JPH1029312A - ワイパクリーナ装置 - Google Patents

ワイパクリーナ装置

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JPH1029312A
JPH1029312A JP8185191A JP18519196A JPH1029312A JP H1029312 A JPH1029312 A JP H1029312A JP 8185191 A JP8185191 A JP 8185191A JP 18519196 A JP18519196 A JP 18519196A JP H1029312 A JPH1029312 A JP H1029312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
ink
carriage
wiper cleaner
individual cleaning
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8185191A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Iwasaki
文彦 岩崎
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Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Copyer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗ったり取り替えたりしなくてもワイパを充分
に清掃できるワイパクリーナ装置を提供する。 【解決手段】キャリッジ16に回転自在に固定された回
転軸42と、回転軸42に固定された八角柱44と、八
角柱44の各辺に固定された個別清掃部46a,46
b,46c,46d,46e,46f,46g,46h
を備えたワイパクリーナ装置40を製造した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク吐出口の汚
れを拭き取るワイパを清掃するワイパクリーナ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワークステーションの出
力装置の一つとして、インクを吐出して記録紙などの記
録媒体に画像を形成するインクジェット方式画像形成装
置が知られている。このインクジェット方式画像形成装
置は、例えば、インクが吐出するインク吐出口を有する
印字ヘッドと、この印字ヘッドを搭載して所定方向に往
復動するキャリッジと、この所定方向に直交する方向
(記録媒体搬送方向)に記録紙を搬送する記録媒体搬送
装置とを備えている。
【0003】記録紙に画像を形成する際は、記録媒体搬
送装置で搬送中の記録紙を一時的に停止させ、キャリッ
ジを上記の所定方向に往復動させながら、画像情報を担
持した画像信号に基づいてインク吐出口からインクを吐
出し、記録紙のうち、インク吐出口に向き合う画像形成
領域に位置する部分に1バンド分の画像を形成する。そ
の後、記録紙を1バンド分の幅だけ搬送して停止させ、
再び、キャリッジを上記した所定方向に往復動させなが
ら、画像信号に基づいてインク吐出口からインクを吐出
し、記録紙のうち、画像形成領域に新たに位置する部分
に画像を形成する。このような動作を繰り返すことによ
り、記録紙に画像を形成する。
【0004】上記のインクジェット方式画像形成装置に
は、一般に、インク吐出口にインクや紙粉が付着して汚
れるので、この汚れを拭き取って良好な画像を得るため
にインク吐出口をワイピングするワイパが備えられてい
る。ところが、ワイパの拭き取った汚れがワイパ自身に
付着してワイパ自体が汚れ、そのワイパによってインク
吐出口が汚されるおそれがある。そこで、ワイパを清掃
するワイパクリーナを用いて、ワイパに付着した汚れを
除去している。
【0005】しかし、耐久が進みワイパがインク吐出口
の汚れを繰り返し拭き取ると、その分ワイパクリーナの
汚れが激しくなる。ワイパクリーナが汚れたままではワ
イパの清掃が不充分となり、ワイパがインク吐出口の汚
れを充分に拭き取ることができず、画像不良の原因の一
つとなる。このため、ワイパクリーナを着脱式にして、
ワイパクリーナが汚れた場合は、ワイパクリーナを取り
外して洗ったり、新品に取り替えたりしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来で
は、ワイパクリーナが汚れた場合、ワイパクリーナを洗
ったり取り替えたりする煩わしい作業を行わなければ、
画像不良が起こる。また、ワイパクリーナの取替のため
に交換用のワイパクリーナを保管しておく必要もある。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、洗ったり取り
替えたりしなくてもワイパを充分に清掃できるワイパク
リーナ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のワイパクリーナ装置は、インクが吐出するイ
ンク吐出口が形成された印字ヘッドを所定方向に往復動
させながら、前記インク吐出口の前方の画像形成領域に
位置する記録媒体に、画像情報に基づいて前記インク吐
出口からインクを吐出させて画像を形成するインクジェ
ット方式画像形成装置における、前記インク吐出口の汚
れを拭き取るワイパを清掃するワイパクリーナ装置にお
いて、前記ワイパに接触して該ワイパを清掃する、互い
に独立した複数の個別清掃部を備えたことを特徴とする
ものである。
【0009】ここで、前記個別清掃部が前記ワイパを清
掃した回数に基づいて前記複数の個別清掃部を切り替え
る切替手段を備えることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
ワイパクリーナ装置の実施形態を説明する。
【0011】図1は、本発明のワイパクリーナ装置の一
実施形態を備えたインクジェット方式画像形成装置の一
部を示す模式図である。
【0012】インクジェット方式画像形成装置10は、
記録紙が載置されるプラテン12を備えている。このプ
ラテン12の上方には、プラテン12に対して平行にガ
イドシャフト14が掛け渡されている。このガイドシャ
フト14には、モータ(図示せず)とベルト(図示せ
ず)によって矢印A,B方向(本発明にいう所定方向の
一例である)に自在に往復動するキャリッジ16がスラ
イド軸受(図示せず)を介して取り付けられている。
【0013】キャリッジ16には、インクを吐出するイ
ンク吐出口18aを有する印字ヘッド18が搭載されて
いる。インク吐出口18aの前方は、画像が形成される
画像形成領域20であり、記録紙のうち、この画像形成
領域20に位置する部分にインク吐出口18aからイン
クが吐出されて画像が形成される。
【0014】キャリッジ16の移動可能な範囲の片側
の、画像形成領域20から離れた位置には、インク吐出
口18aからインクを吸引して、印字ヘッド18に形成
されたインク供給経路や吐出ノズルなどをクリーニング
する吸引装置32や、インク吐出口18aの近傍に付着
したインクや紙粉などを拭き取るワイパ34を備えた回
復ユニット30が配置されている。また、キャリッジ1
6には、ワイパ34を清掃するワイパクリーナ装置40
が固定されている。
【0015】記録紙に画像を形成するに当っては、プラ
テン12に記録紙を載置し、この記録紙を搬送ローラ
(図示せず)とピンチローラ(図示せず)とによって挟
持し、搬送モータ(図示せず)により搬送ローラを回転
させて搬送する。記録紙の上方でキャリッジ16を矢印
A,B方向に往復動させ、制御装置(図示せず)から印
字ヘッド18に送信された画像情報を担持する画像信号
に基づいてインク吐出口18aからインクを吐出して、
記録紙のうち、画像形成領域20に位置する部分に画像
を形成する。
【0016】図2、図3を参照して、ワイパクリーナ装
置40を説明する。
【0017】図2は、ワイパクリーナ装置40を示す斜
視図であり、図3は、図2のワイパクリーナ装置40の
正面図である。
【0018】ワイパクリーナ装置40は、キャリッジ1
6に回転自在に固定された回転軸42と、回転軸42に
固定された八角柱44と、八角柱44の各辺に固定され
た個別清掃部46a,46b,46c,46d,46
e,46f,46g,46hを備えている。個別清掃部
46a,46b,46c,46d,46e,46f,4
6g,46hは、インクを吸引し易い、例えばポリエチ
レンなどで多孔質状に造られている。また、各個別清掃
部46a,46b,46c,46d,46e,46f,
46g,46hは仕切り板48で互いに仕切られてお
り、各個別清掃部46a,46b,46c,46d,4
6e,46f,46g,46hの吸引したインクが隣接
する個別清掃部に滲み込んでいかないように構成されて
いる。なお、ここでは、八角柱44に8つの個別清掃部
を固定したが、インクジェット方式画像形成装置10の
寿命を考慮し、八角柱を十六角柱や四角柱にするなどし
て個別清掃部の数を増減させてもよい。このようにイン
クジェット方式画像形成装置の寿命を考慮して個別清掃
部の数を決めることにより、洗ったり取り替えたりしな
くてもワイパ34を充分に清掃できるワイパクリーナ装
置が得られる。
【0019】ここで、再び図1を参照して、回復ユニッ
ト30による印字ヘッド18の回復動作を説明する。画
像形成動作中、印字ヘッド18のインク吐出状態を元の
状態に回復させることが必要になると、実線で示される
キャリッジ16を矢印A方向に移動し、吸引装置32の
上方にインク吐出口18aを位置させ、吸引装置32に
よってインク吐出口18aからインクが吸引され、印字
ヘッド18のインク吐出状態が元の状態に回復されると
共にインク吐出口18aに吸引動作によりインクが付着
する。この後、さらにキャリッジ16を矢印A方向に移
動させると共にワイパ34を上昇させると、インク吐出
口18aやその近傍に付着したインクや紙粉などの汚れ
がワイパ34によって拭き取られる。この後、キャリッ
ジ16を矢印B方向に移動させ、キャリッジ16を実線
で示す位置に戻すと共にワイパ34を下降させる。次に
ワイパ34の清掃動作を説明する。
【0020】実線で示されるキャリッジ16を矢印A方
向に移動させると共に、ワイパ34を上昇させる。キャ
リッジ16が、破線で示す位置に移動してくると、ワイ
パクリーナ装置40の個別清掃部46aがワイパ34に
接触し、さらに、キャリッジ16が矢印A方向に移動す
ると、ワイパ34に付着しているインクや紙粉などの汚
れが個別清掃部46aによって清掃される。このように
して、ワイパ34が清掃され、この清掃されたワイパ3
4によって、インク吐出口18aやその近傍に付着した
インクや紙粉などの汚れが拭き取られる。このような一
連の回復動作が終了した後、キャリッジ16は回復ユニ
ット30から出てプラテン12の上方に戻る。このと
き、清掃されたワイパ34が印字ヘッド18のワイパク
リーナ装置40に再接触しないようにワイパ34は下が
っている。
【0021】上述した回復動作を繰り返しているうち
に、ワイパクリーナ装置40の個別清掃部46aでは、
インクが飽和レベルまで吸収されてきたり、インクが増
粘したり、ゴミやほこりで汚れてきたりして、ワイパ3
4を充分に清掃できなくなってくる。そこで、ワイパク
リーナ装置40の回転軸42を中心にしてワイパクリー
ナ装置40を矢印C方向に回転させる。これにより、次
回の回復動作では、個別清掃部46bがワイパ34を清
掃することとなり、ワイパ34が充分に清掃される。な
お、ワイパクリーナ装置40が矢印C方向にのみ回転さ
れるように、ワイパクリーナ装置40にはワンウェイク
ラッチが設けられている。また、各仕切り板48によっ
て、各個別清掃部46a,46b,46c,46d,4
6e,46f,46g,46hから、隣接する個別清掃
部へインクが滲み出さない。
【0022】図4を参照して、個別清掃部がワイパを清
掃した回数に基づいて個別清掃部46a,46b,46
c,46d,46e,46f,46g,46hを自動的
に切り替える技術を説明する。
【0023】図4は、回復装置30の近くに配置された
ソレノイドと回転アームを模式的に示す斜視図であり、
図2、図3の構成要素と同一の構成要素には同一の符号
が付されている。
【0024】回復装置30の近くには、ソレノイド50
と、このソレノイド50によって伸び縮みする回転アー
ム52が配置されている。このソレノイド50と回転ア
ーム52とが、本発明にいう切替手段の一例である。
【0025】個別清掃部がワイパを清掃した回数が所定
回数になると、ソレノイド50がオンされて回転アーム
52が伸び、キャリッジ16と共に移動してきたワイパ
クリーナ装置40の面40aに当接する。この状態で、
キャリッジ16を矢印A方向にやや移動させると、八角
柱44が回転して個別清掃部46bがワイパ34を清掃
する位置にくるので、個別清掃部46aから個別清掃部
46bに切り替えられることとなる。個別清掃部46b
に切り替わった後、ソレノイド50がオフされ、回転ア
ーム52は縮む。このため、回復動作終了後、キャリッ
ジ16が矢印B方向に移動するときに、回転アーム52
がワイパクリーナ装置40に接触しない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のワイパク
リーナ装置には、互いに独立した複数の個別清掃部が備
えられているので、一つの個別清掃部がワイパを充分に
清掃できない状態になると他の個別清掃部でワイパを清
掃するようにすることにより、洗ったり取り替えたりし
なくてもワイパを充分に清掃できる。
【0027】ここで、ワイパがインク吐出口の汚れを拭
き取った回数に基づいて複数の個別清掃部を切り替える
切替手段を備えた場合は、ワイパをいっそう確実に清掃
できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイパクリーナ装置の一実施形態を備
えたインクジェット方式画像形成装置の一部を示す模式
図である。
【図2】ワイパクリーナ装置を示す斜視図である。
【図3】図2のワイパクリーナ装置の正面図である。
【図4】回復装置の近くに配置されたソレノイドと回転
アームを模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
10 インクジェット方式画像形成装置 16 キャリッジ 18 印字ヘッド 18a インク吐出口 34 ワイパ 40 ワイパクリーナ装置 42 回転軸 46a,46b,46c,46d,46e,46f,4
6g,46h 個別清掃部 48 仕切り板 50 ソレノイド 52 回転アーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクが吐出するインク吐出口が形成さ
    れた印字ヘッドを所定方向に往復動させながら、前記イ
    ンク吐出口の前方の画像形成領域に位置する記録媒体
    に、画像情報に基づいて前記インク吐出口からインクを
    吐出させて画像を形成するインクジェット方式画像形成
    装置における、前記インク吐出口の汚れを拭き取るワイ
    パを清掃するワイパクリーナ装置において、 前記ワイパに接触して該ワイパを清掃する、互いに独立
    した複数の個別清掃部を備えたことを特徴とするワイパ
    クリーナ装置。
  2. 【請求項2】 前記個別清掃部が前記ワイパを清掃した
    回数に基づいて前記複数の個別清掃部を切り替える切替
    手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のワイパク
    リーナ装置。
JP8185191A 1996-07-15 1996-07-15 ワイパクリーナ装置 Withdrawn JPH1029312A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8185191A JPH1029312A (ja) 1996-07-15 1996-07-15 ワイパクリーナ装置

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JP8185191A JPH1029312A (ja) 1996-07-15 1996-07-15 ワイパクリーナ装置

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Publication Number Publication Date
JPH1029312A true JPH1029312A (ja) 1998-02-03

Family

ID=16166458

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8185191A Withdrawn JPH1029312A (ja) 1996-07-15 1996-07-15 ワイパクリーナ装置

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JP (1) JPH1029312A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006218702A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Sharp Corp クリーニング装置及びクリーニング方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031007