
    画像情報を1頁単位でイメージデータに展開するフル・
    ビットマップ・モードとの2つの展開モードのいずれか
    を選択して実行し、前記展開されたイメージデータに基
    づいて記録紙上に画像を形成する画像形成装置におい
    て、 記録紙の長辺と平行な方向に記録紙を給紙するための第
    1の給紙手段と、 該第1の給紙手段にて給紙される記録紙と同一サイズの
    記録紙を記録紙の短辺と平行な方向に給紙するための第
    2の給紙手段と、 前記パーシャル・ビットマップ・モードが選択された場
    合に前記記録紙を前記第1給紙手段から給紙するよう制
    御する制御手段とを設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
JP8205390A 1996-07-15 1996-07-15 画像形成装置 Withdrawn JPH1029350A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013146971A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Brother Industries Ltd 印刷装置およびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013146971A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Brother Industries Ltd 印刷装置およびプログラム

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