JP2000141672A - インクジェットプリンタのヘッドワイパー清掃方法 - Google Patents

インクジェットプリンタのヘッドワイパー清掃方法

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JP2000141672A
JP2000141672A JP31590998A JP31590998A JP2000141672A JP 2000141672 A JP2000141672 A JP 2000141672A JP 31590998 A JP31590998 A JP 31590998A JP 31590998 A JP31590998 A JP 31590998A JP 2000141672 A JP2000141672 A JP 2000141672A
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JP
Japan
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ink
head
head wiper
wiper
carriage
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JP31590998A
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English (en)
Inventor
Atsushi Yoneyama
厚 米山
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FINE TECHNOL KK
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FINE TECHNOL KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットプリンタのインクジェットヘ
ッドのノズル面からインク等を拭き取るためのヘッドワ
イパーの清掃方法を提案すること。 【解決手段】 インクジェットヘッドのインクジェット
ヘッドが組み込まれているヘッドユニット6はインクカ
ートリッジ7と共にキャリッジ8に着脱可能に装着され
ている。インクカートリッジ7の底面にはキャリッジ8
の底面から下方に突き出たヘッドワイパー清掃板701
が取り付けられている。キャリッジ8をホームポジショ
ンに移動させると、ヘッドワイパー清掃板701がヘッ
ドワイパー91に当たり、この先端部分からインク、塵
等を拭き取る。よって、ヘッドワイパー91をノズル面
61の拭き取りに適した状態に保持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッドのノズル面からインク等を拭き取るためのヘッドワ
イパーを備えたインクジェットプリンタに関し、当該ヘ
ッドワイパーを清掃するための方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタにおいては、キ
ャリッジに担持されて移動するインクジェットヘッドの
ノズル面にインク、紙滓等の異物が付着すると、これら
の異物が記録紙の表面等を汚すおそれがある。そこで、
固定した位置にヘッドワイパーを配置しておき、移動す
るインクジェットヘッドのノズル面をヘッドワイパーに
よって拭き取るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ヘッドワイパーで拭き
取られた廃インクは、一部は当該ヘッドワイパーに吸収
保持され、残りはその表面に残ったまま自然乾燥する。
このために、印字中においてはヘッドワイパーの表面は
常にインクで濡れた状態にあり、埃、紙滓等の異物が付
着しやすい。ヘッドワイパーに異物が付着すると、ノズ
ル面を拭き取った時に、異物がノズル面に付着してノズ
ルに目詰まりが起きたり、ノズル面に傷が付いてしまう
等の弊害が発生する。
【0004】本発明の課題は、この点に鑑みて、インク
ジェットプリンタのヘッドワイパーの清掃方法を提案す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、固定した位置に配置したヘッドワイパ
ーにより、キャリッジに担持されて移動するインクジェ
ットヘッドのノズル面からインク等を拭き取るインクジ
ェットプリンタにおいて、前記キャリッジに搭載される
インクカートリッジに、前記ヘッドワイパーに付着した
インク等を拭き取るためのヘッドワイパー清掃部材を取
り付け、当該ヘッドワイパー清掃部材を用いて前記ヘッ
ドワイパーを清掃することを特徴としている。
【0006】この方法によれば、キャリッジをヘッドワ
イパーの配置位置に移動させる毎に、当該キャリッジに
搭載されているインクカートリッジのヘッドワイパー清
掃部材によってヘッドワイパーが清掃される。また、イ
ンクカートリッジが空になるとヘッドワイパー清掃部材
も新しくなるので、ヘッドワイパー清掃部材が清掃に適
さない程まで汚れた状態になることもない。よって、本
発明の方法によれば、ヘッドワイパーを常にノズル面を
拭き取るのに適した状態に保持でき、従って、ヘッドワ
イパーの汚れに起因する弊害を回避できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
適用したインクジェットプリンタを詳細に説明する。
【0008】(全体構成)図1および図2は、本発明を
適用可能なインクジェットプリンタの平面構成図および
記録紙搬送経路を示す断面構成図である。これらの図を
参照して説明すると、インクジェットプリンタ1は、プ
リンタ本体ユニット2と、このユニット2に連結された
給紙ユニット4とを有している。プリンタ本体ユニット
2は、ヘッドユニット6およびインクカートリッジ7が
搭載されたキャリッジユニット8を備えている。
【0009】キャリッジユニット8は、一対の歯車81
a、81bに架け渡したタイミングベルト82に連結さ
れ、キャリッジモータ83を駆動すると、キャリッジガ
イド84に沿って、ユニット幅方向に往復移動可能であ
る。ヘッドユニット6は、キャリッジユニット8によっ
て、そのインクノズル面61が印字領域62を往復移動
可能である。また、印字領域62から外れたホームポジ
ション63にも移動可能である。
【0010】プリンタ本体ユニット2におけるホームポ
ジション63の側の部分には、ヘッドメンテナンスユニ
ット9が搭載されている。ヘッドメンテナンスユニット
9は、昇降可能なヘッドキャップ91およびヘッドワイ
パー92を備えており、ヘッドユニット6がホームポジ
ション63に位置すると、ヘッドキャップ92によりイ
ンクノズル面61をキャッピング可能であり、また、ヘ
ッドワイパー92によってインクノズル面61を払拭す
ることが可能である。
【0011】ヘッドキャップ91で回収された廃インク
はインクポンプ93のポンピング作用により、インクカ
ートリッジ7の廃インクタンクに回収される。また、ヘ
ッドワイパー92で拭き取られた廃インクはプリンタ本
体ユニット2の底に配置した廃インクタンク21に回収
可能である。ヘッドメンテナンスユニット9の各動作部
分は、モータ94により駆動される。
【0012】本体ユニット2において、ヘッドユニット
6のインクノズル面61に対峙する位置には、プラテン
ガイド22が印字範囲63の全幅に渡って配置されてい
る。このプラテンガイド22によって規定されてる印字
位置には、給紙ユニット4の側から記録紙が供給され
る。
【0013】給紙ユニット4は、給紙トレイ41と、こ
こに装着されている記録紙を上側から一枚ずつ送り出す
ための給紙ローラ42を備えている。プリンタ本体ユニ
ット2の側には給紙モータ23(以下、LFモータと呼
ぶ。)が配置されており、このLFモータ23によっ
て、給紙ローラ42が回転駆動することにより、給紙ト
レイ41から記録紙が送り出される。
【0014】プラテンガイド22の給紙方向の上流端に
は、同じくLFモータ23によって回転駆動されるフィ
ードローラ24が配置されており、このフィードローラ
24にはばね力により押さえローラ25が押しつけられ
ている。給紙トレイ41から送りだされた記録紙は、フ
ィードローラ24と押さえローラ25にくわえ込まれ、
プラテンガイド22に向けて搬送される。
【0015】プラテンローラ22に沿って搬送される記
録紙に対して、その直上位置をキャリッジユニット6に
搭載されたヘッドユニットが移動しながら所定の記録を
行う。プラテンガイド22の給紙方向の下流側には、排
紙ローラ26、27が配置されており、これらのローラ
もLFモータ23によって回転駆動され、記録済の記録
紙を排紙口28から外部に排出する。
【0016】(ヘッドワイパー清掃機構)図3は、ヘッ
ドワイパー92の清掃機構を示す説明図である。キャリ
ッジ8には、ヘッドユニット6およびインクカートリッ
ジ7が着脱可能に装着されている。インクカートリッジ
7の底面の出隅には、下方に突出した状態で、インク吸
収性の素材からなるヘッドワイパー清掃板701が取り
付けられている。キャリッジ8の底面801には、装着
されたインクカートリッジ7のヘッドワイパー清掃板7
01を下方に突出させるための開口802が形成されて
いる。
【0017】カートリッジ8にインクカートリッジ7を
装着した状態においては、ヘッドワイパー清掃板701
の下端が丁度、ヘッドユニット6のノズル面61と同一
の高さ位置となるように設定されている。
【0018】キャリッジ8をガイドに沿ってホームポジ
ション63に向けて移動させると、その底面から下に突
出しているヘッドワイパー清掃板701がヘッドワイパ
ー92の先端部分に当たり、当該部分に付着しているイ
ンク、紙粉等の異物を拭き取る。従って、ヘッドワイパ
ー92が清潔な状態に保持される。
【0019】また、インクカートリッジ7の交換毎に、
ヘッドワイパー清掃板701も新しくなるので、ヘッド
ワイパー清掃板701の汚れがひどくなり、ヘッドワイ
パー92の清掃ができなくなることもない。よって、常
にヘッドワイパー92をノズル面63の拭き取りに適し
た状態に保持できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インクカートリッジにヘッドワイパー清掃部材を取り付
け、これを用いて、ヘッドワイパーを清掃するようにし
ている。従って、ヘッドワイパーに付着した異物を除去
でき、かかる異物によりノズルが目詰ましたり、あるい
はノズル面に傷がつく等といった弊害を回避できる。
【0021】また、本発明では、インクカートリッジに
ヘッドワイパー清掃部材を取り付けてあるので、インク
カートリッジ交換毎に、ヘッドワイパー清掃部材も新し
くなり、常に、ヘッドワイパをノズル面の拭き取りに適
した状態に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェットプリンタの平
面構成を示す概略構成図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタの断面構成を示
す概略構成図である。
【図3】図1のインクジェットプリンタにおけるヘッド
ワイパーの清掃機構を示す説明図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 2 プリンタ本体ユニット 23 給紙モータ 4 給紙ユニット 41 給紙トレイ 42 給紙ローラ 6 ヘッドユニット 61 ノズル面 7 インクカートリッジ 701 インクカートリッジに取り付けたヘッドワイパ
ー清掃板 8 キャリッジ 801 キャリッジ底面 802 開口 91 ヘッドキャップ 92 ヘッドワイパー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定した位置に配置したヘッドワイパー
    により、キャリッジに担持されて移動するたインクジェ
    ットヘッドのノズル面からインク等を拭き取るインクジ
    ェットプリンタにおいて、 前記キャリッジに搭載されるインクカートリッジに、前
    記ヘッドワイパーに付着したインク等を拭き取るための
    ヘッドワイパー清掃部材を取り付け、当該ヘッドワイパ
    ー清掃部材を用いて前記ヘッドワイパーを清掃すること
    を特徴とするヘッドワイパーの清掃方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された方法に用いるヘッ
    ドワイパー清掃部材付きのインクカートリッジ。
JP31590998A 1998-11-06 1998-11-06 インクジェットプリンタのヘッドワイパー清掃方法 Pending JP2000141672A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1251007A1 (en) 2001-04-20 2002-10-23 Seiko Epson Corporation Ink jet printer with maintenance device and maintenance method for the printer
EP1543978A1 (en) 2003-12-15 2005-06-22 Ricoh Company, Ltd. Head cleaner and image forming apparatus
EP1719623A2 (en) 2005-04-25 2006-11-08 Funai Electric Co., Ltd. Print head cleaning member

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